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では、テーマトーク行きたいと思います。今日のテーマトークは、『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』です。
はい、では、映画ドットコムから解説させていただきます。
マーベルシネマティックユニバースの一作として世界的大ヒットを記録し、コミックヒーロー映画として史上初めてアカデミー作品賞を組む7部門にノミネート、3部門で受賞を果たしたブラックパンサーの続編。
主人公ティチャラ、ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンが、2020年8月に死去したが、大役を立てずに続編を制作した。
国王ティチャラが病により命を落とし、悲しみに包まれるワカンダ、先代の王ティチャカの妻であり、ティチャラの母でもあるラモンダが玉座に着き、悲しみを乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとしていた。
そんな大きな岐路に立たされたワカンダに、新たな敵となる海の帝国タロカンの脅威が迫っていた。
監督・脚本は前作から引き続き、ライアン・クーグラーが担当、ティチャラの妹、主理役のレティ・シャライと、母ラモンダを演じるアンジェラ・バセットをはじめ、
ウェピタ・ニョンゴ、マーティン・フリーマン、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デューク、フローレンス・カスンバ・ラ、前作キャストが再登場。
ワカンダの前に立ちふさがる海の帝国タロカンを率いるネイモア役を、フォーエバー・パージュなどで知られるテノッチ・ウェルターが参加した。
はい、ではここからネタバレの内容入っていきますので、気にされる方がいたら、ぜひ見てから聞いていただけたらなと思います。
はい、では原口さん、いかがでしたか?さわりの感想。
えーっと、ちょっと今回これ見る前に、前作を見た上で見たんですけど、本音言うと、前作色はできてるけど、どこ面白いの?っていうのが本音ではあったんだけど、
で、今回見て新しいブラックバンスは誰になるかっていうのは、横っこ見るとスタイルとか体験するとこいつだろうなーと思ったんだけど、
そのなっていくプロセスがちょっと意外な方向だと私は感じたので、っていう意味でちょっと面白かったかなと思ってます。
はい、前さんいかがです?
えーっと、私も今回劇場で見る直前に1位を見てから見に行って、劇場で見てる時は楽しめたんですけど、
作品に対して結構微妙な気持ちというか、なんか今回の戦いの意義とかあった?みたいなところは正直ありますね、内容に対して。
ちょっと乗れない部分は多かったかもしれない。
なるほど、はい。まりおんさんいかがですか?
そうですね、僕も公開初日と、あとちょっと昨日僕、アイマックスで2回目ちょっと見てきて、
ちょっと気になることとかちょっとあったんでもう1回見たいなと思って、ちょっと2回見てきたんですけど、
おおむね僕も見てる時はすごく楽しく見てるというか、やっぱりチャドウィック・ボーズマンの死っていう大きなことがあって、
どう描くのかなっていうところで、すごくなんかそういう彼に対するリスペクトというか追悼の意味合いというのがすごく込められた。
その過程というか意義みたいなところはすごくわかると思いながら見てたんですけど、
まあなんかあんまり映画としては結構なんというか抜けが良くないなぁみたいなと言いますか、
前編ちょっと新規臭すぎるなぁみたいな気がちょっとしてしまうっていうのが正直な感想で、
03:04
あとやっぱりちょっと今作で描かれる戦争とか継承の話とかっていうのにもちょっとモヤモヤが残るような感じになってて、
それはなんかその劇中の若い人々もだし、制作人も王の死をまだちょっと答え出せてないのかなぁみたいな、
そういう迷いみたいな感じにちょっとなっているのかなぁみたいな風にはちょっと思いながら見てました。
僕はむちゃくちゃ面白かったですね。最近のMCUではぶっちぎりで面白かったです。
正直MCUって作品作りすぎて、自己言及と自己中毒に陥ってるなって思ってるとこがあって、
今までMCUでやってたことをいじるみたいな、自分で自分をいじるみたいな、セルフパロディーみたいな、
あるいはそのセルフカウンターというか、自分でやってたことを裏返してやるみたいな、
どんどんボトルネックっていうとちょっと似合っちゃいますけど、
自由度は減っていってるなっていう思いがあるというか、結局MCU映画にどんどん乗っていってるなっていう思いがあったんですけど、
今回そういうのではないなというか、社会的なテーマを持ったエンタメ映画っていうものとして作ってる。
それはMCUの動向っていう、自己言及みたいなのをせずに楽しめるものになってて、そこは僕すごい好きでしたね。
で、まあしみったれた話だなっていうのはあるんですけど、僕そのしみったれた感は結構好きでした。
あとお便り1ついただいてますのでご紹介します。
8さんでいいのかな。
初めて投稿いたします。
わかんなく言えば結論から言えば非常にアクチュアリティに富んだ作品だったと思いました。
以下私が特に刺さったところです。
シュリットを演じるレティシャライトのシンクロニシティ。
計らずもブラックパンサーを背負うことになったシュリット近年の作品選び。
スティーブマックイン監督、スモールアックスのマングローブや平場での社会的発言から、主にイギリスの黒人コミュニティの代表としての立場を背負う存在になったレティシャライトを重ねずにはいられません。
神や超常的な解決策が降りてくるのに頼らず、プラグマティックに問題に向き合い、おっとしどころを探るシュリに先行世代が宛にならず、
嫌悪なしに自分がやらではならないという若い世代の大変さ、聡明さを感じずにはおられませんでした。
内戦というワードが出てきたこと
BBCニュースの画面でラモンダの死を報じる場面
内戦によるものと思われますと、さらっと出てきて内戦は今後の北米の物語コンテンツから切っても切り離せないものになる予感
リリーの秘密基地にあった車
プリムスのバラクーダ72年
アメリカのハイガス規制に衝撃してほぼほぼ出回ることのなかった、歴史に忘れさせられた傑作車種
くしくも、1972年はERAがアメリカ議会で承認された女性にとって歴史的な年です。
ここからいくつもの符号を見出したくなるのは映画付きの悪癖でしょうか。
06:00
長くなりすいません。ワカンダホイバー個人的には大傑作です。
かなり背景を研究した感想をいただいている感じですね。
なるほどなあっていうところですね。
すごく興味深いですね。
そうですね。なんか車もちょっと狙ってやってそうな気がせんでもないですね、そこ。
そっか、あれプリムスのバラクーダなんだ。
なんかただのアメリカのマッスル解約練しか持ってなかったので
車種まで全然理解してなかったので、すごいと思いました。
はい、じゃあ具体的な話はやっていこうかと思うんですけども
はるぐさん話すポイントなんかありますか?
だから俺、シュリーが新しいブラックパンサーになるのはなんかわかったんだけど
ジューツの時にヒルモンガーに合うのが結構意外やったんですけど
あの辺ってどういう解釈なんかなとは思ったりしてまして。
あれに関してはまずシュリーがそういう伝統とかあまり重んじない
先進的な価値観を持っている人っていうところで
その祖先に合わないっていうところですよね。
あれってちょっと僕ワンの記憶うっすらしてるんですけど
あれって祖先に合うみたいなやつですよね、ハーブのダートって。
確かそういう感じ。
ティッチャーラは親父に合うよね、確か。
だからそのワカンダの伝統にのっとってない価値観の人に出会うっていうところで
ヒルモンガーが出てくるっていうのが一つと
あとやっぱりそのあの時点のシュリーはゾウをモチベーションに行動しようとしてるっていうところですよね。
そこでやっぱりその正しさとか規範みたいなものではなく
怒りとかゾウを原動力に動いている人間っていうところで
ヒルモンガーに出会うっていうところは
僕むしろすごい説得力ある展開やなと思いました、あそこは。
あとね、今回の前作で
あれヒルモンガーなくなってないよねって思って
余計ちょっと混乱してんけども
え?死んだでしょ?
前作なくなってますよ。
あれ死んだって感じだったっけ?
死んでましたよ。
死んだじゃないですか。
あれ死んだわけじゃなくて、そうか。
死んでますよ。
私も実は死んだって思ってなくて。
あ、そうなんですか。
あ、そうなんですか。
私ヒルモンガーっていうか、マイケル・B・ジョーダンがブラックパンサーになると思ったんですよ、ずっと。
あ、そうなんですか、あれ?
そう思ってるのは前田さんだけですよって言われましたよ、知り合いに。
なるほど。
そうなんだって。
いやでも本当に、今回シュリがブラックパンサーを継承する流れの中で
なったシーンとかが、予告編とかでも出た時に
彼女のビジュアルが出た時に
結構盛り上がる場所なのかなって思ったら
全然盛り上がらない場所だ、みたいな。
むしろものすごく深いぞ、みたいなというか
思いまだまだ全然立ち直ってないぞ、みたいなところに持っていってるっていうのは
本当に簡単には乗り越えられないぜ、これみたいなところを描きたいんだろうなっていう
今回のライアン・クーグラー含めて制作人が
そういうことなのかなとは思ったんですけど
09:01
だから本当に今回2時間半以上あるじゃないですか
とにかくずっと重い、ちょっと辛いっていうのは正直思いました。
確かにそこの見栄は弱かったなと思って
シュリがブラックパンサーになった瞬間が映画のテンションのMAXであるべきじゃないですか
本来的に言うと
キターって泣いたいけど
あくまで儀式完了したんで
それを表明します、みたいな感じで
部族長たちの前に現れるから
物語的なテンションMAXのところじゃないんですよね
というか盛り上がりどころはあんまないんですよね
割と淡々と進んでいく
でもその割にね
音楽は前作のメインテーマは流れるわけですよ
勇ましいね
なんだろうこの感じみたいな
不思議というか
いい意味でも悪い意味でも上げさせてくれないっていうのは
今作の一貫したトーンだなと思います
僕そこは結構好きだったんですけどね
あんまりヒーロー映画っぽくないというか
あくまでブラックパンサーっていう存在を
それこそ王位であるとか
継承の意味でしかない
だからヒーローって意味は帯びてないですよね
ブラックパンサーが
そういうこの国を守っていく人間としての
正当性みたいなものを保障するための
アイコンでしかないというか
映画的な意味でのヒロイックな存在には
扱われてないっていうところは
地味やなっていうのは確かに思いましたがね
さっき前田さんが言ってた
引っかかりどころを聞きたいんですけど
どんな感じですか?
なんか今回タロカンと戦うじゃないですか
で私そのタロカンの誰でしたっけ
足首に翼ついてる人
ネイモア
ネイモアですね
ネイモア
あのキャラクター私原作とか全然知らないんですけど
めっちゃいいなと思ってて
なんかその展開として
ワカンダが持ってる石みたいなやつを
ビブラニウム
ビブラニウムをタロカンも持ってるっていう
ところとかの繋げ方とか
すごいこういいなと思ったんですけど
あの人たちって何千年も
あそこにいたわけじゃないですか
迫害された歴史があって
せっかくそういうバックボーンを持っていて
ある意味ワカンダと近しいというか
分かり合える部分がすごく多いのに
なんか敵になる展開がちょっと急すぎるっていうか
無理やりすぎるなと思っちゃったんですよ
なんか手を組まないんだったら攻撃するみたいな
なんか何千年もあそこでああやって
自分たちの生活を守ってきた人たちが
急にそんなことするかなっていう
なんかキャラクターに説得力がないっていう
12:00
キャラクターの行動に
なんかストーリー都合で
急に悪役にされちゃった人みたいな印象を受けちゃって
急に自分たちの暮らしが脅かされてたのは
ワカンダが前作で世界に公表したからだっていう
そこまでは分かるんですけど
だから科学者というか大学生の女の子
あいつを連れてこいみたいな展開も
ちょっと正直よく分からなくて
そこに象を剥くかなみたいな
普通にシンプルにアメリカやんって思うんですよ
そこに協力してくれって頼むのは分かるんですけど
なんかその科学者の子を殺そうとするのも
ちょっとよく分からないし
結局シュリがお母さんを殺されちゃって
復讐に燃えて
あとの子が攻め込んできたっていうのもあって
戦うことになるわけですけど
そもそもシュリを助けに来た時に
ワカンダの方が先にタロカンの人
殺してるじゃないですか2人ぐらい
なんかそれ
その時点で私ちょっとうーんみたいな
なんかあんまり
お母さんが殺された悲しみは分かるけど
先に殺してるのはそっちやしなとか
なんかその辺で
ちょっとワカンダの正当性もよく分からなくなっちゃって
急に1週間後にまた来るからみたいなのも
なんかちょっとよく分からなくて
なんかあの辺りの展開が正直
次のMCの次のフェーズありきの今作の
とりあえずなんか登場人物全部出しました感が
あるんじゃないかなと思っちゃったんですよね
なんかそれがちょっともったいなかったかなと思って
もうちょっとあのタロカンのバックボーンを
もう少しちゃんと生かしたというか
組んだこう意義ある戦いをしてほしかったなとは思ったんですけど
なるほどね
僕も結構どちらかというと
僕タロカンよりワカンダ側のちょっとなんか
正当性みたいなところがちょっと違和感あるというか
なんかイサミヤシなとこ多くないですかみたいな
今回みたいなことが結構ちょっと見受けられるのが
ちょっと乗れないんですよね
なんかその王が亡くなって
ラモンダが統治している
ワカンダがその何というか
なんかもうちょっとなんか平和的な
なんかアプローチみたいなのとか
なんかその国際世論とそのもう一個
隠されたタロカンとの間に揺れるみたいなことで
なんかもっとそこで自分たちの正当性というか
に思い悩むとかっていうのが
もっと必要なはずなのに
なんか結構イサミヤシでなんか
飛び飛ばすみたいなとか
勝手に侵入して救い出して人殺すみたいなとか
ちょっと待ってくれよって思っちゃうところが
結構あって
この戦争は何なんだよってちょっと思っちゃうんですよ
なんかがっつり本当に
今回本当なんか
政治劇というか
教国同士のパワーゲームみたいな話じゃないですか
本当に
それは多分入れるのって今の世界情勢とかも含めたことを
描きたいんだろうなと思うんですけど
なんかそれ
手出したのはいいけど
ちゃんとでやれてなくないみたいなのが
ちょっとノイズになるので
この話は何だろうみたいな
気持ちにちょっとすごくさせられてしまう
っていうのが
本当になんかそのイサミヤシの部分が全部なんか
15:01
物語上の段取り的だなっていう風に
見えちゃうというか
怒った、もう一回やり返しますみたいな
本当条件反射みたいなところとか
なんかそういうところが結構ちょっと
僕はワカンダ側にそれは結構そういうところが
ちょっと見受けられる感じが僕ちょっとしちゃったので
なんか何だったのかな
この話はみたいな風には
ちょっと思ってしまうところがあります
なるほどな
そうやわと思いながら
お二人の話聞いてました
あのね
そうですね確かにそうですわ
あの
それはそうだな
僕は
僕はね
この話めっちゃ好きなんですよ
好きだし
この理がないでしょっていう
ところも好きなんですよね
だから正しい人全然
出てこないですよねっていうところ
なんですけど
まず僕ネイモアが
むっちゃ好きでキャラクターとして
僕キルモンガーより
全然好きなんですよネイモア
でやっぱ
キルモンガーはそういう
過去そのよく伝えた
過去とか歴史とか背負ってるけど
やっぱりそれを
踏み台にして俺が俺がっていう感じの
野心家ではあるじゃないですか
でもネイモアって
基本的にはその部族の生存競争を
生存戦略をしてるだけ
だと思うんですよ
だから今回敵対はしますけど
悪ではないですよね
そうなんですよね
全然悪役と思わなかった
あくまでパワーゲームをするために
対立せざるを得なくなる
っていうところで
それはワカンダ側も等しいってことなんですよね
そこに善悪の比重が
あんまりそれぞれに
こっちは善寄りですこっちは悪寄りでした
感じがあんまりなくってお互いに
ちょっと腹ゲーをしながらパワーゲームをしてる
っていうところが僕はすごい好きで
元々前作
ブラックパンサーでいうと
あれは黒人社会の中での
分断みたいなのが
背景にあるじゃないですか
だから成功している
守られている黒人と
そうではない貧しい中から出てきた
黒人っていうものが分断していて
そこが対立するっていう話でしたよね
ブラックパンサーは
今回は歴史の中で
アメリカ大陸に
連れて来られた
民族の後継者で
あるものとアメリカ大陸に
来られたことで
侵略された民族とが
対立するっていう話じゃないですか
どっちも西洋の
被害者なんですよね
どっちも
西洋のそういう派遣主義的な
ものの被害者として
双方があってそれぞれが
その西洋の列強と
対峙して国際社会を
生き抜いていかないっていうところで
より接中案みたいなのを
取っていこうとするワカンナと
いやもう叩くしかねえじゃん
っていうのを取るタロカンっていう
立場でもお互い
寄り添えるかもしれないじゃんってところで
でも寄り添えないってところで
18:01
まずその本来近い立場にいる
者同士が
対立してぶつかるっていう
これってむちゃくちゃ現実であることだと
思うんですね
本来団結できるかもしれない
人たちがまず一番初めに
ぶつかるっていうむちゃくちゃ現実
である物事だと思うんですよ
今回
アメリカのニュースで内戦扱い
されてたじゃないですか
タロカンの存在が
隠されているからそういう風に見える
っていうのもあるんですけど
ブラックパンサーの2作って
どっちも身内の
争いみたいな感じがあると思うんですよ
実際には
価値観が対立し合う同士がぶつかってるけど
広い目で見たとき
より強大な敵
より強大な対抗相手がいる中で
そこを生き抜くために
まず近い者同士で
価値観を揃えないといけないってところで
ぶつかるっていうのが生じている
だから確かに内戦的には
ブラックパンサーにいるというか
内輪もめではあると思うんですよ
そこのシビアさみたいなのを描いているところは
僕はすごいよくて
すごく理想主義的な
人が出てきて
サクッと解決はできない
だから女王も
すごい偉大な人っぽくはあるけど
やっぱり
欧米であるとか国際社会に対して
腹ゲーを使いまくるじゃないですか
やっぱり
ブラも狡猾だし
タロカンも狡猾だなっていうところ
それはやっぱり
そもそもがやられたから
っていうのが背景にある
っていうところですね
そこを描いているからこそやっぱり
それでいやいやあんなにやられたのにさ
お前らそんな妥協的な
政策取るのかよ
いやいややられたからってやり返せばいい
っていうもんじゃないでしょっていうのを
お互いぶつけ合って寄り添えない
っていうところでそこの解決策を
具体的な
なんかこっちの方がいいよね
とかじゃなくやっぱり
解決策も腹ゲーなんですよね
そういう今後
自分たちの
イニチュアシブを取れるような
カードを手元に残したまま
とりあえず握手はしますと
でも背中には刃持ってます
みたいな状態を維持するっていう
すごい妥協的だと思うんですけど
そのギリギリの平行を保ってる
ところを描いている
ところをやってるっていうのは
僕すごい
なんか真面目だなって思いました
真面目
本当にライアン・クーグラーって本当に真面目な
人やなって思うんですよ本当になんか
前編この重苦しい
トーンっていうのも含めて本当に真面目やな
って思ったんですけど
でその山口さんが言ったことも
すごくそれ分かるんですよね
実際のそういう国際情勢的な
結局お互い
いろいろ抱えててそこを
結構し合ってみたいなのの
やり取りの成れの果てというか
ところが描けてるのは分かるんですけど
それだったらちゃんともうちょっと
21:01
政治的にもうちょっと
ちゃんとしほしいなみたいな気持ちになってしまう
って感じですかね
もうちょい
テーマは政治的やけど
やってることは割と
なんかただの野蛮人
みたいな描かれ方じゃないですか
正直
何千年も
教えてあげられた気持ちで
それでも自分たちの生活を
ひっそり守ってきた
でもいつかやり返してやりたいという気持ちは
持ってたっていう
そこでチャンスというか今が機会なんじゃないか
っていう時にそんな無駄な戦い
に挑むかなって思うんですよ
なんかもうちょっとだけ賢い立ち回りを
考えないかなっていう
のがなんかちょっと
そんなあなたの何千年もの
思いはこの一瞬で
なんかそんなに
全部を無駄にするような行動に
出ちゃうようなことなんですかって思っちゃったんですよね
ちなみに数百年
ですよね
何千年後思ってた
数百年かな
大航海時代以降だから数百年
ですよね
そうか
結構今回戦争みたいなのに
あんまりなんかその
実際戦うのは民なんだけどあんま民が描かれない
みたいなところも含めてちょっと
みんなどう思ってるのかなこの話みたいな
風には思うん
ちゃうだから本当に戦争を
描いてるからこそ色んなこと
考えちゃうみたいなことは
どうしてもあるんですよね
それはもうちょっとなんかうまく
できなかったのかなみたいな
気持ちにはやっぱなる
あとなんか戦いのシーン
で結構
最初はお互い肉断戦
というか
追おうっていう感じだったんですけど
途中から私これ結構
個人的に許せないんですけど
アイアンハート
アイアンハートは何かよく分かってないんですけど
スーツ着て登場するじゃないですか
お声とかが
あれいいのと思ってなんかずるない
あそこはなんかこう
肉断戦で完結
するべきでは上のリーダーの
二人はいいとして下の
戦士同士はお互いその
イーブンな立ち輪で
陸と海とでやってるのに
いきなりスーツ着たアイアンマンみたいな
ドアーってきてドドドドって打ちまくるとか
なんか割とひどいなみたいな
なんかアメリカとやってること一緒やんみたいな
結構なんか思っちゃったんですけど
割とひどいね
あとなんかあのスーツが青色なのも
なんで青なの
そこなんかワカンダカラーじゃないみたいな
もうなんかすごいそういうのが
次回作への前振りチラ見せ
みたいな感じでなんかちょっと
やだなーみたいな
あそこは正々堂々とお互い肉断戦で
しかもワカンダのなんか戦士のいいところ
そこじゃないですか普通肉断戦で
槍とかで強いみたいな多少のそういう武器とかは
あってもなんかそのワカンダの戦い方の
良さでそのまま
ゴブゴブで行ってほしかったのに
しかもなんならスーツ使ってたけど
若干タロカンに押されてましたよね
だけど上が負けたから
とりあえず引きますみたいなのも
なんかちょっとタロカンに買ったのも
24:01
なんかあのサウナみたいなところで
メインウォアを弱らない
みたいなもうなんか知恵
知恵っちゃ知恵やけど基本的に
全部なんかこうテクノロジーの
資本持ってる方が買っちゃうやん
みたいなのが
なんかちょっと戦いとして
ちょっとクールじゃないな
と思っちゃいました正々堂々と
勝ってほしかった
青いスーツの方の話やったんですね
アイアンハートは赤い方ですよね
青い方はミッドナイトエンジェルって名前ついてましたけど
なるほどミッドナイトエンジェルね
まあどっちも原作にあるから
っていうもともこもないのがあって
アイアンハートは
アイアンハートはこの後
シリーズドラマがあるから
そういうどこで紹介するか
っていうところで
黒人の女の子だからじゃあ
ブラックパンサーで出そうかなみたいな
そういうプランなのかもしれないですね
そこは
正直ワカンダの
戦い方って
ほとんど古代ローマとかの感じじゃないですか
槍と盾持ってとか
まあまあね
しかも今回ね
工場戦をするじゃないですか
あの船とか
工場戦をするためだけの
形でしょあれ
もう時代
2000年くらい古いでしょ
戦争のやり方の時代が
それがかっこよくないですか
ああいうの好きなんですよ
そうじゃないと
さっきも言いましたけど
資本持ってる方が勝っちゃうのって
ロマンがないっていうか
知恵とか戦略とかで
勝ってほしいんですよ
それはそうかもやっぱり
MCUって違うヒーローの
話をいっぱいガッチャンコしてるけど
個々のやつは個々の
リングで戦うっていうのが
基本的にはあるからだから
そのスパイダーマンの
敵はやっぱスパイダーマンの敵の範囲
でしかないというか
スパイダーマンが対峙すべき問題
とかっていうものはやっぱり
スパイダーマンサイズで描かれるっていうところ
だからアイアンマンの
敵はやっぱそういうテクノロジーを
持ってるやつだしキャプテンアメリカの
敵はそういう政治的な
イデオロギーの敵だったりとか
当然それはキャプテンアメリカが
戦えるスケール感の敵が
出てくるんですよね
能力のスケール感も
基本的には鏡合わせなわけですよ
だから仮面ライダーが
敵と同じ力で戦うのとか
と同じことで
アイアンマンは同じテクノロジーを
持った敵と戦うしキャプテンアメリカは
同じそういう進端力の
高い範疇のやつが
敵として戦うから物語が映える
っていうのがあるわけですよね
今回ブラックパンサーだったら
前作で言ったら基本的にワカンダの人
として戦ってるから戦い方は
基本的に噛み合ってるわけですよ
ワカンダって王国の
王位の継承を
競う話だからそういうワカンダスタイルで
戦うのも
話と噛み合ってますよね
今回はちょっと
そこがぐちゃっとしてるというか
27:01
それやったらタロカンも
ビブラニウム持ってるんやったら
タロカン側もそういう
武器出してくるんやったら分かるんですけど
あの人たちは割と真面目に
来てみたいな
そこがかわいそうに思えてくるというか
トラディショナルな
ものばかりでね伝統的なやつでね
そうなんですよ
でもあの水爆弾の
脅威のテクノロジーですよあれは
あれやばいですよ
ドカーンってすごかったですけど
ワカンダの市町ビルみたいな
ところで爆発したら
ビルの上の方まで水埋まってましたからね
確かにね
あのちっちゃい玉の中にどんだけ水入ってんのっていう
恐るべき質量兵器ですよあれ
確かにね
あれが目の前で爆発して粉々にならないの
おかしいですよあの人たちは
確かに
割とみんな助かってましたもんね
水浴びちゃったみたいな
そもそもあれ持てないくらい
重いはずですよあれ
何千トンあるはずですよあれ
すごいな
なるほどな
前田さんの言うことめっちゃわかるな
それは
私なんか見終わった後とはゆえ
続編に来たいやなって思ったんですよ
それがドラマシリーズに続くって聞いた時に
部活気度が増してきて
いやいや
3に続くならわかるんですけど
ドラマはないわと思って
ほんまちょっと怒りが
ふつふつ急に湧き上がってきて
まあアイアンハートがね
だけの話になるので
まあまあそこからどう絡んでくるか
ちょっとわからないんですけど
そうそうなのでまあプロパンサー自体は
映画でやっていくと思うんですけど
たしかそのネインモアのキャラ
すごい好きなんで
次にそこでどうなるかっていうのは結構期待してます
あいつもともと
コミックの方でも
敵になったり味方になったりみたいな感じ
らしいんですよね
でコミックの方だと
白人のアメリカ人と
アトランティスの民族との
子供らしいんですよ
ほうほうほう
だからそこは
僕今回の再解釈みたいなの
すごいいいなと思って
たしかにねアトランティスって言っちゃうと
いやアクアマンどうするねみたいな
DCアクアマンあるけど
いろいろ問題起こりそうやなって思ったんですけど
あれをコンキスタドールに追われた
マヤ文明っていうか
あの辺の文明と絡めるっていうのは
たしかに面白いなと思いました
うんうん
結構そこの処理はクールだなと思うし
なんかその
実際のアメリカの中でも
そういうオリジンが違う
人たち同士
白人じゃない人たちの
圧力ってあるわけじゃないですか
その
少数者同士でぶつかるみたいなのって
現実にあるわけですよね
黒人の人が
いやちょっと南米系のやつってマジアカンわ
みたいなことを言ってる現実はあるわけ
ですよね
でもまあそれってまあ本来的には
両方とも被害者なはず
だけれどもやっぱりその
立場的に近いところにあることで
30:01
まずその隣と
ぶつかり合ってしまうっていうところを
描かれてるっていうのは
僕はやっぱ結構クールな切り口なんじゃないかな
と思うしそこでやっぱり
そのコンキスタドールに侵略された
ラテンアメリカの人たちを描く
っていうのはむちゃくちゃクールだな
と思いましたけどね
まあそれの語り口が鈍いって言われると
まあそうやなって思いました聞いてて
普通に手を組んでアメリカをボコボコにして
見てほしかった
でもあの
ワカンダの国そのものはともかくとして
そのブラックパンサーの
メインにいる人たちは割とその
アメリカのヒーローたちとは仲良かったりするから
なんていう
私ねあのちょっとシビルウォー見てないんで
そこ知らなくて
最近ちょっと知り合いに解説してもらったんですけど
なんか私ブラックパンサー1の
終わりで自分たちが
ビブラニウムを持っていることを世界に公表
した意味って何やったのかなとか
ちょっと思ってて
まあでもそのシビルウォーにそれが繋がっていくんですよね
え?ちゃう?
シビルウォーから繋がってる順番かな
シビルウォーから?
わからんくなっちゃった
そうですねブラックパンサー1の話はシビルウォーの
後にある話になるので
あそうなんですね
シビルウォーであのブラックパンサーの父親が
国連の会議で亡くなっちゃうんですよ
でそこから王位継承する話
ってなるので
そうか
あとアクションシーン結構
見にくくなかったですか
そこも結構不満なんですよね
僕前作まだ
ラストシーンがなんかちょっとあんまり
なんかラストの戦い
キルモンガーとブラックパンサーの戦い
あんまなんかCGくさくてなんかやだな
その前のちょっとスパイ活劇的なところとか
結構好きだったりしてたんですよ
プサンでの戦いとか
なんかそういう印象的なシーンを語れるんですけど
今作そこがあんまないんですよね
どうしても
本当に夜のシーン
なんも見えないんですよ
あれが問題
僕ちょっとそこが気になってアイマックス見に行ったんですよ
アイマックスとかそういう
ドルビーやったらもうちょっと綺麗に見えるのかなって思って
そこをちょっと確認したかったんですけど
見ても暗いなみたいな
普通の映画館で見たら
表情に何も見えないんですよ
あれは良くない
ほんとそういうとこだめだなって
ほんと思っちゃって
アクションもほんとにあんまパッとしない
なんかのクライマックスの
ワイヤーアクションみたいな感じの
あれとかって
グレートウォールやんか
グレートウォールのあれやんみたいに思っちゃったし
なんかちょっと新しさとか
ちょっとおっていうシーンがなかったのもちょっと不満ですね
それは思ったなぁ
何やってるかよく分かんないって
全然楽しくないんですよね
しかも暗いし
なんであんな夜のシーン多いのかもよく分かんない
もうね
僕あんまり映写が良くない映画館で
見たのでボケボケなんですよね
余計に見えないしね
もう輪郭が立ってないから
なんかぼやーっと薄暗い中で
なんか人がうごめいてるみたいな感じで
何か戦ってはいるが
戦ってはいるという事実
ぐらいしか認識できないぞ
33:01
認識できないぞみたいな感じはあって
本作の明確な弱点だと思います
そこは
お声さんむちゃくちゃ良かったですけどね
お声いいですよね
お声はいいんですけどね
なんかあのシュリが
あれシュリとお声でしたっけ
一緒に
あの女の子を
大学から連れて帰ろうとする時に
CIAでしたっけ
あれFBI
FBIの違いが分かんないですけど
逃げるシーン
あそこめっちゃ好きで
あそこめちゃくちゃテンション上がって
からのタロカンに会う
あの時点のタロカンの人達
めちゃくちゃ強いじゃないですか
もうなんて強い奴ら出てきたんだ
絶対無理じゃんみたいな
その感じをまだ秘めてると思うんですよね
だってあそこの時
攻撃しても治るみたいな感じだったじゃないですか
あそこら辺の特性は
今作では
完全に活かしてないと思うんで
それも次で
活かしてくれるんかなとか思いつつ
あれミュータントって言ってたから
X名の不正規やと思うんですよね
えっ
そうなの
ネイモアに関しては多分ミュータントなので
言ってたので
X名の不正規というか
打ちたいんだろうなというのが分かりましたね
あと怪我しても治るのは
多分あれかな
ウルバリンのあれかなっていう
何が起こってるの
タロカンの人は別にミュータントではないんじゃないかな
って思うんですけど
あ、そういうことか
タロカンの中の数名のメンバーだけなんかな
いや、あの人だけ
ネイモアだけかな
でもなんか橋の上で
橋というかあそこで戦った時に
治ってませんでした傷
治ってましたよね
治ってるというか治ってるんですかね
ただ丈夫とかじゃない
わかんない
丈夫やとしてもすごいけど
なんかしたけど治ったみたいな話はしてたと思うけど
確か
そうなんですかね
なんかしてましたよね
特殊な草食べてみたいな話
あれがビブラニウムと関係あるのか
そこはちょっと設定がよく分かりませんけど
ミュータントではない気がするんだけど
まぁまぁ
MCU広すぎるわ世界が
大変すぎる
ちょっと嫌になるでしょ
付き合いのこと考えたら
疲れますでしょ
もうわかんないですもん
原作の設定がどうとか知らないですもん
今の見てて
あとあのネイモは
シュリとネイモが戦うシーンで
足首の羽ちぎってたじゃないですか
あの時シュリ本人も
やっちゃったみたいな感動だったし
見ててもなんかそんなことしちゃっていいの
みんなハッてなったと思うんですけど
結構あれ
あの後大丈夫だったのかなとか結構気にしてて
また生えるもんなのかなとか
生えなかったら
バランス悪いですよね飛ぶときに
ちょっとフラついてましたよね
まぁ飛ぶ飛ばない別にして
めちゃくちゃ強いから
まぁいいんじゃないですか
わかんないけど
36:01
結構彼のアイデンティティが詰まってる気がする
飛ばないとやっぱりククルカンと呼ばれないわけじゃないですか
羽を持ったヘブンと呼ばれないわけですよ
やっぱり
ククルカンってあれもありましたもんね神としての
そうそう異名がやっぱあるので
生えていただきたいですけど
あとちょっと僕シュリの話が
ちょっとしたいというか
お便りでも結構書かれてましたけど
今回シュリがすごく重たいものを
背負っていく話じゃないですかやっぱり
もうなんか
偉大なる王の跡を継ぐっていうのもだし
やっぱりその
ワカンダの国そのものを揺るがすような存在と
今回タロカンという存在と
出会うことで余計に揺るがされて
それも背負わなきゃいけないって
本当に今回シュリが背負ったもの
まだこんなにも若いのに背負わなきゃいけないのか
みたいなところで
頑張ってほしいなというか
親目線な気持ちで見てしまうところは
ちょっとあって
本当にこれからシュリがどうなっていくのかな
っていうのはすごく楽しみでは
あったんですけど
ただその分ちょっと気になることがあって
物語の最後で
ミッドクレジットになるのか
ティチャラの
隠された子供が出てくるじゃないですか
それいるかなっていうのが
ずっと気になってるんですよ
思った
思ったんですけど
3で
今後シュリやみ落ちするんじゃないかな
と思って
さっき言ってた
誰でしたっけ
マイケルBジョーダンと
キルモンガーが出てきたこととかも
踏まえて
一旦ブラックパンサーにはなったものの
その方向性の力でなっちゃったから
次ちょっとやみ落ちになっていって
隠し子の方が
正当に
継承していくみたいな話になっちゃうんじゃないかな
ってちょっと思ったんですけど
年齢差結構あるけど
結局あそこで
隠し子というかいましたってなったことで
またキルモンガーみたいなことになるやん
って思ったわけですよやっぱり
せっかく今回
めちゃくちゃ頑張ってシュリが背負ったのに
それを台無しにしてませんかね
っていう気がちょっとしてしまったんですよ
やっぱり
次の展開が
ちょっとやみ落ち的なところになるのかもしれないし
次回の伏線なのかもしれないけど
あそこで
安易に子供出したら
お前らまた同じ鉄を踏むぞ
っていうことを
余計に感じてしまって
それ考えだしたら
ワカンダの国の君主性
あんま良くないなみたいな気持ちになるというか
どういうことやねんみたいな
気持ちすごくなって
ちょっとその継承のやり方は
良くないのでは
ってちょっと2回目見て思いました
それは
ワカンダ自体が
王政だししかも部族主義
じゃないですか
結構ろくでもない側面むちゃくちゃあるよな
っていうのが
考えちゃうとそうなっちゃうんですよね
部族長の人たちも
結構この人たち利己的やぞ
みたいなのも見隠れするから
結構内側に
爆弾抱えてるよなっていうのを
39:01
見てて思うんですよねワカンダ自体が
確かその
最初
あそういういざこざから
遠ざけときたいから
息子というかあえて隠し語的に
ワカンダから離れたみたいなことを
言ってたのにしれっとそのワカンダネーム
とかもそんな小さい時から
教えてバリバリ
多い狙いに行こうとしてるやないかみたいな感じも
そうそうもうダメだってそれ
後目争いで絶対また
前作と同じことになるから
っていうのが
何この話
それはちょっとなんか
あれ?ってなるというか
ここは主流に
継承させたで良くないですか?
っていうその一端は
ちょっと気になって
この作品いろんな方が
解説してるのを見てて
最後M爆が
Oの代理みたいなことを言ってて
あれについての解釈は
人によって様々で
主流あくまでも
お世話になりたくなくて
M爆がOなのか
あくまであの場だけの代理のM爆がOなのか
結局どっちの解釈なのか
よくわかんなくて
でもお世話としたら
いきなり外の人間が
Oになるのは無理でしょ
でもあれか血統に勝ったらなれるのか
うん
それもなんか
あの血統を誤めてるよね
でもM爆がある意味不戦勝なの?
あくまで立場の代理なのか
結局そういう血統とかで決めてたら
ダメだよねっていう
だからいけませんっていう風にしたっていう
意味じゃないですか
もう飾りみたいな儀式みたいな
ものになっているはずなんですけど
要は
結局そういう
古い伝統みたいなものは
否定したいはずだから
手裏は
そこであの血統に出て
勝ったから継承できるとか
負けたから継承できないとか
そういう話じゃないですよね
じゃあそもそも舞台に上がりませんっていうのは
まあそういうことなのかなとは思いましたけどね
うーん
なんかムズくなってきた
どうやって決めてるのか分からんくなってきた
ちょっとそれを考えだすと
ワカンダの国自体の
あれこれどうなん?みたいなのを考えてしまうので
ちょっと考えすぎはあんまり良くないかなと思いつつも
そうですね
落ち着いて考えましょう
これはMCU映画だということ
でもちょっとあそこで隠し子が出ちゃうのは
そんな気がするなーというのは
思っちゃって
やっぱりそこでちょっと追悼にならないな
っていう気持ちにちょっとさせられちゃった
死んだ人の
血が繋がってたから良かったですよね
とか全然それピンとこないというか
それを良き話として捉えるのは
僕そんなに好きな
語り口じゃないんですけどね僕はあれは
うーん
意思でいいじゃん意思が継承されたんだからそれでいいでしょ
っていう
僕はそれでいいと思ったんですよやっぱり
継ぐとしたらもういないんだったら
巨大な喪失から継ぐとなったら
意思しかないと思ったので
そこでちょっとそれ出されると
あれ?ってなるぞっていうのは
42:01
思っちゃって
ちょっとそこで結構大きなもやもやが
そこで生まれちゃったなーっていうのがあって
なんかやっぱり追悼映画として
やっぱりなんというかどうしてもちょっと思い出すんですけど
ワイルドスピードの
スカイミッションがあったじゃないですか
あれは完璧な形で追悼して終わったじゃないですか
やっぱり
今回近づけることができたんじゃないかな
みたいな気持ちもちょっとあったので
なんかそれだけにちょっと
最後の子供が出ることで
ちょっとブレたなみたいな
気持ちになっちゃいましたね
そうなんですよね
そこは割とどっちらげたんですよ
僕は
そこだね
あとやっぱ
僕アメリカ一番怖いわって
思いながら見てました
あのー
なんか分かるんだったら敵対するかも
ってなった時に
弱らせようみたいなこと言うじゃないですか
攻撃しようじゃなくて
内部工作ですよ
世界中に代理戦争をばら撒いた
CIAの内部工作が
もうお前らが一番邪悪やわ
と思って本当に
確かに
CIA暗躍ってちょっとしてましたからね
マジ?
一番怖いわほんまに
まああと
あの人やったんやってのは
知らんかったんでしばらくドラマとか見てなかったんで
いつの間にそんな立場になってるのかな
とか思ったんですけど
あの人何の人でしたっけ
なんか見たことある気がする
あのブラックウィドウのエンドクレジットの最後とかで
出たりとか
なんかちょっとそういう
影のアベンジャーズ的なというか
揃えるニックフューディ的なポジションみたいな感じの
人っぽいんですよ
あれでしょサンダーボルツでしょ
たしかその名前でしたっけ
あの人CIA長官でしたよね
あの人CIA長官になってんのか
と思いましたけど知らんかった
どこでそんな話になってんのか知りませんけど
だからあのスーサイドスクワットの
むちゃくちゃ嫌な上司みたいな立場でしょ
あの人
まあそうなりますよね
地獄のような汚れ仕事させるやつでしょ
あれ
怖いわほんまに
アメリカが一番怖い
アメリカ怖いですね
まあそんなとこですかね
うーん
文句ばっかり言ってしまった気がして
けどね
僕も喋ってたら結構
良くないところいっぱい出てきたわ
結構好きだったはずなのに
見てる時はめっちゃ楽しかったんですけどね
そうなんですよ見てる時めちゃくちゃ楽しかったんですけどね
そう
なんなんですかね
あと3Dもちょっと文句言いたいんだよな
あんまり3D良くないな
と思って飲み切ったんですけど
しかも映画の横券の前に
アバターがあるもんだから
余計に近いじゃないですか今回
まあね
海の中で青い人が出てきて
確かに
余計にその差ができてるんですよ
3D見ちゃうと
やっぱり横券の段階でアバターすごいんですよ
映像も
ちょっと今更アバターかよとか思ってましたけど
いややっぱり映像3D見たらすげーな
45:01
って思ったんですよその時
予告編も3Dなんですか
予告編も3Dになったんで
やっぱキャメロンは違いますね
とかちょっと映像面に思った
ところでその後に
似たような人出てきたなみたいになるじゃないですか
青い人が出て海の中で
っていう感じになっちゃうので
まあね
海中部族みたいな描写としては
アバターを超えるのは無理ですからね
本当に
たまたまなんですけど
海中部族
アバターって海中部族?
違ったけど
見てたらそんな感じに見えるから
確かにね
それはちょっと思いましたけど
でも音楽とかもね結構
良かったんですよ今回
特に面白いなって思ったんですけど
劇版
ルドウィック・ゴランソンの曲
前作からやってますけど
今回マヤ文明のモチーフが入ってるじゃないですか
そのマヤ民族の音楽とか
をアプローチしようとして
でも歴史が途絶えてるっていう状態で
残されてないみたいな状態で
いろんな学者とかを集めて
復元してそれを取り入れてるという話があって
何その話みたいな
すごいことやるなと思ったんですけど
そういう意味でもすごく
面白いことやってるなと思うんですけどね
ちょっとトンチキなこと言っちゃうんですけど
今回見ててね
ジョーダン・ピールのことを思い出してたんですよ
ライアン・クーブルってむちゃくちゃ真面目じゃないですか
ちゃんと社会に対して
メッセージを提言したいっていう
思いむちゃくちゃあるじゃないですか
ジョーダン・ピールって
黒人であることみたいな
アイデンティティはあるけど
基本的に面白いものを取りたい
俺が面白いものを作りたいみたいな思いがある人やなと思ってて
ライアン・クーグラーがブラックパンサーで
ジョーダン・ピールがキリモンガーやな
ってよくわかんないことを思いながら見てたんですけど
そこの対立構想があるかみたいな
ジョーダン・ピールはもう
それはそこやけど
向かう先はもう俺のものっていう感じがするなと思って
ライアン・クーグラーはちゃんと開けてるというか
社会を見てるって感じがするなと思ったんですよね
超個人的な視点なんであれですけど
今ね黒人監督の中で
メインストリームみたいなというか
そこにいるのはやっぱこの2人な感じがするんで
結構違いますよねアプローチの仕方は
こんな感じでブラックパンサー
ワカンタコエバーの話は終わっとこうかなと思います
次回どうしましょう
次回そうですね
ザリガニどうでしたマリオンさん
結構面白かったんですよザリガニ
私的にはすごい良かったので
話したいぐらい
あんまなんかミステリー
ミステリーじゃないですか一応
原作が
ミステリーではあるんだけどあんまミステリーみたいな感じでは
見てなかったですけどね
そうです私もなんか
ミステリー映画としてすごい良いなと思って
なんか普段電外映画とかは
48:01
見ないんですけど
そういう視点で
すごく良かったし
とにかく主演の方
めっちゃ魅力的でしたよね
うん確かにねザリガニね
案外面白かった
面白って思いながら見てました
あと候補なんでしょうね
ある男とかもありかなって思ってたんですけど
ある男も
ザ・メニューとか
ザ・メニューは
めっちゃ賛美分かれてますよね
そうなんや
僕ザ・メニューさっき見てきたんですけどね
ザ・メニューは
僕やめといた方がいいんじゃないかなって
思ってます
マジか
喋るの無理じゃないかなこれ
なるほどね
結構ムズイと思います
ある男は見たんですけど
結構喋りがいはあるようなテーマ
かなと思いますすごく
アイデンティティを巡る話であり
その名前を変えることみたいなのが
すごく効いてくる話みたいな
話で
ザリガニも僕いいなとは思ってます
うんうん
あと
窓辺にいてもめちゃくちゃ良かったんですけど
多分公開関数的に
厳しそうな感じはしたので
なんとなく
窓辺にいてね
ちょっと長いし見に行くの大変かなって思って
基本今泉さんのは長いので
前ゴロラさんとベストマッチな作品なんでね
窓辺にいて
ザリガニは僕ありかなとは
どうでしょう
じゃあザリガニにしますか
いいですよ
話さなかったとしても見てほしいです
そんなに
ザリガニにしますどうでしょう
いいですかザリガニで
じゃあさっきからザリガニとしか呼んでない
確かに
ザリガニとしか呼んでなくて
なんの映画屋に寝てます
じゃあ次回ザリガニの鳴くところで
いきたいかなと思います
ヨクヨクシューどうします
前もって決めとくみたいな話してたけど
ちょっとおろすかになってましたよね
ヨクヨクシュー
ヨクヨクシューは
何がいいですかね
グリーンナイトとかどうなんだろう
グリーンナイト
グリーンナイト面白かったですよ
ちょっと試写で先に見させてもらったんですけど
すごく面白かったです
グリーンナイト
グリーンナイトもいいですね
ちょっとグリーンナイト想定しておきますか
想定だけ
第一候補ってことで
いいと思います
とりあえず次回はザリガニの鳴くところで
いきたいなと思います
はいでは
お知らせになります
12月の映画の発売させる場を開催する予定です
場所は大阪の南森町にある
ヒガリ弁当型会場
週間曲がり
12月17日土曜日オープンが
19時クローズが23時となっております
この
12月の映画の発売させる場の
オープン前に
我々年間ベストの会の
51:01
収録をしてから
行きます
その後バーの方でも
年間ベストの投票を
お客さんから募ろうかなと思ってます
去年もやったんですけど
番組宛に
頂いたベストのお便りと
バーのお客さんからのお便りを
集計して
映画の話し出し流バー&ラジオとしての
2022年年間ベストを
決めようっていうのを
やりますので
皆さん12月
17日までに
年間ベストのお便りを
送って頂けたらと思います
1本だけ
1本だけですよ
去年もそうでしたから
1本だけでしたね
我々もベスト点言ってたけど
投票は1位しか
数えてなかったですから
我々も均等です
次の収録で年間ベストを決めるんですね
下半期じゃなくて
年間で
私も苦行が
なのでまだちょっと早いですけど
年間ベストのお便りも
送って頂けたらなと思います
12月17日までに送ってください
また
この番組ではリスナーの皆様から
お便りを募集しています
番組の感想、次回テーマ作品の感想など
ご自由にお送り頂けると幸いです
また次回バー開催情報を
次回テーマ作品の告知も
行っておりますので
Twitterのフォローもよろしくお願いします
あとこの番組のイメージキャラクター
映画の話しさせてくれる猫
各種あったグッズを販売していますので
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お便り受け付け先
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以前も番組説明文に記載しております
ぜひご覧いただきました
荒ぶる神を沈めるため
お祈りをして
そうなんですか
よく分かってないんですけど
僕ら荒ぶってましたかね
はい
それでは映画の話しさせてくれる
ラジオリニオの第92回
ブラックパンサーワカンダフォーエバーの会議を
終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら