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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ第131回になります。
この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊マガニにて映画トークバーイベント
映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
ちょっと山口一周不在にさせてもらったんですけども、今回は4人で行きたいなと思います。
はい、じゃあ早速近況入っていこうと思うんですけども、前田さんいかがされてました?
えっと、劇場ではミンナのウタしか見れてないんですけど、
宮本から君を見ました。
おお、はいはい。
これは皆さん見られてるんですか?
見てますね。
見てます。
見てますように。
皆さんの感想はどうですか?
嫌なんですよね、あの世界が。
しんどくてたまんないですねっていう。
でもちょっと、なぜそうなるかっていうのは理解できるので、
その、なんていうか、分かるでも嫌っていうところに何か引き込まれるところはあるんですよね。
っていう感じ。
なんか、あの作品すごい謙虚感示される方も多いじゃないですか。
はい。
で、それに興味を持って見たんですけど、なんかすごく傷ついたんですよ。
あの作品って、いわゆる男社会というか、いわゆる有害な男らしさの話だったりすると思うんですけど、
ヤスコはある意味そこに巻き込まれていく存在かなと思うんですけど、
男の人は有害な男らしさから降りれるかもしれないけど、
なんか女性はどうやったら加害される構造から降りれるのかなと思ったんですよ。
で、なんかそのときに、女の人ってめちゃくちゃ弱いなって思ったんですよ。
なんかそれがすごいショックで、
なんかそんなことに今さら気づいてしまって、
なんかそれにすごく傷ついてしまったんですけど、
でもなんかだからこそ、なんかその宮本が喧嘩をしに行って、
で、ヤスコのとこに戻ってきたときのセリフが、
なんかその宮本は、宮本がしたことって、
もしかしたら自分のことだけしか考えてなかったかもしれないけど、
なんかでもすごいグッときて、あのシーン。
なんか、いやもうそういうことじゃないんだってって思ったけど、
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なんかそれでも宮本のことを信じようって思ったんです。
なんかそれはなんかすごいこう、すごく絶望を味わった後に、
なんかそれでも信じたいって思わせるほどの、やっぱりパワーが宮本にあったなと思って。
だから私はすごい好きな作品でした。
でもなんかすごくこう、見た人のいろんな感想がわかるなとは思いつつ。
そうですね。あの作品って、突き詰めると救いないなって思うんですよね。
だってもう宮本の中で完結してる話に、周囲が乗っからざるを得ない感じがして、
でもそこに期待するっていうのも、かすかな可能性だとは思うんですよね。
というかそれしかないというか、
少なくともあの世代の男性に何かを期待するとしたら、
そのエゴイズムに乗っけてもらわないと、引っ張ってもらえないなって思うんですよね。
そのエゴまじりの優しさみたいなものじゃないと、そもそもその車に乗せてもらえないなって気がしてて。
それって今見たら残酷だと思うんですけど、それで動くものもあるとは思ってて。
やっぱりそこにちょっとだけ期待してしまうというか、
いや、宮本頑張れって思ってしまう部分はあって。
そこがやっぱり嫌なんですよね。
結局甘えとるやんっていうのもあるし、
考えれば考えるほどちょっと暗い気持ちになるんですよね、あの作品のことを考えたら。
俺がお前を守るって言ってるの、その守るって言ってる本人と同質の存在から守るって言ってるようなもんじゃんっていう、
マッチボンブじゃんと思うんですよね。
有害な男性が別の有害な男性から守るだけの話っていうのが気持ち悪すぎて。
でも私逆に、その存在がないとちょっと困るって思いました。
女性としては。
その、なんていうのかな。
女性としてはというか、それが同質であろうが異質であろうが、
それに対して、もうそんなことどうでもいいとすら思えるというか。
なんて言ったらいいんですかね。
なんか有害じゃない男性がいたとして、その人がどう関わってくれるかもわかんないし、
なんていうんですか、少なくともその有害な人がいる以上、一緒に戦ってくれる人がいないと、ちょっときついなっていうのはありました。
だから結局そこにみんな乗らなきゃいけないみたいな風になっていくのが、まあつれえなっていう、結局。
だってあるから仕方ないじゃん、乗るしかないじゃんみたいな状況がまずもうしんどいっていう。
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あの映画を見ているとずっと思うんですよね。
なんでこんな風になっているんだ、世界ってよみたいな。
なんか面白いなと思ったのが、みんな宮本が主人公だからもちろん当たり前なんですけど、宮本の中にその有害性を見出したりするじゃないですか。
なんかそれがちょっと面白くて、同質であっても結果が違ったらいいのではって私は思うんですけど、
なんかそんなこと言われたら、女性がどういう性質なのかも正直自分ではわかってないので、
男性の根本的な性質がその有害かどうかっていうのはもうわかんない。
その結果でしかもう判断できないなって思うんですけど、
だからもうそうですね、あとそういうこと抜きにしてて純粋にあのセリフは嬉しかったですけど私は。
今さら宮本から君へを見て思うこと。
なるほどね。
なんかそれこそ、なんかよくその宮本から君へで怒っていることって、
例えば痴漢されたのはそういう服を着てるから悪い的な男性がいるから、そういう男性がいる以上はその男性から守る男性が必要だっていう論理な気がして、
多分そこがやっぱり気持ちが悪いところだと思うんですよ。
で、そういう服を着てるから悪い的な男性を暴力によって解決するっていう話でもあって、
さてそれは根本の解決にもなっているのかみたいなとこでもあって、
宮本から君へって確かにめちゃくちゃ旧世代的な話だと僕はあえて言いたいんですけど、
ただだとしても、あのキャラクターの良さって、僕はあれが好きなんですけど、
宮本の説得力があるところだと思うんですよ、佇まいというか。
たぶん彼は、ああいう解決策がベストでないこともわかっている上で、
でもあれしか選べないタイプの人なんだなっていうのをわかるからこそ、彼の選択を否定できないというか。
社会的に正しさは彼のところにないのはもうめちゃくちゃわかってるし、そこはすごい否定をしたいんですけど、
でも宮本という人間、あのキャラクターにおいてはあの道しか多分ないっていう、
そこに説得力がやっぱりあの映画はある気がしているので、
そういう意味でやっぱりすごい、宮本という人だからこうなったんだなっていうところがすごい好きな映画ではあります。
でも今現在最新の価値観の中で、その問題に対する正解の解決法で出てるんですか?
難しいですよね。
もちろん例えば法的にどちらをさばくとかとか、仕組みをどう変えるのかとかっていうのもあるにせよ、
でも根本解決ができてないのも確かだとは思います。
そうなんですね、なんかそれが、言ってることの理想はわかるんですけど、
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そこに対する現実的な答えっていうのがわかんないから、だから宮本が必要だと思った。
それ以外に私が解決がわからないし、そこに巻き込まれた時点で終わりでしかないというか、
その後法律でどうとかは解決じゃない全く。対処でしかないというか。
難しい。
だから確かにその有害なものに守られている側面もあるよなってすごく思ってしまったというか。
今はなんかそれしか、そこにしかあんまり希望がわかんなかった、私は。
でもなんかどちらにしろみんなあの漢字はめっちゃ嫌だっていう気持ちだけめっちゃ一緒だなっていう。
ひたすら嫌だな、これっていう。
宮本はなんか事件が起こるまで私そんなに別に嫌な人はいなくて、
安子も、あと誰でしたっけ、イーラ・アラタの。
なんだろう、あのイーラ・アラタが一番よかったけど、
なんかそれまで何も起こらない限りどんな人間でもいいんですけど、何かが起こるじゃないですか、生きてる時。
その時になんか女性が無力すぎてちょっと悲しかった。
なんか男女平等って男性のさじ加減じゃんって思っちゃいました。
女性に選択肢が最初からないじゃんって、気づいてしまいました、今さら。
やばい、今日は有害な清水たかしらしさを語る予定だった。
でもなんかすごく傷つけられたけど、嫌いになれない映画というか、好きな作品でしたね、私は。
現実に本当に絶望してるわけでもないので、ただ普段恵まれてる分ちょっと気づかされてしまったというか、
それがショッキングだったなとは思いましたけど、そんな感じでした。
はい。
じゃあ、マリオさんいかがですか?
そうですね、僕も劇場ではみんなの歌しか見てないんですけど、
家でドキュメンタリー映画で、画家と泥棒っていうドキュメンタリー映画を見たんですけど、
これ知ってます?そもそも。
初めて聞きました。
知らない人多分多いと思うんですけど、
ドキュメンタリーなんですけど、ある画家がいるんですけども、
女性の画家がいて、ある日古典をやってたんですけど、絵が盗まれてしまったんですよね。
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絵が盗まれてしまって、犯人は見つかったんですけど、2人組の犯人がいて、
そのうちの主犯だけが裁判で裁かれるという感じになるんですけど、
何を思ったか、その女性の画家は裁判に行って、その犯人にある提案を持ちかけるんですよ。
あなたの絵を描かせてほしいって言うんですよ。
ん?ってなると思うんですけど、なんで?っていう感じなんですけど、
なんか興味を持ったらしいと、どうやら、その犯人という人に。
で、その犯人は男性で、あんまり家庭環境も良くなくて、
もう18の時から盗みはやるわ、ドラッグはやるわで、何回も刑務所に入ってっていうような人なんですけど、
その2人の奇妙な関係が続いていくんですよ。
なんかね、不思議なんですけど、こんなことあるんや、みたいな風になるんですよね。
全く出会い方としてはあんまり良くないと思うんですけど、
けどなぜか惹かれてしまうし、みたいなのが描かれていって、
なんかすごい瞬間をめちゃくちゃドキュメンタリーの映像としてめっちゃ捉えてるんですよね。
その中でちょっと特にすごいなって思ったのが、
その画家が犯人の絵を描いて、見せたんですよ、犯人の男に。
そしたら、犯人の男が絵を見て、めちゃくちゃ泣きじゃぐるんですよ。
いわゆる芸術とか絵を見て感動して泣くみたいなことだと思うんですけど、
フィクションとか聞いたことというか見たことというかそういうのあると思うんですけど、
目の前で本当に芸術を見て感動して泣いてる人がいるっていう、
めちゃくちゃ泣きじゃぐってる人がいるみたいなのを見るのが、
こんな瞬間見るの初めてだなって思って、
すごいな、こんな瞬間をカメラに抑えられてるのがまずちょっとすごいってなって、
だんだんこの二人の関係性が不思議な共依存みたいな関係になっていって、
どんどん一体何なんだろう、この二人の関係性はどこに行っちゃうんだろうっていうのが、
目が離せなくなるみたいな感じになっていくんですよね。
しかも知り合ってからも結構いろいろなことが起こるので、
また犯人が刑務所に入っちゃうとか、
あと盗まれた絵はどこに行ったのって話があって、
捕まったんですけど、絵は見つからなかったんですって。
で、しかもなんかその犯人なんで盗んだのって言っても、
俺は覚えてねえって言うんですよ。
ラリってたから全然覚えてねえって言って。
けどよくその個展の会場のとこ通ってて、絵はめっちゃいいと思ってた。
みたいなことをずっと言ってて。
で、その絵の行方とかの話とかも出てきたりとかして、
なんか不思議だな、この子どこに行くんだろうって、
本当に読めないみたいな映画で、
ちょっとね、こんなフィクションみたいな話があるんだっていうのに、
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まず衝撃的に受けるような、そんなドキュメンタリーでした。
いや、ちょっと全然知らんかったっすね。
話題にはちょっと自分の周りでの話があって、
ライブ前とかにちょっと見てみようかなと思って見たんですけど、
こんなにもすごいドキュメンタリーがあるのかと思って驚きまして、
一応、ユーネクストと多分アマゾンプライムでも、
多分おそらく見ることができるはずだと思うので、
よかったら見てみてくださいって感じですかね。
なるほど。ちょっと覚えておきます。
なんかそれこそ、
燃える女の肖像なんかもちょっと思い浮かべました。
そうですね。確かにね。
なんかね、女性も女性だいぶちょっとね、
感情移入を男性にしすぎてちょっとね、
生活がだんだんおかしくなっていっちゃったってことするとかなので、
なんかね、本当不思議なんですけど、
一体何が彼らを動かしてるんだろうみたいな。
なんかね、
っていうのでね、ちょっとね、見ていてすごく、
こんなにも人間関係って不思議なものなんだなっていうふうに思うような。
それにいても、あとなんかね、
芸術のその描く側、描かれる側の話、
それってある種のちょっと、
作者の構造みたいなのもちょっと入ってくると思うんですけど、
見る見られる構造だと思うので、
そういったのにもちょっと触れるような話でもあるし、
みたいな結構深い、
なんかね、
そういったのにもちょっと触れるような話でもあるし、
みたいな結構深いドキュメンタリーだなというふうに思うので、
よかったら見てみてほしいなって感じですね。
はい。
では、
おいちさん、いかがですか。
そうですね。
僕も劇場だと、
今回の課題作みんなの歌以外見れてないんですけど、
ちょっとまた映画から離れて小説になっちゃうんですけど、
さっきまで久しぶりに、
というか初めてかな、
ホラーの小説をちょっと読んでみたいなと思って、
で、
ちょうど自分が聞いてる、
あの、
星野源の俺など日本にお便りが紹介されてて、
めちゃくちゃいいお便りを送られたが、
那時さんっていう作家さんってご存じできますか。
いや、知らないです。
いや、知らないです。
いや、知らないです。
いや、知らないです。
いや、知らないです。
いや、知らないです。
基本的には主にはオモコロの記事で、
ライターさんとして活動されていて、
ネット会談というのをジャンルとしてやられてる方なんですけど、
ネット会談というのをジャンルとしてやられてる方なんですけど、
で、その方の、
この方の、たぶんデビュー作になるのかな。
かわいそ笑っていう小説がありまして、
それをちょっと収録前まで読んで、ちょうど1話読み終わったんですけど、
こわい。
こわい。
こわいのか。
めちゃくちゃ怖いんですよ。
短編ですか?
短編です。
えっと、短編が5話くらい入っているのかな。
で、一応読んでいくと、
どうもそれぞれのその短編、全然関係ないネットで、
筆者というか、なしさんがいろんな方から収集したりとか、
あれをネットで寄せられたものを集めていくんだけど、
それが、何か一本軸がありそうかなってなっていくみたいな、
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そういう短編集というか、中編集なんですけど、
とにかくそのネットの使い方がまあ、こわいんですよ。
例えば、冒頭にQRコードがポンって入ったって、
このQRコードは天才自由ですよって書いてあるんですね。
もうなんか、呪詛の最初みたいじゃんとか思って。
絶対なんか、世からあるものを広める気やんっていう、ビンビン感じますよね。
で、それを一応撮ってみたんですよ、試しに。
で、撮ってみると、Xの、今、旧Twitterですね。
の、自分のツイートの画面に行きまして、
アットマークだれだれに向けて、かわいそう笑ってつぶやけるんですよ。
で、このアットマークだれだれっていうのが、
アカウントとして実際存在してるんですけど、ネット上に。
これが誰かっていうのが、結構まあ伏線的に貼られていたりとか。
まあとにかくその、かなり三次元的というか、
こっちが参加していくタイプの会談が多いんですよね。
ネットというのをうまく利用して。
それがまあ、なおのほど気持ちが悪いし。
あとなんか、第1話は普通にその、ネット上で知り合った人と友達になったら、
なんか、その人がちょっと変でしたみたいな話なんですけど、
そのちょっと変でしたの変具合が、本当理解不能でやばいっていう。
なんかやたら風水にこだわってる女性の方で、
で、この方向は悪いことが起こるからっていうことを知った上で、
あえてその方向に何かをずっとしている人っていう。
で、会議が彼女の周りで起こるというか、
まあ彼女と主人公の語り部の人がその人の家に遊びに行って、
まあ会議がいろいろ起こるんですけど、
怖いのは本当に何の説明もないんですよ、それに対して。
何の推測もなければ何の考察もないんですよ。
こういうことが起こったんですよ。
なんかオチもなくてすいませんみたいな感じなんですけど、
もうなんか異様なんですよね、それがとにかく。
あんまりそれこそ会談とか僕好きで、
よくyoutubeとかで会談師さんが話されてるの聞くんですけど、
だいぶこういろんな展開とかも慣れてきちゃって、
まあまあこんな展開だろうなとか、
ああこれ伏線だろうなきっとみたいな感じでもう読めるんですけど、
なちさんのこのかわいそわらに関しては、
ちょっとそれを上回るというか、
本当気味が悪いです。
なんか読みたい気持ちと怖くて読みたくない気持ちがある。
若干読んだら後悔してます。
ただすごい気になって続きを読みたくなっちゃうんですよ。
え、最近の本ですか?
いや、最近なのかな?
でもそんなに昔ではないはず。
2022年に第3が発売されてるので、
去年発売の単行本ではありますね。
え、ちょっと探しては見るけど、怖そうだったら。
いや、いいですね。怖い思いをするっていうのは。
読むだけじゃなくてっていうのがまたすごいな。
なんかフェイクドキュメンタリー9って知ってますか?
あ、大好きです。
え、大好き?
大好きです。
私こないだ教えてもらって、
1本だけ見たんですよ。
21:01
はいはいはい。
ベイスメントっていうエレベーターのやつ。
あー、あー。
めっちゃ怖くて見れなかった、他のやつ。
めっちゃ気になるけど、でもすごいなって思いました。
映画とかってやっぱり、この後話す作品とかもそうなんですけど、
なんかいろんなものを入れたりするんですけど、
YouTubeに上がってる、フェイクドキュメンタリー9ってYouTubeの、なんかあれですね、ぞぞぞ?
そうです。ぞぞぞのみなぐちさんが監督されてるシリーズですね。
で、なんか1本全部15分ぐらいとかだったりする短い映像なんですけど、
特に私が見たベイスメントってやつは、映像なんてただの。
だからこそ、怖いものが追求できてるな、なんかほんとにそれしか入ってない。
ストーリーとかじゃなくて、人が想像する、怒ってほしくないものそのものが見れるんで、
感心しました。すごくうまいなって。
怖さの純度が高いってことですね、ほんとね。
そう、私なんかアイディア勝負でもありますので。
そうですね、特に9は怖さの方向性がほんとにいろいろなところから飛んでくるのは、僕が好きなところで、
もちろん霊現象的な部分もあるんですけど、あるいは怪談的なお話もあったりするんですけど、
人怖的な話ももちろんあるし、あとは人でも心霊でもねえけど怖いっていうのもあって、
なんか一人で見るもんじゃない、人とワイワイみたい。
そう、あれ、僕はだから9ファンなんで困るのが、あれ毎回午前0時に配信になるんですよ。
へえ。
で、大好きなんで、あの最新されたらすぐ見ちゃうじゃないですか、寝る前とかに。
もう大概見て大後悔をしながら寝てます。こんなもん見んじゃなかったって。
でもなんかその、アイディアで、ちょっと私1本しか見てないんですけど、怖くて。
こうアイディアであそこまで怖いものが撮れるっていうのは、なんかいいなあって、なんかちょっと、なんていうんですかね、挑戦したくなるってはおこがましいですけど、
すごいそういう視点でも面白いですよね。
恐怖を表現することを考えるってすごい楽しそうだなと思って。
それこそ、ホラー映画、そもそも映画ジャンルの中で、ホラー映画って比較的低予算だけど当たりやすいっていう映画ジャンルじゃないですか。
で、たぶんその大きな理由は結局アイディア勝負だからだってことはあると思うんですよね。
そうですね。
なんか残りの半分は見てるほうが作ってくれるじゃないですか。
あ、そうそうそうそう。
きっかけさえうまく作れたら。
で、その人の想像力で無限に怖くできるから、そこは確かに強みだと思うんですけど、でも怖い。
ちょっと本のほうも、YouTubeのほうもめっちゃ見たいし、読みたいってなったけど、めっちゃ暗いぞって思いながら、でもめっちゃ面白そうですね。
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先に言っておきます、両方とも超面白いですけど、超後悔しますからね。
えー、かわいそ。
かわいそ。
なしさんのかわいそです。
いいですね。ちゃんと怖くて、ちゃんと面白いっていいですね。
なんかしみじみと。
なんかすっごいこう、深くこのうんって感じでかね、深く深く感情がこもってましたよね、今一言ね。
はい、じゃあまあ、僕実は先週お休みしつつも、そこの間に今回のテーマしか見れてなくって、
ちょっとまあいろいろあって、あんまり映画見たりができてなかったって感じっすね。
はい、で、近況というか、この映画の話したすぎるバーとしての新しい企画を始めたりはしてたんですけど、
それが、ディスコードのサーバーを立ち上げたんですね。
ディスコードをご存じない方に説明しとくと、まあテキストのやり取りとか、ビデオ通話がやれたりする、そういうコミュニティサービスって言ったらいいのかな、なんですけど、
まあ招待制でメンバーでやり取りしたりっていう形で、まあ今、映画の話したすぎるバーとして、そのディスコードのサーバーっていうそのバーを設ける形をやったんですけど、
で、そこで今回、第一回目の試作として、映画の話したすぎるバーオンラインっていうのをついさっきこの収録前までやってたんですね。
で、そのディスコードのサーバーを使って、参加いただいた方と映画の話をするっていう形でやらせてもらってて、で、バービーに関して話してたんですけど、むちゃくちゃ面白かったです、本当に。
めっちゃ面白かったです、マジで。先週、僕、バービーの話してなかったんで、もう存分に喋らせてもらいましたし、皆さんの意見をお聞きできたのもめっちゃ良かったです、本当に。
はい、そうだよね、みたいな。
話しがあるテーマですよね。
うん、バービーはこれするための映画なんじゃないかっていうぐらい。
確かに。
確かにそうですよね。喋ってなんぼなところあると思います。
結構、バービー自体が完全なテーマじゃないと思うんですよ。メッセージとして完璧じゃないというか、穴があるんですよね。
この映画の中で男性の扱いってどうなのとか、あるいはバービーたちのわかるはみ出てる女性もいっぱいいるんですよね。
その人たちを拾い上げないと真のフェミニズム足りないと思うんですけど、じゃあそれって何なんだろうって考えたくなるというか、それを考えることこそがフェミニズムだと思うんですよね。
何がこぼれ落ちてるんだろう、それをこぼれ落ちたものを拾い上げるにはどうしたらいいんだろうっていうことを考えていくことというか、
この映画が結構、男女を二分割にした二言論的な話になっているので、そのシンプルさゆりにこぼれ落ちてるものって多くて、
そこから何を拾い上げるべきなのか、どうしたらそれが可能なのかっていうのを考えたくなるっていうのがあったかなと思って、それの話をね、できたんすわ、これ。
27:06
マリオンさんも途中から参加いただいたんですけど。
そうなんですね。
ちょっと途中からだったんですけど、けどもうめちゃくちゃ皆さん、しゃべりたいことというか、たくさんあるし、ここがよかった、あそこがよかったみたいなとか、
こういう視点もあるのかっていう、やっぱり僕も聞いててすごく、なるほどなって思うことたくさんあったので、最初から言いたかったなって感じでしたね。
言えなかったんですけど、ちょっとね、楽しかったです、僕も。
で、今回映画の話したすぎるバーオンラインっていう形でやったんですけど、今後このバーをオンラインでやる以外のことも何人かこのディスコードでやっていけたらなと思うので、
この番組の説明文のところにディスコードの案内のページのリンク入れときますんで、もし興味ある方いたらディスコードの正体を希望のやつ送ってもらえたらと思います。
それに対してディスコードの正体を僕の方から送りますので、今後何かディスコードで何かやっていきたいなと思ったので、よかったらディスコード入ってみてくださいっていう感じですね。
はい、あとお便り5ついただいているのを紹介させていただきます。
これ先週の段階でいただいてたんですけど、ちょっと僕をお便りの中に含んでいただいてたので、今回読ませていただきます。
げこぽんさんからいただいてます。
初めまして。切り口の違う4人が映画をデコボコに深掘りするのがたまらなく好きで、毎週楽しく拝聴しております。
何度か私も感想をお送りしようかと思っていたんですが、いつもこの番組で読まれるお便りのクオリティに圧倒され躊躇っていました。
しかし今回フリートークの回を聞き、いてもたってもいられなくなりお送りします。
というのも先日、キリシマ部活辞めるってよを弱い38にして初鑑賞でぶっ刺さるという経験をしたんですよ。
この映画の公開当時、すごく話題になってて気になってたのは覚えているんですが、
当時は高校生活のノスタルジーに浸ることや、もう自分の物語じゃないと感じてしまうのが怖くて劇場に足が向きませんでした。
しかしこのラジオでの山口さんの押しっぷりをはじめ、未だに至るところで物差しとして出現するこの映画を今なら見ることができるし、重作として位置を抑えておこうと感傷しました。
そしたらもうぐさりですよ。ぐっさぐさ。
ふさわしい報酬が得られないであろう好きをこのまま持ってもいいのか?と悩む菊池くんには、
余暇にかけられる時間が制限されていく中、好きなことと首位の受けはいいし、嫌いなわけでもないから好きになろうとすることを天秤にかけがちな今の私には身につまされる問題で胸が熱くなりました。
確かに私には今こそこの映画と出会うべきタイミングだったのだと思います。
ちなみにこんな感じのロマンティシズム全開でこのラジオの桐島会を再生したため、皆さんとの音度差に恥ずかしさの余り耳を真っ赤にしながら聞く羽目になりました。
私もあの子だけiPhoneなの気づきましたよ山口さん。
今回のフリートーク会の最後をトイストーリーで締めるのはバービーへの伏線として完璧でしたね。
去年から2023年一番楽しみにしている映画と首位に嘘吹いていたので、ラジオで何を聞けるかすごく楽しみにしています。
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長文指定しました。愛知在住ですので機会があれば是非場合にも顔を出させてください。
はいありがとうございます。
ありがとうございます。
いいですね桐島刺さるの。人生ぶっ壊れますよね本当に。
そうですね確かに本当いつ見ても刺さるタイミングはその人によって違うみたいな話をしたからこそやっぱその
あもうこんなに遅らなきゃみたいなやっぱりなったわけですもんねこれねきっとね。
いやーいいですね。
あのねiPhoneはね本当に道具として大事で、あの子がいかに学校の学生たちより上のフィールドにいるかっていう記号としてむちゃくちゃ有効なんですよ。
あの2011年の段階でiPhone3GSを持ってる高校生って尋常じゃない時代なんですよ本当に。
確かにそうですよね。
それを実現できるてるあの子がいかに周囲の学生たち同級生たちをガキとして見てるかっていうのの現れでもあって。
でも彼女もやっぱり桐島がいなくなることで価値観が崩壊していくんですよね。
実は上にいると思ってたけど実は重力の内側にいたんですよ学生生活の。
あくまで学生として背伸びをしているだけの存在だったっていうのがこのiPhone3GSからわかるっていうのがね素晴らしいですね本当に。
はいでトイストーリー4の話をした後にちょうどバービー会でこれすごいタイミングだなぁと思って。
まあそうちょっと気づいていたんですけど。
そうなんですよね見事やなぁと思って。
考えてたわけでも全然ないですけどね我々ね喋りたいから喋ってただけじゃないですか。
本当に偶然ですねちゃんとね伏線みたいになってるのおもろいなっていうふうに言いますよね。
そうなんすよねだから一応トイストーリー4を踏まえてバービー見るとちょっと違うんですよね見方微妙に。
というかトイストーリー4がやろうとしたことってバービーだったんだなって思うというか。
っていうのがなんかわかるなって思って。
まあ確かになどっちもな現実に変える話っていうか。
おもちゃがおもちゃを卒業する話ですからね。
ねっていう話ですよね。
そこで何かトイストーリー4が否定される材料になってバービーなら受け入れられる理由って何なんだろうとかって考えるとまた面白いなって思うんですよね。
そこにあるのってトイストーリー4を何として見てるかあるいはバービーを何として見てるかっていう違いがあってそれを考えてみるとまた面白いなっていう感じですかね。
はいあの愛知で遠いと思うんですけどもしよかったら大阪のバーも来ていただきたいですしそれこそデスコードの方に入っていただいて
英語の話したすぎるバーオンラインで何かお話できる場を設けれたらなと思いますんでよかったら検討していただけたらと思います。
33:00
お便りありがとうございました。
はいではテーマトーク入っていきたいと思います。