1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第45回(1) 新年のご挨拶
2022-01-10 28:10

第45回(1) 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新年のご挨拶と、年末年始に観た映画の話などをしています。

原口近況: エッシャー通りの赤いポスト 明け方の若者たち 決戦は日曜日 こんにちは、私のお母さん

まえだ近況: 映画スパイダーマン全作予習 ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

マリオン近況: ただ悪より救いたまえ ディキンスン〜若き女性詩人の憂鬱〜

山口近況: キングスマン:ファースト・エージェント 偶然と想像 今年の抱負

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00:12
あけましておめでとうございます。 映画の話したすぎるラジオリニューアル第45回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わり店長によるイベント型カフェバー、週間曲がりにて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
関西の映画シーンを伝えるサイト、キネ坊主を運営しています。代表の原口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。あけましておめでとうございます。
おめでとうございます。
2022年、1回目の収録になります。
改めて、今年1年もこの感じでやっていけたらなと思うんですけども、
皆様、年末年始、どんな感じで過ごされてたとか、今年のこととか、何かあればお話いただけたらと思うんですけども、原口さんいかがですか?
年末年始もちょこっと劇場に行ったり、試写をいろいろ見てました。
去年は、園仕音監督の最新作、エッシャードリの赤いポスト。
これ、久しぶりに園仕音監督の自主制作作品で、
園仕音監督は90年代初頭にやってた自主映画のテイストがふんだんにあって、ワークショップを開いてその内容を映画に撮っている。
だから、園仕音監督にあたるような人物が監督で主人公でおって、その人がワークショップして自主制作を撮るっていう、メタ構造の視点になってて、
最終的にゲリラっぽい撮影とかやりたい放題やってる、久しぶりに園仕音監督らしい作品でした。
うんうん、なるほど。
で、あと、12月31日公開作品でいいのが、「明け方の若者たち」。
はい。
これ、ウェブライターの勝瀬雅彦さんの小説の映画家なんですけど、
北村匠がどうにか厳しい不況の中で泣いてをもらって、印刷会社で働くって話なんですけど、
これは勝瀬雅彦さんの3分の1自分のことを描いている小説の映画家で、
最終的に入社した同期が編集プロダクションに移っていくっていう若手の頃の話なんですけど、
だからこの勝瀬雅彦さん自身が編集プロダクションに転職してたりするので、
あの時行った自分とあの時行かなかった自分みたいなのを描いたりすると。
はい。
おー。
で、あと色恋の方も黒シュマイが演じる彼女も色々と色を含んでて、
またなんか20代前半を思い出す映画を見てしまったという。
ていうか多いですよね。最近、花束からそうですけど、
20代の若者の東京ストーリーみたいなの、トレンドじゃないですか。
03:01
そうですね、ほんと。
うーん、多いですね、ちょっとね。
あとこの作品ちょっと面白いのが、男側の視点で描かれるんですけれども、
この黒シュマイが演じる彼女の視点での、ある朝彼女を明け方を思うっていう作品が、
今週土曜日かAmazonプライムで配信されるっていう。
へー、それはドラマとしてってことですか?
ドラマ。
ドラマ、あー。
女性の視点での物語が開かれる。
なんか面白そうだけど、見たら結構心が死んでしまいそうな予感がしてしまいますね。
いろいろ打ってなりそうなタイプのやつですね。
いろんなことが思い出されそうな。
で、あと、今週末公開作品の方でもちょっと紹介できればと思うんですけども、
一つは、決戦は日曜日。
選挙のやつですね。
はい。
宮沢理恵が、いわゆる二世議員になろうとしていると。
親父さんがちょっと倒れちゃって、娘として出馬すると。
なんだけども、主人公はその施設秘書を演じた久保田雅孝くん。
はい。
とりあえず、この宮沢理恵演じる新人議員になろうとしている人が世間知らずで、いろいろとやらかしていくんだけれども、
結局二世議員っていうのは、親のいろんなしがらみに巻き込まれてしまうと。
はい。
だから最終的に、むしろ自分を落選させようと努力しようとしていくっていう。
あー、そういう話なんですね。
へー。
当選しようとするはずが、実はこんな私は当選したらあかんっていうのを気づいて、落選するためにアクセスするっていう。
ちょっとお待たせくださいね。それ結構重要なネタバレだったりしないですか?
じゃないんですよ。
ではないですか?
はい。その辺はもうちゃんと争い状が出てるんで。
なるほど。
まあ、っていう感じのポルテカルコメディ。
へー。
結構割とシニカルなコメディをよく描いている坂下雄一郎監督さんの5年かけて、いろいろ調べておいて作った作品で、結構面白いことになってます。
ふんふんふん。
おー。
あんまり注目はしてなかったですけど。
うん。
あと、実は激推ししたい作品がありまして。
はい。
こんにちは、私のお母さん。
おー。全然初めて聞いてます。
全く知らないですね。
これはね、実は昨年2021年上半期、世界公衆1位の作品です。
ほうほう。
っていう中国映画です。
ほうほう。
なるほど。
ワイドスピードよりも多く稼いだっていう。
はー。
これちょっとね、バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなベースの作品でして。
主人公は中国のコメディアン、ジア・リンさんって方が、監督脚本支援した作品で。
このご自身が作品の中では、ちょっとぽっちゃりした体型で、なかなか冴えない人生を送っていて、お母さんを喜ばせることができなかったと。
はい。
で、とあることで、交通事故にあって、そこからお母さんが20歳の頃、1981年の中国にタイムスリップすると。
はい。
ほう。
で、結局私がそのお母さんを困ってしまったから、私が生まれないように、お母さんには別の金持ちの男性と一緒になってもらうために奮闘するっていう作品。
06:05
ほう。
へー。
なんかタイムパラドックス的に大丈夫ですか?みたいな感じがしてくるんですけど。
で、見ていくとね、ネタバレはできないんだけど、ちょっと意外な展開で、これはナイテマウ作品なので。
へー。
基本はコメディなんだけども、良い人情コメディの作品で。
はい。
あー、だから、バックトゥーザフューチャーにある意味テイストは似てるかな?
逆ですね。だから、自分が消えていく方にしていくってことですね。
なんだけど、もう!みたいな話で。ナイテマウで。
まあ、そのままの話にしたらね、いくらなんでもみたいな話だから、それはちょっとね、一回ひねりを加わりますよね、そこ。
そうそうそう。でもね、これが中国でよう入ったんだ!っていうね。
なるほど。
お話題作なんだな。
まあ、いろんな作品が、この年末年始、こぼれないようにしたい作品をちょっと紹介させてもらいました。
はい。じゃあ、前田さん、いかがな感じですか?
はい。年末はもうずっと飲んでて。
なんか言ってましたね、それは。そういう予定と。
そうなんです。本当に毎日飲みに行ってたんですけど、年始は逆にずっとちょっと引きこもってて。
まだ映画館に見に行けてないんですけど、スパイダーマン・ノーウェーフォームの波に乗ろうかなと思って、過去作7作品を。
あ!すごい!偉い!アマソンプライマー上がってるからね。7作?すごいな。7?
あの、サブラミ版3作と、年末に飲んだ時に周りのマーベル好きの人とかにいろいろと聞いて。
で、もう最低限どれ見とけばいいですかって聞いたんですけど、今回のノーウェーフォームは全部回収してくるらしいと。
だからもう全部見といた方がいいって言われて、全部って思ったんですけど、見直してみるかと。
サブライブ版だけは見てたんですけど、もう1回見直して。
結構シリーズものというか、こういうのって続けてみると結構違いがよくわかったり、発見があって面白いなと思って。
あとやっぱり家で見ると、たぶん劇場で見てたら映像の凄さに圧倒されて、もうそれだけで100点って感じだと思うんですけど、
やっぱりその家で見ると、そこら辺は映像はすげーってなるんですけど、もっとどっちかというとストーリーに集中して見ることができるので、
一気見してよかったなと思います。結構長かったですけど。
それはね、いやすごいですね。
すごい。ちゃんと予習万端みたいな感じですごいなと思って。
やっぱり順を追って見ていくと、やっぱり当時もサブライブ版がすごい良かったんで、アメスパに行けなかったっていうのがあったんですけど、
今見ても結局個人的なサブライブ版一番好きで、なんか一番こじんまりとした感じなんですけど、
敵キャラがすごい魅力的やし、話も1,2,3で一貫して描けているものがあっていいなと思ったりするんですけど、
アメイジングスパイダーマンはアメイジングスパイダーマンで、絵的には私一番好きなんですよね。
09:05
アメコミのスパイダーマンのポーズをめちゃめちゃ撮ってくるんですよ。
全体のポーズだけじゃなくて、スパイダーマン単体のポーズとしても、スパイダーマンやって感じの絵がすごい多くて。
ちょっとくねっとした感じのポーズをね。
くねっとした。あれどうやってるん?って思いながら見てたんですけど。
で、アメスパは、アメスパ見終わった後はウーンって思ったんですけど、その後マーベル版見てると、なんかアメスパにもなんか逆に思い入れが湧いてくるというか。
なんかちょっと変な感じなんですけど。どうしても順番に見てると1個前がちょっと良かったなって思っちゃうんですけど、最終的に最後のマーベル版っていうのがファーフロムホーム。
もうすごいテンション上がって、めちゃくちゃ続きが気になる感じで終わったので、もう今年の劇場一発目はノーベフォームにしようかなと思ってます。
ちなみにジョン・ワッツ監督作品って見てます?
あのクラウンだけ見てて、クラウンであってましたっけ?
クラウンそうでしょ。
で、あとコップカーも人に勧められてるんで見ようかなと。
コップカーめちゃくちゃ面白いですよ。
コップカーやっぱり。
はい、見ます。そうなんですよね。逆にジョン・ワッツ監督それぐらいしかないですよね。
もう1本ぐらいやったはずなんですけどね、確か。僕見てないんですけど、コップカーはね、めちゃくちゃ良かったですからね。
いやでもスパイダーマンシリーズ本当にやっぱ見ると語りたくなるなって思いましたね。
いやー来週楽しみですね。
いやーめっちゃ楽しみです。もういつ行こうかなっていう、いつどこの回で行こうかなっていうのを今悩んでて。
ちょっとネタバレがね、怖すぎますよね。もうちょっと今。
いやそうなんですよ。もう何も見ずに早めに行こうかなと思ってます。
あとその他にもスパイダーマン見つつ、途中途中でいろんな映画挟んで見てたんですけど。
結構見てますね、年末年始。
いや本当に全く出かけずに映画見てたんで。
すごい。
結構いろいろ面白いのあったんですけど、前マリオンさんが言ってたワールズエンド。
あーはいはい。
エドガーライト監督のを見て、むっちゃ良くて。
いやそうですよね。面白いですよね、あれね。
いやなんか大寺なしと全然違うんですけど展開も。
そうそう。
それよりもなんかこの設定というか、主人公が一人だけ変わらない、悪い意味でというか、良い意味じゃない、良い意味じゃなく変わってないねっていうキャラなんですよね。
なんかその昔の知り合いとかに会って、変わらないねって言われるのが年々良い意味に思えなくなってくるっていう、すごいそういう自分の気持ちに重ねてしまって、めちゃくちゃ胸をえぐられて。
しかも全然救ってくれないんですよね、それを。
救ってくれずに、でもなんか全部ぶち壊して終わるみたいな。
12:03
そうですね本当に。
もうこれ本当に良かった?これね、みたいな気になるんですけど、でもまあ彼にとってあれは良かったんだろうなってなるんですよね。
そうなんですよ。変にキレイごとっていう感じでもなく、なんかね、すごいことしてくれるな、この監督はって思いながら。
いや結構人生の中でも食い込んでくるぐらいの。
えーすごい。
個人的にすごい刺さった。痛いところにすごい刺さっちゃった作品でしたね。
おー。
はい、マリオンさんいかがな感じですか?
僕はそうですね、年末にはあれを見ました。ただ悪より救いたまえを見ました。
これ、いやーちょっとテンション高くなるやつでしたね、これね。
いわゆる韓国ノワールというか、もうすごいハードボイルドな韓国ノワールかなって思ったら、結構ちょっと現実離れしてるようなアクションもふんだんに出てたりとかして、
ほんとやっぱり韓国映画特有の何でも持っちゃうようなタイプの得盛りな映画で、やっぱすごく良かったですね。
特にやっぱ、イジョンゼ演じる敵役の殺し屋が最高ですね、本当に。もうキャラクターが最高すぎるだろっていうか。
葬式のシーンに白いロングコート着てやってくるとか、もうたまらんぐらいかっこいいんですよ。
この人絶対病い人だっていうのが一発でわかるし、またしかも首元にすっごい入れ墨入れてるじゃないですか。
あれちょっとかっこよすぎませんかみたいな。ちょっとね、今年年末本当最後の最後に最高のヴィラン来たなみたいなぐらいちょっと好きになっちゃうタイプのキャラクターでしたね。
あとやっぱ主人公のファンジョンミンですか、くっそ暑いバンコクでもスーツずっと着てるみたいな、もうかっこよすぎでしょみたいな。
顔だけでもかっこいいわってなるぐらいの、本当にすごく見てるだけテンションが高くなるタイプの映画ですごく楽しかったですね、これは。
年末ベスト回収録してから僕見て、うわーってなって思わずツイートする分には2位に入れるっていうことをおっしゃったんですけど、冷静に考えるとちょっと勢いすぎたなと思いつつやっぱね、めちゃくちゃ良かったですよ本当に。
いや良かったですよこれ。ちょっとなかなかぶっ飛んでましたもんね。アクションとかちょっとやばいなこれみたいな感じでしたし。
これは本当に一見の価値ありみたいな映画でしたね。年始は全然映画見てなくて、本当ひたすらダラダラとしてたんですけど、
でもあれをちょっと見てました。ちょっと1回前も喋ったと思うんですけど、リキンスあれをなんとか完走しようかなと思ってそっちの方を全部見てましたね。
前喋った時はシーズン1までの話だったんですけど、シーズン2、3と見ていくことに、もうなんかこれどうなっちゃうんだろうみたいな話がとんこもりでびっくりしちゃいましたね本当に。
もう30分しかないんですけど、本当これで次でこれちゃんと終わるのかなみたいなぐらい展開が急だったりするので、
しかもなんかそれぞれのシーズンごとのテーマっていうのを一貫してて、そういう視点でやるんだっていうのが面白くって、
15:07
やっぱりあの若草物語とか南北戦争に突入前ぐらいの時代の話なんですけど、全然やっぱ今の話だなって感じなんですよね。
特にやっぱシーズン2の話ってすごく今のSNS時代の承認欲求に関わってくるような話を結構してくるんですよね。
富と名声の話が出てくるんですけど、当時ちょうど新聞とかいうのがちゃんとできるようになって、
で、サロンっていう文化が生まれて、そこで文化が発祥されていくみたいな。
自分のサロンがどうだこうだって言っていくみたいなって、すごく今のSNS時代の承認欲求とかに関わってくる話だったので、
それで本当に富とか名声を得ることが大事なのかみたいな話になってきたりするとか、すごく今にも刺さるテーマを描いてるなって思ったし、
で、シーズン3からいよいよ南北戦争が始まってしまい、国が内戦状態になってるっていう中で家族の内戦もちょっと描かれるというか、
家族もどんどん分裂してしまうっていうのが起こってしまい、さてどうなるのかみたいなっていうのが描かれていって、
最終的にそういう着地になるのかっていうのもなかなか味わい深くて、これは本当にすごく面白いドラマでしたね。
あの、ドラマもめっちゃ見てますよね、本当に。
ドラマ。まあそうですね、ちょっとドラマを見るような影響が結構、
去年知り合った人の中で結構ドラマを見てる人がいて、その人からいろいろオススメを聞いていろいろそういうのを見るようになったって感じなんですけど、
そうですね、去年結局だからリキンスン含めてドラマ10本ぐらいはなんとか見たりとかしてましたね。
すごいなあ、すごいなあ本当に。
ちょっとね、映画も見つつドラマも見つつなのでちょっと大変ではあるんですけど、
でもやっぱりちょっと見たいやつはどんどん増えていく一方なんで、やっぱりどうにかこうにか時間を見つけてちょっとずつ見ていくっていうのは今年もやっていきたいなとは思いますね。
僕はですね、年末にただ悪より救いたまえとキングスマンファーストエージェントと偶然と想像を見ましてですね、
ただ悪より救いたまえは先ほど申し上げた通り2021年ベスト2位に飛び込んでくるという強烈な体験で、
まあ面白いですよ、面白い本当に。見てくれという感じでしたね。
キングスマンファーストエージェントに関してはいつものチョケた感じが薄まって割と真面目寄りになってて、
僕は割とそのバランスは嫌いではなかったんですけど、キングスマンはチョケた映画だよねって思ってる人もいたんじゃないかなっていうとこのバランスは結構難しかったかなとは思いました。
ただ結構史実交わってくるんで、チョケすぎるといくらなんでもってなりかねないテーマ、特に第一次対戦なんで、これ茶化すなやってなりかねないところかなっていうのがあったので、
18:00
ある程度真面目になってたのはそれはそれでバランスかなとは思ったんですけど、ちょっとラストのとある展開に関してはそこをそう触れますかみたいな、
フィクションでそこは触れ方、バランスは難しくないですかねみたいなのに触れてて、
その史実を絡めるのの面白さではありつつ、ムムってなってしまうところもあったりとか、ちょっとねいろんな意味でバランスっていうところに着目しながら見た映画でしたね。
総合的には結構面白い映画だったのかなとは思いました。
はい。
一応現代版の次3本目と、ファーストエージェント続編をマッシュンボーンは考えてるらしいよ。
いやでも、それね、一応仮にも世界救う話ってなっといて、第二次大戦来ちゃうからなーっていうとこ僕すごい引っかかるんですけどね。
そうですね、結局起きてしまうんですよね。まあ第一次世界大戦にしろ、第二次世界大戦も。そこは変えられない中でどう描くんだろうっていうのが、なかなか頭を悩ませるところですよね。
そういえば、レイフファインズを演じる主人公の息子がいるじゃないですか。僕つい最近まで、1917の主人公の人だと思ってたんですけど、違う人だったっていうのに最近気づいて、すごく似てるじゃないですか。
しかもまんま結構、1917に影響を受けてるというか対抗意識があるような感じのシーンも結構あるじゃないですか。
本当になんか、本当1917に対抗してるかのように似てる人を選んだんじゃないかぐらい似てる人だったなって思いましたね。
狙ってやったのかな、もしかしたら。どうなんだろう。
ね、よく見てほんとそっくりなんですよね。1917がジョージ・マッキーさんで、キングスマンがハリス・ディキンスンっていう役者さんなんですけど、すごい似てるなって思って。
で、まあ偶然と想像なんですけど、偶然と想像なんですけれども、よかったんですけど、よかったんですけど微妙に引っかかってるところがあって。
いや、あの会話というものを軸にした話ですよね。で、その本当に僕これ映画というか会話として見てたんですよ。
会話の面白さ、次の瞬間どうなるかわかんないよねっていうのをちゃんと聞き耳を立てとかないと、その話の行く方向についていけない緊張感があるなと思ったんですけど、
なんかそのストーリーテリングというよりその話というものが持ってる緊張感っていうものがストーリーテリングよりはるかに勝ったもののように見えて、
この面白さは映画の面白さなんだろうかっていう思ったとこがあったんですよ。
例えば小説があったとして、全体で語っていく物語と文体とかヒッチっていうものがありますよね。
なんか文体とヒッチの面白さの映画だなと思ったんですけど、じゃあそれは物語の面白さなんだろうかってちょっと思ったとこがあって、
すごいもう会話聞いてるとこれどうなっちゃうんだろうってドキドキワクワクするんですけど、
21:04
なんかそのアクション映画におけるアクションシーンみたいなものと似てるなと思ったんですよね。
で、ちょっとある種インスタントな面白さでもあるなって思ったりはしてしまって、
あの例えばですけど、これまでの浜口隆介作品でもやっぱそういう緊張感のある会話シーンってもうクライマックスというか
ハクビのシーンじゃないですか。で、皆さんやっぱそこをよく取り上げてお話しされること多いと思うんですよね。
ダイバイカーのあのシーンがとか寝ても覚めてものあのシーンがとかっておっしゃられること多いと思うんですけど、
その会話シーンを3つ集めたってなんか、僕今からめちゃくちゃ悪い言い方してますけど、
浜口隆介の最高の会話シーン3000っていうyoutube動画みたいなその面白さが凝縮したところを3つ集めて寄りすぐったところ。
でも人生においてすごく緊張感のある会話のシーンだけが人生じゃないとは思ったんですよ。
だから寝ても覚めてもとかドライブマイカーのすごく緊張感のある会話のシーンも人生であり、
そうじゃないどこか緩やかに伸びていってる時間っていうものもまた人生だと思って、
それらが両方ともある感じが僕はすごく好きだったんですよね。
だからその見どころだけが3つ集まってるっていうのが、これは面白いけど、なんかどこか人工的でどこか植物的に思ってしまったんですよね。
だからその緩やかな時間の中で急に来る波のような会話シーンみたいなのがやっぱり僕寝ても覚めてもとかドライブマイカーで好きだったのかなってちょっと思って、
それだけが凝縮されると僕は意外となんか違うのかもしれないなって思ったりして、
ちょっと偶然と想像のことを否定するのめっちゃ怖いんですけど。
いや別にまぁ、なんかなるとなぁと思って。
まあやっぱ短編である以上そこが凝縮するっていうのはそうだよねっていう感じなんですよね。
あと僕2章のあいつが嫌いすぎてマイナスのゲタ入ってます。全体に対して。
2章のあいつ。あいつってどのことかなって誰の人ですかね。
あいつです。セフレです。
僕あいつのことが嫌いすぎて。
そうですね、あいつはそんなにいい奴ではないですよ。
ちょっとねその、映画全体で飲み込みづらくなるぐらいあいつのこと嫌いなんですよ。
そこはね。
まあまあ。
そうなんですね。
まあまあっていう。ちょっとねすごく面白い映画でありつつ、
自分にとってどういう語り口が好きかっていうのを見直すきっかけになったなと思って、
得るもののある鑑賞体験だったかなと思いました。
あとちょっと今年の目標みたいなの言いたいんですけど、
24:03
今年、前言ってた東京で映画の話しさすぎればやるっていうのを年内でやれないかなってちょっと思ってまして。
おおー。
で、別にバーの体裁取らなくてもいいと思うんですよね。
まあそういう週間曲がりみたいな曲がりできるバー、もちろん東京にもあると思うのでそういうとこ借りるっていう方法はありますけど、
そうじゃなくて普通にレンタルスペース借りて映画の話しさせるみたいなやり方もできるのかなと思うんですけど、
一応仮にも映画の話しさすぎるバーを名乗ってるので、
お店の体裁を取った方がいいのかなとはちょっと思ったりはしてるんですけど、
どっか何かいい場所探せないかなと思って、
まあ秋葉原かなーとか、でもちょっと我々の切り口秋葉原じゃないよなーみたいな、
新宿?でも新宿ってちょっともう行き過ぎやんみたいな、じゃあ池袋かーとか。
ああー。
ああー。
いやもう、新宿とか池袋はもう怖すぎて無理です。
なるほど。
それかもう我々の憧れである下北沢とかね、わかんないですけど。
いいっすねー。
やっぱね、東京ってその大阪より町ごとの色ってめちゃくちゃあると思うんですよね。
中野。
中野の中央線。
僕東京のことあんまわかんないんですけど、
この町でやるっていうことはあなたたちはそういうスタンスですよねっていうふうに見られると思うし、
自分たちはそういうスタンスですよっていう表明することになるかなと思って。
東京に対するもうバイアスがすごい。
うん、そうですよね。
いやでも、でも大事っすね。
それだと吉祥寺ぐらいがええかなと思うけど。
吉祥寺逆に本気すぎない?
吉祥寺なんかすごいおしゃれじゃないですか。
しゃべってません?なんか。
えー、じゃあ阿佐ヶ谷か。
阿佐ヶ谷、私もその辺のエリアがしっくりがきますけどね。
中央線。
でもやっぱ攻めて、攻めるべきかもしれない。
やっぱその町ごとの色濃いんですよ、東京って。
ね。
だって大阪ってなったら大阪舞台の話って基本的に大阪パッケージじゃないですか。
でもやっぱ東京ってその駅でその話に色が付くと思うんですよね。
はいはいはいはい。そうですね確かにね。
しかもどこでやるかによって着ていくTシャツも変わってくるし。
確かに確かに。
ちょっとここに行くのにはこの格好はちょっとみたいなね、ありますよね。
一応私、錦糸町に住んでたんですけど。
錦糸町とか。
スカイツリーに見えるところ。
錦糸町とか。
でもやっぱあれちゃいますか。
神保町とかいいんじゃないですか。なんか知らんけど。
エリアによって物価が違うんじゃないですか。
多分ね。東京って。
多分ね。
いやーちょっとね、ちゃんと吟味してやらないと、分かってないなーって感じが出るのではないかという恐れを抱いてるんですけど。
いやまあ多分これ、東京から聞いてる人はどんだけ怯えてんだって思うかもしれないですよね。
27:05
どんだけやねんと思ってるかもしれないですよね。
もう、どんだけ東京に対してすごいイメージ持ってんねんって思われそうかもしれないですけどね。
威風の念を抱いてますよ、正直。
武装していかなくちゃいけない感じ。
そうそう。
まあまあ、ちょっといつやるかとかどこでやるかとか全く白紙ですけど。
まあね、社会状況が良くなることを願いながら。
ちょっと考えていきたいかなーとは思っております。
細かいことが決まってきたらまたPodcast内でお知らせさせていただきますし、
もし何かご意見等あればお便りいただけたら参考にさせていただけたらなと。
東京のことを教えてくださいっていう。
そうですね。ここでやってとかね。
僕たちが似合う東京の場所ってどこですかみたいな。
僕たちが似合う東京の場所を教えてくださいみたいな。
できれば今年やりたいなと私としては思っておりますので、
またやっていけたらなと思います。
ではテーマトークの方に入っていきたいと思います。
28:10

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