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2024-04-09 14:30

第161回(1) オープニング~言の葉の庭/青春ジャック 止められるか、俺たちを2/ゴーストバスターズ フローズン・サマー etc…~

『オッペンハイマー』の話をしました。オープニングではメンバーの近況の話をしています。

■メンバー

・山口 https://twitter.com/awajicinema     https://bsky.app/profile/bunkai00.bsky.social ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe

■月2バー「ちょっと映画の話でも」オープンのお知らせ

山口が店長の映画の話をするバーをオープンします。

毎月第2/第4火曜日

初回オープン:2024年4月9日(火)

場所:Osaka Metro「長堀橋」駅 徒歩2分「CAFE&BAR DC心斎橋」

詳細:https://chottoeigabanashi.virtualeigabar.com

■リスナーさんのお住まいアンケート

リスナーさんのお住まいの都道府県を教えていただくアンケートを行っております。

https://forms.gle/vUMrAEjg8AKzFe6h7

期限:4/30(火)

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2024年4月27日(土)

場所:『週間マガリ』大阪府大阪市北区天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar

■映画の話したすぎるBAR東京のお知らせ

日時:2024年5月25日(土)

場所:『イベントバーエデン日暮里』東京都文京区千駄木3-44-9パレ・ドール千駄木B102 https://eventbareden.com/bar-list/nippori

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2024-5_in_tokyo

■お便り

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00:12
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第161回になります。この番組は、大阪の南森町にあるイベントカフェ・バー・週刊マガニティ、映画トークバーイベント
映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
はい、今回も前田さんお休みですので、3人で収録していきたいと思います。ではメンバーの近況、マリオンさんからお願いできますか?
そうですね。お題映画以外だと、劇場で秒速5センチメートルと言の葉の庭を見に行きました。
ちょうど秒速5センチメートルはあれですよね。全国的にリバイバルというか、まあリバイバルやってるかなと思うんですけど。
で、塚口さんさん劇場で星を追う子供と、あと異なる庭がやってたので、見に行こうと思って。異なる庭だけだったんですけど、プラスで見たの。
それをちょっと見に行きました。そうですね、秒速はラジオでいっぱい喋りましたしね。もういいかっていう感じがしますけど、やっぱりいつ見てもね、たまんねえわっていう感じですよね。
とても、あれを見ると元気が出ますね、僕はね。あれを見ると。
違う領域に行ってる感じがする。そうなんですか。僕なんかどっちかっていうと落ち込んだ時はすごいなんか暗い曲とか映画を見て逆にテンションを上げる人なんですけど。
なんかそういう感じのものに近いような気がするんですけどね、僕はね、とっても秒速が。
私やっぱり、やっぱ最後はやっぱすごく明るく前向きに進んでいって終わってますから、やっぱあれはすごくハッピーエンドだなっていうか、ビターですけど。
だなっていうのを改めて思いましたね。そうですね、あれはハッピーエンドだっていう話しましたからね。
あそこで踏切の向こう側に行かなかったから良かったんだっていう話を多分したはずなので。
してましたね。そうですね、コトン派の庭は一回も結局取り上げてないんですよね、結局ね。
実は収録したけど何らかの事情で載せなかったんですよね、配信に。
なのでまあ確かにね、初めてある意味じっくり話す機会ではあるんですけど。
時間的に言うとやっぱり42分ぐらいの作品なので、ちょっと駆け足だなって今思うと思うところは結構あるんですけど、
それでもやっぱりたまんないんですよね、あの繊細なところっていうか。
誰にも打ち明けられないようなちょっとした不安とかみたいな部分が、新宿御苑のあざまいでちょっと共鳴し合うみたいなのがすごくいいんですよねっていう。
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本当にあそこで人生の舞踊りじゃないですけど、歩く練習をしてたっていうねセリフもありますけど、
なんか本当2人にとってそういう場所だったしそういうかけがえのない時間があそこに流れていて、
なんかねそういう話がね僕はすごく好きなので、ちょっとやっぱね見ていてね、おいおいと泣いてしまいましたね。
もう何回も見てるんですけどね、やっぱ素晴らしいなというふうにちょっと思いました。
コトノハノニアは僕が見てる新海誠作品の範囲の中で一番甘美な作品だなと思ってて、
なんかこうちょっと引きつけられる何かがあるなと思ってて、ちょっとその引きつけられる何か僕は怖いんですけど。
そうですね、確かに甘美っていうワードが本当にふさわしいなっていうか、
なんて言うんですかね、雪野先生の足の肩を取るシーンとかちょっともうなんかエロいぞっていうか、
なんだこれはみたいなね、ふうに思いますね、たくせてないぞっていう感じがすごいしますけどね。
そういうちょっとね危うさも含めながらも、でもやっぱちょっと僕のやっぱ繊細な部分というか繊細な話をこうなんて言うんだろうな、
やっぱ人との距離感があそこでこう一気に徐々に詰まっていく感じというか、ああいう瞬間にちょっと僕はやられてしまうなっていうのはやっぱありますね。
そんな感じですかね。
今週はこんな感じです。
では大井さんいかがされてましたか。
今週は劇場でですね、ちょうど今週末に仙台のチネラビータって劇場があるんですけど、
僕が大学の学生時代に通ってた劇場なんですけど、それが閉まっちゃうということで、そこに出向いてさよならだけを言いに一本映画を見てきました。
見た映画はちょっと舞台挨拶があったんですけど、青春ジャック止められるか俺たちを2という映画を見てきました。
これ前作止められるか俺たちもあるんですけどご存知だったりします?
見てます。
僕見逃してますね。
前作の後日短的な話でもあるというか、時代的にもその後の話なんですけど、
後の若松プロの話になってくるんですけど、監督の井上純一さん、脚本家とかもやられてて、確か福田村受験とかの脚本にも携わられてた方なんですけど、
この方の若松プロに入ってからの悪戦苦闘の日々っていうのが出てくる、見られるっていうのがこの映画の一方の筋になります。
ちょっとそれ見てて、ひりしま部活辞めるっていうのの主人公が、もし映画業界に入ったとしたらこうなったかもしれないなっていう未来をちょっと見た気がして、
山口さん以前、彼は映画をやらなかったのではっていう話をされたと思うんですよね。
井上監督その後、一度若松プロを離れて監督業を諦めてるんですよっていう時期があって、
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で、なぜそこに至ってしまったかっていうのも映画を見ていくとこうわかるというか、
ああなるほど、こういう苦悩があったのかっていうのが見て取れるっていう、その自分の中に表現すべきものがないというか、
表現したいんだけどそのものの空虚さにこう、怖気づいてしまうというか、
そのなんか若者なりの苦悩みたいなものがすごい一心一致に描かれていて、まあ本人の実体験でもあると思うので、そこはまずすごく良かったですね。
で、追加でこの映画もう一個軸があって、シネマスコーレっていう名古屋にある名画座があるんですけど、
これの立ち上げの話も同時進行で動くんですよ。
若松監督がそこに劇場を作って自分の映画を流すっていうのを一時期やってたらしいんですけど、
そこの支配人の木又さんっていう方を演じられているのが東出さんなんですね。
そこもちょっとまだケリシマリンクだったりするんですが、
映画が好きなんだけど、いわゆる世間的に受けないような、
受けてるんだけどまだまだ目が出て間もないようなインディベンデント映画をうちでやりたいんだっていうふうに若松監督に言うんだけど、
全然それが売れない、興行的にヒットしない、その中でじゃあどうしていくかっていうのを、
いろいろ現実と理想を何度も何度も行き来しながらやっていくっていうのは、これまたすごくドラマがあっていいっていう。
まさにその映画館、ミニシアターの話なんで、僕自身が今回ミニシアターが閉まるタイミングでこの映画を見たっていうのも含めて、
すごい考え深い作品になりました。
なるほどね。そのシチュエーションでその映画を見るっていうのはなかなかいいですね。
そういうインディペンデントな味の映画を見れる場所がなくなるタイミングなわけじゃないですか。
そういうインディペンデントな映画に突っ込んでいった人たちの話を、インディペンデントな映画を見れる場がなくなる時に見るっていう。
なんかすごい味わい深いですね、それ。
そうなんですよ。だからもう、ある種ぴったりといえばぴったりだなと思って見ましたし、
自分自身の大学院時代の苦悩みたいなのに井上監督の若い頃の苦悩みたいなのもやっぱ全然重なりましたし。
なんかそういう意味ですごい、自分の青春時代だったりある意味仙台でちょっとドロドロしたものが折りのように重なってる土地なんですよ、地元って。
わかる。僕も京都の大学行ってましたけど、大学卒業してから数年間は僕京都に行くと鼻の中にサビの匂いがするような感覚があったんですよ。
わかりますわかります。
サビの匂い。
もう心から嗅覚にサビの匂いが届くんですよね。あの頃のゴミのような日々が匂いとして嗅覚に届くんですよ、記憶から。
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そうなんですよ。だからもう、その血の匂いも含めて生々しい体験というか。
そういう意味ですごい良い映画体験にはなりましたね。
いいですね。僕いつの間にか京都行ってもサビの匂いしなくなったから、あの頃の自分はいなくなったんだなっていうのをふと思い出します。
そうか。
大井さんの中にはまだあの匂いがあるんですね。
ありますよ。仙台にはまだ全然僕の呪いと疫療が済んでるからね。
その疫療が済んでるってやばいなぁ。
ビビッドな話ですね。
今週はこんな感じです。
では僕、今週そこそこ見てて、お題以外だと、まず成功したオタクとフライと12日の殺人とゴーストバスターズフローズンサマーを見まして、
全体的に良かったっちゃ良かったんですけど、一つ取り上げたいかなと思っているのがゴーストバスターズなんですけど、
すっげー面白かったんです。前作があんまり合わなかったんですよ。
すごいジュブナイル方向を目指してたじゃないですか、前作って。
そうですね。
ネットフリックスのあのドラマ、名前出ない?
ストレンジャーシングス。
ストレンジャーシングスの主役の役者さん連れてきたりとか、めっちゃジュブナイルだぜっていうオーラ出してたじゃないですか。
一方で、かつてのゴーストバスターズの引用とかしまくって、懐かしいゴーストバスターズっていう方向をも同時に持ってて、
あの二つが上手いこと一本の映画に収まってないように僕は見えたんですね、前作が。
で、あんまりそこが僕合わなかったところだったんですけど、本作はその辺りのことを一旦は触れ終えて、
もう純粋にキャラだけで次の話を動かし始めた感じが、純粋に面白かったっていう感覚を覚えました。
本当に全く退屈せずに見れたなっていう感じでしたね。
なんかこういうのでいいんだよっていう、この言い方あんまり良くないと思うんですけど、こういうのでいいんだよ、こういうのでっていうのをすごく感じた一作でしたね。
12日の殺人も正直触れたいんですけど、ちょっと片手まで触れれない。
テーマに取り上げないと触れられないぐらいの映画だったので、でもすごい良い映画だったかなと思いました。
ちょっと余談なんですけど、僕フライすごい春休みの映画館で子供いっぱいの中で見て、いい環境で見たなっていうところだったんですけど、
なんか疲れててめっちゃコンディション悪くて眠たかったんですよ。
で、このまま頑張って起き続けて見ても逆に面白くないから、ちょっとだけ居眠りしようって言って体力回復することないですか?
12:08
僕よくあるんですけど、ここちょっと目つぶっていっそ居眠りしてしまった方が後半の体力取り戻せるねみたいな、
そういうペーサイ文をちょっと覚えてきたなっていうのをふと思ったんですけど、みなさんそういうのないです。
今日コンディション悪いな、ちょっとここ意識飛ばそうみたいなペーサイ文ってしません?
わかりますわかります。
ちょっとわかんない。
ちょっとわかんないですね。
眠くなる時あるんですけど、やっぱせっかくお金払って見に来てるんで、いじでも起きてやろうってするんだけど、
まあちょっとどうとは絶対しちゃうみたいな感じで、そこでなんかもういっそ寝てしまえみたいな感じにならないんですよ。
僕も昔そうやったんですよ。もったいないから頑張ってみようと思うんですけど、頑張って起きて見る映画面白くないんですよね。
いやわかんないじゃないですか。
いやあの、しんどさが勝つんですよ。
僕のコンディションが悪かっただけっていうこともありますし、全然それは。
そっか、そうですよね。いやそれも一理あるんだけど、なんか今回に関してはしんどさが勝ってる、面白さよりしんどさが勝ってるなって感覚になったから、
1分だけ目つぶろうと思ったら多分10分ぐらい飛んでたと思うんですけど時間。
フライでニューヨークに着いてハトのボスと会うシーンあるじゃないですか。
はいありますね。
その後気がついたらレストランで捕まってたんですよ。結構な時間飛んでると思うんですけど。
あー、まあそうですね。そんな飛んでないと思うけど。
公園で会ってそっから私が案内してやるよって言って行くんですけど、あのレストランと公園で。
あのインクを、シェフに捕らわれているインクを助けるためにっていうやつなんですけど。
まあフライはあんまりそんな話がめちゃくちゃっていうわけでもないので、寝てもまあなんか大丈夫っちゃ大丈夫かもしれないんですけど。
まあまあそれもあって、あの居眠りあえてしました。この後12日の殺人見るし、そっちに体力ポイント感度無理やわと思って。
まあまあそっちのほうがだんだん重たいですしね。
連続だったんですね。
はい、まあまああの本当に余談です。
皆さん体力のペース配分とかどうしてるのかなっていうのをちょっと聞きたくて、少しだけ触れてみたって感じなんですけど。
はい、ではここからテーマトーク入っていきたいと思います。
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