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2024-05-30 40:59

第169回(1) オープニング~トラぺジウム/猿の惑星 キングダム/虎に翼 etc…~

『ミッシング』の話をしました。

オープニングではメンバーの近況の話をしています。

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00:12
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第169回になります。
この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊回りにて映画トークバーイベント
映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前田さんがお仕事が超ごたぼうにつき、今回と来週も収録不参加となる予定なんですけれども、
今回東京のBARの前の収録になってるんですけど、
もしかしたら東京のBARに前田さん参加できないかもしれないっていう話になってまして、
公開がBARの後なんで、その頃にはどうなっていくかわからないんですけど、
かなり残念だなっていうところなんですけど、
まあ、頑張りましょうね。
3人の可能性もあるってことですね。
ちょっと大変だな、大変かもしれないですね。
まあまあ、頑張りましょう。
オープニング、近況の話をやっていこうと思うんですけども、
じゃあ僕から、今日のテーマトーク以外だとトラペジームを見てまいりました。
やんややんやと言ってたトラペジームですけど、
なんか素直に凄く出来具合が良いっていう映画としては、ちょっと言いにくさがあるというか、
結構変なバランスの映画なんですけど、
ちょっと僕、割と刺さったんですよね。
主人公、アイドル目指してるんですけど、
自分が住んでるエリアの東西南北からそれぞれ1人ずつ美少女を集めて、
アイドルグループを作ろうとしてるんですけど、
これ、予告とかでも見かけたことありませんかね?
めっちゃあります。
東西南北から美少女を集めてアイドルを作るって。
めっちゃ見てて、なんじゃこりゃって思いながら正直見てましたね。
僕、あのキャッチコピー、すっごい違和感あったんですよ。
美少女って言うのかなっていう。
美少女って、僕の捉え方ですけど、
エンターネス産業におけるジャンルの1つだと思うんですよね。
美少女っていう言葉って。
だから美少女ゲームって言葉あるじゃないですか。
要は、そういうエンターネス産業に加わってからの人に対して美少女っていうのはピンとくるんですけど、
要は、なる前の人たちに美少女っていうのって、
割となんか僕、違和感あって、
これ伝わります?
ちょっと多分感覚的なことを言ってるんですけど、
03:02
だから、例えばアイドルって別に容姿だけでなるわけではないじゃないですか。
でもその美少女ありきで話が始まってて、
普通の女の子が何者かになるっていうのがアイドルのストーリーテリングだと思うんですけど、
何者かであるっていうことが前提として始まってるんですよね。
それを主人公がコントロールしようとしてるって話なんです。
そのストーリーテリングを。
主人公が東西南北における東を分担している役割なんですけども、
本人の名前がアズマなんですよ。
他のメンバーは北の方にある学校とか南の方にある学校とかから、
それぞれメンバーを募っていくんですけど、
別に名前南とか北とか入ってないんですよ。
東西南北のうち東が入ってるのは主人公だけで、
他のメンバーは北の方の学校に行ってた子、
南の方の学校に行ってた子っていうので、
あだ名呼びを北とか南とかにあてがって呼んでいくんですよ。
これって選ばれた4人であるっていうことを後付けしていってるような印象だと思うんですよね。
その属性にあてがうように人選がされてるんですよね、そのメンバーって。
それぞれのメンバーには主人公が友達になりに行くんです、わざわざ。
北の方の学校からアイドルを見つけるために北の方の学校に行って、
この子だって言って友達になるんですけど、
それ友達になるのが目的じゃなくて、
彼女をアイドルに巻き込むのが目的なんですよね。
とんでもないエゴなんですよ本当に。
それで3人の仲間を見つけていって、
本当にアイドルになりたいと思ってるのは自分だけなんですけど、
他のメンバーをなしくずしでアイドルに巻き込んでいくんですよね。
やばいんですよマジで。
だいぶやばいし嫌な奴感すごいですけどね、話を聞いてだけだと。
はい、実際嫌な奴です。
見てても結構ギリギリで、
上昇思考とか目的意識が強すぎて、
もう嫌な奴に踏み込んじゃってるんですけど、
ただ割とギリギリ見れるかなって僕は思ってて、
フィクションの登場人物としては面白い女で住んでるとは思うんですけど、
この当人たちにとってこの内面性が見えたらめちゃめちゃ嫌な奴に見えるよなっていうのを、
ギリギリのところで綱渡りしてるようなキャラクターで、
結構あんま見たことないキャラっていうか、
普通に考えたら嫌な奴として描かれるキャラなんですけど、
実際ちゃんとそいつが嫌な奴であるっていうのがドラマの軸にはなっていくんですけど、
06:01
周囲の対応は普通にアイドルを目指してる人として扱ったりとか、
普通に友達として扱ったりとかっていうので、
観客と登場人物たちの間にギャップがあるんですよね。
主人公の捉え方に。
その違和感を抱えながら見ていくんですけど、
実際彼女のエゴは後々の火種として実際に爆発していくんですけど、
それってすごい残酷なことでもあるんですよね。
なりたくないものに巻き込まれた側からしたら、
もうとんでもない話なわけですよ。
しかも目的がアイドルになるために友達になってきたっていうね。
ひどい話なんですけど、
でもなんかあの時間ってあったよねっていう着調していくんですよね。
で、このなんて言ったらいいのかな。
明らかに観客から見ても、
主人公がやってることって間違ってるように見えるんですよ。
というか間違ってるんですよ。
その善悪が入り混じってるとかじゃなくて、
基本的に嫌なやつなんですよ。
でもその嫌なやつだからその時間に価値がなかったとかじゃないし、
そういう意識で選ばれた人間関係であっても、
その人間関係って別に単に利害関係だけのものじゃないよねっていうのが
垣間見えていくんですよね。
なんか結構すごいことを描いてるなって思って。
この原作って実際のアイドルの方が原作を描かれてたわけですけど、
自分で言ってるっていうのが結構すごいなと思って。
でもすごいリアルだと思うんですよね。
別にこれアイドルに限らずですけど、
主人公がアイドルっていうものに巻き込んでるから
主人公が英語でやってるように見えるんですけど、
例えば部活とかでもそうだと思うんですよ。
部活動で何かを目指しているときって、
隣にいるやつが足引っ張られたら困るわけじゃないですか。
ちゃんと正とか言って怒ったりするわけですし、
元々はこの部活で何か一つの目標に向けてやるために集まった集団だけど、
それとは違う人間関係ってそこにあったりするわけだと思うんですよね。
それが部活で何かを目指したことだけが
部活に相続してたメンバーにとっての過去にあった時間なのかって言われたら
そうじゃないと思うんですよね。
これが部活だったら別にそんなに違和感ないけど、
トラテジェフにおいては全ての人間関係は
主人公が敷いたお膳立ての上に成り立ってる人間関係だから
主人公がエゴイストに見えてるだけで
別にその人間はそもそも理解関係で繋がるものだと思うんですよね。
でもそれって別にこういうエゴだけのものじゃないよねっていう
そうじゃない繋がりってあるよねっていうのが
なんか垣間見えるのが
09:00
なんて言ってるのかな本当に
すごい好きだったんですよね。
でも結構ねめっちゃ飲み込むんじゃないですか。
もう多分想像してる以上に主人公嫌なやつなんで
いやーでもあのすっげーよかったですね。
あとまあ単純にキャラデザが結構好きだったとかね
そういうのもあるんですけど。
まあ大事、大事ですわ。
キャラデザは大事っすわっていう。
結構ね実際公開直後って
強烈な批判じゃないけど
キニックみたいなのが割と出回って
割とちょっと炎上じゃないけど
なんか腫れ者扱いみたいな感じもあった作品だと思うんですけど
一方で強烈に当てられてる人たちも出てきてるじゃないですか。
強烈に振り幅がある作品だなと思います。
概要だけ聞いていけそうだなと思っても
見てみたら全然いけないとかっていう可能性あると思います。
これは結構癖が強いと思います。
分かりやすいウェルメイドじゃないので
波長が自分のカギ穴に合うかどうかみたいなところがあるかなとは思うんですけど
結構カルト的な一本なんじゃないかなと思いましたね。
っていう感じです。
ではマリノさんいかがですか。
そうですね。
今週は4月になれば彼女はと
猿の惑星キングダムを見ました。
そうですね。
どっちの話しようかな。
どっちも大ネタですけどね。
大ネタですか。
そうですね。
じゃあ全部話すか。
4月になれば彼女はに関しては
僕好きなやつなんじゃないかなって思ったら
全然好きじゃなかったっていう絵があったんですけど。
言ってましたよね。今までのテーマ選びの時に。
多分好きなやつだろうなって思ってたんですよ。
確かに僕の好きな要素はたくさんあるんですよ。
誰とも人と深く愛することができないとか
コミュニケーションとか断絶とか
みたいなことをやりたいのはすごく伝わってくるし
それを綺麗な美麗な映像とかでやろうっていう
全体のルックとか含めてすごく良さげな雰囲気とか
めっちゃ漂ってたんですけど
全部それっぽいものしかないっていう
やべえなって思いましたね。
村上春樹はすげえなって思いました。
村上春樹とか岩井春治はやっぱすごい必要やっぱり。
なんかそういうちょっとこういう話でも
ちょっと鼻につきがちなところはあると思うんですけど
ちゃんと乗せてくれるわけですよ。
やっぱりそのちょっと繊細な部分みたいなのも
やっぱ乗せてくれるわけですよ。
しっかりそこに至る設定だったりとか
12:02
話し運びだったりとか
あと言葉だったりとかですけど
みたいなのがやっぱりそういったものが
徐々に響き渡っていって
やっぱこうすごくいいなって思ったりとか
いう風になったりするわけじゃないですか。
全部それっぽいだけっていうね。
なんとかのマネっぽいみたいな感じがすごくて
こういう展開がやりたいだけが先行してて
中身詰めてないなって感じが
めちゃくちゃしてしまう脚本というか
そもそも話の書き方がすごいちょっと
わかりにくいんですけど
階層の上にさらに階層が重なるみたいな
階層シーンが重なるみたいな
ちょっとややこしいなみたいなところも
飲み込みにくいっていうのもあるんですけど
なんか主人公のカップルがいるんですけど
長澤雅美と佐藤武演じるカップルがいて
ある日長澤雅美が姿を消してしまうんですね。
結婚の約束をしてて
結婚式場の見学とかまで行ってるんですけど
ある日姿を消してしまうみたいな話になって
別に佐藤武は悲しそうであるんですけど
別に焦ったりと素振りあんま見せないんですよね。
同居もしてるのに急にいなくなったとか
警察とか呼ぶじゃんみたいな
そういう答え一切ないとか。
けどなんかそこで佐藤武は悩むわけですよね。
どうして隣にいた人のことがわからなかったんだろうとか
ちゃんと人のことを愛せなかったのかな
みたいなことは一番悩むわけですよ。
そういうの好きだけどさ
もうちょっと説得力持ってやってくれや
っていうことなんですけど
それカッコつけなんですよね、基本。
ふわっとしてる。
それじゃちょっと僕あんまのめり込めねえな
っていうふうにすごい思ってしまって。
なるほどね。
まさかこんなにとは思わんかったというのかですね。
本当に終身なんでって感じがするんですよね。
いなくなってしまう長澤正美に対しても
なんでって感じがすごいするし。
なんなんかなって。
森七が出てくるんですけど
昔の元カノなんですよね。
元カノのすげえごくたまに手紙が来るみたいな感じの
設定があってで
カノにもある秘密があるんですけど
みたいな話になってくんですけど
何この佐藤武と長澤正美のカップルを
なんとかくっつけるための接着剤でしかないな
こいつみたいな存在感になってくじゃんっていうのが
どうなんだこれってちょっと思っちゃいまして
何これって思っちゃいましたね。
厳しいな。厳しいですよ。
聞いてて面白いなと思ったんですけど
なんでダメだったんでしょうね本当に。
本当になんでダメだったと思いましたよ。
それっぽいっていうか
よくある展開とかは別にいいんですけど
そこ全部なんかあんま説得力なくて
かっこつけてるだけにしか見えないっていう
15:00
もう感覚でしかないんですけど
それがちょっとなんかどんどん
凶座目になっていくっていう感じなんですよね。
でなんか最後は
ネタバレになっちゃいますけど
寄り戻すんですけど
こんな形で寄り戻すんですけど
こんなんで寄り戻るかいって思って
なんか全然納得がいかなかったっていう感じが
けどなんか一丁前にこういう
村上春樹っぽいことだけをやりたいっていうのだけは
めちゃくちゃビミン感じるので
なんか違うんだよなーって
すげー思っちゃったっていう
なんでもそういうの褒めるわけじゃないぞ
っていうことをちょっと
いやーそのマリオさんの中の境界線が
どこにあるか知りたいですね
いや難しいんだよな
なんなんだろう
シンプルになんかよく分かんない話
って感じをしたんですよね
単に説明が下手なだけの可能性もありますね
聞いてるから言うと
そうだと思うんです
単純に説明が下手なだけなのと
そこになんか説得力がないだけだと思います
そこは
なるほどねー
なんで人は新しい世界を見たいとか言って
アイスランドに行きがちなんだろう
っていうことをすごい考えましたけど
なんでアイスランドにいたがるかなみんな
みたいな風にちょっと思いました
そこまで解体されちゃうと
もう多分身が残ってないですね
そうなんですよね
映像とか綺麗なんですけどね
本当になんかすごい
いろいろ世界でロケしてるんですよ
ボリビアのウユニコ
時計台とか東欧かな
ヨーロッパの時計台だったりとか
アイスランドのも行ってるし
映像すごい綺麗なんですけどね
その分なんか
ルックがいいだけに
中身マジすっかすかじゃんみたいな
中身詰めてないみたいな感じが
ちょっとイラっとするっていう
ちょっと文句ばっかりになってしまったんですけど
ちょっとそういう映画でしたね
僕にとっては
ルックのための映画っていうのもありますしね
そうなんですよね
もうルックすらも撮れない映画とかもあるので
そういう意味では
ちゃんとお金かけて撮ってるなっていうのは
伝わってくるんですけど
ちょっと僕が好物そうな映画だっただけに
余計にちょっと違うと思うなって
思っちゃったっていうのがやっぱりありますね
好物食べた時に食べれなかった時に
入ってる成分って
ほんまに食べれないものなんでしょうねきっと
なんでしょうね
今回の場合は入ってないって感じですけどね
味がしないって感じですよね
そっちか
外見はそれっぽかったっていう
見た目おいしそうだなって思ったやつが
全然味しないとかだったら
あれってなるじゃないですか
そういう感じだと思います
なるほどねそういうことか
変な味付けじゃないっていうところでの怒りではなく
パッサパサみたいな
18:02
食べたらパッサパサみたいな
すごい悪口ですね本当に
ひどいって感じですけど
それですね
しょうがないです
そういう時もあります
ちょっと残念だったなっていう感じでしたね
猿の惑星は
シーザー三部作がやっぱすごかったなとは思いつつも
けど結構シーザー三部作に対する
ちょっとカウンター的なポジションでも
今回あるなという映画にはなっていて
意外と良かったって感じですかねやっぱり
ハードルやっぱりちょっとシーザー三部作
あまりにも良かったんで
ちょっとハードル下げて打ったところはあったんですけど
しっかりなんかロードムービーもしてるし
あとちょっとこう
シーザー三部作でちょっとできなかった社会風刺
みたいなこともちょっとできてるのかな
っていう感じはすごいしましたね
もうシーザーの時代から
時代から何百年とも離れた次世代の話なので
シーザーと異人というか伝説の人みたいな感じになってるわけなんですけど
だからそこから時代は進み
主人公のノアっていうエイプなんですけど
そのエイプは小さな集落で暮らしてる青年なんですけど
ある時ちょっと猿のでっかい帝国みたいな
集落を滅ぼされてしまうっていうことになり
人間が囲まってんじゃねえかっていうことで
計らずもちょっと集落滅ぼされちゃうみたいな話になって
そっから復讐を誓うみたいな話にはなってくんですけど
その復讐の対象となる猿の帝国を築き上げてるやつらっていうのが
プロキシマスシーザーって名前なんですけど
シーザーって名前を自分で次のシーザーだと言わんばかり振る舞っていて
もろに人類の歴史を繰り返そうとしてるなって感じのやつなんですよね
いろんな集落を滅ぼして大きな帝国を作り上げて
ローマ帝国みたいな感じなのかなみたいな
繰り返しておる歴史よっていう風になってしまうっていうところが
社会風刺だなって感じもすごいするのと
あと人間も一応出てくるんですけど
秘密ありげな女性が出てくるんですけど
人間は人間側でいるのはいるんですけど
やっぱり人間イケクサねえんですよね
やっぱり猿の治める世界を全然今も認めてなくて
何なら滅ぼそうとしてるわみたいな感じの
嫌なやつらってちゃんと出てくるんですよね
だからシーザー三部作がすごくストレートに
ドラマチックな救世主というか
ある種のヒーロー的ポジションのキャラクターの神話みたいな感じだったところから
結構血に足ついたというか
今のちょっとそんな白黒簡単につけられない
カオスな世界観というか対立構造みたいなのが
ちょっと今回前面に出てきてるみたいな感じのところがあって
そこがシーザー三部作ではできなかったことだし
どっちかというとオリジナルの猿の惑星にちょっと近いようなことを
21:02
やろうとしてるのかなっていう感じがすごくしました
なのでまたこれも続きを作っていくのであれば
でも続き作ってもどうせろくでもないことにしかならん気がするが
っていう戦争じゃねえかって感じがすごいするんですけど
それを描いてくれるのであればすごく
次回も楽しみだなっていうふうにすごく思いました
なるほどね
結構聞こえてきた評判でも
猿の惑星の原点回帰的なことをしようとしてるみたいなのは
ちょっとだけ聞こえてきてたりはしてて
僕本当に猿の惑星全く今まで触れてきてないんですけど
シーザー三部作が相当経路が違ったんでしょうね
そうですね多分経路がすごい違ったんだなっていう感じですね
ちゃんとこの前世を持った英雄の話というか
今までの猿の惑星見たことない限りだと
基本的に人類もエイプたちも愚かっていうのが
話としてあるっていう印象だったんで
なんかそっちに戻っていってんのかなっていう気はするなと思って
どんな英雄がいてもちゃんとまた愚かになるっていうのは
すごい風刺的ですね
やっぱりシーザー三部作見たらシーザーに全乗っかりしちゃうんですよね
シーザー頑張れってなるんですけど
やっぱそこヒロイックでやっぱりそれはすごい面白いんですけど
やっぱりちょっと今作はそこから離れて
さあやっぱ猿が別にシーザー終わったから
シーザーだけが特別だったんじゃないのみたいな話に
一回戻してるっていうのがちょっと問いかけですよね
じゃあ本当にシーザーみたいなことできないのかなっていう
こういう問いかけにもなってくるし
そういったところでもちょっと挑戦的というか
新たな物語が始まってちょっとワクワクするなという感じがすごいしました
なるほどね
そんな感じですかねじゃあ
では大石さんお願いします
そうですね今週ちょっと課題作以外映画館では見れてないんですけど
今週ちょっとドハマリしてるものがありまして
多分話題にもなってると思うんですけど
アサトラで今やってる虎に翼
これをようやく見始めまして
もう3日くらい前から見て始めたんですけど
もう全く止まんなくて
もう全然今追いつきそうなんですけど
めちゃくちゃ面白いです本作
舞台がだいたい100年前なんですよね
その100年前に日本初の女性弁護士
後に裁判官までのあった三口よし子さんっていう方をモデルにして
物語の中ではトラコっていう風な名前に
イノツメトラコって名前に改編されてるんですけど
その要は女性初の弁護士及び裁判官っていうのが
どういう風な反省を持って
そのような生涯に立ったのかっていうようなお話をするのが
今回のアサトラのテーマなんですけど
とにかく脚本が上手いです
24:03
脚本家やられてる方が吉田恵梨香さんという方なんですけど
ご存知の方はもしかしたら
ボッチザロックのシリーズ構成で関わってた方って聞くと
あの人なんだって感じになると思うんですけど
アニメのイメージがすごい強い人だし
タイガー&バニーなんかも確か吉田恵梨香さん
そうなんだ
そうそうそうなんですよ
もちろんドラマも結構撮られてて
ちょい最近あったNHKドラマの
高橋一生と岸井幸之がダブル主演だったドラマがあるんですけど
それとかも脚本家やられてて
結構最近の話題作だいぶやられてる方やなっていう感じなんですけど
物語のテーマ性っていうのがものすごいいいんですよね
もちろん女性初の弁護士放送界に入るっていうところで
フェミニズム的なテーマは当たり前にあるんですけど
そのテーマ性っていうのの描き方というか
最近よく映画見てて思うこととして
システムが悪いよねと
社会の構造の方が悪いよねっていう話って結構あると思うんですよ
ただ構造が悪いってなってるまではいいんですけど
それを変えていく変え方ってあんまり描かれないじゃないですか
そこってもう構造が悪いから
誰か偉い人に変えてもらうしかないよねっていうので結構
仕方ないっちゃ仕方ないんですけど
そういう問題意識で止まっちゃうんですけど
このドラマはその先を描くんですよ
その仕組みに対して物語でトラコが言うセリフで
ハテって言うんですけど
ハテと疑問をあげて声を上げていくってことを
このドラマの主体になってるというか
しかもその声の上げ方ももちろん
登場人物の中には結構アグレッシブな人もいるんですけど
そうじゃなくてただただ純粋に理性と知性を持って
ハテとそれは本当に正しいのだろうかっていう風に対応していく
まさにそれが法廷という場であるっていう
だからその物語の中でかなり理不尽なことがたくさんある
100年前の価値観なので
ただ実はその100年前の色々な出来事って
全然現代でもある話なんですけど
そういう明らかに理不尽な社会の構造みたいなものに
ハテと声を上げてそこで
物語のもう一個すんって言葉があるんですけど
すんとせず黙るのではなく
声を上げることに意味はあるはずだっていうドラマになってて
とにかくそれが見てて希望を抱くというか
そうだななんか諦めてたなっていうのを
すごいドラマ見てて感じてしまうので
とにかく勇気をもらえる朝ドラだなと思って
リアルタイムでこれから追いついたら追ってこうかなと思ってます
会った人から何人もから超お勧めされたりはしてるんですけど
やっぱドラマってなるとなかなかこう一度タイミング外すと
ちょっとね追っかけるまでの負荷が大きくなっちゃって
追うきっかけがないくなるっていうのはあるんですけど
いやとんでもない評判になり方ですよね本当に
いやーこれはちょっと本当朝ドラ史上
27:02
なんならテレビドラマ史上に残るって言っても過言じゃないぐらい
よくできてると思います本当に
朝ドラは僕も詳しくないですけど
フィクションの人物もいれば実在の人物をモデルにした
女性が活躍する話ってずっとずっと朝ドラって描いてきたわけですけど
でもフェミニズムに踏み込んでる話って基本ないとは思うんですよね
今回も虎に翼ってちょっと政治的なメッセージが強いみたいな
批判もされたりしてたと思うんですけど
今までも活躍した女性の話はずっと描かれてきてたのに
なんで今回だけっていう思いすごくあって
それってやっぱり今までって
その女性がすごいから活躍したっていうことだけを描いてきて
その人がすごい立派だっていうそこだけを見てる
その後ろにその人がこう思ってきた不利とかっていうものは描かれない
単にその人がすごいからだっていう話に
我々は乗っかってたんだなっていうのに気付かされるんですよね
その人たちって実はすごい不利な状況を覆してきたんじゃないですかね
その不利な状況を描かれると
途端に拒否反応が生まれたりするっていうのは
すごい興味深い社会構造だなともすごく思いますね
活躍してる個人には乗っかれるけど
その人に不利に働いてる構造を見せられると拒絶するって
都合がいいなと思いますけどね
そうなんですよ本作そこなんですよね
実際このドラマの中でも
主人公のトラコが初めて弁護士として
放送館にデビューするっていうシーンのインタビューで
やっぱすごい女性はいるんですねみたいな
女性の中で一番だった気持ちはどうですかみたいなことを聞かれるわけですよ
そこに対してやっぱり果てと
本当にそうでしょうかっていう風に
彼女は問いかけてくわけですよ
声を上げられない人とか
あるいは声を上げてない人の
私は一番になりたくてここまで来たことはあるけど
別に女性の一番になりたかったわけではないと
あなた方が勝手に女性だという風に色づけて言っているが
そもそもそうじゃない社会を作るために
私はここにいるんだっていう風に
結構名演説をするんですよね
その辺の明確なメッセージ性みたいなものも
意外とありそうでなかったというか
すごいたけ終わったような感覚にもなりましたし
でもなんかそれだけその社会構造って
結構重たいテーマでもあるじゃないですか
政治的な
ただやっぱそのボツザロック等々
書かれている方の脚本でもあるので
とにかく朝に見てすごく軽くなるというか
勇気をもらえるぐらいのテイストにも仕上がっている
いやーすごい絵やな本当に
ボツザロックの脚本もやってたっていうのを聞いて
30:00
ちょっと僕本気でびっくりして
通じるものがあるのもわかるんですよ
わかるんだけど受け方が違うって言ったらいいんですかね
なんか同じ根っこから出てきてるのに
キャッチのされ方が全然違ったりするんだなっていうのは
すごい興味深いなって感じてますね
いやちょっと気になるけど
終えるかな
気になるけど
毎朝その時間出勤してるんだよなみたいな感じというのも
いや別にオンデマンドで見ろよって話なんですけどね
僕はもうNHKオンデマンドで全部バーって見てるんで
朝見てないんですけど
それで見ればいいんですけどね
朝ドラって聞くとどうしても朝やってるし
いつもその時間いねえんだよな
イメージとしてドンってきちゃう人なんですけどね
なんなんでしょうね
気になるな
本当にもし見れる環境があるんだったら
1話目とか1週目とか本当にちょこっとだけ見てみるぐらいで
本当にいいんで触れてほしいなって本当に思います
たぶんまだ4月始まりで1ヶ月半ぐらい経ったとこなんで
まだ間に合う
まだ間に合う
一個一個は短いですからね
ちょっとどうしようかな
一応オススメだけしておきます
そんな感じですかね
そんな感じです
では番組全体にお便りいただいてますので
紹介させていただきます
マリオンさんお願いできますか
エメハラさんからです
店長メンバーの皆様こんばんは
前回の放送に引き続き
見てほしいものリストの話題で申し上げありません
マリオンさんからの課題である
トレジャーハンタークミコを見ました
結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです
マリオンさんがプレゼンされていた通り
アメリカ映画とは思えないほど日本描写がリアル
特に主人公クミコの職場で
昼食休憩をしている女子社員が
集まって談笑しているシーンは
どこか実在の会社のそれを隠し撮りしたかのようでした
主人公のクミコ
誰とも通じ合えない彼女の孤独は見ていて辛かった
誰か一人でもクミコ頑張ってるよ
と言ってくれる人がいれば
映画は全く違ってないようになったかもしれません
面白い映画でしたがしんどい気持ちにもなりました
見てほしいものリスト残るはウテナのみ
見るのには時間がかかりそうですが
必ず見たいと思います
それではまた
ありがとうございます
本当に無理しないでください
見てほしいものリスト上げましたけど
まさかこんな早く見てもらえるもの
と思ってないんですよね
っていうのがあって
すぐ感想きたわと思ってちょっとビビってますけど
こんななんかゆったりでいいのにみたいな感じですね
すごい見てくれて嬉しいですけどね
33:02
でもやっぱさすがに見てほしいものリストに上がるだけあって
どの作品も面白そうですね
感想を聞くだけでも
そうですね
ちゃんとこれ上げてよかったなっていう風には
やっぱすごい思いますね
本当に知らなかったですもん
トレジャー&クミコなんてすぐに
そうですね
知ってたけどなんかみんな忘れてないみたいな映画だろうな
と思ってたので
知らなそうな映画上げてみたって感じですね
では次のお便りおじさんお願いします
メイママさんからいただきました
こんにちは初めてメールします
メイママと申します
この度は3周年おめでとうございます
初期からずっといつも楽しく番組聞かせていただいております
私もコロナ禍で一人で劇場で映画を見るようになって
それから毎週のように劇場に通い
また配信でも鑑賞してすっかり映画の沼にはまっています
その大きな要因の一つにこの番組があります
き番組が楽しくて面白すぎて
一緒に感想を共有したいという思いもあって
さらに映画を見に行くという好循環な感じです
ありがとうございます
それでどうしても誰かにこんな私の気持ちを聞いてほしくて
メールをしました
というのも毎週通い詰めていた劇場ムービックスみさと
がこの秋閉館になるのです
ここは省畜の大手のシネコンにも関わらず
ミニシアター系の映画をたくさん上映してくれる大好きな劇場でした
私はミニシアター系映画は一期一会だと思っていて
人生ベスト的な素晴らしい作品にたくさん出会わせてもらいました
それがなくなるその喪失感虚無感
とにかく悲しくて悲しくて
それを誰かに聞いてほしかったです
それだけの理由でメールしてお時間いただいて長文乱文失礼いたしました
この劇場で出会えた忘れられない作品のいくつかを記載します
き番組で取り上げられなかったかと思いますが
機会があれば一度見ていただけましたら嬉しいです
ということで
えっとニトラムクレイジー
離れ離れになっても千夜一夜と4作品を挙げられていますね
ありがとうございます
初期から聞いていただいてるんですね
本当ありがとうございます
まあなんかちょっとそんなに評価していただけていいのかなっていうぐらいなんですけど
なんていうかこう映画批評というより
映画見た後に軽口を喋ってるノリで聞いていただけたらっていうのは本当あるんで
我々としても理想の聞き方をしていただけてるのかなっていう風な感じではあるんですけど
ムービックス三里調べたら埼玉県なんですね
埼玉を住まいっていうことで
大手シネコンガミニシアター系映画も流すっていうことで
たまにそういうのありますよね
ありますね
そういう映画かも
なんか大手シネコンガミニシアターがなくなるのとはまた違う寂しさがありますよね
みんなが知ってるあの作品を見た場所とかじゃなくて
やっぱり本当に限られた人が
それこそもう自分と作品みたいな感じで向き合った場所っていう色合いがより強いと思うんで
36:05
そういう映画って
そういうのが見れた場合がなくなるって本当に
結構人生のピースが欠ける感覚もちょっとあるなっていうぐらいには思うんですけど
すごいたくさんご覧になられてて
すごい通われたっていうのが伝わってきますね
ちなみにミニシアターの思い出ってあったりします?
大井さんは仙台の思い出されてましたけど
マリオンさんとか
ミニシアターの思い出か
思い出か
思い出
行き過ぎてますからね
思い出が行けば行くほど薄まっていくのではないかっていう気がしてはいるんですけど
僕はそうですね
よく行くのがシネリーブル神戸とかよく行くんですけど
映画館の雰囲気がすごくいいというか
地下に潜っていく感じの
すごい上品な感じのロビーとかがあって
そこでミニシアター系の映画を見るっていうのは
毎週の日課じゃないですけど
そういうのがすごくルーティンみたいになってて
もし突然なくなっちゃうって考えたら
ちょっと動揺しちゃうかもなっていうぐらいには
思い出はすごくありますね
シネリーブル神戸いいですよね
僕もあそこの劇場好きで
映画館というより劇場って感じがちょっとあるんですよね
ロビーとかの雰囲気が
入り口が好きなんですよシネリーブル神戸
わかります
地下に潜っていく入り口
いいですよね
最近またリニューアルして座席とかすごく良くなってて
シアター1がいわゆるティアトル系のオデッサ
音響サウンドのオデッサと
座席が川張りの座席になってて
しかもめっちゃリクライニックもできるみたいな贅沢と思いながら
ここもっと続いてほしいなって感じがすごいしましたね
結構ずっと行ってたので
一時期シネリーブルアネックスっていう
元は神戸アサヒホールとかそういうホールを
映画館に転用したようなシアターがあったんですけどね
とてもじゃないけどここで映画見るのは嫌だみたいな
場所があったりとかって知ってたこともあったんですけど
そういうちょっといろいろ思い出とかもあるような映画館なので
これからもずっと行くだろうなっていうふうに思ってますね
神戸って全体的に映画館の個性強いですよね
そうですね
確かにね
たくさんあるし
シネリーブル神戸周辺だけでも
木のシネマだったりとかミント神戸だったりとか
だいたいこういわゆるシネコン系
39:00
プラスちょっと中規模なミニシアター系とかだったら
その3つではしごもしやすいっていうのがあって
僕はすごくこの環境良いなって思ってますし
もっとマニアックなやつだったら
元町映画館だったりとかシネマ神戸とか
あと変わった企画やってるパルシネマだったりとか
いろいろ本当あるので
神戸って本当にいい町だなって思いますね
神戸は本当にね
映画館巡ったら楽しい町だなって思いますね
メイママさんのお気持ちもしかしたら
分かるかもしれないなってちょっと思うのが
もともとやっぱ地方
静岡に住んでたので
静岡って映画館めちゃくちゃないんですよ
特にミニシアターはほとんどないんですよ
だからそのミニシアターの思い出って
僕地元には一切なくて
一応一個あるにはあるんですけど
なんかうちの親とかに話しても
存在すら知らない人がほとんどみたいな
仙台に行った時に初めて
その九段のミニシアターと
あともう一個フォーラム仙台っていう
もう一個映画館が自転車で行ける範囲内にあって
だからもう土曜日とか日曜日とか
何にも動く日が起こんない日とかに
頑張って夕方にだけ自転車を起こして
映画館に行って
レイトショーを見て帰るみたいな
それに吸われてた時期がめちゃくちゃあるんですよね
なんかだからミニシアター
特に三里市がどのぐらいの規模感か
ちょっと分からないんですけど
仮に地方都市だと仮定すると
そこの映画館がなくなる創出感って
めちゃくちゃすごいんだろうなって気がして
大きいですよ
映画館なくなるって
一つの文化的拠点ですからね
寂しいですけどね
他の機会で映画をまた見続けていただけたらなと思います
そんな感じでテーマトーク入っていきましょうか
40:59

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