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【第9回】なぜ私たちはすぐ教えたくなる?-ティーチングにコーチング
2026-08-29 11:32

【第9回】なぜ私たちはすぐ教えたくなる?-ティーチングにコーチング

このチャンネルは、子どもや若者の「考える力・動く力」を
育むヒントが見つかるコーチングラジオです✨

今回は中の人、新島まきこがお届けいたします


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中の人
新島まきこ(秋葉原校代表)
飯嶋絵美子(認定コーチ)
伊藤裕子(認定コーチ)

#コーチング #子育て #教育 #人材育成 #ビジネス #ワーママ #思考力 #自己認識力
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サマリー

このエピソードでは、私たちがつい「教えたくなる」心理とその背景を探ります。ティーチングは知識や方法を伝える上で不可欠ですが、それが必ずしも相手の学びにつながるとは限りません。コーチングの視点を取り入れ、教える前に相手の考えを引き出し、教えた後も主体性を促す関わり方を提案します。また、教えたくなる理由として「教えた方が早い」「相手の失敗を見たくない」という善意だけでなく、「自分が安心したい」という心理も指摘。最終的に、相手が自分で考え、前に進めるようになることを目指す教育のあり方について考察します。

ティーチングとコーチングの基本
GCS秋葉原。未来育成ラジオ。
このチャンネルは、子どもや若者の考える力、動く力を育むヒントが見つかるコーチングラジオです。
改めまして皆様、こんにちは。
GCS秋葉原校代表の新島真希子です。
今日はですね、なぜ私たちはつい教えたくなるんだろうというテーマでお話ししたいと思います。
私は普段ティーチングに活用できるコーチングというテーマでお話しする機会があるんですけれども、
ティーチングとコーチング、この2つって教育や人材育成に関わっていると
永遠のテーマのように感じてるんですね。
ティーチングというのはまさしく教えること。
コーチングというと、答えは相手の中にあるとか、教えるのではなく、相手から引き出していくというイメージを持っている方も多いと思います。
では様々な関わりの中で、教えないほうがいいのか。
もちろんそんなことはありません。
知らないことは教えたほうがいいという場面、様々ありますよね。
例えば初めて自転車に乗る子供に、どうしたら安全に乗れると思う?と質問するだけではなかなか難しい。
ブレーキの使い方や安全確認のやり方は教える必要があります。
仕事の場面でも同じです。
新しく入った人が初めて車内システムを使う時など、あなたはどう操作したいですか?と聞かれても困ってしまいます。
知らないものは知らない。
だから知識や方法を伝えるティーチングというのは時に必要なわけです。
でもここで一つ考えてほしいことがあるんですね。
「教える」と「学ぶ」の違い
教えたということと相手が学んだということは果たして同じなのでしょうか。
私たちはついちゃんと説明しました。
前にも教えたけど何度も言ったよね。
と思ってしまいます。
子育てでも教育の場面でも職場でも。
何回言ったらわかるんだろう、なんて思ってしまうことありますよね。
でもこちらが何回教えたかと相手の中に学びが起きたかは別のことです。
ではどうしたらいいのでしょう。
コーチングをティーチングに活用する
ここにコーチングを活用できる余地があると思っています。
例えば、子供がテストで思うような点数を取れなかったとします。
ここ間違えてるね。
これはこうやって解くんだよ。
次はこうしなさいと教えることもできます。
もちろん必要とあらば教えてもいいと思います。
でもその前に
自分では今回どうだったと思うと聞いてみたらいかがでしょう。
もしかすると時間が足りなかったというかもしれません。
そこで
どういう理由から時間が足りなくなったと思うと聞いてみる。
すると最初の問題に時間をかけすぎちゃったと本人が気づくかもしれません。
そうしたらじゃあ次はどうしたらいいかなと聞いてみる。
本人からわからない問題は一旦飛ばして最後に戻る
という答えが出てくるかもしれません。
もしそれでも方法が見つからない場合は
そこで初めて
例えばこういう時間配分の方法もあるよと
教えてみてはどうでしょう。
これがテイチングにコーチングを活用するということです。
何も教えないことではないんですね。
教える前に相手が何を考えているのかを知る。
そして必要なことを教えたらその後もう一度相手に考えてもらう。
今の話を聞いてどう思った?
自分の場合はどうやってみたい?
まず何からやってみようか。
こうやって教えた後に主導権を相手に返すことができるんです。
そしてここでもう一つ考えてみたいですね。
なぜ私たちは教えたくなるのか?
そもそもなぜ私たちはこんなに教えたくなるのでしょう。
一つには
まあ教えた方が早いから
というのがあるかもしれませんね。
相手が考えているのを待つより
こうすればいいよと言った方が早い。
特に忙しい日常を送っていると
待つことってなかなか難しいですよね。
もう一つは自分に経験があるから。
あ、それ知ってる。私も経験した。
そのやり方だとうまくいかないんだよね。
こうした方がいいよ。
経験があるほど答えが見えてしまいます。
そして大切な人ほど失敗させたくないわけですよね。
親なら子供に、先生なら生徒に、
上司なら部下に。
自分と同じ失敗をしてほしくない。
できるだけ困らない道を歩いてほしい。
だから教えたくなる。
それは多くの場合、善意からだと思います。
でももう一つ理由があるのではないでしょうか。
それは私たち自身が安心したいということ。
相手が迷っている。なかなか答えが出ない。
沈黙している。
そんな時、大丈夫かな?
何か言ってあげた方がいいんじゃないかな?
と、こちらが不安になってしまうんですね。
そしてつい正解と思われる答えを渡してしまう。
相手のためと思っていたけれど、
もしかすると少しだけ自分が安心するためであったのかもしれないですね。
教えたくなる時の考え方
だから私は何かをつい教えたくなった時、
一度こんな風に考えてみることが大切だなと思っているんです。
今この人に必要なのは答えだろうか。
それとも考える機会だろうか。
本当に知らないのであれば教える場合もある。
知識が必要なら伝える。
危険が伴うことならきちんと
手順なりやり方を教える。
でもその人の中にすでに答えがあるかもしれないから、
少し待ってみる。
そして問いかけてみる。
ということもできるんじゃないですかね。
ティーチングとコーチングのバランス
あなたはどう思う?
どうしたい?
何があればできそう?
など、ティーチングとコーチング、
これはどちらが優れているというものではありません。
どちらも人の成長を支える大切な関わり方です。
そして実際の教育においては、
ティーチングとコーチングの間を行ったり来たりするものだと思います。
教える、問いかける、また必要なことを教える。
そして本人に考えてもらう。
大切なのは私はちゃんと教えただろうかだけではなく、
相手の中にどんな学びが起きただろうかをしっかり見ること。
教育のゴールは私たちが上手に教えることではなく、
相手が自分で考え、自分で選び、
自分の力で前に進めるようになることなのではないでしょうか。
振り返りと問いかけ
最後に皆さんにも一つ問いをお届けしたいと思います。
最近誰かに何か教えたりアドバイスしたりした場面を一つ思い出してみてください。
あの時私はなぜ教えたかったんだろう。
そしてその時一つだけ質問を加えられたとしたら、
どんな問いを投げかけたんだろう。
そんなふうに振り返ってみると、
いつもの教えるが少し違ったものになるかもしれません。
今日は、なぜ私たちは教えたくなるんだろう。
ティーチングにコーチングを生かすというテーマでお話ししました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
またお目にかかりましょう。
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