話はいつも大学で教授をやってる人が、実は副業みたいな感じで、警察の囮捜査の実はをやってるっていうことで。
いつも囮捜査で役を演じる人、殺し屋の役を演じてる人がいるんですけど、
そういう人がちょっといろいろあってゴタゴタがあって来れなくなったので、代わりに行ってくれって言ってたら意外とハマってっていう感じで、
グレン・パウェルで演じる大学教授が偽の殺し屋をやって、
殺しの依頼を持ちかけてくる人を捕まえるっていうことをしてるっていう話。
そもそもこの設定というか導入からして、嘘っていうのが出てくるって感じなんですよね。偽るみたいな。
そこから生じるいろんな人の人間関係みたいなのとかもちょっとずつ出てくるっていうか、
殺しを依頼してくる人たちも、どうやらいろいろあるっぽいっていう感じなんですよね。
本当に憎いみたいなことから、ほんの些細なことでちょっと喧嘩みたいな感じになってやっちゃうみたいな人とか、
結構いろんな人の営みというか関係性の機微みたいなのが結構テンポよく描かれたりとかして、
人間いろいろあるよな、関係性もいろいろあるよな、みたいなふうに思えるみたいな感じになってて。
それはこのグレン・パウェルで演じる大学教授と、そこで出会った殺しを依頼してきたある女性との関係にも
そういった要素が入ってきたりとかしてっていうふうな感じになってて、とても見やすくて。
かといって結構、着地も何とも知れん感じというかね。
ハッピーというか、まあ終始ハッピーでアゲアゲな感じではあるんだけど、ちょっと怖いなって側面もあったりとかして、
結構不思議なバランスに仕上がってまして、これは結構見応えもある映画になったなというふうに僕は思いましたね。
なんか想定してた作品よりも趣が深そうというか、結構コメディーライクな作品想定してたので、なんか感じ違いそうですね。
いろんな側面をちょっとずつ覗かせてくるって感じですね。
ベースはやっぱりラブコメ的だけど、やっぱクライム要素でもあったりとかするしっていう、
ちょっと結構コアみたいな感じのことも目の前で繰り広げられたりみたいなこともあるし。
結構だからいい意味で裏切られると言いますか、不思議な味わいというか、味付けの映画になってて結構いいなと思いましたね。
で、アビゲールは例えるならばですけど、ご覧になられてるかわかんないんですけど、オーバーロードって映画ご存知ですか?
はいはいはい。いい映画ですよね。
いい映画がありますよね。オーバーロードっていういい映画がありますよね。あれに近いテンションで見れますっていう。
僕たちが自打撃が負けるっていうのを分かりながらでも自打撃を信じるのと同じことが主人公にかけられてるっていう。
それを実は時代が今じゃなくて20年前であることでやれてると思って、結構トリッキーだなっていうのは思いましたね。
あと、前回大井さんの話の時にも触れたんですけど、やっぱりサマーフィルムに乗ってでした。
非常に飲み込みづらい展開になることも含めて。
あれね、許したらダメなんです、絶対に。
あれってね、本当にフィクションに対する裏切りだと思うんですよ。
フィクションを信じてないんですよ、あれ。
でも、これサマーフィルムに乗って帰ろう、聞いてほしいんですけど、この番組の超昔の3年ぐらい前の回で、
サマーフィルムに乗って帰って言う、僕とマリオンさんがブチ切れてる回があったんですけど、
ブチ切れた後にめちゃくちゃ賞賛するっていう回があって、
フィクションのレイヤーが一個ずれるんですよ。
フィクションのレイヤーがずれることで、その映画が成立するんですよね。
すごい、またやったなって、しかもまた時代劇を作る話でさ、みたいな。
そこを重ねて見ちゃいましたし、
あと本作がズバリオマージュしてるのって、渦政ライムライトっていうすごい有名なキラレ役の福本製造さんをモデルにして、
ご自身を主役にされた映画が思いっきりオマージュ元になっているっていうのがあって、
サマーフィルムに乗ってと渦政ライムライトはちょっと並べて見てみてもいいんじゃないかなっていうぐらいに、
ちょっと関連作かなっていうふうに思いました。
面白かったですね。サムライ・タイムスリッパーってな感じでした。
ではここからお便り募集テーマの話に入っていきたいんですけれども、
前回のプレ映画紹介屋さんで一つお便り取り上げられてないものがあったので、
まずそれをご紹介させていただきたいと思います。
じゃあマリオさん呼んでいただいていいですか。
じゃあマリオさん、結構ガッツリ書いていただいている内容なんですけど、
ちょっと読ませていただきますね。
タマコシさんからです。
長男、現3歳が生まれたことに加え、現在転職2ヶ月で映画鑑賞の機会が日々減っています。
建設業からシャザムの主人公たちが素顔していたような児童福祉に変わりました。
相手が物から人、子供に変わるのは想像していた通り難しいです。
当たり前ですが、人によって良いこと悪いことの考え方が違います。
職員ごとの考え方や施設のルールなど、
自分が考える子供のためになることならないことが違った時の戸惑いや葛藤が特に難しいです。
自分を曲げて施設や先輩職員に合わせるか、
信念を貫いて施設ルールや先輩職員と違うことをするのか、
そういうことを日々考えています。
シビル王のスティーブのように世界を敵に回してでも信念を貫ければいいですが、
現実は自分を貫いた結果の責任を取れるほどの力もなく戦う勇気もありません。
前提として職場の人は悪い人ではなく、むしろ僕よりもまともな社会人だと感じています。
ただ時々古い価値観だったり、この気持ちを決めつけていたり、
大人の理屈だなという接し方を感じることがあります。
前職のように物相手であれば、今だけ我慢、金を稼ぐ手段、
トラブルにつながってもそれほど大きい問題ではないと割り切ることもできましたが、
人相手、まして子供相手だと自分の関わり方の一つ一つが、
この子の人生を良くも悪くも変えかねない責任重大と思ってしまいます。
そもそも自分自身、社会人として見本になるような人間ではないという自覚があります。
なので、人を管理、指導する職種には向いていないかもと思ったり、
特にそんな自分だからこそ他の大人より子供の気持ちに寄り添えるのかなと思ったり、
今回の転職は今のところ一生の仕事にはできないと考えています。
でも一度関わりを持った以上は、最低でも今の担当児童が在籍している間、
長くても5年くらいは辞める気はありません。
もしかしたら重い悩みと捉えられるかもですが、
あくまで番組参加の公実としてちょうどよかっただけなので気楽に捉えてください。
まだ見ぬ両作、また鑑賞済作品の新たな視点を知れたらと期待しています。
まとめると、転職映画、子供と関わる映画でおすすめあれば教えてください。
ありがとうございます。
人生ですね。
これは映画の紹介じゃなくて人生相談みたいな感じですけども、
それぐらいガッツリ書いてくださって、それに合わせた映画を知りたいという感じですよね。
じゃあ転職映画の方から紹介させていただきたいと思うんですけれども、お二人いずれか。
マリオさんお願いします。
転職映画の方は僕の方が担当しようかなと思ってます。
難しいなって思ったんです、本当に。
転職映画ってまずなんだろうっていうか、
転職した後の話を描いた映画というか、
転職するかしないかで迷ってるみたいな感じの人の映画とかなのかなって感じです。
考えたんですけど、お便り見る感じ、新しい環境に身を置いて、
なかなか大変だなというか、いろいろ葛藤を抱えながら頑張って働いてらっしゃるっていうことだったので、
そういったものに近いような映画、何かないかなと考えたんですけど、
ちょっと考えた結果、一回ラジオでも紹介したんですけど、
ネクストゴールウィンズがいいんじゃないかなと思いまして、
一回説明はしたかと思うんですけど、
すごい弱いサッカーチーム、アメリカ領サモアだったかな、
に着任したコーチがどんどん強いチームになっていくっていう感じ、
ざっくり言うとですけど、そういう話で、文字通り本当に新しく環境が変わる主人公を描いた映画でもあるし、
主人公コーチなので、やっぱりメンターとしての自分っていうところもやっぱりすごく映画の中では描かれてるし、
というのでちょっとお便りの感じとも合うのかなと思いまして、
たぶん新しい環境でやっぱり悩むことって誰しもあるというか、大いにあることだと思うんですけど、
けどやっぱりいろいろそこに居続けるもいいし、
少し自分らしさとそことその場の環境との折り合いというか、
いい塩梅というか、きっとたぶん見つけていけるんじゃないかなと思うんですよね。
それはしかもやっぱり、自分が誰かに教えることもあるし、逆に教えられることもあるしっていうことをやっぱりあるんじゃないかなと思って、
そういったことはやっぱりすごく、ネクストゴールウィンズでもすごくやっぱり描かれてることかなというふうに思いますね。
主人公もね、人間として結構怒りっぽかったりとか、あんまり良い人では最初は長く出てくるので、
その人だって教えられることはあるし、逆に教わることもたくさんあるしっていうことも描かれてるので、
もしかしたらそういったことに寄り添える映画になっているかな、わからないなっていう感じで、
僕はネクストゴールウィンズをちょっと選ばせていただきました。
そうですね。転職者ってパターン2つあるかなと思うんですけど、
別業界に行くっていうのが1つと、弱小に行くっていう、元いたフィールドより下に行くっていうのが多分おおよそパターンとしてあるかなって思って、
多分その後者ですよね、本作は。
そうですね。確かに転職という意味では同じ業界になっちゃうので、
たまこしさんみたいに別業界で頑張るとはちょっとまた違いますけど、
まあでもやっぱり環境が変わるって、そこでの何とも折り合いのつかなさだったりとか不安だったりとかっていうのとかはやっぱり、
程度の差あれと共通するものかなとは思います。
そうですね。どういう軸で今までと違う自分を見つけるかみたいなのがあるかなと思うんですけど、
色自体が変わるのか高さが変わるのかみたいなので、下に降りてみたら見える景色みたいなのは絶対ありますし、
はい、では我々から作品をあげていこうと思うんですけれども、
ではマニオンさんお願いできますか。
20代映画なんですけど、僕土直球なんですけど、
花束みたいな恋をしたです。
おー土直球だー。
ど真ん中ですね。
ど真ん中ですよね。
ちょっとね、いろいろ思い浮かぶ映画があったんですけど、
やっぱちょっと印象残ってるっていうのと、
結構見た、僕劇場で公開されたとき一回見て、
それ以降見返したりとか全然してないので、
結構ディテールとか間違ってたりとか、
かなり僕向けのというか、
花束みたいな恋をしたみたいな撮り方になっちゃってるかもしれないんですけど、
普通最初見たときすごくキラキラというとまたちょっと違いますけど、
すごいやっぱ同世代感もすごく感じられる、
そして同世代の営みがどっかあったんだろうなって思わせてくれる、
すごいファンタジックである映画であると思うんですけど、
そういった実在感とかがすごい惚れてたりとかしてたんですよね。
そういうちょっとファンタジーみたいなところはありますけど、
その理想にちょっとキュンともしちゃうしみたいなのがあったんですけど、
やっぱり今はなんというか、
彼らのちょっとやっぱりまだ浅かったよねっていう部分がすごく愛おしく思えるようになってきたんですよね。
はいはいはいはい。
だんだん社会に揉まれていって、
すごい結構こういうことしたいんだよねみたいなことが、
でも実際そんな甘いもんじゃねえよみたいなことをさらっと描いてたりしますよね。
だんだん仕事とかお互い働くようになっていって、
お互いに気持ちもずれていくし、生活とかもずれていくしみたいな感じ。
そこでだんだん有名ですけど、
須田まさきが罰ドロしかできなくなるみたいな、
愛すさみきった感じっていうのも、
そういうところを含めて、これ結構リアルだなって思うし、
あと結構映画の中で見た感想の中で、
登場するサブカルチャーへの愛のなさみたいなというか、
なんかこう浅っかだよねみたいな感じ、
結構ムってなってる感想が結構あったような気がするんですけど、
僕その感じも、でもこんなもんじゃない?みんなみたいなって思ったんですよね。
いやわかりますよ、なんかものすごい僕も映画大好きなんで、
映画について雑に語ってるとか、ムってするとかあるんですけど、
多かれ少なかれ、平均したらあれぐらいの距離感になるんじゃないかなっていう気がしたんですよね。
そこも含めて僕はリアルだなって思ったんですよね。
いいじゃないですか、天竺ネズミのライブのチケット持ってたけど、
それやめちゃって焼肉屋行くとかでもいいじゃないですか、別にみたいな。
ちょっとね、僕も結構うっそらとした記憶だけでこういうふうに喋っちゃってるんですけど、
今見直したらもっとどうなっちゃうのやらって感じですね。
しかもこうある意味ラストが20代のその輝きを振り返る形で終わるっていうのもまたいいんですね。
そうですね。振り返ることになっちゃいますからね。
ギラギラもしてたしさーっていう。
そこも肯定したいじゃないかっていうかね。
その諦めも含めてですけどね。
それを頑張って肯定する感じにはなってて、
ある意味ちょっとお題映画とも質はちょっと違うけど、
でも結構やっぱり通じるものはあると僕は思ったりしたなっていう気持ちをあげました。
はい。では大石さんお願いしますか。
僕が紹介したい20代映画はこれマリオンさんから紹介してもらってみたやつなんですけど、
モンスターズインク・ユニバーシティです。
モンスターズ・ユニバーシティかな?
モンスターズ・ユニバーシティか。
モンスターズ・ユニバーシティですね。
そうですね。
いわゆるモンスターズ・インクのスピンオフ作品というか、前日誕にあたる映画なんですけど、
要はあのマイクとサリーの2人が大学時代に出会ってバディを組むまでの話っていう話なんですけど、
ちょっとだけネタバレになってなったと、これネタバレしなきゃ話せないんである程度言うんですけど、
この映画は20代映画と言ってるゆえんは、自分の可能性のなさに気づく話なんですよ。
とにかく主人公がマイクなんですけど、そのマイクが怖がらせ屋っていうところに入るんですね。
怖がらせ学部という。でその学部では、いかにあの世界だと子供を怖がらせて、それが資源になっているので、
いかに怖がらせられるかが、要はヒエラルキーというかホワイトカラーになれるかどうかの、
花形職業になれるかどうかの才能なんですけど、彼はもう怖くないんですよ、見た目が。
だけど彼は頭はいいからめちゃくちゃ勉強をして、いかにしたら人間が怖がるかってこともわかってるんだけど、
でもそれを自分で実践しようとすると、どうにも怖がらせることはできないっていう。
でそのどうしようもなさにとにかく打ちのめされる話なんですよね、これ。
で僕にとっての20代はそれなので、自分の可能性の、なんていうか、花束みたいな声をしたってやっぱり可能性の輝きだと思うんですよ。
自分は何でもなれるかもしれない。でもちろんそれがこう、どんどんどんどん削られていく話でもあるからこそしんどいなと思うんですけど、
その部分、要は可能性がないってことだけに焦点を当てた映画があるんだと思って。
もうなんか、これがね、ピクサーっていうアニメーションで子供を見るような作品でよくこんなの描くなと思って。
自分はまさにユニバーシティでそれを経験してるわけですけど。