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2023-03-02 1:11:45

第104回(2) 『アントマン&ワスプ クアントマニア』大いなる小市民vs卑近なる征服者

『アントマン&ワスプ クアントマニア』の話をしました。

MCU映画としてという視点と一本の映画という視点それぞれからアントマンシリーズの魅力と本作の特徴、アベンジャーズの中で比較的俗っぽい存在に見えるスコット・ラングのある種の特異性や、超越者としてふるまう征服者カーンの卑近な側面などについて話しています。

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00:00
今日のテーマトークは、アントマン&ワスプ、クアントマニアです。 はい、ではマニオンさん解説お願いできますか?
はい、映画ドットコムから解説読ませていただきます。 アベンジャーズをはじめとしたマーベルシネマティックユニバースを構成する人気作品の一つ
アントマンのシリーズ第3弾。未知の漁師世界に入り込んだアントマンやワスプが、 アベンジャーズの新たな脅威となる存在、カーンと想像する。
アベンジャーズエンドゲームでは、漁師世界を使ったタイムスリップの可能性に気づき、 アベンジャーズとサノスの最終決戦に向けて重要な役割を果たしたアントマンことスコットラング。
ある時、実験中の事故により、ホープや娘のキャッシーラと共に漁師世界に引き継ぎ込まれてしまったスコットは、 誰も到達したことがなかった想像を超えたその世界で、
あのサノスをも超越するすべてを征服するという謎の男カーンと出会う。 体長1.5センチの世界最小のヒーローアントマンことスコットラング役にポールラット。
アントマンのパートナーとして戦うワスプことホープ・バン・ライン役のエヴァンジェリン・リリーをはじめ、 マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーらおなじみのキャストが集結。
スコットのマナ娘で大人に成長したキャッシー役をザ・スイッチ、 名探偵ピカチュウのキャスリーニュートン、謎の男カーンをラストブラックマンインサンフランシスコのジョナサンメジャースが演じる。
シリーズ前2作アントマン、アントマン&ワスプを手掛けたペイドン・リードが今作でもメガホンを取った。
はい、では内容に触れる話していきたいと思いますので、ネタバレを気にされる方がいらっしゃったら是非見てからここから先は聞いていただけたらと思います。
はい、ではメンバーの触りの感想をしていこうと思うんですけれども、マリオさんいかがでした?
そうですね、えっとアントマンは前2作大好きですね。アントマン1作目はもちろん大好きですし、2作目も楽しかったなーっていう思いがすごくあって、
今回の3作目なんですけど、あれ?っていうか、あれ?こんなんだっけ?っていう気持ちにちょっとなってしまったと言いますか、
オープニングトークでも話しましたけど、アントマン以外にも4本見て、どれもすごかった中で言うと、あまりにも印象が薄くなってしまう映画ではあったなと、
比較するのも野望な話ではあるんですけど、1本の映画としてもだし、MCU全体の流れとしても、どっちも両立させようとしているのはわかるんですけど、
なんかどっちつかずかなーみたいな気持ちにちょっとさせられてしまい、ちょっとなんか見た時は楽しかったんですけど、なんか急速に印象に薄くなってしまう映画になってしまっていて、ちょっと残念でしたかね。
はい、えっと僕はですね、まず1作目のアントマンがMCUの中でもトップクラスで好きなんですよ。
本当にちょっと全体なんだか角が違うぐらいには好きで、で、その分2作目がちょっとそんなにかなっていう感じで、まあ本作も面白かったけど、あんまり熱量はないっちゃない感じですね。
03:12
ちょっとまあそんな感じではあるんですけど、ただカーノン役のジョナサンメジャースの演技はむちゃくちゃ良かったなと思ってて、
そこは割と中心に話したいかなっていうふうには思ってますかね、はい、うんですかね。はい、あとお便りいついただいてますので紹介させていただきますね。マリオンさんお願いします。
はい、えっとフジシンさんからお便りいただいてます。
アントマン見ました。アントマンといえばMCUというよりサンフランシスコものとして楽しんでいる節があるので、そこ行くとウィリアムジャクソンハーパーもいいけどマニーハシントンも出してくれたらテンション上がったのにとか思ったり。
ちょうどシーハルクでジャミーラジャミルも出演していたので、MCUでいつかグッドプレイスユニバースが出来上がることを密かに望んでいます。
ちょっと不安なのが今後はカーンがヴィランの絶対軸として君臨するのでしょうか。これからエンドゲーム級に盛り上がれば問題ないですが、もしそうならなかった場合、多分そうならないと思ってますが、ジョナサンメジャースがバッシングされるようなことは絶対あってはならないです。
それでなくても、黒人や女性がメインの作品はIMDBなどで低評価にさらされるので人柱にされないかと、今からとても憂慮しています。とのお便りです。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
あんまり詳しくなかったんですけど、グッドプレイスっていうドラマがあって、多分むっちゃくちゃそのドラマがお好きなんですよね。
そういうことなのか。
出演している役者さんの話をむちゃくちゃしていただいているので、もうめっちゃ好きやんっていうふうに思ったんですけど、ちょっとグッドプレイスは僕拝見しなくて、ちょっとそこはあんまりお話できないんですけど、カーンがヴィランの軸になっていくかっていうところは、まあもうズバリそうってことですよね。
まあそうですよね。
今後の予定している作品でカーンダイナスティーとか征服者カーンが話に関わっている原作コミックの話みたいですし、まあズバリ彼がフェイズファイブの中心になっていくっていうのは明言されている形かなとは思うんですけど、ただ僕もねちょっとジャナさんメジャースが黒人の俳優さんっていうことで、万が一そこがバッシングの理由になったりしたら嫌だなっていうのは思ったんですけど、
今回見てね、あんな演技うまい人を叩く方がバカだろうとは本当に思って。
まあそうですね、ラストブラックマンインサンフランシスコとか、僕めちゃくちゃ大好きですし、あの人、僕はその映画で初めて知ったんですけど、すごいいい役者さんだなと思って、今回もこの映画でやっぱ一番輝いたのは間違いなくカーンだったなと思うぐらい今回すごかったですね。
06:08
正直、僕本作に対する熱量の9割、彼の演技ですね。
うんうんうん、まあ確かにそうですね。
すごい、あれは。
まああの、なんかそういうことが起きたら嫌だなっていうのはあるんですけど、まあこの演技を見て黙れと思いますかね、本当に。
いや素晴らしい演技でした。
しかも次クリード3ですよ。
いやーすごい。
もう約束されてるでしょみたいなのがありますよ。もう絶対素晴らしいに決まってるじゃないか。
うんうんうん、まあその意味では楽しみですよね。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、じゃあまあ中身触れていこうと思うんですけど、まあ結構2人ともちょっと熱量低い部分大きいかなっていう感じはあると思うんですけど、まあその熱量低い部分先にちょっと潰してから良かったよねっていうとこに話を移していくみたいな感じでいけたらなとは思うんですけど、まああのまずスターウォーズ好きやろうとはちょっと思って。
まあそうですね、スターウォーズでしたねっていう。
まあその漁師世界に行って、まあその行った先の世界がありますっていう話ではあるんですけど、あまりにもタトゥーインすぎだろうとは思って本当に。
カンティーナちゃんみたいなとかね、とかに含めて、まあそのあまりにも漁師世界が騎士感がありすぎるっていうのはまあ残念ながらちょっとまあそこはウィークポイントだったなという感じがしますよね。
そうですね、前半はタトゥーインだし、後半はデススタージャンっていう感じで見てたから。
そうなんですよね。
そこにあがるポイントは正直あんまりなかった部分はあったんですよね、僕的にも。
まあ話のモチーフとして、ちっちゃくなって、そのちっちゃくならないといけない世界に行くっていう話っていうのは、なんかあのもう往年の映画ですけど、ミクロの決死券とかちょっと思い出して。
ちょっとボヨボヨしたものがいっぱいある世界に行くみたいなのっぽさがあるなというか、結構レトロフィーチャーな感じの話の構造であるような気もしたんですけど。
あとあれにも似てたんですよね、ストレンジワールド。最近ディズニーのアニメ映画。
僕ストレンジワールド見てないけど、多分これ似てるやろなって思いながら見てて。
すっごい似てるなって思ってたんですけど、アントマンの方で今回赤いボヨボヨしたやつ出てくるじゃないですか、あれの色違いみたいなやつがいっぱい出てくるんですよ、ストレンジワールドって。
余計にちょっと見たことあるなーみたいな気持ちになっちゃったなって思いましたね。
そうですね。ただあんまり画面自体からセンスオブワンダー的な楽しさはあんまり伝わってこなくて、もう全部CGじゃんっていうのがあるんですよね。
09:11
しょうがないけどねっていうところもありますけど。
例えばそのスターウォーズでタトゥーインの場面で撮るとかって一応ちゃんと砂漠で撮ってるじゃないですか。
なんかそのちゃんと世界そこにあるよなっていうのがあんまり信じられなくて、なんか全員CGですみたいな。
今回の映画でしかここを掘り下げないですぐらいに、あんまり奥行きを僕は感じられなかったっていうのは正直あって。
ここに彼らが生きてるって信じさせてくれよと思って、なんかもうそこまでやるつもりないでしょって思ったんですよ。
パッと見のミジアルでなんかブヨブヨしてごちゃごちゃした奴らがバッコしてる世界ですみたいな。
やりたいことはわかるけど、そこにロマンないじゃんって思って。
もうなんか画面の中に映ってることしかこの世界にないでしょって僕は思ったんですよ。
あんま上がらないんですよね、そういうのって。
今後のMCUの流れがどうなるかわかりませんけど、今後も出てくる気配がなさそうな世界だなって思ったんですよね。
今回にしか出てこないような感じがしちゃうな、この世界みたいな。
あまり魅力的にも感じなかったし、そこは見てる感じとしてもちょっと興味がそそられなかったなっていうのもありましたし。
あと、じゃあもうちょっと楽しませてくれるのかなって思って、
アクション方面でも楽しませてくれるかなって思ったんですけど、そういうのもちょっと今回少なかったじゃないですか。
アントマンの面白さってやっぱサイズが変わったりして、
ちっちゃいサイズ感で戦ったりとか、ちっちゃかったものが大きく見えるみたいな、
そういうギミックの面白さとかがすごく楽しいシリーズだと思うんですけど、
今回そういうのもあまりないので、
あれこれアントマンの映画だっけ?みたいなすごくなってしまったんですよね。
ちょっとトレードマーク的な部分がもう今回なくなっちゃって。
そうですね。
そういう、なんか一個でも何かそういう楽しいシークレンスあったな、みたいな瞬間がちょっと今回なかったな、みたいなのもすごくちょっと残念だったところなんですよね。
僕は見てる限りで印象として思ったのは、
大きくなったりちっちゃくなったりするのが単なる格闘のための手段になってるような気がして、
ちっちゃくなって相手の攻撃を避けて大きくなりながら相手にパンチしてやっつけるみたいな、
それだけのためにあるような感じがして、
で、ちっちゃくなることの肝ってズバリ潜入することですよね、話としては。
そうですね。
そこが面白いかどうかだと思うんですよね。
そこは、まあその、敵の監視の目を飼いくぐってみたいなのはあるっちゃあるんですけど、
12:05
なんというかその狭いとこに入っていってみたいな、そういう面白さあんまりなかったなと思って。
そうですね。
で、僕がその一作目のアントマンが好きなのってもうそこなんですよね。
うんうんうん。
MCUのヒーロー同行じゃなくて、
ちっちゃくなってちっちゃいところに忍び込んでいって同行するみたいな、
それ自体がむちゃくちゃ面白いし、
その大きかったものをちっちゃくしてもう一回大きくしてぶつけたりとか、
そのおもちゃの汽車の前に引かれそうになるとかって、
そのちっちゃくなるものの肝だと思うんですよ、その。
うん。
ちっちゃくなった時に普段ちっちゃいものが脅威になるみたいなのってもうその面白さの肝だと思うんですよね、そういうのが。
うんうん。
で、僕が子供の頃にミクロキッズっていう映画があったんですよ。
ちっちゃくなっちゃって大冒険するみたいな話があって、
あとまあそれこそミクロの決死券とかもそうですけど、
ちっちゃくなったからこそ出会える危機がそこにあるっていう面白さがあるんですよね。
やっぱりあの手の話って。
でももうちっちゃくなるのただの手段じゃんと思って。
うん、まあそうなんですよね。
そこに面白さを見出してないじゃんって思ったから、
まあそのもちろんアントマンっていうキャラクターがもう成立してるから、
もうそこに面白さなんて描かなくていいじゃないですかって、
アントマン自体がみんな好きだからそこを軸に話していいでしょっていう、
もう漁師世界に行くっていうこと自体がアントマンの肝でいいじゃないですかってなってるのも別にいいんですけど、
それはもうMCU映画としての面白さですよね、それは。
そう、そうなんですよね。
映画としての、アントマン一作目って映画として面白いんですよ。
それはアントマンっていうキャラクターがMCUに紐づいてなくても、
ちっちゃくなって冒険するっていうだけで面白いんですけども、
MCUでないと面白くない映画になってるから、
うん、そうなんですよね。
っていうのはあります、それは。
やっぱなんか一本の映画として面白いものが見たいのがやっぱ僕ら強いじゃないですか、
やっぱりMCUとしてもその一連の流れ楽しんでますけど、
やっぱ一本の映画としてめっちゃ面白い方がいいとか、
っていうのがやっぱどっかしらやっぱ必要だなって思うんですよね、やっぱ。
ドクターストレンジのマルチバース・オブ・マッドネスとかも、
もうなんかMCU的にはなんかやりすぎやろみたいな思うんですけど、
そのやりすぎてるところが映画的には面白いよねみたいな風になるとか、
なんかそういう一個何か尖ってたらよかったところが、
今回やっぱそこちょっと見出せなくて、
ちょっとやっぱなんとも言えない感じにちょっとなってしまってるのかなっていう、そう。
そうですね、それはあるなと思います。
ちょっと役者人の話ちょっとしたいかなと思うんですけど、
僕がまず初めに目についたのは、
ミシェル・ファイファーすごいなと思って。
ミシェル・ファイファー、はい。
あの年いくつって思って。
ミシェル・ファイファーですよね、確かに。
いや、なんか老いを感じさせないオーラがあるというか、
15:03
まあそもそも超美人、超美人ですけど、
いくらでも若造りしすぎではと思って、
え、年いくつやっけ?と。
なんかやっぱすごいなと思って、本当に。
まあまあ、あとキャッシー役のキャスリン・ニュートンさん、
かわいい。むっちゃかわいいなと思って。
まあね、そうですね。
むっちゃかわいいなと思って。
かわいらしいですよね、確かに。
キュートな人だなっていうのは、
名探偵ピカチュウの時もね、
ザ・スイッチもめちゃくちゃよかったですけど、
今回もかわいらしかったですね。
メインのメンバーは本当に好きなんで、
ドタバタ活躍してるだけで、
嬉しいっちゃ嬉しいんですよね、本当に。
そうですね。
アントマン好きだし、
役者の演じてる人たちも好きだし、
みたいなのがありますよ。
あと冒頭のキャッシーが警察に捕らえられてるのを、
迎えに行くところの話で印象的だったのが、
ホームレスの人たちを警察がどうこうしてるのを
妨害しに行って捕まったって話だったじゃないですか。
その後の下りで、
5年間消えてたのが戻ってきて、
生活がなくなってしまったから、
そういうホームレスの状況に置かれてるって話があって、
まずサノス後のそういう事件っていうのがあって、
そういう状況になってるっていう背景が描かれてるのと、
そういう危機的な状況に置かれてる人たちが、
本人がどうこうできる範囲じゃないことで、
そういう状況に置かれた。
それを助けたいっていうのは、
なんかすごい結構いろんなことを誠実に描こうとしてるなと思ったんですよね。
不可抗力でそうなってるのに対して、
そういうのを予感したら良くないじゃないかっていう。
で、その良いのに対して黙ってられない若者としてのキャッシーがいるっていうのは、
僕すごい好ましく見てて、
なんか世の中のいろんな良くないことを、
サノスの指パッチン、以前インゴみたいなのに重ねて描き方が、
バランスとしてすごい好ましいバランスで描いてるなと思って、
上手やなと思ったんですよね、そこは。
確かにそうですね。
結局両親世界での戦いが繋がってきますからね、ちゃんとね。
知りたけられた者たちをちゃんと救うんだっていう、
それこそヒーローじゃないかっていう部分にやっぱり繋がってきますからね。
そうですね。
本作のヒーローの描き方みたいなのは、
僕結構好きなんですよね、そこは。
で、すごいグッときたというか、ちょっと泣きそうになったところなんですけど、
可能性の嵐みたいなところに入っていくところで、
スコットがめっちゃ増えるとこあるじゃないですか。
ありますね。
あそこで、要はあり得たかもしれない自分の可能性が具現化して、
18:01
自分がめっちゃ増えるみたいなシーンがありましたよね。
で、アンとマンことスコット・ラングがそこに行ったら、
スコット・ラングがめっちゃ増えるんですよね。
で、ちょっとなんかあんまり差はないんですよね。
なんか声が違うかなぐらいの差しかなくって、
ただものすごい増えると。
で、あそこちょっともったいないなと思ったんですよ。
ああいう自分の可能性みたいなのが増えるところって、
ビジュアルがもうちょっと違った方が面白いなとは僕は思ったんですよね。
確かに。
だから、あり得たかもしれない別のアンとマンの可能性みたいな、
アンとマンスーツのここになんか変なアンテナついてるぞみたいなのとか、
なんかお前緑色なのみたいな、
なんでその可能性になるのかみたいなのがいっぽい増えるみたいなのがあったら、
すごい面白いなと思ったんですよ。
ただ、アンとマンとしてのビジュアルはほぼ一律やったなと思って、
そこはちょっともったいないかなと思ったんですね、あそこは。
ただ、あそこでキャッシーが声をかけてきた時に、
全員で目標が一致するんですよね。
うんうんうん、そうですね。
あそこやばいなと思って。
そうですね。
だから、どれほど平行世界っていうものがあっても、
スコット・ラングが娘を愛してるっていうことだけはぶれないっていう。
だから娘から声をかけられたら、じゃあその娘の世界の父親である、
本作の主人公となるスコット・ラングを全員でサポートするぞっていうので、
平行世界のスコット・ラング全員が一致するって。
うんうんうん。
あれすごいなと思ったんですよね。
確かにそうですね。
確かにあそこいいシーンだったのに、
こんなにもなんかやっぱ印象が薄く感じちゃうのは本当にやっぱり、
ビジュアル面でのちょっと短調さみたいなところですかね。
それはあると思います。
もったいなかったから。
もっと上げれるシーンだったと思うけど、ちょっとさらっとそれを意外てて、
もう少し説明的に良かったと思うんですよね。
平行世界の全員の行動原理が一致するの?
そんなことありえないみたいな。
そんなことはありえないんだみたいな感じで、
ちょっと解説するキャラがいても良かったと思うんですよ。
すごいことだと思うんですよね。
例えばアイリアンマンことトニー・スタークが、
平行世界のトニー・スタークがいっぱい出たってなったら、
多分半分ぐらいやさぐれてると思うんですよ。
トニー・スタークは。
例えばキャプテン・アメリカが、
平行世界のキャプテン・アメリカがいたとしたら、
1割ぐらいは、彼すごい真面目だから、
反動でむちゃくちゃアクオチしてるキャプテン・アメリカとかいてもおかしくないと思うんですよ。
そうですね。
平行世界ってそういうことだと思うんですよね。
本人が持ってる省分から枝分かれし得る可能性みたいなので、
21:02
アイリアンマンって基本的にやさぐれてる人がギリギリでヒーローやってる人だから、
半分ぐらいやさぐれてるでしょうとか、
キャプテン・アメリカって真面目な人だから、
その真面目さゆえに悪に走っちゃうこともあるでしょうみたいな、
それを描くのが平行世界を描くタイプの物語だと思うんですけど、
アントマンにおいてはスコット・ランクは、
全員ムスレの言うことを聞くっていう。
そこがやばいというか、
今回の敵である征服者カーン、
平行世界のカーンの可能性っていうものがより集まって、
世界征服しちゃうぜみたいな敵に対して、
ただカーンも一致してないんですよね。
そんなには目標が。
そうですね。
だって今回の敵のカーンは、
メインのカーン集団から外れたやつだから、
カーンってそこまでは一致しきれないけど、
それよりもアントマンの方が一致してるんですよね。
ある意味宇宙で一番やばい奴だと思うんですよ。
特異点中の特異点というか、
全部の平行世界で目標が一致してる奴なんて、
あり得るはずがないみたいな。
なるほどね。
そういうことをもっと強調して描いてもよかったんじゃないかなと思って。
アントマンってもともとは、
平凡なダメ親父がヒーローになりますって話やったと思うんですけど、
今回でもうちょっとそれ飛び越え過ぎてるなと思ったんですよね。
まあまあそうですね。
もう選ばれしものすぎるというか、
平行世界全部でヒーローをやってるじゃないですか彼。
お前が一番ヒーローやんみたいな。
そうですよね。
なんかそこの異常さを逆に拾った方がおもろいかなと思って。
例えばクレヨンしんちゃんで、
クレヨンしんちゃんってもともとは平凡な両親の元に生まれた、
ちょっと手に余るクソガキが両親を振り回す話のわけじゃないですか。
でもだんだんそのクレヨンしんちゃんっていうのが続いていく中で、
映画の中でもうなんかもう世界を何回救ってるんやぐらいの、
選ばれし家族になっていく。
で、その家族愛ってものすごい強いものになっていくわけですよね。
なんか平凡さゆえに始まった物語が、
異常なまでになんか絆が強くなっていくみたいな面白さってあると思うんですよ。
なんかそのアンタマンもその面白さがあるんじゃないかなと思って。
平凡なもう31で働くことさえできなかった男が、
どれほど平行世界をたどってもお前はヒーローになりますみたいな。
それもある意味最も宇宙で異常な存在なんじゃないかなみたいになるっていう、
面白さに捉えることができると思うんですけど、
なんか割とあっさりやるから、
もっとやっていいんじゃないって僕はちょっと思ってますよね。
そうですね。
なんかまあマルチバース寄りになっちゃうと、
それこそドクターストレンジみたいになっちゃうからなとかもしれないですけど、
24:00
ドクターストレンジもあのなんて言うんですかね、
結局あの恋人とは別れる運命にあるみたいな、
絶対どのウィリバースでも一緒みたいな話になったじゃないですか。
なんかそれでも僕はみたいなところが、
ある意味のあの映画でのロマンチックな部分というか、
厚いポイントみたいなところがあったと思うんですけど、
確かにさっき山口さんが言ったポイントがもっとそれを前面に出たら、
もっとこの映画ウォーって多分なってたと思いますよね、それはね。
確かにな。
あそこで分裂してる中に、
31の制服着た奴はもうちょっといるはずだよなっていう、
とか、
31の服すら着てない奴もいるはずだよなっていうところも含めて、
あったら面白かったですよね。
そうですね。
そこ、なんかあんまり平行世界ものの面白さを、
あんまり掘り下げきってない感じはしたんですよね。
確かに確かに。
もっとなんかちょっとここだけ違うみたいなのがいっぱいいるのって、
結構面白さの肝だと思うんですけど、
そうですね。
ただその31の店員がいるっていうところも、
ちょっと拾うと面白いなと思ってて、
あそこってほとんどがアントマンですよね、スコット・ラングは。
たぶん99.9999%がアントマンの格好をしてるんですよね。
たぶん何千人と言うスコット・ラングは。
一人だけ31の店員を続けられてるんですよね。
アントマンの1で辞めさせられた31の店員を。
だからたぶん彼が一番社会に適応してるんですよね、まず。
確かに確かに。
確かに。
本当に順風満帆な普通の父親やってる可能性が高いですよね。
彼は99.9999の割合で、
社会からはみ出るっていうことが描かれてると同時に、
99.9999のパーセンテージでヒーローになるっていうことも描かれてるっていう。
そこが面白いし、もっと言うなら、
99.9999ヒーローになって、
一人だけヒーローにならない存在がいるスコット・ラングさえ、
純粋に100%良き父親なんですよね。
そこが激アツポイントというか。
激アツポイントですね。
なんでもっと盛り上げてくれないんだって気持ちになってますけど、今話聞いてたら。
おい!おい!ってなるかもしれませんけどね。
たぶんね、伝わってると思ってるんだと思うんです、あれで。
あれでまぁね。
もうちょっと説明的でもいいぐらいやとは思うんですよね、それは。
制服者カーンっていう平行世界を丸ごと滑れようとする、
支配欲のゴンゲみたいな奴じゃないですか、あいつって。
平行世界のカーンがいっぱいいる中でも全員が支配欲を持ってる。
宇宙で一番支配欲を持ってるみたいな奴の対の存在として、
平々凡々というか社会に適合できない、
ただ良き父親ではあろうとしてる奴っていうのが、
100%の良き父親性を持ってそいつを倒すっていう、
27:00
なんかそういう風な言い方してくれたら僕むっちゃ上がったと思うんですよね。
うん、確かに。
宇宙で一番ヤバい奴に対して、なんかダメそうだぞみたいな奴が、
いやこいつこそ宇宙で一番ヤベェじゃんみたいなロジックでもって
やってくれるみたいになったらおもろいなと思ったんですけど、
なんかあんまりそこはないというか。
よかったですね、あんまり。
ちょっともったいなさは感じたんですよね、そこは。
そうですね。
もっとやれたでしょうと思って。
っていうのはありましたかね。
でもあのシーン自体はむっちゃいいシーンだと思います。
あとあの猛毒どうでした?
あのね、キャラクター自体はなんかそういう奴がいるっていうのは知ってましたけど、
正体がね、お前かっていうところはちょっと笑いましたけど、
まさか一作目の敵だったあいつだったんだねっていう。
結構実写で処理できないタイプのキャラクターだと思うんですけど、
処理してきたなーって感じがありましたね、あれは。
ちょっとあれはびっくりしました。
まあよく入れてきたなって、そもそものキャラクターがまず入れるの難しいところも含めて、
お前だったのかっていうところも含めてね。
出したはいいけど、処理困ったのか疑似家族感出して終わってくるのもちょっとどうかと思ったんですけど、
勝手に家族だと思ってあいつは死ぬみたいな。
これは笑っていいのか笑えないのか、笑っていいのかダメなのかよくわからんぞみたいな。
そういう仕方はちょっと困りましたけど。
確かに彼も他のシリーズに出れないですよね、存在として。
出せないですよね。
アントマンだから出せるキャラですよね。
アントマン自体がコメディー色が強いから出せたけど、
アベンジャーとシークレットウォーズで相手出てきたら困るじゃないですか。
困ると思いました。多分困ると思う。
なんだってなると思う。
ここで死んでもらうと困るなみたいな。
コミックの方であるああいうタイプのキャラをちゃんと出そうとするところは、
僕はちょっと困らしくは見てました。
ちゃんと出せるとこで出すよって叱るべきタイミングで。
それがアントマンだったっていうのはわかるなと思って。
ビルマーレーが出るじゃないですか。
なんなんですかね。出ただけみたいな感じのすごいあさり終わりましたけど。
あのくだりね、よくわかんないんですよ。特に。
字幕だと役が飛ばされてるのかわかんないけど、
ちょっとニュアンスわかんないまま終わるんですけど、
不倫してたんやなっていう。
30年間もね、お互い死んでたと思ってましたからしょうがないじゃないですかみたいな話をするじゃないですかね。
30:05
その時点のバーみたいなとこで話してるときに、
昨日としては人間と一緒だよみたいな話をしてて、
昨日、昨日とはっていう。
昨日とはどういうことでしょうかみたいになってた。
昨日っていうのは何が言いたいんですかって思ってたら、
ああそういうことですねみたいになって、
ビルマーレー、ちょっとそういうキャラ似合いすぎるからなみたいな。
すごいびっくりしましたけどね。
その使い方なんやっていうのはね、ありましたけどね。
ミシェルファイバーが演じるジャネットの役みたいなところ、
結構大事なことを黙ってるじゃないですか。
そうですね。
漁師世界に行ったらカーンっていう奴がいて、
並行世界を滅ぼしていくやべえ奴だぞっていう超重要情報。
しかもあの一家って漁師世界にアクセスできる能力持ってるのわかってるのにっていう。
わかるじゃんっていう。
だってもう一家行ってるのにっていう。
そもそもあなたを助けるためにそこに行ってるのに。
そうっすよ。
その件の情報共有をしてないんですかっていうのは。
言えなかったっていう。ちょっとどうなのって思うけど。
不倫してたっていうところが言えない理由なんだろうなっていう。
なんかそこの生っぽさが。
そっかそっか。
言えよってちょっと思ってたんですけど。
不倫か。不倫の話だからか。
納得できるか?わからんけど。
世界の危機と不倫の横行の話、天秤にかけるか?みたいなとこありますけど。
100分譲ってアリにしますか?みたいな。
幸せな家庭が欲しかったみたいなことをずっと言うから。
幸せな家庭を手に入れるために脅威ってなるのって、
世界の危機となる敵というよりも、自分の過去の方がたぶん衝撃として大きいんだろうなと思って。
それなぁ。
どうなんだ?っていう。
最近のMCU、もっとほうれん草をしっかりしろよっていう展開が多いなって気はするんですけど。
ブラックパンサーのワカンダフォーエヴァを見たときとか思いましたけど。
ちょっとそういう展開続くなぁという感じはしますね。
そこはね、だって世界の危機とかそれに対抗し得る武器とかが生えてくるじゃないですか。
後からどんどん。
どんどん後から生えてくるじゃないですか。
ドクターストレンジ、マルチバースオブマックスな時思ったけど、
その本、前に使えやと思って。
33:00
その本を使うタイミングもっとあったよっていうのを思ったし。
結局シリーズも後から設定が生えてくるから、
どうしてもね、お前は知ってたのに言わなかったよなっていう風になっちゃうっていうのは宿命ですよね。
にしても今回ド過ぎてるなみたいなとこありますね。
不倫と天命にかけてくるなよみたいなとこありますけど。
逆に言うと理由付けされてるようにも僕はちょっと思ったんですけどね。
そこは。
言えないよねっていう。
だって言うとここの関係性壊れちゃう可能性あるからみたいな。
そこのおもろさがあったなと思って。
アリがむっちゃ強いっていうのもちょっとおもろかったなと思って。
あのアリめちゃくちゃ強いですよね、あのアリ。
アリめちゃくちゃ強いし、すごい高度な文明を持つわけじゃないですか、アリたち。
次の支配者ですよね、あの世界の。
なんなら次アリの逆襲みたいな感じになるかもしれないねみたいなね。
それはちょっと行き過ぎですけど。
結構あのくだりもね、まずアリこの世界にいないよっていう伏線を張られた状態で出てきて。
もうその数千年発展した存在っていうので。
ただあのピム博士のことは崇拝しているっていうので協力している。
すごいですよね。
ふと考えると時間の流れよくわかんないんですけどね。
アリだけ数千年経ってて。
さらっとあいつらをそういえば漁師世界から戻ったけど時間とかどうなっているのかなと思ったんですけどスコットたちとかって。
あんま考えないほうがいいのかそこはっていう。
だってもうこのクアンタマニアの話の間だけで外の世界数十年とか経ってる可能性ありかねないんですよね。
ありますよね。だってエンドゲームの時もだいぶ経って戻ってきてましたもんね。
なんかね漁師世界ずっと知ってるだけで。
どういう感じなんでしょうね。
あんま考えてなそうというかあんま考えなくていいのがアントマンかっていうところもあるっちゃあるというか。
ちっちゃくするやつも質量って保存されてるんですかみたいな毎回思うんですよね。
まあまあまあ確かに。
ちっちゃくても質量は大きい扱いされる時もあればちっちゃくなったら質量もちっちゃくなってる扱いされる時もあるからその時々ですよね。
気分で。
気分。
ピム粒子便利なのでみたいな。
っていう感じだからまあ細かいこと考えないでねっていう感じではあるんですけど。
もう次のアベンチャーズで集まってくるやつあのアリやんっていう。
まあねかもしれないっていうね。
ちょっとナミのメンバーよりはアリの方が強い可能性あるっていうぐらいには結構進歩してるなっていう。
そうですね。
なんかそういうなんかちょっとね映画派の面白さを所々に埋め込んできてるところもおもろいけどなんか逆しいなみたいな思いになっちゃうところもあるっちゃあるんですよね。
36:10
まあまあね。
まあコメディやからあんまり言ってもせんないことではあるんですけど。
まあちょっとね求めすぎてる部分あるのかもしれないですけど。
MCUにハードルがどんどん上がってっていうのは確かにあると思うので。
貼らないといけない伏線がどんどん増えていってるっていうのもあるじゃないですか。
回収しないといけない伏線と次に向けて貼らないといけない伏線っていうのが多分タスクとして預けられますよね。
今のMCUやって全部に対して。
このタイミングでこれを語ってください。
かつ次に向けてこれも語ってくださいっていうので。
入れないといけない予想っていうのは決まってて。
でそれをどう処理するかみたいな。
まあそれをどう調理するかっていうのは監督の裁量なのかもしれないですけど。
まあそれをやらないといけないというところでちょっと窮屈な感じはやっぱりあるっちゃあるんですよね。
なんかフェーズ1の頃みたいな自由さはないというか。
個別のヒーローが持ってる世界観が純粋に一本の映画として見れる感じがどんどん薄れていってるというか。
前提がありますよね。で次に向けた前提を今作ってますよねっていうのを常に意識してしまうっていうのが。
いわゆる一本の映画っていう楽しみ方をしにくくなるっていう感じはすごく強く受け取ってしまうっていうのはやっぱりあるかなっていうのはあって。
まあそういうところがちょっと難しいかなっていうところありますけど。
まあそういう一種の枷じゃないですけど。
その枷の中でも面白くやってくれる時もやっぱあるわけでっていうのをちょっと僕は期待したくなっちゃうので。
ちょっとそれが今回はちょっとあまり足らなかったかなみたいな印象にどうしてもなってしまったんですけど。
その意味ではマンチュン・バーソブ・マットネさん僕すごい好きで。
もうなんていうか整合性合わせるつもりどこまであるんかなっていうぐらいぐちゃぐちゃをしてるっていう。
平行世界って言ったら何やってもいいんですかみたいなことをやってるじゃないですか。あれは。
見た時ちょっとドン引きでしたけど。
後に作る人これパスされても困るわみたいな。
描いた以上その宇宙存在してるけどその宇宙作るのどうなんですかみたいなことをやってるっていう。
でもそれってやっぱり一本の映画って後先考えないっていうのがやっぱ面白さとしてあるとは思ったんで。
マンチュン・バーソブ・マットネさんは面白いかなって僕は思ったかなっていうのと。
マリオンさんあんまりあんまりだったかもしれないんですけど。
ブラックパンサー・ワカンダ・フォーエバーも僕はすごい好きだったんですね。
あれはしがらみそのものを映画のテーマとして描いてたから。
39:00
MCU的なしがらみも作品内での国際情勢としてのしがらみとある程度重ねて
これをやらないといけないみたいなこれにめくばせしないといけないみたいなものも
全部ある意味物語の緊張感に寄与してたと思うんですよね。
確かにそうですね。
だからあのヒーローがいるからあのことも排除しないといけない。
そこを気を配っておかないといけないとか、
あのヴィランがいるからそのヴィランの可能性も考えておかないといけないとかって
そういうめんどくささがやっぱワカンダ・フォーエバーの作品のニュアンスにあったと思うんですよね。
僕はそれは逆に良かったなと思って。
そういうめんどくさいことがいっぱいある世界だからこのめんどくささの中でいかに生きるかみたいな話として
ワカンダ・フォーエバーがなってたような気がしてて。
その意味ではクアンタマニアはなんか自由なようであんまり自由じゃないようなっていう感じは受け取るかなっていう。
そうですね。
ワカンダ・フォーエバーは確かに僕はあんまりそんなに好きではないかなって思いますけど
チャレンジングでは確かにあったと思うんですよ。
そこはやっぱうまくいったかは別としてちゃんとそういうことをやってるだけでも
映画としてやっぱ尖ってる部分と言いますか。
その映画独自の魅力ですよねみたいな部分があるので
それからやっぱちょっと今回は足らなかったかしらなーみたいなのはどうしても思っちゃって
結構あれですね、ずっと何とも言えない微妙でしたねって話をここまでずっとやってきてましたけど
ただ、ただですよやっぱり征服者カーンですね。
彼は本当に魅力的なヴィランだと思うし
やっぱりそれを演じたジョナファン・メジャースの演技は本当に素晴らしいなと僕は思いました。
まあそっか。山口さんはカーンと初対面ですよね。
初対面です。ロキに出てたんですよね。
そうなんですよ。ロキに出てたんですよね。
でもまあもはやねドラマで見てない人もねいますし
今回で初めて会う人もたくさんいるんじゃないかなって思うんですけど。
まず征服者カーンっていうキャラクターの背景的な部分なんですけど
ちょっと本作だとつかみきれない部分もあったんですよね。
まず本作の敵になるカーンはそういうカーンの集団からは追い出されたやつですよね。
ということでいいのかなですかね。
僕ロキ見てて、今回も見て
じゃあ山口さんの今の質問に僕が答えられるかというと全く答えられないんですよ。
なぜなら僕もよくわかってないからっていうところなんですよ。
とりあえずすげえ奴なのはわかってるけどよくわかってないっていう。
今回出てるカーンはどこのカーンですかみたいな。
まず僕も本当にわかってなくて答えられないのはもどかしいんですけど。
42:00
まずロキに出てたカーンはポストクレジットに出てたじゃないですか。
あれもあれで違うんじゃないか。
違うんですか。あれじゃない。
じゃなかった。もうちょっとあんま覚えてない。
あれじゃないですか。
ごめんなさい。これちょっとMCUのファンの人から聞かれたら刺される可能性がある。
整合性云々の話。これがどのカーンでとかいう話はあんまり触れないでほしいっていうのがあるんですけど。
あんまりわかってなくて。
どうやったっけロキって覚えてない。本当にごめんなさいね。本当にすいませんけど。
ただやっぱ各ユニバースごとにカーンなる存在がいて、各ユニバースごとに交流があって争いあってたりとかするっていう。
もう混乱するから一個にまとめようぜみたいな感じにするんだけど。
そのために他の派生しちゃう時間軸は消しちゃうっていう。
全ての命そのものを消しちゃうよねみたいな。ちょっと尖ってるっていうキャラクターですけど。
それが行き過ぎてるから追放されたみたいな感じになってましたけど。
あれはカーン全体からというよりかは別世界のユニバースでのカーンがユニバース内の誰か。
アベンジャーズなのかわかりませんけど。それかタイムキーパー的な組織。TVAだったっけ。
そういうのから追放されてそこに閉じ込められたとかなのかなみたいな感じに思ったんですけど。
僕の本作を見た限りでの解釈にはなっちゃうんですけど。
なんでMCU全体をきっちり把握されている方とか、あるいはコミックの方まで把握されている方とかからしたちょっと理解が抜けたことを言っちゃうかもしれないんですけど。
僕が本作を見た限りだとメインのカーンの集団がいて、そいつらは基本的に征服自体をしたい人たち。支配自体をしたい人たちがいて。
今回の敵になるカーンはそれとは別になんか並行世界いっぱいあるのやばいじゃんって。
インカージョンが起こっちゃうじゃんって。インカージョンが何かっていうのも僕はよくわかってないです。
とりあえず並行世界があるとやばいっていう。並行世界がやばいっていう話で。
まあまあやばいですね。
で、並行世界をじゃあ消しちゃおうって、丸ごと消しちゃおうっていうことをしてた。
いやいや、俺たち支配したいだけなのに、そもそも消しちゃうって思い出されたっていうのが今回のカーンかなっていうふうに理解してて。
いやもういいじゃん。放っておいたらいいじゃん。支配したらいいじゃん。
なのに、管理して削除しようとする、ある意味一番過激派のカーンとして今回のやつがいたっていう認識あってんかなこれ。
もうよくわかんないですよね。
そう、もう今なんかすごいフワフワな感じで喋ってますけど、本当に。
いよいよもうMCUに対してもフワフワな知識でしか喋れなくなったなってもう常々思うようなわけがわからなくなってきて。
45:02
そういう認識ではあったんですけど、今回のカーンが統治するとかじゃなくてもう滅ぼしてますよね。平行世界そのものを。
他のやつはファラオの格好してたりとか、中国の皇帝の格好してたりとかで支配したい人って感じがあるけど、もう必要だから滅ぼしますってことをする一番過激なタイプ。
ある意味、サモスに思想が近いなと僕は思ったんですね。
サモスも宇宙の市民が限られてるから、じゃあそれを消費するそもそもの人口を減らしましょうっていう発想と同じように、平行世界がいっぱいあると良くないことが起こるから平行世界自体を減らしましょうっていう間引きをするっていう人だなと思って、そこが思想的に近いなと思ったんですね、今回のやつは。
だからまあそこではもう悪だなっていう感じとして捉えてたんですけど、今回のやつはなんかそういう征服したい人、支配したい人とはまたちょっと違うニュアンスのある敵になってるなぁと思って、僕は感じたのはマザコンだなって思ったんですよね、感じとして。
すごい甘えたというか、助けてくれたジャネットに対する思い出が強すぎるというか、君のことだけは守るよ、それ以外のもの全部滅ぼすけどなって言い切っちゃう感じで、自分の言いそごわないことをジャネットがしたら暴力をいくらでも振るっていう感じが、
すごいマザーコンプレックスが強くて、DVを振るやつみたいな感じで僕は見てて、僕その感じで見るとものすっげえ生々しいなと思って見てたんですよ。なんかコミュニケーション取れてるのにふとした瞬間に意味そごわないことを言ったら殴ってきそうやなと思って。
なんかすごい緊張感があったんですね。こいつ地雷踏んだ瞬間、ほんまに爆発するぞっていう風に見てたんですよ。すごい怖いなと思って。また口元の動きがすごい印象的だったんですよね。
なんか幼児性を感じるというか、幼児が自分の指をくわえたがるように、タバコを吸うのは幼児性の裏返しだみたいなって話って聞いたことないですかね。何かをくわえておきたいみたいな願望が幼児性の現れとしてあってみたいなので、
今回のカーンの演技でなんか口元の演技がね、何かを吸いたそうにしてるように僕は見えたんですよ。なんかあの唇の動きがちょっと少しほのかに動く感じが落ち着きのなさというか、常にそこに何かを求めてるような感じを僕は受けて。
48:11
で、そういうやつが宇宙で一番俺は賢いっていう体で行動してるっていうのが怖すぎるなと思って本当に。でまた、そういうサモ宇宙全体、平行宇宙全て全体を見てそれのために行動してますとか言いながら、
かんねんなところで負けたのが悔しいみたいなことを言ってたと思うんですよね。他のカーンに負けたのが悔しいからやり返すみたいなことを言ってたというか、他の人がその内面を見抜いてたのかちょっと僕流れを忘れちゃってるんですけど。
結局それだけというか、根っこが他のカーンと一緒というか、なんかその根っこの性質と同じなくせにちょっと一段下上に立っててかつ冷静なフリしてるところが逆に破滅的になっているところが一番怖いわと思って。なんかこの演技すごいぞと思って見てたんですよね。
たとえばですけど、この番組でもちょっと前に取り上げたザリガナニの泣くところみたいな。あれに出てた殴ってくる男いたじゃないですか。あれみたいな寄り添ってる限りは大切にはしてくれるけど意味凄わないことを知った瞬間に、お前のために言ってるんですけどみたいなことを言いながら殴ってきそうやなっていう感じがあって。
あのね、むっちゃ怖くて今回のカーン、今回のカーンしか知らないけど。
なるほどなるほど。確かに。ロキンのときに出てきたカーンってどっちかっていうと、圧倒的な強キャラ感というか、全てこの世界のことが見渡せてて、見えてるからこそそれを実行するんだみたいな感動というか、頭もいいし力も当然あるしみたいな、そういう圧倒的な強キャラ感みたいなのがあってたんですけど。
今回のカーンは確かにそういうちょっと非近差があるというか、それが絶対的な動機とは言いませんけど、あそこでジャネットと別れたことが結構引き金っぽくも見えるみたいな部分、そしてそれがある種のDV男っぽさがあるみたいな部分がちょっと非近だなみたいな感じがするなっていうのは、そこは確かに2作品カーンで出てて、ちょっとその差はあるのかなっていうのは確かにあるかなと思いましたね。
僕的にこのカーンすごい、ジョナサン・メイジャーすごいなって思ってたのは、単純に感力がすごいなこの人みたいなのが結構単純に思ってて、そんなまだ若手の役者さんな方だと思うんですけど、あの若さであの感力出せるのすげえなみたいなというか、なんでなんだろう。
51:02
体の大きさなのかわかりませんけど、なんかもう力でもめちゃくちゃ強そうだし、頭もめちゃくちゃ良さそうみたいな、どっちもなんか知性も体力も兼ね備えてる感がなんか彼からはすごくするんですよね。もう本当になんか粗暴な、もう何も考えてないような粗暴な役も全然できそうだし、すごく繊細に頭のいい役も全然できるみたいな。
なんかその使い分けがなんか彼はすごく上手いというか、なんでなんだろうなーみたいな、ちょっとすごいなーというふうに思ってて。だからもうここでやっぱカーンという存在がもう、なんかそのなんて言うんですかね、今後のMCがどうなっていくかでなんかそのわかりませんけど、その中でこう、なんかやっぱりインフィニティ・サーガーよりかはちょっと劣るよねみたいなふうになったとしても、いやいやカーンだけはすごくねえかってやっぱ多分なると思うんですよね。
圧倒的にこの存在感出せるのは彼しかいないしみたいな部分にやっぱりつながってくるなというか、多分ずっと堅いつがれるなっていう存在感ですよ。
そこはね楽しみです本当に。サノスってジョシュ・ブローリンが演じてたわけですけど、結構そのビジュアル的にはだいぶCG持ってたわけじゃないですか。
じゃあそのジョシュ・ブローリンそのままサノスをやってたらどうなってたんだろうって思ったら、あんまり想像できないなとは思うんですけど、今回カーンの演技見てた限りで言うと、割とジョナサン・メジャースのままカーンだなって僕は思ったんですよね。
なんかうまく言えないけど結構それってすごいことなんじゃないかなと思って、割と人間スケールの人間スケールじゃないやべえやつをちゃんと表現できてるような気はしたんですよね。
かつその内面性が人間サイズのままっていうとこがまた怖いなっていう。超越してるフリしてる超越してないやつっていうのが怖いなっていう。そこがねすごく僕は良かったなと思って。
まあそうか。ある意味なんかちょっと碇ゲンドウみたいなという。
細目ありますよね。根源の非近さとやってることのスケール。一応見据えてるものはむちゃくちゃスケールでかいから、そのギャップがすごいなって言うとしょうもないなみたいなのが共存してる感じがね。
似てますね。
やっぱまあそのマザコのせいというか。
確かにちょっとカーン碇ゲンドウ説でこれも面白いかもしれないですよ。わかりませんよ。こじつけですよこれも。
でも今回のカーンで終わってる可能性もあるから。
分からないですけど。
今回のカーンが出ない可能性ありますからね。他のカーンはもうザ悪じゃないですか。もう世界征服するぞみたいな。
54:00
分かりませんよ。もう根っこひっくり返したら同じじゃないか。お前らみんなみたいになってるかもしれないですから。
学生時代いじめられてたとかあるかもしれないですからね。
分かりませんけどね。
確かにサノスの時もなんかこいつなりに世の中のことは一応考えてるんだよなみたいなのはすごい上手に表現してたとは思うんですよね。
特にインフィニティウォーの時はこいつなりにちゃんとしてるんやなっていうただそれがあまりにもっていうのでなんかすごいバランスを描いてたなと思ったんですけど
結構カーンもやってくれるんじゃないかなって期待があるんですよねそこは。
またその並行世界を観測している存在っていうのがなんか結構味のあるものを描けそうな気もするんですよね。
世界の威風を見るとかあるいはその自分自身の威風を見た人間のこじらせ方ってすごそうやなと思って。
見えすぎちゃってもうつらいみたいな話だと思うんですよやっぱり。
あらゆる威風を見すぎてもう人生の酸いも甘いもかみしめたどころじゃないものをかみしめちゃってみたいな。
今回テレパスのキャラクターいたじゃないですか。
やっぱあれも能力全開だと絶対つらいじゃないですか。
人の気持ち全部見えちゃうとかもうやめてほしいみたいな。
そういうのに近いようなことが並行世界を知っているカーンにとってそれがどういうことなのかっていうのが今後もっと深く描かれている可能性はあるかなっていう。
そうですねそこをどうやってくれるのかなっていうところは間違いなく楽しみだなと思いますね。
あとフェーズ4ってほとんどイニバース全体で一貫したストーリーってなかったと思うんですよね。
ほぼ個別。
それぞれが例えばエターナルズとかシャンチーとかそれぞれのストーリーを解決していってたと思うので全体像ってあんまり触れてきてないと思うのでフェーズ5で一気にやっていくと思うんですよ。
そこをどうしていくのかっていう本当に作る側がどうするのかっていう楽しみはあるっちゃあるんですよねそこは。
なんかまだ全体像全然見えてきてないから一気に絡ませていくんだなって。そうじゃないともう間に合わないと思うんでね。
いろいろね。
なんかちょっと制作ペースを落とすみたいなニュース最近見ましたけど。
次から次へと作品が来すぎみたいな話でちょっと疲れてるぞみんなみたいなところ。
それは観客もだし多分作り手側も疲れてませんかみたいなところがあると思うんですけど。
そうですね。あとまあやっぱアベンジャーズって基本的にはお祭り映画だと思うんですよね。
あいつもあいつもあいつも出ますみたいな映画だと思うんですけど。
57:02
今のままだとアベンジャーズやったとしてもこいつも出ますこいつも出ますのうち半分ぐらいドラマ版のこのシーンで出てたやつですよねみたいになりそうじゃないですか。
まあ多分そうなりますよね。
お祭りって全員知ってるものが出てきてようやくっていうものだと思うので。
なんというか顔見せしたからお祭りに出ていいってことにはならないですよね。
やっぱりその顔見せだけじゃなくてその受け入れられてからがお祭りの舞台に上がっていいっていう感じだと思うので。
その例えばワカンダホイバーに出てたアイアンハートとかドラマ版に今からやるっていう話ありましたけど今の状態でアベンジャーズアッセンブルってされたのもちょっとまあいたけどさみたいになりそうかなっていう。
そこも拾ってくるんやーぐらいにしか多分今段階では多分ならないかなと思いますけどね。
いっぱい今目くばせだけしてる状態だと思うのでその目くばせした人たちをちゃんとその祭りの壇上に上がっていいとこまで育っていくのがフェーズ5でやっていかんとダメだと思うんですよね。
なんかその手腕そのものが楽しみっちゃ楽しみではあるんですよね。
まあやっぱそうですね。
もう作品というか。
そうですねなんかもうどう楽しんでるんだろうって分からなくなりますもんね。
日本の映画として僕楽しんでるのかMCUとして楽しんでるのか僕もなんか楽しみ方がなんか中途半端になってきてるというかまあ曖昧だからだと思うんですけどそれが。
もう分かんなくなってきててまあでももう乗りかかってる船なのでもう乗り続けるぞという気持ちですよね。
もう見届けるしかねえこれはっていう。
こんなに続いてますからね確かに本当人生ですよこれはみたいなぐらい続いちゃってるのでねもうね。
実は個々のヒーローの話を見てるんじゃなくて一貫したケビンファイギーの物語を見てるんじゃないかっていう可能性があるんじゃないかっていう。
そうなんですよね。
そことの兼ね合いとかの話しか見てないな自分みたいな時もあったりとかね感想を書いてたりとか考えたらあれって一本の映画の話してない。
あれ僕は何を見ていたんだみたいな。
分からなくなってるっていう。
まあね現状で誰が一番活躍してるかってなったらどのヒーローよりケビンファイギーだと思うんですよね。
結局そうじゃないですか今のところね。
まあなんかそこを見る風に良くも悪くもなってしまってるのかなっていう気はするっちゃするかなっていうのはありますかね。
そうですね。
あとあの僕結構好きなのが本作のラストなんですけどスコットが今回の敵である今回のカーンを倒したことでもっと良くない事態を招いたんじゃないだろうかどうしようどうしよう
1:00:01
まいっかってなるあそこ僕すごい好きなんですよ。
あれコメディのタッチでコメディ的に処理されてますけどすごい大事な考え方かなと僕はちょっと思って
自分が見えてない範囲の人を助けられたんじゃないかなって思い悩んだりはしないけれども自分が見えてる範囲の人は助けるっていう心構えじゃないですか彼は。
それって自分が何かを抱え込まないまま誰かを助けるっていうバランス感覚としてすごい大事だと思うんですよ。
例えばその自分が全く行ったこともない国の名前も知らない人が何か暴力とか貧困で苦しんでいるのでその人を助けてくださいって今この瞬間言われても別にその人を助けようとは思わないじゃないですか。
だって知らないものを助けろって言われても別にそれにモチベーションってないけどそれを実際に知ってる人ってなったらやっぱ助けたいと思うし助けることもあると思うんですよね。
そこってすごいリアルな感覚やなって僕は思ったんですね。
知らないものを助けろって言われてもそこをどうこうできるってすごい難しいことだなと思うし逆に良くないことも生むんじゃないかなっていう部分もあるんですよね。
例えばMCUのシリーズで言ったらアイアンマンって悪い奴が攻めてくるぞって脅迫観念に取り憑かれて良くないことをしてたじゃないですか。
ウルトラマンを作ったりファーフロムホームで戦闘ドローンを作ったりしてたじゃないですか。
自分が見えてないところにある敵を想像したことによるものだなと思うし今回のカーンも僕そうだなと思うんですよね。
平行世界のことを考えてじゃあこの平行世界ない方がいいから消しとこうっていう風に何か使命感でやってしまってるみたいな。
それって正しいのかもしれないけど個別の視点から見た時に単なる殺戮者でしかないというか見えてないものを見えてる気になって抱え込まないって
バランス感覚としてむちゃくちゃ大事だなって思ったんですよね。
スコットはやっぱそれを逆的にとは言えやれてる人だなと思って。
彼が助けたいのはみんな周りの人なんですよね。やっぱり世界を助けようとあんまり思ってないというか。
だから基本的には平行世界をカーンが滅ぼしてますってなってもあんまりそこ触れとこうぜって帰ろうやって言ってた。
でもやっぱりその世界にいてそのカーンっていうそのものに対峙してその世界に触れてやっぱりこいつはやっつけとこうかって言ってやっつけるっていう感じでやっつけましたと。
1:03:03
その後そのカーンをやっつけたことで余波が良くない結果を生むかもしれないけどそれは自分は観測してないじゃないですかそれは。
その観測してないものを想像して良くないことを生んだかもしれないなって思い悩まないって少なくとも目の前にある善行を成すためには必要な発想なんじゃないかなと思うんですよ。
でおそらく今回の彼の行動は他の全てのカーンたちをアベンジャーズ抹殺のために動かすきっかけになると思うんですけどそれをさせるのはケビンファイギだから。
それは別にそれはスコットが悪いんじゃなくて悪いのはケビンファイギと我々観客なんでもっと悪いやつ出てきてほしいと思ってる観客がさせてることだからスコットが悪いわけじゃないと思うんですよ。
僕らが一番のヴィランだったっていう。
自分が見えないところの善悪で自分を呪わないっていうのは目の前の善を成すために大事なことなんじゃないかなと思うんですよね。
もっと大きい目で見てこの善はなさない方がいいよねってブレーキをかけるみたいなことをしないって。
少なくとも一人の人間がヒーローをやるっていう範疇ではその発想がないともっと大きい目ではこれをやらない方がたくさんの人が救われるからやらないでおこうみたいな。
それを言うのはもはやヒーローではないだろうっていう。
大きなことを考えすぎるあまりに血まよってしまうというか、ちょっと狂気に満ちたことをしてしまうってカーンもだし、
たとえばワンピースのフィルムレッドの歌とかね、似たようなもんでしたなと思いますけど。
目に見える部分で良しと言える、思えるって生き方の所誠実というか、部分としても正しいよねっていう。
それで目に見えなかったことを全部ないらっがしろにするって考え方はまた違いますけど、
一旦ちょっとだけわけにおいておこうみたいな。
そうすることによる自分の重荷を下ろすみたいな感じは生き方としてすごくいいなっていうのはありますよね。
ヒーローをやるっていう中で自己犠牲を払うのかどうかっていうところ。
やっぱりスコットは自己犠牲はあんまり払わないというか、結果的に結構自分の人生リスクに欠けてるんですけど、
完全な破滅までのアクセル踏み込まないなとは思ったんですよね。
自分の人生としてある程度充実させたまま人助けしますっていうバランス感覚って、
そうじゃないと、俺はこんなにやったのに、世界のために尽くしたのに、世界は俺に何も返してくれないじゃないかっていう悪口の原因にもなるし、
1:06:06
なんか俺は人生いいし人助けもしてるからなみたいなバランス感覚でヒーローをやるってベストだなと思って、
なんて素敵なんだろうって思ったんですよね、あのラスト。無責任とは言えるけど。
それぐらいのメンタリティじゃないとヒーローやっていけないよねみたいな。
やっぱり心のメンタル、メンタリティ大事みたいなところですね、本当に。
なんかすごい大事だなと思って、特にヒロイズムってそういう精神的負荷と隣り合わせで描かれがちじゃないですか。
いかに追い詰められながらも世界を救うかみたいなのになりがちだと思うんですけど、そうじゃなくてっていう。
自分は自分のまま世界を救いますって言うって大事なことだって。
それは僕たちにとっても大事なことだと思うんですよね。
自分たちの持っているものを犠牲にしなくても世界は救えるってすごい大事な発想なんじゃないかなって気はしてるんですよね。
ヒロイズムが自己犠牲と結びついてますなんて言い切らなくても世界は良くできるって大事な発想だなと思って。
あの結論は僕すごい良かったなぁとは思ったんですよね、そこは。
映画全体はそんなにって感じだったけど。
そうですね。
フェーズ5がこれからどうなるかですかね。それにかかってるかな。
結局これからも見ていきますしね。
だいぶ乗りかかった船やからも。
もう絶対見るぞっていう。死ねないぞみたいな気持ちですよね。
次はガーディアンの逆襲ですよね。ボリューム3。
次ボリューム3が来るのか。どうなっちゃうんだみたいなところがありますけど。
彼らはあんまり背負ってないというか、軽いノリでただ肝心かなげなところではやるっきゃないよなっていうバランスで宇宙丸ごと救うじゃないですか。
あのノリもすごい好きになっちゃうなっていう感じはありますよね。
特にガーディアンズオブギャラクシーはノリの軽さに対してスケールがでかいっていうのがまたね。
そうですね。
毎回宇宙滅びるんじゃないかぐらいのスケール感だから。
そこは面白いなっていう。
そんな感じですかね。
ではアントマン&ワスプクアントマニアの話はここら辺で終わっておこうかなと思います。
次回は別れる決心が最有力候補なのかな。
そうですね。別れる決心とかの方がいいのかなみたいなふうには思いますけど。
他にもたくさんありますけどね。面白そうな絵がたくさんありますけど。
1:09:03
そうですね。今、注目策は多いですからね。今は。
他にも逆転のトライアングルはまあこうですよね。
楽しみですし。
あと少女は卒業しない。
これ前田さん絶対見ないと思ってたけど。
もうなんか我々が盛り上がるやるってことで。逆に注目してたから。
ありっちゃありかなっていう。
そうですね。とかもありますね。
あと千尋さんとかもねちょっと僕気になってはいるんですよね。
そっか。それもあるんだな。時間足らないな。本当に時間足らないですね。
結構今ね注目策集まってますよね。
そんなに見れなさそうだからちょっと要点絞ってみたいなと思うんですけど。
次回前田さんが参加できるかもしれないので前田さん含めてちょっとテーマは相談してみましょうか。
そうですね。
でもまあ最有力は別れる決心かな。これは熱そうだなって。
思いますけどね。
ではテーマは後々決めるとしてアントマン&ワスコクアントマニアの話はここで終わっておこうかなと思います。
ではお知らせになります。
この番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想次回テーマ作品の感想などご自由にお送りいただけると幸いです。
また次回バー開催情報ポッドキャスト次回テーマ作品の告知も行っておりますので
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はいそれでは映画の話したすぎるラジオ第104回
アントマン&ワスコクアントマニアの話をこの辺りで終わっておこうと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:11:45

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