Ayo! by Genesia
皆さんこんにちは、ジェネシア・ベンチャーズ インベストメントマネージャーの水谷幸喜です。
この番組では、プレスリリースなどの オフィシャルな情報の裏側に光を当てて、
企業家と投資家、それぞれの思いや葛藤を ありのままにさらけ出します。
Ayo!はインドネシア語で Come on! Let's go! という意味、
スタートアップのチャレンジを リアルにお届けしていきます。
今回、ゲストとしてお迎えするのは NOMU代表のBakuさんと、
担当キャピタリストの ジェネシア・ベンチャーズ
インベストメントマネージャーの 祝さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、早速お二人にお話を 伺っていきたいと思います。
まずBakuさんから、簡単な自己紹介と、
今まさに仕掛けていらっしゃる 事業について教えてください。
自己紹介として、ドイツで生まれて育って、
両親は日本人なんだけど、
ずっと海外にいたという形で、
いつもイントロダクションとして、
トヨタの中にBMWが入っているという感じで 言ったら一番いいという子たちで、
生まれているという感じなので、
Best of both worlds かなという感じで、
思っています。
基本的にずっとドイツ、 ヨーロッパで暮らしていたので、
日本語が100%じゃないというところで、
ここも今日も英語が入る可能性があるので、
ずっと海外で暮らしていて、
ドイツでソフトウェアレンチャーを
ドットコムの時代に一回立ち上げた という形になります。
2003年からソニーに入って、
その後、東京に2006年から2009年まで、
ソニーの本社で働いていて、
その時ちょうど2003年に入った時も、
ドットコムのバブルが弾けて、
非常に大きな、今のAIみたいな形で、
一回すごいブームになって弾けて、
その時ちょうどアナログがデジタルになる 世界のチェンジの時だったので、
ソニーもその時、ソニーショックという株価が
すごい1日で30%ぐらい落ちた日があって、
やっぱりその時、アナログ技術が 全部デジタルになってきて、
やっぱりそこからソニーも20年間ぐらいかけて、
非常に事業を変えていって、
リシェープして新しいIPメインの 会社になっていると思うんだけど、
その世代をずっと通っていったという形なので、
意外と面白いアナログかデジタルから インターネットの世界になって、
今回もインターネットかAIにいく世界に 変わるみたいな形なので、
そのダイナミックのレンジと キャリアディベロップメントは、
意外と経験できたかなという感じですね。
ありがとうございます。
2023年に今の会社NOMを創業している というふうに思うんですけども、
このNOMではどんなチャレンジをしているかについて 教えてもらえますか。
2010年からまたヨーロッパに戻って、 2021年にまた日本に戻ってきて、
やっぱりその10年間以内に世界のサステイナビリティの 考え方が変わってきたなという中で、
意外と日本は遅いなというのを思いながら、
それも一つのきっかけだったというところですね。
あとはやっぱりその味とか、 ドリンクのバリエーションとかもっと、
また日本にもイントデュースしてみたいなという形で、
それが一つのきっかけかなと。
なるほど。創業する前まではずっとヨーロッパに?
ずっとヨーロッパにいたんだけど、 意外とソニーの子会社のCEOもやってたので、
その子会社はベルギーとアメリカの インディアナ州日本社があったという形で、
世界中ぐるぐる回ってて。
お客さんも基本的にもう南アフリカから、 オーストラリアから、もう中近都から、
ヨーロッパからアメリカからという形で、
ほぼその時1年で200日間飛びまくってた。
まさに世界をまたにかけるような。
ちょっと、その後社内で、
実は投資委員会通すのは結構、
大変だったっていうのも、
またちょっと後々お話できればと思うんですけど。
というところが初回の印象でしたかね。
そうですね。私も、
初回投資の投資委員会は結構、
記憶に残っておりますけれども、
先ほどバックさんからも、
事業紹介の中でキーワードとして出ていた、
サステナビリティであったりとか、
あるいはドリンクのバリエーションをもっと増やしていきたい、
というようなことがあったと思うんですけれども、
今、NOMが変えようとしている、
この飲料業界、もしくは自販機業界っていうんですかね。
バックさんから見たときに、
この日本の市場において、
どんなトレンドやチャンスが眠っているのかについて、
教えていただけますか。
我々としては、エコシステムと我々のコンセプトとして、
2つメインのポイントがあって、
1つはサステナビリティのポイントで、
コンシューマーグッズって、
パッケージングのゴミが非常に出るものなので、
もともと考えてみると、
50年前とか100年前とかは、
コンシューマーグッズとしても、
基本的にそんなゴミを出すものではなかったので、
牛乳の瓶とかもそうだし、
今、ボンボン物を捨てて、使い捨てでこうするっていうのは、
言ってみれば、30年ぐらいにできたものなので、
その時にも、プラスチックのゴミって、
やっぱり環境の問題もあるんだけど、
環境を崩していくと、
人間の健康の影響もあるっていうのが、
リサーチとかでどんどん出てきて、
今、意外と欧米とかだと、
そこら辺のリサーチも出ている中で、
タバコも100年ぐらいかかって、
人間に悪いっていうことが決まってきたっていうことがあると思うので、
基本的に企業とかも、
自分のインテリストをプロテクトしている中で、
チェンジっていうのは、やっぱり時間がかかるかなっていう中で、
でもやっぱりその時も、マッキンゼイかなんかのリポートで、
プラスチックのゴミがこれからまだ3倍増えるっていう中で、
ケミカルなものなので、
人間に影響がすごいあるなっていうことが一つと、
やっぱり日本って島国なので、
リソースが少ない中で、
プラスチックって基本的に石油からできておくので、
アルミとか鉄も海外から来ている中で、
サスティナビリティって国としても非常に大事なものかなっていうのはすごい思ってて、
環境もそうだけど、あとは本当に自分たちに回せるっていうことが、
非常に大事なことじゃないかなっていうので思ってて、
それが一つのアングルっていうところですね。
あと海外にずっと住んでて、やっぱり海外の方がすごい進んでるなっていう感じてて、
今までサスティナビリティって非常にエコの面が一番メインだったと思うんだけど、
やっぱり国のサスティナビリティとしても非常に大事なものかなっていうのは思ってて、
それが一つのエレメントで、我々としてはそこでゴミを減らして、
あとはもうちょっとサスティナブルなエコシステムを作っていくっていうことと、
あともう一つ目指してるのは本当に飲み物のスポティファイになるっていう。
飲み物のスポティファイ。
それが一番楽しくて、一番我々コンシューマーに対しても一番エクサイティングなものかなと思ってて、
基本的に我々今自動販売機ってそれが一つのウィンドウになってるっていうことだけど、
これからタッチポイントを増やして、中に入っている工技術、
インウェイプリンターみたいな工技術はどんどん違うセッティングにも使いながら、
店舗とか、我々今キオスクっていうのも開発してるんだけど、
基本的にどんどんタッチポイントを増やしていって、
ユーザーにそのリフィールドしてサスティナブルなエコシステムに入ってもらって、
楽しい体験として、我々のそのリユーズのボトルは、
うちに対してうちの、言ってみればiPhoneみたいな形で、
コンテンツとして我々のベイブリッジがなるという形で、
そのコンテンツのためのプラットフォームがうちの飲むのプラットフォームで、
はじめは飲み物で、もしかしてこれから食品も含めて、
テイストのSpotifyになりたいなって思います。
このドリンクのSpotifyっていうのは、
多分この初めて聞いたリスナーの方は、
全くまだイメージが湧かないんじゃないかなと思って、
私も一度飲み物を体験させていただいて、
そこですごいイメージが湧いたところでもありました。
しぐさんから見て、この今NOMが今タックルしているこの業界のオポチュニティって、
どんなとこにあったりしますか。
そうですね。さっきのバックさんがおっしゃってた、やっぱりこの社会課題、
ペットボトルの環境問題だったり、体に悪いよねっていうところの大きな社会課題は、
すごく当時から共感してたとこあるんですけど、やっぱり難しいのは、
個々のお客さんの大きな課題がなかったっていうのが、
当時、これは当初の意思決定する上でもやっぱり難しいところではあったんですよね。
なのでやっぱりスタートアップのビジネスって、誰のどういう課題を解決するかっていうところは、
すごい着眼されて、そこの説明が結構求められがちではあるんですけど、
NOMはそういう意味だと、大きな社会課題を解決する。
それをするには、個々の行動変容を起こしていくっていうところのチャレンジだったんで、
そこの行動変容を本当に起こせるかどうかっていうのが、
やっぱり一番当時考えてたところでもあり、
それが起こせた先の世界観がすごい壮大なもので、
ワクワクしたっていうところはやっぱりありましたね。
当時は、3Dドリンクプリンターみたいなマシンがあって、
専用のボトルがあって、アプリで注文できるみたいな構想だったので、
そこからまさにスポーティファイっぽい構想だったり、
飲み物を提供するのではなくて、飲み物がやっぱり媒介として、
いろんな人にシェアされていったりとか、いろんなこととコラボしたりとかっていう、
そこの世界観は、1,2年ご一緒してきて、すごいワクワクするとこかなと思ってます。
ありがとうございます。
それでは祝さんが、2023年12月の創業間もないタイミングで、
当初の意思決定をしたわけですけれども、
その時の決め手になったようなものっていうのはあったんですか?
そうですね。これは結構明確にありまして、
行動変化を起こせるかどうかっていうのがポイントってさっき言ったんですけど、
そうすると、やっぱり環境に良いとかっていうよりかは、
イケてる感だったりとか、視覚的に人を引きつける要素とか、
そういうのが、世界観としてNOMが作っていけるかっていうのがあったんですね。
当時スライドももちろんおしゃれだったっていう話はさっきあったんですけど、
我々当初の意思決定するまでに、やっぱりQAみたいなのやるじゃないですか。
質問を投げて回答してもらう。
普通はやっぱりテキストベースでやりとる。
ノーションで回答を書いてもらったりとか、ワードとか。
バックさんは毎回の質問に対して、スライドを1回1回作ってきてるんですよ。
毎回回答がプレゼンになってるみたいな感じで。
そこのビジュアルへのこだわり。
細かい回答もすべて綺麗にスライドを作って送ってきてたっていうのが、すごい印象的で。
コストかかりますよね。
そこはさすがソニーのトレーニングだったんですよね。
僕もソニーで一番初めは技術の方じゃなくて、一番初めは経営企画部に入ってて、
トップマネージメントとのやりとりをサポートしてたので、
スライドを早く作ってそこにピンポイントがすぐ出てくるようにみたいな、
ソニーでの大企業の時のトレーニングがすごい受けた。
そういうカルチャーなんですよ、ソニーって。当時結構びっくりしてたの。
僕はテキストで質問送ってるんで、1日ぐらいで返ってくるなっていう想定。
ちょっと2日3日とかかかったりして、何時間かけてんだろうと思ったら、
めちゃくちゃちゃんとしたスライドデッグが送られてくるっていう。
それが結構何億もあったんで、整理結構大変なんですよ。逆にスライドデッグを送る。
でもやっぱり一個一個の雰囲気だったり、
そういうのやっぱり強いこだわりを持ってるっていうのはすごい感じたところであるんで、
これから多分飲むってやっぱりビジュアルとか、ここのセンスってすごい大事なんで、
やっぱりそこがすごい意思決定に繋がったとこかなとは思ってますね。
いいですね。やっぱり投資検討に向けてのプロセスの中で、
投資仮説を擦り合わせていくってところもそうですし、
2人の中でのコミュニケーションやケイパビリティっていうのをそれぞれに理解を深めていくというのは、
ある種すごい必要なステップだとは思うんですけども、
投資の意思決定を経てからこれまで2人はどんな距離感で取り組んでこられたのか、
定例ミーティングをしていたとか、あるいは事業に関しての意思決定で意見が対立したみたいなエピソードがもしあればぜひ教えてください。
意外とずっともう、What's Appじゃないけど、
テキスト?
メッセンジングでもう、ずっともう、
ティーンメンバーみたいな人たちでもテキストメッセージで、
いつももう夜が遅い時でもメッセンジャーで、
妻からも一緒に行って、誰と話してるの?
ヨダヨダね。
結構創業当初から、まだ多分バックさんがソニーにいらっしゃって、
会社を作ってない時に投資の意思決定をしてるんですよね。
なので、会社を作るまでの間も、当時は結構オフィスに来て、
その事業のアップデートというか、なんかこう今の考えだったり、
こういう人を巻き込めそうみたいな、その辺のアップデートはすごいこまめにやっていただいて、
当時やっぱ印象に残ってたのが、採用のスピードじゃないですけど、
なんかすごいスピードで、この人が来週からジョインするんです、だったり、
こんな人どうやって見つけたの?みたいな、結構すごい頻度でやっぱあったんですよね。
だから最初からこのチームを優秀な人が巻き込んでいくみたいなのは、
バックさんのやっぱりすごい大きな強みだったのかなっていうのは感じてはいましたね。
そこはまあ、うんかもしれないけど、すごい。
自分はフィロソフィーとして、基本的にリクルーティング会社は使わないっていうことで、
今までは本当にうちの方から、自分からLinkedInとかで探して、アウトリーチして、声かけて、
日本だとあんまりLinkedInは使われてないから、難しいところもあるんだけど、
一番初め本当に投資が決まって、どういう風にしてこの人をみんな連れてくるのかな?みたいな。
まあラッキーに、もともとソニーのエンジニアとかも初め、ヨーロッパにいた方たちなんだけど、
みんなサポートしてくれて、ラッキーに集まって、今回も機械だけじゃなくて店舗とかにも、
まだ全然違う分野のスタッフがいるので、
まだ全然エンジニアリングと180度違う中で、そこも意外と間近にまたすごい良い人材が集まってきたなっていう形で、
そこは非常に自分でもラッキーだったのかなって思いながら、
意外と今回もちょっと新しい、もともとスペースエンジニアリングとかもやってた方がジョインしてもらって、
それも彼がうちにアウトリーチして、サポートEメールにコンタクトして、
それから我々もスタートアップとしてアクティブなメンバーを探すのがやっぱり一番大事なので、
まあこれからもできるだけアクティブなメンバーをアウトリーチするか、我々から探していくかどっちかですね。
いやまだまだ露出も少ないタイミングで、やっぱりグローバルでドメインエキスパートの方をくどいているというのは、
改めてバックさんの持つ魅力というか、掲げているビジョンのスペシャルな引き寄せのパワーがあるなというのをお話を伺っていて感じました。
ありがとうございます。というわけで今回はそろそろ締めたいと思います。
次回も引き続きノム代表バックさんとジェネシアベンチャーズスクさんをお迎えして、さらにお話を深掘りしていきます。
それではお二人ともありがとうございました。
ありがとうございました。
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それではまた次回お楽しみに。お相手はジェネシアベンチャーズの水谷でした。
あいよー。