■絵本作家
多くの人が一度は夢見た職業「絵本作家」。中学生の頃から憧れだった絵本作家に、ついになれた道程。
“芸大ラジオmymy”は京都芸術大学の開学50th(2027)を記念して始まった、芸術・デザインをひもとくラジオです。
関連URL
しおいりともえ
https://www.instagram.com/taiyoubashi/
京都芸術大学こども芸術学科
https://www.kyoto-art.ac.jp/department/child/
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サマリー
今回のゲストは、絵本作家・イラストレーターのしおいりともえさんです。しおいりさんは、人と話したいという思いから15年以上似顔絵を描き続けており、現在はアベノハルカスの展望台などでイベント出展を中心に活動しています。当初はリアルなタッチで描いていましたが、キングコングの西野明寛さんの「ブサイク似顔絵」に触発され、また尊敬する作家のタッチに影響を受け、現在のゆるいタッチの似顔絵スタイルを確立しました。似顔絵を描く上で、お客様との会話を大切にし、その場の雰囲気やお客様の個性を捉えることを重視しています。最近ではデジタル似顔絵も手掛けており、制作過程の動画も提供しています。似顔絵の経験は絵本制作にも活かされており、次回は絵本作家としての活動について詳しく伺います。
オープニングとゲスト紹介
皆さんこんにちは。芸大ラジオまいまいです。 芸大ラジオまいまいは、京都芸術大学の人気先生、坂井先生と、舞台芸術を学ぶ学生の谷口七葉がお送りする芸術デザインのラジオです。
様々な領域で活躍する人たちや先生を招きしておしゃべりをします。
未だに芸術デザインは絵が上手いこととか、あるいは自分とは関係ない遠い物事と感じておられる方が多いと思うのですが、
すごく身近で生活のそばにあるものなので、そのへんの誤解も解いていけたらと思います。
改めまして七葉です。よろしくお願いします。
そしてデザイナーの坂井先生です。
坂井 よろしくお願いします。
七葉 よろしくお願いします。本日もこの2人でゲストを招きしたいと思います。
坂井 前回の振り返りっていうやつやってよ。いつも。
七葉 前回は私ちょっとお休みをいただいたんですけど。
坂井 なんで休んだんですか。勝手に。
七葉 すいません。風邪をひいてしまいまして。声が出なくなってしまいまして。
ラジオなのにって言うので。今回もちょっと鼻声で申し訳ないんですけど。
坂井 あれから1ヶ月経ってますけどまだ鼻声。
七葉 毎月ちょっとこの辺に体調悪くなるんだっていうのが分かったんですけど。気をつけます。
坂井 毎月体調悪くなるんですか。
七葉 今だけですかね。今だけだったら。
坂井 花粉的なもの?
七葉 そうです。
坂井 ああ大変ですね。それは。
前回は塩入翼君っていうプラモ好きが来たんですけど。
すっごい面白かったですよ。
七葉 どの辺が面白かったですか。
坂井 なんかプラモ好きなだけなんですよね。
その好きが気持ちよかった。こんな風に大人になれるんやなんて。
少年の頃にプラモに出会って家から近くのコンビニは1軒しかなくて、
街に出たらプラモ屋もコンビニもいっぱいあるんだってことを知りみたいな話やったんですよ。
七葉 わくわくしますね。
坂井 なんか良かったですよ。
七葉 聞くの楽しみにします。
坂井 確かに。
七葉 ところで今回のゲストをどういった方が来られるかとか。
坂井 来てますけど、絵本作家。これキャッチですよね。
七葉 楽しみですよね。
坂井 うちの大学の卒業生で絵本作家になった人。
この人生の喜怒哀楽を聞いていけるということで楽しみにしてきました。
七葉 では早速お招きします。塩入智恵さんどうぞよろしくお願いします。
似顔絵作家としての活動開始と経緯
塩入 お願いします。
早速なんですけど簡単に自己紹介をお願いします。
塩入 はい。京都芸術大学子供芸術学科の卒業生。一期生の卒業生で。
坂井 一期生なんですね。
塩入 今年の1月に絵本を出版しました。
え?自己紹介?
坂井 大学卒業してから何年経ったんですか?
塩入 2011年に卒業してるから15年経って絵本が出た。
七葉 今回はそんな塩入さんをお招きしてお話ししていきます。
第一話では塩入さんの似顔絵作家、イラストレーターのご活動について詳しく伺っていこうと思います。
坂井 絵本じゃないんですか?
七葉 まずはです。
坂井 絵本がいいな。
七葉 二話でしっかりと聞くので。まずは似顔絵作家。
坂井 絵の話かな。
七葉 似顔絵作家っていうのはどういった働き方をするお仕事ですか?
塩入 似顔絵作家って名乗ったことはなくて。
坂井 そうなんや。なんで名乗ってるんですか?
七葉 イラストレーターで今は絵本作家って名乗ってはいるんですけど、似顔絵がメインに今一番描いてるものになってきてる。
坂井 そうなんですね。
七葉 似顔絵作家は、なんかよくあるのはウェルカムボード、結婚式とかのウェルカムボードで描かれる方とかも多いんですけど、
私はイベントでその場で描くっていうことが一番多くて、今はアベノハルカスの展望台のところで月に2、3回出て描いてるっていうことが一番多いですかね。
多かったら月5回くらい出て観光客の方を描いてます。
このお客さんが目の前にいて、お金を払ってくれる人、絵を受け取ってくれる人が目の前にいるって、普通の絵を描くお仕事とは違うのかなって思うんですけど。
坂井 緊張するよね。
七葉 緊張しますよね。
私は目の前の方とめっちゃ喋りたくて、もともとお喋りが人見知りだったけど、お仕事するとお仕事モードになって喋れるので、いろんな人と喋りたいっていうのが一番最初のきっかけで似顔絵を描き始めたんです。
坂井 喋りたくて始めたんですね。
七葉 そう、どんな人がいるんだろうとか、いろんな人がいらっしゃるから。
それで喋りながら絵を描けることって何だろうって考えたときに、あ、似顔絵だって思って、で、描き始めました。
で、緊張はめっちゃします。
坂井 え、未だに?
七葉 未だに。
坂井 それどれくらい続けてるんですか?
七葉 えっとね、似顔絵描き始めたのは大学3回生の時から路上販売で座って描き始めたので、そこからだからもう15、6年ずっとやってます。
似顔絵の描き方と価格設定
坂井 いや、人見知りの人はそんなことしてないよな。
七葉 確かに路上で。
坂井 俺はせんもん、絶対。
七葉 私もできないです。
一枚あたりどれくらいの時間をかけて描くんですか?
七葉 今は10分くらいで、はい、描いてます。
坂井 おいくらなんですか?
七葉 えっとね、似顔絵は2200円。
一枚2200円で、人数がお一人追加で、プラス1000円だったり。
ちょっと場所によって値段が多少変わったりとかはするんですけど、その前後でやってます。
坂井 えー、一人で俺の顔描いてって来る人もいるってこと?
七葉 います、います。
坂井 えー、一番多いのはカップルなんですか?
七葉 子供さん。
坂井 あ、子供さんと親子。
七葉 親子の場合もあるけど、お子さんだけを描いてっていう人もいらっしゃるし、
私普段他に作ったもの、ハンドメイドもしてて、動物の絵も描いてるので、ペットを描いてっていう方も結構いらっしゃる。
坂井 それは写真見せてもらって。
七葉 そうです、そうです。
坂井 お値段はどういう決め方なんですか?
七葉 お値段は、学生の頃は500円でやってたんです。
それでも先生にお金は取っちゃダメって言われてたんですよ。
坂井 なんで?
七葉 学生だからお金は取るなっていう話を一回されたことがあって。
坂井 え、先生に?
七葉 先生に。勉強ぐらいでしょ?みたいな感じで。
坂井 えー。
七葉 って一回言われて。
坂井 なんかちょっと時代が違うね。
七葉 そう。
坂井 そんなこと多分言わないよな。
七葉 確かにそうですね。
坂井 で言われたことがあって、でもやっぱただで描いてもらうと500円だけどお金で、お金を払って描いて欲しくなるっていう感覚は絶対違うと思うから、お金を払ってでも描いて欲しいって思ってもらいたいっていうので、お金を取ってやってて。
で、ずっと500円でやってたんですけど、そのアベノハルカスのところに出るようになってから、日替わりで作家がそこ出るので、その一定の金額を決められてしまうんですよもう。
坂井 あ、そうなんですか。
七葉 そうそうそう、向こう側で。なので、それで2200円っていう金額が最初決まって、でも自信がなくて、それは高すぎやろってずっと思ってて。
で、高い高いって思ってたけど、ある程度描けるようになってきて、その金額を払ってもいいっていうお客さんが増えてきてくださったから、2200円っていう金額で、私は普段のイベント出展の時とかも2200円でやるようになりました。
坂井 最近物価が高いですけど、値上がりはしてない?二顔絵台は。
七葉 してないですね。
坂井 した方がいいと思う。
七葉 でもね、するとやっぱり家族連れ、お子さんだけっていう方もいるけど、お子さん3人とかになったらとんでもない額になっちゃうので、そうなると描いて欲しいけど頼めないっていう方が多いので、この金額以上はちょっと難しいかなとは思ってたり、イベントではない。
坂井 最初はリアルなタッチの二顔絵を描いてたと聞いたんですけど、そこからどうやって変わっていったんですか?
似顔絵スタイルの変遷と確立
七葉 リアルなタッチで、もともとデッサンもめっちゃ苦手で、私は。でも二顔絵イコール写実的でしょみたいな勝手な考えがあって。って描いてたんですけど、どうしても目が描けなくて、リアルな目が描けない。目が苦手だってなって。
で、笑い芸人のキングコングの西野明寛さんが、ブサイク二顔絵っていうのをやってらっしゃって。お客さん全員ブサイクに描くみたいな。それがすごい面白いなと思って。
で、二顔絵だけどブサイクにあえて描くんだっていう。だからそっくりに描かなくていいんだみたいな。自分やったらどうやって描いてもらうんだろうっていうワクワクが生まれるのが、二顔絵ってすごい楽しいなと思って。写実的だったら写真でいいやんっていう。
っていうのがあって。で、他にハンドメイド作家さんで、いわしくじらさんっていうハンドメイド作家さんがいらっしゃるんですけど、その方も二顔絵を描いてらっしゃって。その人のタッチで描く。似てない二顔絵って最初から描いてたんですよ。
それで私初めて自分の二顔絵を描いてもらったら、本当に似てないんですけど、その人のタッチが好きだったからその二顔絵を描きたい。その二顔絵を描いてほしいって思えるようになったので、私もそう思ってもらえるように自分の好きな作家さんに描いてもらったら嬉しい。どんな感じになるんだろうって思ってもらえるようにと思って、今のすごいゆるい二顔絵になりました。
このスタイルが定まるまでどれくらいかかりましたか?
スタイルが定まったのは、ここ4年ぐらいの話なので。
じゃあ結構かかってるね。
ずっとお客さんに渡して、そっくりに描くことによって、私が思っているそっくりとお客さんが思っているそっくりが違うから、似てるか似てないかだけで喜んでもらう喜んでもらわないっていうのが発生してしまうのがすごく嫌で。
ずっと悩み続けて、一旦ちょっとゆるく描いてみようかっていうのと、今ギョロ目二顔絵っていうのをやってて、ギョロ目のシャカシャカって動くボタンみたいなやつ。
あれをちょっと試しに貼ってみようと思って。
ペペって貼ってみたら、めっちゃかわいいってなって。
なんとなく目の位置が合ってたら、目がちっちゃくてもギョロ目にしてても似てるんですよね、なんとなく。
それをお客さんにやってみたら、めっちゃ注文きて。
イベントでやったらすごい並んでくれ、貼るぐらいになって。
へえ、そうなんですね。
そうそうそうそう。そっからその形に変わってったって感じ。
じゃあ売りが見つかったんやな。
そうですね。
印象的なお客様とのエピソード
累計2000人以上描かれていると聞いたんですけど、印象に残ってるお客様とかお客様との会話とかってありますか?
うん、気になるね。
印象に残ってる人。
そもそも喋りたくて始めてるからな。
そうですね。
印象に残ってる人は、本当に最初の方の時の人なんですけど、
ガクトが好きだから、ガクト風に描いてくれって言われて。
ガクト風。
で、顔も正面を私は描いてたんですけど、ずっと顔こうやって傾けて。
それで描いてって言われて。
男性?
男性。
別にガクトに似てるわけではないっちゃう?
似てるわけではないんですけど、ガクト風に描いてくれ、この角度で描いてくれみたいな。
ファッションとかはそっちな感じがあったんですけど。
で、描いて、ガクトは描けないってことは言ってたから、肖像権とかの問題で。
なので、自分がそんな風に描いてもらえたのがすごい嬉しかったみたいで。
でも私はめっちゃ難しかったし、倍以上時間かかってたし。
すごい印象的な方でしたね、そういう方は。
変な人やね。
描いてたら変な人めっちゃ多いです、やっぱ。
そうなんですね。
なんか俺はだって似顔絵を描いてほしいって思わないから、
全くどういう人が似顔絵を描いてほしいって思うかなっていう。
絵描けるから自分がやと思うけど、
奈良ちゃんと描いてほしいって思ったことある?
うーん、でもイベントとかで描いてる方がいらっしゃった頃に、
並んでる人もいれば、私みたいに並ばない人もいて、
よく京都の市場のあたりにあるじゃないですか。
私は描いてもらったことないんですけど、
でも描いてもらいたいのにいけないのかな、なんなんだろう。
なんなんですかね、なんで似顔絵、それどうするの、描いてもらった人は。
飾るって言って貼りました。
みんな飾るんや、基本的には。
気に入れば。
今の自分を、瞬間を切り取りたいとか、
この塩入さんだから、塩入さんから見た私を知りたいって思ってる方がいて、
え、ってことですよね。
ってことやな。
会話を楽しむっていうのもあるかもしれんけど。
そうですね。
でも会話を楽しむって言いつつ、英語が全く喋れなくて、
なのでアベノハルカスで描いてるとき、海外の方めっちゃ多いんですよ。
その時だけはずっと無言で描いてて、
だからやり取りとかも全部Google翻訳見せてやり取りをしてるので、
そこはもうちょっと喋れるようになりたいなっていうのをすごい思うようになってて、
英会話始めてみようかなっていう感じには今なってます。
デジタル似顔絵と制作物の使い分け
最近はデジタル似顔絵っていうのもやってるんですか?
そうですね。
どういった流れを踏んでできる似顔絵なんですか?
iPadで全部目の前の人が描くんですけど、
もともとギョロメ似顔絵をやってた時がハリ絵でやってたんですよ。
ちょっと違う人のやつ。ギョロメにしたいけど、
もっと肩の力抜いて楽しくできるのは何だろうってハリ絵で始めたんですけど、
野外のイベントだとハリ絵の紙が全部飛んでしまうので、
ダメだって思ってiPadをもうずっと使ってたので、
iPadでやったらいいんじゃないっていう単純にそれを思ったからやり始めてみて、
それはギョロメじゃなくてちっちゃいちょろっとした目でやってるんですけど。
紙とクレヨンとデジタルの分け、どのように使い分けてるんですか?
使い分け?
普段?
普段?
普段は似顔絵の時は、
2種類出してるんですよ。
どっちがいいですかって。
どっちがいいかって。
今はクレヨンで描いてるんですけど、
クレヨンの方は原画のみなので、
ハガキサイズかB5サイズかどっちかです。
ただiPadで描く方は、
お渡ししてるのはこれぐらいの小さいチェキぐらいの紙にその場でプリントしてお渡ししてますって言って、
プラス料金でデータのお渡しをしています。
しおりさんの会話しながら描くっていうのもあったり、
お客様との会話と似顔絵制作
よろめとか、
イルカはっていう、
しおりさんならではの作画にガッチってハマったお客さんとかっていたりしたんですか、
こういう人、描きやすいとか、
会話してていいものが出来上がったみたいなことってありましたか。
描きやすい人はやっぱりいて、
これもハルカスで描いたやつなんですけど、
別に作風に合ったとかじゃないんですけど、
似顔絵自体を、
おじさん4人でハルカスに大阪に旅行に来られてて、もう50代後半ぐらいの。
小学校からの友達で毎年旅行に行ってるんや。
毎年どっかで記念に残るものは何かしててって。
似顔絵はやったことない。
データに移行できるっていうのもあって、みんなで共有もできるから、
描いてほしいって言われて、
似顔絵をやってるっていうのがすごく、
私的には似顔絵があったからそういう人たちにも出会えたし、
おじさんだけどだいぶゆるい似顔絵なので、
可愛らしく描けて、
おじさんも喜んでもらって、
小学校からのおじさんたちの、
慣れそめじゃないけどすごい楽しそうな会話も見れたから、
余計にゆるっとした似顔絵が描けたなっていうのがあって、
やっぱり喋ってるから私の肩の力も抜けて、
おじさんたちの4人組の和気あいあいとした雰囲気も、
肩の力が抜けてできてっていうのがいけたのかなっていう。
やっぱり喋りかけられないですよね。
似顔絵とかそういうお仕事がないと、
普通に街中で歩いてる人とかと、
誰かと喋りたいと思っても喋れないですよ。
誰かと喋りたいと思うんやん。
ちょっと思います。
坂井先生の似顔絵体験
いつでも喋れてるよ、俺。
喋れてる。
喋ってあげるよ。
いやいや、お忙しいです。
いつでも喋れる。
お忙しいですよ。
今さ、描いてもらったらいいんじゃん、ナロハが。
ここでパパッとライブでさ。
よろしいんですか?そんなことやって。
全然iPadあるから描けますよ。
描いてもらおう、描いてもらおう。
よろしいんでしょうか。
喋りながら。
いいんですか?
いいやん、いいやん。
ありがとうございます。
いいですかね、塩尻先生。
塩尻先生いいですか?
絶対やめてほしい。
先生って呼ばれるの絶対嫌なの。
嫌なの?
恥ずかしい。
絵描きさんとか先生って呼ばれないですか?
似顔絵やってたら。
いや、絵本出してから呼ばれるようになって。
いいやん、じゃあ慣れていこう。
なんかこっ恥ずかしいんですよね。
塩尻先生。
こんな初めてです。
多分初めてだと思います。
似顔絵を描いてもらうこと。
普通ないよね、似顔絵描いてもらう。
ないです。
でもさっきに言うときますよ。
逃げになるかもしれないけど。
似てるっていうかゆるいですよ。
本当に。
なんでもいいんですよ、それは。
俺じゃないんだから。
俺じゃないんだから。
どうなろうと俺は知ったことじゃないんだから。
俺じゃないんだから。
じゃあいつも通りやってもらいましょうか。
お願いします。
好きな色何色ですか?
赤です。
背景の色赤でいいですか?
はい、お願いします。
赤が好きなの?
赤が好きです。
俺なんかちょっと余計な口出さんとこ。
なんですか、お願いします。
ちゃんと見とこ、この二人の本当に。
めっちゃ緊張する。
でも俺が口出した方が面白いかもしれんけどな。
すごいですね。
めっちゃ緊張するんだけど。
そうなの?
でも素早いんですよね、この背景の色。
好きな色しか聞かないんですか?
好きな色しか聞かないです。
もう背景だけ書くので、塗るのに聞いてるだけで。
あとはもうちゃちゃっと。
ちゃちゃっと。
ちょっと待って、めっちゃ手震えてる。
でもいつも通り会話してくださいね。
いつも通り?
お客さんやと思って。
いつも通りって言われると難しくないですか?
いや、できるんじゃん。何千人も書いたりとか。
お客さんから話しかけられることが多いですか?
こういう書くときって。
お子さんだったら私がめっちゃ話しかけるんですけど、
親御さんとかだったら、旅行。
でも私から話してるか。
旅行で来られる方が多いので、どこから来られたんですか?とかから始まって。
晩泊の時期は朝晩泊行くんです。
昨日晩泊行ってきました、あの人ばっかりで。
そうなんですね。
やってましたね。
写真を撮られてるわけじゃない。
写真を撮られてるみたいな顔をしちゃうのが。
お客さんはどこ見てたらいいですか?とかめっちゃ言われます。
確かに。
でもいつも通り見てくださいって。
2人組とかの方だったら、いつも通り喋っておいてくださいって。
今も私いつも通りって言われたけど、いつも通り喋ってくださいって言われたら一番困りますってお客さんに。
確かに。
でもすごい。ちょっと見えてきました。
ちょっと待って、めっちゃ緊張してる。
すごいな。
でも表情が動いてても。
いけます。
すごくないですか?それ。
表情。時々イベントでは目の前で子供が焼きそば食べてたりなんや食べてたり。
食べてる瞬間を描くとかじゃなくて似顔絵を描けるっていう。
すごい。
それがたぶんそっくりに描こうとしてないからできるんですよね。
なるほど。
リアルに描こうと思うとやっぱり難しくて。
その人の雰囲気とか。
そうですそうです。
しおりさんのタッチでっていうのがいいんですよね。
すごい。
いつもにまじでに。
本当に似顔絵描いてもらったことありますか?
俺ね、東京タワーでね、すげえ小さい頃描いてもらったことあんだよね。
そうなんですか。私もあるのかな。
俺が描いてほしいって言ってないと思うんだけど、なんか親が描けみたいな。
で、描いてもらったんやけど、やけに大人っぽい。
小学生とかやろ。それがやけに大人っぽいのを今も覚えてるわ。
全然気に入ってなかった。
それだけかな。
結構なんかよくある似顔絵のタッチってすごい誇張した感じのありますよね。
結構見る気がするんですけど。
俺リアルな感じだったわ。描いてもらったやつは。
似顔絵業界の現状と変化
リアルか誇張されたやつかが多いんですけど、結局考えたらインテリアに馴染みにくいなって思って。
記念で描いてもらってしまわれてるって方も結構多くて。
それもせっかく描いたのに悲しいなって思ってて。
なんか今時だったら携帯のこことかに貼りたいんちゃう?
チェキのサイズのやつ。印刷して縁切ったらこのフレーム入れれますよってここに入れる方とか結構多いですね。
時代とともに変わっていってるんですね。似顔絵の業界っていうんですか。
そうですね。
その業界があることがビビるわ。似顔絵業界。
人口ってどのくらいなんですかね。似顔絵をやってる方。
めっちゃ多いと思いますよ。
どれくらいなんや。でも似顔絵業界みたいなのあるみたいで。
あと似顔絵検定っていうのもあるらしくて。
でもそれをやってしまうと。
俺似顔絵スノードームとかが欲しいな。
似顔絵スノードームですか。顔が舞うんですか。
顔が舞うのはめっちゃ欲しいけど、めっちゃ面白いからね。
スノードームの中に俺がいて、雪が降って、雪じゃなくてもいいんやけど石が降ってくるとかね。
そういう、別に似顔絵じゃねえなこれは。
でも3Dやししかもこれ。そういうのがいいな。
新文を吹かせたいです。似顔絵業界に。
面白いですね。
プロになる瞬間と絵本への繋がり
ほとんどこうやってペラペラ喋ってる間にできてますね。
だいぶ。うれしい。すごい。
あとちょっとです。
絵を描く方って、プロになる瞬間って何をもってプロになるんですかね。
お金をもらったらプロじゃないんですか。と思ってて。
最初の500円でやってた時もいけど、500円でやろうとお金払ってくださってるから、
適当にするとか500円だからっていう額関係なくて適当にするっていうのはもう違うなと思ってるので、
その時点でプロなのかなって思ってます。
だって別に試験があるわけでもなんでもないし。
この似顔絵の経験が絵本にもやっぱりいてんでしょうね。
そうですね。こんな感じで。
こんな感じで。
できたやん。
描いてるのはこれなんですけど、お客さんに渡すのはこのデータとタイムラプス。
できるまで?
そうそう。制作過程の動画を。
これはデータご注文の方には。
迷った過程も全部書かれてる。
そうそう。っていうのを渡してます。
これが一番喜ばれる。
これはうれしいです。
っていう感じです。
ありがとうございます。この急遽。ありがとうございます。
めっちゃ緊張した。
ありがとうございます。
すごい宝物に。
似顔絵の人の仕事が生で見れましたね。
初めてです。感動しました。
今回は似顔絵まで描いてもらったんですけど、そろそろエンディングのお時間になりました。
似顔絵のお仕事のお話を聞きました。塩井智恵さんです。
次回は絵本作家としての話を詳しく伺っていきたいと思います。
番組が面白かったという方はスポティファイやアップルポッドキャストなどお聞きのアプリでのフォロー・高評価をお願いします。
それではまた次回。塩井さんどうもありがとうございました。
27:51
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