1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第55回(2)『ザ・バットマン』..
2022-03-25 54:18

第55回(2)『ザ・バットマン』ヴィジランテからヒーローへ、不完全な正義の行く末は

『ザ・バットマン』について話しました。これまでのバットマン映画とは異なる、未熟で不完全なバットマン像などについて話しています。

■メンバー ・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ 2022年3月26日(土) OPEN~ CLOSE https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2022-03

■お便り募集 番組の感想、取り上げた作品の感想などお送りください。 https://virtualeigabar.com/contact

The post 第55回(2)『ザ・バットマン』ヴィジランテからヒーローへ、不完全な正義の行く末は first appeared on 映画の話したすぎるBAR&ラジオ.

Copyright © 2025 映画の話したすぎるBAR&ラジオ All Rights Reserved.

00:00
今日のテーマトークは、『ザ・バットマン』です。
イエーイ!
お楽しみの『ザ・バットマン』ですね。
じゃあ、原口さん、解説をお願いできますか?
映画.comよりお待ちいただきます。
クリストファー・ノーランが手書きたダークナイト・トリロジーの上、知られる人気キャラクターのバットマンを主役に描くサスペンスアクション。
青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによって、ブルースの人間としての本性が吹き出しにされていく様を描く。
両親を殺された過去を持つ青年ブルースは、復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力で二次出せるバットマンとなった。
ブルースがバットマンとして悪と大事にするようになって、2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。
市長最強の知能犯リドラーが犯人として名乗りを挙げる。リドラーは犯行の際必ず謎々を残し、警察やブルースを挑発する。
やがて権力者たちの陰謀やブルースにまつわる過去、ブルースの亡き父が残した罪が暴かれていく。
テネットのロバート・パティンソンが新たにブルース・ウェイン・バットマンを演じ、サルノアクセイ・ライジング、サルノアクセイ・グレート・ウォーのマット・リーブス監督がメガホンを取った。
はい、では沢木の感想を伺っていこうかと思うんですけども、原口さんいかがでした?
えーと、あんまり俳優かはよく分かっていなくて、リドラーの中身、お前だった!っていうのが普通に驚いて、結構最後まで倒してしまった方です。
はい。前田さんはいかがでした?
結構期待値を上げてみたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。全然3時間長く感じなくて、このバットマンも大好きやなと思いました。
はい、マリオさんいかがでした?
そうですね、僕もめちゃくちゃ面白かったなと思いましたね。やっぱりちょっともうデビッド・フィンチャーっぽい感じっていうのがもう全編に出てるだけでテンション上がっちゃうし、
あとバットマンとリドラーの鏡合わせの関係性っていうのも相当最高ですね。こういうの見るだけで本当かっこいいし、劇版も最高にかっこよかったし、かっこいいがいっぱい詰まってましたね、本当は。
素晴らしかったですね。
僕はですね、今回見てて思ったのが、今回のバットマンはちゃんと病気の人だなって思いながら見てて、完全に病んでるんですよね。完全に病んでてものすごい欠落してるんですよ。
で、僕の中のバットマン像って、歪んだまま完成されてるキャラクターなんですよね。
で、今回はザ・バットマンのバットマンは、歪んだまま完成されてるのではなくて、もう単に欠落している存在だなとは思って、
で、ヒーローの話じゃないなと思ったんですよ。ただビジランテの話だなと思って、そのビジランテがどうなるのかなっていう話ですかね。
では、中身に触れた話していきますので、ネタバレ気にされる方がいらっしゃったら、ぜひ見てからここから先は聞いていただけたらなと思います。
03:04
じゃあ、どっから話していきましょうかね。まず、ロバート・パティンソン・バットマンがどうだったかっていう話をいきましょうか。いかがでした?
ロバート・パティンソン、まず5億点ぐらいあげたい。
私、バットマンシリーズのティム・バートンの2作とスタークナイト3部作しか見てないんですけど、結構バットマン作品の印象として、
あんまりバットマン自体の魅力っていうよりかは、結構その、ヴィランありきの世界観が魅力だなっていうのをすごい思ってて、
あんまりバットマン自体にフューチャーされた作品って過去にあんまり感じたことないんですけど、本作は結構バットマンに焦点当てられてたなと思って、
それはやっぱりロバート・パティンソンの魅力のおかげでもあったんじゃないかなというのはめちゃめちゃ思いましたね。
いや、もう序盤の感じとか、ほんまに病気の人ですよ。ちゃんとご飯食べてって思いながら見てましたもん。
もうなんかね、寄せ人感っていうんですかね、ああいうこう。もちろんね、金を持ってるような資産家の息子なんでしょうけど、
もうなんか何もかも失ったかのような陰鬱な雰囲気をまとったかのような雰囲気っていうのがめちゃくちゃハマってましたよね。
あと今回僕見始めてからわかったんですけど、割とルーキーの時代なんですよね、バットマンとしては。活動を始めてから2年って言ってましたよね。
で、僕そこの前情報なかったんで、あ、割とバットマンになってちょっとバットマンの名前が広まってきたぐらいのタイミングっていうことなんだなっていうのを思って、
あとあの結構バットマンの役者さんってイカツイイメージ結構あるんですよね。
マイケル・キートンもイカツイというよりは細身な感じじゃないし、
あんまりヒーロー感はない感じの人ではありますよね。
クリスチャンベールはバットマンの時はゴリゴリに鍛えてましたし、ベン・アフレックはもうあんな感じじゃないですか。
今回本当に顔だけ見たらやさお得感あるじゃないですか。不安定感というか、今回のバットマン本当中二病感めちゃめちゃ強かったなと思って。
なんか精神的に幼い感じはありましたよね。
最初始まり方があのナレーション?独白から始まるじゃないですかバットマンの。
もうちょっとあそこですごい中二感を感じましたけど、おーなんか俺が恐怖だみたいな。
もうこの2年で俺は夜行性になったみたいなことを言うところがあって、ちょっとおーおーおーって感じの。
なんかウォッチメンのロールシャッハっぽさもちょっとなんとなく感じましたけど、語り方。
あとアルフレッドの扱いが今までのバットマンで一番ひどいと思うんですよ。映画のバットマンで。
え、お前いつから家族になったんやっけみたいなこと言うじゃないですか。ひどくね?と思ってあそこ。
06:03
ひどい。
今までのブルースインとアルフレッドの関係って、あとよろしくねアルフレッドみたいな感じで出て行ったの。
やれやれ全くあの人は私がいないとダメなんだからって言って面倒見てくれる感じだったのが、
なんか今回本当に中2男子が母親の扱いがめっちゃ雑みたいな感じだったと思って。
もう勝手に部屋入ってくんなよみたいなことを言ってて、今回のアルフレッド本当に心配してる感じがするんですよ。
この人このまま入ったらどうなっちゃうんだろうみたいな心配してる感じがあって。
でも勝手に暗号解いたりしてるじゃないですか。
明日の用意代わりにしておいてあげようみたいな。
余計なことをする母親で後でまためっちゃ怒るみたいな。勝手に部屋入っただろうみたいな。
完全に反抗期だなっていう。反抗期の男子中学生って感じが。
今回ブルースウェインとしての資産家としての活動をしてないんですよね。
そこもすごい要素として大きいなと思ってて。
冒頭の独白でめっちゃ自分に入り込んでる感じからも出てるなと思うんですけど。
俺がビジニアンってやればいいんでしょうみたいなやけくそ感があるんですよね。
俺が頑張ったらいいんでしょう?俺がやらないとダメなんでしょ?同棲みたいな。
すごい破滅的なんですよね。破滅的だし、すごい世の中に対して拗ねてる感じがあるんですよね。
なんかそこ含めてやっぱすごい未完成だなと思うんですよ。
今までのバットマンって上手じゃないにしてもブルースウェインとしてそういう事業っていうものは一応やってるじゃないですか。
自分が実際に仕事してるわけじゃないけど、少なくとも財閥の顔としての役割はちゃんとしてるし、
その顔を使って福祉事業とか雇用の創出とかもしてると思うんですよね。
今回そういうことしてないと。ただビジランテをしてるっていうのがそこすごい見てて気になったというか、
ダメじゃんって思ってたとこなんですよ。あなたそれではダメですよねって思ってて。
ゴッサムシティっていうあれにありきった街に対してビジランテをやればいいとかっていう話ではないじゃないですかっていうことなんですよね。
今ここにある犯罪者一人をやっつけたところでこの街がどうなるというんだっていう部分で、
他のバットマン一応そういう街全体のことをブルースウェインっていう顔を使ってちゃんとしようとはしてる人だと思うんですよね。
ただ街全体を良くするのとは別に今この瞬間この夜にはびこっている犯罪者の存在も許せないからこそバットマンになるんだなと思うんですよね。
僕の中でのバットマン像ですよ。どっちもやるから彼がヒーローをたり得てるなって思ったんです。僕は見ててね。
でそのブルースウェインとしてのそういう社会活動をしてないからには単なるビジランテなんですよ本当に。
悪者をやっつけてるだけの人だなと思うんですよね。そこがすごいこの話キーだなと思っててこの映画全体の。
09:07
まだ足りないヒーローをたり得てない人、ただ悪人に暴力を振るっているだけの人が成長するというか変わる話かなと思って。
私もそこをむっちゃ好きでこれまでって結構わかりやすく、わかりやすい敵がいるわけじゃないですか。
今回で言うとリドラーはいるんですけど、リドラーの話とは別軸でコッサムシティを裏で糸引いている権力者というか権力を持った人たちが何人かいて、
っていう話が並行している中で単純にこの人を倒したら終わりってことじゃなくて、それによって逆に保たれた均衡が崩れている部分も出てきてしまったっていうか、
次そのポジション誰がなんのっていう。結局コッサムシティで悪は悪の調和を保ってたところがあって、
そこに対してあんまり深いことを考えずにそれをちょっと一部壊しちゃったから、逆にその調和が乱れた部分もあったんじゃないかなと思って。
そういうコッサムシティの複雑さっていうのが結構いいなと思って。シリーズとして今後どうなっていくかも結構楽しみですし、そこは結構好きでしたね。
あとリドラーのキャラクターっていうのは完全にやっぱりもうバットマンと鏡合わせの存在じゃないですか本当に。どちらも恐怖を使って街を変えようとする男なんですよね、どっちもね。
しかもやっぱ演出としてなんか最初冒頭リドラーが市長の部屋を覗き見してるっていうシーンと、
そしてあとバットマンがセリーナカエルの部屋を観察してるシーンってもう全く同じような撮り方してるとか、やっぱりリドラーとバットマンっていうのは同じ、ほぼ一緒だというふうにしてるっていうのは本当に意図的ですよねっていうのは思いました。
そうですね。今回はザ・バットマンを見た後にセブンを見たわけなんですけど、リドラーめっちゃ意識してますよね。そんなことないかな。
なんかでもそのマットリーブス監督自身は別にフィンチャーの作品を上げてたりするわけではないんですよね、今回。
けど参照元が結構似てるというか、例えばですけどゾディアックってフィンチャーの絵がありますけど、あれってゾディアック事件っていうやつのやつがありますよね。
今回も暗号を使って出てくる謎の犯人みたいなモチーフとして出てきますけど。あとマインドハンターってドラマシリーズありますけど、あれの原作本とか名前を上げたりして。
単純にフィンチャーの名前を多分ほぼ同世代ぐらいだから出したくないだけかもしれないですけど。
意識はしますよね。
ちょっと恥ずかしいじゃないですか。そういうのもあって、同じようなとこがインスピレーションを受けてますよみたいな感じで通してるのかなって感じはしますよね。
そうですね。社会を啓蒙したいっていう思いから猟奇殺人をするって、どうやっても似合っちゃいますよね。
どうやってもね。
セブンのフォローをしているというよりは、我々があの手の映画を見たらどう足掻いてもセブンは意識しちゃうっていうとこはあるっちゃありますよね。
12:10
リドラーのラトナブル難しすぎません?
うん。
あんな無理やんって思って、バットマンようわかったなって。
だからあれ同調しているバットマンだけが解けるっていう。
そう。てかバットマンが答えてもいいんやって思いましたもん。
本人以外が答えてもいいんやん。優しいって思って。
答えてもらわないと自分の目的がみんなにわかってもらえないからですよね。
わかんなかったらあーあーじゃないんですよね。たぶんね。そこはね。
でも結構ね、答えてもらってても私からしたら何言ってるか全然わからへんねんけど。
思ってしまいますね。
2人にしかわからない会話してるぞと。
あれ納得できるのはバットマンだけでしょ。
バットマンだけやし、そもそも訳すんの多分大変やろうなって感じはしますけどね。そもそもね。
なんかね、リドラーのやってることがだんだんずれていくなっていう思いがちょっとあって見ててね。
街の悪い奴らを残虐に殺して、こいつらライアーだ、嘘つきだって言って、街全体に対して問いかけるわけじゃないですか。
本当の姿とはなんだみたいな感じでやってたのに。
なんか最終的にバットマンの正体がみたいな方向にだんだんずれていってるような気がして見ててね。
リドラーのこだわりが。
街の嘘を暴くっていうので、だんだんバットマンの正体を暴くみたいな方にずれてたことなかったですか?
なんか個人的にはずれてるっていうよりも、最初からバットマンを暴く上で、バットマンもこいつらと一緒なんやぞっていう。
バットマンを貶めるための不責みたいな感じだったんかなっていうのは結構思ったんですけどね。
僕ちょっと解釈違ったかもしんないんですけど、僕も途中リドラーのあれがずれるんじゃないかっていうのは思ってたんですけど、
飛躍が過ぎるって言ったらいいんですかね。
結局最終的に街を衰没させるっていうか、街の全ての人全員悪だみたいなというか、あそこまでいきなり持ってくるのが飛躍が過ぎるなというか。
リドラー自身はバットマンにシンパシーを抱いてる男なので、別にバットマンの正体を暴きたいとかじゃないんですよ。
結構バットマンと共偶というかお互い孤児というか、小さい時に両親を失っているけど、
かたやバットマンは裕福な環境があって、かたや俺たちみたいな存在はみたいなところで、結構バットマンに対する恨みなのかなと思ったんですけどね。
バットマンに対するというか、自分たちの境遇じゃない、持ってる人たち。
その象徴としてバットマンというか、正義ぶってるけど、お前も持ってる側やんっていう感覚はなんか、
15:08
私ちょっとリドラーの気持ちわかるなと思いながら見てしまったんですけど。
あの映画ちょっとわかりにくいところってあったんですけど、結局リドラーってバットマンの正体わかってたのかわかってなかったのかちょっとわかりにくいんですよね。
あの字幕だとなんか。
でそのバットマンが持ってる持ってないっていうのをリドラーが感じてるのってブルース・ウェインに対してなんですよね。
そうですね。
でもバットマンの正体がブルース・ウェインってリドラー知らないんですよね、あれって。
いや知ってたんちゃいます。
いや。
だってその爆弾アルフレッドが開けた時に。
それはあくまでブルース・ウェインに仕掛けてたことですよね。
えーそういうこと?
バットマンがブルース・ウェインであるってことをわかってたらあれ仕掛けてる意味がないし、
最後の水没させるっていうのを一緒にバットマンと見るっていうのを含めて彼多分計画してるはずなので、
多分そこは。
めちゃめちゃリドラーの理解者がいる。
なんか僕も最初バットマンの正体をリドラーは知ってるって思って見てたんですけど、
バットマンとリドラーが流地上で喋るシーンの整合性が合わなくなるので、それすると。
なるほどね。そういうことなのか。
いやちょっと僕よくわからなかったかもしれないです、そこ。
なんかちょっとわかりにくいんですよね。リドラーの本拠地に行くじゃないですか。
で、なんかバットマンとかあの辺の変な新聞記事とかにお前の正体を知ってるみたいな、
真実を知ってるみたいなこと書いてるから余計にちょっとあそこわかりにくいんですけど。
ただあの。
いや、知ってるんやって思っちゃうんですけど。
思っちゃった?
けどなんかそうするとその後の2人の喋る内容が全然合わなくなるので。
でなんか他の人聞いたらちょっと確かにわかりにくくなってるけど、
ちゃんとセリフ英語地聞いたら多分わかってないっていうのが正しいっていう風に言ってたので。
そういうことなのか。
だからまあリドラー的には街のそういう権力者を殺してそいつらの嘘を暴くことと、
バットマンに絡みに行くことはある程度同一視できることってことなんですかね。
かなと思いますね。
計画的にはブルース・ウェインの殺害っていうのは失敗は彼らの中で計画的にはしちゃうけど、
最終的には全部流すしっていう。
これでそのまま進んでいったんじゃないかなっていう。
なんか最後に街全体を巻き込むことしちゃうことで啓蒙しようとしてきたこととか、
全部ちょっとずれちゃうとこありますよね。
そうっすね。
結局破滅させたかっただけじゃないかっていう。
破壊願望でしかなかったってなっちゃうんですよね。
微妙に。
そこがちょっとずれちゃうよね。
というか飛躍しすぎかなっていうふうにちょっと思ったところですね。
それに関しては飛躍してるなっていうのは確かに思うんですよね。
ただ結局この話で単なる自警行為をして独りよがりになっているバットマンが、
18:03
ヒーローになるイニシエーションみたいな感じになるじゃないですか。
あの洪水が。
そうですね。
悪を倒すんじゃなくて人を助ける方向になるじゃないですか、あそこで。
水に落ちてそこから灯火を持って人を引いていくっていう存在になるっていうので、
結局どっちもバットマンもリドラーも世を拗ねた遠征的で破滅的な人間。
何かその理由をつけて飾ってるけれども、
結局世の中滅んじゃえみたいな気持ちがちょっとあるような人たちが、
一人は人を助ける方を選んで、
もう一人は取り繕ってた言葉全部実は仮初めで、
もうみんな滅んではいいって思ってたっていうのをさらけ出しちゃうっていう。
そこで別れるなと思うんですよね。
バットマンとリドラーが悪とヒーローになるっていう境目だなとは思うんですよね、あそこが。
本当にバットマンがヒーロー的な活躍をするシーンですか、発言と思ったシーン。
ちょっと神々しい場面になってましたよね。
彼が灯火を持ったバットマンを人々がダーってこうやって集まってくるみたいな、
ちょっとすごい宗教っぽい感じ。
ギリスト教的な文字が絶対あるような気がするんですけど、あの辺は。
水に落ちてですからね。
水に落ちて新しく生まれたってすごい宗教的ですよね。
あとね、一個知り合いにむちゃくちゃバットマン好きな友人がいるんですよ。
今回、ザ・バットマン見てきたっていうメッセージ流れてるようしてて、その中で教えてもらったんですけど、
バットマンのコミックの翻訳をされてる方が今回のバットマンのタイトルに関してツイートされてたことで、
その翻訳されてる方の名前までは聞けてないんですけど、
今回ザ・バットマンじゃないですか。ザがつくんですよね。
なぜザ・バットマンなのかっていう話なんですけど、
ちょっとその彼とのやりとりをそのまま読んじゃうんですけど、
不定関詞Aプラス名詞、一般名詞はただの名詞ですよね。
それに定関詞ザがつくと、その一般名詞より若干特定の何かを指すようになるけど、
それでも固有名詞ほど特定されてるものではないと。
つまりバットマンはまだ監視のつかない固有名詞としてのバットマンにはなりきっていないということ。
つまりザ・バットマンっていうのは、例のコウモリ男ぐらいのニュアンスを含んでるんじゃないかっていうことではないかっていう話をしたんですよ。
つまり固有名詞、ヒーローバットマンには慣れていない段階の話として解釈できるっていうふうに聞いて、
21:02
なるほどなぁと思って。
だからまだその2年目ルーキーで世の中に存在が知られてきてるけれども、
単にヤバい奴なんですよね。
夜の街に現れて他人を殴ってるヤバい人なんですよまだ。
怪人コウモリ男なんですよね。
怪人コウモリ男。
こんなところで言ってたら、例のコウモリ男が来るかもしれないぜっていう、ザ・バットマンが来るかもしれないぜっていう段階から、
バットマンになりきれていないっていう、こういう名詞として存在していない、まだ何者かになっていないコウモリ男の話ではないかという。
なるほど。
すごくないですか?なるほどなぁと思って。
確かにあんなめちゃくちゃちっちゃいザにそんな意味が込められていたなんて。
単なる仕切り直しぐらいの意味でタイトルの付け方なんだろうなって思ってたんですけど。
最初タイトルバーンでできた時に、あんなにザちっちゃくできるセンスないわと思いました。
ちっちゃかったですね。
めちゃくちゃちっちゃかったですね。
これがデザインセンスかってめちゃめちゃ思いました。
なるほど。
タイトルの字がでかいみたいなのって最近流行りですよね、なんかああいうのって。
でもあれだけで結構上がるんですよね。
ドーンと出てるやつね。
今回無音じゃないですか、しかも無音でバーンと出て。
お、なんかこれはってなりましたね、やっぱり。
結構私バットマンがどこまでもゴッサムシティの中で活動してるっていうのがすごい好きで。
なんかね、それがいいんですよね。
あんまりでかい話にせんくていいっていうか、ゴッサムシティでいっぱいいっぱいやんっていうところがすごい毎回好きで。
結構マーベル映画ほどヒーローって感じじゃないじゃないですか、やっぱり。
街の人にとってそれこそ、とかそのゴッサムシティ自体がやっぱり犯罪者が多い、犯罪率高い時に、
そこでその犯罪者をボコボコにしに来るやつって多数決で言ったらヒーローになり得ない部分はあるじゃないですか、ゴッサムシティにおいて。
なんかそこでなんかそういうみんなにとってヒーローっていうよりかは、そういうことしてたら本当にバットマンマークが出てきてそういうやつ来るみたいな。
なんかそれぐらいの感じがすごい好きなんですよね。
あんまり自分のことヒーローって言わないっていうか、もうビジランテなんで自分はっていう感じで、
結構そのノーランバーの時もそんなスタンスだったと思うんですけど、あんまり自分のことヒーローしないっていうスタイルがすごい好きですね。
基本俺がやりたいからやってる感はありますよね。
俺が何とかしなきゃみたいな、俺しかやるやつはいないんだよなって。
今回すごい最初さっき言ったみたいにロバート・パティンソンすごい病的で、
なんか一見線が細そうなのに割と暴力的っていうか、
なんかあんまりアイテム使わずにボコボコにするシーン多かったじゃないですか。
結構肉弾戦が多かったというか。
で、1回なんか脱ぐシーンあるじゃないですか。背中が見えるシーンで、いい体すぎてびっくりしました。
バットマンはそれぐらい鍛えてくれないと。
24:02
ロバート・パティンソンってこんないい体なんて思ってる?鍛えてこんななるものなの?って思いますね。
なんか暴力として精錬されてない感じがあるんですよね。
泥臭いし、山のりになってボコボコにするみたいなのって、
本当にすごい暴力のあり方が素暴だなっていう感じが、
そこもまだ成長過程だし、そもそもまだ暴力衝動でビジランテをやってる人っていう感じが出るなって思うんですよね。
あとなんか相手の攻撃をあんまりかわしてる感じがしないんですよね。
結構そのまま鎧とかめちゃくちゃがっちりしてるからそのまま受けちゃうみたいな。
なんかああいうところも僕は素暴だし、若干自分を抜してるかのような感じっていうんですか。
ちょっと自称行為的な風にもちょっと僕は見えました。
あとちょっと面白かったのが、結構真面目に着替えますよね。
そうそうですね、着替えますね。
バイク乗る時とかちゃんとライダーの格好になるじゃないですか。
あのスーツ、あのリュックに入るのかなとか思いながら見て。
それでそう思ったんですよ。
こまめに着替えるにつながるかもしれないですけど、
市長のお葬式に行くじゃないですか、葬儀に行く時に。
リドラーの仕掛けた罠というか、人質が車にドーンって突っ込んできてみたいな感じになるじゃないですか。
で、その時はブルース・ウェインとしているから。
で、その人なんか手に電話つけられてて、あの電話鳴るじゃないですか。
で、そっからずっとあの電話かかってんだなって。
そっからバットマンとしてやってくるまで結構時間あると思うんですけど、
あの間ずっとあの電話かかってんのかなって思うとちょっとシュールだなって思う。
なんかあの間切ってたりするのかな、これずっと鳴ってんのかなって。
なんか電話代ヤバそうやなみたいな。
いらぬ心配をしたっていう。
それめちゃくちゃシュールですね。
やばいバットマンになってから来ないといけないぞみたいな。
早く着替える。
まずどこで着替えればいいのみたいな感じするじゃないですか。
会場てんやまんやで。
一旦こう受けて。
一人二役コントみたいな感じ。
ちょっと待ってバットマン呼んでくるからって言って。
お、どうするのこれみたいな。
その間ずっとこの鳴りっぱみたいな電話みたいな。
これ見終わった後に気付くんですけど、
なんか見てる間は全然気にならないんですけど、
見終わった時にふとこれずっと電話鳴ってたんだろうなこの間着替えるまでみたいな。
そういえば本作ってバイク乗る時って基本的にバットマンの格好してないんですよね多分。
ラスト以外は。
あれそんなことなかったでしたっけ。
ラスト以外そうか。
ラストはバットマンの格好で走っていくじゃないですか。
セリーナと道を分かつわけじゃないですか。
俺はバットマンズで行くぜみたいな。
俺はバットマンになるぜみたいな宣言のシーンみたいな感じなのかな。
そうでしたっけ。
27:01
でもなんかセリーナの話出たんで言っちゃうんですけど、
今回のバットマンの特徴というか、
全くプレイボーイじゃないじゃないですか。
これまでも別にプレイボーイって感じじゃないですけど、
めちゃめちゃ奥手というか。
中二男子なんでね。
ほんまに。
なんかほぼキャットウーマンからキスするやんと思って。
めちゃめちゃ新鮮でしたね。
僕それはちょっと気になって、
こんな奥手のやつに魅力感じるかなってちょっと思っちゃってね。
でも何やろ。
めちゃめちゃピンポイントの話になるんですけど、
キャットウーマンのお父さんを殺しに行くわけじゃないですか。
殺しに行くというかキャットウーマンが自分のお父さんを殺しに行くときに、
バットマンがやめるんだ止めるじゃないですか。
そんなことをしたら君が傷つく。
めちゃめちゃ好きになりましたもん。
なるほど。
めちゃめちゃ胸キュンしました。
あれは好きになるわと思います。
めっちゃ優しいやん。
ツッケンドーの関係から一山二山あってちょっと仲良くなるみたいなのをよく考えた王道かもしれないですね。
仲良くなってるかどうかめちゃめちゃ微妙でしたけど。
そうですね。
面白かったほんまに。
でもあんだけ命かけて戦ってたら好きになるんですよね多分。
知らんけど。
きっとなるんや。
バットモービルのシーンちょっと面白くなかったですか。
どのシーン?
追っかけてくるシーン。
あそこめっちゃ最高でしたよね。
ほんまにやばい奴に見えつけられた感が。
バックミラー見たらまだ追いかけてきてるみたいな感じとか。
車が横転して逆さになったバットマンが炎の中から歩いてきてるみたいな。
かっこいいですよね。
ああいうベトな感じがすごいよくて。
あれ?
ペンギン。
あれですか何ですか?
あの横転したトラック飛び越えれたの偶然ですよね。
ジャンプ台が偶然できたから。
まあね。
シーンほんま無茶苦茶でしたね割と。
普通の普通のというかボンドカー的なバットモービルだったら
ジャンプする機能ついてたりするじゃないですか。
ビョーンってね。
あのバットモービルブーストするだけだからあれ。
そうなんですよ。
完全にあれドラッグレースとかの直線番長が乗るような車じゃんって思ってましたからねほんと荒削りな。
結構古いんでしょうねなんか元になってる。
多分そうですよ。
多分そう。
昔のマッスルカーとかそういう形してたなという感じしましたね。
ほんとなんかでっかいエンジン乗せただけみたいなぐらいの勢いのやつですよね。
なんか全体的にそのそんなにハイテクなアイテムは出てこなかったですもんね。
ほんとにあのコンタクトぐらい。
警察署脱出する時のやつとかも完全にあれムササビスーツですもんね。
あそこの不安感めちゃくちゃ。
30:02
これ大丈夫かなみたいな。
面白かった。
バットマンがその滑空するの下手とか考えにくいじゃないですか。
今までの知ってたら。
いやでもやっぱそれがこう人間らしくていいですよね。
特殊能力とかじゃないから。
始めたてやし2年目やから。
そうなんですよね。
全体的に不器用といったあれだったけど
なんか安心感のある戦い方しないんですよね。
車の運転もこれやけくそで運転してるのがうまくいってるだけで
他の一般的なヒーロー映画とかで
このむちゃくちゃな隙間塗っていけるんですかみたいなのが
この人ならできるみたいな感じじゃなくて
運がいいだけだぞこれみたいな感じが
ちょっと伝わってくるというか
格闘シーンも結構やられるし
なんか超強くはないんですよね。
強いぐらいなんですよ。
なんか気合。精神論。
ただそのやけくそなんで
他の人はそのやけくそさについていけないから
まあ勝てるみたいな感じ。
そうですね。
あとペンギンを追い詰めた時に
なんか翼の生えたネズミの話になって
ペンギンがいやそれコウモリやろって言った時に
ほんまやと思って
どう考えてもペンギンではなかったなと思って
なんでみんなペンギンと思ってたんやろってめっちゃ思いました。
あのシーンちょっと面白かった。
しかもあと取り残されたペンギンが
文字通りペンギンみたいな歩き方するじゃないですか。
そんななんか可愛らしいことも入れるんやこれとか思いながら
ちょっと見てました。あそこね。
ほんまあれコリンファレルがやる必要あったんかっていう。
そうちょっと思いましたよね。
ぐらいの特殊メイクでしたね。
なんか特殊メイクまでやってやることかこれみたいのはちょっと思いましたね。
ちょっと僕は3時間長かったなと思いました僕は。
私意外といけました。
僕もですね。
なんかね今回のザ・バットマンって
なんか話的にはそんなすごい盛り上がりが何個もあるっていう感じのタイプじゃないじゃないですか。
割と淡々としてるというか
なんか本当にさっきのカーチェイスのシーンぐらい派手なシーンって
なんかその割になんか飽きずに見れたなと思って。
結構ねお使いが続くのが僕しんどかったですね。
誰それに会いに行けとかこの謎はあそこだみたいなのが繰り返されるじゃないですか。
行ってきて行ってきてみたいな。
そこはちょっと僕ちょっとしんどさはあったかなとは思いましたかね。
いや別にそういうのがダメなわけじゃないけど
お使い映画が2時間で終わるのとお使い映画が3時間で終わるのって全然
しんどさが違うと思うんですよね。
セブンも2時間だったんで
セブンもね殺人事件が起きてるのを調べに行ってみたいなの繰り返しですけど基本的には。
33:00
それでもやっぱ2時間映画だとしんどくないけど
それが続くとちょっとしんどいというか
なんか意外と山ないぞみたいな感じに。
確かに山はなかったもん。
確かになんかトーンは収支同じと言ったらいいんですかね。
そういうふうには見えちゃうのはそうですね。
収支重苦しくて陰打ちとしたような感じっていうのはありますよね。
そうですね。
はるかさんなんかあります?
でもあと結構あの割と最後の水害とかのシーンは普通に盛り上がりはしたんだけど
まあベターのとこで終わるんだけど。
まあね。
そうですね。
そこはもうなんかちょっと違うテンションの映画になってますよねやっぱり。
ですよね。
確かに割と最初淡々としてたから結構しんどかったっていうかしんどかって。
ああこれが噂の暗いシーンかと思いながら。
確かに暗かっためちゃめちゃ。
ずっと天気悪い。
そうですねもうずっとなんか雨降ってるか曇りかっていうか
ゴッサムシティっていうモデルは多分ニューヨークとかシカゴだと思うんですけど
なんか天候に関してはロンドンですかみたいなぐらいの天気の悪さですよね。
ああはいはいはい。
ゴッサムシティの空カラッと晴れててもみたいな感じしますからね。
バットマンがいそうに見えないなーってなっちゃいそうだし。
ゴッサムシティのモデルがローサンゼロスとか考えにくいじゃないですか。
絶対考えられないですね。
この街にバットマンは住まないだろうなって感じが。
バットマンというかブルース・ウェイン自体が多少居心地の良さを感じるのが
ああいう街なんだろうなって気もするっちゃするんですよね。
まあでもちょっと家の照明はもうちょっと明るくした方がいいよねってぐらい暗すぎるというか。
ひとまず橋が繋がってるからマンハッタンとイメージじゃないのって言うても。
いやまあそうそう。
まあ基本的にはニューヨークですよゴッサムシティは基本的には。
あと俺気になったんですけどリドラーが捕まっての箱入っての近くにいて影になってるあの囚人
あれはジョーカーイメージなのかなーとか思っててんけど
であれをバリー・コーガンがやってたんやって結構びっくりしてんけど。
あ、あれがバリー・コーガンやったんですか。
バリー・コーガンどれだろうと思ってたの。
あれがバリー・コーガンですね。
だからクレストの順番読みたら確かそういう感じだったよね。
そうなんですね。
全然わからんかったもんって。
もうそれ次のジョーカーバリー・コーガンやったりますよね。
バリー・コーガンジョーカーなの?
わからんけど。
だからあの髪の感じはジョーカーだよなと思ってんけど
え?と思ってエンディングロール見て。
あのエンディングロール見てびっくりして。
なんかピエロとか言ってましたもんね。
やばい聖なるヒカゴロシじゃないですか。
怖い怖い。
だってエターナルズで会う役やったわけやからさ。
あれはちょっと今までのイメージのカウンターなとこありましたよね。
36:03
エターナルズは。
あとリドラーがポール・ダノーでしたね。
そうですね。
いやーなんか似合うなって。
ポール・ダノーって僕も大好きですけど。
だからさ一応あの最初の助けられたとこでも分かってた?結局みんなが。
あれがポール・ダノーってちゃんと分かってなかった俺。
だから最初地下鉄で襲われて助けられたやつ。
あれそうでしたっけ?
あれじゃん。
ちょっと待ってください。
だからチンピラで襲われてバットマンが助けたやつ。
それポール・ダノーじゃないですよ。
ポール・ダノーじゃないですよ。
ポール・ダノーじゃないですよ。
あれはアジア系の人だったでしょ?
あれアジア系の人でしたよ。
あれあいつがリドラーってやつじゃなかったっけ?
違いますよ。
情報桜させてますよ。
違いますよ。
あれごめん。
あれそうか。
じゃあはいはいはいはい。
私もこの人この人ちゃうかなって思ってる人いるんですけど。
お葬式のシーンで途中でウルスウェインに話しかけてきた人いたじゃないですか。
覚えてます?
覚えてます覚えてます。
あの男の人。
あの人最後に撃ってきた人ですよね?
それはそうです。
それはそうです。
それはそうです。
よかった。
結構ね、あんまりそこちゃんと見せないまま終わったとこないです。
パッと終わっちゃうというか、
あ、あの人だみたいな確信できないまま終わっちゃう感じがあったような気はして。
そうですね。
僕2回見てるんですけど、実は。
字幕版と吹き替え版も見たいなと思って2回見てたんで。
すごい。
あれ一緒の人やったんかなってちょっと1回目確信持てなかったんですけど、
2回目見たら同じ人やんでちゃんと分かりました。
あそこは1回見ただけで確信できるぐらいには分かりやすくしてほしかったような気がしました。
そうですね。
あれ一緒やったかなって。
2回見ろと。
やっぱ俺映画祭明けで疲れてたな。
明け朝一見たから結構きつかった。
でもあの人がちゃんとリドラーだって分かりやすくするのってすごい大事だと思うんですよ。
だから街の権力者の思惑に飲まれてしまった人々の怒りみたいなのをリドラーが代弁してるっていうのを
見てる側がシュッと飲み込めないとなんか微妙じゃないですか。語り口としては。
なんかよくわからないモブが起こした愉快犯的な事件だったってなると
ちょっとまたこの話の着地違うものに見えちゃうような気はして。
あれってあの人だったのみたいな後で迷うんじゃなくて
ちゃんと話としてお葬式の時にある程度思わせぶりに出てくるし
その人が最後リドラーの一人でしたっていうのは分かりやすくしてくれないと
なんか話としてちゃんと腹に落ちないというか
こうやってねあの人ってあの人でしたよねみたいな悩みながら解釈するのって
39:04
ちょっとムズムズするというか分かりにくいというか
分かりやすさって大事じゃないかなってちょっと思ったりはするんですけどね。
そういうところは。
そこは分かりやすくてもいいよねっていう。
結構なんかリドラーの老いたち語ってる時に
結構その本当自分たちみたいな人間っていう感じの印象はあったんで
なんか仲間もそういう感じの人なんかなっていうぼんやりとしたイメージはありましたけど。
そうですね。
彼自身はあくまで自分の方が道具に過ぎないみたいな感じの言い方してたのもありましたけどね。
俺個人じゃなくて俺を使ってそういう同じような憎しみというか不満を抱えた人が立ち上がればいい
っていうふうに思ってるみたいなことですよね。
結構そこのテーマって現代社会が解消できてない部分ですよね。
その人たちに悪を問えるのかっていうところ。
じゃあずっと我慢しとけよっていう話なのかよっていうところは結構
確かそういう意味でもうちょっと分かりやすくそこの部分。
なんならリドラーに集約してもよかったんちゃうかなって私は思いますけどね。
リドラーのキャラとして掘り下げて。
あと最後洪水を起こすちゃんと悪い人に着地しちゃうっていうのも
そこを掘り下げるとまた気になってくるところではあるっちゃありますよね。
そういう思いでやるんだったら洪水を起こすのは微妙に違うってなっちゃう感じが。
洪水っていうのがすごく私は結構意外だったんですけど
爆発とかよりは分かりやすくすごい人が死んでる感じはせんけど
街大変やなみたいなすごいそんな感じがあって
その状態であの刑務所は普通に運営できてるんとかも結構気になっちゃったりして。
多分島から外れた場所になんかある感じでしたよねあの刑務所。
アーカムアサイラムってやつですね。ゴッサムシティの犯罪者を入れとく病院。
なんか山の上とかにあるんかなイメージ。山とかあるのかな。
というかなんかこう島から離れた場所にやっぱあるんじゃないですか。
敵地にあるかな。そんな気はしますけどね。
さっきのその弱者の代弁者としてのリドラーみたいな感じでいうと
その一個前のジョーカーとかあとまあバットマンリターンズのペンギンとかも思い出したりはしますかねやっぱり。
でもなんか一個前のジョーカーは私違うと思うんですよ。
なんかあのペンギンとか今回のリドラーとかって
もし彼らの老いたちが不幸なものじゃなかったらこうなってなかっただろうなと思うんですけど
なんかジョーカーに関しては本当にそれが楽しくてやってる
なんていうのかな。そういう価値観を持った人っていう感じが私はすごいするんですよね。
彼自身が不幸。あ、一個前のジョーカー誰か。単体のやつ。
単体のやつです。
あ、すいません。じゃああってます。あのノーランバンのやつかと思って。
ノーランバンはもう超人ですからね。
42:01
人ならざる者というか本当にサタンみたいな感じですからね。
そうですね。一個前のジョーカーとか。
今回のリドラーってすごいSNS時代の悪みたいな言われ方をしてるのを見かけたことがあったんですよね。
その弱者の声みたいなものを集団でやってくる。
そういう集団を一つのヴィランとして捉えてるものっていうので
そういうSNS的なヴィランみたいな感じの意見を見たことがあったんですけど
ちょっと僕あんまりピンときてないとこがあって
そんなにSNS的なモチーフ取り入れてなかったような気がしたかなとは思ってるんですけど
どっちかというと一個前のフォアキンフェニックスのジョーカーの方がSNSっぽいなって僕は思ったんですよね。
本人は何か不幸になってしまった人で
それに対してやけくそ気味に犯罪者になった人をアイコンとして持ち上げて暴動が起こっていくみたいなのがそういう
スタート地点の人はそういうつもりじゃないのに
周囲が何か思考性を持たせたものとしてバズらせていくっていうのの方がSNS的だなって僕は思ったんですよね。
結構それはしっくりきます。
そういう意味では今回のリドラーはSNSってよりかは2チャンネルっぽいっていうか
元々そういう目的を持った人が集まってたみたいな感じじゃないですか。
インターネットの一部でそういう人たちを出会ってたって感じがします。確かに拡散してっていうよりかは
顔のない集団というよりは彼ら同士は割と結びつき強いと思うんですよね。
ちゃんと俺たち恵まれてないからこの街にやり返そうぜって言って
ちゃんと目的を持って集まってる感じの人たちだと思うんですよね。
なんか顔のない集団ではないなと思って。
ただその外に出すときは仮面をかぶることでお前もこっちに来いよって誘っては来るんですけどね。リドラーの戦略としては。
ただ僕やっぱホワキンジョーカーはそういう本人はそんなつもりないのに末裔に挙げられて
街が暴動に飲み込まれていくっていう方がこれこそインフルエンスじゃないですか。
バズってこういうことだっていう空虚なものの周りに何か意味を勝手に作られて燃え上がっていくっていう。
ホワキンジョーカーのこと考えたら辛くなってきた。
僕単純に二面性っていう意味でSNSっぽいというかそういうのが反映されてるのかなって思ってたんですけどね、単純に。
ただそういうバズっていく、インフルエンスしていくっていう意味ではちょっと違うのかなっていう。
それだとどっちかっていうとネット上の顔とリアルの顔が使い分けてるみたいなのはどっちかっていうと2ちゃんイメージなのかなという気がするのかもしれないですね。
45:06
ダソクな質問をするとSNSとかそう言っちゃうので、わりと言ったら出てるあの画面ってパソコン通信時代のあの感じで、
でもスマートフォンとか出てて、結局これ時代的にはいつなんていうのか結構わりと混乱はしてんけども。
間違いなく今でしょ。
今でしょ。
今ではあるのか。
だからあのパソコン通信の画面をしてるのは、あれはそういう悪いジョークなんだとは思いますけどね。
やっぱりそういう最新のものじゃなくて、そういう古めかしいデザインのもの、パソコン通信時代のインターフェースを使ってるっていう悪い冗談だと思うんですよ。
だからおちょくってるわけですよね、あれは。
そういう悪意の現れとしてそういうものを使ってると思いますかね、僕は。
結構この手のやつでSNS扱うのほんと難しいですよね。
難しいですけどね。
SNSを見てると、なんか悪っていうよりも正義の主張の試合って感じですからね。
あんまり悪が拡散されるってイメージじゃないです。
正義を主張し合ってる結果、地獄みたいな感じがすごいするんで。
そこの部分だけが鮮やかして悪目立ちするというか、ジミニアのリドラーの動画見てるのが500人みたいなのが妙なリアリさを感じますけど。
500人ぐらいはああいうのに感化されるんだなっていうか。
なんかリアルな感じじゃん、それ。
満タンの視聴者とかはいないっていう。
ないけど、まあ500人ぐらいはっていう。
まさにロングテールな感じなんですね、そこを歩いたら。
そこリアルですね、確かに。
そこでね、もし視聴者10万人とかになったら嘘つけってなるけど。
そうそうそうそう。
確かに。
だから、あの500人の視聴者の裏には何千何万もの、なんかしょうもないことやってるわって言って無視して別に注目しないかっこ普通の人たちがいるってことですよね。
でもその500人には刺さっちゃうっていうのは確かにリアルです、それは。
うん、なるほどな。
次バットマンやるとして、ロバート・パティンソン続投なんとかね、どうなんだろう。
いや、続投してほしい。
早く次作ってほしいです。
ぜひこの世界観でやってほしいなってめちゃくちゃしますね。
いや、本当にもう2年後ぐらいに早くやってほしい。
すぐやな。
早い。
あのもうデューンとかいいので、こちらを先に作ってください。
いや、もうなんていうか、このデビッド・フィンチャー的なルックを維持したこういうちょっと探偵ものみたいなのって、もともと好きなジャンルですけど、やっぱりなかなか今映画館でかからないのでそういうのって。
48:01
やっぱもうアメコミ映画の文脈で乗っ取ってそれをやるっていうのは本当は賢いというか、こういうのずっと見たかったって感じでしたね。
次がどういうノリになるかですよね。
バットマンって人に言ってもいろんなテイストがあるわけじゃないですか。
映画でもティム・バートンのもあればノーランのもあるし、その後のジャスティスリーグの流れにつながっているバットマンもあったり、あとレゴバットマンとか忍者バットマンとかもあったりするので、
バットマン自体無茶苦茶懐が広いコンテンツだと思うんですよね。
やれることがむちゃくちゃ、引き出しが広いし深いしみたいな感じ。
深い方向もやれるし、無茶苦茶もやれるなって思うんですよね。
ゴッサムシティとバットマンとあとビランたちっていうのが本当仕上がりきってるなっていう。
レゴブロックみたいな感じですごい完成度が高くて、そこにやりたいこと乗せれるなって思うんですよ。
正義と悪みたいなことも語れるし、今回みたいなクライムサスペンスみたいなのも語れるし、冗談みたいなスラップスティックも語れるしで、
次は何をやってくれるんだろうっていうのがすごい楽しみだなって思ったりはしますかね。
次ロバート・パティンソンがやるとしたら成長しちゃってると思いますよ。
ちょっとは成長してほしい。
まあそうですね。さすがにね。
ちょっとだけ成長して、ちょっとだけラブロマンス入れてほしいですね。ちょっとでいいから。
めっちゃ頑張って女の子と喋ってるみたいな。
成長してへんやん。
中学生から高校生ぐらいみたいな成長っていうんですか。
ディナー誘ってるみたいな。アルフレッド予約してくれてるみたいな。
ロビー活動のためのパーティーとかでめっちゃ頑張って洋客のフリして喋ってるみたいな。
ミスってるやん。
今回のザ・バットマンを見てその姿を見たらめちゃくちゃ頑張ってるやんって思えると思うんですよね。
成長は見せてほしいですね。
せっかくこの2年目っていう設定でこういう未熟なところを見せてもらってるんで。
そういう意味では成長を見守るってなかなか新しいかもしれないですね。バットマンの。
そうですね。なんかバットマンとかも成長を見守る余地がないというか。
完成された変身ですからね。
そんな感じでじゃあザ・バットマンの回は終わりたいかなと思います。
次回どうします?ナイトメア・アリーとか。
ヴェルファストかナイトメア・アリーがいいな。
俺はヴェルファストがいいな。
待って待って。ヴェルファスト?ヴェルファストか何て言ってましたっけ?
ナイトメア・アリー。
僕はちょっとシング・ネクストステージを喋ってみたい気持ちはあるんですけどね。
いいっすよ。
もう1回見たいなと思ってたんです。
そんな良かったんですか?
僕はね、僕は良かったし僕は喋れることはあるけど。
51:02
シングを試写で字幕見たから吹き替えで見たいなと思います。
僕は言語の方を見たいんですよ。見たいというか聞きたいですね。吹き替え版だったんで。
ナイトメア・アリーとか良さそうですけどね。
バットマンに続いて重いぞ。ドロドロしてるよ。
そうなんですか?
いや全然いいじゃないですか。ドロドロしてて。
後ろ軽いと思ってた。
これしどかったけどね。しどかったんだけどな。
いやでもその翌週僕チタンがいいなと思ってるんですけど。
いやいいじゃないですか。
ナイトメア・アリー・チタンってちょっとあれすみません。
ザ・バットマン・ナイトメア・アリー・チタンってちょっとあれすみません。
全然アリーですけどね。どんどん来いみたいな感じですよ。
チタンは試写で見たけど、あれもある意味異色のまた頭のおかしい映画だけどね。
だからそういう意味でベルファストいいね。
私の中のMAX真面目な映画がナイトメア・アリーしか言えないです。
え、待って。ベルファスト真面目だぞ。
私の中のMAXがね。
私が耐えうるMAX感。
ナイトメア・アリーでいいんじゃないですかね。
ナイトメア・アリーで。
じゃあナイトメア・アリー・チタンの予定でいきましょうか。
いいですね。
しんどいのが続くな。
楽しみ。
ティム・バートン・バットマンからの流れで言うと4回連続で結構黒い感じですよね。
どれも喋り甲斐がありそうじゃないですか。
どれも見てないですけど。
どっちかというとそういう映画の方が波長がありますからね。
喋り甲斐あるかな。
どうなんでしょうね。
デルトロ映画は表面上面白いっていうのとは別に1個下のレイヤーで喋ることっていっぱいありそうな気がするっちゃするんですけど。
じゃあとりあえず次回ナイトメア・アリーで撮りましょうか。
はい、ではお知らせになります。
3月の映画の話ししたすぎるバーを開催する予定です。
場所は大阪の南森町への日替りイベント型カフェバー、週間曲がり。
日時は3月26日土曜日、オープンが17時、クローズが21時となっております。
まああの、ザ・バットマンの話をしましょうってことですね。
うん、いやほんと。
その感じでよかったら遊びに来てください。
はい、またこの番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想、取り上げた作品の感想などお送りいただけると幸いです。
ブログのお便りのフォームより受け付けておりますので、詳しくはポッドキャストの番組説明文をご確認ください。
はい、それでは映画の話ししたすぎるラジオリニューアル第55回ザ・バットマンの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。
さよなら。
54:18

コメント

スクロール