#10-3 コロナ禍の1日10時間練習。3時間の「開放弦」に捧げた、異次元の基礎探究。(チェリスト山内さん:ターニングポイント編)
2026-04-23 19:31

#10-3 コロナ禍の1日10時間練習。3時間の「開放弦」に捧げた、異次元の基礎探究。(チェリスト山内さん:ターニングポイント編)

▼今回のトーク内容

京都の大学院での修行時代、「ラ・ミ・ファ」の3音だけで終わった衝撃のレッスン/アンサンブルで突きつけられた「周りの音が聞こえていない」という現実/コロナ禍の休学中に没頭した、1日10時間の練習と「3時間の開放弦」という狂気の基礎練、ほか

📝番組概要

都会から福井へ——。 この番組は、移住者であり地域おこし協力隊の「つかちゃん」が、福井で出会った“ちょっと面白すぎる人たち”の人生に深く潜っていくポッドキャスト。 キーワードは「仕事」「追い立ち」「ターニングポイント」。 人生の節目にあったあの瞬間を、ていねいにたどっていきます。

👤出演

ゲスト|山内さん 肩書:チェリスト

ナビゲーター|つかちゃん 福井県地域おこし協力隊/こみかるユース福井・おふざけ代表

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00:05
こんにちは、福井で転生。都会を離れた移住者が出会った、ちょっと面白すぎる人たちへようこそ。
この番組は、都会から福井に移住した地域おこし協力隊のつかちゃんが、福井で出会ったちょっと面白すぎる人たちの人生を探究していくポッドキャストになります。
キーワードは、仕事・追い立ち・ターニングポイント。この3つの観点からゲストのこれまでとこれからを深掘っていきます。
それでは今回のゲストをご紹介いたします。今回のゲストは、前回に引き続きましてチェリストの山内さんです。よろしくお願いします。
前回が追い立ちの話を聞いて、もうちっちゃい静かな少年のところから、だんだんとまずはピアノ、エレクトーン。
エレクトーンからピアノか。エレクトーン入ってピアノやって、中二で先生の演奏を聞いて感動してシェロを始めるっていう、そのストーリーを聞かせていただいたんですけど。
今日はターニングポイントですね。ターニングポイントの部分をいろいろ深掘っていきたいなと思ってます。よろしくお願いします。
ということで、じゃあターニングポイントって聞いて浮かんでるものって、前回確か大学院のところが結構ターニングポイントかもみたいな話をしてたかなと思うんですけど。
そうですね、やっぱり音楽大学っていうものにちょっと憧れた大学生時代を経て、それで京都の大学院に行ったわけですけど、
もうそこが、もう間違いなく多分ターニングポイント。
とてもまずよく自分を成長させてくれた場所ですよね。
それで、もちろん先生に憧れて、この先生がいいなって思って入った場所なんで、やっぱりその先生からのレッスンはね、とってもよかったですね。厳しいのがよかった。
新潟ではとてものびのびさせていただいたので、それももちろんありがたいんだけど、
自分にはもう少しそれぐらい厳しく、最初のレッスンを覚えてるのが、最初の小説、ベトベンっていう人のチェロソナタっていうのを持って行ったんですけど、
見てくださいって言って、ちょっと弾いて、最初の2小説っていうのが3つの音でできてるんですね。
ラミファっていうのができてるんで、ラミファを弾いた瞬間に、ちょっと待って、そこさって、早速。
3音で。
3音で、もうそれで全然あなたはっていう話になって、そっから2年間ですね、ビシバシと。
ラミファを。
もうちょっと他もいろいろやったけど。
ありがたかったですけどね、やっぱその、こんなに細かくまず音を作っていくんだっていうのは、
自分が意識が足りなかった部分でもあるけど、本当に緻密に作り上げてくださったし、それが今でもすごくそのまま直結してるなと、自分の弾き方に。
03:08
ラミファの話ちょっと聞いてんけど、ラミファは何て言われるんですか?
あの、もうちょっとリアルに言ったら、ラミファなんですけど、この3つのちょっと長い音、これをね、とにかく繋がるように弾くっていうのは、これね、
繋がるように。
いや、一回シンプルなことなんだけど、すっごいそれが難しくて、
で、自分では、じゃあそう言われたから、じゃあ繋がるように弾いてみようと思ってやっても、そうじゃない。
もっとラとミの間のこの、ラからミに動くぞっていうのが音にもっと出ないと繋がるように聞こえないっていう、そういうことをとにかく、もっと細かくですけど。
なんか、僕聞いたことあるのは、なんかカラオケがうまい人は、なんかその、わかんないですけど、ラとミの間の音の切り替えを流れるようにできると、カラオケがめっちゃ綺麗に聞こえるみたいなの聞いたことあって。
近いと思いますね、そうですね。
でもなんか、声だとその調整できるけど、楽器だと、しかも弦楽器だから、弾くというか。
そうなんですよ。だから、僕らよく楽器弾くときに歌うように弾くっていうのは目標なんだけど、実際それこそ歌じゃないから、難しい。
そう、右手に弓っていうものを持って、弦をこすって弾くわけですけど、その弓の使い方とか速さとか、乗せ方とか、いろいろね、あるんです。
いろんなパラメータあって、それをこう本当によくコントロールされて、もうその先生も本当に名手なんですけど、先生が僕の楽器で弾くと、あれなんでこんな良い音出るの?みたいな。
先生だと違うんですか?
違うんです。
へー。
悔しいことに。
そうなんですね。その指の使い方とか、弦の弾き方とか、まあその音を作るっていうことに意識が向いたのが大学院。
そうですね。それともう一つは、やっぱりその同じマナビアでやってる周りの仲間たちと、僕はその当時、大学院に入ったチェロ、僕だけだったので、結構ありがたいことに、入学してすぐに一緒にアンサンブルしようとか、いろいろ誘ってもらって、先輩とかね、やってもらったんですけど、
衝撃的だったのが、自分は何も周りの音が聞こえていなかったんだ。
えー。
こう、なんか練習した、まず音出すじゃないですか。
はい。
で、やってみて、あの、例えば、ヴァイオリンの先輩がピアノの方に、あ、ここって今こういうふうに弾いてくれてたよねーって。
06:03
はいはい。
っていう話。あ、そうそう、で、みたいな。
はい。
で、僕はそれを聞いて、え、そんなの僕全然わかんなかった。
なんか僕だけすごい取り残されていく感じ。
へー。
こう、これはやっぱりこの、その音、中でみんな培ってきた能力なんだろうなっていう、僕はそれなかったからすごい。
あ、でも結構あれですもんね、確か、個人レッスンの時期が長かったから、人の音を聞くよりも自分の音を出す方が、やってたんですよね。
そうだと思います。
きっと、おいたちの話からすると。
やー、悔しかったですね。
衝撃で。
へー。
でもそれは他の音を聞くってなると、なんかそれ意識の問題なんですか?
いや、もう意識、そうですね、たぶん自分のパートを弾くのにすごい精一杯になってると、
あー、そういうことか。
やっぱりどうしても、今でもありますけどね、難しい曲弾いてると、どうしても周りの音聞けない。
へー。
聞くだけじゃなくて、その人がどうやって弾いてるかっていうのをニュアンスとか。
人の話聞くときと一緒ですけどね。
その言葉の裏に、この人何を思ってるんだろうみたいな。
はいはいはいはい。
そこまで本当は行かないとね、難しいんだけど。
でもなんか、それ想像してる間にもう、
そう。
弾いてる時間がどんどん来てるわけですもんね。
そうそうそうそう、もう次々。
へー。
本当に自分のキャパシティーでは難しかったですね。
でもなんか、そう思うと、確かになんか、
劇団、劇団ってか演奏団やってますかね、の方がなんか、
コミュニケーションが取れるじゃないですか。
同じメンバーでやればやるほど、
そうですね。
この人はこういう背景があって、こういう弾き方をしてるんだなとか、
それこそこういう背景で弾きたいんだみたいなコミュニケーションが取れるから、
よりなんかその相手の演奏背景みたいなのを想像できる気がするんですけど。
そうですね、やっぱり演奏の癖とかもあるし。
うんうん。
あ、それ確かにそうですね。
うん。
なんか長く続けていくと見えてくるものもあるし、
まあその当時は僕から、周りからしたら僕は何者か分からない。
あのー、ちょっと結構外から来た変な人みたいな感じで目立ってたので、
今はありがたいことにその仲間たちともよく一緒に演奏というか仕事することも多いので、
その時のこう、一緒に過ごした時間とか積み上げたものが、
今もつながってるんだなって意味では結構大きなタイミングポイントだったかなと。
へー、なるほどな。
じゃあ、大学院で音を作るっていうことと、周りの音を聞くってことに目覚めたというか。
そうですね、こう難しいけど楽しいというか。
へー、そうか。
そのぐらいからあれですか、音楽家になっていこうっていう意識になっていくんですか?
09:02
うん、意識はどっちかっていうとあんまりぶっちゃけない。
へー。
ただまあ、慣れたらいいなぐらいの、ちょっとまあ言っちゃえば軽いかったかもしれないけど、
音大生ってなんか、もう在学中に結構仕事していく場合が多い。
へー、そうなんですね。
それで、インターンみたいな感じで、京都にプロの楽団があって、京都市公共楽団っていう。
そこに学生が入って、それこそエキストラ的に参加しようっていうのが始まった年なんですよ、僕が入学した時が。
だから、それに僕も行って、もうほんとに京都市公共楽団って、もう激うまプロ集団。
その中に入って演奏した、で、実際に演奏会で弾いてっていうのはすごく大きな経験で、
そういう、なんかこう在学しながら仕事していくうちに、
ああ、こういう世界があるんだ、で、こういうライフスタイルでみんなやってるんだっていうのがこう味わって、
で、まあ正直ね、そのまま今、グラデーション的にこう。
じゃあ、もうだんだんとなんか、それで入ってったら仕事の幅が増えてったみたいな。
そうですね、ありがたいですけど。
確かになんかこう仕事してる人のライフスタイル見えるっていうのは結構大事だなと思ってて、
まあ最初に言った通り、音楽家の人生全然知らないみたいなところがあったんで、
ああ、そういうグラデーションあるんだとかも僕初めて知りましたし。
なんか普通はね、だって大学卒業して、入社して、そっからまた新しくっていう感じじゃないですか。
やっぱりでも、音楽やってる人ってもうほんとにちっちゃい時から。
うん、確かに。
ずっと僕、まあチェロ始めたのはそんな早くなかったけど、
もうずーっと楽器弾くのが当たり前で、楽器弾いて、
で、まあそれ、いつからかこうお金が発生するというかね。
で、まあそれがまた次の仕事につながってっていう。
そうか、すごい、すごい世界だな。
だからまあでも、みんなちっちゃい頃から誰かに教えてもらってるから、
その先生のなんか人生というかライフスタイルみたいなものはちょっとかじりながら、
でも音楽もっとやっていきたいってなると、大学とか大学院みたいなところに進んでいって、
楽団の人生もだんだん知っていくと、
うわ、そろそろ自分もこれで働いていくかみたいな。
そうなるんだろうな、なったらいいなっていう。
でもなんか、わかんないですけど、ターニングポイントになってるかわかんないんですけど、
これで慣れたらいいなっていうところから、
12:01
これで生きていくんだって決める時期が多分どっかで来るんだろうなと思ってて。
そうですね、結局僕入学して、1年目は普通に勉強できたんですけど、
2年目のコロナ禍が、もう2020年。
それで、僕外から来て2年間しか大学院にいれないけど、貴重な1年が半分が、
ストップされて。
ストップされちゃうってなって、で、結局僕は休学したんです、1回。
で、もう1回、もう1年伸ばそうと。
それで、だから3年間結局在学してて、
その間に、だからみんな家にいたじゃないですか。
何やってんだみたいな。
あの人は何を言いましたかみたいな。
その時にもうめちゃくちゃ練習して、やることないし。
で、自分がやっぱり上手くなるのは好きだったんで。
で、やったとき、その時期にすごい伸びて、
で、自分のまだまだできるし、もっとできるようになりたいと思ったので、
なんかそこかな、なんか自分はちょっともう音楽に本腰入れて、
ちゃんとこれでなんかもう半分維持じゃないけど、
やけじゃないけど、なんかこれでやっていくしかないみたいな。
すごいですね、なんかあんなコロナでみんなが止まってるときに、
自分のままやることがなかったってのもあると思うんですけど、
自分の音の研究をして、そこで腹をくくったってことですもんね。
そうですね、もうだって、僕それしかできない。
すごい、なんかコロナで腹をくくった人なんか初めてぐらいかもしれないですね。
本当ですか。結構ね、みんな諦めていく。
そうそうそうそう。むしろタイミング良かったってことですもんね。
なんかね、やっぱり1年目で大学院で昇華できなかったこと、
すごいやっぱりついていけなかったことがやっぱり多かったので、
2年目はって意気込んでただけに。
はいはい、あーそうか。
だから1年目にすごいやっぱり蓄えたものが、
2年目のその個人練習で爆発したのかもしれないですね。
そうか、音作りのやり方とか、周りの音聞くとかはできないけど、
まあでも自分の演奏をいかに極めていって余裕を作っていくかみたいなところが、
よし、来年やるぞと思ってたら、あれみたいな。
そうなんですよ。
世界止まったみたいな。
ほんとにずっと家で弾いてましたよ。
何時間ぐらいやるんですか?
僕、いやその時は多分、一番弾いた時は10時間ぐらいやってましたけど、
でも、まあいろんな音楽家みんなそうだと思いますけど、その時期はね。
僕は、なんか基礎練をずっとやってたんですよ。
基礎練ってどういうことをやるんですか?
例えば、ドレミファソラシドの音階を弾く。
15:03
一番ベーシックそう。
そうそう、ベーシックだ。
それもやっぱりできるだけ音が繋がるようにとか、音程がいいようにとか、
あとは、僕これ周りに言うとちょっと惹かれるんだけど、
その基礎練の中でも、その左手でだからドレミファってやるわけですよね。
その左手なしで、張ってある弦のまんまをそのまま弾く。
これ開放弦って言うんですけど、
その開放弦のこのラーとかレーとかを3時間やってました。
3時間!?
やばっ。
これ頭おかしいんで、あんまおすすめしないんですけど、
なんかわかんないですけど、なんか強靭の息かなと思ってました。
なんか野球で言うと、なんか素振りまでもいかないかもしれないけど、
まあでも素振りかな、バットの持ち方とか構え、フォームとかを3時間。
そういうことですよね。
なるほど。
だから、キャッチボールするときにボールの握り方をコネコネして、
3時間やって、投げないのこいつみたいな。
でもどうせ時間あると思ってたから、
その開放弦っていう一番本当の基礎の練習を極めようと思って。
それ結構良かったんですか?
めっちゃ良かったですね。
もうやりたくないけど。
極めるってなると、なんかどういう感覚なんですか?
つながってきたなみたいな。
最初のうちは、これ本当にやってて自分の成長になってんのかってこう見えないんですけど、
しばらくこうやってくる、1週間、2週間続けてやってみると、
そうか、今まで無駄な力入ってたんだとか、
逆にここは力が足りなかったんだとか、
ちょっとこう俯瞰して見れるようになってくる。
1週間やり続けてるんですか?
そう、毎日3時間それをやって、その後に音階とか曲とか。
えぐっ。
休憩は入れますけどね。
すごすぎるな。
それはね、これ周りに言うとドン引きされる。
そんなやってる人いないよって。
そんだけ1週間、7日かける3時間で21時間詰め込んでも、
1週間だけでもまずすごい成長できましたね。
え、でもまだまだやってたってことですか?
今も3時間はやんないけど、時間あるときは30分ぐらいやっちゃうかな。
そっか、それなるほどな。
だから一番の基礎と言われる部分をひたすらやり込んだら、意外と奥が深くて。
そう、なんか仙人みたいな。
すごい、なんか寝てろ会長みたいな。
それちょっと僕詳しくないけど。
ハンターハンター知らないですか?
知らない。
ちょっとじゃあ、アフタートークは趣味の話で。
18:00
わかりました。
でもそういうことですね、でもなんかいいっすね。
なんかよく漫画とかでもそうだし、なんかいろんなもので言う一番基礎が大事だよみたいなことは、
いろんな分野で言われてると思うんですけど、
それをまさにやり込んだがゆえに力の使い方っていうのが身についてきて、
で、今でもなんかそれがベースにあるから、
あの3時間はやらないけど、30分もやれば感覚が取り戻せるみたいな。
そうですね。
だからなんかちょっとしたルーティーンワークみたいな。
そうですね、確かにそれが苦痛じゃなくなったのは良かったかもしれないですね。
あー、すごいな。
なるほどなー、すごいっすね。
そんなことないっす。
そろそろ時間も来ていることなので、一旦ここまでにさせてもらって、
最後に番組の紹介をさせてもらって終わりにしたいなというふうに思います。
この番組聞いていいなと思った方は、
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毎週木曜日朝7時に更新をしますので、
来週は最後、アフタートーク編をお送りしたいなというふうに思っております。
はい。
それでは皆さん最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
19:31

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