00:11
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第25回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わりイベント型カフェバー、週間曲がりにて、
みんなで映画の話をするトークバー、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーが、映画について雑談をするラジオとなっております。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回が完全にテーマなしのフリートークで喋ってたんですけど、意外と聞いていただいてまして、
本当に意外というか、もう全然聞かれない可能性も考慮してたんですけど、
ただ、もしかしたら聞きやすかったのかなっていうところもあって、この番組結構その公開映画取り上げるの早いんですよね。
公開した週に我々見に行って、その翌週に話してるんで、正直ネタバレ気にしてたら割と聞きにくいラジオになってるっちゃなってるとこあるかなと思って、
まあもしかしたらそれもあって、実はテーマがある回より聞きやすかったのではないかなっていう気もちょっとしてるんですけど、
ただあの、僕、この公開された映画の取り上げるの早いのって自分的にはそうありたいなってちょっと思ってて、
自分が公開直後に映画見て、でもネタバレ気にしてあんまり話せないみたいな状況ってあると思うんで、
できるだけ早く配信したいなって気持ちあるんですよね。自分だったら聞きたいから。
まだあんまり出回ってないこの映画の話聞きたいっていうのが自分やったら思うなと思って、
だから公開直後の映画の回はできるだけ早く配信したいなって思ってるんですけど、
あと、ある程度公開されてから期間が経った映画って評価とか、あるいは楽しみ方みたいなのがちょっとある程度固まってきてたりするじゃないですか、
ある程度ミーム化してきてたりとか、なんかその影響って絶対受けちゃうと思うんですよね。
その影響を受けてない段階の感想みたいなのを残したいなって気持ちもちょっとあって、
ゴジラVSコング会とか見た直後、1時間後くらいに喋ってたから、なんかもうそのセヒョウみたいなのを無視してガンガン喋ってて、
本当に純粋にその時点で見た自分のそのまんまみたいなのを喋れてたかなと思ってて、
どうあがいても絶対人の影響って受けると思うんですよね。
なんかそれがあんまり影響を受けてない段階の話として残したいなっていう気持ちもあったりして、
僕としてはできれば早くやりたいなっていうのは一応思ってたりはするんですよ。
なのでできれば今後も早くやりたいかなっていう気持ちはあります。
我々のタイミングが合わないもあるので、それは随時タイミングちょっとずらす可能性はありますけど、
03:03
できれば早くやれたらなっていう感じでは考えてるんですけれども。
今回ですね、初めてお便りをいただきまして。
おー、来たんですね。
ありがとうございます。
もともとお便り募集してたメールフォームからではなくて、
Twitterのダイレクトメッセージの方にいただいてたんですけども、
取り上げていいっていう許可もいただいてたので読ませていただけたらなと思います。
はじめまして、こんばんは。リオ太郎と申します。
ポッドキャストを見つけてTwitterフォローさせていただきました。
映画が好きなので楽しく聞かせてもらってます。
ワンクリックでメールが送りづらかったのでDMさせていただきました。
失礼でしたらすいません。
映画について語るイベントに参加してみたいのですが、
熊本に住んでいるため遠くて行けず、いつかタイミングを見て必ず遊びに行きたいと思います。
今後も更新楽しみにしてます。
突然のメッセージ失礼いたしました。
リオ太郎さんありがとうございます。
おー。
もう泣きそうになってきました。
こんなちゃんとメッセージくれるんだっていう。嬉しいっすね。
熊本にお住まいってことです。
さすがに映画バーに来ていただくのは難しいですけど、
もしよかったらポッドキャスト配信の中で引き続き聞いていただいて、
もしよかったらお便りも引き続きいただけたら嬉しいなと思います。
お便りありがとうございます。
TwitterDMとかの方が送りやすい人もいたのかなと思って、
今回からTwitterのDMでもお便りいただけるような形でご案内できたらと思いますので、
後ほどアカウントの方はお伝えさせていただきます。
あとごめんなさい。
ちょっと僕もう一個お知らせさせてください。
この番組内でお知らせしてました、
大阪の泉大津で開催するっていう泉大津の野外映画祭なんですけれども、
コロナウイルス感染拡大状況など踏まえて開催延期になりまして、
ちょっとそれだけご連絡共有させていただきます。
もともと9月18日予定だったんですけれども、
11月20日土曜日に延期となっております。
細かい部分また詳細決まってくるかと思いますが、
一旦延期という形で伝えさせていただきます。
すみません、もし行くつもりあった方などいらっしゃったら大変申し訳ないんですけれども、
続報をお待ちいただけたらなと思います。
ではちょっと皆さんの近況を伺っていこうかと思うんですが、
最近の前田様いかがされてました?
私はやっとコロの地レベル2を見に行って、
なるほど。
これはもうレベル2000ぐらい行ってるんじゃないかと。
レベル2000。
前田さん的には2の方がいい感じなんですか?
私結構2の方が好きでした。
もちろん前作も良かったんですけど、
2って本当に暴力的なところも多いんですけど、
その分人間の愚かさっていうのがすごい際立ってて、
全部のキャラクターが虚しいじゃないですか。
06:01
それがすごいいいなと思って。
やっぱり噂に聞いてた鈴木良平は、
もうなんか私最近スタローにハマってるんで、
筋肉にハマってるんですよ。
日本人でなかなか筋肉俳優みたいな方って最近いないじゃないですか。
そうですね。
昔はもうちょっといたような気もするんですけど、
最近は割といないなと思ってたんで、
これは鈴木良平に全てをかけるしかないのでは。
思いましたね。
めっちゃ面白かったです。
なるほど、ちょっと愛してるみたいな気持ちが。
他のもいろいろあって、微妙にいけてないんですよね。
見てください、ほんまに面白かったです。
今年の方画で1位かもしれない、今のところ。
だいぶ、だいぶっすね、それ。
だいぶ来ましたね。
確かにすごかったですもんね、いろいろ本当に。
本当にすごいことになってましたんで。
そこまでやるかっていう。
前情報聞いてても、おーってやっぱりなりますね。
ちょっとタイミング測っていけたらいきます。
マリオさんいかがされてました?
僕は結構。
結構見てますよね、最近の様子をうかがう限り。
いやちょっと見逃してたやつがいっぱいあったので、
ちょっと大量に今週いっぱい見てて、
まずスペースプレイヤーズとか、
子供はわかってあげないとか、
シャンチーとか、
モンタナの目撃者と、
ドライブマイカーと、
あと今回の大映画と、
あとちょっと死者で、
一足先に空白をちょっと見てきました。
むっちゃくちゃ見てますね、本当に。
ちょっと自分でも詰めすぎてちょっと大変でした。
なかなかヘビーでした。
イチヨシってあります?
イチヨシ、やっぱドライブマイカーは、
ちょっとやっぱ年間ベスト入るぐらいの大傑作やなっていうのはあるのと、
あと思った以上に僕シャンチーが好きっていう。
そうなんですね。僕も見たけど、
まあまあ面白いぐらいの温度感だったんで。
なんかまあわかるんですけど、
なんかでも結構久しぶりになんかMCUで、
なんかちょっとMCU面白いなとか、
そういう情熱みたいなの取り戻せたんですよね、結構シャンチー。
まあなんかもうちょっとなんかあってもいいかもぐらいなのもわかるんですけど、
あとちょっと後半ジャンルがちょっとある種変わるというか、
部分もあってるんですけど、
いやーやっぱね、トニーレオンが最高すぎませんかっていう話にちょっと尽きると思うんです、本当に。
いやーもうなんか、なんなんすかね、言葉にできないですよね。
あのなんかいろんなものを抱えてる顔をするじゃないですか、いろんなところで。
もうなんか表情だけでいろんなものがこみ上げてくるなあこの人っていう、本当最高でしたね。
もちろん主人公の演じてた方のなんかちょっとすごい親近感の湧く感じというか、
09:01
もうなんか親友だったかもしれないぐらいの気持ちのこう愛着を感じるんですけど、
そういう意味でも僕は結構楽しかったですね。
オークアヒナがめちゃくちゃ良かったですね、あの関係性。
あの二人の関係性はすごくいいですよね。
男女の恋にはならないけど親友同士みたいな関係性すごくいいですよ。
僕もね前半の方が好きなんですよ。
あーまあわかります。
都市部でやるのが好きなんですよ、前半の。
はいはい。
ちゃんと漢風アクションだし、バスとか竹の足場とか、漢風映画とか武教物とかで見たことある感じのやつ。
そうですね。
それを都市でやってるっていうのは良かったですね。
ただね、僕やっぱね、アクションでCG使ってるとこ見ちゃうと、ジャッキーなら自分でやったやろうなとか思っちゃって。
あーまあね、あそこの店長ぶりはちょっとどうね、代わりかぶりはちょっとどうなのかみたいなのもあるかもしれないですけど、
個人的には結構楽しかったですかね、そこを含めて。
確かに。僕もやっぱりMC久しぶりに見た面白さありましたね。
もうめっちゃみんなの集合みたいなと思いましたもん。
本当に見たいと思います。
僕はですね、ベイビーワールキューレを見まして、見てる方います?
いや、まだ見に行けてないんですけど。
どうでした?
いや結構好きでした。なんかアクションも緩い感じも、両パート楽しめて。
アクションね、キリキリしたストリートの喧嘩感、僕めっちゃ好きで。
ガンアクションもいいんですけど、格闘シーンがすごい好きでしたね。
ガンアクション含めた格闘アクションとしてすごい良かったというのと、
あと主役2人ですよね、本当に。主役2人がいい。
役者さんがもう絶妙ですね、2人とも。
ちょっとね、全体的なリアリティの持っていき方はあわんとこあったんですよ。
役者描写のなんか、いくらなんでも口頭向けというか、とんちきすぎるだろうっていう気持ちはあるんですけど、
ただ、アクションのスマートさと日常パートの緩さはすごい良かったですね、本当に。
なんか日常パートの会話が、すごくこう、なんていうんですか、
ああいう会話って、普段から結構日常の解像度高くないと、書けないんじゃないかなっていう。
会話をこう拾って、それがすごいなと思います。
そこね、めっちゃ思います。
特に2人で部屋でいる時の会話の自然さが素晴らしくて、
その2人の会話の自然さがあるから、その2人以外の会話になった時の不自然さが結構気になったっちゃ気になったとこあったんですよね。
だから、そこがなんか仕上がったら、ものすごい映画になっていくだろうなって、
なんか続編みたいなとも思いましたし。
確かに、シリーズ化しそうですよね。
12:02
いや、してほしいですね。
なんかキャラが強い映画なんで、
ジョン・イッグみたいに殺し屋がいっぱいいて、ゴミのように人が死んでいく話なので、
ライバル殺し屋出てきても全然おかしくないし、
ターゲットがいくらいても全然おかしくない話なんで、
何度続いてもいいやって感じですね。
もう本当ジョン・イッグみたいに何回でもいけそうな感じっていうか。
ちょっと楽しいですね。
あと、最近アニメの少女化劇レビュースターライトっていうのを見てまして、
来週は多分それの映画を見たって話をすると思います、ここで。
マリオンさんは映画だけ見てるんですか?
今映画だけ見て、テレビシリーズは2話まで見てますけど。
結構尻上がりに良くなるんで。
やっぱそうなんですよね。
テレビシリーズの方は2話まで見て、そんなにやっぱテンションが上がってなくてっていう状態なんで。
ちょっとエンジンかかりきらないかもしれないです、ここら辺やと。
最終話あたりになると演劇論みたいな感じが入ってくるんですよね。
演劇論というか、演者、作り手と観客の関係性みたいな。
その演者、クリエイターを苦しめているのは観客なんじゃないかみたいなテーマが入ってるんですけど、
それを超えてきましたね。
それに対する明確な回答。
僕はそれがめちゃめちゃ刺さりましたね、本当に。
ちょっと今聞いてるだけで面白そうってなりましたよ。
そのテーマ聞いてるだけで面白そうってなりました。
あとエッセンスとしては、少女革命ウテナと魔法少女マドカマギカなんですよね。
僕はどっちも死ぬほど好きなアニメなんで、
ちゃんとそれら2つがっちゃんこして、演劇っていう題材でやるべきことをやりきっているなとは思いました。
今一番楽しみな映画、これなんですよ。
この状態で映画見に行ってどういう感想を言ってくれるのか、すごい今から楽しみです。
死ぬほどメタバレしないとダメなんで、このポッドキャスト上ではしゃべらないんですけど。
次の映画バーの時、今まで何度かお客さんにレビュースターライトを見ろと言われてたんですけど、
もし聞いてたら次来た時覚悟してくださいね。
僕めちゃくちゃしゃべりますからね、本当に。
僕もこの間の映画バーの時にもレビュースターライトの話してたんですけど、
やっぱね、改めてテレビシリーズも見なきゃなって思いになったので、
テレビシリーズをもう一回見て、その上で次の映画バーでは僕も話に加わろうかな。
ヤバいっすよ、マジで。マジでヤバいっすよ。
ちょっと長くなりましたが、じゃあオープニングのお話はここらへんにして、
今日のテーマの映画に入っていこうと思います。
今日のテーマはアナザーラウンドですね。
15:03
では、映画ドットコムの解説を読ませていただきます。
デンマークを代表する人気実力派俳優のマツミケルセンが、
アカデミー外国語映画賞にノミネートされた偽りなき者のトマス・ビンターベア監督と再タッグを組んだ主演作。
西内高校教師のマーティンと3人の同僚は、
ノルウェー人の哲学者が提唱した、
血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり創造力がみなぎるという理論を証明するため、実験をすることに。
朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと授業も楽しくなり、いい気とするマーティンたち。
生徒たちとの関係も良好になり、人生は良い方向に向かっていくと思われた。
しかし、実験が進むにつれて次第に制御が効かなくなり、
偽りなき者でもミケルセンと共演したトマス・ポー・ラーセンやラース・ランゼラがマーティンと共に実験を行う同僚教師を演じた。
脚本に偽りなき者、ある戦争のトビアス・リンホルム、
新型コロナウイルスの影響で通常開催が見送られた2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されたほか、
第78回ゴーデングローブ賞の最優秀外国語映画賞にノミネート、
第93回アカデミー賞でも監督賞と国際長編映画賞の候補に上がり、国際長編映画賞を受賞した。
本作の触りの感想と、お酒に対するそれぞれのスタンスみたいなものを踏まえて話していくのが、
この映画のトークにはふさわしいかなと思うので、ちょっとそれをお話しいただきたいと思うんですけど、
まいださんいかがでした?
感想としては、結構あのポスタービジュアルが明るいので、
なんかもっとお酒を飲んで楽しくなるような話かなと思ってたんですよ。
そしたら、すごい酒飲みに釘さしてくるやんっていう。
映画でしたね。
私自身はお酒好きで、なんか飲めるという意味では強いんですけど、
その限度がちょっとわかってなくて、自分でも。
結構うまく付き合えてるかって言われたら、そうじゃないタイプの人間なので、
なるほど。
結構この映画、途中からずっともう説教をくらってる気分で見てました。
マリオさんいかがでした?
僕はそうですね、さっきまいださんめっちゃなんか酒飲みに釘さしてくるって言ってましたけど、
僕逆にそんなにこの映画、酒飲みに対して釘さしてなくねって思ったんですよ。
いや別にこれ、いわゆる酒飲みすぎて、酒アルコール中毒になって、
ダメだよね、アルコールダメだよねみたいな映画じゃないじゃないですか。
18:03
なんか程よく酒飲んで、人生ちゃんと生きてこうぜみたいな映画だったので。
なんか全然、アルコール酒飲みに対して優しくね?ぐらいな気持ちで僕は結構見ていて、
題材的になんかこれあれじゃないですか、なんかセスローゲンとかの、
なんかジャドアパトルとかが作ってそうなおバカコメディみたいな題材だと思うんですけど、
ハングオーバーとか。
なんかそんな風に思わせておいて、すごくなんか結構真面目な人生参加の映画だったなっていう風に思いましたね。
僕自身のお酒との距離感ですけど、そんなにお酒飲む方じゃないかな日頃は。
なんか晩酌とか家でするとかいうのもそんなしないし、でもなんか別に飲み会自体は嫌じゃないので、
全然お酒もその時は飲むし、お酒も普通に飲むな、量はそんな飲めないかなという気は自分ではしてますけど、
全然適度にお酒をたしなみっていう感じな距離感ですかね。
早速ちょっと解釈を仰がれてて面白いですね。
僕はですね、正直お酒に関しては恥の多い人生を送ってきたわけですよ。
意識を取り戻した翌日って本当に悲惨なんですよね。
本当自分の所業を精子できないような朝がやってくるんですけど、
その朝がやってくることを現在進行形で見せられるような癒さがある映画で、
見ながら怖い、怖すぎる、いつ破滅がやってくるんだっていう怖さでいっぱいで、
自分の所業をいろいろ思い返しながら見てました。
作品としてはお酒をそこまで良くも悪くもどちらかに偏って描いてないとは思うんですけど、
主観が入った瞬間に僕はこの映画は地獄のような映画だなというふうに感じてます。
僕は正直お酒を飲む時はそこそこ飲む人なんですけど、
お酒を楽しむというより、アルコールの力を利用して人の関係性に入ってきた人間なんですよ。
そこの罪の意識みたいなのも感じてしまって。
まあ、細かい話は多分お祝いしていくと思うので、
サウルの感想これぐらいにしておこうかと思うんですけど、
じゃあここから先具体的に踏み込んだ話をしていこうと思いますので、
ネタバレ避けたい方はここで一度聞くのを止めていただいて、
映画見てから聞いていただくのがいいのかなとは思います。
じゃあ具体的な話入っていこうと思うんですけど、
本作って基本的にはミドルエイジクライシスの話だと思うんですよね。
21:02
中年の人が若さもなくして自信もなくして、
将来的な限界も見えてるし可能性みたいなのもある程度閉じてる状態で、
希望がない状態でどうするかっていう状態の話。
そこではアルコールの力を借りるっていう話でしたけど、
あのね、お前やだなと思って。
やだな。
高校の教師4人でちょっと酔いながら仕事したら効率上がっていいんじゃねっていうので、
実験と称して酒を飲み始めるわけですけど、
実験っていう体ですよね。酒が飲む言い訳じゃないですか。
そうですね。
冒頭で学生、若者たちがひたすら無機動に酒を飲んでるシーンが入ってくるわけですよ。
コンテナに入ったビールを担いで池の周りダッシュしながら、
ビール一気にしながらっていう酔っ払いレースみたいなことをやってて、
本質的にはそんなに変わんないと。
ただちょっと小賢しい言い訳をつけてるだけで、
本質的には変わんないかもねみたいなのがちょっと示されてるわけじゃないですか。
で、結局そのお酒自体を楽しんでるというより、
その先にある無機動な勢いが欲しいからお酒を飲んでるわけですよね、あの人たちって。
で、めちゃめちゃ身に覚えがあるというか、
正直僕、20代前半の時とか、
で、会社入った直後とかは、
その上の人の関係性に入るためというか、
上の人に可愛がられるためにちょっと無茶な酒飲み方したみたいなのはあったんですよ。
あるいは、その友達同士で結構無茶な飲み方するやつっていう属性をつけるために無茶な飲み方したみたいなのはあったんですよね。
僕は。
最近は体力的な限界でそれができなくなってやってないですけど、
正直、やれたら今もやってるんじゃないかなっていう懸念があるんですよね。
で、また男同士でつるんでる感じって、
家のこととかほったらかしにして、子育てとか妻のこととかほったらかしにしてやってるわけじゃないですか。
あのホモソーシャル感の不健全さ。
だから見ながらね、僕、ファイトクラブみたいなと思ってたんですよ。
ファイトクラブ。
ファイトクラブって、自身喪失した男性性を取り戻そうぞって話じゃないですか。
で、それが破滅的な方向を向かうねって話で、
あの酒飲んで仕事しようぜって実験自体がファイトクラブやなと思って。
ファイトクラブに入ることやなと思って、あれが。
結局あれって、お酒の味を楽しんでるわけでもなく、
勢いと若さが欲しいからやる儀式じゃないですか、あれって。
なんて不健全なんだろうと。
どうせ破滅するのにっていう気持ちが見てて、
24:02
もうひしひしと思ってしまって、怖くてしょうがなかったんですよね。
ずっともう、実験が工程進んでいくところで、ずっとそれを思ってて。
なるほどな。
ただ、この映画がお酒を工程的にも描きたいっていうのは分かるんですよ。
で、なんかそのアルチュー映画、依存症になって人の映画とかたまにあるあるじゃないですか。
現実と妄想が区別使わなくなったみたいな、中毒者映画みたいな。
たまにあると思うんですけど、この映画って全然そんなことなくって、
割と客観的事実を淡々とやっていく感じだったので、
もう酒飲むと破滅しますよねって感じでもないなとは思ったし、
監督インタビュー見たら、どっちかというと、工程的にも描きたかったと。
むしろその今、現在のポリティカルコレクトネスの観点で、
アルコールが否定的に描かれがちなものに対する反対というかカウンター的な意味で
この映画を作ろうって言いたったっていうインタビューもあったんですよね。
ただその中で、アルコールの負の側面を描かないわけにはいけないよねっていうので、
やっぱり意図的に入れてはいるみたいなんですけど、
最終的にその全工程もしないし、否定もしきれないバランスになってたなとは思うんですけど、
じゃあなんでこんな食らってるかって、
もう僕自身の先に対するスタンスが、この映画の中で見ちゃったから食らってるわけですよ。
なるほどな。
映画自体じゃなくて。
でもまさしく、さっきマリオンさんがおっしゃってた程よくっていうのが、できないんですよね。
できない人間がいるわけですね、程よくサービスと付き合うことが。
だから完全にこの映画に対する感想っていうのが、
もうそのままお酒との距離感というか、付き合い方を表してるコメントが出たなっていうのが、
確かに。
面白かったですけど。
そうですね。
確かにそうか。
なんか今の山口さんの話聞いて、
僕全然お酒飲むときに全く自分を負けないので、
わざわざ酒飲んでトリロードする気も全然ないし、
もちろん飲んで楽しくなるのは好きなんですけど、
なんかそこまで切迫して酒使ってどうこうみたいな気持ちになったこともないぐらいの、
やっぱり結構アルコールからの距離は僕はこの3人の中で一番遠いと思うので。
素晴らしいですね。
素晴らしいというか、
ただその分はお酒にのめり込んでない分映画ばっかり見てるみたいなところですからね、それは。
何に置き換えてるかっていう問題の話だと思うんで。
だからそういう意味ですごくこの映画のお酒、
なんかこの人たち本当にダメやなみたいな感じになるというか、
単純にダメだろうみたいになっていくんですけど、
特に否定ないじゃんみたいな風にちょっと思ってしまうぐらいなんですね。
すごくお酒に対する成立に描いてるからこそのスタンスっていうのはわかるんですけどね。
あのね、酒との距離適切すぎですよそれ。
27:03
素晴らしいですね。正しいですよそれが。
大学の頃とかってあるじゃないですか、ビール一気とか。
全然やらなかったですからね。絶対やりませんって言って。
嫌ですって言って。
僕どっちかというとその飲み会で羽根外すみたいなのは、
社会人になってからの方でちょっと人にはあまり積極的に言えないような所業もあったんですけど、
大学時代とかどっちかというと一人で破滅的に飲んでたって感じだったんですよね。
そういうのもなかったですね。一人で破滅的に飲む。
だから僕、お酒の限界を知らないというか、
一度吐くぐらいまで飲んでみないと限界がわからないみたいなのがあるじゃないですか。
それはもう社会人になってからだと色々迷惑もかかるから、
大学時代とかぐらいにそういうのは分かっとけっていうのは言われたことあるんですけど、
いや、大学生であろうが社会人であろうが吐くまで飲みたくないんだけど、吐きたくはないんだよっていうのがあるので、
そこら辺の飲む量っていうのは自分なりにセーブをするというか、
もうダメやろうなっていう時は飲まないっていうのは結構しっかりしてたかな。
正しい!正しい!
なんかだからこの映画見ていいのかこれっていうか、
僕が見ていいのかこれっていうか、
あなたの映画じゃないよって言われてるような気もするんですけど。
適正な距離を保てればラストシーン付近の豊かさは確かに得られそうな気はするんですよね。
ただ学生時代とかはゴミのような学生時代だったので、
自分の人生が壊れて欲しくて酒飲んでたんですよ。
だからこの映画のケースともちょっと違うっちゃ違うんですけど、
一応この映画の中の人たちは建設的にしたくて酒の力を借りてるって感じでしたけど、
適正で付き合えてたらそもそもこの映画のメッセージも必要ないんですよね。
言われなくてもいい関係だよっていう。
あなたに言われなくても僕たち夫婦仲良いですよみたいな感じだと思うんですけど。
酒に対して酒は良くないから気をつけて飲め。
あるいはお酒って人生を豊かにしてくれる良いものですよっていう
プラスのメッセージだろうがマイナスのメッセージだろうが、
そのメッセージを届けないといけない人っていうのは酒との距離が正しくない人なわけですよね。
映画バーのメンバーというか映画バー店長で飲んだことがないですもんね。
そうですね。
この4人で飲むことはまだないですね。コロナっていうのもあるけど。
そもそも映画バーで話してて、お酒よりも映画の話したいからみたいなところありますからね。
そうなんですよ。映画の話してる時って普通に話しも弾んじゃうので、
30:05
お酒の力借りなくていいっていうのもあるんですよ。
もちろんお酒入ることでもっと面白くなることももちろんあるんですけど。
だから僕も学生時代から映画の話しできる友達がいたりとか、
会社に映画の話しできる同僚がいたら、そんな酒の飲み方しなかったと思うんですよね。
それができなかったから酒の力を借りてたんだと思うんですよね。
私たちでちょうど年齢も映画の中の4人とちょうど間ぐらい、その20歳ぐらいの学生とちょうど間ぐらいにいるのもあって、
学生時代の感じもまた近くも感じるし、でももう体力とか気持ち的には映画の中の登場人物の4人とそっち寄りな感じも増しつつ見てたんですけど、
お酒ってなんかね、飲むと自由になれるんですよね。
わかりますよ。
わかりますよ。
自由になりたいからお酒を飲んでるという節はあって、
なんかよくその限度をわきまえろっていう話はあるんですけど、
黄色信号で渡り切ろうと思ってたら赤になっちゃったんだ、もうみたいな。
もうそこに気づいてないんですよね、もうお酒飲んでるときって。
自分がもうその限度を超えてることに、もうその時点で気づいてないので、
なんかそうですね、私もちょっと山口さん寄りなのでだいぶ。
でもなんかそれこそ思ったより、ちょっといろいろあって、1人亡くなっちゃったりはしましたけど、
ただその社会的に死ぬみたいなことにはならなくてよかったなっていう、そこだけはちょっと安心しましたね、映画で。
そうですね、4人とも破滅する映画になってもおかしくないんじゃないとは思うんですよね、描き方によっては。
そうですね。
ただあれはもうそもそもお酒飲む関係なく、他の部分で人生いろいろうまくいってなかった部分との掛け合わせなのかな、みたいなのもあるのかなと思って。
家に家族いなかったじゃないですか、犬だけいてとか。
そうですね。
1人だけ職員の会議のところで酔っ払った状態で会議に参加しちゃって、1人だけものすごい失敗をしてるんですよね、あの4人の中では。
ただ他のメンバーがあの失敗してても、命を失うようなことにはならなかったような気もするんですよね。
他のメンバーはちょっと別のブレーキがまだあるというか、主人公は崩壊しかけたけど妻がいて子供がいてたし、もう1人家族のいるメンバーいたし、もう1人も職員と付き合うみたいな話。
恋人が。
うん。
一応人の繋がりがブレーキになってるみたいなところはあったのかなと思ったんですけど、そのブレーキがない状態で失敗したことで、もういいやってなっちゃった感じっていうのはあったのかなと思うんですよね。
ただまあなんか、全然その人生として孤独って感じじゃなくて、葬儀もものすごいたくさんの人に贈りに来てたし、そこは本当、自分を過小評価しちゃってたのかなっていうところはあるのかなとは思うんですよ。
33:09
一応教員として、体育教師でしたけど亡くなった人は。だからちゃんとこれまで生きてきて、その人間関係も積み重ねてきて、慕ってくれるサッカーやってる男の子とかもいたわけじゃないですか。
メガネの男の子も印象的でしたね。
でもなんか必要以上に自分の人生を悲観してしまって、酒の力を借りて、その酒で失敗したことで、よりマイナス方向のスパイラルに入っちゃって、時期的な形で結果的に死ぬことになっちゃうっていうところでしたけど、
お酒の力なんか借りなくても、ある程度できてたんだと思うんですよ。そこで自分の評価を見誤ってしまったみたいなところもあったのかなと思って、それは多分実際にも要望にしてよくあることなのかなって気もするんですよね。
確かにお酒の問題というよりかは、自分の人生をどう捉えてどう生きてるかっていう問題の方がみんな大きいっていうのはありましたよね。日常に張り合いがないというか。
ああいう部分はやっぱり僕もすごくわかるので、仕事行く前のなんでこんなことやってんだろうみたいな感じというか。あの辺の張り合いのなさとかっていうのが積み重なっていくと、やっぱり本当人はなんかちょっとおかしくなっていっちゃうよなっていうのはあるし。
ミスター・ノーバディーやったらね、ロシアンマフィアみな殺しにしては済むんですけどね。
あれはダメなやつですけどね。
ミスター・ノーバディーみたいなのやなってちょっと思ってたとこもあったんですよね。でもまあそんな万力もないし、みな殺しにできるロシアンマフィアになかったら酒の力借りるしかないよなとか、どうでもいいこと思いながら見てて。
あと松見ケルセンのあんなにかっこいいのに、ちゃんとダメな中年に見えるのすごいなと思って。
いやそうなんですよ。松見ケルセンって本当かっこいいのに、ちゃんと役にはまってるとこがすごいですよね。
特に眼鏡姿の松見ケルセンが。
もうね、目元の多様なさ。
保護者がたくさん集まって、あなたの歴史の授業ちょっと問題あるんですけどって言われるシーンとか、確かにこの人の授業受けたくないよなっていうのをめっちゃ思いましたからね、松見ケルセンやのに。
いや本当、ほんとただ教科書読んでるだけみたいな先生いたなーっていうのを思い出しましたよ、高校の時。ほんと眠たかったなーっていう。
でまぁ酒の力借りてものすごい楽しい授業になるけど、あそこもねちょっと僕見てて辛かったんですよね。
もうなんか授業の中身というか、生徒に好かれて承認されたいだけじゃんみたいな感じに見えて。
36:02
結局その中年期に入って自信なくしてるから、酒の力で勢いを得て承認されたいだけじゃんっていう。
お前って思いながら見てて、僕はあそこ。
いちいちその授業の題材に取り上げる歴史上の人物が酒の意味ばっかりっていうのも、どんだけ自己弁護的やねんって思いながら。
俺は悪くないって言いたいのかっていう。
酒があったからこんな言い方があったんだぞーみたいなね。ヘミングウェイがどうたらーとか言ってましたけど。
これをそういう感じちゃうの、やっぱり自分がちょっとお酒に対して後ろめたさがあるからなんやろうなとは思うんですよ正直。
人によっては多分いいシーンにも見えるんだろうなとは思って。
怖くてしょうがなかったんですよね僕。
普通に人生が円滑に進み出すみたいな感じって、うまくいってんじゃんって思って。
お酒ではしゃぐことがないから、あの子お酒いいのかなーみたいな気持ちになるというか。
僕的にはまだ最初の登場人物の一人の誕生日会の時に松見季生が水飲んでるじゃないですか。
みんなお酒飲んでるのに。まだあの状態なんだと。
これからお酒入ることでお酒の扉を開けるんじゃないかみたいなという状態なのかなという風に見てたかなちょっとは。
でもあの誕生日会のレストランのシーンの酔い方がある程度いいバランスで、あれがちょうど楽しいぐらいっていう感じじゃないですか。
僕とかやっぱその中盤で朝までグッデグデ飲んで、朝起きたらお寝所してるみたいな。
僕自身はあっち寄りなんですよね。
あーそっち寄りなのか。そっちは行ったことないな。
僕もその気持ちよくなりたいとかじゃなくて、ブレーキを壊したいんですよ。かつて飲んでた時はね。ブレーキを壊したかったんですよ。
そう。
だからその、たしなむとか何?って。ほろ酔いとか意味ないじゃん。自分なんて壊れてしまえと思いながら飲んでたので。
すげー。
それを後からめっちゃくちゃ後悔するんですよ。2日酔いって地獄のようだし、自分に人にかけた迷惑とか後から客観視した時、ほんと死にたくなるんですよ。
でもそれをシラフのまま見せられる感じやったんですよね、この映画。
なるほどなー。
超嫌。超嫌で。
客観視させられるっていうのが一番辛いってことですね、ほんとに。
そうなんですよ、もう。人に迷惑かけたこと、それのこととか思い出して。だからこの映画は僕、酒飲みに甘い映画に見えて。
結局その主人公の松見ケルセンが一度奥さんとふなかになって、あれもね、もう最悪の言いがかりやと思うんですよ、ほんとに。
39:08
自分が酒飲んで失敗したくせに、なんか壁を作ってたお前が悪いんやみたいな感じで追い出すじゃないですか。もう酷すぎるでしょ。
で、後々子供の誕生日会かなんかで、それの打ち合わせしようってことで一回会うシーンありますけど、そこでよりを戻そうとして、
いやもうその話は今はやめてって言って泣かれるわけじゃないですか。そりゃそうやろと。何を甘いこと言っとんねんと。
自分が酒に逃げたくせに何言っとんねんと思ったら、ラストで奥さんの側からより戻そうっていうメッセージを送ってくるわけですよね。
どこにそのよりを戻してもらえる余地があったやねんて。
それはちょっと思った。
だから酒の失敗というか、人生丸ごとに対しての贖いが足りないですよ、この映画は。
贖いが足りない。
結局、適度なバランスでお酒と付き合ったら人生好転するよねって言って、ラストシーンに繋がっていくと思うんですけど、
適度な距離感だったことないですよ、この映画の中にって僕は思って。
辛くなってきた。
そのよりを戻してもらえるなんて甘いこと言ってんじゃねーよと。
破滅的に酒を飲んだやつは破滅しか残ってないんだから、酒飲みなんか甘やかさなくていいと。甘やかさなくても酒飲みなんて勝手に酒飲むんだから、勝手にほっといたらええねんって僕は思って。
お酒飲みは弱い人間なんで。
そうなんですよ。
それはもう、かまってほしいです。
弱くてお酒飲んでるんで。
そうですね、そうですよ。
だから、弱さに対する救いだったとも思うんですよね、後半の展開って。
そこまで突き放したら、そもそも救われる人間なんていないじゃないかと。
中盤の話でもあったけど、この国は酒飲みばっかりやみたいな。
北欧の寒い地域で死病が多いっていうのもあるかなと思うんですけど、やっぱり酒飲む文化って女性よりは男性の方よりの文化だと思うんですよね。
ホームソーシャル的に飲もうぜ、騒ごうぜみたいなのが強いものだと思うんで、やっぱ男性的にそこに逃げてる部分ってあると思うんですよね。
ただ、みんなそうっていうところもあるとは思ってて、やっぱりこの映画が公開されて広く見られるってことは、
やっぱりみんな人生に対する弱さを持ってて、そこの解決手段としてお酒っていう手段が欲しい人がいっぱいいるからこそ、この映画が成立してるんだと思うんですよね。
そこでその人たち、みんな破滅しか待ってないよって言い切ってしまうのはあまりに救いがないと思うし、
監督自身がおっしゃってたように、お酒というかそういうものが持ってる、なぜそれが求められているのかっていう意味ですよね。
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単にその破滅だけを求めるものだったら、社会の中にもあり得てこなかったと思うし、歴史上のずっと綿々と続いてきた文化でもあるわけじゃないですか。
やっぱりそこには意味があって、それがやっぱりその何か人生に対する救いをもたらす儀式のツールっていうことだと思うんですよね。
で、そこが単なる毒としてだけ処理されていくような世の中になってしまうことにはやっぱりその危機感はあるっていうのはわかるんですよね。
だからこそ、あそこでそのラストでその破滅的な展開にはならずに、やっぱり適切な距離を取り戻した人は、人生もやっぱり取り戻していくわけじゃないですか。
そこはやっぱりその本作のバランス感覚というか、人とも適度な距離で、先とも適度な距離で向き合っていくっていうことが人生をより良くしていく方法ですよっていう感じを、政治として出してたとは思うんですよね。
それを僕が受け取れたかどうかは別に指定ですよ。
さっきからすごい自分に言い聞かせてるなって思いながら。
いや、正直僕はもうこの話は冷静には見れてなかったので、まともにはしゃべれないんです。自分のいろんなことを思い出してしまって。
ちょっと話変わりますけど、私、男性の40代以降、今回の話の中の人たちぐらいの男性が、
昔、若い時にあった自信を失いかけている状態の男性、すごく好きなんですよね。
ほう。
だからなんかこう、ちょっと萌えるというか、萌えるっていうのはその萌えの萌え。
はい。
だからちょっと私にとって結構、なんて言うんでしょう、おじさん映画として良かったですね。
なるほど。
確かに僕もそういうの好きです。好きですけどね。
なんかこう謎の色気がありますよね。
うん。で、だいたいくだらないことに振り回されて、なんかだいたい変なことになってるっていうのが、ちょっと、明日は我が身かと思いながらも見つつ、面白いっていうか。
適切に借りれたらいいんですけどね。
うん。適切に借りていける自信はないですけどね。
確かに。
その、枯れる年を取っていくっていうことを、ただ失うこととして捉えてしまったら、やっぱどんどん自信なくなっていくし、どんどん何か居すがらざるを得なくなっていくと思うんですよね。
で、そこで枯れるっていうことをどう受け止めるかっていうのは、やっぱちゃんと考えておきたいことではあるかなとは思ってて。
そこをちゃんと向き合えなかったら、やっぱ本作の序盤の末みたいに、ものすごいつまらなそうに人生の中で振る舞っていっちゃうわけじゃないですか。
本人はやっぱり様々な経験を積んできてて、その人生を生きるにふさわしい人間になってると思うんですよね。
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ちゃんと肯定的に捉えることさえできれば。
それができなくなってるっていうのは、若い頃に対して失ってるって感覚だけが強いからだと思うんですよ。
それを適切に枯れるっていうことを受け止めながら生きていけたら、多分いいんだろうなと思うんですけど。
結構その自信を保ち続けるっていうのも、結局お酒がきっかけではありますけど、ちょっとこう自信がつくと仕事も家庭もどんどんすべてがうまくいき始めるわけじゃないですか。
その卵が先か鶏が先かっていう部分を何かのきっかけでどっちかを生み出さないと何も転がり始めなかったっていうところに、今回そういうお酒っていうきっかけで好転し始めたっていう話だと思うんですけど、
なかなかそれが実際現実の世界でもそこの部分は結構難しいというか、それこそ若い時って根拠のない無敵感があったりすることもあると思うんですけど、
年とともにそんな根拠のないものはなくなってしまうので、そこで自分の自信っていうのをどう保ち続けるかっていうのは、何かちょっと課題だなあっていうのは思いましたね。
課題というか人生での大切なことやなっていうのは。
そうですね。僕はそれに対しては、若さを課題評価しないようにしようとは思ってて、できるだけ相対化しようと思ってるんですよね。
若さであるとか、あるいは老いっていうものに対して、何て言ったらいいのかな。必要以上に若さを神聖視することって結構絶やすいと思うんですよね。
でも、そんな良いことばっかりじゃなかったよなっていう思いもあるし、単に機能持ち用の部分もめちゃくちゃあると思うんですよ。
結構ちょっとこれ言語化するの難しいんですけど、結局その若さを課題評価しちゃうと、そういう無機動さんへの憧れに繋がって、酒の失敗に繋がったりするわけじゃないですか。
でもなんかその、枯れたことで見えてきた景色って絶対あると思うんですよね。そこをちゃんと見つけていくシェアを持つのはすごい大事だなと思ってて。
それができないと、どんどん息苦しくなっていくんじゃないかなと思ってるんですよね。
だからこの映画の中でも、4人ともそれぞれメンターとして優れている部分ってあったわけじゃないですか。
それを、例えばあんまり自我を伴わせずに、人に何かを教えることをするのって、ある程度年取らないと難しいことだったりすると思うんですよね。
それができるのって、ある程度老いた人間の特権というか能力だと思うんですけど、そこをちゃんと考えながら生きていってたら、もしかしたら本作の彼らも酒の力借りずに教師になれてた可能性もあるのかなと思うんですよね。
だってできてるわけだから。結局その、勢いの問題なわけですよ。酒の力借りて勢いがあるかどうかの違いでしかないから。
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もともとその能力は備わってたわけですよね。何がその能力を発揮させなかったかっていうと、自信がないからだと思うんですけど、ただ彼らができたことはやっぱり今の年齢の彼らじゃないとできないことだと思うんですよね。
そこをちゃんと自己洞察しながら生きていったらきっと人生はいい感じに回るんじゃないかなと思って。
だからまあ破滅的にお酒の力を借りるとかじゃなくて、自分のバランスをちゃんと客観視しながら生きていけたら、お酒もたしなむ距離感で楽しめるし、周囲の人ともきっといい関係を築いていくことができるんだろうなと思うんですよね。
だからそこはやっぱり枯れていくことの特権。若者にはできない、すでに枯れていきつつある人間だからできる人生の特権だと思うんですよね。
若さは取り戻せないっていう言葉あるじゃないですか。あの言葉ってすごい若さを過大評価してるなと思って、この瞬間終えることもできないっていうのもあると思うんですよね。
子供の頃って早く大人になりたいと思ってませんでした?夜中までテレビ見れるのとか羨ましいなと思ってたんですけど。
そうですね。
別にそれに限らず、例えば40過ぎた人間にしかできないこと、見えない何か、あるいは50過ぎないとできないこと、見えない何かってあると思うんですけど、何かちょっと今社会の中で過大評価されてしまっている若さっていうものがちょっとそれを曇らせるとこってあると思うんですよね。
それをいやそんなことないよって。若さも老いも結局等価であると。今この瞬間自分はその年齢でしかないわけじゃないですか。
20歳の自分はあの頃しかいなかったし、30、40、50の自分って今この瞬間しかいないことだと思うんですよね。
それをちゃんとやろうとすれば別に20代の頃の自分を深刻化して何かそこに失った自分っていうものを過小評価しながら自信をなくして生きていく必要ないと思うんですよね。
何かそうなれたらいいなとは思ってますけど。
実際にこう年を取っていく上でこっちの方が楽しいっていうこともたくさんありますしね、本当に。
そうですね。
何かその私最たるものがやっぱ自意識がこうなくなっていくというか薄まっていくこと、これ本当にすごく人生楽しくなったなって思うんですよね。
それはねめちゃくちゃありますよ。
自分の自意識が。
それはめちゃくちゃある。
だからこうあんまり思ってたよりも大人の方がいいやんって思うことの方が多かったりはするんですけど、
あとやっぱもう一つの何かこう問題というか、で、何か憂鬱やと思ってて、私憂鬱って何かコロナとかよりも深刻な病気やと思ってて、憂鬱という現代に蔓延しているウイルスやと思ってるんですよね。
そうですね。
もう憂鬱になると人生が曇っていくじゃないですか。
でも朝起きたらだいたい憂鬱な気持ちになるんで、その憂鬱の薬が酒なんですよね。
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そう、酒の副作用が。
いや、かつて僕はそうだったかもしれないですけど、今の僕にとってその薬は映画ですよ。
おー、何か綺麗な着地を見せている。
いや、あのね、割とね、映画見てるとき酔ってますよ僕は。
確かに何かそんな気がします。山口さんが。
今、上映されてる映画のことあんま考えてないというか、割と自分のこと考えながら見てるんですよね。
で、何か余計なこと。
確かに、その側面ありますね。
だから、映画の中で起きてることとか微妙に見逃したりはしちゃってるんですけど、
何かその映画から受け取る何かを使って色々感じたり、
自分用の何かフィーリングとか思考をしたいっていうのがあって、
それは割と酔ってるなって思うんですよね。
そうですね、そういう意味では僕もそういうところというか、
お酒飲まないけど映画ばっかり大量に見てるのはそうということなんですけど。
さっきの前田さんの話で言うと、
自意識が薄まったっていうのは本当に老いの特権というか、
強力なメリットですよね。
歳をとっていくことの強力なメリットだなと。
本当に。
自意識全然まだまだあるし、
多分僕人よりめっちゃ強いと思うんですけど、
やっぱり手に収まるサイズにはなってきてくれてると思ってて。
そうか。
本当、20代ぐらいの自分の自意識って本当、地球を押しつぶさんがばかりだったなと思うんですよね。
それに比べたら、今は割とカバンに収まるサイズになってくれてるなと思って。
そうか。
いやもうなんか深海誠に端的してるような人なんで、
そこはちょっと怪しいんですけど僕は。
どっちかっていうと。
でも結構若い時に起こる悲劇のほとんどがその自意識によるものだなと思ってて。
そうですね。
そうですね。
大抵そうです。
そこから解放されるっていうのはすごいこんな世界だったんだと思いますね。
割と素で楽しいことだけが手元に残っていく感じあるんですよね。
自意識で持とうとしてたものはどんどん手からこぼれ落ちていくんですよ。
持てなくなって。
体力が落ちて持てなくなったっていうのもあるし、
意外と頑張って握りしめておくものではなかったんじゃないだろうかっていうことに気づいていって、
気づいたら捨ててたりするんですよね。
それはいつの間にか忘れていってしまうっていうすごい残酷さであり、
老いのずるさではあると思うんですね、それって。
ただそれを全肯定してしまうとどんどんずるい大人になっていくっていう感覚もあるんですよ。
ただ老いていらなかったものは手放せたっていうことをちゃんと自覚しておくことと、
ただそれでもやっぱりかつて自分はそれを大切にしてたっていうことを忘れないことかなと思ってて。
そこでもうあんなのどうでもよかったんですよ、全然大切じゃなかったって言い切ったら、
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すごい嫌な大人になると思うんですよね。
そうじゃなくてあの頃にとってあれはそれでも今の自分にとっては必要なかったかもしれないけど、
あの時の自分にとってはこの世界全てと等しいような価値のあるものだったんだっていうことは忘れてはいけないなと思ってて、
それをちゃんと同時に持っておくこと。
荷物は捨てたけど、あの荷物はすごい素敵なものだったっていうのはちゃんと心に留めておくのが大事だなと思ってて、
その両立はしないといけないなと思ってるんですよね。
ただ捨てることだけを捨てるとどんどん残酷で狡猾な人間になっていくようなって思ってて、
それはやってはなるまいとは思ってます、それだけは。
多分一番やっちゃいけないことの一つかなぐらいには思ってますね、それは。
映画関係で言うと自分の自意識が剥がれたなって思った時って、
好きな映画を聞かれて堂々とエイリアンvsプレディターですって言えるようになった時。
素敵ですね。
自分の自意識ってもうこう薄くなったなって。
いいですね。
結構昔はそこで何を言うかにもうなんて言うんでしょう。
はいはい、ありますね、そこ。
考える時あるじゃないですか。
ここで何を言うのが正解なのかっていう、それを考えなくなった時はだいぶ楽になりましたね。
めちゃくちゃ素敵なエピソードじゃないですか、それ。
そこはね、アリプスよね、本当に。
いやなんか、アナザーアロウンドの話からすごいとこまで飛んできましたね、なんか。
いやほんまですよ、オールドの時より。
なんかすごいオールドみたいな話してるなとも思いつつも見てたけど。
テーマが酒から老いに。
思えば遠いとこまで来たもんだみたいな話っていうか。
まあ酒の話であるってことは、人生の話であるっていうことですからね、そこはやっぱり。
そうですね、そこをちゃんとやっぱアナザーアロウンドという作品は描けてたし。
あとやっぱ最後のね、マッツムケルセンのダンスでもうオールオッケーって感じしますよね。
あれは最高のラストでしたね。
いやー、なんかダンスシーンなんかすごいらしいぜみたいなのは聞いてましたけど、
てっきり僕は中盤でなんか酒飲んでパッパラパーってやってるのかと思ってたんです。
やっぱり最後かと。
もうなんか人生の酸いも甘いも噛み締めてあのダンスやってるんだなって思うと、
なんかすごく味わい深いというか。
また動きがキレッキレで、キレッキレというか絶妙にちょっとやさぐれてる感じ。
あまりつつもキレッキレでちょっとパルクールぐらいな動きしてる時もあるかしら。
あれ本人がやってるんですかね。
あれ本人がやってるらしいですよ。
できるでしょ。バレエの人ですよね、マッツムケルセン。
そうなんですか。
らしいですよ。僕もなんか今回初めて知りましたけど。
だからむしろあれ抑えてやってるんだな、もっとできるけど抑えてやってるんだろうなって思って。
そうですね。もっとキレッキレのダンス踊ろうと思えば踊れるけどっていう。
どうしよう好きになりそう。
好きだったでしょ。
元から好きだったけど、やだこの人こんなにお茶目に踊れる人だったんだっていう驚き。
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そういえば中盤で同僚と酒飲んでる時に、
いつ昔バレエやってたんだぜみたいな、あれマッツネタなのかなって思って見てたんですけど。
そうそうそうそう。
ちなみに皆さんマッツ映画ってそんな見てます?
マッツ映画?
そんな見てなくて、でも同じ監督の偽りなき者は結構好きで、
あのマッツムケルセンもめちゃくちゃいいんですけど、話も重たいですけど好きですね。
僕そんな見てなくて、007のカジノロワイヤルとバットマンに出てましたっけ?
あれ違ったかな?
いや。
違うな。
出てない。
なんだろう。
じゃあ僕全然見てないかもしれないマッツ映画。
でも私も最近までマッツムケルセンとビゴモーテンセンめっちゃ似てるなと思ってたんで。
それちょっと混ざってるところかもしれない。
何出てたっけ?
ドクターストレンジ。
ドクターストレンジもそうですね。
あ、ローグワン。あ、そっか。いた。そうだ。
思い出しましたか?
そうだ。
あの、ネットフリックスでポーラーってやつがあるんですけど、映画が。
これだとあれですよ。眼帯つけたマッツムケルセンが見れる。
それやばいですね。
やばい。
内容はだいぶグロテスクというか、中二病をこじらせた人が作った映画やなって感じなんですけど。
眼帯マッツの時点でだいぶ中二病でしょ。
無駄にエロいし。
マッツがしかも結構裸ぐらいな格好になってたしな、途中。
美容。なんか映画において作り手の中二病であればあるほどありがとうって思うんですよね。
それも自意識の問題ですよね。
確かに。やっぱ自意識を抱えたままの人が素晴らしいものを作るのかな。それは確かにありますね。
中二病以外にも2種類あると思ってて、パンパンの自意識を詰め込んで撮るのか、あるいはもう自意識なくした状態で、ただ好きなものだけ詰め込んだら中二病になるかの二択があると思ってるんですよ。
ポーラーは後者だと思う。
でも作品に関してはパンパン自意識詰め込まれてるのも結構いいですよね。
監督こじらしてんなみたいな。
僕その手の作品はめちゃくちゃ危機感出るか、ど真ん中刺さるかの二択っすね。その手のやつは。
やっぱね、なんかみんなが忘れてったものをあえてこう、あえてじゃないけど、ちゃんと描いてくれる人ってやっぱいいなと思う。
なんか話が遠くに来すぎて、アナザーラウンドに戻れない。戻してきてるしね、めちゃくちゃ。
思ってたより、内面、なんかこう自分たちの内面を、内面に関する、なんていうんだろう、ことを考えさせられましたね。
てかもう見ながら僕そうなってましたからね、ほんと。
なんかなんておバカな映画なんだって思ったら、なんかすごい人生のあらゆることを考えなきゃいけないみたいな映画だったので、ほんと。
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それはなんか、正直なんでこれアカデミー賞の国際長編映画賞とか取ったんやろうとかってちょっと思ってたんですよね。正直見る前は。
え、ある中の酒飲み映画やないんかって思ってたので、なんかこういうちょっとこう独特な立ち位置というか、味わい深さがある映画だったんだなっていうのは、確かにこれはちょっと巧みだなと思いましたし。
やっぱあとお酒が飲みたくなりましたよ。
それはね、それはそうですよね。
いや今お酒ね、映画館も別にアルコール提供ないし、見終わってそのまま居酒屋行こうとか、なんかそういうのも今できないじゃないですか、なかなか。
ほんとコロナじゃなければ普通になんかこうみんなでビール飲みながら見たいよねっていう。
あの最終版でみんながぐでんぐでんに酔うために飲んでたあのピンク色のカクテル味じゃないですか、ほぼアルコールでできてるって。
ありましたね。
あれめちゃくちゃ飲みたかったです。
あれ飲みたかった。
ちょっとオレンジの香りだけグラスの縁につけて、もう香りだけ楽しんで、あとはもうアルコールみたいな。
あれえげつそう、えげつないやつやろうなって思いながら。
やっぱね、楽しそうなんですよね、あのぐってんぐでんにバーみたいなところで飲んでるシーンも。本人たち迷惑かけてるけど、あの迷惑かけてる部分なかったらめちゃくちゃ楽しいんですよね、ほんとに。
絶対楽しそうだなと思いました。ひどいけど。
ただね、あのね、酔ってるところで後ろ店員が見てないところで酒盗んだりしてたじゃないですか。
してたしてた。
あれはほんと良くないところで、あの、酔うと頭壁が出る人っているんですよね。
見たことあるんですよ。
いるんだ。
あれはね、ほんとに最悪。あれだけはほんとに最悪やと思う。
なんかあの、マッツが一回そのみんなで一人の家で集まって飲んでるときに、今日は家族との時間を大切にしたいから帰るって一回言うんだけど、結局帰れないときあるじゃないですか。
あのとき、結局結構あれがきっかけで、ちょっと崩壊が始まっていくシーンやと思うんですけど、
あのときのお酒の映し方が、なんていうんですか、あの氷がちょっと溶けかけるキンキンのお酒の、
あのアップちょっと見せられるときに、ちょっとなんていうんだろう、全然違いますけど、こうちょっとある宇宙の人の気持ちがわかるっていうか、
そこでもう拒否できなくなっちゃう、あの映し方は結構なんか危ないなって思いましたね。
すごい魅力的に映ってましたね。
誕生日会のところで、キャビアに会わせるのにウォッカ出てくるシーンとかのウォッカもね、めちゃくちゃ美しいんですよね。
めちゃくちゃ美しいんですよ、あれ。
ほんと魔の魅惑というか、吸い寄せられるような感じがあって、
あの酒の魔性性をフィルムの中に留めてる時点で、この映画はね、すごいなと思うんですよ。
なんかすごい映画でしたね、ほんとに。
なんかこの手の映画になった時の、おのおのの自分の人生の言い訳が。
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いやむしろもう映画トークの醍醐味じゃないですか、これこそ。
山口さんがそんなにお酒飲む人と思わなかったです。
なかなか機会ないですからね、どうしても。
あとまあやっぱりある程度勢い任せで飲んでた、だいぶ昔の話でもあるんで。
単純に疲れ残ると翌日楽しくないなっていうことにようやく気付いたっていうのもありますね。
翌日とかがないからこそやれたことだったんだなと思って。
次の日やることがあった時に楽しくなくなるのは楽しくないなと思ったんで、やっぱり医療は自然と控えていきましたね。
自覚的に控えたというか、いつの間にか減ってたって感じはありますね。
こんなとこですかね、だいぶ入り組んだ話しましたけど。
すっごい色んな話したなーって今日は本当に。
でもまあある意味この映画にふさわしい酔っ払ったような話できたらよかったんじゃないですかね。
本当にそうですね、あっちゃこっちゃ行くっていう楽しかったですね。
じゃあそんな感じで終わろうかと思います。
はい次回はあれですね、スパイラル、そうオールリセットですね。
はい楽しみだな、普通に楽しみなんだよな。
配給会社からオンライン死者の案内もらって見れたんですけど。
もう見たんですか?
いやチンタラしてたら期限切れちゃって、もう映画館行くことになりました。
せっかく案内もらったから公開までに見て、今回のラジオの中で言おうと思ってたんですけど、
申し訳ないことしたなと思って。
次回はちゃんと喋ります。ちゃんと映画館で見て喋ります。
はいそんな感じですね。
あとこの番組ではお便りを募集しております。
番組や取り上げた作品の感想などを送りいただけると嬉しいです。
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はいでは映画の話ししたすぎるラジオ第25回アナザーラウンドの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。