普天にするほど話したい。この番組は、システム開発25年の株式会社プラムザが、赤坂より開発現場の今と本音をざっくばらんに話していこうという番組になります。
進行はたしかもしだと、代表の島田と、賑やかし役の辰巳です。よろしくお願いします。
さて、今回のタイトルなんですが、過去の障害5選、あの時は死ぬかと思った、というタイトルになります。
今回に関しては、過去の障害について、島田さん、辰巳さんにそれぞれ聞いていこうという形になります。何かの参考にしていただき、また
参考になるのか。参考になるのか。おたきあげ会的な感じです。
聞いていきたいと思います。島田さんからお伺いしてもよろしいですか。どういったことがありましたか。
必ず開発会社がやらかしてますよ。うちが特殊というわけではないと思いますが。
1つ目の障害としましては、会員向けのお知らせメールでメールアドが流出しちゃったみたいな事故が。
これかなり昔の話です。これ俺が言うやつは全部10年以上前だからね。
これ説明すると、数千人の会員がいるサイトがあって、そこに対して運営からのお知らせメールを打つというシステムがあったんだよね。
システムの1機能でお知らせメールを打つというのがあって、当時はそんなにやり方が定まってなくて、
エンジニアの人がゼロから書いて、メールアドレスを2のところに変数に入れて、3千人いたら3千回ループを回すみたいなね。
一回送っていくわけですよ。ループを回すって分かるかな。
ループ、そういう意味のループだったんですね。連動キックボードかと思っちゃいました。
そんな最近の話じゃないですよ。
今みたいに一括メールのシステムみたいなものがないので、手作りで作って、ループというものをコードですかね。
だから今でいうAWSのSESとかSendGridとかがない時代だったってことですかね。
ないので、あってもやり方が定まってないんで、そうやって手作りでコードを書いたんだよね。
それやってて、1人でまず鍵を掴んで、2にその人のアドレスを入れて、メール本文をはめて、Sendみたいな感じでやるとメールが飛んでいくみたいな。
そうしたら終わったら次のループに入って、次の人のメールをセットして、また同じ内容をセットして、送信みたいなね。
それをずっと3千人いたら3千人繰り返すんだけど、
その2をクリアしないで送信してしまったので、俺らじゃなくてエンジニアがね。
そうすると、1人目の人は1回目に自分のところに来て、2人目に送る時にも自分のアドレスが入っているのでまた来ると。
3人目の時には、まだ自分もアドレスが入っているので送られてくるんだよね。
延々に送られてくると、もうメール爆弾だよね。
しかもですね、メールの2のところにはどんどん人の他人のアドレスが追加されていくというね。
見れちゃうんですね。
見れちゃう見れちゃう。2だからね。
PCCじゃないと。
ということで、俺はそのリストのテスト用に会員の中に初めの方にあったんで、俺のデータがあったんで、休憩してたらどんどんメールが来るんだよね。
メールを携帯にテストしてたから、これなんだろうと思って。
その時のエンジニアの人に、すごいメール来るんだけどって言ったら、うわーってなって。やった!みたいな感じになって。
途中で止めたんだけど、もうその時には1センチくらい送られちゃっていて。
で、あれですね。ひらやまりですね。
なるほど。2がどんどん追加していって、どんどんどんどんメールを送ってしまって、2してたので他の人のアドレスも見れてしまってっていう感じだったんですね。
そうですね。一応その組織の中の会員さんなんで、全く知らないアドレスじゃないんだけど、かなりヤバい話ですね。
なるほど。これはもうひたすら謝ってっていうところだったんですかね。
そうですね。でも担当の人はそのことの陣内線ちょっとわかってなかったみたいだけど、送られてきた人はかなりの迷惑だし。
スパム扱いになっちゃいますよね、アドレスがね。
確かに今で10年以上前の話っていうことであれですけど、今ほどそれこそ個人情報っていうものに対してあまりうるさくなかった時代だったのかなっていうところもちょっと幸いなのかなっていう。
おっしゃる通りですね。今はうちPMGの会社だし、そんなのやったらあれです。
アウトですね。一括。
今はダメです。
ありがとうございます。では次どんどん聞いていきましょうか。
辰巳さんお伺いしてもよろしいでしょうか。
僕は島田さんほど歴もないのでそんなに障害を起こしていないつもりですけれども、ございまして。
これは今お取引はないんですけれども、学習塾のフランチャイズを運営されている会社さんの基幹システムがありましたと。
そこで北は北海道、南は沖縄までフランチャイズさんがいて、その人たちが共通でシステムを使っているんですね。
当然その学習塾なんで、学習の進捗みたいなのを把握して、じゃあこの単元が終わったから数学を新しく会の公式をやりましょうとか二次方程式やりましょうみたいな話になるじゃないですか。
それが全部リセットされちゃいましたっていうのがありましたね。
なるほど、レッスンの進捗とかも含めて全部消えてしまったってことですね。
消えちゃいましたね。今その生徒がどこまで進んでいるのかっていうのが全部わかんなくなっちゃった。
データをですね直近の回収にあいまってですね、一つカラムが追加されたんで、それに合わせてテーブルとかを差し替えるっていう対応をしたんですけど、
そのタイミングでそこに関連するテーブルがリセットされてしまった。
まあ当然ですけど、先ほどの島田さんの感じよりもっとエスカレートしている感じですね。
全国のフランチャイジーからですね、当然運営本部に連絡が来るわけですよ。
なんかシステムバグやばくない?どうなってんの?
私、辰巳のですね、担当から1時間おきに土豪を浴びせられるっていう状態にして、大変でしたね。
予動仕掛けて修正バッジみたいなのを作り、それで完全に修復までとはいかないんですけれども、
なんとか即席でプログラムを組んで、ことなきは得てないんですけど、
9割キューブ死んで、0.5割で生き残ったぐらいな感じですかね。
非常に解決の目処がなかなか見えない状態で、模索して即席で支給対応してて、なかなか大変でしたけれども。
健康診断中に連絡が来るって、地獄みたいな感じでした。
途中で終われねえよっていう感じだったんで、すぐ帰ってやりましたね。
これ結局は完全に修復とかはできなかった?
いかなかったですね。だけれども幸いですね、各学習塾さんでだいたい進捗を把握頭の中でしていましたと。
それがあるんで、ある程度戻したので、以降はなんとかしてくださいっていう力技で運営の方が、そこは取りまとめていただきました。
これも平山里というところ。