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2022-12-08 1:09:40

第93回(2)『ザリガニの鳴くところ』彼女のその”属性”を疑え

『ザリガニの鳴くところ』の話をしました。

主人公カイアに与えられた「属性」が作品の見え方にどう影響しているかという話から、だんだん話がそれてフィクションにおける「属性」とは何かという話をしています。

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・山口 ・まえだ ・マリオン

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2022年に公開/配信された映画から「1作」を選んで、作品名を明記して投票ください。投票のみでも、コメントを添えていただいてもOKです。

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最終的にPodcastのリスナー投票と映画の話したすぎるBARのお客さんによる投票を集計し、映画の話したすぎるBAR&ラジオ合同での2022年映画ベストを決定いたします。

結果発表は映画の話したすぎるBAR内で行い、後日Podcastの年末ベスト回にて配信いたします。

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00:00
今日のテーマトークは、ザリガニの鳴くところです。 はい、では前田さん解説をお願いできますか。
はい、映画ドットコムより、全世界で累計1500万部を売り上げたディリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。
犯人として疑われたのは、ザリガニが鳴くと言われる湿地帯で育った無垢な少女、カイヤ。
彼女は、6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに、湿地の自然から生きる術を学び、たった一人で生き抜いてきた。
そんなカイヤの世界に迷い込んだ、心優しい青年との出会いが、彼女の運命を大きく変えることになる。
カイヤは法廷で、自身の反省について語り始める。
リース・ウィザード・プーンが制作を手掛け、ドラマ普通の人々で注目を集めた、デイジー・エドガー・ジョーンズが主演を務めた。
音楽は、ライフ・オブ・パイ、空と漂流した227日でアカデミー作曲賞を受賞した、マイケル・ザナ。
テイラー・スウィストが本作のためのオリジナルソングを書き下ろしたことでも話題は止めた。
はい、ではここから内容に触れる話に入っていきたいと思います。
ネタバレ気にされる方がいらっしゃったら、ぜひ見てから聞いていただけたらなと思います。
はい、では沢里の感想、前田さんいかがでした?
私、本当はザ・メニューを見ようと思ってた日に、直前に人の感想にビビって、
本当に同じ時間帯でやってた本作に急遽変えてみたので、あんまりこういう話なんだろうな、みたいな事前の期待とか全くなしてみたんですけど、
ものすごく好きな作品で、ミステリー小説が原作でベースにはあるんですけど、
個人的には恋愛映画として素晴らしいなっていうふうに思って、
なんか自分としてちょっとこういう静かな作品で見てる途中に集中力切れちゃったりとかしがちなんですけど、
本作は本当に飽きずに主演の彼女の人生をずっと見ていられるような映画だったなと思います。
はい、マリオンさんいかがでした?
そうですね、見る前はあんまり期待してなかったんですけど、
前田さんから結構いい評判を聞いたので、ちょっと見てみたいなと思って見てみたんですけど、
確かに面白かったですね。
やっぱなんか、あんまりミステリーっぽくはないなと思ったんですけど、
とはいいつともやっぱ最後、クライマックスには、「おおー!」っていうふうにちょっと驚いたりもしたし、
基本的には主演のカイヤっていう、少女の人生が今通じる現代的なテーマを含んだ人間ドラマだなっていうふうに、
そういう意味ですごく面白いなっていうふうに思って、
なんかその彼女の人生と自然の不動さを重ねてるみたいな感じなのが上手いなというふうには思いましたね。
ただでもあんまり結構印象に残るかっていうと、あんま残んないかもしれないなっていうのは、
ちょっと見た後になるとちょっと思うところはちょっとあるかなっていう感じでしたね。
はい、僕はですね、結構面白かったですね。
03:05
僕は見ててずっと、魔女についての話だなと思いながら見てたんですよ。
魔女というものに関する話だなと思いながら見てて、
正直話としてはオチ含めて、まぁあるよなっていう感じはしました。
それなりによくある感じやなと思ったんですけど、
まぁ生々しさが結構見ててしんどくって、
もうどう考えてもこの後カス野郎が出てくるぞっていうのを分かりながら見るのはかなりしんどかったんですよね。
ではまぁ、それに見合うだけの面白さがあった作品やったかなと思いました。
っていう感じですかね。
では深掘りしていきたいと思うんですけれども、
前田さんが恋愛映画的に良かった部分ってどんなとこですか?
なんかあの、なんて言うんですかね。
久しぶりに結構主人公の彼女に気持ち入って見てたんですよ。
本当にあの、ベイジー・エドガー・ジョーンズ、彼女が持ってる魅力と今回の役の役柄がすごいマッチしてて、
それですごい彼女に気持ちを乗せて見てたんですけど、
久しぶりになんか本当にちょっと傷つくというか、
すごく信頼してる人がいて、その人に裏切られたなっていうような傷つき方を久しぶりにしたんですよ、見てて。
なんかそこまで、その話自体はさっきおっしゃった通り、よくあるというか、
男性側の崩さかげも含めてよくある感じだとは思うんですけど、
そういう話に対してここまで気持ちよく乗れて、見てるこっちまで傷ついちゃうような、
そういう感じの持っていかれ方がすごく良かったというか、
なんか大人になってあんまりここまで傷つくこともないと思うんで、
なんかおーって思いました。
裏切られたみたいな感じって、男性2人今回出てくるじゃないですか、どっちもですか?
いや、やっぱ一番きつかったのは、花火の時に来なかったじゃないですか。
彼ですよね。
来ないとは思ってたけど、だから視聴者としての自分は、
観賞者としての自分は来ないって分かってるわけじゃないですか、もう話の流れ的に。
でもなんか心の中の自分がなんか、彼女と一緒に信じちゃってるというか。
帰ってきてくれると。
そう、なんかね、ちっちゃい時に、何だろう、親が、ちょっと話ずれたんですけど、
親、友おばただけだったんで、出張行ったりとか、そういう時もあって、
なんかおばあちゃん家に預けられたりしてて、
その時に、迎えに来るからって言うんですけど、迎えに来なかった時があったんですよ。
まあなんか、今考えたら、仕事も疲れて、もう子供も寝てるだろうから、次の日でいいやって思ったと思うんですけど、
でもなんか、待ってるほうって、ずっと待ってるんですよ。
06:01
なんか、それで疲れて寝ちゃって、起きた時に、まだいないって、なんかその時のすごい、そういうショックさもあるというか、
あの起きた時に感じる絶望っていうところが、なんかほんと、今思い出しても、なんかちょっと悲しくなってる。
なるほどな。
祭ってつらいですよね。
そんなのを心込めて言われたら、なんか、悲しくなっちゃう。
なるほどな。
あとなんか、2人目の、1人目の人との話もすごい良くて、良かったんですけど、
2人目の山口さんが嫌いそうな、あいつが、あいつがあんな感じなんですけど、
その、最後まで彼女があげたネックレスを捨てるじゃないですか、
なんか、あの辺りもすごく、キャラクターの描写として、なんかこう、一面的じゃないっていうか、
彼は彼なりに、彼女のことが好きだったと思うし、
彼女に言ってたような、本当の自分を見せれる相手っていう言葉が、そこまで嘘ではなかったのかなっていうふうにも感じられるような、
なんか、そういうキャラクターの描き方っていうのもすごい好きでしたね。
そうですね、僕、彼ね、2人目のあいつね、
結構途中まで、何らかんだ良いやつだなって思いながら見てしまってたんですよ。
わかる。
もう、初めね、1人目がああなって、2人目が出てくると。で、2人目は死ぬやつやから、
まあ、クズやろうなっていう、クズが来るぞって、もう確保しながら見てたら、
もう、ろくでもないやつやなって思ってたんですよ、確かに。
そうしたら、思ってたより、そこそこ丁寧やぞって思いながら見てたわけですよ。
これがね、また騙されてたわけですよ。
あんの上、暴力を振るうし、無理やりするわけですよ。
やっぱりガとなったんですけど、ただ、やっぱりネックレス外さないところもそうですし、
やっぱり自分の世界に、主人公に来てほしかったっていうのがあって、
あの、ちょっとチャラけたとこに一緒に行くとかね。
まあ、主人公からしたら相当嫌だと思いますよ、あんなとこ。
絶対楽しめないってわかってるけど、いや、来てほしいんだっていうのはわかるし、
結婚して、家住ませてやるぞって、それも嘘なんですけどね、結局。
嘘でしたけどね。
でもまあ、それも全く根っからのデマカスを言ってるわけじゃなくって、そういう思いはあったと。
やっぱりあいつもしんどかったっていうのはわかるんですよ。
あの狭い街でね、金持ちの息子に生まれて、立場だけは保証されてるけど、
それってもう、あの親の息子であるということしか与えられてないから、
いや、もう俺が俺でいられる場所ってどこだよなって、お前の胸の中しかないよっていう、
まあふざけたことを言い腐るわけですけど、まあわからんではないよっていうのはね、まあまあわかるかなっていう。
なあ、そうか。
09:01
そこまで残酷につけ離してないなと思ったんですよね、男たちを。
うんうんうん。
そうですね。
彼女の生きてる世界っていうのはやっぱり特殊だから、なんかそれはまあ一人目の彼もそうですけど、
その外の世界と彼女の世界を天秤にかけてしまうわけじゃないですか。
もし本当に2人だけの世界で生きられるなら、ずっとそばにいることを選べたと思うんですけど、
そうじゃない現実があって、ちょっとそういう浮世離れした生活をしているというか、
そこを天秤にかけたときに彼女を選べないっていう気持ちもわかるので。
そうですね。
僕なんか結構、今回のそのラブストーリーみたいな部分って、
正直なんかまあ、なんというか、あんまりリアリティないなあみたいなふうにちょっと思ってたとこあったんですけど、正直。
なんか少女漫画みたいな感じって言ったらいいんですかね。
なんかそんなイメージで結構捉えたので、少女漫画とかなんか見てない、ちょっと偏見で言ってますけど、
あのトワイライトとかってこんな感じなんかなって勝手に思ってたんですけど、三角関係のやつって。
ってまあ思ってたぐらいで、あんままあ結構そこがピンときてない部分はあったんですけど、
ただちょっと人と話したときに、はっと気づかされたんですけど、
これってちょっとディズニープリンセスっぽさもちょっとあるよねっていう話にちょっとなって。
そうそう、なんかそう考えると確かに結構なんか設定とか、
踏み落ちるところ結構あるなみたいな感じというか、
まあそこにもうちょっとビターなところが入っててみたいな、大人っぽさが入ってみたいな、
っていうのはなんかすごくまとえてるなというふうにちょっと思ったんですよね。
なるほど。
でまた面白いのがなんかその、やっぱりあの映画一番の美点というか、
彼女はやっぱりあの場所から離れなかったっていうことじゃないかなと思うんですけど結局。
やっぱそこをやっぱあの時代にそれを選択できたっていう、
まあ彼女が勝ち取ったってことですけど、
っていうのがやっぱすごくなんか今見てもすごくいいなって思えるところだなって思って、
なんかそういう意味ですごくこの映画すごく良かったなって思ってたんですけど。
さっきディズニープリンセスって言われて思ったんですけど、
言われてみると確かに1人目の彼が野獣で2人目がガストンやなってちょっと思いました。
なんかねそうっぽいじゃないですか。
ガストンって誰ですか?
美女と野獣のイケスカンやつです。
ムラン生きてるやつです。
なるほどね。
でお助けキャラ的なのがいい黒人の夫婦とか、
あと弁護士とかって感じのなんかこう、
あのおじさんおばさんキャラクターってなんか、
ポットのおばさんとかのロウソクのおじさんみたいな感じもちょっとフィッチしてね、
あったりとかね、するみたいなところとかすごくなんか確かになっているのは思いました。
で僕本作見ててむちゃくちゃ怖いシーンがあって、
2人目の彼氏にそのフィアンスを見た後、
喧嘩するじゃないですか。
で殴り合いになって、
最後石持って殴り飛ばして、
次来たら殺すからなって言って、
まあ彼女は家に帰るわけですけど、
家に帰ったところでっていうことですよね。
だって家の場所バレてるし、
12:00
もういざとなったら湾緑では絶対勝てないわけじゃないですか。
でじゃあ逃げれるのかって言われたら逃げれないんですよね。
彼女はあそこしか世界がないからっていう、
むちゃくちゃ絶望的なシーンやなと思って、
これってそのDVのヤバさそのものじゃないですか。
いやそうですよね。
いやそうです本当に。
正直その今現実の世界でも、
女性ってまあああいうことになったら積みますからね普通に。
逃げ場がある人なんてなかなかいないと思うんですよ。
なかなかいないし、
例えばその身近な人に迷惑もかけたくないっていう気持ちもあるし、
単純にその身近ない、
例えば友達にしても友達の家にずっといるわけにもいかないとか、
実家って言っても実家が遠方だったら仕事どうするのとかっていう現実的なことを考えたら、
ああいう人にエンカウントしてしまった時点で結構積んじゃいますからね。
しかも彼女はあの街の中ではみ出し者なわけですよね。
すがる場所もないし、
あとあいつもそれ分かって選んでるじゃないですか彼女を。
こいつは逃げ場がないぞって、
俺がすがり続けることができるぞって、
なぜなら彼女にすがる場所はないから、
俺がすがる対象にし続けられるぞって分かってやってるじゃないですか。
ほんまに山口さんって、
そのクズな男のクズな部分の言語化が上手すぎたときも怖い時あるんですよ。
僕もそうなんじゃないですか。
たぶんそうやと思いますよ。
怖い、確かにそうだわ。
なんかいい朝回してきた。
だからいいやつでは間違いなくないんですよ。
ないね、ないわ。
そのちゃんと好意があったことは確かだけど、
その好意も非常に狡猾なものだっていうところですよね。
待って、なんか辛くなってきた。
いや、辛い話でしょ。
辛い話やから、そもそも。
辛い話ですよ、これ本当に。
とても過酷な人生ですよ、やっぱり。
子供の時からだって父親もあんなんじゃないですか。
家族に暴力振るうわみたいなっていう。
姉妹に父親も出ていっちゃうっていう、
もう本当ひどい人だなって思いますけど。
お母さんがなぜああしたのかが分かったっていうので、
すごい僕、グッときたし悲しくなったとこなんですけど、
あれ起きた事象だけ見てたら、お母さんのこと絶対恨むと思うんですよ。
だってもう自分たちを見捨てたわけじゃないですか。
でもあそこで分かるっていうのは、
もう本当に積んでたから、そうするしかなかったっていう。
そうだったんだっていうのを分かるっていうのが、
すごい感じるところがあって、
世の中的にもそういう、
例えば父親が子供に暴力を振らってて、
母親はそれを助けられなかったのかみたいな話って、
よくあるわけですよね、世の中的に。
15:00
結構ね、母親を責めるんですよ、世間は。
そうですね。
でもあれできんのっていう、あの状況でさっていうので、
それを、その暴力を振るわれてた当人も分かるっていうのは、
いやむしろ、暴力を振るわれてた本人しか、
その母親を分かってあげることができないっていうことだと思うんですよね。
うんうん、確かに。
結局世間は助けないからっていう、
悲しすぎるわっていう、この感情移入と思ったんですよね。
だからなんか、彼女が小さい時から過酷な環境で、
特にお父さんがいなくなった後、過酷な環境で生きてきて、
男性と出会って、彼女の人生が豊かで鮮やかなものにはなるんだけど、
そこにすがらなかったっていうのが、すごい良かったなと思って。
なんか傷つくんだけど、男性を選んでその地帯から出ることもないし、
何かあった時に屈しないぞっていう部分が良かったなと思いますね。
そうですね。
彼女自身はやっぱりブレないっていう、そこにあるっていう。
そこにずっとある、出現家のようにそこにずっといるんだぞ、自分はっていうのがあるんですよね。
っていうのが良くて、ちょっとだけですけど、私を貫いていく感じと、
あと三角関係っていうところで、
私は最悪とかもちょっと思い出したんですけど、見てるときに。
私はどっちかっていうと、財布の決闘裁判。
僕も思い出してました。
なんか二人目の彼氏が特に、二人のキャラクターを混ぜたみたいなキャラだったんで。
あー、まあそうね。
確かに、あの二人を混ぜたようなキャラですよね。
そうそう。
確かに。
悪いとこ、てんこ盛りやないかって感じなんだけど。
それは混ぜたら、もうそれはヤバいでしょみたいな。
確かにね。
あの、彼女がはみ出し者であるっていうところで、
僕は魔女の話やなって思いながら見てたんですけど、
何でしたっけ?湿地の少女でしたっけ?
なんか呼ばれてたじゃないですか。
なんかまあ、そんな感じの呼び方でしたよね。
あれってまあ、なんか沼地の魔女みたいな感じじゃないですか。
扱い的には。
まあ、そうですよね。
で、やっぱりその、コミュニティからはみ出した女性って意味で、
魔女扱いすることの話やなって思いながら見てたんですけど、
その、彼女が魔女扱いされるのって、
三段階あるなって思ってたんですね。
まず、コミュニティからはみ出したところで住んでるっていうところですよね。
その沼地に住んでるっていうところで、
まず、なんかよくわからん奴やわみたいな扱いをされるっていうところが、
これが少女時代じゃないですか。
で、成長してからは二段階目になって、
教養を身につけるんですよね。
で、やっぱりそんなに女性が教養を身につけることが、
今よりもより求められてない時代やと思うんですよ。
18:02
彼女はその中で、明らかに卓越した生物学の知識を身につけるじゃないですか。
そこで、そういう学問のできる女になるわけですよね。
で、それってやっぱり、特殊技能を身につけた女性って意味での魔女的なものになるっていう。
それは、街の中の女の人たち。
だから、主婦になるしか生きる道がない人たちとはまた別のものって意味で、
特殊な女の人になると。
で、最終的に自立した女性になるんですよね。
その身につけた技能を使って。
社会に認められて、自分で稼ぐ。
で、自分で土地を持つっていう。
男にすがらずに、社会にすがらずに生きていける女性になるっていうところで、
そういう意味でも、ちょっと特殊な女性としての魔女的なものになるなと思ったんですよ。
で、それらの意味で、男たちからも疎まれるし、
やっぱり女性からも疎まれると思うんですよね。
私はそうじゃないのにっていう。
ので、やっぱりちょっと単にそういう沼地に住んでる以上に嫌われてるような感じがするなと思って。
単にああいう湿地に住んでるような野生児だったら、
裁判であんな憎々しい言われ方はされないと思うんですよ。
むしろ、あんな奴にあんなことできるはずないみたいに思われてもおかしくないと思うんですよ。
単なる別死。単に下に見られてるだけ。
だったらああならないような気がして。
でも、あいつがやったって。あいつがやったから死刑になるべきだってなるのは、やっぱりそこにあるのって嫉妬とか憎悪だと思うんですね。
別死以上の。それはやっぱり彼女が卓越した人並み以上の存在になっているからこそ。
だから前日にそういう出版社の人に会いに行くのに、普段してないような格好して出かけてるわみたいな噂をしているとか。
やっぱり彼女の成功を妬んでいる。
彼女がこの街にすがらずに生きていけることが憎々しいみたいなのが積み重なっているように見えるっていうところですね。
そこがね、僕は本当に嫌で嫌でこの話。
最後、裁判のシーンでね、人の良い弁護士さんが言うじゃないですか。
我々はずっと彼女のことを下に扱ってきたと。
今日でやめよう、そんなこと。
客観的に考えたらそうじゃないよねって言うので、もう感情ではなく理屈で考えて氷結を出しましょうっていう話になるんじゃないですか。
あんな説得されたら絶対逆張りするなと思ったんですよ。僕やったら。
逆張りする?
いやいや、私たち差別なんかしてないし、むしろ常識的に考えて、客観的に理論的に考えて、あの女がやったに決まってるでしょっていう風になると思うんですよね。
あんな言い方されたら。
ああ、まあそっか。
まあ、彼女の人生を一緒に振り返って見てるから、あの場であったら多分そうだよねって言いそうだけど、確かに裁判として、売信員としてそこに多分いて、ずっとその弁論聞いてたら、そういうことをする人いそうやなっていうのはちょっと思いますね。
21:10
このフェイクニュースの時代にですよ。もう感情が勝つわけじゃないですか。事実に。
そうですね。
あの女がやったに決まってるでしょ、常識で考えてっていう話になると思うんですけどね。あの言い方されたら。
確かにね。
逆にね。
本当、全然論理的じゃないですからね、人はね。
今話を聞いてて、彼女は時代っていうすごく小さなというか、範囲で言ったら狭い世界に生きてて、その街に、自分が住んでるところのこの街中に出るのも嫌だったわけじゃないですか。
でも、そこよりもさらに広い世界っていうのも当たり前ですけどあって、街の人の大多数はそこに出れないわけじゃないですか。
でも、彼女はある意味、その街よりも広い世界に出たっていう部分、絵の嫉妬みたいな、なんかこう今、なんかこの映画すごい私が好きなところって、元の小説、日本デザインですけど、なんか小説を自分が読んだ時に、なんかその世界がこう映像が自分の頭の中に広がるみたいな、なんかそういう感覚ですごい映画見てて、
今の世界の話とかも、なんかすごく自分の中で、感覚というより映像として、なんか頭の中に広がっていくなっていう、それがこの映画のいいとこでもあり、なんかちょっときつくなっちゃうとこでもあるんですけどね。
そうですね。
まあ、あと、これって年代、50年代?60年代ぐらいか。
50年代から何十年代にかけてぐらいですね。
最後までっていうと、そうか、ですよね。
で、なんかちょうど50年代ぐらいのアメリカの堅い中の街で暮らす女性たちのその、実は苦しいよね、その世界みたいなのっていうのが、今回描かれてるみたいな感じじゃないですか。
その自由に街を行き来する、カイヤに対する憎悪と嫉妬みたいなところっていうところで言うと、なんかちょっとたまたまですけど、
Don't Worry Darlingもあの年代の舞台が、世界観でどんどん苦しいことになっていくみたいなのが描かれてたなっていうのをちょっとふと思い出して、
なんかやっぱあの年代のモチーフっていうのがやっぱ今頻繁に使われてるのかなっていうのはちょっと思いました。
世界観が似た舞台になってたりとかするので、そこでどんどん息が苦しくなって、逆にそこはしんどくなってしまうっていう。
街の中にいる人がどんどんしんどくなってるよねみたいなのを、フロンリン・スピューが体現してるって感じなんですけど、それはね。
たまたまでもその同じよう、似たような年代の話で、やっぱり今のフェミニズム的なというか、固定化されたジェンダーロールの話に対するやいぎもをしたてみたいなところとかっていうのを、
やっぱ積極的に今、映画で描かれてるのかなっていうふうに思ったって感じですね。
なるほどね。ただちょっとね、僕本作見てて思ったんですけど、主人公ね、むちゃくちゃ魅力的だなって思うんですね。
24:07
主役の役者さんの名前が、デイジー・エドガー・ジョーンズさん。
すっごい魅力的だなと思いながら見てたんですけど、ああいう反野政治として過ごしてきてた少女の造形としては、あんまりリアルじゃないなっていうのを思ってたんですね。
そうですかね。
まず日焼けしませんっていうとこなんですけど。
でも、知らないですけど、白人も日焼けするんですか?
日焼けをしますよ。焼けますよ。それは。
黒くならないんじゃないですか?本当に知らんけど。
そんなにはそうかもしれないですけど、あとはどこまでお風呂入ってるだろうかとか、そもそも服装着使ってんのかなとか、歯並びって別に矯正しないよなとか、いわゆることでそういうことを思っちゃうんですね。
それはイチャモンつけてるつもりではなくて、要は我々観客が見たとき彼女が肩入れできるように小芸にされてるよなっていうのを思うわけなんですよ。
だから彼女が本当に反野政治として出てきて、そのままの存在でこの話が進んでいって、我々は彼女は悪くなんかないよって思いながら見れたのかなっていうことを僕は思ってたんですよ。
それで言ったら、ラブストーリー始まってないと思いますけど。
そうなんですよ。だからそこは大事なところで、すごい嫌な言い方しますよ。彼女が美人だから男2人が見えつけたって話でしょ?
そうだよ。
でしょ?
そうだよ。
いや、そんな言い出したら、男性も美男子じゃないですか、2人とも。だからこっちが乗れてるのであって、乗れてるのであって、ちょっとそういう言い方悪いけど。
僕は乗ってなかったけどな、ラブストーリー。そもそも美男美女がイチャイチャしてるなっていう参加関係やってるなっていう感じに思ってましたけど。
服装だけ思いましたね。
服装綺麗すぎでしょ?あんな見たり気使うんでしょ?
気使わんかないと思うけど。
男の子と付き合い始めてから綺麗にするとは思うんですけど、にしてはバランス感覚取れすぎじゃないですか?
なんか寄付のバリエーション多いなみたいな。結構いい服寄付されてるなと思いましたけど。
ただ、ちょっとなんか語弊があるかもしれないですけど、女性というか結構生まれながらに持ってる素材ってでかいと思うんですよ。
そうですか?
そこには圧倒的な超えられない壁があることを知ってる。
知ってる。
もちろんみなりに気遣ったらいいけど。
僕結構肯定的なものやと思うんですけどね。
27:02
いや、そんなことない。
そうですか?
ガチそんなことない。
ちょっとそれは…
肯定的なところももちろんありますけど、でもそれこそ男性の方が肯定的なところで評価しない感じはするんですけどね。
8割ぐらいの男性は生まれ持ったものを評価してるんじゃないかと私は思ってるんですよ。
いやいやそれは違うと思う。
それは違う?
それは違うと思う。
多分男女関係なくそうじゃない?って思ってますけどそれは。
いわゆる先天的なもの、いわゆる見た目の話ってことですよね。
見た目というか、全部含めての…
経歴とかも含めてってことですか?
ビジュアルというか清潔感と言ってもいいかもしれないです。
それ多分男も女も変わんないと思うんですけど、それはなんというか。
マッチングアプリとかで思ったんですけど、やったこと1回あるんですけど。
そうなの?
ありますよ、ありますあります。
ありますけど、全然見向きされないみたいなとかは全然あるし、
逆にしっかりって向こうも思ってるかもしれないなっていうのは思ったんですよね。
喋ったらこの人魅力的だよねとかってのは分かったりすると思うんですけど、
最初まず見た目で入ります、そこからメッセージやり取りします。
でも文章ベースのやり取りめんどくさいじゃないですか。
もうなかなか上手いことすらないとか。
でもそこで切られてみたいなのって、まあめんどくさいみたいな。
それを思うと別にそれは男も女も一緒って感じはしたなっていう。
確かに男女ともそれはあるとは思うんですけど、
ちょっとここで議論することなんですけど、
女性が男性を評価するときって評価軸が他にも結構存在はしてると思うんで、
それこそマッチングアプリやったことないんですけど、
男性の方がいろんなステータスを書く欄があるとかないとかで、
それは女性がそれを選ぶ軸があるからっていうのとか、
それが良いとか悪いとかじゃないんですけど、
その他のステータスによって見た目とか雰囲気を補完してるというか見方を。
でも結構男の人正味ほぼビジュアルで入ってるんじゃないかなっていう偏見はあるんですけど。
山さん、話した後とかは別ですかね。
入り口はみんな一緒と思うんですけど。
入り口が何と言われたらそれはビジュアルじゃないですかねっていうのを思うんですけど、
まあそこから先じゃないですかっていう。
入り口はみんな一緒じゃないかなっていう。
男も女も結局そこでしょまずっていうところが、
見た目が第一というかね。
第一印象で大事だなみたいな話になると思うんですけど。
そうですね。
ちょっと僕の言いたかったことからずれちゃったんですけどね。
すいません。
何が言いたかったかっていうと、
主人公があの見た目とあの清潔感とあの律的な振る舞いをしてなかったとして、
30:02
我々がああいう売市員の席に座った時に、
同じように彼女に無罪の票を入れたかどうかっていうことなんですよ。
だから我々は彼女に肩入れできるような装いで振る舞いの彼女を見てるから、
彼女は悪くないよって思いながら見てるわけですけど、
じゃあ彼女が、
例えば本来的にああいうところに生まれてたら多分肌も焼けるし、
服装ももっと小汚い服装になるし、
美人じゃないかもしれないし、
教養も身につけられないかもしれないし、
頭も悪いかもしれないんですよ。
じゃあそんな彼女がいた時に、
殺人事件の容疑者になりましたってなって、
じゃあ彼女に無罪を入れますかっていうことなんですよ。
なんかそのテーマ、最後の決闘裁判の時か何か忘れましたけど、
その時も言ってましたよね。
その時も言いました。
そっか言ってたな。
だから彼女の言い分が正しいというか、
彼女の言い分に利があるっていうことが我々が思えるのは、
やっぱり彼女が理智的で教養があるからだし、
もっと根源的なことで言ったら、
見た目がああだからっていうこともあるじゃないですか。
だからそこを、僕はこの話を見ながら、
一体何をキャッチして、
彼女に感情移入しているのかなっていうのを思いながら見てたんですよね。
じゃあ彼女に教養がなかったとしても同じように見れるの?っていう。
冷静に考えたら彼女じゃないよねって覚えるのかどうかっていうのをね、
すっげえ考えながら見ちゃったんですよ。
なんかそこは何やろうな、
まあ変な話、美人とか教養がなかったとしても、
かわいそうに思えるような、
見た目というか、かわいそうに思えるかどうかっていうところですね。
そこに共感というか、できるかどうか。
でも、それに出す魅力的じゃない人間の話とか別に知りたくないですもんね。
ちょっと僕、うまく伝わらない言い方を今してるんですよね。
多分、僕が伝えたいことは今、自分が言えてないんですよ。
それでね、今年見た映画、
最後の決闘裁判は、もちろんこの話をする以上は思い出してたんですよ。
最後の決闘裁判も、マルグリットの言ってることが堪えそうに見えるのは、
彼女が頭が良くて美人だからだよなっていうのは思いながら見てたし、
本作もそうなんですよ。
あと、逆にじゃあ、主人公に共感を持ちにくい話だったらどうなのかなっていうところだから、
話が通じない、愛嬌がない、決して頭も良くないって、
見た目も別にこぎれじゃないみたいなので、
僕はこちらあみ子を思い出してたんですよ。
ごめんなさい、変なこと言ってるかもですけど。
だからこちらあみ子は、主人公の言い分とかに、
見てる側があまり肩入れしやすく作られてないなって思ったんですよね。
33:04
だから、主人公として愛しやすい造形になってなくても、
同じ話になった時にどう見えるかっていうことだなって思ったんですよ。
で、こちらあみ子は、むちゃくちゃ飲み込みづらい話ですよ。
だって主人公のこと好きになりにくいものっていう、
自分勝手だし、コミュニケーションがろくに取れないし、愛嬌もないわけですよね。
じゃあその主人公の物語を受け止められるのかっていう、
主人公が愛されやすい人物じゃなくても、
そこの物語を信じられるのかどうかってなった時に、
こちらあみ子はそこをいがけてる話だったなと思ったんですよね。
ごめんなさい。
ちょっと僕、だからどうしたっていうことを今言ってると思うんですよ。
いやいや、どうしたっていうことはめっちゃわかるんですけど。
わかるんですけど。
わかるけど、なんていうのかな。
物語として客観的に見てる分には、
見た目の、ビジュアル的なものとかに乗りやすいっていうのはあると思うんですけど、
でもなんか彼女がそれこそある程度美しい人間やったから、
なんていうのかな。
どうなの、実際には。
実際とかわかんないですけど。
だからこそ、
妬まれるようなこともあるんじゃないかなと思うんですけどね。
そういう話だと思います、それは。
それはそういう話だと思います。
いや、難しい。
それで言ったら、難しい。
でもそれで言ったら、
見た目がどうこうっていうよりかは、
属性として共感しやすいしにくいとか、
かわいそうだなって思いやすい思いにくいとかは絶対あると思うんで。
それで言ったら、あれが男性やったらどうかっていう話はありますけどね。
そうですね。
男性やったら疑いの気持ちが映画として見てたとしても、
私結構この話、最後のオチとか私的にはもうそんなんどっちでもいいやぐらいの感じで見てたんで、
あれなんですけど。
確かに。
あれが男の人だったら半分ぐらいはなんかちょっと、
こいつがやったんちゃうかなとか思って見てたかもしれないなと思うんです。
まあ、そっか。
そうですね。
そういうもしかしたら属性によって、
かわいそうだなとか思う度合いっていうのは変わるのかなっていうのは思うんですね。
そうですね。
ちょっと言いたいことがまとまってきたような気がする。
だから物語よりも属性を見てるんじゃないかなっていう懸念を、
僕は自分に常に持ちながら映画を見てるんですね。
はいはいはいはい。
今何を見てるんだろうって。属性を見てるんじゃないかなっていう。
かわいそうな人属性を見て、かわいそうな人属性に感情移入して感動してるんじゃないかなみたいな。
実は物語に感情移入してないんじゃないだろうかっていうのをちょっと疑ってるんですよ。
常に自分に。
それで言ったらすごいそうだろうなと思う。
で、そのかわいそう属性として、
例えばですね、まず女性って設定されて、
そこから派手じゃないちょっと質素で地味な感じの美人とか、
36:01
そういう共感しやすい属性っていうのは絶対存在してると思うし、
それを意図的に映画とかだと、
そもそも主人公賢そうって基本中の基本みたいなところあるじゃないですか。
主人公がすごいバカみたいなことない?
そういう作品においては、それは意図的に作られてるところはあると思うんですけどね。
でも属性を疑うというのは、今それこそ本当に、
ジェンダーロールの話とかも決まったようなものに対する、
いやそれ違くないっていうことを言いたいわけじゃないですか。
だから属性を疑うって本当に今大事なことだよねっていう、
今もある程度こういうもんだよねって決められてる、
固定観念化してるものに対する疑いみたいなのっていうのが、
今盛んにそういうのが行われてることの現れだし、
そう見ること、そういうふうに考えることっていうのが、
すごく大切なんじゃないってことだと思うんですよね。
映画の中の表現においても、毎回この人こんなんだよね、
この人種の人はこういう役ばっかりだよねみたいなのに対する問題提起するとかにもつながったりするし、
その山口さんの見方っていうのが結構、
これからいろんなところで求められていくものなんじゃないかなっていうし、
僕ももっとそういうところはちゃんとしていかないといけないなって思うんですけど。
僕がこれを言うことで、じゃあこの作品は足りてないですよねみたいなことが言いたいんではないんですよね。
もちろんもちろん、それは問題提起というか。
なんて言ったらいいのかな、だから作品ではこう描かれてたと、
でもじゃあここをこうしたらどういう見え方するんだろうっていうパターンを思い描くことで、
作品自体が重層的になっていくんじゃないかなって思うんですよ。
本作でも主人公が賢くなかったらどうだろう、小汚かったらどうだろうとか、
じゃあこういう物語になるかなみたいな、
じゃあこういう物語だったものがここの属性を変えることでこうなるっていうことは、
そこにある人間っていうものはこういうことだからだよねみたいなことを考えたいし、
考えることで元の物語も奥行きを増していくんじゃないかなって思うんですよ。
で、僕はそういう見方をしたいなとは思ってて、
今回投げかけてちょっと何を言ってるのかよくわからないことになっちゃったんですけどね。
いや、でも結構面白いテーマだなとは。
面白いテーマだなと思う反面、属性で判断してるかどうかを自分が客観的に判断できるかはちょっとわかんないとこもあって、
それはわかんないんですけど。
今回で言うと、彼女の見た目とかだけじゃなくて、
もうバックボーンを全部見せられてるからこそ、
彼女がそんなことをするはずがないとか、
するにしても正当な理由があるはずだみたいな気持ちを持ってるわけであって、
それを全く見てない状態で容疑者が単にきれいな人だったとしたら、
それはそれで、例えばきれいだからこそこうなんじゃないかっていうような考え方も働くと思うんで、
それを属性だけで彼女のことを、
彼女に限らず、自分が判断してるかどうかっていうのはちょっとわからないなと思う。
39:05
それは属性っていうものの描き方にアンチ定罪をやっても、
それは属性アンチの新たな属性を得るだけだったりするわけなので、
そうですね、難しいですけど。
結局、この見方をしたら新しいみたいなことは絶対にたどり着かないんですよね。
だから、結局正解があるわけではなくて、
可能性を探すことをし続けるということかなって思うんですよ。
こうかもしれないっていうのを思いながら見るっていうのを、
全部に対してやるっていう。
その上で、ある程度属性っていうものに乗っかって映画を楽しむっていうのもいると思うんですよ。
例えば、ブレッド・トレインとかも属性の塊みたいな映画じゃないですか。
あれはああいうもんだなっていう楽しみ方をしますよね。
でもそれはそれとして、
でもこれって属性じゃないですかみたいなのを分かっておかないと、
日本ってこれがいいですよねみたいなのを本気で信じたらさすがにちょっとってなると思うんですよね。
だから属性をちょっと疑ってみるっていうのと、
あれ、何を言おうとしてたっけな。
ちょっと忘れちゃったんで、まあいいですわ。
一種の問題というか問いかけみたいなことですからね。
それについて考えることで、自分の価値観というかそういうのが変わったりもするし。
やっぱりその属性を分からないで楽しんで、
無邪気楽しむっていうのはやっぱり避けないといけないなって思うので、
それを常に山口さんやってるのは僕はすごいなって思ってるんですけど、
僕結構いろいろ考えながら見てるつもりですけど、
あんまり考えてないな自分って思うとき結構あるんですけど。
僕ができてないときは言ってないだけっていうのが。
いやいやいや。
なんか前の映画バーでホラー映画の殺される人の話したと思うんですけど、
あれおもろかったですね。
それこそホラー映画だったら一番分かりやすくて、
誰が殺されてほしくないかっていうのをめちゃくちゃ作ってるんですよね。
それこそ主人公は基本的に可愛くて真面目で性格がいいとかっていう、
基本的にそういう属性になってて、殺されるのは基本的にちょっとアホな人とか、
最近はなんか昔はちょっとそれがエロいことする男像みたいな感じだったんですけど、
最近ちょっと意識高いけ殺されがちだよねとか、
結構そういう見てる人が誰に死んでほしくないか、
誰だったらまあまあ死んじゃってもいいかっていうのを、
ホラー映画だとめちゃくちゃこうはっきり区別して、
見てる方もそれ分かって見てるしっていうのがあるんで、
なんか確かにそう考えたら、
属性で映画見てるっていうのは結構あるよなっていうのはなんか面白いなと思う。
そうですね、前バーで話したときそこめちゃくちゃ面白くて、
42:02
死んでいい人と死んで嫌な人は属性分けされているっていう、
そこで命の重さっていうものを我々は識別しているわけですよね。
そこがめちゃくちゃ興味深いっていうところだなと思って、
前田さんはその死んでいい人と死んで嫌な人っていうものを、
全部相対的にメタ化してみることで、
全ての命は等しいっていうことを考えながら見てるって話だったじゃないですか。
前田の下で全ての命は等しく価値がないという。
皆殺しこそ平等だっていうね、そういう価値観で。
ホラー映画だけが救いがあるんじゃないかと。
あの話はむちゃくちゃ面白かったんですけど、
ちょっとさっき僕が言いたかったことに触れてもらったなと思って、
映画って人の人生の途中から始まって途中で終わるわけですよ。
そこに途中から始まれるものに乗っかって物語っていうものを楽しめるって、
絶対にそこに属性とか記号っていうものが使われてるわけですよね。
例えばブラックパンサーでも、彼が黒人っていうことは、
そういうテーマを背負ってますよねって思いながら見てるわけじゃないですか。
思いっきり属性で区別してるんですよ。
確かに。それを良いことだったら良いってしてるだけですもんね。
そう、それを悪いことだったらスレオタイトだとか言ってるわけですよ。
確かに。
単なるクリシェだ、そんなもんって言ってるわけで。
クリシェとかお決まりとかってどこまでが良いのかなって難しいですけどね。
この話めっちゃ面白いですね。
突き詰めると好き嫌いでしかないのではないかっていうところにたどり着いちゃうところもあるんですよね。
そうですね、好き嫌いとかはありますよね。
どの程度クリシェとか表現とかっていうのが担保されるのかっていうところがまた難しいラインだったりするから、
そこは本当に考えだすと永久に終わらないくらいずっと話しちゃうような可能性もないけど。
でも属性も個性じゃないですか。
そうです。
例えばですけど、私たちお互いでもいいですけど、知り合いとか友達だったらあれかもしれないけど、
例えば恋人のこと好きで、もちろん中身がすごい好きで、
でもある日顔が全く別人だったら、それはそれでえ?ってなったり、
顔が変わって、例えば国籍が変わって、属性どこまで変えても愛せますかってなってるときに、
どんどん違う人になっていくみたいな。
そういう映画がズバリありますよ。
マジ?
韓国映画でビューティーインサイドっていう映画がありますよ。
中身は変わらないんだけど、人種も性別も年代も変わっちゃうんですよ。毎日毎日。
子供になったり、
見たかったやつ、韓国の。
おじいさんとかおばあさんになったりとかするし、
全然白人の人になったり黒人になったりとか、そういうのズバリありますよ。
45:01
その映画どうなっていくのかは気になってるとこですけど、
それでもなおその人のことを信じたり好きでいることもできる可能性もあると思うし、
それが揺らぐ可能性もあると思うし、
女性として日本人として生きてきた上でこの性格が形成されているとかあるわけじゃないか。
その属性を全く無視して個人の語ることってできないと思うんで、
属性だけで見るのはダメだと思うんですけど、
属性も含まれるっていうのは、
どこまでそれを自分が鮮美記できるかは結構難しいテーマであり面白いなと思います。
そこを疑いながら見るというか、
今属性だけ見てるんじゃないかっていうのを疑うし、
属性もちゃんとあるぞっていうのも同時に思いながら見るっていう。
だって属性はあるからっていう。
結局大きい属性と極小の属性のモザイクで、
何かそのオリジナルなものになっているような気がしているものだと思うんですね。
その人でしかないものっていうのも、
極小の属性の集合体のモザイクだと思うんです。
そこに属性はないよって言い出すと、
でもこの人のこの部分って小さいけど属性じゃないですかみたいなことになると思うんですね。
だからその細かな属性をたくさんあるのを、
ある程度言語化しきらない形でキャッチする。
でも属性だよねって思いながら受け取るっていう。
ちょっと二律背反を同時にやるっていうことかなっていう。
その物事をキャッチするっていうことは。
そうですね、やっぱり。
私、興味深いなって思ったらすごい笑っちゃう癖あるんですけど。
めちゃくちゃバカにされてるなって思いながら聞いてます。
そんなつもりだ。
私ちょっとこういう誤解、人に与えてるだろうなとかいつも思ってたんですけど。
イントレスティングの方の面白いでもすごい笑っちゃうんですよ。
分かってますよ。
最後の決闘裁判の時も確かにこの話してたけど、
その時もうここまで掘り下げるべきやったなとかちょっと今思いながら。
その時は多分ここまでの意図ってよく分からずに聞いたところがあったと思うんで。
このテーマ。
ある意味リベンジというか。
伏線回収してきたなって。
また月日が経って改めて同じ話してちょっと理解もというか、
いろいろ思っていろいろ考えたりとか。
答えにはこれたぶんたどり着く問題じゃないので、
そういう建設的な話がいろいろできてあるだろうなって思いますけど。
あの時に比べて我々のキャッチボールの改造度も分かってないですか?
すごい。すげえなって思いますみんな。
なんか結構掘り下げないと、
いやそれ非理屈じゃんとか思っちゃう時もあるじゃないですか。
考えすぎやんみたいな。
僕さっきまで多分そう思われてたと思うんですけどね。
48:02
それ言い出したら全部そうやんみたいな思っちゃうとこもあるじゃないですか。
でもそれを分析していったらテーマとして面白いな。
でも次からそんな視点も入れて映画見てたら嫌やな。
突き合わせはしないです。
自分に突きつけてしまうから。
僕がたまによくわからんボールを投げて、
やっとるわーと思いながら聞いてもらえたらいいです。
だいたいテストボールやからな。
ようやくキャッチしてもらえたっていう感じかもしれないですけどね。
ちょっとザリガニの話戻します?
ザリガニの話してどこまで話したんだろうって思うんですけど。
超どうでもいい話をしますね。今から。
ザリガニ出てこないんかーいって思ったんですけど。
ザリガニの鳴くところってなんやねんって問題はありましたけど。
出てこねーし鳴かねーしっていう。
僕見る前にね、ザリガニってどうやって鳴くんかな。
キチキチキチってそんな感じかなとか想像しながら映画館入ったわけですよ。
いやまあ、するよね。しますよ。
そうしたら出ないのザリガニ。
もうあれやわと思って。
霧島部活辞めるっていうのに、霧島出ないのって帰り際に言ってたよくわかってない客みたいになってて。
ザリガニ出ないの?ってなってたんですよ。
そうですね。確かにね。出てこない。
確かに。あんだけ生物出てくるのにね。
いっぱい出てきますからね。
ザリガニだけはカタクナに出てこなかったですもん。
でまたね、なんかさっき作品解説だと、ザリガニの鳴くところって呼ばれてる湿地みたいな扱いやったけど。
そんなんもなかったよな。
でもなんかストーリーの中では、母親がいざとなったらザリガニの鳴くところへ逃げろみたいな言ったって、今住んでるとこやんっていう話になります。
なんか食い違ってないですか?あれ。
いやなんか、ちょくちょく書いてるあらすじって、なんかちょっと違う時ありますよね。映画の。
実際なんか、法廷で自身の反省について語り始めるって別に語ってはないやろみたいな。
映画として私たちが見てるだけで語ってはないやろみたいな。
語らないようにしてましたからね。お前らなんかに押してやるか私の人生をみたいな感じで、全然語らないから。
だから法廷は出てきますけど、法廷劇としては全く面白くない映画じゃないですか、今回って。
ミステリーとしても別にそこはみたいな感じだから、結構不思議なんですよね、この映画って。
今落書きすんなよみたいなね。
心象悪くなるやろ、今落書きすんなよみたいな。
そうなんですね。喋ってないっていうね。そうなんですよね。
あとあのオチですね、あのオチ。
やってたんかーいっていうやつですけど、まあ想像つくっちゃつく範疇でもあるかなっていうのが、
まあね、つきますけど。
あと前さんも言ってたけど、どっちでもいいやんっていうのも確かにそうやなと思って。
51:01
この話にとっては。
でもね、結局私もさっきの話しちゃうと、これって彼女に惑わされてるやんみたいな。
私たちにとって罪はどうでもよくて、もう彼女の人生がよかったらそれでいいみたいなところにやっぱり持って行っちゃってるんで、
まあそれでいいと思うんですけど。
そうですね。
まあミステリー的にオチが実はこうでしたっていう。
一種の思い込みとかものでやっぱ引き起こされるものじゃないですか、そういうのってやっぱり。
うまいことそういう思い込みとかミスリードをさせることでようやくそこで驚くみたいなのが、
まあさっきのなんか本当属性の話ともちょっと繋がってきますよねっていうのはちょっと思うんですよね。
あれ結局彼女がやったかどうか分かんないまま終わるっていうのも良かったような気はして。
結構びっくりしますね、ちゃんと示すんやっていうのは。
私はでも結構示されるの好きなんで、答えを出してくれるのは結構好きなんですけど。
あそこで示されることで彼女の強い意思が果たされたっていうことがやっぱりそこで出るっていうのがやっぱり強いのかなっていう。
そのなんかテーマ性の部分でやっぱりその結末はやっぱりあるべきだったかなっていうふうに思いますね。
夫が見つけるんじゃなくって、誰も見つからないまま明らかに彼女が持ち帰ったところに置いてあるのをカメラが映して思われるみたいなのもありかなってちょっと思ったんですよね。
確かになんか風とかでパラパラってなってテージが映るとかだけでも良かったかもしれないですね。
だからまあその夫がその秘密を分かち合ったことを良しとするかどうかっていうのはあるかなって気はしたんですよ。
まあでもあれか、ロマンス的にはある方がいいよなみたいなとこあるよなって思っちゃいますけど。
あとあれちょっと伏線ありますよね。出版社の人と話すときにホタルがオスを読んで食べるみたいな話があって、
いやでもあれは善悪じゃなくて生存戦略ですみたいな話をしてるから、それはちょっと伏線になってるっていうところかなっていうのはあって。
あの辺の彼女の中で、彼女はどこまでも自然の中で生きてたっていう数字の通し方は結構好きで、
だからこそめっちゃ悪趣味だとは思うんですけど、昆虫図鑑みたいなやつに殺した元彼も貝殻付きで描くみたいな。
あの辺の悪趣味さ、結局彼女の中では彼も自然の、自分が経験してきた、体験してきた自然の一部として、観察した自然の一部として、そこにあったみたいな。
あれ、そういう意味なの?
そういうこと?
え、違う?
いや、そこまで思ってなかったですけど、でもそうやったらおおーってなりますけど。
なんかそんな感じで捉えてました。
そこまで考えてなかった、そういうことなのあれ?
いや、全然わかんないです。私はそういう気持ちで見てました。
54:03
いや、前田さん、人のことを恐れてる場合じゃないですよ。前田さんの結構怖い意見ですよ、今の。
ホラー描写ですよね。
いや、そんなことないですよ。そんなことないですよ。ピュアな、ピュアな描写ですよ。
だって、殺した人のなんか、連続殺人犯がなんかそういう異物持って帰るみたいなのと似てるみたいなことに近くなっちゃうんですけど、それ。
僕的に感じたところとしては、ああいう生物学的な学問を収めてる人がいて、自然界に善悪はないんですっていう人、キャラクター。
キャラクターというか、実際生物学ってそういうもんだとは思うんですけど、ただ本人は基本的に人間のことあるような中で生きてるから善悪はあるし、むしろ学問を収めてるぐらいの人だから善悪をきっちりしてる人の方が多いと思うんですよね、そういう人って。
で、実際フィクションの中のキャラクターも自然界に善悪はないけど人間に善悪はありますみたいな人が多いと思うんです、僕の印象としては。
でも今回、そうじゃないじゃないですか。自然界のルールに善悪はないから、それを持ってくるっていうのが面白いなと思って。
僕、なんかあんま見たことない気がしたんですよ。自然界に善悪がないんだったら、じゃあその断りを持ち込んだら人間界にも善悪ないでしょって殺しますねっていうのは、
ちょっと僕、新しく感じたというか、あんま見たことない気がして。
なるほど、確かに。で、あの人、たぶん自分が自然の中で死ぬことも、まあ社内かなぐらいに思ってそうじゃないですか。
まあそうでしょうね。
ちょっとびっくりしたのが、警察から逃げるとき、水の中潜ってましたけど、あそこワニいたでしょ?
いた、いた、いましたね。湿地帯ですからね。
よく潜るなと思って。ワニいるのに?
確かにね、冒頭だけすげーアクティブでしたよね。なんか振り返ってみたら別にそんなタイプでもなかったけど。
確かにワニとの距離感わかんねーな。
なんか普段から泳いでるんかなみたいな感じで最初見てたけど、そういうわけでもなかったですもんね。
ジャンルAが見てる身としてはね、ワニのいる水中になんか入っちゃダメだぞって思っちゃうけど、まあこれも属性かもしれないですね。
Xで学びましたけど。
そうそう、学んでるから我々。
Xで学びましたけど。
ワニのいるとこに入ったら食べられるっていうのはもう前提ルールやから。
確かに。
Xも思い出したし。
なんか結構いろんな映画を思い出しながら喋ってて面白いですよね、今回ね。
なんか結構要素要素としては他で全く見たことないっていうような映画ではないとは思うんですよね。
正直どこかで見たことのあるものだとは思うんですよ、どの要素も。
ただあの自然の風景の中でそれを描いたっていうところで、ちょっとまあ新しい感触に受け取ったかなっていうのもあったし、やっぱちょっと現代的なテーマもやっぱあるじゃないですか。
今だからこういう風に作ったんだろうなっていうところもやっぱあるから、まあそういうところを楽しんで見てたっていうのはありますかね。
57:06
そうですね。
なんかやっぱり結構この映画見て結構気になったんで、ちょっとまだ読めてないんですけど原作小説とか買っちゃったんで、結構好きですよねっていう。
いやーなんかちょっと小説ってどういうふうに描写されてるかあれなんですけど、なんかその今回も映画見ちゃってますけど、小説で言ったらビジュアルって出てこないわけじゃないですか。
そこで例えば単純な顔立ちのとか書かれてる可能性はありますけど、でもなんかその時に自分の中で想像する可能性って絶対いるわけじゃないですか。
なんかそういう時のバイアスのかかり方ってどうなのかなっていうのがちょっと気になりますよね。
でもなんか小説でもある程度なんかビジュアルって想像しながら読んでると思うんで、どんな小説においても。
確かに。毎回なんか小説とか読むときってこの役この人がやりそうやなみたいなのをなんか勝手に当てはめてそれでやる、想像しながら読むみたいなのって結構知ったりするんですけど僕とか。
そうですね。
あとなんか湿地帯?湿地帯っていうものがあんまりなんか身近じゃないから、なんか私はそこは映像で見ててよかったなと思ってるんですけど、
なんか小説だったら湿地帯の想像ちゃんとついてない可能性あるなと思って。
綺麗な自然っていうのをなんか想像するのが自分にとっては難しそうやから、なんかその辺も小説でどんな感じで描いてるのかなとか、
アメリカとかでは湿地帯がすごい身近なのかなとか、なんかそういうのも結構気になりましたね。
場所によるんでしょうけどね。
あのボートが交通手段になってるのとかすごい新鮮でしたね。見たことないわと思って。
慣れてるじゃないですかみんな。
慣れてる。
お店行くときもその停泊する場所があるから、あれが交通手段としてポピュラーっていう感じって、
それだけそこを移動するっていうのがある程度当然のものとしてある場所っていうのがちょっと面白いなと思いましたね。
あとラストのテイラー・スウィフトの歌あるじゃないですか。
あの、むっちゃ説明してるなぁと思って笑っちゃったんですよね。
言われてみると直球やなって思いますけど。
直球やなって。
当て書きというかむしろ説明ぐらいの感じだったかな。
あらすじみたいな感じだった。
そのぐらい惚れ込んでるんだなっていうことですよね。
わざわざこの作品のために書き下ろしっていう曲って感じでしたけど。
熱量高かったですね。
高かったですね。
テイラー・スウィフト自身の熱量高そうやなっていう。
そうですね。
そんなとこですかね。
はい。
今日なんかいつにも増して浮気にされた感じしましたね。
そうですね。
個人的には結構面白かったですけど、なんかここでしかこの話に至らへんなと思って。
僕はこういうのがめっちゃ好き。
1:00:01
私も好き。
まあまあ好きですけど、僕もね。
はい、じゃあそんな感じでザリガニを鳴くところの話は終わっておこうかなと思います。
次回と、あとこの収録の公開日的に次の次ぐらい決めといたらちょうどこれを配信したタイミングのテーマが好評になるっていうタイミングがちょうどいいので、できたら次の次まで決めたいんですけど。
次の次?2本先まで決めとくってことですか?
そうですね。次回と次の次ですね。
まあ最終原口さんのあれもとってですけど。
ちょっと来週再来週が2週連続で出張で。
あ、なるほど。
もしかしたら再来週はちょっと14は絶対ちょっと難しいんですけど、来週も危ういかもしれないんで、皆さんちょっと優先で作品を決めていただけたらと思うんですけど。
でもある程度前の参加見る想定してないとそもそも参加しないってことになっちゃいますよね、それと。
いや、え、どういうことですか?
参加するかわかんないけど参加見る作品になってないと参加はできるものの見てないってなっちゃうじゃないですか。
いや、参加できるんやったら見ますよ、その皆さんの。極力見るようにしておきます。
あ、いいですか、それで。大丈夫ですか。
はい。
じゃあまず次回どうしましょうかね。
候補に上がってたのはグリーンナイトとある男ですかね。
ある男気になりますよね。
ある男面白いです。
めっちゃ評判いいから。
ある男いいんじゃないですか。僕もちょっと見てみたいな。
石川圭、僕好きなんでいいかもなって思いますけど。
じゃあ次回ある男の想定で最終原口さんの確認も取るとして、その次をしましょうかね。
12月入ってますよね。あ、というかもう次の時点で12月入ってるか。
12月な。
1週余裕ある方がいいんですよね、前田さん的には。
いや、もうなんか全然決めてもらったら。
ちょっと大きい玉かなって思うのは、あの子となんですけど、重そうやなっていうのは。
え、あの子と初めて知った。
え、重そう。
重いです。
いやだ。
重いです。
え、ちょっと待って、無理かもしれん。
ブラックアダムとかもありますけどね。
ブラックアダムね。
ブラックアダムどうでしょう。
面白そうですけど、なんか語ることあんのかなみたいな。
あの、あともう一個玉あるんですけど、僕あんまり見る気はなかったんですけど、皆さん的にスラムダンクって見たいんですかね。
あー。
僕はもう世代なので。
あーなるほどね。
いや、いいですよ、スラムダンク。
あんまり僕はそそられてないんですけど。
みなさんはスラムダンクというかジャンプ漫画どうなんですか、あんまり聞いたことないですけど。
えーと、いや、なんか今ちょっとあんまりジャンプ漫画読めないんですけど、昔はジャンプ漫画は普通に通ってて、スラムダンクとかは、まあ遠いですけど読んでます。
1:03:06
僕も読んではいるんですけどね、だいぶ前に。
ジャンプで言ったら、世紀末リーダーたけしぐらいが世代です。
その世代、まあ普通にほぼワンピース世代ですよね。
そう、ワンピース始まったくらいですかね、ちょうど。
ですね。
結構はね、次の次がムズめなんですよね。
スラムダンクは、だって話はスラムダンクなんですもんね。
スラムダンクですよね。
なんか表現についての是非って感じになっちゃいそうじゃないですか。
いや、まだわかんないんですよ、そこが。
どういう話をするのか横編から全然わからないんですよ、あれ。
いや、早くワガボンド完結させてくれよって、もう。
庵野がシンゴジラやった時みたいな気持ちになってるんですけど。
それか、収録的にはメンとかも候補に入れられるんですかね。
同じ顔の男たち。
ああ、メンね。メン気になる。
同じ男がいっぱい出てくるやつね。
あれも一応、次の次ぐらいだったら間に合いますよね、一応。
間に合うのかな。
あ、そうか。
次の次やったら間に合うのか、メン。
次の次とかやったら間に合いますよね。
じゃあ一応メン候補にしといて、他に案出たらその時調整みたいな感じにしましょうか。
いや、でもメンは僕絶対見ますね。
僕も絶対見るなっていう感じだったし。
メンは見ます。
前田さんもメン見そうだし、原宿さんも見るでしょ、メンは。
って感じはするんで。
勝手な。
いや、あの、A24でしたっけ。
そうですね。
監督がXマキナのアレックス・ガーランドっていう、期待しかない。
めちゃくちゃ期待してますけど。
一番この4人が見るラインじゃないですか、それ。
確かに確かに。
最近のA24ちょっとオシャレすぎて、ついていけるかわからんけど、今見ます。
そうですか、Xとか撮る人たちですよ。
いや、Xは良かったですけどね。
なんか合間合間がちょっと。
クリスタル・レイクとか撮ろうとしてる人たちですよ。
そうなんですよ。
これもね、見るけど不安はある。
いや、あんたらオシャレアート映画撮るんやと思ってたら、
意外とフランチャイズ手出すんやなって最近思ってます。
そっか。
どこがやんのって思いましたね。
じゃあ、とりあえず次回がある男で、
次の次がメンの想定でいきましょうか。
はい。
すごい並びだな。
あ、マンから次メンですか。
マンからメン。
男だらけっていう感じですけど。
あ、ほんまや。ほんまや。
これが予定通りにいけばですけど。
増えたみたいな。
そうですね。
一旦その二つ暫定で行っておきましょうか。
はい。
はい、ではお知らせになります。
12月も映画の話しさせる場を開催する予定です。
場所は大阪の南森町にある日替イベント型カフェバー集会もあり、
1:06:01
日時は12月17日土曜日オープンが19時、クローズが23時となっております。
この日がですね、語ろう決めよう2022年映画ベストと銘打ちまして、
映画の話しさせる場内でお客様皆様の2022年のベスト映画を一作品投票いただく予定となっております。
最終的にそれらを集計してお店が閉める23時のタイミングで
2022年の映画ベストを発表させていただく予定です。
よかったら遊びに来てください。
今年の映画まるごとお話しできるような場にできたらなと思っております。
あとですね、この番組としても2022年ベスト映画の投票を募っております。
今ツイッターの方とこの配信会の説明文の中にも専用の投票フォームのリンクを貼っておきますので、
そちらから2022年のベスト映画を一作品投票していただけたらと思います。
コメントなしの投票のみでも構いませんし、コメント添えていただいても大丈夫ですので、よかったら投票ください。
あと最終的に映画の話しさせる場で発表するベスト投票の結果は、
このラジオにいただいた投票も含めての結果発表します。
それを最終的に年末に2022年ベスト映画界として配信しますので、よかったら楽しみにしていただけたらと思います。
我々もベスト10発表しますので、準備してます?
絶対いいですよね、ベスト10。
まあまあぼちぼち考えなきゃなっていう時期なので、目星はつけてますけど。
僕はもうできてます。
早い。
できてるというか、映画見るたびにこれ点入るなっていうのでちょっと入れてるんですよ。
その都度入れ替えとか作ってるんです。
なるほどね。
これこうかなみたいなのは日々やってて、僕は今この瞬間からでも始められます。
早い。
よかったら投票ください。
投票締め切りが12月17日のお昼の12時となっております。
あと我々のベスト映画を発表するのの収録をして、その後バーで結果発表をして、そこでも収録をして最終編集して配信っていう流れです。
そんな感じでよろしくお願いします。
またこの番組ではリスナーの皆様から通常のお便りも募集しています。
番組の感想、次回テーマ、先の感想などご自由にお送りいただけると幸いです。
通常のお便りフォームと投票フォームちょっと別にしてます。
集計間違えるといけないのでちょっとそこお願いします。
また次回バー開催情報、ポッドキャスト、次回テーマ作品の告知も行っておりますので、ツイッターのフォローもよろしくお願いいたします。
あとこの番組のイメージキャラクター、映画の話した過ぎ猫、仮を失ったグッズも販売していますので、よろしければご購入くださいませ。
1:09:00
お便り受付先、ツイッターアカウント、グッズ販売サイト、いずれも番組の説明文に記載しております。
はい、それでは映画の話した過ぎラジオリニューアル第93回、ザリガニの鳴くところの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
01:09:40

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