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第258回(1) オープニング~OCHI! オチ/おかえり水平線/落下音 etc…~
2026-04-12 42:27

第258回(1) オープニング~OCHI! オチ/おかえり水平線/落下音 etc…~

『俺たちのアナコンダ』の話をしました。 オープニングでは、メンバーの近況の話をしています。ほとんど映画の話をしていません。 ■メンバー 山口 https://creators.spotify.com/pod/show/chottoeibana マリオン https://x.com/marion_eigazuke オーイシ https://x.com/pteryx_joe ■映画の話したすぎるBAR 日時:2026年5月1日(金) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com ■【告知】5月は東京イベント2連発! ・5/9(土) 映画の話したすぎるBAR in Tokyo 場所:イベントバーエデン日暮里 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2026-5_in_tokyo/ ・5/10(日)『Podcast Weekend 2026』出店 場所:世田谷HOME/WORK VILLAGE 詳細:https://virtualeigabar.com/podcastweekend/ ■お便り https://virtualeigabar.com/contact ■SNSアカウント X(Twitter):https://twitter.com/virtualeigabar Instagram:https://www.instagram.com/eiga_shitasugi ■番組グッズ販売 https://suzuri.jp/virtualeigabar

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00:12
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第258回になります。
この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは、まず近況の話から入っていきたいと思います。マリオンさん、いかがされていました?
そうですね、今週はお題の映画以外だと、落下音とオチを見たりしたんですけど、そうですね、僕はオチの話をしようかなと思うんですけど、はい、ジャンルはファンタジーかなって感じですかね。
で、A24制作のファンタジー映画で、出演しているキャストがシステムクラッシャーの主演の女の子だったヘレナ・ツェンゲルが主人公をやってて、
あと、ストレンジャーシングスでおなじみのフィン・ウルフハードとか、あとウィリアム・デフォーとか、エミリー・ワットソンとか、そういったメンバーが揃っているような作品なんですけど、
ストーリーは、どこかのとある島みたいな、霧に包まれた村みたいなのがあるんですけど、そこには不思議な生き物、オチという生き物がおりまして、毛並みは金色の猿ですかね、ざっくり言えば猿というか、マントヒヒみたいな感じなんですかね、サイズ感的に言うと。
いや、マントヒヒよりも大きいかな。結構大きい個体の猿みたいなのがいて、結構人間とバチバチにやりあっているみたいな存在なんですよね。
で、主人公の女の子のお父さんがウィリアム・デフォーなんですけど、そのお父さんが、いわゆるオチを狩る側の人間、ハンターみたいな感じで、その村の子供たちを引き連れてオチ狩りをするという感じなんですよね。
ただそういう父親に対して、主人公である少女はちょっと心を閉ざしていて、みたいな感じなんですけど、ある日、小さなオチの子供を見つけるんですね、その女の子が。
で、傷の手当てをしてあげるんですけど、なんか手当てしてみたら、みんなが言うようなオチって邪悪な生き物だみたいな感じじゃなくない?みたいな風に思うようになり、この子を私が返さなきゃみたいな風になって冒険を始めるっていう話なんですけど。
話とか設定自体はすごいシンプルで、結構なんてことない話。よくある話って話なんですけど、何よりですね、このオチがですね、可愛いんですよね。
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でもちゃんと獣なんで、牙も剥いてくるんですけど。で、これなんかどうやら、CGとかじゃなくて結構アニマトロニクスでやってるっぽくて。
そうなんですね。
でもめっちゃ動きとか自然なんですよ。でもなんかやっぱりちゃんと、実際のものとして多分そこにある感じがすごいするというか、結構その実物感と言ったらいいのかな、が結構良くて。
で、あとこの世界観の作り込み方も、なんて言うんですかね、ちょっとミニチュア感があるんですよね。結構ファンタジックな、自然の森の中であったりとかみたいな表現があるんですけど。
すごいなんかミニチュアチックというか特撮っぽいって言ったらいいのかな、みたいな感じが僕はしたんですけど。結構例えてるので言うと結構色合いの関係もあってウェス・アンダーソンっぽいっていう感じのことを言ってる人はいますね。
確かにウェス・アンダーソンが作りそうなちょっとミニチュア感。CGじゃなくてちょっとなんか手作りで作ったおもちゃ感みたいな感じの世界観というか自然描写みたいなのがあって、確かにそれっぽいなっていうか。
けど僕はそれを特撮っぽいと僕は捉えたんですけど。なのでちょっとなんかこういう特撮を全面に使ったジブナイル感のあるやつってたまにあるじゃないですか。日本でもなんですか、小さき勇者たちガメラとかですかみたいな。
確かに。
とかちょっと思い出したりとかしたんですけど、なんかそういう手触りでもうちょっとかなり今回のオチに関しては結構手触りよく作ってる部分はあるんですけど、なんかそれを見てるだけで結構気持ちいいというか、こうビジュアル面で結構いいなというふうに思った作品でしたね。
最近ちょこちょことミニチュアとかアニマトロニクスとかストップモーションみたいな実物使ってる特撮の映画ってたまにあるなって思うんですけど、やっぱいいですよね。
なんか質感が伝わってくるというか、もちろんCGでも伝わってくるものはあるんですけど、なんかより伝わってくるなっていうのは今回めちゃくちゃ感じましたね。
それこそ似てるかもしれないですけど、僕それ多分一番最近というか、自分の中で直近で思ったもので言うと、ドラマ版のマンダロリアン。
特にシーズン1の一番お金なかった頃のやつが一番好きなんですけど。
お金がなかった頃。
2以降結構予算かかってVFXMAXになっていくんで、あんまり離れていく感じというか大規模作品になっていくなって感じがあるんですけど、シーズン1の頃って結構お金ない小規模なチームで作っているところがあったので。
でもスターウォーズって確かにアニマトロニクスとかがそもそも多いというか、ふんだんに使ったシリーズ、特撮のシリーズだったわけじゃないですか。
06:03
っていうのをあえてこう、現代に蘇らせるみたいな形で撮ってるところとかがあったので、特にグローブとかがそうかなと思うんですけど。
確かにそれ、今回のオチは多分それに近いですね。
デザインもそうなんですけど。
確かに確かに。
耳の感じとかすごいそっくりだな。
クログでしたっけ?
あいつの名前のことよくわかってて、いまだにベイビーヨーダーだと思ってるんですけど。
ほぼそれですか。ほぼベイビーヨーダーであってると思いますけど。
ちょっと便宜上ベイビーヨーダーと呼ばせていただきますけど、ほぼデザイン一緒って言ったら言ってもいいですし、多分動き方もちょっと近いと思います。
中の多分気候とかも似てるんですかね。もしかしたらね。
ロボットってことだと思うんですけど、中は。だけど動きはすごく自然に見えるみたいな、なんかすごいなって今のアニマトロニクスはってちょっと思いましたね。
ちょうどね、マンダロリー&グローグの予告映画館で流れてて、多分この質感なんだろうなと思ってたんですよね、お話を伺いながら。
やっぱいいんですよ、あの予告。
そうですよね。
確かにそうですね。
すごい良くて、あと僕もそういうの好きで、スターウォーズのシリーズの中で僕が一番好きなのが、帝国の逆襲のホスの戦いなんですけど、
AT-ATがストップモーションでヨタヨタ歩いてるの僕大好きなんですよ。
あれ。
動いてるな、動かしてるな、クリエイターがっていうのがね、ビリビリ伝わってきて、ある自体に感動しちゃうんですよね。
分かりますね。
なんかそれ自体が喜びだなって思うので、なんかそういうのって見るの楽しいなって思います、本当に。
そういう意味では、必見かな、オチもっていう感じはしますかね。
なんか徐々にレトロじゃないですけど、ある種の怪奇じゃないけど、本物に戻っていくみたいな流行りはあるんですかね。
そうですね、なんかそういうとこはあるのかもなというふうには、今回のオチもちょっとそういう映画になってるかなという気もしますね。
ある意味、くしくんも今回のカタヤさん君もある意味それをやろうとしてたなって話でもありますしね。
そうですね、確かにね。
という感じですかね。僕からは今週こんな感じです。
はい、大井さんいかがされてました。
今週課題作以外ちょっと映画が見れてなくてですね、いろいろ話題作あって見たかったんですけど、ちょっといろいろな他のやらなきゃいけないことが多々ありという感じで全然動けてないんですが、
ちょっと見つけてよかった漫画を紹介したくてですね。
09:04
はい。
ジャンププラスって今多分連載してると思うんですけど、おかえり水平線っていう漫画があってお二人これご存知ですか?
いや、全く知らないですね。
僕も全く知らないですね。全然知らないです。
僕も偶然流れてきて読み始めたらこれはいいぞって今3巻くらいまでしか出てない作品なんですけど、いいんですよ。
舞台が大阪の銭湯を経営して、経営というかそこのお家族でというかおじいちゃんがそこ経営してて、その孫にあたる男の子が主人公なんですけど、
なんかその男の子があんまり人と関わるのがうまくないタイプの子というか、進んで人と関わらないことを選んでるタイプの子っていう感じの描き方がされてる。
で、そんな子のところに突然東京から来ためちゃくちゃシティボーイの同世代の男の子が銭湯に現れるんですよ。
で、話を聞いていくとどうやら原違いの兄弟だってことが分かってくるっていう。
で、そっからその二人がその銭湯の下で暮らしていくっていう。
これ2巻の帯、藤本篤先生が書いてるんですけど、の言葉を借りるとボーイズフットものなんですよね。
男の子同士の関係性、そこにいろいろな人がさらにこう一緒に入ってきてっていうような話になっていくんですけど、
これあんまり確かにこれまでない感じのテイストなんですよ。
その読んでいくと銭湯という場所が非常にケアの場所として機能してるってことが結構読んでいくと分かっていく。
そこにクラスメーターたちが徐々にいろいろと入ってくるって話になっていくんですけど、
根底としてケアの話をするにあたって男の子って描けるんだってのは結構僕驚きで。
で、そこの男の子2人の感じに全然ファンタジーな感じがないのもまたいいんですよ。
どこか2人それぞれ自分のことの開示の仕方がちょっと不器用だったりっていうのも描かれながら、
でも無理やり開示をさせようともしないっていう結構絶妙なバランスで描くんですよね、この漫画。
例えば主人公の父親っていうのはもうすでに病死しているので、
ある種今回引き起こしてしまった責任の主体っていうのがもういなくなってる状況なんですけど、
その中でじゃあどういうふうにその話を昇華していくかってことを、
これは多分物語で通じてある種1個のテーマとして描かれていく話でもあるので、
解決はしてないんですけど、そこら辺の描き方が上手かったりとか、
あるいはそこの弱さというか自分の存在の不安みたいなものの開示の仕方っていうのが結構下手くそなんだけど、
でも下手くそなりに頑張ろうとしている感じがすごくよく描かれている。
それって男の子的というか男性的なその弱みの出せなさみたいなところだと思うんですよね。
12:06
で、これまでってそれってシスターフットでは描けていて、
で、そのボーイズフット、男性モノではそれが良くないところ、
自分の秘密の開示さか弱さの開示ができないところが良くないところとして結構描かれてきたものだったなというふうに意識してるんですけど、
今作はそこまで開示させないんだけど、しないながらなりにどう関係性を築いていくかってところに結構重きを置いてる。
それってボーイズフットモノかファンタジーにならずに何とかやれるギリギリのバランスだなって思って、
そこがまた結構読んでて面白いんですよね。
男の子同士の男の子のためのケアの話をしっかり描こうとしてるって感じがすごいする。
で、この物語、高校生が一応主人公なんですけど、
1個特徴があって先頭に集う登場人物たちというかクラスメイトたちが何人か出てくるんですけど、
多かた親との関係がうまくいってないんですよ。
で、その親というある意味その中間的な大人、ただ実は親もある種子供的な部分があって、
そこが解決しないんですよね、この漫画のいいところって。
親と子の関係を何かその子供側が先頭という場でケアされることによって解決するっていう話になっていなくて、
なんとかその1個依存できない状態になった子供たちが逃げ場として先頭を、
一つのケアの場所依存の場所として使っていって、その中で癒されるというか、
自分そうじゃない場所を見つけていくみたいな話になってるんですよね。
疑似家族まではいかないまでも現実的な足場を手に入れるみたいな話になってる。
その辺がすごくよくできてるし、これジャンプでやってんだって。
ジャンプラスですけど。
っていうところもめちゃくちゃ熱くて。
なんとなくその舞台が大阪って大阪の海の方なんですけどって言ったのも、
大阪の空気感だなっていうのもすごいあるんですよ、読んでて。
大阪らしい、あるいは関西らしいその人との距離感の感じ。
夕日になりたってるっていう絶妙なバランスでも描かれてる。
っていう意味で、結構注目すべき、個人的にはケアの文明にすごい興味がある人間としては、
こんなにストレートにこういうことを少年誌で描けるんだっていうことに結構今感動してる状態って感じです。
ちょっと面白そうですね。
いやーこれおもろいですよ。
結構この番組的にも男性同士のケアって割とよく触れるテーマでもあるし、
ジャンププラスでそれをやるんだっていうのも結構面白いなっていうか、
ジャンププラスもともと引き出しの広い媒体だとは思うんですけど、
それでも結構味付け濃いなっていうふうに思ってるんですよね、作品見渡してみて。
15:07
むしろジャンプ本誌より味付け濃すぎてきつい時あるなっていうぐらいの感覚はあるんですよ、ジャンププラス。
そうですよね、そうですよね。
ただむしろその紙媒体じゃない、メインの媒体じゃないところがそういう作品も成立させてるっていうのは、
面白いなと思うし多様だなとも思いますね、それは。
そうなんですね、だから自分これ読んでて結構一番近い感覚になるのは異国日記とかだなって思ってて。
オイさんの語りの手触りが一緒だったんで。
そうですよね。
でもこれまでやっぱそれって、得てて女性作家が描くか、女性同士のシスター・フットルとして描かれることの方が多かったし、
やっぱり男性でそれを描く時にフィクションになりやすい題材だなっていうのがやっぱあったので、
どっか読んでて、自分はここに完全に入りきれるわけじゃないんだよなっていう寂しさもなんかあったっちゃあったんですよ。
めちゃくちゃいいなと思いつつ。
だから自分の外側のものだったんですよね、そのケア、お互いにケアされるの関係性っていうのが、
どっか自分のものじゃないというか。
なんかオカリス・エヘイセンに関しては、なんかこれは自分のもの、なんかわかるぞって感じがするというか、
この解像度で語ってくれるんだっていう感じがすごいやっぱりいいんですよ。
確かにオーソドックスなジャンプの文脈ではないですよね。
ジャンプに限らず少年漫画って基本闘争がテーマなんで、基本的に。
標準ではないんですよ。
そうですね。
だから男の子同士が殴り合わずに分かり合えるっていうのって、なんか割と現代的なんだろうなってすごい思いましたし。
現代的だし欲しかったですよね、そういう話がっていうのは。
当時少年だった時に欲しかったかどうかはわかんないけど、今は僕らは欲しいなって思いますけどね。
今を生きる僕は欲しいっていう感じですかね。
それはね、やっぱりね、本当の少年自体はそんな穏やかなユニ使いたいと思ってないんですよね。
そうです。
それ僕最近ひしひしと感じてるんですけど、最近ね、サザエさん面白くてしょうがないんですよ。
そこにはまりましたか。
むちゃくちゃ面白くてサザエさん。ただ子供の時サザエさんむっちゃ嫌いだったんですよ。
こんなぬるたいことテレビの枠使ってやんなよみたいな感じが持ってたんですよ。
貴重な日曜日の6時半という月曜日に向けて投資をかきたてないといけない時間にこんなぬるたい話やってんじゃねえみたいな感じに思ってたんですけど、
18:11
今ね、サザエさん面白くてしょうがなくて。
どこがおもろいんですか、山口さんとって今。
定型化しているイメージじゃないですか、サザエさんってやっぱり。役割が完全に固まりきってる家族っていうものなんですけど、
家族っていうものの定型から外れた瞬間がむちゃくちゃ面白いんですよね。
だから落語かもしれないです。古典の落語をどうやるかみたいな。
今回はこうきましたか、かつおをこういうふうに扱いますかみたいな、そういう感じだよなと思って。
はいはいはいはいはい。
なんかその、そこの味わいがすごいんですよね、最近。
でもちょっとその、オカリス兵船も言ってしまえば落語だと思います、すごく。
まあ本当なんていうか、戦闘というかある場所が一個テーマにあって、そこでいろいろな人たちが関わっていく話ってやっぱり落語的だし、
そこで何かオチがあるとか何かが進むとかっていうのじゃなくて、日常がそこに存在してるというか。
まさにそこにある日常が淡々と、淡々とじゃないんだけど、描かれていく。
少しずつそこにいるキャラクターの違いがわかっていく、違いがこう見えてくるみたいなものって、やっぱりその落語的なものなんだなと思うので、
そうなんか、もしかしたら今もう一回落語的なものっていうのが、それこそすごい売れやすくもなっているっていうことなのかもなっていう、
何かを達成するとか何かを勝ち取るとかっていう物語ではなく、日常をどう生きるかっていう。
日常を生きることですらサバイブと言ってしまう現代なので。
そうですね。
トモスの言えば全然そうじゃなくなってしまう危うさもあるからこそだとは思うんですけど。
なるほどね。
面白いですね。
実際、ジャンプ本集でね、アカネ話って落語の話がそもそも、あれはすごい勝ち取りにいく話でもあるんですが。
あれがヒットしているのもあるんですけど、なんか前提として映画とかも含めて落語的な話みたいなものに今ちょっと惹かれているし、
自分も結構それを欲しているところはあるなっていうのはちょっと最近思い始めましたというので、
おかえり2編線ぜひぜひお勧めなので、まだ3巻までですので読んでみてほしいです。
気になりましたので読みたいですね。
ぜひぜひ。はい、そんな感じです。
僕はですね、テーマ作品以外だと落下音とブライドを見てきたんですけど、
まず落下音はすごく良いんですけど、ちょっと難しいというか、受け取りにくいかなっていう部分はあって、
21:02
話としては、北ドイツのある家に住んでいた家族の話が4つの時代に分かれて、ザッピングしながら切り替わりながら描かれていくんですけど、
1910年代から始まるかな?
10年ぐらいから始まるかな?
たぶんですかね。たぶん一時大戦もまだ始まってないから10年代ですよね。
1910年代と1940年代と1980年代と現代っていう4世代あって、
それが切り替わりながらそこにいる基本的に女性を中心に、ある女性を中心に描かれていくんですけど、
分かりやすい事件が起こるとかではなく、なんかずっと嫌な空気があるんですよね。
それは、家であるとか、あるいは地域の空気みたいなものであるとか、あるいは男性の目線みたいなものにずっとうっすらと嫌さがある話なんですよね。
なるほど。
じゃあそれが何なのかっていうのは別に語られないし、別に展開としてもそうはならないけど、なんか嫌っていうのがずっと漂ってて、
その中心となる女性たち、それぞれ全然違う女性たちなんですけど、年代も離れてるんで、
全員がある種の既死念慮みたいなものとか、あるいは自殺願望みたいなもの、
なんかここに居たくないであるとか、自分の存在に対してあまり肯定的に慣れてないとか、
どこか現状の性に対する反発、否定みたいな心をみんなが持ってるんですよね。
別にそれは、じゃあなんでっていうのは全く語られない。
ただうっすらと嫌な空気と感じている負の感情がずっと描かれていくんですよね。
結構本当に難しいんですよ、この映画。
雰囲気としては、僕が見た映画の中だと、ミハイル・ハネケの白いリボンっていう映画を僕は思い出してたんですけど、
あれもドイツの話で、あれも20世紀前半の戦争が迫りくる時代に、ドイツの田舎でなんか嫌なことが起こりそう。
でも別に直接的にそれが何かって描かれないみたいな、空気だけが描かれていく映画で、
なんか白いリボンみたいだなぁと思いながら見てたんですけど、
あと僕はもう一つ思い出してた映画が、ピクニック・アット・ハンギング・ロック。
うん、なんかそうかなってちょっと思いました。
ですね、はい。
で、あれもオーストラリアの女学校に勤めてる女の子たちが岩山にピクニックに行って、
なんかいなくなりましたって、それが何かわかんないけど、
でもなんかわかるよねっていう、その状況だけが描かれ続けるんですよね。
24:03
で、その空気に似てる部分はあるなとは思うんですけど、
ただ本作、ラッカーオンの方がよりそこがグロいです、背景が。
それはもう家の呪いみたいなもの、家父長生の呪い、あるいはその男性からの性的な目線みたいなものとか、
なんかこの世界で大人になっても私って幸せになれないんだろうなーみたいな予感みたいなものがずっと漂ってる。
でもそれは一切言語化しないんですよね。きっとそうなんだろうなーみたいなのだけが漂うんですけど、
そこを汲み取るのが結構ムズイ映画というか、中盤僕結構眠くて。
僕見たんでわかります。気持ちはわかりますね。
その空気に乗っかれたら結構すごい映画だと思うんですけど、あまりに何もないくて、僕がほんとちょっと寝そうになった瞬間はあって、
ただ描かれてること自体が好きだから頑張って見てたんですけど、
ちょっとそこは弱いって言ったんですけど、わかるけどみたいなのがあって、
この描かれ方で全然合ってるけど、劇映画を求めてる自分がちょっとだけ飲み込めきれてないみたいな感じがありましたね。
そうですね。
いい映画だと僕は思ってるんですけど、いい映画だと思いきれてない自分もちょっとあって。
素直な感情じゃないですか、それは。
確かに4つの時代あって、別に話がつながってる部分もあるんですけど、
つながってない部分の方が大半というか、これ一つの一族の話でもないので、別にこれって。
だからこれ家の記憶の話なんですよね。家という舞台は一緒で時代が違うっていう話なので、実はちょっとセンチメンタルバリュー的でもあるんですけど。
はいはい、そうなんですよ。偶然配給者ですしね。
っていうのもちょっとあるし、あと僕ちょっといいなーって思ったのは、ホラー映画っぽいですよね、しっかり。
予告はそんな感じかなと思ってましたよ。
うん、だからすごい嫌なシーンが出てくるとか、いやまあ嫌なシーンはあるっちゃあるんですけど、怖いなーみたいなシーンってあんま直接的には描かれないけど、ずっと不穏なんですよ。
自分が死ぬ時の妄想しちゃうとか、そういう意味での怖さとかあったりとか、あと終始よくわかんないけど変な音がずっと聞こえるなーみたいな不気味さみたいな。
27:05
あと一体これは誰の視点だっけなーみたいなのが結構コロコロ変わるみたいな部分も含めて、ずっと居心地が悪いというか、座りが悪いんですよね。
なんかその体験込みでホラー映画っぽいっていうか、けどあんまホラー映画としては撮る気はないんだけど、実際のことを描いてるだけなんだけど、なんかホラー映画みたいな仕上がりになってるみたいな映画だなというふうにすごい思ったりしましたね。
ずっとこれ2時間半ぐらいあるんですけど、なかなかにこうなんだこれはみたいなふうに思いながらずっとそれを見守る。
ただ劇中の登場人物たちの目線から訴えかけられてくるのをただただ僕らは見るだけみたいな。
で、それが伝わってくるみたいな映画だったなっていうふうに思ってますね。
なるほど。
そうですね、なぜっていうのをみんな言葉にできないんですよね。
それを許されてないからだと思うんですけど、それを見せられるっていう、この人たちは苦しいと思っていることを何一つ言葉にできません。
なぜならそういう状況に置かれているからみたいなのを2時間半見せつけられ続けて、しんどいってなってましたね。
なるほど、確かに。
しんどいし、あとこれ女性の話がメインですけど、男性も男性でつらい境遇の人いましたけどねみたいなね。
なるほど。
めちゃくちゃ嫌、ほんとに。
ほんま家を存続させるためにそうするんだみたいなことをね、やったりとかするシーンがあるんですけど、ああ家って嫌って思うみたいな。
なるほど、じゃあある意味センチメンタルバリュー、あれを性の側面というのも何度も難しい気がしてるんですけど、家の。
でもちょっとどちらかというと最後ポジティブな形で終わっていくような感じはするんですけど、それに対してよりネガティブというか、より家という呪いにフォーカスした話ではあるってことなんですね。
過不調性って意味も含めて。
家に限らないんですよね。女性にかかってる呪い全部です。
社会とか世界においてのっていう。
家という構造、あるいは社会全体、あるいは男性に対してみたいなものを全部含めてその呪いに縛られてるってことを描いていくんだけど、別に一個一個は何一つ説明しないっていう。
でもこの世界生きてらわかるでしょっていう風に描いていくっていう。
なんとなく想像はできるんで、これこういうことやんなーみたいなっていうのがわかるので、そう考えたらすごい嫌だなーって思うみたいな。
なるほど。似てるかどうかわかんないですけど、現代において昭和とかに描かれた映画を見た時にちょっとウゲって思う瞬間とかってあるじゃないですか。
当時は良きものとして描かれているけど、なんかその感覚なのかなってちょっと思って。
30:06
そうかもしれないですね。
それは悪いことだとは言われないじゃないですか。その映画の中ではそうは言われないんだけど、現代の視点で見た時に凄まじいことやってるぞっていう気がしちゃうというか。
そうですね、あのイメージとしては、そういう映画をみんなが特に疑問もなく楽しんでいる中で、自分だけあれこれってすっげえ嫌なことじゃないっていうのを抱えてるけど、
でも誰にこれ言っても伝わんないんだろうなっていう言葉を飲み込み続けてるみたいな感じです。
なるほどね、はいはいはいはい。
確かにそれは嫌な感じになるし、それを全員に味わわせられるのはなかなかそれはそれですごい映画表現だなと思いますけど。
ただね、これね伝わらん人に本当伝わんないと思うんですよ。
分かる人にしか分かんないんじゃないかなと思って。
ちょっとハイコンテクストな映画だなとは思ったんですけど、あと、実はあの4つの時代って家計としても繋がってるっちゃ繋がってるんですよね。
ただそれが劇中で全然説明されてないんですけど、入場者特典みたいなカードもらうんですよ、ちょっと大きめのサイズの。
あーもらいましたもらいました。
裏面にその人間関係の図があるんですけど、え、ここって繋がってたみたいな。
あー、なるほど。
そうですね、正直僕あれちゃんと見てから見たんでなんとなく分かってたっていうのは、
多分今見に行っても配られると思うので、配られた瞬間にそれ全部なんとなくこことここ繋がってんだなぐらいだけ覚えてみておくとちょっと分かりやすいですかね。
時系列もバラバラなので。
あーそうなんだ。
4段階に分かれてますけど、その1980年と現代が繋がってるのが全く説明なくって、
あとその1940年代から1980年代の繋がりの説明もあんまされてないので、
え、そうだった?みたいになるんですけど、ただそこを繋がった上で見ると、
あ、抜け出そうとした人たちも結局次の世代抜け出せてなかったんだみたいなものになり続けるっていう。
地獄みてぇな話なんですよね。
でもその文脈が映画の中に入ってるので、結構本当コンテキストすごいですね。
コンテキストですね。
まあでも見てなくても分かる気はするけどなーみたいな、ちょっと僕は読んじゃったから、
もうそれはもう何も言えないんですけど、僕は読みちゃったのであれですけど、
見なくてもまあわか、まあでも難しいよな。
そんな有名じゃない、顔の馴染みのない人たちがいっぱい出てくる人の名前とか、
33:04
ここがこうなってって覚えるのはなかなか結構大変な部分あるかなと思いますので。
はい、ラッカー音興味あったら見てみてくださいっていう感じです。
万人にはとてもじゃないけどお勧めできないですね。
僕は眠くなったんで実際。
僕はお勧めしときますけど、
僕はちなみに眠くなってないんで、
眠くなる気持ちはわかるなと思ったんですけど、
ちゃんと寝ずにね、集中力バキバキで見てたんで、
僕は違うぞっていう謎のマウントを取っておきますけど。
あれですね、午前中に見に行くというかもしれないですね、もしかしたらね。
そうそうそう、目塞いだ状態で行ったほうがいいですね。
ごめんなさい、もう一個話したかったのブライダー。
ブライダーめちゃくちゃ良くて。
本当ですか。
めちゃくちゃ良かったですね。
こっちもフェミニズムの映画なんですけど、
土着級でフェミニズムです、こっちは。
ちゃんとその意見を表明する人の話になってるので。
すごく良かったですね。
題材としては、クラシックの作品であるフランケンシュタインの花嫁をベースにして、
じゃあそのフランケンシュタインの花嫁側が、
ちゃんと自我を持ってたら、自己を持ってたらっていう話なんですけど、
このね、劇中でブライドと呼ばれる存在が僕、むちゃくちゃ良くて本当に。
1930年代のシカゴのギャングが支配しているむちゃくちゃ嫌な街で、
私は私だって言って生きてたけど、そのせいで死んじゃうんですけど、
生き返って、その上で私は私だって言って生きていくっていう、パンクなんですよね。
そこがむっちゃ良くて、一方でブライドを復活させた側の、いわゆるフランケンシュタインの怪物、
劇中ではフランクって呼ばれてるんですけど、
彼が孤独に自分と同質なものがパートナーとして欲しいって言って、
亡くなった女性を復活させて、自分の結婚相手にしようとするっていう話なんですけど、
ここのね、分かり合ってんだか分かり合えてないんだかよく分からなさというか、
まずブライドが復活させられる経緯ってむちゃくちゃエゴなんですよ、フランク側の。
確かに確かに。
まあそうですよね。
すっごい嫌なものなんですけど、その復活させられた側がそんな強い側を持ってたら、
自分の都合で復活させた相手なんて好ましく思えないと思うんですよ、本来的には。
ただそこで、じゃあその2人がなぜ繋がれるかっていうところに本作が面白さがあるなと思いながら僕は見てたんですけど、
36:10
僕これ、バットマンリターンズでペンギンとキャットウーマンが仲良くなれた威風だなって思いながら見てたんですけど、
ティム・バートンのバットマンリターンズってもろそんな話で、
あのペンギンってもう社会から疎外されてむっちゃ孤独で社会に復讐したいと思ってるやつなんですけど、
むっちゃくちゃ生の性欲を持ってるんですよね。
で、それをキャットウーマンに雑な形で投げかけて反発されるんですけど、
でも彼らって分かり合える余地あったよねってお互い社会から疎外された同士で、
分かり合える余地ってあるよねっていうところが噛み合った話だなって思いながら見てたんですね。
分かり合える余地あるじゃない、この2人っていう。
それは本当に偶然でもあると思うんですね。
本来片方はエゴによって相手を死から復活させてるし、
もう片方は男性に支配されるなんてまっぴらごめんって言って生きてきて、
その果てに死んでる女性だからそもそも相性悪いはずなんですけど、
それでもこの世界でこの2人でやっていくっていうね、
なんかその感じはこのあたりはボニーとクライダーなんですよ。
俺たちに明日はないなんですよね。
逃避行になっていってこの2人がある種の社会のアイコンになっていくみたいな展開。
むちゃくちゃボニーとクライダーみたいな感じだし、
同時にテルマ&ルイーズなんですよ。
この2人しか分かり合えてないよねって社会の側はこの2人を理解できないですよねっていう話なんですよ。
当然その社会の側はそんな彼らを追い詰めていくわけなんですけど、
そこからね、僕やっぱり好きなんですよね。
社会に中指立てるやつの話が。
自分がそうなれないからそういうことをする人の話がむちゃくちゃ好きで、
いや本当にね、むちゃくちゃかっこいいんですよこの映画本当に。
なるほど。
ちょっと語彙足りないんですけど、むちゃくちゃよくて。
あとフランシュ・ケンシュタインの怪物の作者であるメアリー・シェリーが出てくるんですよ。
その彼女の扱い方とかも、
いやちょっとそのブライドに対して呪いをかけてくる側でもあるんですけど、
同時に解放させる側でもあるんですよね。
いやお前は怒れって言ってくるんですよ。
はいはいはい。
で、それって怒らなければならないっていう押し付けでもあるんですけど、
いやでもそれでもあんた怒ってたでしょずっとっていう。
それにあんた以外のあの人もあの人もあの人もみんなこの社会に怒ってたでしょっていう。
39:06
じゃああんたも怒りなよっていう、
その社会の側からメッセージを押し付けてくる存在でもあるんですけど、
でもそのメッセージって本来自分の中にあったものではあって、
それを解放するっていうことをすごいスリリングに描いている映画だなと思うんですよね。
ちょっとこれねむちゃくちゃ好きな映画だしむちゃくちゃかっこいい映画だと思うんですけど、
ちょっと語りきれないですわ。
今明確に語彙が足りてないんですけど、
ちょっとこれはねぜひ見ていただきたい作かなと思います。
なんか僕が映画にやって欲しいことってこれだなと思いながら見てました。
なるほどね。
ちょっとねあの結構俺たちに遊わないとかテルマ&ルイーズとか、
こうあの良くないオタクな面が出ちゃいましたけど。
いやいやいやいや。
そんなことは。
そんなことはないですよっていう感じだし、
監督がねマギー・ディレンホールなので、
僕的にはやっぱりすごい楽しみにしてた一本というか、
まだちょっと見れてないんですけど、
ロストドーターがめちゃくちゃ良かったので、
ちょっとやっぱ期待してる映画だったんですよね。
なるほどなるほど。
そうですね。
なんか予告だけでもそのパンクさっていうのは何となく伝わってたので、
実際どんなどんな感じなのかなっていうのも思ってはいたんですが、
結構期待以上のものが見れそうかなと思って、
少し見に行きたいなと思いました。
あのラッカーンとついで見てもらうのもありだと思います。
確かにね。
同じある種フェミニズムというテーマの軸ではありますもんね。
そうですね。
言葉にできなかった女性たちの話と、
言葉にして立ち向かうって決めた女性たちの話っていう対比だと思います。
そこは。
確かに。
2作確かにすごい連関してるというか。
そうですね。
確かに。
もうラッカーンの女の人たち本当何も言葉にできないんですよ。
ずっと擦りつぶされていくだけなんですよ。
一方でブライドは、ブライド本人もそうだし、
メアリーシェリーもまた言葉によって世界に立ち向かうってやって、
それによって叩きのめされるんですよね。
その対比だと思うんですよ。
なるほど。
無言のまま擦りつぶされるか、
真っ向から言葉をぶつけて叩きつぶされるかっていう。
なるほどな。
確かに連続で見たいですね。
むちゃくちゃ疲れると思いますよ。
でしょうね。
どっちも長いですしね。
確かに確かに。
ザ・ブライドも結構長いですね。
でもラッカーン見るんだったらブライドも見てほしいですかね。
なるほど。
しかし同じ日に公開ですからね。
公開日同じだったらもうセットで見てほしいという。
そうですね。
42:00
その言葉にできなかった女性たちの言葉を代弁する映画でもあるんで、ブライドって。
是非。
そっか。だから彼女たちの文脈を読み取れるというか、引き継ぐのかブライドが。
そうなんです。もろそういう話なんで。
そういうセットで見てもらうのもありかなと思いますね。
っていう感じです。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。
42:27

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