センバツ高校野球の組み合わせ
群馬県のニュースをお伝えします。 （１）センバツ高校野球の組み合わせ抽選が行われ、健大高崎高校は、明徳義塾と対戦します。
今年で97回目を迎えるセンバツ高校野球の組み合わせ抽選は、7日の午前、大阪市で行われ、出場する32校のキャプテンが順番にくじを引き、1回戦の対戦相手が決まりました。
昨年のセンバツで初優勝し史上4校目の大会連覇を目指す健大高崎高校は、大会1日目の第3試合で高知県代表の明徳義塾と対戦することになりました。
大会は今月18日に開幕し、2日の休業日を含む13日間の日程で行われ、順調に進めば決勝は今月30日に行われます。
（２）昨年、自転車で事故にあった県内の高校生のヘルメット着用率は45.4%でした。
2024年に自転車で事故にあった県内の高校生のヘルメット着用率は45.4%で、前の年から8.3ポイント増えたことが県警のまとめで分かりました。
月別で見ますと、新学期にあたる4月、5月、9月は着用率が5割を超えた反面、3月、11月は3割に満たなかったということです。
2024年に自転車で事故にあった高校生は549人で、このうち249人がヘルメットを着けていました。
また、着けていなかったのは295人で、1人が死亡、5人は着用の有無が不明でした。
県警交通企画課は、「学校生活に慣れる時期に気が緩んでしまう可能性がある」と分析、
進級や卒業の季節を控え、「ヘルメットを適切に着け、心に余裕を持って通学してほしい」と呼び掛けています。
（３）新型コロナウイルス、県内初確認から5年が経ちました。
新型コロナウイルス感染症の患者が2020年3月に群馬県で初確認されてから5年が過ぎました。
県内の患者数は全ての数を把握していた2023年5月まででおよそ44万人、
死者の数は1000人を超え、定点観測への移行後も増えています。
一方で、データの蓄積により、夏と冬に感染が拡大する周期性や他の感染症との同時流行があり得ることも明らかになりました。
県衛生環境研究所によりますと、2023年5月までの累計患者数は44万4814人で、死者の数は1106人でした。
感染症法の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」となって以降、
一部の病院の患者数を集計する定点観測に切り替わり、年間2、3万人近くが報告されています。
専門家は傾向に合わせた柔軟な感染対策を呼び掛けています。
（４）ラジオ放送が聞こえない状況を改善しようと高崎市は、吉井地域に中継局を整備します。
高崎市吉井地域で高崎市のコミュニティ放送局「ラジオ高崎」が聞こえなかった状況を改善しようと、
高崎市は新年度、吉井支所に中継局を整備します。
設置により市内全域でラジオ高崎の放送が聞こえるようになる見込みで、
高崎市側は災害情報などが届きやすくなることを期待しています。
整備費はおよそ2660万円を見込んでおり、3分の2をラジオ高崎が、
3分の1を高崎市が担うといった内容の予算を計上しました。
総務省からの中継局の設置の許可が下りれば、
今年の夏から整備を進め、2025年度内に吉井支所の屋上に設置する予定です。
大阪・関西万博のプロジェクト
（５）大阪・関西万博のプロジェクトの一環で、
伊勢崎市内の小学生らが絵を描きました。
4月に開幕する大阪・関西万博で「世界一大きな絵」を展示するプロジェクトの一環で、
伊勢崎市内の小学生らが8日、伊勢崎四ツ場学園中等教育学校で絵を描く作業を行いました。
子どもたちは「いのち」をテーマに動物などを色とりどりに表現しました。
このプロジェクトは日本全国のほか、ブータンやエジプトなど
世界15ヶ国の子どもたちが描いた絵をつなぎ合わせ、40メートル四方の1枚の絵にするものです。
絵は縫い合わせる作業を経て、伊勢崎市内の公共施設に4月から5月ごろ飾られる予定で、
その後、8月18日に万博会場で披露されます。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
