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2023-02-14 24:53

第102回(1) デイミアン・チャゼル監督作『セッション』『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』オープニング ゲスト:オーイシさん

新作『バビロン』に備えて、デイミアン・チャゼル監督作3作「セッション」「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」の話をしました。

まえださんがしばらく収録不参加となるにあたり、前回に続きPodcast「話の合わない俺たちは、」のオーイシさんにゲストにご参加いただいています。

オープニングではメンバーの近況などについて話しています。

■メンバー

・山口 https://twitter.com/awajicinema ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke

■ゲスト

・オーイシさん

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2023年2月25日(土)

場所:大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2023-2

■「なんばパークスシネマ映画祭≪ライブ音響上映≫」ペア鑑賞券プレゼントのお知らせ

映画を“音”で楽しむ!というコンセプトをもとに、大迫力&ライブ感覚で楽む映画祭“音”で楽しむ!「なんばパークスシネマ映画祭≪ライブ音響上映≫」が2023年2月23日(木祝)~3月2日(木)の期間中、大阪・難波のなんばパークスシネマにて開催されます。

このイベント内の以下の上映のペア鑑賞券をプレゼントいたします。

・2/27(月)「ラ・ラ・ランド」12:45の回 1組2名様 ペア鑑賞券1枚

下記のお便りフォームより「鑑賞券希望」と書き添えてご応募ください。複数ご応募があった際は抽選にて当選者を決定いたします。当選された方にはご一報差し上げますので、送付先の宛先をお教えくださいませ。

応募はこちらから:https://forms.gle/BR9iLcpykHLAPnCM9

・締め切り:2/21(火)

イベント詳細:https://www.parkscinema.com/campaign/liveonkyo_namba_202302

■当番組のグッズの販売を開始しました

https://suzuri.jp/virtualeigabar

■告知用Twitterアカウント

https://twitter.com/virtualeigabar

■お便り募集中

https://forms.gle/BR9iLcpykHLAPnCM9

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00:12
はい、始まりました映画の話したすぎるラジオ第102回になります。この番組は大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー周回りで、映画トークバーイベント映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今回ちょっと急遽前田さんがお休みになりまして、レギュラーメンバー2人とあとゲスト、前回に引き続きオーイシさんに来ていただいてます。オーイシさんお願いします。
すいません、2週連続でお邪魔させていただいてます。オーイシです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
急遽前田さんが不在っていうのもあるんですけど、僕が前回の回の編集をしながら、みんなオーイシさんと話してずるいぞと思いながらお呼びしました。
すいません、本当に。
前回むっちゃいい話してるなと思って本当に。
本当ですか?
良かったです。素晴らしかったなと思って。2週続けて参加いただいてまして。
オープニングの近況の話をしていこうと思うんですけど、1点だけちょっとお伝えしていきたいことがありまして、リスナープレゼントがあります。
何かというと、大阪の南場にある南場パークスシネマで、音で楽しむ南場パークスシネマ映画祭ライブ音響上映っていうイベント上映が2月23日木曜日から3月2日木曜日まであるんですけれども、
それの鑑賞権を企画の方から提供いただいてまして、リスナーさんにプレゼントしたいなと思っております。
イベントとしては、南場パークスでライブ音響の作品上映があるっていう形なんですけれども、
作品としては、トップガンマーベリックとRRRとThe First Slumdunkとか結構素敵な作品が揃ってまして、
今回提供いただいているのが、ララランドの鑑賞権になります。
鑑賞日時が決まってまして、2月27日月曜日の12時45分の回の一組2名様の鑑賞権になります。
日程が平日ということで、行ける日と限られちゃうかもしれないんですけれども、
良かったら番組のお便りフォームまで応募いただけたらなと思います。
お便りの方に鑑賞権プレゼントとだけ記載いただいてお便りいただけましたら、応募いただいた方の中から抽選でプレゼントさせていただけたらなと思います。
03:01
締め切りを2月21日火曜日12時頂けたらなと思いますので、結構ね、鑑賞権の郵送を含めると日程ギリギリなので、その日程が締め切りになるかなってところなんですけれども、
お便り当たった方、ちょっと後から住所お聞きする形になりますので、ちょっとそのあたりの個人情報とかも大丈夫な方でご応募いただけたらなと思っております。
はい、では皆さん近況を伺っていこうかと思うんですけれども、マリオンさん最近いかがされてました?
そうですね、最近はバイオレントナイトとヒトラーのための虐殺会議であったかな?を見ましたね、映画としては。
バイオレントナイトはもう何の頭を使うことないような楽しい映画でしたねっていう感じですけど、
サンタをやってるのがデビッド・ハーバーっていうね、ストレンジャーシングスのホッパ系ですね。
あの人がなんかすっごい気だるそうにサンタクロースやってるのがめちゃくちゃおかしくて、
あと結構律儀にホームアローンのオマージュをやるとか、これ設定大ハードやないかみたいな、そういういろんなクリスマス映画をオマージュも入りながらやるような映画で楽しかったですね。
ヒトラーのための虐殺会議は、本当に誰もこの会議止めなかったのかみたいな会議が延々と繰り広げられる映画でして、
ユダヤ人虐殺計画をどうやっていくのかみたいなのを実行に移すための会議みたいな内容なんですけど、
もちろんそのユダヤ人虐殺に関して誰も異論はないという状態、誰も突っ込む奴はいないっていう状態で会議がスタートするので、
本当に普通の会議というか、私たちの負担を減らしてくれるって言ってくれたじゃないですかみたいな、お互いの利権争いだったりとか、
法の定義にのっとってちゃんと決めましょうよみたいな、ちゃんと真っ当なことを言っているように見えるんですけど、その法がもともとおかしいなみたいな、
延々とそのまま会議として繰り広げられるっていう映画で、本当に淡々と会議が流されるだけなんですけど、恐ろしい映画だなというふうに思いましたね。
結構重そうですよね。
重かったですね。実際の議事録が残ってるらしいんですけど、その会議の。
万勢会議っていう名前らしいんですけど、その議事録をもとに映画を作ってるっていう話で、実際にこういう議論がされたんだろうなと思いながら見ると余計に怖いというか、これはゾッとしましたね、なかなか。
なんか興味深いですね。
っていう感じですかね、はい。
はい、大石さんどうされてました?
えっとそうですね、最近なんですけど、NHKドラマ10で今ちょっと放映されてる、オークってドラマってご存知ですか?
06:02
はい、吉永文の。
あ、そうですそうです、原作の。で、あれきっかけで、ちょっと最近吉永文さんの原作を前回読んだんですよ、19巻。
で、これがちょっと結論から言えば大傑作だったらっていう。
ところで、まあもちろんいろんな章で評価されてるので、そんなことわかってるよって感じだとは思うんですけど、いやこれがめちゃくちゃ面白かったので、ちょっとそれかな、一押しはそれかなっていう感じですね。
なんか、ざっと一応ご存じない方のためにあらすじを言うと、江戸時代の三代将軍徳川家光の時代に、若い男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行して、男子の数が激減した日本、まあ江戸時代の社会の中で、
家三つもその病に倒れちゃって、将軍職が女性と形成されていくと。で、基本的に社会はもう女性が回す社会になっていて、で一方で男性は種馬として体質に育てられて、多くもまあ男子が集う場所、男の園みたいな感じになっていくっていう。
で、その江戸時代が幕末まで最終的にどうなるかっていう歴史改編SF漫画なんですけど、まずジェンダー的な視点、まあ要は今ここ最近のいろんな映画が取り上げていることだと思うんですけど、
そのジェンダー的な観点からもその実験的であり非常に興味深いいろんな問題定義が男女を逆転する、立場を逆転することでたくさん描かれてるっていうのも非常に面白く読めましたし、
なんせその吉中文先生のその宿命を背負った人々が、その仕事っていうものを通じて自分の生き方だったり、あるいは歴史の残酷な荒波にと戦っていく様っていうのがちょっと胸熱くなってしまって、
もうなんかなんていうかもう本当最後の19巻は最初からずっと泣きながら読むみたいな感じで、すごい良かったです。
今ドラマ版の方でもその三代家光編がちょうど今週終わったところなんですけど、
えっと去年結構話題になってた大河ドラマで、鎌倉殿の十三人っていう、こちら鎌倉時代のドラマだったんですけど、
そこで結構熱演を見てたホッタマユさんが家光を演じられてて、いやーこれがめちゃくちゃ良かった。
ホッタマユなんですね、家光をやってるの。知らなかったです。
そうなんですよ。なんていうか可愛らしさの中にその孤独さというか、もう孤独ゆえに人に辛く当たるみたいな、そういう家光、そういうキャラクターとして描くんですけど、
もう本当に見事に演じられてて、いやー素晴らしかったです。ドラマの方もめちゃくちゃ見応えあります。
いや、ドラマの方ね、今多くなのかと思ったんですけど、確かに今こそって感じはありますね。
いやそうなんですよ。
うーん、なるほど。
なんかようやくそのジェンダー的にもこういろいろな見方というか、まあ平等であるのが当たり前っていうような見方がようやくその一位というか普通の人にも広まりつつある、
今だからこそ多分フラットな目で見れるっていう意味で、本当に今このタイミングでの全部最後までやるっていうNHKのドラマ版の判断はすごいなと思いましたね。
09:00
なるほどね。いや、ちょっと興味深いですね、それは。
ぜひぜひ、おすすめです。
最近の注目としてはそんな感じですかね。
そうですね、はい。
はい、えっと僕収録参加久しぶりなんですけど、
新型コロナウイルスにかかっとったわけなんですわ。
お騒がせしましたって感じなんですけど、失敗しました。
結構きつかったですか、やっぱり。
まあちょっと、まあ普通に重い風邪って感じでありましたけど、家族みんなかかって、自分だけがかかってないタイミングが一番しのかったです。
ああ、なるほど。
まあまあ、復帰して、まあ病気になる前に、前々回の収録で言ってたのかな、えっとジブリの思い出ポロポロと海が聞こえるを見たんですよ。
で、結局思い出のマーニング見なかったんですけど。
おお。
で、思い出ポロポロはね、やばいですよ、超傑作ですよ、本当に。
すごい。
あの、僕、ショークの時見て全然ピンとこなかったけど、やばいですね、本当に。
わあ。
まあ、あの、舞台が1982年で、で、その60年代のその主人公の子供時代と82年のまあ青年時代っていうのを行ったり来たりするんですけど、
東京生まれの主人公が山形の田舎に憧れて田舎で農作業をするっていう話がまあ、子供時代とザッピングするんですよね。
おお。
で、あの、現代は結構キャラクターデザインが写実的なんですよね。
ほうれい線とかも入っちゃうんですけど、で、背景も写実的だし、でも子供時代は背景が結構抽象化されるというか、
水彩画でぼやっと描かれるし、キャラクターデザインはいわゆるジブリの子供キャラクターみたいな感じになるんですよ。
だからリアリティラインが別のものですよっていうふうに描かれてて、まあその大人時代から子供時代を思い返しつつみたいな感じで話が進んでいくんですけどね。
すごいですよ本当にもう。
そうなんですね。
ビビりました。
こんなすごい話やったんやなと思って。
で、まあ今の時点から見た1982年ってもう相当な過去ですよね。
40年前だし。
うんうん。
でもその82年当時の現代性みたいなので若者が描かれるんですよね。
その当時で主人公27歳やったかな。
で、その82年当時の27歳の主人公から見た田舎の農村みたいなのが描かれるんですけどね。
その怖いんですよねなんか。
怖い?
怖い。もうこれミッドサマーやぞってちょっと思いながら見てて。
まさかの村ホラーですか?
これも村ホラーでしたか?
見方によってはね、やっぱその高畑勲監督のその素朴な労働者に対する疑いの目みたいなのがあるなと思って。
12:05
それってやっぱ宮崎駿監督にはないじゃないですか。
宮崎駿監督ってやっぱり素朴な労働者を肯定している、信じている人だなと思うんですけど、やっぱり疑ってかかって見てるっていうところで。
人間って誰しも炎ぐらいぞっていう感じを描いてて、そういう感じがすごいですよ。
で、正直お二人もそうだし前田さんもぶっ刺さると思います。
これは見てほしい本当に。
それは見なきゃいけないですね。
見たことないんですよね。
見なきゃね。
たぶん本当にそれって子供の頃に見ても確かにピンとこない理由もすごい明確にわかるというか。
子供の頃の話は子供の頃の自分当時の話だから全然わからないにしても、
大人になって今なって子供の時代が過去になったから今だからこそわかるものみたいなもの。
思い出になったからこそわかるものみたいなのもすごいありそうな気はちょっと話を聞いててしましたし。
やっぱ状況というか田舎出身であるからこそ田舎のたぶんその部分でたぶんわかるなっていう気がちょっとしちゃいました。
リアル心当たりあります僕も。
なるほどな。
海が聞こえるはね、超出来がいいとかではないんですけど僕は好きで、トレンディー。
もうトレンディーです本当に。
男同士で殴ってバキッて殴って、バカヤローあいつはお前に来てほしいと思ってたんだよみたいな。
トレンディーと思いながら見てて。
トレンディーですね、いいですね。
非常に爽やかに見てました。
なるほど。
あとね、コーチ弁がかわいい。
女の子もそうだし、やっぱ舞台コーチでした、前田さんが言ってた通り。
女の子もそうなんですけど男のコーチ弁もね、かわいいです本当に。
コーチ弁ってどんな感じなんでしょうね。
竜と蕎麦菓子の姫でも別に聞かなかったし、舞台さんからもそのコーチ弁聞いたことないし、どんなんかでわからないんですけど。
何々してるっていうのを何々シチューとかって言うんですよね。
シチュー。
何々焼きみたいな感じで。
僕、昔勤めてた職場でコーチ弁を全く隠さない女の子がいて、
その子のことはちょっと好きだったんですけど、コーチ弁めっちゃかわいいなと思いながら見てたから、いろいろ思い出して、やっぱコーチ弁かわいいよなって。
めっちゃ個人的なところに刺さってるじゃないですか。
めっちゃいい話ですね。
めっちゃ良かったっていうのと、あと殺し屋市を見たんですけど、
これ、あっためてきたのに舞台さんいなかったから、今回は話をお預けでいいかなと思うんですけど、
15:00
殺し屋市を見て、あとお題になる予定だったノースマンも見たんですけど、
ノースマンはね、僕的にはアンダー・ダ・シルバーレイクみたいなと思いながら見てたんですよ。
どういうことですか?
宿命に、自分の宿命は運命づけられていなければならないっていう風になっていく話やなと思って。
なるほど。
本当に中世のバイキングって、自分の命もゴミだし、他人の命もゴミみたいに扱うじゃないですか。
自分、命っていうものの価値が個人としては全くないような状態ですよね、本当に。
まだルネサンスも遥か彼方の時代だし、10世紀ごろだから。
だからやっぱりその信仰とか、あと家族の記憶みたいな、ファミリーツリーとかそういうところにやっぱり命の価値を預けている感じがあると思って。
それってそういうものの宿命の中で俺は生きてなければ、俺に価値がないっていう風に思い込んでいく風に僕は見えて、
自分が虐奪した民族のそういうシャーマンが、なぜ自分に典型預けてくれるんだよとか思いながら見てて。
なんはずないだろって。お前が侵略した側だろっていうのが典型預けてくれるって。
自分が行った先に運命を授けてくれる何かが待っているっていう話にどんどんなっていくなと思って。
これアンダー・ザ・シルバー・レイクやぞと思いながら見てたんですよ。
確かに。
なるほどね。分かりました。
だからもう時代関係なく、人生の意味は他者から与えられなければならないっていう脅迫観念の話っていうのは時代関係なくあるんだなと思って。
僕の見方ですけどね。風に見えて、もうラストとかねじくれすぎだろと思って。
なんかすごいですよね。勇ましいんだかアホなんだかみたいな感じじゃないですか。最後のあれはっていう。
なんだろう。その人、さっきまでそんなこと思ってなかったのにお前の中では思ってることになるんやみたいな感じに思って。
僕は本当にアンダー・ザ・シルバー・レイクに縛られすぎっていうのを改めて思いました。
本当ですね。まさかアンダー・ザ・シルバー・レイクが出ると思ってなかったので、ノーストも見て。でも聞いて納得はしますね。
はい、そんな感じで。あと前回のインシェリントーの精霊のお便り。ちょっとタイミングずれて紹介できてなかったお便りを1ついただいているので紹介したいと思うんですけども、マリオさんお願いできますか。
はい、それではお便り読ませていただきます。むかいてんかんらんしゃさんです。
店長メンバーの皆さんこんにちは。イニシェリントーの精霊話題作ということで見てきました。
18:03
私は理由も言わず突然怒ってきて理由を聞いても自分の胸に手を当ててよく考えてみろとかいう人が心から嫌いなので、正直見ていて胸クソ悪さが強く楽しく見られませんでした。
周りの人たちもお前死ぬぞと脅してくる気味悪いばあさんとか、人の手紙を勝手に開封して読むおばさん、いきなりぶん殴ってくる警官、ズーズーしい態度で絡んでくるのに他人への悪戯を話すとお前最低だなと嫌ってくるやつなど、主人公が不憫すぎるよ。
かっこ、手紙のおばさんは主人公の妹に対してですが。と思いましたが、この主人公の俺ってこんなに優しい良い人間なのになんで嫌うの?の言葉に、え、それってお前が自分で言うことかい?と思ったらどっちもどっちじゃんと少し呆れてしまいました。
主人公役のコリンファレルの下り眉が不憫さをうまく演出したミスリードにはまったようです。
人間関係において考え方や趣味思考が全く一致する人なんてほぼいませんよね。
ある程度の歩み寄りや妥協など相手を思いやる気持ちで成り立つのだとこの映画で改めて痛感しました。
この映画が北アイランド紛争のメタファーというのはすぐ分かりました。
人間と人間でこうなのだから、国と国、地域と地域がなかなか分かり合えないのも仕方ないのかもなと改めて思いました。
また、この映画に出てくる動物たちが飼い主に言ってとても従順で可愛らしく見えました。
動物に学ぶ面もあるなぁと感じました。好きか嫌いかで聞かれたら嫌いな映画かもしれませんが、
自分の考え方、生き方を振り返るいいきっかけになった映画なのは間違いないです。
今年のベスト9でした。というお便りです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
いいですね。嫌いな映画が重要っていいですよね。
確かにお便り読みながら、確かに本当にみんな嫌なやつだなっていうのを改めて思い出しましたけど。
僕もイニシャリントン見てきてて、
前回の皆さんの話を編集してから見に行ったんで、
それありきで行ったんですよ。
なるほど、仲がすごいですね。
結構いい人と思われたい、面白くないやつと思われたくないっていう話をしてたじゃないですか。
僕それを聞いて、なんかインターネットみたいなと思いながら聞いてたんですよ。
SNS的というか。
僕もその心構えで見に行って、SNSみたいな話やなと思いながら見てたんですよね。
だからいい人と思われたいし、面白くないやつと思われたくないし、
あとふとした瞬間に見せた嫌な人の面が許せないみたいなのもインターネットっぽいなと思って。
確かに。
この話がインターネットのメタファーとかじゃなくて、
やっぱインターネットというかSNSがそういう人間の凝縮された何かなんだろうなと思って。
そうなった時に、
インシェリン島から見たアイルランド本島みたいなのが、
21:03
インターネットの向こうにあるどこかの世界みたいな感じやなって思ってたんですよね。
妹にとっては憧れの場所だし、
兄にとっては絶対に自分はそこでは生きていけない恐ろしい場所だし、
それ以外のインシェリン島の人々にとってはゴシップを与えてくれる場所なんですよね。
例えばそれは、アイルランド本島の戦火でさえ対岸の火事として楽しめちゃうっていう。
で、都会ってやっぱこういう場所だよなとかっていうのを田舎の人が話してるみたいな、
いろんな意味でここではない場所の象徴として、
対岸のアイルランド本島がそういうふうに見えてるなと思いながら見てたんですよね。
あと、家族が出てこないって話されてたじゃないですか。
前田さんが指摘されてましたね。
登場人物たちの家族が出てこないなって話があって、
僕それ聞いて、これキリシマやぞと思って。
だからキリシマが部活辞めようとしたのに絡んでくる話やなと思って。
確かに。なるほど。
だからインシェリン島が学校であって、パブが部活なんですよね。
はいはいはいはい。
だから家族が出てこないのって部活だからやなと思って。
そっか、学校だったらそうですよね。親出てこいませんもんね。
で、パブってホモソーシャルなわけですよ。
男同士の関係性の場所であって。
でもやっぱり家族に認められたいなんて思ってないんですよね。
男同士で認められるための場所としてのパブがあるから、
家族って出てこないのかなと思って。
で、そこでパブじゃない場所、インシェリン島じゃない場所の
自分の価値を探しに行こうとした時に、
そこにしか自分の価値を持ててない人にとっては、
すっげえ恐ろしいことなんですよね。
部活を辞めるっていうことは、インシェリン島の価値観ではない
ところの価値観に行こうとするっていうことで、
そこにもともといた人たちにとって価値観が崩壊するってことなんだなと思って。
だから認められないっていうふうに見て、
結構、霧島になぞられると解釈しやすいなと思いながら見てたんですけど、
いくらなんでも霧島とアンダーザ・シルバーレイクに
縛られすぎだろうと思うなら。
いやいや、それ言ってしまったら、
たぶん僕、今回も言うと思いますけど、
たぶん今回の話の内容で、僕は深海まことって言うと思いますし。
一緒ですよ。
お前ずっとそれやなって言われてるのは、たぶん僕も一緒ですけどね。
本当にね。
オイさんがね、自分がインプットしたもので映画の感想の話をするから、
引き出し多いなと思いながら聞いてたんですけど、
僕、引き出し見子しかないんですよ。
霧島とアンダーザ・シルバーレイクを、
違う側面から擦り続けてるだけなんですよ、僕本当に。
いいじゃないですか、僕一個しかないじゃないですか、それでいいんだったら。
24:00
どうするんですか。
その引き出しの広さにめちゃくちゃ僕はすごいなっていつも思ってて、
広さというか深さの方が正確な言葉だなって思うんですけど、
めちゃくちゃその引き出し、なんていうか、
重篤ナイフみたいに使えるんだって思って。
ずっと擦ってるんでね、霧島を。
その切れ味の鋭さに僕はいつも感嘆してます、ラジオ聞きながら。
褒められてるんかな、これは。
めちゃくちゃ褒めてますよ。
ありがとうございます。
イニシア人と本当にいろいろ話したくなる映画だったなと思って、
お便りもいただけたし、
僕も反鎖してくれってなってたんで、
ちょっと触れさせてもらいました。
では、今日のテーマトーク入っていきたいと思います。
24:53

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