『悪い子バビー』の話をしました。
オープニングではメンバーの近況の話をしています。
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・山口 https://twitter.com/awajicinema ・まえだ ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe
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日時:2023年11月25日(土) ~
場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com
詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar
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00:12
はい、始まりました、映画の話したすぎるラジオ、第140回になります。この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊マガニーで、映画トークバーイベント、映画の話したすぎるバーを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるバー店長のマリオンです。
山口です。前田です。あ、間違えた。よろしくお願いします。お願いします。お願いします。
はい、今回4人揃っているのにもかかわらず、僕が進行をちょっとしているんですけども、山口さん、喉の方が痛めているみたいなので、僕が今回は代わりに、進行の方を先にやらせてもらっています。
はい、お願いします。
それでは、皆さんの近況を聞いていきたいなと思うんですけども、まず山口さん、最近いかがですか?
はい、まず前回の映画の話したすぎるバー急遽不参加になりまして、来ていただいた皆さん、申し訳なかったんですけれども、ちょっと妻の体調不良でそれどころじゃなかったっていうのがありまして、その後、僕も今体調があんま良くない状態なんですけれども、
映画自体は結構見てて、今日のテーマトークの悪い子バビーと、キラーズオブザフラワームーンと、ドミノと、死す不死身の男を見てきました。
見てますね。
まず、ドミノなんですけども、ロドリーゲスがノーランっぽいことをしてるなっていう話はしてたんですけど、ノーランっぽいことをしようとして、ちゃんとできてないっていう感じの可愛げ回る映画でした。
ちゃんとできてないっていう。
ドミノっていう言葉に、実は仕掛けがあるんですけど、本編中に。逆にそこ以外があんまりなくて、そのアイディアだけでやったやろみたいな感じもあって、
ノーランの映画で言ったら、インセプションとか、忘れた、逆回しのやつ。テネット。テネットとか、やっぱりその話全体のギミックと話の流れがちゃんと一体化したものとしてできてて、
そこがちゃんと賢そうな話として楽しむことができるんですけど、本作ドミノに関しては、そういうギミックの部分を口で説明するっていうのが、まあ処理できへんわなっていう感じではありました。
やっぱノーランすげえなって。口で説明しないじゃないですか。マクガフィンとしてこういうもんだよ、あと飲み込んでねっていうことだけ言って、あとはもうビジュアルで巻き込んでくるからやっぱすげえなと思って。
03:03
あとVFXがあんまり頑張れてないっていうちょっと大きな欠点がありました。
かわいい。
非常にかわいい映画です。
今聞いた感じめちゃくちゃかわいい映画だなっていうのがめちゃくちゃ伝わりますよね。
シス、不死身の男なんですけども、フィンランドのクソ強いジジイがナッチスを殺しまくるっていうだけの映画で、もう話はほぼないです。
本当にその血みどろの殺戮劇を楽しむっていう目的のジャンル映画としては一つありかなっていう感じなんですけど、
このシスと呼ばれる主人公の不死身の男がですね、とにかく死なないんですよ。
もうヒューと死の不死身じゃなくって、明らかに不死っていう概念になっちゃってる感じで、どう見ても何回も死んでるんですよ。
それを説明なしで死なないってするっていう、だいぶ大味な映画でしたね。
ただ画面は結構良くて、血みどろさもいいし、フィンランドの寒々しい大自然の感じもいいし、それは良かったんですけど、
その男が金塊を掘るとこから始めるんですけど、その男がソ連相手に英雄的な活躍をしたけど、
もうコントロールできないくらい無茶苦茶なんで、もう軍やめちゃってるんですよね。
軍やめて金塊掘ってっていう感じなんですけど、まずこの男がいい奴じゃないんですよ、別に。
そういうとこ含めてね、マカロニウエスタンっぽいなと思って、第二次大戦のソ連と戦ってるのが南北戦争みたいな感じで、
南北戦争上がりで金塊掘ってる男みたいで、ナチスのならず者どもをぶち殺しまくるっていう感じ。
善悪はもちろんナチスが悪っていうのはあるんですけど、こいつも別に善というよりは俺に手を出したから殺すっていう、
フィンランドという国に手を出したから殺すっていう、マカロニウエスタンっぽい、あがないっぽい話っていう感じがあって、
結構ね、そこはまあまあ良かったかなっていう感じでした。
あと、キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーンなんですけど、もうね、ぶっちぎりですよ、本当に。
ぶっちぎりの大傑作ですよ、本当。
いやー。
強すぎる。
そっかー。
まあさすがにね、3時間半を一瞬とは言わないです。さすがに長いなと思いました。
そろそろ終わるかなっていうところから1.5倍くらい続くんで、長いなと思ったんですけども、不要なところはないですね、本当に。
あともうオープニングからキリッキリで、アメリカの先住部族の人たちがもう白人に従って生きていくんだっていう儀式をしてる背景に石油が吹き出すっていうオープニングシークエンスがあるんですけど、
06:07
ここがね、またね、スコセシっぽい現代音楽を重ねてキリッキリの編集しててね、めちゃくちゃかっこいいんですよ。
うーん。
めちゃくちゃかっこいいんですけど、同時に白人が持ち込んだ価値観で生きていくことを選んだ時点で、負けてるっていうことを意味してるシーンでもあって、
すごい残酷なシーンなんですよね。
そこがむちゃくちゃ良くって。
作中ですごい象徴的なことがあって、里、甘いお菓子を食べるってくだりがあるんですけど、主人公のディカプリオの赤ん男がいるんですけど、そいつがヒロインの女性に対して、
甘いものを食べると余裕ができて優しくなれるよって言われるんですけど、その人糖尿病を患ってるんですよね。
で、お菓子を食べると体が悪くなるっていう。これって持ち込まれた価値観のことも意味してて、彼は絶対に砂糖のお菓子なんか今まで食べたことなかったところに、
砂糖のお菓子を持ち込まれて、それは甘いんだけれども毒なんですよ。
で、それに内側から蝕まれていってるんですよね。
その感じをちょろっとした言葉の中に上手いこと重ねてて、見事やなと思いましたし、もうね、ひどい。ひどい話なんですけど、
これがね、やっぱりキレッキレの編集でね、スコセッシのテンポの良い縮成シーンと、
トントン拍子に悪児がバレていくシーンの編集の上手さはね、相変わらず流石ですよね。
めちゃめちゃなんか気持ちいいんですよね、あのくだり。
グッドヘローズとか、アイリッシュマンとか、その辺りを覚えてらっしゃる方はぜひ同じような楽しさもできるんじゃないかなと思います。
めちゃくちゃ傑作です、本当に。っていう感じです。
はい、ありがとうございます。
では、前田さんいかがですか?
私この間の映画バーでめちゃくちゃ酔っ払ってて。
そうなんですね。
次の日死んでて何も見てないです。
死んでて何を。
見たい映画いろいろあったんですけど、ちょっと無駄に過ごしてしまいました土日を。
いやまあ、そういう土日もありますよ。何もしなかった土日なんてザラのようにありますよ、みんな。
でも映画バーはめっちゃ楽しかったです。
そうですね、映画バーはめちゃくちゃ楽しかったです、本当に。
よかったです。
じゃあ、大石さんいかがでしたか?
そうですね、今週は課題作以外の1本しか見れてない、ちょっと土日旅行行ってたのもあって1本しか見れてないんですけど、
デビット・フィンチャーの新作でNetflixで配信される予定になってて、今劇場公開されてるザ・キラーを見てきました。
はい。
いやー、よかったですね、ザ・キラー。
うんうんうん。
09:00
あのー、なんていうかな、殺し屋物ってまあ昨今よくあると思うんですよね、そのジョン・ウィッグだとか。
さっきのシスとかもそうかなと思うんですけど、その軽快さだったり、あるいはアクションみたいなところが結構重きを置かれるんですけど、
今回のザ・キラーはもうとにかく冷たいんですよ、ずっと。
うんうんうん。
完璧主義の男がちょっとしたミスをしてしまって、で、それをあるミスに関して追い目を覆されそうになって、
いや、それは違くない?ってなって、雇い主をどんどん殺していくって話なんですけど。
あの、怖いんですよ、とにかく主人公。
へー。
完璧主義すぎで淡々と無表情で仕事をこなしていくんですよ。
で、それがデビッド・フィンチャーならではのこうまあドライというか、そのほんと冷たいタッチでずっと描かれていくんですけど、
なんかその一個一個の諸差含めて、その完璧主義さの怖さが、もう怖さ通り越しちょっとかっこいいまでいくというか、
ちょっとだけもうなんか、まあエモーショナルというかなんだろうな、憧れすらいだくぐらいのかっこよさまでちょっといくんですよね。
なんか久しぶりに映画見終わった後に、この主人公の真似、真似したいってちょっと違う気がするんですけど、
でもなんか勝手にこう入ってきちゃう時あるじゃないですか、街歩きながらその主人公のつもりになっちゃうみたいな。
うんうんうん。
久しぶりにそういう気になりました。
なるほど。ザ・キラーは僕も見たんですけど、
まあなんか確かに、あのちょっとまあ真似したくなるぐらいちょっとかっこいい主人公っていう意味では、
あとまあテーマ的な意味でも、結構ファイトクラブに近いなとは思って。
わかる、確かに。
ですけど今回、フィンチャーでいうと。
ただなんというか、ファイトクラブみたいなカタルシさなく、ひたすらダウナーでローなテンションっていうのが今回のザ・キラーっていう映画かなっていうふうには思ってたんですけど。
そうですか、真似したくなりましたか?あの変なマクドナルドの食べ方を真似したくなるとかですか?
あのね、バンズを抜いてねってやつとか。
はい、変な食べ方するんですけど。
バンズを抜く?
そうなんですよ。
なんていうか、まあ淡々と、要は肉だけ食べれればいい、タンパク源だからって言いながらバンズをこう置いて、バンズ以外のところを頬張るっていうシーンがあるんですけど。
へー。
そういう、まあ印象に残るんですけど、変な食べ方してんなっていうので印象に残ったりとか。
例えば、ちょうどあれって張り込み中じゃないですか、とあるターゲットを狙うための。
そうですね、張り込み中のシーンです。
だから、炭水化物とるとたくさん眠くなるもんねとかってちょっと思って。
まあまあね。
だから、すごい完璧主義者で、あとまあ、なんていうんですかね、ひたすら喋ってますよね。
ひたすら。
モノローグですけど。
ね、モノローグがずっと流れてますよね。
延々と喋ってるんですよ。
自分のなんかその、なんていうんですかね、起きてと言いますか。
ひたすらモノローグで語ってて、もう即興はなしだと。
もう、ちゃんと計画通りにやれみたいなことをずっと言いかせてるんですけど、
12:03
まあ、冒頭早速ミスるっていう大爆笑シーンをかましていくっていうようなやつなので、
まあ、なかなかね、興味深いやつっていう。
だから、意外とモノローグ通りにはあいつ動いてないんですよね、完璧主義な割には。
そう、アドリブはなしだって言ってるけど、結構アドリブばっかりだし。
割とお前アドリブばっかだぞっていう感じもあるんですけど。
でも、平常心を保つというか、表には見せないというか。
そうですね、なんかシステマチックに何もかもしなきゃいけないって思ってるけど、
それやってたらなんかいろんなもの落ちてしまうよねっていうのを描いてるような映画でもあるかなっていうふうには思ったので、
その主人公の矛盾もだし、主人公が巻き込まれることになるのも大きな構造の中の話だなっていうのがあったりするので、
そういう意味でもなんか社会批評的な感じなのも含めてやっぱファイトクラブなのかなみたいなふうに思ったりしたので。
大石さんのツイート見て、なんかそういうタイプの映画なんだって思って見てたんですけど、
なんか不思議だなって思うのが、殺し屋ものって割とその殺し屋のプロフェッショナリズムみたいなところにフィーチャーしてる作品多いような気がしてて、
例えばゴルゴ13とかも結構仕事論とかと紐付けられることもあるじゃないですか。
でもよくよく考えたら、職業としての何というか規定を守ってても、
人を殺したらダメっていう一番大事なルールを守ってない人たちじゃないですか。
そうなんですよね、確かに確かに。
そこがなんかちょっと面白いなって思って、だから仕事っていうものの一つの目標みたいなものとして、
公共の利益に報いるみたいな側面ってあると思うんですけど、
殺し屋は絶対そこには報えることができない職業じゃないですか、絶対に。
でもそれとは別に他人がどうとかじゃなくて、
俺がやるんだこうやってっていう職人肩着の側面を語るっていうのも仕事の側面としてあると思うんですけど、
そもそも正しくないことを語るからこそ、
そういう己だけのルールみたいなところをフィーチャーして際立つのかなっていう殺し屋ものって。
一般の仕事でその職人肩着って普通というか極端なことにはならないから、
そこを人を殺すって一番大事なルールを破ってることで、
むしろその人のプロフェッショナリズムが際立つっていうのがあるのかなっていうのを思いました、話聞いてて。
確かにそうですよね、殺し屋特有のねじれ。
多分その仕事としては理想的な仕事の仕方をしているんだけど、
だけどやってることは全く違うっていうそのねじれに多分違和感もあるし、
その違和感がフックにもなるってことですよね、僕らが見るにあたって。
15:03
確かにそういう意味では、そうですよね、ザ・キラーは本当にお仕事映画って言ってもいいぐらいな感じの殺し屋映画ですね。
なるほど。
そんな感じですかね。
そうです、そんな感じです、はい。
じゃあ最後に僕なんですけど、僕はザ・キラーとキリエの歌を映画館では見ました。
ザ・キラーは僕もちょっとさっきチラッと話できたのでいいかなと思うんですけど、
キリエの歌はですね、劇役ですね。
やべえ。
やべえ。
岩井俊治ってやべえなって思いました。
もうもはや深海誠以上にロマンチックでナルシスムに溢れてるっていう感じなんですけども、
それラストレターの時にも思ったんですけど、もう結構ね、やばい3時間でしたね、本当に。
これはやべえとしか言えないです。
僕ですらちょっと許容範囲を超えてるレベルのやばさですね、これはね。
まじで。
それは想像が。
これはやべえと思いました。
マリオンさんがキャッチできない、すご。
そうですね、僕がキャッチしきれないほどのやつっていうのはなかなかだなと思いましたし、
それ3時間も浴びるわけですからね、もうね、やべえですよ。
やばいしか言ってないですけど、やばいんでしょうがないです。
いつもとやってることとは変わんないというか、本当集大成って感じはすごくしました、岩井俊治らしさの。
過去と現在が緩やかに接続してるような感じとかもだし、
あと松村ホフとかがやってる主人公とかは、すっげえこれ秒速5センチメートルの高木くんみたいな感じの、
僕は何もできないんだ感がめっちゃ溢れてるなとか。
あと女の子がやっぱりやたらと可愛く撮られてるなとか。
あとなんかもうもはやそこにいない人、主人公がいて、2役やってるみたいなパターン結構多いんですけど、
もういない誰かの役と主人公、同じ人がやってるみたいな。
ラストレターとかでも、広瀬須とかそんなのやってましたけど。
そういうのを今回あいねジエンドがやってるとか、本当にすごいなっていう感じでしたし。
しかもこれ震災を取り扱ってるんですけど、
そういった意味でも松村ホフとか出てるとか含めて雀のとじまりとのシンクロニステムもかなり大きいと思うんですけど、
にしてもちょっとね、ロマンチシズムとナルシジズムがちょっとやべえことになってるので、
全ての困難が全部歌で回収されていくみたいな、
全て歌が乗り越えるみたいな風にしていて、
よくやるなっていう。
これはこれでやりきる人はすごいなって思ったので、
18:00
これはこれで改作でしたね。
きっかいな回の方の。
すご。
もう覚悟のある方はぜひ3時間浴びていただきたいなって思いますけど。
こわ。
こわいそれ。
なんか今年そういう現役ままのやつ多くないですか。
そうですね、ほんとにちょっとね、
岩井周年寺の現役はやべえなっていうことに改めて気づきましたっていう1本でした。
で、あと映画じゃないんですけど、
プルートっていうアニメシリーズを今Netflixやってるんですけど、
それを全部見まして、
ウラサーナーキの漫画で、原作が哲川さむの、哲川アトムの地上最大のロボットのやつなんですけど、
元から漫画が好きだったので、
それを楽しみにしてて、
それを楽しみにしてて一気に見ちゃったんですけど、
ほんとに1話1時間のすごい贅沢なシリーズで、
しかも丁寧に描写もしてくれるし、
漫画で読んでた以上に今回のテーマがぐざっと刺さるような、
すごく丁寧に映像化されてたアニメで、
結構良かったですね。
改めて話を見ていて思ったのは、
劇中にアドルフ・ハースっていう人が出てくるんですけど、
主人公のロボット刑事のゲジヒトが、
敬語する対象になる、敬語対象の人間になるんですけど、
いろいろあって敬語することになるって話なんですけど、
実はこの人は反ロボット派の人っていう、
モロニケイケイケイみたいな白い装束とかを着て、
ロボットを寝だしにしようみたいなことを言ってるような人っていう、
実は隠れてみたいなことだったんですけど、
そのゲジヒトっていうロボットに対して、
なみなみならん憎悪を抱えてる人で、
憎悪っていうのがずっとテーマとして辛い話ではあるんですけど、
この人の心変わりみたいな、複雑な感情みたいなのとかは、
漫画で見てる以上に、
役者さんの声のトーンとかも含めて、
より複雑さが際立っているように見えるな、
みたいなのはすごくあって、
原作で見てた時よりも、
アドルフ・ハースの話のあたりのところは、
結構グッとくるような感じには、
個人的に思ったりとかもしましたね。
あと、ノース2号っていうロボットと、
目の見えない音楽家の話とかも、
結構序盤の方にある話なんですけど、
山寺光一がノース2号やってて、
いいなっていう、
普通に泣けるいい話になってるな、
みたいな風になったりとか、
すごく改めて、
プルートってめっちゃいい作品だったなっていう、
思えるようなアニメ化になってたので、
よかったですね。
マリオさんずっと言ってましたもんね、プルート。
はい、そうですね。
谷沢直樹が好きだっていうのもあるんですけど、
その中でもプルートを結構好きだったので、
本当にすごく丁寧に映像化してもらえて、
すっごい嬉しいって感じでしたね。
願わくば実写ドラマとかでも、
やって欲しいんですけど、
ゲジヒトはダニエル・クレイグで、
やって欲しいなって思ってたんですけどね。
確かになー。
21:00
はいはいはいはい。
しかも今回のゲジヒトの吹き替えやってる人も、
実際ダニエル・クレイグの吹き替えやってる人だったりするので、
余計にダニエル・クレイグしか考えられんなっていう風にはね、
思うような感じでしたね。
なるほど。
ではここで、
全体に対してのお便りがありますので、
前田さんお願いできますか。
はい。
西野さん、こんにちは。
本屋バー店長の西野です。
10月の映画バー山口さんにお会いできず残念でした。
また11月の回でお会いできたら嬉しいです。
さて10月は堀ごたつ席で、
かつらい店のラジオリスターのお客さんとお話ししていたのですが、
お化け映画東海道よつた階段1959年の話で盛り上がりました。
中川信夫監督です。
昔はよく夏の階段で放送されましたが、
今見返したらお化け映画を超えたものがあるよねという話になりました。
もしご興味あるようでしたら、
ラジオの皆さんの見方が気になりますので、
トークテーマにしていただければ嬉しいです。
長文失礼いたしました。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
なんか僕に用事あったんですかね。
というわけでもなく。
そういうわけだったのかな。
単純に会えなくて寂しかったぐらいな感じだと思うんですけど。
そう言っていただけてありがとうございます。
確かに結構当日も山口さんいないんですか?
みたいな感じののが聞きましたし。
申し訳ない本当に。
直前にお知らせだったんで。
もしかしたら台風クラブの話をしようとしてたのかなとかちょっと思ってたんですけど。
確かにね。
確かにその話もしたかったですね。
東海道四ツ谷怪談邸がこれ見てる人ちなみにいます?
見てはないんですけど有名ですよね。
なんか聞いたことない有名なタイトルだと思うんですけど、話実は知らないかみたいな感じですよね。
一体我々に喋ってほしいっていうぐらいだからなんかめちゃくちゃな引っかかる何かがあるんでしょうね我々に何か。
そうなのかな。
ホラー系映画を超えた何かですもんね。
そう言われると気になりますよね。
ちょっといい内容がありそうですけど。
確かに僕番組で古いホラー映画取り上げるのを一回やってみたいなと思ってて。
僕も何個かやりたい作品あるんですけど。
人から勧められた作品で、
シンド・オカネト監督のオニババっていう映画。
1964年かなんですけど知り合いからすっげーこれを勧められて。
内容が南北朝の戦乱の時代に夫が戦に行って、
嫁とシュートメだけ田舎に残ってる状態で。
結構生活が苦しいんでお注文しゃがりをして暮らしてる2人がいるんですけど。
そこに村の若者が帰ってきて、
夫はもう死んだよって言われるんです。
24:01
嫁も寂しいので、
帰ってきた若者と相引きをするようになるんですけど。
シュートメからしたら、
家から働き手の嫁がいなくなると自分が生きていけなくなるっていうのがあるのと、
若い女の魅力で人から求められてるっていう状態に対する嫉妬心っていう2つの感情で、
ものすごい強い夫の感情をシュートメが抱えるんですけど。
そこにまだお注文しゃがられるんですけど、
鬼の面をかぶってるんですよね。
そのお注文しゃをシュートメが殺すんです。
その鬼の面をシュートメがかぶったら、
その面が外れなくなるっていう話なんですけど、
構造がめちゃめちゃおもろそう。
確かに。
いいでしょ、すごい面白そうだなっていう。
それ、どっかで企画上げたいなと思ってたのと、
後、白でこぶれの揺れ。
あれ、僕見たことなくって、皆さん見てます?
いや、見てない。
皆さん見てないんだったら1回見てみる機会あるかなと思う。
別に今言った2つに限らず、東海道夜怪談でもいいですし、
古いホラーってなんかいいなって思って、
どっかでやってもいいんじゃないかなっていう気持ちはありました、僕も。
全然見てないのもすごいフレッシュな気持ちで、
いろいろ開拓できる感じがしますね。
では西田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
それではここからテーマトークの方に入っていきたいなと思います。
25:44
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