00:01
こんばんは、えりむすです。
この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
イギリスでの介護職
さて、半生を語るシリーズですが、前回はイギリスに行くぞと決意したというところで終わっていました。
その後ですね、1年後、無事にイギリスへと立つわけです。
イギリスに行ってですね、2週間のホームステイを終えた後に、
南の方にあるですね、小さな田舎町にボグナーリージスという町があるんですが、
有名なところで言うとポーツマスですね。
ポーツマス条約。猫広しのね、ポーツマスみたいな。
そのポーツマスの近くにある町で暮らし始めます。
私はそこで介護の仕事をしていたんですが、老人ホームがあってですね、
老人ホームのすぐ側に寮があって、そこに住み始めます。
当時私はその寮にインド人とスリランカ人と一緒に住んでいたんですね。
インド人のですね、エリザベスっていう女の子がいて、
最初はですね、あんまりお互いのことを理解できなかったりもしたんですが、
その後すごく仲良くなって、今でも親交が続いていて、
インドに結婚式に行ったりもしました。
そのエリザベスが初日私を出迎えてくれて、お部屋の案内をしてくれたんですけれども、
なんて言ってるか全然わからんで、
すごい早口やし、インドなまりの英語がもう本当に聞き取れなくて、
やばいかもって思いました。
そして、老人ホームのですね、幹部の人もスコットランド人の方だったんですが、
スコットランドのなまりもですね、すごいんですよ。
英語のね、スコットランドなまり、もう今ではすごい好きになっちゃいましたけど、
当時はもう全然何も聞き取れなくて、
私本当にやばい、これ仕事できるんかなみたいな不安に苛まれます。
そして仕事が始まりまして、実際にですね、老人ホームのスタッフとして、
おじいちゃんおばあちゃんのですね、朝ごはんのご食事の解除だったりとか、
お部屋の掃除だったりとか、入浴とかおトイレとかの解除だったりとか、
本当に全般的な介護の仕事をするんですけど、
もちろんですね、現地で研修を受けて、研修のもとを取り組むんですが、
研修にも辞書を持ち込んでね、必死になって、翻訳しながら頑張って覚えていましたけれども、
ただ本当にこのままじゃやばいなぁと思ってですね、
もともとエージェントにはですね、
英語は絶対日本にいる間にある程度勉強してから言ってくださいって言われてたんですけど、
私の当時のね、私は本当になめてまして、
まあ行ったらいけるっしょ、やれるっしょみたいな感じだったんですね、もう大間違いですよ本当に。
で、やばさを感じた私は、日本から中学英語の基礎の本をですね、取り寄せまして、
それからもう毎朝毎晩、仕事の前後はひたすら英語の勉強をして、
インプットして仕事でアウトプットするっていうのを繰り返してました。
これがね、本当に良かった。
英語力を鍛えるためには、インプットアウトプットがセットになっているこの環境はですね、素晴らしく良かったと思います。
そして何より介護職っていうのはとても良いですね。
これ何でかっていうと、おじいちゃんおばあちゃんたち基本的に暇なんですよ。
で、なんか座ってね、ゆっくりしてるんですけど、お話とかね、したいんですよ。
で、私もしたいんです。
しかも、何度もね、同じエピソードを繰り返し聞かせてくれるっていうのはとても良かったですね。
なので、同じ会話を何度もできる。
そこで自分自身も返事のね、いろんなパターンで返事をして、それに対する応答が得られてみたいな。
これはもう、ウィンウィンですよね。
とってもありがたかったです。
たくさんおじいちゃんおばあちゃんに助けられました。
ちょっと発音の手伝いというか、発音を見てほしいとか言ってね、教えてもらったりとかしながらですね。
私の英語力をおじいちゃんおばあちゃんとみんなで鍛えてもらいました。
従業員の方にも大変お世話になりまして、スタッフさんたちもですね、本当にみんな良い人で。
基本的に正規職員がイギリス人の方たちがいらっしゃって、プラス修道女たちがそこにいたんですね。
その老人ホームはキリスト教の方たちが入所する老人ホームで、老人ホームの中にも小さな教会があって、
毎日朝10時になったらミサに行くためにおじいちゃんおばあちゃんたちみんな教会に行くんですね。
その教会に連れて行くっていうのもしていましたけれども、なので修道女たちが一緒に働いてるんですね。
修道女たちは基本的にインドスリランカ系の人たちがメインでした。
そんな感じで修道女とイギリス人と私とインド人というような構成で。
でもですね、夜勤に強烈なロシアのおばちゃんがいたりとか、中華料理がめちゃくちゃ上手な中国のお姉さんがアルバイトしてたりとか、いろんな交流がありましたね。
そんなイギリス生活で英語力をですね、鍛えていくというお話でした。
修道女との交流
今日はここまでにしたいんですが、その修道女たちとですね、めちゃくちゃバトルが繰り広げられてたわけですよ、私のイギリス生活は。
そのあたりについてですね、次回お話ししたいなと思っています。
修道女なんてもうすごくこう、粛々と清らかな心で優しいみたいなイメージを勝手に持ってたんですけど、とんでもないですよ、本当にびっくりしました。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。