それでは、今回のゲストはですね、チェリストの山内さんになります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いやー、僕がせいかちゃんに紹介してもらって、確か11月だったと思うんですけど。
立ちましたね。
連絡を怠っております。すみませんでした。
ありがとうございます。ありがとうございます。
それで、今回ようやく山内さんに出ていただいて、チェリストの活動を紹介したいなという思いがあって、今回出ていただきました。よろしくお願いします。
最初、簡単に僕からタコ紹介をさせてもらうと、
山内さんは福井出身の永平寺町出身のチェリストでございまして、
京都市立芸術大学大学院を修了した後に、2024年から京都フィルハーモニー室内活動団の契約チェロ奏者になっております。
で、神戸国際音楽コンクールや大阪国際音楽コンクールにも上位入賞されていると。
今は福井と関西の2拠点でプロのチェリストとして活動されているようになっております。
僕も初対面で。
もうあって10分ぐらい。
あって10分ぐらいですよね。さっきちょっと喋ってたぐらいなんですけど。
いやー、チェリストの活動っていうのがどういう仕事なんだっていうのも気になりすぎてて。
謎ですよ。
今日はそんな山内さんの仕事編をお送りできればと思っておりますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ早速なんですけど、山内さんから改めてチェリストっていう仕事。
今やってる仕事についてちょっと教えてほしいんですけど。
そうですね。チェリストはチェロを弾く仕事っていう。
もうそのままなんですけど。
よくチェロリストとか間違って言われることがある。
チェロリストみたいですけど。
チェリストは楽器を弾くのが仕事なので、
具体的にはオーケストラの中とか、あともうちょっとちっちゃい編成でコンサートを開いて、
それによって収入っていうかね、お金いただいて生活していくっていう。
これが基本的なスタイルかなと思います。
聞いてよければなんですけど、契約チェロっていうのは何か。
そうです。
契約奏者みたいなのは。
いいですよ。
いっぱいいろんなオーケストラに契約団員っていういろいろポジションの方いらっしゃるんですけど、
この人に頻繁にうちに来てもらいたいみたいな人によく声がかかるかなっていう。
それ以外のお手伝いしてくださる方はエキストラとか。
エキストラとかになるんですか。
僕もよくエキストラで行く楽団さんももちろんあるんですけど、
だからエキストラさんとしての活動がまずお仕事の。
スタートに入って、
じゃあなんかあれなんですね、
オーケストラの中に、
例えばまずなんかアルバイトというか、
インターン生みたいな形で触れていって、
そっから契約社員、正社員みたいな。
慣れたらいいなみたいな。
そういう形の会社でいうとそういう形態が合奏団にもあるってことですか。
うん、だと思います。
じゃあ山内さんとしては今契約チェロとして活動されていながら、
自分でもコンサート開いたりとかもするんですか。
しますします。
やっぱり大きい人数だとなかなか小回りが効かない。
本当はこう弾きたいけど、
指揮者っていう人がいるとね、
基本的にはそっちの方針に乗ってね、
跳ね入りたいっていうことなんで、
3人とか4人とかできるだけ少ない人数で、
もうちょっとこう突き詰めていこうみたいなこともありますね。
なるほどな。
でも合奏、オーケストラの中にはやっぱチェロって、
なんかもう1人とか2人ぐらいのイメージなんですけど、
結構いるもんですか。
この前やってたのはチェロ10人いました。
そんなにいるんですか。
10人が最大ぐらいかな。
本当に少ない、だから僕行かせてもらってる京都のところだと、
基本僕1人だったりとか、室内編成なので。
ちょっと待ってください、室内編成って教えてもらっていいですか。
皆さん今よくイメージするオーケストラっていうのは、
なんていうかね、大型編成だと思っていただいて。
3、40人ぐらいのホールでやってるのは、
大きいオーケストラ。
大きいオーケストラ。
大きいオーケストラ、それいいかもしれない。
で、室内編成っていうと、もう10人から20人ぐらい。
ああ、なるほど。そういう、そうか。
オーケストラの中にも区分があるんですね。
だと思いますね。
じゃ、マウスさんのところは、その10人から20人ぐらいの。
うん、ちっちゃめですね。
まあまあ、だからみんな仲良く。
コミュニケーションも取れるし。
そうですね。
ああ、なるほどな。
そうなってるんですね、むちすぎました僕。
いやいや、でも本当に会社みたいっていうか、
実際オーケストラって会社なので、一般社内法人とかね。
あ、そうか。
いろいろありますけど。
じゃ、もうオーケストラは基本的には、なんだろう。
コンサートを開いて、そのコンサート収入であったりとか、
その広告収入みたいなもので、会社として成り立たせてるみたいな。
成り立たせて、頑張って、あとスポンサーの方。
ああ、そうか、スポンサーとかもありますもんね。
それで、演奏していって、各皆さんに給料としてお支払いされるみたいな。
そうですね。
ああ、そうなってるのか。
あ、そうか、なんかもう、一般人からするとオーケストラというものは、
なんかもうアートすぎて、会社みたいなイメージがあんま持ってなかったんですけど。
いや、意外とこう、実直に決まってるというか。
ただ、たぶんね、どのオーケストラも今、カツカツだと思いますね。
あ、そうなんですね。カツカツなんだ。
やっぱり、芸術分野ってどうしても国から削減されていくので、
もっと本当はお金採ってほしいなと思うんですが、今現状そうじゃないので。
そうですよね、結構イメージ、なんか僕知ってるやつ言うと、
最近YouTubeで、バレーの赤字寸前だったところがどう復興していくかみたいな、
なんかYouTubeを見て、バレー自体も広告じゃねえわ、チケット収入だけじゃ成り立たないから、
結構助成金を半々ぐらい混ぜていって、それでもまだまだ成り立たないからって言って、
なんかそういう暇を聞いたんですけど。
本当にバレーとかオペラとかね。
オペラとかも。
本当に大きいプロジェクトになると本当に大変だと思います。
本当にいろんな人にお金払わなきゃいけない。
舞台美術もね、作んなきゃいけないとか。
そうですよね。
そうそう。
オーケストラで言うと、基本的にはステージと楽器を皆さん持ち込んで、
演奏ができれば大丈夫なんですか?
そうですね、僕らは、例えば僕で言うと、
そうだな。
普段は朝起きて準備して、楽器持って、衣装持って、
衣装がある。
で、会場行ったら、まあありがたいことにいろいろね、もう準備されてるので、
そこで練習してきたものを披露して帰る。
1コンサートやるにあたって、どのぐらいのスパンで練習するんですか?
これはね、本当にプログラムを見てギョッとするときもあるので、
その曲によっていろいろですけど、
結構多くの方は1ヶ月前か、もうちょっと大変なものはそれより前から準備して、
コツコツね。
コツコツ。
やっぱり忙しいと、なかなか今日は練習できないとかもあるので、
コツコツやって、練習当日にちょっと痛い目見ないように気をつけながら。
基本的にあれなんですか?やっぱり、
なんかその個人練習みたいなものをずっとやってきて、
何回かオーケストラで合わせて本番を迎えるみたいな。
そうです、そうです。
基本的に個人で準備をずっと、そこにはだからお金は発生しませんけどね。
そうですよね、そうですよね。
これは自分が好きでやってる仕事だからいいんだけど。
なので、オーケストラね、これ本番の2日前とか、あるいは1日前とかにパッと集まって、
で、練習をやって本番。
えぐいっすね。
これね、だからギリギリですよ。
そうなんだ。
なんか僕らの一番身近なもので言うと、なんか吹奏楽部とかのイメージなんで、
吹奏楽部とかはなんかもう定期的にやって、で、何回か合わせて、
1,2,3,4,5、本番みたいな、なんかもっとあるでしょうけど。
本当にね、みんな根気強く半年ぐらいかけてやってるみたいな。
そうそう、大会に向けてそのぐらいのイメージありますけど、
やっぱその、プロとしてやってくるようになってくるのも直前。
そうしないと、やっぱりこうどんどんコンサート回らないから、
どんどんやっていくためにはってとこもきっとあるかな。
じゃあ山内さんは、例えばじゃあ、オーケストラとして講演がありますってなったときに、
じゃあ1ヶ月前から準備します、で、1個終わりました。
で、やったら次が、なんかすぐあったりとかって場合もあるってことですか?
めっちゃありますね。
そう、のときはもうね、やっぱり並行して準備をしないと、
そうですよね。
間に合わないから、ちょっとね、なんかキャパシティーがおのいうみたいな。
そうっすね。
あるいは、あとはね、なんだろう、いい意味でのこう器用さ。
はいはい。
なんか変に点を抜くとかじゃないけど、なんかここまでやったらあとは大丈夫ってこう見切りをつけるとかね。
あー、うわ、そうですよね。
あとはそういう潔さ。
今日はもう寝ると。
だからなんか感覚的には、なんかデザイナーとかの仕事に近い気がしてて、
彼らもなんかこうチラシとかデザイン業務を仕事を取ってきて、で、納期までに仕上げるみたいな。
納期までに仕上げる間も、どこまでのクオリティを担保したらいいかっていうのをめちゃくちゃ調整しながらやってるような感覚があって。
なるほど。
似てますね。
でもなんかちょっと違うっていうのは、彼らの場合はまあ自分の頭にあるデザインみたいなものを出していけばいいと思うんですけど、
たぶんチェリストの場合って、いろいろ練習したものを発表するってものだから、
この練習がそもそも成り立ってないと、本番が全然合わないとかもあるでしょ。
あとなんかチーム戦だと思うんで、僕すらって。
その辺なんか迷惑かけらんないみたいなのが。
そうですね。
クオリティ担保をどこまでやるか相当難しいなと思って。
確かに、確かに。
なんか他の人のために自分が準備するっていうのはね、確かにありますね。
で、しかもなんか自分だけがめっちゃ準備して突出して、
まあ自分が突出してればいいですけど、逆になんかレベル足りてないって言われたらなんか、
やべえやべえやべえってなりますもんね。で、本番あと2日だったら間に合わないみたいな。
もう間に合わせる。
間に合わせられるんですね。
勢いで。
まあまあ、これもいい意味でやっぱり大人数のあれなんで、
他周りの音の力を借りて、自分もうまくそこに寄り添っていけないかっていう道を探すというかね。
なんか自分一人で頑張るっていうよりも、
やっぱ周りの奏者の力をとか技をちょっとこう盗み見て、
あ、なるほどねってやるとか。
なんかめちゃくちゃ今更なんですけど、
チェロという楽器が果たす役割ってどういう役割なんですか?
これはね、大谷翔平みたいな感じなんですけど。
これはね、何でもできる。
そうなんですね。
やっぱ低音楽器なので、半分以上ぐらいは伴奏を弾いたりする土台ですよね。
するんですけど、意外と高音というか。
これも結構美しい楽器なので、
これやっぱりたくさんいろんな作曲家が高音に取り憑かれて、
やっぱ素敵なメロディをね、たくさんチェロのために書いてくださるので、
メロディというか目立つっていう場面も結構多いですね。
そうか、僕イメージ、ほんと低音として、
土台作りの音のイメージだけだったんですけど。
プラス。
そうか、メイン張るパターンもあるんですね。
そう、結構ありますね。
そうなんだ、なるほど。
例えばみんな知ってる大工っていう。
あれ最初に弾くのはチェロとコントラバス。
そうなんですね。
知らなかった。
最初に出てくる。
そうなんです。
なんかこうやって話聞くと、ちょっとチェロの音とか気になってきますね。
持ってくればよかったですね。
今度オーケストラとかもし聞く機会があれば、
チェロここできてるみたいなのちょっと聞いてみます。
いや、絶対面白いと思います。
なんかチェロの魅力とかはどう捉えてるんですか?
ヤマチさんは。
そうですね。
まずね、見た目がかっこいい。
見た目?でかいですもんね。
そう、でかくて。
で、お尻から床に向かってピンが伸びてる。
支えるための。
それがかっこいい。
僕も最初やっぱ見た目の弾いてる美しさというかかっこよさに惹かれたので、
そういう部分は大きいのと、
あと音は人の声というかに近いと言われてるので、
そうなんですね。
本当に歌ってるみたいに聞こえる時がある。
そうなんだ。
そうそう。
うわ、なんか急にチェロ興味出てきました。
大人になってから始める人も多いので、
趣味でね、アマチュアの方。
でもなかなか、
そうか、音楽やってる人は近いのかな。
僕はずっとスポーツとかばっかりやってた人間なんで、
野球部だったが故に、
もう吹奏楽部は野球の応援に来るもんだみたいな。
そういう人間だったんですけど、
どういうタイミングで大人の人とかはチェロ弾きたいってなるのかなと思って。
そうね、趣味でやられる方だと、
やっぱりチェロに関して言うとね、
たぶん落ち着いた音がだからするので、
やっぱり癒しを求めてね。
癒しがあるんだ。
あとなんとなくかっこいいなっていう理由で、
僕の生徒さんも始める人もいましたし。
なんかもう教えてもらってらっしゃるんでしたっけ?
そうなんです。
そうか、じゃあチェロ奏者としてオーケストラで弾く。
プラスレッスン。
レッスンもあるんだ。
レッスン業務はいつからやってるんですか?
これはね、アルバイト的に始めたのが大学生の時に、
音楽教室のアルバイトで始めました。
で、今は個人で教えてる人もいますし、
教室で教えてる人もいますけど。
いろんなパターンがあるんですね、じゃあ。
そうですね。
音楽教室として山内さんが教えるパターンもあれば、
個人レッスン。
僕に習いたい。
でも、そうか。
僕の音楽知識はもう野田部カンタービルぐらいしかないですけど。
いや素敵じゃないですか。
なんかこういう師匠に教わりたいとかって言って学ぶじゃないですか。
あれも指揮者の先生のことで指示を求めて海外に行くみたいな。
ああいうことですよね、きっと。
そういうことだと思います。
やっぱその人が大事っていうかね。
誰に習うかで結構流派が分かれたりとかもありますし。
合ってる合ってないもありますしね。
そうか。
そうすると、音楽家という仕事で考えてみたときに、
仕事としてはまず王道方もオーケストラに所属するっていうパターンがあって、
そこに会社みたいな、
正社員、契約社員、インターみたいな区分があって、
それ以外にも働き方としては、
一人で独立してコンサートを開くっていうパターンもあるし、
レッスンというか先生として働くっていう。
そういう3パターンぐらいなんですかね。
オーケストラ、レッスン、フリーみたいな。
かな。
そうだと思います。
他なんかやってるかな。
他何やってるんだろう。
でもね、それで、
大学出たての子たちとかが特にそういうことが多いんですけど、
やっぱり安定しにくい。
その仕事もやっぱり、いわゆるフリーターと一緒なので、
仕事をたくさんもらえる月もあるし、
あんまりないなっていう時。
そういう時はね、普通のアルバイト。
もうやるんですか。
やってる、いやもうやっぱりやる人多いですね。
僕もやってた時期ありますし。
そうか。
で、その分岐点とかはどこだったんですか。
いや、何だろう。
えー。
なんか気づいたら忙しくなったんですけどね。
そういう、仕事をもらいに行く、取りに行くが正確なのかもしれないんですけど、
どうやって仕事を取りに行くんですか。
これはね、これあんまり自信持って言えないですけど、
ちゃんとオーケストラとかいたらちゃんと挨拶する。
はいはいはい。
で、そこでやっぱりいいパフォーマンスを残して、
残し続けて、いいよねって思っていただくのが一番の取り方かな。
じゃあ、エキストラとしてまず行って、パフォーマンス高いと、
こいつはちょっとまた来てほしいなみたいな状態になって。
で、なるかも、なってると思います。
なってると信じて。
とかあとはやっぱり、たくさんいろんな人とね、つながって、
やっぱ自分のいいところだったり、キャラクターだったりをね、理解していただいて、
そっからお仕事が来ることもあって、お知り合いから。
そうかそうか。
なるほどな、なんか僕すごい音楽家としての仕事って結構、
縁が遠かったんで、あんまり知らないなと思ってたんですけど、
意外とフリーランスの仕事の取り方にすごい近いなと思ってて、
それこそさっき話したデザイナーみたいな人たちも、
自分のパフォーマンスが良かったらまた仕事の依頼が来るし、
なんなら、これ上手くいくからあの人に紹介しとくよみたいな形で仕事が出たりするらしいので、
そうか、なるほどな。
じゃあ結構、もうフリーランスの働き方に近いっすね。
そうですね、そうですね。
なるほどな、いやめちゃくちゃ面白いですね。
でもね、音楽家って言ったらやっぱり、それこそちゃんと楽団に所属してる人はまた違うと思うし、
もうレッスンを主軸でやってる人。
ああ、まあ音楽教室の先生とかそういうことですもんね。
うん、とかもそうそうそう。
もうまた違うと思いますしね。
これね、音楽家って人くくりにいってもいろいろ。
やっぱいろいろあるんですね。
いますね。僕はフリーランス的なそういう、ちょっと出張型。
いろんなところに行きますっていうスタイルですね。
なんか山内さん的にはそれがハマってる感じなんですか?
うん、やっぱりこう、福井と関西と両方にいたいので、それが合ってるかな。
ああ、なるほどな。
やばい、もうめちゃくちゃいろいろ聞きたいんですけど、
もうそろそろ時間が来ておりますので、
ちょっとこの辺で仕事の話は終わりにして、
次回はおいたち編というところで、
おいたちのところで、
もうちょっと僕の聞きたかったことを深掘っていきたいなというふうに思っております。
最後に山内さんから何か紹介したいものとかあれば、
ぜひお話ししてもらいたいんですけど。