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2023-06-04 11:33

#538 はじめての裁判所(後編)

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裁判を傍聴した感想を4つほどお伝えします。


▼上水優輝⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Twitter @y_uemizu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠

作務衣を着た悪魔。株式会社現象 代表取締役。

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は前回に引き続き、初めての裁判所という話をしたいと思っています。 初めて裁判所で裁判を傍聴したというお話を前回からやってるんですけども、
前回はそのいくつか見た裁判の中で最も印象的だった裁判についてですね。 エピソードというか、どんな風な流れだったかみたいな雰囲気とかをね
お伝えしたんですけれども、1日ね、いろいろと裁判を見て考えたことを感じたことみたいなのを、最後ね
この後編では、最後というか今からね、この後編では話していきたいなというふうに思ってるんですけども。 大きく4つですかね、まだちょっと翌日なんで整理はできてないんですけども、パッと思いつく
あの今回の感想は4つあって、まず一つ目はですね、この社会みたいなものに リアリティが持てるということですね。
あまり自分の周りにはいない感じの人たちが今回被告の方で多かったんですけども、 話聞いてるとこういう背景があるんだなぁとか、こういう感じなんだなぁみたいなのをすごくね
事実ね、そのフィクションじゃないですから、その本人のご本人のね、人生みたいなものを知ることもできたし、その上でどのような葛藤とか思いがあったのかなぁみたいなことにも触れることができて
とはいえこの社会の立て付け上、それが謝りだよねと、ダメだよねみたいなことの攻め合いの中でね、そういうものを感じる
前回のお話もそうですけども、最後ね弁護士さんがすごい綺麗にまとめたけども、最後のパスを決めきれないとかね
そういうことが起こるよねと、それがやっぱりリアルな社会、そういうことを決めきれないからこそ、そうなる側面もあるよねとか、いろんなことを思うんですよ
なんかね、リアルがそこにはあるなって思いました。あとはそのアル中とかもそうですよね、アルコール中毒になってこういうリスクがあってみたいなのはやっぱり本とかでも読んだことがあるし、学校でも多分習ったと思うんですけども
実際自分もこのポッドキャストでね、お酒がね、2日酔いとかで仕事にならないんだみたいなことを言ってて、今ね30何日か連続で辞めてますが
その仕事にならないんだみたいなのを言ってあって、実際じゃあ仕事になってなかったかというとなってるんだけども、僕が求める水準の仕事になってないという意味で仕事にならないと言ってたんだけども
実際社会が求める水準で仕事にならないぐらい酒で溺れていくというか酒に浸っていくみたいなことはある
でも実際に目の前の人がそうやって仕事にならないぐらい酒を飲んで、で仕事辞めて生活を守りながら酒飲んで、それでも足りなくなってお酒を盗むみたいな不のスパイラルみたいなものを目の当たりにして
お酒の怖さみたいなことにリアリティを持ったりっていう感じで、とにかくねその犯罪に至るほどの状況みたいなものを見ていくとその社会のリアリティみたいなのが見えてくるなぁ
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まあそれもある種偏った社会なんだけども、でも一つの側面として社会のリアルが見えてくるなぁというのはありまえだね
すごい追い詰められてたんだろうなぁみたいに思うところもあると、もちろんね罪なので罪は罪として償ってもらう必要あると思うんですが
そこで同情するというかそういう気持ちになる感じがわからないでもないみたいな気持ちになれる点ではね
あのリアリティを持っててよかったですね
単純に犯罪者は犯罪者だから犯罪者なんだってことではないということですね
いつ誰がどこでどのようにそうなってしまうかっていうのは誰にもわからない
それぐらいね神ひとえなものなんだろうなというふうに思いました
で2つ目、優秀な弁護士を雇えるかどうかで結構決まるんじゃないかなと思いました
検察はね結構安定して検察って感じでしたね
いろんな検察官いたんですけども大体なんか似てるというか
イライラしてるって感じも似てるって感じでしたね
割と安定して検察官、検察官クオリティって感じだったんですけども
弁護士はね見た裁判で全部ねバラッバラだなと思いました
最後に見た弁護士さんがすごく僕には優秀に見えたし
最初の弁護士さんに至ってはあんまり弁護してないというか
ちょっと試合放棄してる感じもしたしとか
3番目の弁護士さんに至ってはすごい感じが悪い
なんか偉そうな感じ
その返事一つ取っても感じ悪いみたいなね
はいって返事すればいいのに
はい、はい、みたいな返事の仕方をする人で
なんかねもう感じ悪いみたいなね
人がいたりとかするんで
これ弁護士をね自分がなんかのね何か巻き込まれて
その裁判になった時にね
弁護士さん、頼れる弁護士さんがいるかみたいなね
これ結構死活問題なんだろうなというふうに思いました
で3つ目
前回のエピソードぜひ聞いてほしいんですが
その被告がね
この裁判で今何が決められようとしてるのかとか
何が行われているのかとか
何が聞かれているのか
どれぐらいやばいことなのかみたいな判断がついていない
理解できていない状況の中で証言させられているというか
せざるを得ないんだけども
目撃してもいいんだけどね
その目撃するみたいなことは意味もわからないって感じで
なんか自分に不利になるような証言を普通にしている
みたいなこととか見てると
その機会ではどうしようもない部分もあるし
もっと言うとその機会を与えるだけじゃなくて
弁護士、弁護人がいて
そのフォローするためにいるんだけども
スーパーアシストを出しても最後足を出してね
そのボールに触れてゴール決めないとどうしようもないのに
スーパーアシストを決めきれないとかいうことが起こっちゃって
どんだけ弁護士優秀でも
本人がもう何が起こってるかわかってないと
救われようがないっていう感じでしたね
別に投げやりになって
どうでもいいって感じでもなかったんですよ
被告は単純になんかよくわかってない感じで
すげー不利になるようなことを言ってるっていう感覚があったんで
この理解力とかその説明力みたいなのがないと
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厳しいなと思いましたね
で最後の例だけじゃなくても
他の被告もその答弁みたいなのが
すごくね矛盾しまくったことを言ってるとか
全然説明になってないみたいなことがあって
やっぱ説得力のある喋りができる人
ロジックがわかるとか
もしくはプラスアルファね
シャキシャキ喋るとか
わかりやすく喋るみたいなことができる人が
有利なルールになってるよなと思いましたね
はいでそして4つ目
問い合いではそういう人たちですよね
一定の落語者と言っていいのかわかりませんけども
あるルールの基準に達しないというか
ついていけない人っていうのが出てきた時に
出てくるシステムになってるよねと
落語者を出す前提のシステムになってるよねと
それは最近僕すごくいろんなところで感じていて
社会がハードルを上げていって
どんどん落語者を作るようになっていっているように見えると
でも一方でそれは理由でもあると思うんですよ
自分で自由にしたいっていう思いがあると思うから
自分の責任で決めていいよっていうのは
自由だと思うんですけども
じゃあその自己責任に耐えられないとか
それをうまくやれない人っていうのが
落語者としてなっていくみたいなのは
結局そういう前提で成り立っているこの自由
ただ一方でそこでこぼれ落ちた人にも人権があるので
じゃあそいつたちをどうケアしていくのかって話ですよ
その人基準のルールにしちゃうと
みんなの人権が内側支援されるし
じゃあ落語者は落語者からしょうがねえっていうのも
それぞれ人権が内側支援されていると
じゃあその人たちをセーフティネットですよね
なんかどう救っていくというか
どのようにその人たちが人間らしく
基本的に人権を担保された形で生きていけるのかみたいなこと
なかなかそんな簡単な話ではないなと思いますね
その基準がどんどん上がっていく中で
何パーセントかの
ついてこない人たちが出てくる中で
じゃあその人たちにも人権があるんだから
じゃあどうしていくんですかってことは
答え出ないけど
めっちゃ考え続けなきゃいけない問題だなって
すごく思いましたね
明日は我が身というか
誰もが追い詰められて
どんな振る舞いをするかというのは
なってみないとわからないですよね
はいまあいろいろ思いましたね
まあちょっとバラバラと言いましたけども
えっと一つ目はね
フィクションじゃないのですごくリアリティを持って
いろんな物事そこで出てくるキーワードですね
まあねいろんなキーワード出てくるんですけども
そのキーワードに対してリアリティが持てるということ
二つ目はその自分を弁護してくれる弁護士さんみたいな
もしね自分が何か巻き込まれた時に
そういった巻き込まれたというか
自分が引き起こすかもしれないし
わからないけども
そういう優秀な弁護士さんがいるかどうかで
結構明暗が分かれるよねと思いました
そして三つ目説得力のあるね
しゃべりができるか
そして言ってあることが分かるかとか
状況を理解できるかっていう
そういう言語的な理解力とか言語的な表現力が高い人に
やっぱり優位な社会になってるなというふうに思いました
そして四つ目
自由とは一定の落語者を出す前提で成り立っているものだと思うので
この自由と必ず出てくるであろう落語者みたいなものをね
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めちゃめちゃ議論の余地がありまくるのに
なんか落語者落語者だって見てるふりしてる社会はどうなのか
というふうに思いましたね
これと一日裁判に行っただけで
ちょっとこんだけいろいろ
ごちゃごちゃ思うところがあったので
結構刺激が強いかなと思います
刺激が強いかなと思いますが学びにもなるので
ぜひ皆さんも裁判所裁判傍聴されたことない方
一回ね行ってみることをお勧めします
ポイントはね二つあるかなと思って
一つはねそのやっぱり罪を憎んで人を憎まずじゃないですけれども
共感的態度で見ちゃうと
そのとにかくね誰かに共感する感じになっちゃって
言っている内容とか状況みたいなものを
適切に判断できなくなるんで
あんまりね共感的態度というよりは
それぞれが言ってある主張みたいなことを
こう検討するっていう
みんなが言ってある内容から
読み取れる情報で考えていくってことをね
やってみてほしいとあまり個人的な
例えば僕で言うとやる中のこの人の気持ちわかる
って言い入しすぎると変な認知の仕方をしちゃうと思うんで
それはそれであるとして
検察にはこのような視点があるし
弁護士にはこのような視点があるし
裁判官はこのようなことを言っているなみたいな
で被告人はこのようなことを言っているなってことから判断するっていう
その罪について
これはどういう罪であるかってことを議論するわけですから
そこをね見ていきましょうってことです
でもう一つはね一人で行くとやっぱりこれ
消化不良に落ちるかなっていうふうにも思うので
是非ね誰か信頼ができる人と一緒に行って
裁判を見た後に議論するってのはいいかなと
いろんな見方ができる一つの証言とかね
一つの判決とかね
いろんなものもいろんな見方ができるよねってことですよね
それを体感するってのすごくいいかなという感じですね
でまあそれはいろんな視点で見るというような意義もあるし
同時にね気持ちを整理する時間にもなるかなと思うんで
可能であればね
是非誰かと一緒に行って
こう思った思ったとかこのように感じたとかってことをね
シェアするみたいな時間を取ってみるといいかなと思いました
結構ね本当に裁判ね傍聴するのおすすめです
あのすごくねこの社会に対してリアリティを持って
考えるきっかけになるかなと思いますんで
ぜひぜひよかったら行ってみてください
本日は以上ですまたお会いしましょう
さようなら
11:33

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