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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ リニューアル第60回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わり店長によるイベント型カフェバー、週刊マガニンで、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーゾン運営しています代表の原口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
えっとですね、今回、まずちょっとお詫びをお伝えしたいなと思って、
前回の4月の映画の話したすぎるBARなんですけども、私、山口、ちょっと急遽参加できなくなりまして、
他の3人のメンバーが店長と入って、映画の話したすぎるBARをやらせてもらいました。
すみません、ちょっと急遽の事情が入ってしまって申し訳ないんですけども、
5月の方は参加したいなと思ってますので、よろしくお願いします。
4月の方、どうでした?
お客さんめちゃくちゃいましたね。
盛況でしたね。
良かったです、本当に。
程よく改善もしながら。
良いバランスかもしれないですね。
来ていただけて本当にありがとうございます。
次回は新ウルトラマンの翌日の開催になりますので、
特に新ウルトラマンの話もできますし、
このPodcast内で喋っている映画の話もできるかなと思いますので、
またよかったら来ていただけたらなと思います。
5月の14日を予定しています。
今回ですね、テーマ予告でカモンカモンの話をする予定だったんですけども、
すみません、ちょっと僕色々とドタバタしてて、カモンカモン見れてなくてですね、
今回4人が共通で見ている映画がない状態なんですね。
なので急遽、リニューアル1周年記念と言いますか、
前々から少し話してたただの自己紹介会をやりたいなと思ってます。
聞いていただけるのかなという不安が少しだけあるんですけどね。
映画以外の引き出しっていうのを知っていただくことで、
来た時に実はああいう側面もあるんですか?みたいな話が広がったらいいかなっていう願望?
というか希望的感覚ですね、ほんま。
我々こんな人間ですっていうのを知っていただくのもありかなと思いまして、
今回1年間この4人でやってきたので、
より我々を知っていただく機会にできたらなと思ってます。
じゃあまず近況から伺っていこうかと思うんですけども、
寺口さん、いかがされていましたか?
そうですね、一応先週曲がりの前後とかに劇場でいくらか見てまして、
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実は3本見てまして、
リブルでパリ13区KKKをぶっ飛ばせ、ベル・イッマン島にてを見たり、
あとよくいつもテアトルで男たちのマスター版を見てたりしました。
本当によくミニシアターでいろいろ見まして、
今回ちょっと紹介したいのが、
先日マスコミ社会で見ましたルローの月という作品。
これは本屋大将とかになった原作の映画家なんですけれども、
帰れない事情を抱えた遠い少女と、
その彼女を家に招き入れた孤独な大学生っていうことがあって、
これ冷静に考えると社会から見ると、
社会犯とその被害に遭った女の子っていう宿図なんですけれども、
その2人が10年後、偶然再会を遂げて、
また2人は…みたいな話。
2人しかわからないある種イノセントな世界があるんだけれども、
社会とか周囲の人たちはそれを許さないっていう話。
なるほど。
だからこの作品、人によって捉え方とか考え方がちゃうよなって思いながら、
公開するのは難しいなと思うんですけど、
このラジオで語り合うには結構いい作品かなと思ってまして。
シン・ウルトラマンと同じ5月13日の公開ではあるんですけれども。
なるほどね。
パッと聞く限りだと、結構嫌な話だなとはちょっと思ったりはするんですよね。
ちょっと苦しい話ではあるんだけれども。
結構本当にどうあがいても誤読されると思うんですよね、その話って。
うん、周囲から見ると。
もちろん個々の事情って色々あると思うんですよ。
世間とか社会から見た時に良くないって見える関係が実はそうじゃないっていうのもあるけど、
じゃあその映画を見ている我々が求めているものは何なんだろうって思った時に、
その登場人物の関係は清くても、見ている側が期待しているものは歪んでたりすることもあり得ると思うんですよね。
そういうとこにどう取り組んでいる話なのかなっていうのはちょっと興味深かったりはしますかね。
これを監督したのが悪人とか怒りのリー・サンイル監督さん。
大人になった2人を演じているのが広瀬鈴と松坂通り。
一応来週あたりに試写会とか関西キャンペーンがあるようで、
広瀬鈴と松坂通りの舞台挨拶があるので、それを取材に行ってきますというところです。
ぜひヤバいところまで踏み込んで語ってくださいね。
舞台挨拶の取材だからインタビューとかじゃないんだけどね。
でも試写ご覧になるわけですよね。
試写は見たので。
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なるほどね。原口さん的にどうだったんですか?
その危うい題材というものに対して。
でも結構俺としてはイノセントな方で見てて結構最後切なくて、
ちょっと応援出そうでヤバかった。
なおも社会は許さないのかっていう感じが切なすぎて。
なるほどね。
宣伝とかではどういう映画なんだろうっていうのはあんまりわかってなかったんですけど、
ちょっと興味深いですね。その話聞いてみると。
多分あえて詳しくは宣伝してやると思うストーリーを。
なるほどね。
前田さんいかがでした?
私は今週はプレデターしか見てないです。
プレデターは?
プレデター1、2しか見てないです。
なぜ今っていうのはあるんですか?特には。
いや、確実に面白いもの見たいなと思って。
前見た時からちょっと空いてたんで、そろそろまた見ようかなと思って。
こんなに面白い映画があるのかなって思いました。
確かに間違いないですよね。面白いっていう意味では。
面白すぎるし、爆破シーンとかを本当にCGとかじゃなくて本当にやってるんで、
プレデターとかが光学迷彩で姿見えないシーンとかどうやって撮影してるのかなって。
めっちゃ古い映画なのに、本当にプレデターがいるって思いながら見てました。
やっぱ1がいいですよね。
最高ですね。無駄がなくて、最後まで面白いし、真面目に見ても面白いし、ふざけてみても面白いですね。
そうですね。
プレデターを語る時の切り口で、ホラー映画のファイナルガールがシュワちゃんだったっていう切り口に捉えるっていうのを聞いたことがあって、
その視点めちゃくちゃおもろいなと思ったんですよね。
確かにそうですね。最後まで生き残るヒロインですよね。
その視点なかったなと思って。僕2も結構好きなんですよね。
2も面白いです。
ダニー・クローバーが情けない感じで頑張るみたいなのがいいなっていうか。
大都会2っていうのが結構味があるなと思って。2も結構好きなんですよね。
あとやっぱり最後に、これ最後とか言っていいかな?
いや、まあいいです。
もう前の映画だし。
最後にエイリアンが、エイリアンの頭蓋骨みたいなの飾ってるじゃないですか。プレデターの乗ってきた船に。
あそこ何回見てもテンションが上がりすぎて、その中で絶対エイリアンvsプレデターを見てしまうっていう。
ここまでがセットですね。
そうですね。
当時劇場で見た人が羨ましいです、本当に。
うわーってなったでしょうね。
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あの描写からエイリアンvsプレデターっていうゲームが生まれ、映画が生まれというか、コミックとかにもなったんでしたっけね、確か。
もうあれだけでもファンの想像が膨らみ膨らみですよね。
いや、本当にそうなんですよ。
いいですね。好きなものを見るっていう信念にあぶれてて。
そうです。人生一本も前に進んでません。
足踏みしかしてません。
床に穴が開くまで足踏みするっていう生き方もありますよ。
そしたら屋根裏がドーンって落ちて、話進んでいくっていう感じですね。
マリムナントみたいになるわけですよ、そこで。
ギャーって。
はい、そんな感じでした。
マリムさんいかがされていましたか。
そうですね。スパークスブラザーズっていう音楽ドキュメンタリーの映画とか、
あとファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密とか、そういうのとか見てたりしましたがね。
特にスパークスブラザーズは面白かったですね。
スパークスブラザーズっていう、スパークスっていう音楽、ロックバンドというかユニットか、兄弟でやってるユニットがいて、
レオスカラックスのアネットの音楽とかを担当してるユニットなんですけど、
僕全くこのアーティストの存在を知らないで見に行ったんですけど、
すっごい丁寧にこのユニット2人はどういう人たちなのかっていうのとか、
どういう音楽をこれまで作り上げてきたのかみたいなのをすっごく丁寧にやってくれるし、
しかも彼らって25枚ぐらいアルバム作ってるんですけど、
25枚全部触れてくんですよ。
ただでさえ膨大なんですけど、また監督がエドガーライトなのもあってすごく見やすくて、
ジャケットとかもちゃんとしっかり見せてくれて、視覚的にもちゃんとはっきりこの人たちはこういう人ですよっていうのを分からせてくれるし、
なんか耳で聞いても目で見ても楽しい音楽ドキュメンタリーだったなっていうふうに思いましたね。
なんかエドガーライトってこういうのを撮るんだなっていうのがあって評判もいいですしね。
そうなんですよね。
2時間半あるんですけどあっという間でした本当に。
サクサク見れちゃいました本当に。楽しかったし。
あと結構兄弟でやってるんですけど、2人とも映画がやっぱ好きなんだなみたいな人っぽくて、
長いキャリアの中でやっぱり映画との接点みたいなのも何回かあったんだけど、実はなかなかうまくいかなくてみたいなのも語られたりするので、
そういう意味でも面白いところで、
ティム・バートンと1回組んで映画作ろうとしてたみたいな、っていうのとかもあったりとか、
しかもなんかティム・バートンが映画化するその原作しかも日本の漫画だったりとかっていう、
なんかなかなか興味深いようなところも聞けたりするので、とても面白いドキュメンタリーでした。
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僕はですね、本当に何も見てなくって、何も見てないっすわ。
本当に何も見てないですね。
なんかちょっとトピック的に話したいかなと思ってたことが、
前も話したんですけど、動画コンテンツ早送りしてみる問題の記事がまた上がってて、
今回は脚本家の方がインタビュー形式で話されてる記事だったんですけど、
脚本家としても残念な気持ちがあるみたいなことはお話しされてて、
その中の一節で、なるほどなと思ったのが、これだけサブスクリプションサービスの動画配信が流行ったことで、
要は元を取ってやろうっていう気持ちはもうみんなないっていう風な話があったんですよね。
もう見れること前提だから、コストになるのが時間だけってことになると。
じゃあ面白くないなと思ったら、そこで切っちゃうし、
この時間あんま意味ないなと思ったら早送りしちゃうって、
まあなんか妥当な判断にも聞こえるなと思ったんですよ。
ただ僕それ聞いてて思ったのが、
僕その動画コンテンツ、映画含めての動画コンテンツって旅行だなと思ってるんですよね。
だから目的地に行ったことだけが重要ではないなと思うんですよ。
だからその見どころだけを知ってる、あらすじがわかってる、クライマックスだけ楽しめるとかじゃなくて、
やっぱりそこに至る道中を楽しんでるっていうのはあると思うんですよ。
例えばどこかの観光地に旅行行きましたってなったときに、知らない人と話しするってなったら、
観光地そのものの話しかできないと思うんですよ。
あそこが見どころだよねってなっちゃうと思うんですけど、
でも旅行の本質ってやっぱりそこに至る道中の面白さだとは思うんですよね。
そこを共有できる人がいないからそうなってしまうのかなと思って、
例えばインターネットで何か動画コンテンツを見たって話しようって思ったら、
やっぱり見どころの話になると思うんですよ。
メインディッシュの部分の話、味の濃い部分の話になると思うんですよ。
それはやっぱりネットで何か話しするって、語ってる人の主体ってそんなに重要じゃないからだと思うんですよ。
知らないどこかの誰かが喋ってることで道中がとかってあんまり魅力のない話だと思うんですよね。
でもやっぱりその語ってる誰かっていうものを重要視したときに、そこに至る過程こそを尊いって感じるんじゃないかなと思って、
やっぱり僕その意味では、直で映画の話しするっていうのをすごく大切にしたいなと改めて思ったんですよね。
だって何の映画の話ししてるかじゃなくて、その人が何を見て何を語るかに軸があるじゃないですか、やっぱり対面で喋る以上は。
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何かその人に気も付いてる話をして欲しいかなと思って、やっぱ対面で映画の話したいし、せめて会話でやりたいなとは思ったし、
映画の話したすぎれば結構やりがいあるなと改めて思ったりとかしてね。
その記事を見てから色々派生で考えてたりはしてました。
映画の話したすぎれば来てくださいよっていう話なんですけど。
そんな感じのことを思ったりっていうのが近況でした。