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2022-04-19 11:17

セラピストとして施術をする時の基本的な流れ


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今日は、いろんな仕事を詰め込みまして、1日で10名くらい体のケアを対応したんですけども、
やっぱり自分の中でのルーティーンというか、1対1で体のケアさせてもらうときに、最初にどういう感じで話し始めてとか、どういう方針を考えていくみたいなことが、なんとなく固まっている部分があるかなと思ったので、
その辺についてちょっと喋ってみようかなと思いますね。 自分は理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持ってですね、いろんな方の体のコンディショニングに
関わる仕事をしているわけですけども、今日はそういう1対1で体ケアするときの流れみたいなことを話しますが、
それ以外にもですね、大学とか専門学校で授業をさせてもらったりとか、最近だと法人案件みたいな感じでコンテンツを作ったりとか、
コンサルみたいなこともさせてもらったりするわけですけども、やっぱりベースはですね、こうやって1対1で体のケアするっていうところを
切り張りしてというか、その知見とかを授業で話したりとか、情報発信したりとか、
企業に対してコンサルとかさせてもらうときも、基本的にはヘルスケア関係というか、
いろんな方の健康につながるような事業をしている会社に関わっているって感じなんで、やっぱり自分のベースはですね、こういう1対1のケアにあるんじゃないかなと思ってますよね。
そこに全てが詰まっているって言ったら言い過ぎかもしれないですけども、そこは結構自分の中でも大事にしている部分があるので、そのあたりをですね、軽く話してみようかなと思いますね。
まずですね、大体予約をして対応するわけですけども、1人30分から60分ぐらいとかっていう感じで、
本当にですね、その施術とかケアの最初は、その施術の部屋とかがあったときに、その人が部屋に入ってくるところから始まるみたいな感じはしてますかね。
本当に歩いてくる様子とか、その時の姿勢とか、第一声を発した時のトーンとかですね、その発した内容とか、
その辺によってその人自身の今の体の状況とか心の状況ってかなり現れるなと思っているので、そこからかなり観察しますね。
例えば、姿勢がこうやって丸まっているみたいな感じがあれば、そこでちょっとメンタル的な不調があるかなとか、体の不調があるかなみたいなことは見て取れますし、左右差とかですね、その前後のアンバランスみたいなところで、
結構ざっとですね、その日の様子みたいなことは観察しますかね。そこから、やっぱり最初問診っていう感じで、話をやっぱり聞きますよね。
今日どんな感じですかねとか、初めての人であれば、結構こと細かく今の体の状況だとか、仕事とか何してるかとかですね、生活の状況とか、
何か体の症状があれば、それがいつから始まったかとか、どういう感じで変化してきたかとか、結構こと細かく聞いていくんですけど、多くはですね、自分は高理学療法士とアスレチックトレーナーという立場なんで、腰痛だったりとか肩こりとか姿勢とかですね、スポーツ選手だったらパフォーマンス的なところとか
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あるわけですけども、そこで自分が対応して、効果を出せるかどうかみたいなことは結構見極めますよね。
やっぱり、例えば腰痛とかって言った時に、まあレッドフラッグ、イエローフラッグ、グリーンライトみたいな感じで、赤信号、黄色信号、青信号的な分類があってですね、その赤信号みたいなところは
その本当にすぐ病院行った方がいいみたいなところもやっぱあったりするわけですよね。それが腰痛だけじゃなくて頭痛とか、なんか体の症状とかでもあったりするんですけども、
そういうところに自分がセラピストっていう立場で、特に病院じゃないようなところで関わるときに何かやって悪化したら本当は良くないので、まずそういう赤信号、黄色信号的なところですかね、すぐ病院行った方がいいような状態の時はもうすぐそっちを進めるみたいな感じなんで、その辺のスクリーニング検査みたいな感じは結構よくありますかね。
あとは例えばスポーツ選手とかだとか、病院とか関わってる人とかでも、他にすでにそうやって関わってる人がたくさんいたときに、自分がそういう人たちとあんま違うことを言いすぎても、その人自体が困ってしまうようなこともあるので、なんか体の不調があったりとかパフォーマンスアップしたいとかっていうのでも、周りにどういう人が関わってるかみたいなことは結構問診でもチェックしますかね。
そこで体の状態としても、今すぐ病院行く必要がないとか、自分が関わることで何か変化が起こせそうなところとか、他の関わってる人たちの中でも自分が関わるべきところみたいなのが見えてきたら、やっと関わり始めるっていう感じですかね。
そこで本当に自分が関わってもあんまり効果がないなみたいなことがあれば、事前にそういうのも伝えつつ、セカンドオピニオンみたいな感じで、とりあえず自分の意見も聞いてもらったらいいかなと思いますみたいなこともしっかり伝えてですね。施術とかケアに入るっていうのが流れになりますかね。
そこで実際に体の評価みたいなことをしていくわけですけども、問診の次はですね、食診だとか指診とか、そういう感じで言ったりしますが、実際に自分の場合だと腰痛とか肩こりとかっていうのが多いので、姿勢とかをしっかりチェックしてさせてもらったりとかですね、前屈したりとか、後ろに反るような後屈っていうのをしたりとか、歩く動作とか、あとうつ伏せに寝てもらってですね、背骨の硬さみたいなことを見たりもしますし、
あとどこに痛みがあるかとかですね、筋肉とか関節の可動域、どのぐらい動くかどうかみたいなところも見ていきますし、その関節とかをですね、例えば股関節とか膝とか動かしていった時に、その関節が例えば動きにくいみたいなのがあった時に、関節の動きにくさって結構いろんな原因があったりするわけですよね。
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その関節の骨と骨の間の、例えば軟骨だとか、軟部組織って言われるような、人体とか筋肉とか、皮膚とかっていうのも入りますけど、それぞれですね、どこの硬さによってこういう関節が動きにくくなってるかみたいなことも結構細かくチェックしたりしますよね。
一応わかりやすいので、腰痛みたいなことを例に挙げるとですね、原因として、椎間盤っていうところにあったりとか、周りの筋筋膜っていうところにあったりとか、あと椎間関節っていうですね、背骨と背骨の間の関節みたいなところにもあったりするので、痛みの場所とか、その関節の動かし方とか、そういうところを細かく見てですね、どういうところに原因があるかみたいなことをしっかりチェックしていきますね。
この時にも本当に悪化しないって言うこのことがまず一番大事なので、リスク管理とかっていうのは結構徹底しますかね。
肌から見るとですね、そんなに特別なことやってないような感じに見えるかもしれないですけども、自分がプロのセラピストみたいな感じで人に関わるときは、本当にまず悪化しないっていうのが第一で、そこができるのがやっぱ専門家だなと思ってるんで、その身を見真似で、例えばストレッチとかマッサージとか、やればできるかもしれないですけども、
そこでのやっぱりリスクみたいなところは、知識がないとできないってところもあるので、その辺はですね、もし自分が身体を誰かに預けて見てもらうみたいな感じがあれば、その辺しっかりできる、信頼できる人に見てもらえるといいんじゃないかなという感じですかね。
こんなところで、最初の門診と合わせて、その視診とか触診みたいな感じで、もうちょっと細かく身体のチェックをしてですね。
ソープっていう考え方があるんですけど、SOAPっていうので、Sっていうのがサブジェクティブっていうので、主観的な状況ですね。
本人がどう思っているのか、どっか腰が痛いとか頭痛があるとか、なんかしんどいとかですね、こういう時に痛みを感じるとか、こういうのが主観的なもので、オブジェクティブのSOのOですね。
それが客観的なものっていうところで、ここができるっていうのも結構専門家としての大事なところかなという感じですね。
本人がどう言ってるとかっていうの関係なく、専門家として身体を見た時に客観的にこういう状況ですと、それをできるだけ数値化するとか、専門家の評価方法みたいなのを使って見ていて、
その本人がどう言ってるかっていうのと、専門家としての客観的なものを合わせて、さっきのSOAPのAですね、アセスメントという形で、この人がこうやって言ってるのはここに原因があるだろうっていうのを見極めて、そこからPっていうのでプランですね、その計画を立ててやっていくっていう感じですかね。
ここまでに結構時間かけますね。本当に初回で身体のケアしっかりさせてもらうという感じだったら、やっぱり1時間ぐらいは最低必要かなという感じで、特にこのSOAのあたりですね、その本人がどう感じてるのかとか、最近どういう様子みたいなところと、客観的にその身体の状況をチェックして、アセスメントという感じで方針を決めるっていうところですね。
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なのでその場で何かストレッチとかマッサージとかトレーニングみたいなことをすることによって変化が出せそうなことは、まずそこで色々ちょっと試行錯誤して改善できることは目指していきますし、どうしてもそこだけでは改善できないとか、自分の力だけでは足りないみたいなところがあれば、他の専門家に依頼をしたりとか、今はこのぐらいの変化しか出ないですけど、
今後定期的に毎日こういう運動とかをしたりとか、食事に気をつけるとか、やっていくことによって1ヶ月後とかには効果が出るかもしれませんねみたいな。
だいたい自分の場合だと月1回とかで身体のケアさせてもらうことが多いので、それの間にもし何か変化があれば連絡もらってもいいですし、また次1ヶ月後に見た時にその変化を教えてくださいみたいな感じで一通り終えるっていうのが一般的なというか、自分の中の王道のルーティーンという感じですかね。
なので、さっき言った通り大まかにまとめると、まず手術とか始まる前に様子をしっかり観察して、そこから問診という感じで、身体のこととか状況をしっかり聞いて、そこから客観的な身体の評価というのをしっかりして、そこから専門家としてその情報を集めてですね、今の状況というのを確定させてというか、
あんまり確定診断みたいなつけちゃいけないんですけど、医療者というかお医者さんじゃないので、こちらの中で仮説を立ててですね、それに対してアプローチしてできる限りの改善を目指していくっていう感じでやっていくのが一応自分の考え方かなっていうのが、今日ちょっと10名ぐらい対応する中で思ったので、参考までに収録してみました。
今日はちょっとなんか腰痛みたいなことを例に話したんですけど、他の症状によってとか、いろいろ注意していることって本当にいろいろあるんでね、ちょこちょこ自分のセラピスト的な仕事をする時の考え方みたいなことはまとめていこうかなと思いますし、興味ある方は聞いてみてください。以上です。ありがとうございます。
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