日本最大級のエンジニアコミュニティQiita、プロダクト開発部部長の清野俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストへ迎え、キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、エンジニアの皆さんに役立つ話題を発信していきます。
前回に引き続き、ゲストは株式会社イエラブグループ第2商品開発部執行役員で、プロダクト開発全体を統括するとともに、AI戦略責任者として先端技術の事業実装を推進されている和田健太郎さんです。よろしくお願いします。
和田さんとおこりする2回目のテーマは、経営と開発の間、AI戦略責任者と進めるプロダクトの進化とこれからのエンジニア像です。
ということで、2回目は和田さんの今やられていることについて、いろいろ深くお伺いをしていきたいなと思っています。
1回目もマネジメントのところはいろいろ聞いてきたんですが、もうちょっと続けてお伺いできたらなというふうに思っているところです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
改めてになってしまうところもあるかなと思うんですが、現在の仕事について改めてお伺いしてもよろしいでしょうか。
家ラブグループという会社は、不動産会社様向けのB2Bの業務支援サービスですね。
SaaSとして家ラブクラウドというのを提供しています。
これは今1.7万社の不動産会社様に導入いただいていまして、いわゆる物件の情報をデータベースに入れて契約書を出力するだとか、
エンドユーザーの方に物件の情報をメールで配信したりLINEで配信したりするのを使うとか、
あとは物件の検索サイトを作るのに使ったりとか、いろんなことができるよというサービスですね。
家ラブクラウドと一口に言っても、中のサービスは大体100個か200個ぐらいあってですね、
それをプロダクトの個系統ごとにチームを分けて開発をしています。
なので、お部屋を借りるときの営業支援のツールを作るチームだったり、
もしくはそのウェブサイトを作るチームだったり、みたいなことで分かれて、そんな感じですね。
僕自身は商品開発第2本部というところで、今お伝えをしたエンドユーザー様向けのサービスだったり、
ホームページの検索サービスだったり、その他各社大手様の対応だったり、
結構いろんなところをまたがって担当させていただいているような形です。
なので、各商品の企画だったり、あとはそれに対して誰をアサインして、
どういう順番で開発をさせるのか、みたいなものを割と年間の計画を引いて、
そのフィードバックとかをしながら、方向転換をしながらやっているっていうのが今の役割ですね。
あとは、去年2025年くらいからはAIの戦略の責任者みたいなところも預からせてもらっていて、
サービスにAIを組み込むっていうのはもちろんそうですし、
社内のAI活用ですね、ここに関しても低減をしたり、ツールを入れたい、効果を計測したり、みたいなことをやっています。
ありがとうございます。
今の統括ってところのお仕事と、AIを推進していくところのお話があったかなと思うので、
それぞれについていろいろお伺いができると嬉しいなと思っています。
はい、お願いします。
まず最初にお伺いしたいなっていうのが、
今のお話だと開発統括ってところで、
いろいろ全体の戦略とかも考えたり、方向性を決めるっていうところもやられてるんじゃないかなと思ったんですけど、
いわゆる他の職種の責任者の方とかもいらっしゃったりするんじゃないかなと思っています。
いろいろ判断をする中で、
そういう他の職種の方とどういう関わり方をしているのかみたいなところも、もし可能であればお伺いしたいなと思ったんですが、いかがでしょうか。
ちょっと変わってるかもしれないんですけど、
毎日ミーティングがあるんですね、毎朝。
弊社でいうと、志向役員が営業系統で2人、
開発系統でいうと3人、僕以外にも2人、
あとは人事とかコーポレートとかの責任者たちがいて、
そこと毎日、毎朝顔を付け合わせて会話をしているので、
基本的には相談事項っていうのはそのタイミングで持っていって、意見をもらうみたいな感じですね。
例えば、新しいサービスを開発しようと思っているとか、
もしくは、POCで一旦Mockを作ってみたので見てほしいとか、
ネギ目を一緒にやってほしいとか、
もしくはトラブルが発生しているので、
どういうふうに対応したらいいか相談させてほしいみたいなものを、
毎日何かしらはあるので、そういった会話をしているような感じです。
なるほど、ありがとうございます。毎日やられてるんですね、それを。
そうですね、本当に毎日やってます。本当に。
あってもなくても、大体あるんですけど、
中には大きなトラブルもあったり、もしくはちょっと嬉しい共有とかだったり、
そういったものも含めて、何でも相談を30分、1時間ぐらいやってますね。
そうなんですね。いわゆる責任者とか統括の方のレイヤーで毎日やられてるってことですよね。
はい、やってます。
そうなんですね。その時にいろいろ議論をしたりしてってなると、
僕のイメージだと、それぞれまた部門ごとに組織とかもあって、
メンバーもいてっていう感じかなと思うんですけど、
その吸い上げとそれのまた共有というか、トップダウンでの推進みたいなところの
コミュニケーションとか結構大変そうだなっていう印象があったんですけど、
そこの辺ってそんななんですかね。
そうですね。それで言うと、結構各執行役員ごとにそれぞれの現場の中身は
かなり手触り感を持って把握しているので、なので改めて吸い上げをする。
もちろん細かいところは必要なんですけど、
ある程度把握した上で毎日会話をしているっていう状況ですね。
なので、あんまりそこが足りないなって思ってることはないかなと思います。
あれですね、たぶん毎日話してるって伝えたので、もしかしたらあれですね。
では次〇〇さんお願いしますみたいなやってるのかって言うとそういう感じじゃないので、
そうなんですね。
そうですね。なんかありますみたいなそんな感じなんで、
そういえばみたいなそういうラフな感じのやり取りから入ってるので、
そこのバランス取れってないなって思うことはあんまりないですね。
あとまああれか、そもそもそれぞれの部門ごとに確かにチームはあるんですけど、
僕もその営業のメンバーとご飯行ったりとか、
普段から会議とか一緒に会ってたりとか全然あるので、
その辺は全然なんか違和感はないんですよね。
縦に言われてて情報の共有がないとかそういうのは全然ないので、
そこはなんかあんま苦労しないですね。
じゃあこうメンバーとの距離感も近いみたいなイメージなんですかね。
いろいろそもそもお仕事をされてる中でも。
たぶん近い気はします。
っていうと、昨日もメンバーのことを飲みに行きましたし、
たぶん今日も行く気がします。
確かに近いですね。
それはなんかだから開発の以外も混ざってましたね。
そうなんですね。
僕が特別飲みに行くのが好きかというと、
どちらかというとあんまり得意な方ではないので、
むしろ少ない方の認識でいます。
少なくてもでもそれぐらいの頻度で行かれてます。
そうですね、あとは今日も収録の時間ありましたけど、
もともとメンバーのことをランジに行く約束があって、
ごめんって言って別の日にずらしてもらったりとか。
だいたいその月に2,30回ぐらい誰かとご飯に行くってなってるので、
その辺は確かに近いですね。
よく友達とかマネージャー仲間とかで、
よその会社のマネージャーと話をするときも、
真似したいけど絶対無理って言われるのはその辺はよく言われますね。
一緒に飲みに行ってコミュニケーションを取る文化とかは、
かなり真似するの難しいってよく言われます。
そうですね、なんかすごい距離感だなって話聞いてて。
なんか今のお話を聞いている感じだと、
日々の例えば施策をやるとか、
アクションを取っていくみたいなところって、
どっちかというとボトムアップベースでの
いろいろ提案とか多かったりするみたいなイメージなんですかね。
半分半分な気がします。
逆にそのエアエージェントの話とかって、
結構そのプロダクトワークとサービスで作るようありきで、
企画立てて作るものとかもあるので、
それはなんか半々ぐらいですね。
ありがとうございます。
本当に縦割りじゃないというか、
本当にすごいチームとしての一体感がある組織なんだろうなって、
今お話聞いていてすごい思ったんですけど、
なんかこういわゆる開発統括として
意思決定をしていくみたいな時にあるあるなのが、
事業的には確かにやったらインパクトとか出る可能性はありそうだけども、
システム的なことで言うと、
かなりいろいろトレードオフが発生する可能性もあるみたいな、
場面って結構他あるなと思っていて、
僕は毎回毎回悩みながら判断をしているんですけど、
なんかそこら辺のこうなんていうんですかね、
いわゆる開発統括としての責務というか、
なんかどういう感じでそこら辺の判断とかミッションって持てたりするんですかね。
言うとプロダクトのフェーズによって分けていて、
全然伸びてないのに、
そういう得り好みしている場合じゃないよねみたいな時は、
本当に何でもむしゃむしゃいきますし、
逆にある程度一定伸びてきて、
これを例えばすごい有力なお客様からのご要望で、
やってくれって言われているけれども、
それからはいやりますって言った時に、
その他一番うしゃにどういう影響があるのかみたいなものとかですよね。
そういうのはちゃんとご説明をするようにしています。
あとはそれでもやっぱりやらねばならぬはやらねばならぬことはあるので、
そうなったらあれですね、
もう腕の見せどころだぐらいの感じで、
いかに全体最適を妨げないような課題の解決をするのか、
そこを腕を求められているんだろうなって思って、
僕もそうですし、メンバーにも落とし込んでやっていますね。
これも結構あるんじゃないかなと思っているのが、
そういう悩ましい判断をした後に、
それをメンバーに伝えた時のメンバーのどういうふうに落ちてもらうかというか、
メッセージングの仕方も結構僕は悩ましいなと思っているタイミングとかもあったりして、
そこら辺の伝え方とか、
メンバーがどのようなふうに落ちてくれるかとかって何かあったりしますか?
イベントだけで聞いとって、
ここはこういう事案を何とかしなきゃいけないんだよっていうのは本質じゃないと思っていて、
どっちかというと毎日の会話の文脈の中で、
遠回りに一瞬見えても結果的にゴールに向かっていく判断を、
和田さんはしてるんだよねとか会社はしていくよねみたいなことが、
普段のアウトプットからできていると、
まあまあそうですね、やった方がいいですねって、
ずっと割と入ってくれる気がします。
あとはちょっと大変そうなタスクとかは、
ちゃんと直接口頭で言ってあげるとか、
必ず終わった後とかにちゃんと、
もうやりたくないけど、じゃあどうしよっかみたいな、
そういう会話の落とし込みをやるので、
そんなに仕事の落とし込みで悩んでるなとはないですね。
昔は確かにすごい考えて話したりとかしてましたけど。
ありがとうございます。
まさにスタンスのそもそものを知ってもらうというか、
そこを合わせるみたいなのがやっぱりめっちゃ大事だなって、
今お話し聞いていて思いました。
どうしてもいろんな意思決定をしている中だと、
全員が全員納得できるとか、
全員が全員絶対これがいいねって満場一致でいいってなるってことって、
なかなかないことも多いかなと思っているので、
まあそういうもんだよねっていう前提を取りつつ、
とはいえ僕たちの活気するバリューってこういうもんだよねみたいな、
そこを擦り合わせるのすごい大事なんだなって、
今改めて思いました。
いやでもすごい勉強になります。
ありがとうございます。
そこもちょっとお伺いしたいんですけど、
今世の中のトレンド的に言うと、
AIが出てきて人のレバレッジがすごい効くようになったから、
逆に言うと能力がある人の重要性も逆にすごい高まってるみたいな、
そんな話もあるかなと思っていて、
そういう中でいわゆるポテンシャル採用である新卒採用みたいなところを
メインでやられてる目的というか理由って何かあったりするんですか。
でもそれで言うと、
僕個人としてはまずあえて逆張りをしておく必要は一定あるなと思っています。
結局そのAIは使う側の人間も一定必要になるの間違いないので、
その時に必要なのはプログラミングが今できるか以上に
自頭とあとうちのビジョンとか進め方、マインドを理解してくれるようになってるかどうかですよね。
なのでそこを考えると、
全然新卒の方がいい場面も多いという感じです。
あと中等とかも普通に募集してないわけではないので、
そこは何か求める役割の違いとしてという感じですよね。
本当に今後の、これはもう自分も含めてだと思うんですけど、
エンジニアという仕事がどうなるか分からないという中で、
逆に一周回って今後必要な能力って、
昔から言われてビジネスマンとして必須の論理的思考力とか、
自社のプロダクトを理解してどういう価値を届けるのかみたいなことを考えられるプロダクト思考とか、
そういうものに宿っていくんだろうなって、
僕自身も思ってるところあったので、
確かにそういう観点で言うと新卒の方を最初から叩き上げていくというか、
最初からインプットしていく方が確かに活躍できる可能性がありそうだなという話を聞いてて思いましたね。
今のところはまだ目標というか何を解決したいのかみたいなところは、
やっぱりまだ弱いなって思うところはあるので、
その辺はやっぱり人がやらなきゃいけないよねっていう前提はありますよね。
だから何の課題を解くのっていう当たりをつけるところ、
それこそめちゃくちゃ大きな話でいくと、
イエラブクラウドはこのままでいいんですかみたいな話、
多分どのSaaSの方もそう思ってると思うんですけど、
いや、今のままだとダメでしょみたいな。
AIにイエラブクラウドの回収をさせると、
めちゃくちゃ論理の飛躍みたいなところはなくて、
基本的には機能の改善、アップデート、リファクタリングで留まっちゃうみたいな感じですよね。
だから今後のことを考えた時に、
イエラブクラウド自体に全ての機能にAIエージェントを搭載するみたいなビジョンを掲げて、
全機能が一段階進化するみたいな、
そういうイメージで開発していこうねっていうのは、
やっぱり人が考えて決めなきゃいけないとか。
あとは教育の面でいくと、
先ほどのようなAIを使いすぎていると、
必要な場面で意思決定ができなくなるとかっていうケースがあるので、
ここでは使わないみたいな。
そういう判断自体は多分人じゃなきゃいけないと思っているので、
そこをうまく差し込んでいかなきゃいけないですね。
なのでその部分ベースとしては、
自力が必要だよねとか、
動産の業界何が必要だよねみたいなものは、
やっぱり新卒の方は最初インプットというか吸収は早いですよね。
ありがとうございます。
なんか今お話聞いていて改めて、
エンジンやってやっぱりどうなっていくんだろうな。
邪魔ではなくなるんじゃないですかね。
そうですよね、やっぱり。
ちなみに今採用されている中でも、
いわゆるエンジニアみたいな職種で取られているみたいな感じなんですかね。
どっちもあります。
結局総合職で取って、
結果その開発部に寄っていく人もいますし、
開発部の配属想定で入ってくる人もいます。
それで言うと、最近は面接の段階で、
ちょっとその辺のイメージってみんなどう考えてるんだろう、
みたいな調査をするようにはしてますね。
AI出てくるけどどうするみたいな。
そうですよね。
ちなみに聞ける範囲でいいんですけど、
そういう新卒の方ってどういうことを考えたりするんですか、今。
でも基本的には家らばを受けてくれる人だからかもしれないんですけど、
プログラミング自体は手段であって、
物を作って、自分の出したアウトプットで世の中を変えたいとか、
そっちに目が行ってる人が多いなとは思います。
なのでそこがあっていれば、
普通にプログラミングじゃなくても、
AIにCを出してでも物を作ってるっていうところは変わらないので、
それが作用に影響してくること自体はそこまで今のところはないんですけど。
でもたまにやっぱりAIが登場しているので、
早く現場レイヤーを抜けてマネージャーになりたいから
家らばを受けますみたいな子もいます。
それもでもあってますよね、たぶんだから。
結局抽象度の高い課題を解決する方に早く行かないといけないのでっていう。
それもおっしゃる通りなんで、というところですかね。
ありがとうございます。
今の新卒はすごいなと思いますね。
僕はもうずっとプログラミングが好きでエンジニアになったりするので。
でも大変だなと思いますね。
開発早くできるようになれって言われたり。
でもAI使うなって言われたり。
ここは使えって言われたり。
結構意味わからない指示が結構来てるんじゃないかなって思ってます。
我々本当に何も参考ソースがない。
YouTubeとか動画教材なんてないし、
書籍とスタックオーバーフローしかないよねみたいな。
そんな感じだった頃を考えると、
じっくり腰を据えてこの1個に合ってたみたいな。
そういう分かりやすさは多分なくなってますよね。
そうですよね。
本当に多分使ってる頭も違うし、悩み事も全然違うだろうし。
でも逆に言うとそういう過渡期で生きてるからこそ、
できることもいっぱいある気がするんで。
理論としてはあれですよね。
別に時代に応じた大変さはあるので、
そこはそこに生まれた人として頑張れっていうのは言ってますけど。
まさにそうですね。