美術室にて
作:弓枝ユズル @amanoharatsuki 様
BGM:魔王魂
https://x.com/amanoharatsuki/status/1894679893277077698?s=46&t=63z_TUXdJxoQvBp-LsRI6g
お借りしました!
【活動まとめ】 https://lit.link/azekura
【「短編」関連商品】 https://amzn.to/4kEA9uY
サマリー
美術室での経験を通じて、真っ白なキャンバスの前に立つことの恐怖と自由について考察しています。
キャンバスの準備と恐怖
真っ白いキャンバスってよく聞く表現だけどさ、 実際に張ってるとこを見たことある?
木枠を組み立てて、この布、キャンバスと合わせて、引っ張りながら釘を打っていくんだ。 すぐシワが寄っちゃうから、なかなかに難しいんだけど。
んで、ようやくできたキャンバスの前に立って、その真っ白さを見て、 やってくるのは、怖さなんだよ。
何でも描ける。それはそうだ、そのワクワク感は確かにある。 でも、それ以上にその自由が怖くて仕方ないんだ。
何でも描けるっていうのは、自分で何かを決めなければならないってことだから。 モチーフは?
構図は? 色彩はどうする?
何が正解で、何が失敗なんだ。 まあ、ある意味、その恐怖を味わいたくて、今日も美術室にいるんだけれど。
さて、美術部にようこそ。 君も真っ白なキャンバスの前に立ってみない?
01:27
コメント
スクロール