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2024-04-25 05:00

2024年4月25日 いせさきFMニュース

4月25日 いせさきFMニュース

(1)「人口戦略会議」結果。群馬県内20市町村が消滅可能性
(2)4700万円のSNS投資詐欺被害。前橋
(3)IT・外国籍の総合型選抜を行う。群馬大学
(4)クジラの化石が新種。自然史博物館

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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)民間組織人口戦略会議は、群馬県内の20の市町村で、
2050年までに二、三十代の女性が半減し、最終的には消滅する可能性があるとした分析を公表しました。
県内6割近くに当たっています。 人口戦略会議は、国立社会保障人口問題研究所の推計をもとに、
20代、30代女性の数、若年女性人口の減少率を分析しました。 全国では、2050年までの30年間で、若年女性人口が半数以下になる自治体は、
全体の4割に当たる744あり。 これらの自治体は、その後人口が急減し、最終的に消滅する可能性があるとしています。
このうち群馬県内で、この消滅可能性自治体として指摘されたのは、 桐生市、沼田市、渋川市、玉村町など、20の市町村となります。
10年前に行われた同様の分析と比べると、県内の消滅可能性自治体の数は変わっていませんが、
今回新たに藤岡市、富岡市、板倉町が加わりました。 一方、高山村、大泉町、邑楽町は、
消滅可能性自治体を脱却しました。 また今回の分析では、2050年までの若年女性人口の減少率が20%未満にとどまっている自治体を、
「自立持続可能性自治体」と名付け、100年後も若年女性が5割近く残っており、 持続可能性が高いと考えられるとしています。
県内では唯一、吉岡町が該当しています。 (2)SNSの利用投資詐欺で前橋の男性が4700万円の被害に遭いました。
前橋署は24日、交流サイトで投資話を持ちかけて現金を騙し取る SNS型投資詐欺の手口で、前橋の自営業男性(69)が現金4700万円を騙し取られたと発表しました。
男性は昨年1月、SNSを通じ、「初めまして。私は海外に住んでいます。 金の投資で3800ドルの利益を得た。」などと見知らぬ人物からメッセージを受け、
SNS帳の投資グループに参加。 メンバーの投資話に乗り、「銀行口座から直接投資できるアプリをダウンロードして」などの指示に従い、
13回にわたって現金4700万円を騙し取られました。 (3)群馬大学が多様な学生を受け入れようと、2種類の総合型選抜を行います。
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多様な学生受け入れにつなげようと、群馬大学は24日、本年度実施する2025年度入学者選抜から、プログラミングなど高度な情報スキルを持つ高校生向けと、
日本の高校で学ぶ外国籍生徒らを対象とする2種類の総合型選抜を導入すると発表しました。
情報スキルを持つ高校生向けは、大学入学共通テストを課さず、 観光庁や企業などが主催する情報系・科学技術系コンテストの参加歴や入賞歴を評価対象とします。
また、外国籍住民らを対象とする選抜も若干名を募集し、書類審査等、小論文、面接、英語を課すとしています。
総合型選抜は学力検査が軸の一般選抜とは異なり、大学側が求める学生を多学的に評価するため、様々な選考方法を採用できるのが特徴となっています。
(4)自然史博物館で常設展示されていたクジラの化石が新種だったことが分かりました。
県立自然史博物館で常設展示をするペルー産のクジラの化石について、 24日、ナガスクジラ科インカクジラ属の新種だったことが分かったと発表しました。
既存の種よりも尾骨の位置が前方にあり、頭の骨が露出していることが特徴で、より原始的なクジラと見られるということです。
2004年からクジラ類研究の世界的権威として知られるニュージーランド・オタゴ大学の名誉教授と共同研究を始め、今回の発見に至りました。
以上、県でのニュースをお伝えしました。
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