ザスパ群馬と県営住宅の取り組み
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県は、県営住宅の空き部屋活用にザスパの選手に住んでもらう取り組みを始めると明らかにしました。
空き部屋の増加と入居者の高齢化が進む県営住宅の活用策として、県は4日、サッカーJ3ザスパ群馬の若手選手に入居してもらう取り組みを始めると明らかにしました。
モデルケースとして、萱野県営住宅の7戸を運営会社のザスパに貸し出します。 選手に部屋をリフォームしてもらい、改修費を差し引いた分を家賃とします。
契約期間は5年間で、満了時に延長の要望があった場合は、改めて協議するとしています。 県住宅政策課は、「選手が地域の祭りに参加をしたり、サッカーのイベントや交流会を行ったりすることで
空き部屋の解消だけでなく、街の魅力向上にもつながる」と期待をしています。 (2)群馬県内は4日から雪が降り、県内の小中学校の手は休校や始業の繰り下げ、また農家などは雪の対応に追われました。
低気圧の影響で群馬県内上空に寒気が流れ込み、前橋で昨年3月以来となる積雪を観測するなど各地で4日、雪が降りました。
学校関係者や農家らが対応に追われ、小中学校では5日の休校や始業時間の繰り下げを決定、野菜を育てる農家は収穫を急いだりしました。
前橋地方気象台によりますと、4日の午後7時までに前橋で4センチの積雪を記録、参観地の最大はみなかみ町藤原で207センチ、みなかみで86センチ、草津では76センチとなりました。
通学の安全確保のため、渋川市は伊香保小学校や中学の5日の休校を決定し、前橋、伊勢崎、太田など少なくとも15市町村で小中学校の始業が1から2時間、繰り下げられました。
(3)23年度の県内、救急車の到着まで平均9分であることが分かりました。
総務省消防庁は4日までに群馬県で救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまでの時間が、前の年より0.2分短いおよそ9分だったと発表しました。
全国平均およそ10分よりは短くなりましたが、過去2番目の長さとなっています。
群馬県内の出動件数は22年に比べ6793件増え、10万8191件で過去最多を更新しています。
(4)無免許運転の疑いで18歳の高校生が逮捕されました。 桐生署は4日、無免許運転の疑いで桐生市の18歳高校生の男を逮捕しました。
警察によりますと、3日の午後7時ごろ、新里町のコンビニ駐車場で無免許で軽乗用車を運転した疑いです。
駐車場で後退中に乗用車に衝突する事故を起こし、軽傷を負わせましたがそのまま逃走したということです。
当時、軽乗用車内には17歳の少年2人も乗っていました。 (5)群馬県は赤城のキャンプ場と周辺施設が26年春にも同時開業すると明かしました。
県立赤城公園の活性化を目指して、工事中のキャンプ場と周辺拠点施設について、 県は4日、県議会環境農林常任委員会で2026年春に同時開業する方針を明らかにしました。
当初はキャンプ場が25年の春、拠点施設が秋の開業を予定していましたが、工事が遅れていました。
県は昨年末、両施設の指定管理者にアウトドア用品大手の「スノーピーク」を選定しています。
総事業費も物価や人件費の高騰を受け、当初想定のおよそ32億円より膨らむ見通しとなっています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。