2025-03-10 22:57

#158 電気図面の書き方って何か決まってるんですか?

あまり調べずに話しています。

間違ってたら教えてください

よろしくお願いします

サマリー

電気図面の書き方には、ルールがある部分とない部分があることが説明されています。特に、強電系と弱電系の違いや、国ごとの規格がどのように影響するのかについて詳しく語られています。電気図面に関する議論では、IC規格やJIS規格に完全には従わない現実的な書き方の重要性が述べられています。また、図面の粒度や詳細の違いについても触れられ、最終的には品質を保つことが図面作成の目的であると強調されています。

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明日のファクトリーオートメーションにようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
クリスです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。すみませんね、私の都合で日曜日にちょっと遅れちゃって。
大問題でございます。
ありがとうございます。
というわけで、クリスさん今日も始めていきましょう。
今日もお便りをたくさんいただいてますので、そこから読んでいきましょうかね。
一応前から順番にやっていきましょうか。
はい、ラジオテームたこ焼さんよりいただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
電気図面の基本概念
電気図面の書き方ってルールとかあるんですか。今まで習ったことなく過去の図面を参考にしながら書いています。
正しい書き方とかあるなら教えていただきたいですということです。
どうですかクリスさん。
確かしながら電気図面は多分この10年で書いた回数の10本に繰り返されるくらいのハズしかないので、あまりアドバイス、あまり意見ができないです私が。
見る側としては、どうなんだろうな。
街にまでほぼ、ちょっとヨーロッパの方が多いので、やっぱり上から下の方が多いかな。
日本側はアメリカ式かな。横図面が多いんですよ、電気図面。
そうですね、いわゆる、何ですか。まず質問の回答からすると、決まっているものもあるし決まっていないものもあるっていうのが正しい言い方ですね。
そうですね。
例えばで言うと、クリスさんがさっき言ったとおり、母線から、母線というか、電気図面の書き方って強電系の書き方って言った方が正しいんですよ。
強電系。
強電系、強電、弱電ですね。いわゆるその200ボルトとか400ボルトとか、そういう大元の電源が1個でかいのがドーンって工場もしくはお家も含めてあって、そこから1本バスみたいなものが通ってて、そこから分岐していくっていう。
それをいろんな機器に電気を分配しますよっていう、そういう強電系ですね。
弱電っていうのは通信線であったりだとか、あとその20ボルトの電源であったり、いわゆる安定化電源の先ですね。そういうのも弱電系って言ったりするんですけど。
これはね、強電系は工場とか建屋とか施設とかそういうことにすごく、いわゆる国の施策というか、国の作るものであったりだとか、そういうものに結構強く関わってくるんで、結構ルールがあります。
ルールっていうのは、はいどうぞどうぞ。
例えばさっきクリスさんが言ったとおり、左から右に流れるように描きますか、上から下に描きますかみたいな簡単なルールもあるし、またシンボルですね。
このマークは何を意味しますかっていうのが決まってます。
一番身近なところって言ったらプレーカーかな。
プレーカー、マグネットスイッチ、端子台、そういうものですね。
こういうシンプルとか、これ全部国際ICで決められたんですよね、確かに。
ICで決まってますけど、いわゆるアメリカだったらIC基準じゃないです、これは。
日本なるとまだJISにあったIC準拠じゃないです。
ローカルでから、これからこの装置がアメリカに輸出するなら、アメリカの規格を調べて、シンボルとかアベル、これ全部アメリカに適する規格に伝わらなきゃいけないということですよね。
電気図面に関してはそこまで細かく言われるところはないですけど、
一つの基準としては、NFPAであったりJISっていうところに一部記載があるという形になりますね。
なるほど、なるほど。シンプル、それだって、多分、アイオンラベルパンクとか、ああいうのは別にそこまで、でもルールあるんですよ。
ないです。
会社のルールになっちゃう?
決めようがないんで。
会社のルールは、どういう先のルールがあるかどうかという感じですか?
なんていうんですかね。
まず、ラベルとかそういうのって、あんまり品質にかかるところじゃないじゃないですか。
ないですね。
人のミスっていうのはありますけど、図面を設計する上で最重要なところかってそうじゃないんで。
そうじゃなくて、あくまで基本的なルール。
もしくは基本的な考え方っていうところがどれだけしっかり書かれてるかっていうのが、こういうルールの元なんですよね。
具体的には電気止めとシンボルにあたります。
なるほど、なるほど。
ほかの例えばレイアウトとかそういうスケール全部そんなに品質で関係ないので、
関係ないというよりは、末端なことですよね。
なるほど、最後の最後。
それが変わったらいろんなものに影響があるかって別にそうではない。
そうではない。
一番最後に決めることなので。
なるほど。
あと例えば電気のソフト、電気止めに関するソフトがたくさんあるじゃないですか。
オートキャットとかeプランとか、これをまたエンドユーザーでこれを使ってください、これを従って使うとかなるのがあまりない?
そういうのはまだあまりないですか?
国のルールとしてそんなものはあるわけないんで、実でオートキャットを使ってくださいなんて記述するわけないですよね、まず。
なるほどね、了解しました。
当然それユーザーになったときにユーザーが使うキャラクターとしてこのキャラクターを使ってくださいねっていうのは当然あるんですけど、
具体的なまず準拠しなければいけない国際規格のルールっていうデファクトスタンダードルールっていうものはまずそういうのは存在しない。
なるほど、了解しました。
図面作成における実務
なるほど、過去図面を参考しながら書いています。
なので、基本的な電気図面とかも、電気図面というか回路図面も一緒ですね、マイコン系の。
例えばその抵抗の書き方、オープンアンプの書き方、コンデンサの書き方、これは全てJISで決まっている、シャアECでも決まっている書き方が。
国際標準を仕上げて書くのは。
そうですね、なんでかというとそうしないとデータシードを書けないからですね。
なるほどね、なるほど。
だからまず今書かれていることが何を表しているのかっていうのが一番大切なことで、読みやすいか読みにくいかっていうのはやっぱり二の次ですよね、そういう意味で言うと。
何を表したいのかまで先に一番はっきりして、見やすい見にくいのがこれもまた。
そうですね。
なんですよね、人寄っても変わるし、そういうのって。
なるほど。
書けないものが出て困るわけですよ。
何が困る?
ガチガチに秘めていったら書けないものが出てくるじゃないですか。
そのルールにのっとってやると、どうやってもこれを表すことができませんっていうものは出ますよね。
はい、はい。
なるほど。
だから決戦図だとかそういうもの全部決めてしまうとそういうものが出るんで、あんまりそういうところまでガチガチ決めてるケースっていうのはそんなにないんじゃないかなとは思いますね。
なるほど。
基本は国際標準に従って書けば、正しい書き方で一番標準な書き方じゃないかなということですよね。
うーん、違いますね。
ちょっとインクリエンスは違うと思います。
要は書ききれないんで、まず最低限のルールとして置かれてるっていうだけであって。
最低限のルール。
それを守れば全部書けますよって話じゃなくて、それで定められてないものもあるんですよ。
例えばサーボアンプの電気爪なんて定められてないですよね。
そうですね。
サーボアンプのシンボルってありますかってないんですよ。
確かにないんですよね。
あんなによく使うのに。
確かにそう言われると、サーボアンプの、ないですね。
サーボアンプっていうものは、そもそもどこにも定義されたものではまずないんですね、サーボアンプ自体が。
僕でも定義されたものではない。
みんながサーボアンプって思ってるものは、なんとなくサーボアンプのだけなんですよ。
はい、なんとなくサーボアンプ、はい。
そうですね、じゃあクリスさんに聞きます。サーボアンプってどんな機能のものなんですかって言うことは多分できないと思うんですよね。
できない、できないです。なんとなく、なんとなくしか喋れないですね。なんとなく。
そうですね、ざっくり言うとサーボモーターをドライブするアンプなんですけど。
はい。
じゃあこれに通信機能がついてないとアンプって呼べないのか、支持する機能がないとアンプって呼べないのか、いろいろあるじゃないですか。
解釈がいろいろある。
そうですね、解釈というか、みんなが思ってるサーボアンプっていうものの最低限の機能っていうのは多分みんな定義できてないんですよね、多分。
なんかふんわりしたものになるし、逆にそれは定義したとしても本当に最低限なものを定義するだけなんで、ほとんど意味をなさないと思います。
ほぼ実際のケースにはまらないね。
最低限すぎると。
じゃあ実際には何か指示を入れたらサーボが動くものっていう定義したとして、実際にはそれの10倍とか100倍とかいう機能が全部サーボアンプに盛り込まれてるわけですよね、実際のサーボアンプには。
なるほど。でもガチガチ決めると何にも関係なくなっちゃう、さっきの高谷さんのところですよね。
はい。
なるほど。
であれば本当に分からんものは取り四角書いて全部こんどけみたいなぐらいのルールのほうが都合がいいわけです。
でも確かにこの枠だけ書いてサーボアンプのメーカーのM6000っていうのは単子で書く感じですね、みなさん。
シンプルっていうのともそうですよね。
そうですね。
なるほど。
前はたぶんアンノジス企画ができた当時、もしくはIC企画ができた当時っていうのは、たぶんだいぶ8割ぐらいカバーされたような気がするんですけど、実体にはものすごい数のものが出てきて、それは追い切れない状態になってるので、今シンボル形式になってる。
なるほどね。
っていうのとあとユニットはシンボルで基本的には表さないっていうことですね。
本当に最低限の素子レベルのものだけ表されていくような形になるはずです。
そうです。
サーボもそうだしカメラもそうです。
いろいろ綺麗なものがたくさんありますよね。
高谷さんそういうルールと。
なるほど。
なのでルールあればいいなって思うんですけど実体にはないっていうところだし。
高谷さん自身は何を表すのかしっかり決めて考えましょうねということですよね。
本質を考えていくのは大事なんですけど、電気爪に関しては考えないところであんまり意味がないことが多いですね。
意味がないことが多い。
要はその辿っていっても結局元はもう何もないので。
なるほど。
実体に。
何もない。
みんな実は絶対守ってるんですよねって聞いたら全然守ってないですからね。
守ってない?
守ってない。
そういう爪はそういう書きはそういう辞書があるんだ。
そうだしだって日本の電気爪は結構アメリカ式なので、
左から右に書きますけど、
欧州系は上から下に書くじゃないですか。
そうですね。
でも欧州で販売する製品のデータシード別に左から右に書き直さないでしょ。
しないね。しないです。
ですよね。
だからこれは法的効力を持たないんでPSEみたいに。
電気図面の基礎
これをこの電気爪の書き方じゃないと打っちゃダメとかいうふうな企画じゃないんですよねこのリスって。
そう言われると確かに。
そうですね。
だから実体はもういいようにしてるっていうところだと思います。
いいようにしてる。
基本は左から右で書くけどしょうがない理由があるときは上から下でもいいよみたいな。
ある意味ちょっと良い形で融通効く感じかな。
そうなんだ。
ちょっと色びっくりしました。
ずっと皆さんがICPHで書きましょうねってずっと聞いたんですけど、実際はそうはいかないところも多いんですね。
ちょっと私はまだ勉強不足でしたこれ。
なるほど。
ICに全て準拠してるかって別にそうじゃないものは多いですよ。
そうじゃないものが多いんですね。
さっき高橋さんも全部表せないもの結構多いし、それがどうするのって感じですよ。
そもそもないですよね。
じゃあヨーロッパの図面が全部ICで統一されてるかって別にそうじゃないですよね実際見てみると。
さっき高橋さん気が引けるとちょっとはいと言い切れながら言いましたね。
すげえ好き放題書いてますよ実態はね。
なるほど了解しました。
じゃあそのICに全部合わせたらものすごいみんなが嬉しいかっていうとまあそれも別にそうではない気はします。
そうだねそうではない確かに。
結局そのICで定められてない部分がいっぱいあるんで、そこがどうせばらけるから。
でそれが全体の図面の4割5割占めちゃうんで、残りの4割5割が全部統一されてたらものすごい利益があるかっていうとまあそうでもない。
そうでもないちょっと微妙。
そうやったら逆にリアリーな一種類のスタイルの一種類の図面になっちゃったらちょっとなんか逆に変だなとちょっと感じました。
そうですねまあこの件に関しては僕は別にICの企画の専門家じゃないんでこの件に関してはちょっと間違ったことである可能性もありますけどそんな認識ですかね。
図面の粒度と品質
難しい難しいというかなるほどそういう事情あるんだなとちょっと今はかさんから聞いてちょっとまた考え直しました。
なんかね自分見るだけなので描く側の人の気持ちどのふうに描くんだろうってずっと考えてないんですよ。
見る側だけ。
あとやっぱなんていうんですか電気図面の粒度もバラバラですしね。
粒度ですか粒度。
例えばですけどそのIoがあるじゃないですか最終的に電気図面っていうと。
PLCからその何かリモートIoなりPLCのIoなりがあってそこにセンサーを接続してくださいねっていう風な図面があったとするじゃないですか。
ありますねはい。
そこにセンサーの線をそのまま持ってこれないから延長ケーブルを作って配線してくださいねっていう例え図面があったとするじゃないですか。
よくあるんですねよくあるよくあるね。
やっぱりいろんなパターンがあるんですよ図面にも。
例えば一番荒い理由と言うとリモートIoの何番ピンにこのセンサーのIoを入れてください。
以上。
一番細かいので言うとこういう長さのこういう材質でこういうピン番号でこういうマークチューブのケーブルを作ってこのマークチューブのここはここここここここに配線してください。
そこまで細かく書くんですか。
書くんですメーカーもあります。
そもそもメーカーよるんですね。
このレベルになるとどこまで細かく書かなきゃいけないのか多分誰も書いたルールもないんですね。
結局のところ読まりには意味ないですからね図面って。
分からなければ読んでいるかどうで配線するか分からないとそもそもこっちでもう。
細かければ読まれるっていうわけでもないんですよ。
そもそも図面書くって最終目的何ですかってことですよね。
そもそも配線するとか分かるようにする。
まあいろんな意味はありますけど最終的には品質が保てればいいですよね。
作られたものが品質が保たれてれば別に構わないわけですけど。
一番最初の製造したときもそうだけどそのメンテナンスだとかリピート制作とかいろんな面に限ってどれだけ品質を得られますかっていうのとそれがどれだけどこに必要ですかっていう話なんですけど。
ただ図面をいっぱいちゃんと細かく書けばそれがミスが起こらないかっていうと荒い図面の方が品質高いこともあるってことですね人が絡んでいる限りは。
これは何かっていうと例えば取説が一番わかりやすいですよ。
取説なんか100ページ200ページ300ページのものは当たり前にあるじゃないですか。
これの方が一番細かいんですよね。
でもクイックスタートの方が品質高くないですか。
何かをやるにあたって。
そうですねピンポイントで。
そういう意味?
ですよね。
取説。
でもクイックスタートと同じことは取説に書いてあるんですよ基本的に。
確かに。
クイックスタート自画自賛ピンポイントで見たいものは一番手早く分かりやすく短く伝えるんですよね。
ですよね。
となると別に詳しく書いてればそれが見やすいわけでもないし品質が上がるわけでもないっていうのはそこで示されるわけですけど。
対象度がいろいろあるんですよね。
なるほど。
っていうのでいろいろあるんですよ。
メーカーのアプローチ
いろいろあるんですよ。
最終的にはケースバイケースですっていうすごく残念な言葉に落ちちゃうんですけど。
なるほどね。
なので各メーカーは各メーカーのコンセプトに従って図面の流動とか運用方法は決めてるっていうのがほとんどですね。
なるほど。
例えばあるメーカーは同じものを作ったときに全く同じようにできてほしいからめっちゃ詳しく書きます。
決戦番号から配線ルートまで全て図面にしますっていうメーカーもいるし。
基本的に配線の品質っていうのは配線メーカーさんが自分で保証するものだから彼らがお仕事をするに最低限の情報だけ渡しますっていうメーカーもある。
これまた考えが違いますよ。
なるほどね。
どれがいいかっていうのは市場原理の中で決まっていくんですけど。
ただ各メーカーの戦略っていうのは結構バラバラになってる。
なるほど。
決まりないっていうことですね。
これは本当に上から考え方って変わるんですよね。
そうですね。
でもさっきのクイックノートと取説本に分かりやすかったら一気に分かれました。
そうかっていうところになります。
最初の質問には結構ざっくりしたかったからなっちゃうんですけど。
一番最後にまとめると、過去図面を読んどけば間違いないです。
なので間違ってないというタコヤキさんの今のやってる方は間違ってない。
一番正しいかもしれないですね。
そうですね。そこからやり方を変えましょうってなったらそういう話になってくるかもしれないですけどね。
そうじゃなければまだ自分も恥じられたことないから、取ったからまだ自分の書き方の方が無難だと。
そうですね。なぜこの書き方になってるかっていうのを紐解いていくとそういう話になってくるかなっていう。
ただそれは追っていった先のICやJISには出てこないこともたくさんあるし、ICやJISでは全然違う書き方をしろって書いてることも当然あります。
なるほど。
分かりました。
というわけで一本目ありがとうございます。
こんな感じでタコヤキさんありがとうございました。
ありがとうございました。
22:57

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