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2024-05-10 05:00

2024年5月10日 いせさきFMニュース

5月10日 いせさきFMニュース

(1)東和銀行の行員が自殺した問題、頭取が謝罪。
(2)施設入所者の死亡事件、元職員が起訴内容を認める。
(3)在日フランス商工会議所、群馬デスクの開設を発表。
(4)カラスの営巣を原因とした停電被害が相次ぐ。
(5)レギュラーガソリンの平均小売価格、5週ぶりに値上がり。

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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)前橋市に本店がある東和銀行の20歳代の男性行員が上司のパワハラなどが原因で自殺した問題で、
東和銀行の江原洋頭取が「取り返しのつかない事案を起こしてしまった」として謝罪しました。 東和銀行で7年前、当時25歳の男性行員が埼玉県内の支店に異動して、
およそ2ヶ月後に、未経験の業務の負担や上司のパワハラなどが原因で自殺し、労災の認定を受けていたことが、今月7日に明らかになりました。
この問題について、9日の銀行の会見で江原頭取は、「取り返しのつかない大変な事案を起こしてしまい、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
その上で、男性行員の自殺の後、全行員に対するハラスメント研修を継続的に実施し、若手の育成方法を従来の結果重視からプロセス重視に変更するなど、再発防止に取り組んでいることを明らかにしました。
江原頭取は、「取り組みは終わりはなく、常に見直しながら努力を続けていきたい」と述べ、引き続き組織風土の改革にあたる考えを示しました。
(2)一昨年、渋川市の障害者支援施設で入所者の男性を突き飛ばして転倒させ、頭を床に打ち付け死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている施設の元パート職員の初公判が前橋地方裁判所で開かれ、元職員は起訴された内容を認めました。
渋川市の障害者支援施設の元パート職員、今井博之被告61歳は、一昨年9月、入所者の中山如樹さん59歳を両手で突き飛ばして転倒させ、頭を床に打ちつけて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。
9日、前橋地裁で開かれた初公判で今井被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、「被害者がインターフォンに触れていたところ壊そうとしたと思い両手で突き飛ばしたもので、その行為は粗暴・危険で被害も重大だ」などと主張しました。
一方、弁護側は「インターフォンから引き離そうとしたもので転倒させることを意図してはいない」などと主張しました。
判決は今月24日に言い渡される予定です。
(3)日本とフランスのおよそ650の企業が加盟する在日フランス商工会議所は9日、前橋市の県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」に、国内5カ所目の拠点となる群馬デスクを開設すると発表しました。
拠点は東京、大阪、福岡、名古屋に置いており、大都市以外は初めてです。
外国の在日商工会議所の拠点が本県に設けられるのも初めてということです。
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具体的な開設時期は今後調整します。当面は常駐スタッフを置かず、定期的に訪問する形で運営します。
本県企業をフランスの企業や投資家にPRしたり、日本進出を考えるフランス企業に本県の魅力を伝えたりします。
(4)カラスの繁殖期に当たる春先から初夏にかけて電柱での巣作りが増えることで、県内では例年カラスの営巣を原因とした停電被害が相次いでいます。
4月1日から22日にかけて太田市や邑楽町で計3件発生し、計およそ1300件に一時影響が出ました。
東京電力パワーグリッド群馬総支社によりますと、営巣による停電被害は近年3月から5月に目立つとし、担当者は
「停電を防ぐには巣を発見してからの対応が必要。見かけたら写真を撮って東京電力パワーグリッドへ連絡してほしい」と呼びかけています。
(5)経済産業省が9日に発表した県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの7日時点の平均小売価格は、
前の週より40銭高い175円90銭で、5週ぶりに値上がりしました。全国平均は横ばいの174円70銭でした。
来週は中東情勢の警戒感の緩和により原油高が落ち着き、小幅な値下がりを予想しています。
県内のハイオクは187円、軽油は154円90銭。灯油の店頭販売価格は18リットルあたり2076円でした。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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