外国人住民向け生活ルール動画
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎市がAIを活用し、外国人住民向けの生活ルール動画を作成しました。
県内最多の1万6000人超えの外国人が暮らす伊勢崎市は3日、 転入してくる外国人住民向けに多言語で生活ルールなどを説明する動画を作成したと発表しました。
転入手続きの待ち時間に専用タブレットを使い、視聴してもらうことを想定し、 ガイドブックなどよりも情報が受け入れやすいようアニメーションを活用しました。
市によると人工知能を活用して、やさしい日本語をはじめ、 スペイン語、ポルトガル語、英語、ベトナム語の5カ国語に対応しています。
市内の外国人が使用する言語の6割ほどをカバーするとしています。 また、原則すべての外国人転入者にタブレットを渡して視聴してもらう取り組みは、県内初ということです。
(2)昨年、県内で起きた「ながら運転」の事故は4件であったことが分かりました。
車や自転車の運転中に携帯電話などを使用する「ながら運転」の死亡・重傷事故が、 2024年は県内で4件起きていたことが3日までに、県警のまとめで分かりました。
いずれも携帯電話の画像中止が原因で、乗用車が歩行者を跳ねた事故となりました。 県警によると、24年にながら運転での事故は、死亡・重傷
数ずる2件で、いずれもゼロ件だった前の年から2件ずつ増えました。 (3)大型トレイラーの事故の影響で、関越自動車道群馬県みなかみ町の月夜野インターチェンジと、新潟県湯沢町の湯沢インターチェンジ間で続いていた下り線通行止めが、4日の午前0時解除されました。
警察によりますと、3日午後3時頃、群馬と新潟の県境にまたがる関越道下り線のトンネル内で、大型トレイラーの単独事故が起きました。
運転手にケガはありませんでしたが、アルミくず20トンが道路上に散乱し、撤去作業の影響で群馬県みなかみ町の月夜野のインターチェンジと、新潟県湯沢町の湯沢インターチェンジ間の下り線が一時通行止めとなっていました。
ネクスコ東日本によりますと、4日の午前0時、この通行止めが解除されました。
公契約条例の制定
(4)工事の公正や透明性を確保しようと、県は新年度、公契約条例を制定する方針を明らかにしました。
県発注工事などの契約公平性、透明性確保を目的に、県は2025年度上に公契約条例を制定する方針を明らかにしました。
県会計管理課によると、この条例は県側と事業者側に適正な契約条件、コンプライアンスなどを義務付けます。
環境や多様な人材の確保などに対する配慮を求める条項を設け、達成すれば入札の際に加点することも想定しているとしています。
都道府県単位では2009年度、山形県を皮切りに10県が制定しており、県内市町村では前橋が13年度に初めて設け、
23年度に玉村町が定めています。 (5)県が角川ドワンゴ学園に旧桐生女子校にR校の設置認可をしました。
旧桐生女子校に4月、広域通信制高校「R高等学校」を開設する学校法人角川ドワンゴ学園は3日、群馬県から2月26日付で設置認可を受けたと発表しました。
校長に就任する法人の奥平専務理事らが3日県庁で学校や学びの概要について説明しました。
R校は同じ法人が展開する沖縄県のN校、茨城県のS校に次ぐ3校目の学校で対面形式で行う必修授業「スクーリング」の拠点となります。
原則2年次に3泊4日の日程で「スクーリング」を行い、桐生市内での織物や染物体験のほか、こんにゃくや下ネタネギを使った調理実習など地域食のあるプログラムにする計画となっています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。