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2022-06-23 1:00:57

第68回(2)『トップガン マーヴェリック』お待ちどうさま!トムが来る!トムが翔ぶ!

他映画Podcastにも複数ご参加されている、Taulさんをゲストとしてお招きし、『トップガン マーヴェリック』の話をしました。

公開延期で待たされた甲斐のある圧倒的満足度!トム・クルーズの映画に人生を賭けた凄味について話しています。

■メンバー ・山口 ・原口 ・マリオン

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00:00
今日のテーマトークは、トップガンマーヴェリックです。 原口さん、解説をお願いします。
映画というものより配色します。
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた、1986年公開の世界的ヒット作、トップガンの続編。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロットマーヴェリックが教官として帰ってきた。
空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちは、そんな彼の固やぶりな指導に戸惑い反発する。
その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子、ルースターの姿もあった。
ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが、主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、セッションのマイズ・テラー、ビューティフル・マインドのジェニファー・コネリー、アポロ・サーティーンのエド・ハリスが共演。
さらに前作でマーヴェリックのライバルアイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。
ロボリビオンのジョセフ・コジンスキーが監督を務め、ミッション・インポッシブルシリーズを監督や、ユージャル・サスペクトの脚本家として知られるクリス・ファー・マッカリーが脚本に参加となっております。
はい、ではここからネタバレの話を入っていきたいと思いますので、ネタバレを気にされる方がいらっしゃったら、ぜひ見てから聞いていただけたらなと思います。
というか、見てください、本当に。
はい、ではまずサリの感想を伺っていこうかと思うんですけども、原口さん、本作のサリの感想いかがですか?
まず、今回タオルさんがいるのでまともに語りつくべる自信がないんですけど、ひとまず今回皆さん一足先にアイマックス視野で見まして、もう音の凄まじさが凄すぎて、なんか音を中心に今日はちょっと話したらなと思っております。
はい、マリオさんいかがでした?
そうですね、まあなんて言うんですかね、見る前はいわゆるトム・クルーズ版クリードみたいな、チャンプを継ぐ男みたいな映画になるんじゃないかなって、なんとなく思ってたんですよね。
グースの息子が出るっていう設定を聞いた時に。
けどなんか実際見てみたら、これってロッキー・ザ・ファイナルみたいな映画だったな、みたいな風に思いましたね。
もちろん継承の話もあるんですけど、やっぱりトム・クルーズまだやりますっていう映画だったなという風に思いましたね。
本当に前作を見事にトレースしつつも現代にめちゃくちゃチューニングして、そしてその中にやっぱり自分のトム・クルーズのあるメタ的な視点というか自己批評性と揺らぎつつある映画とか、ハリウッドの超大作のアイデンティティをそこに込めてるんじゃないかなみたいな風な作りも含めて、やっぱこれもすごくよくできたハリウッド超大作が帰ってきたなっていう風に思いました。
僕はですね、まず前作はまだちゃんと見れてなくて、本作を見た後に前作を見ようとして、途中で寝ちゃって全部見れてない状態なんですね。
その上で喋りますけど、本当にね、完璧な続編映画であり、完璧な娯楽映画であり、完璧なハリウッド映画だと思うんですよ。
ハリウッドってこういう映画だよねっていう感じがあって、今年一番面白い映画だし、今年一番すごい映画だと思います。
03:02
もう文句のつけようがないというか、文句はつけれるんですけど、そんなこと言ってる場合じゃねえってなるっていう感じがあって、ちょっとね、すごいですよ本当にこれは。
おかしい。
おかしい。
はい、そんな感じです。
じゃあタウルさん、本作の触りの感想としてはどんな感じでしょうか。
はい、トム・クルーズこの10年ぐらいだいぶ真剣に追っかけてるんですけども、もうその、何て言いますかね、トム・クルーズの映画人としての生き様が欠如したって感じの映画で、
最高の面白さ、ちょっと奇跡的な面白さに満ちてるような感じもして、前作の薄いドラマが良かったと思えるぐらい、完璧な伏線回収、思い出補正の続編になってますし、
あとリアルなアクションがですね、本当にシミュレーション的な形でちゃんと伏線とか分かりやすさをやって、最後にドーンと来るという感じで、
もう本当に映画館で映画を見てるっていう喜びに満ち溢れて追われるっていう素晴らしい映画体験ができる映画っていうような感じですね。
はい、なんか中毒性があってですね、誤解ちょっともう言ってるんですけども。
すごい。
はい。
ちなみに環境はどういう環境で。
そうですね、1回目がエキスポのアイマックスレーザーGTで、2回目がドルビーアトモス、3回目が姫路の4DXクリーン。
4回目がドルビーシネマで、5回目が1回アイマックスで見てきました。
関西でトップガンマーベリックを見る上で、おそらく最上のスペックの映画館を全部総当たりしてるって感じですよね、本当に。
すごいな。
4DXオンリーだけはいけてないんですけども。
なるほど。
山口さんは?
僕は東宝シネマズナンバーのアイマックスとMX4Dですね。
なのでエキスポのレーザーアイマックスではないのと、MX4Dなので4DXとかではなかったですね。
はいはいはい。
でも本作の4D素晴らしくないですか、演出。
ズバリコックピットに乗ってる感覚が味わえますし。
山口さんこの間言われてた視点がね、もうその操縦士だけの視点で見れますんで、揺れとか体感とか風とかがまさにライド感が出るっていうか、何のきっかかりもなく乗れる感じですよね。
なんかそういう4D演出を無駄なシーンでつけてる映画ってあると思うんですよね。
やっぱそういう演出つけてる人が、この映画はそういう方向性では作りきれないよなっていう自信のなさみたいなのが現れないんじゃないかなって気がしてて。
やっぱ足し算しかできなくなってるっていう印象を僕は受けてるんですけど、やっぱトップがマーベリックほどそういう主観としてその世界に入り込むっていうことを徹底して作ってたら、どういう風に演出つけたらいいかっていうのが勝手に仕上がっていくと思うんですよね。
06:02
あそこまで完成されてたら。
だからこそやっぱあそこまで無料のない4D演出つけたんかなとかねちょっと思ったりはして。
じゃあお便り3つ頂いておりますので紹介させていただきます。
向かい店観覧車さんから頂いております。
店長メンバーの皆さんこんにちは。いつもありがとうございます。
トップがマーベリックかい。やらないわけにはいきませんよね。
今年一番の話題作にしてここまでで間違いなく今年一番の映画です。
30年以上前の続編さらに新型コロナによる度重なる延期も相まって待ち焦がれてらっしゃる方たちのその期待値は測り知れませんでしたね。
同じように30年以上前の続編といえば今年はゴーストバスターズアフターライフもありました。
小学生当時父に連れられてゴーストバスターズを見た私にはあの作品は号泣物でした。
さらに公開直後のアイマンライトマン監督の警報も相まってより思い入れの強い作品となりました。
そんな私がまだトップガンを見ていないのにそれぐらいまで来たれるだろうか。
それでもこのお祭りに参加したいと思い見に行く2日前に慌てて前作を鑑賞しいざ映画館へ。
最高でした。号泣物でした。
オープニングからラストまで前作からの流れを完璧に受けた最高の続編でした。
何よりマーベリックを演じたトム・クルーズ。
あんな素敵な年の取り方のできるのはトム・クルーズしかいないと痛感しました。
30年の月日をたった2日で追いつき堪能することができました。
何も文句の付き合いのない今年ナンバーワンの作品になりました。
そこをあえて突っ込むとしたらそんな都合よく盗める?
あのミッションをこなしたのはすごいけど、
あんなことしたら間違いなく報復を受けてそのまま改選ってなりませんか?
くらいでしょうか。
まあそこはフィクションですし、映画の良さを損ねるほどには感じませんでした。
皆さんの感想を楽しみにしています。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
まあ確かにどう考えてもあの後、戦争始まりますよね。
外交問題って感じですけどね。
だからこその繊維での小規模作品戦なのかもしれないですけど、
いくらなんでもテーマはね。
やっぱまあ結構多くの人が、
本作今年最高の映画って思われる方多いのかなとは思いますよね。やっぱり。
世間的にもそういうムードかなっていう感じはありますよね。
本当なんか、けなしてる意見をほぼ見ないんですよね、今回。
そんな映画あんまないなって思うんですけど。
そうですね。
あれですよね、お父さん連れて行ったとか、家族で行ってとかいう話もよく聞きますし、
本当に老弱男女みんな楽しめてる感じはありますよね。
僕がMXOD行った隣の席も、劇場に缶ビール持ち込んでるようなおっちゃんだったんですよね。
もうこの人映画館何年ぶりやろなっていう感じだったんですけど、
結構酒臭くって、うおーってなってたんですけど、
09:00
まあなんかご本人めちゃくちゃ楽しんでたようだったんで、
あと途中から僕もね、4Dの演出に乗ってきたんで集中力増していったんですけどね。
なんかやっぱちょっと劇場の雰囲気違いますよね。
特に我々みたいな毎週毎日のように映画館行ってるような人が行った時にいる映画館の客層とは違うし、
対策に行った時ともまた違うんですよね。
いわゆる対策でも、この人本当に20年30年映画館行ってなかったやろなみたいな人が言いたりするんで、
そこはね、ちょっと軽ですね。
入り口で入り方がわがたくなってる人とか、
本当に家族で来てお父さんがすごく緊張してるような感じとか、
久々に来たのかなっていう、そういうのをよく見かけますね。
では、おのおのトピックをちょっと伺っていこうかなと思うんですけども、
原宿さん、本作どんな感じでしょうか。
私がですね、東方ナンバーのアイマックスの完成披露社に来まして、
割とこの席あたりがおすすめっていう場所あたりに座ってたんですけど、
アイマックスの音って作品にもよると思うんですけど、
大抵映画のクライマックスシーンあたりで音が大きくて音による振動がドーンとくことが多いかと思うんですけれども、
このトップは回りに行くって、冒頭から戦闘機シーンはひたすら音による振動があり続けててびっくりしたっていうのが大きくて。
すごいまず驚いてずっと興奮してたんですけど、
その最大の例が台湾の日本で言うタカオ、現地で言うカオシュンのアイマックスシアターであった出来事。
あれの向こうのニュースサイトの報道があって、
うちの妻が台湾中国語を習いているのもあって、訳してもらったら、
作品の中盤あたりでアイマックスシアターの天井の屋根が落ちてきて、客席の1、2列目のちょうどお客さんがおらんとこ落ちてきたと。
お客さんは4DXの演出家とも勘違いしたというレベルだった。
どうも結局原因としては天井裏の金属が腐食してて、そういったメンテナンスがちゃんとできてなくて、天井が落ちてきたらしいんだけども、
でもそれだけの天井落とすぐらいの音の振動は凄まじいなっていうのが改めて実感した次第です。
そうですね。本作は音が良くないとっていうのは大前提としてありますよね。
そうですし、冒頭から戦闘機の音が炸裂するって言ってましたけど、オープニングが前作のトップガン、そのままやるっていう。
デンジャーゾーンかけて、その当時のやつと横流しながら見たらほぼ一緒なんじゃないかな。
多分一緒ですよね。あれは多分ね。あそこでテンション爆上がりですよね。
台湾の施設は単なる施設の踏みっていう感じもするんですけど、なんかトップガンマーベリックで書きたくなるような幕音が凄くて。
12:08
オープニングが本当に一作目のノスタルジーに振り切ってまして、そこでサービスボーンとかますっていうところで心掴むっていうのが今回すごく掴みとして良かったなって感じはしますね。
なんか一作目見てない人はあれが最終的にやっぱりそこに戻ってくるんで、話としてもやっぱりあそこから始まるの良いんじゃないかって感じるぐらい。
航空母艦から始まってはなんかぴったりかなって気はしますね。
確かに。あとね、先ほどタオルさんの方で姫路アースシーマスの4DXクリのこと言ってたんですけど、タオルさん見たのって夜でした?昼間のどっちなのかってちょっと気になってて。
私は夜のエクストリーム上映を見ました。
ちょっと私もこの収録集の週末集にエクストリーム上映行こうかと思うんですけど、どうやら終電でどうにか帰ってくれると思ったんですけど。
どうもエクストリーム上映っていうのが昼間の4DXクリよりもさらに売れが激しいっていうので、なんでエクストリーム上映っていうのが夜しかやってないかを調べてみたら、
結局商業施設を中に入っていって、周りの商業施設の店舗が閉店しないと実施できないほどのエクストリームな揺れのデカい上映らしくて。
ちょっとそれを楽しみにしております。
どこまで揺れるのっていうかね、思うんですけど。
あそこすぐ下が店舗の建物だから。
その作りもどうなのかって感じはするんですけど。
結局後付けで4DXクリを作ったから。
変な売りになってますけど。
僕は初めてアースシニバーサーに行きまして、エクストリーム上映以外は行ってないんですけど、
他の4DXの感覚とは違う揺れで。
持ってないと飛ばされるんじゃないかなってどっかを掴んでないと。
操縦感が欲しくなりましたね、中央に。
レバー持ってガーッとかって。
レバー持ってもどうせラッチしたくなりますね。
ちなみにタオルさんのおすすめとしては、Xの横のスクリーンがあるわけですけども、前の方、真ん中の方、後ろの方、どこに座るのがおすすめですか?
これ好みがあるんですけど、横は雰囲気でって言ったら、前っていうか中央ぐらいまで行ってもいいし、横の演出も楽しみたいってことだったら、もう少し後ろの方がいいと思いますけど。
中央よりちょっと後ろぐらいかな。
でも、どこでもいろいろその場内の楽しみ方はできると思いますけど。
スクリーンXは初めてなんですけど、言うてもサイドがずっとついてるわけじゃないですよ。何もないときもあるんですよね。
15:01
そうですね。これは割合が多いみたいでしたけど。
なるほど。戦闘機能が。
週末を楽しみにしています。
ありがとうございます。
マリオさん、本作に関してはありますか?
そうですね。何から話そうかな。
意外と喋るのムズいかもしれないですよね。
案外ね。案外言葉になる。
ちょっとどこから切り口始めようかなって思ってるんですけど、僕も前作のトップガンって、見たのってここ2,3,5年前とか、本当最近ぐらいなんですけど、見たのって。
で、初めて見たのが幸い映画館で見たっていうのもあって、やっぱその時はすごいなって思ったんですけど、やっぱり今見るとちょっとこの映画辛いなと思うところって結構あるじゃないですか、正直。
好きな人がいるのはちょっと申し訳ないですけど、中盤のロマンスシーンカッタルイなとか、なんかすごい毎回同じ曲が流れるのでちょっと笑っちゃいそうになるとか、
あとまだちょっとどうしても戦闘機のシーンというのは、もちろん当時としてはめちゃくちゃかっこいいんだけど、やっぱりちょっとどうしても見にくいとか、位置取りとかわかりにくくてしょうがないよねとか、
もうちょっとなんかどちらかというとロマンスよりはやっぱ男たちの仲間たちの熱い絆みたいなのをもっと見たかったなとか、いろいろやっぱそういうちょっとした不満点みたいなのはやっぱあったんですけど、
そういうのをすべてクリアした上で、でもその時のままの空気感とか要素とかをそのままなんか今回映画として持って作ってるっていうのがやっぱり初め見たときすごいなと思いましたね本当に。
やっぱりなんかトップガンといえばデンジャーゾーン、あのメインテーマとかビーチでスポーツしてるとか、そういうもう記号的なところも含めてちゃんとやってるんだけど、そういったところがただのノスタルジーじゃなくて、やっぱり今のちゃんとチューニングでちゃんと合わせた上でそれをやってるっていうのがやっぱすごくうまいなと思いました。
ビーチのシーンね。たぶん本作って結構うるってくる人いると思うんですよね。何かに感動して結構泣きそうになっちゃう映画だと思うんですけど、僕はビーチのシーンでちょっとうるっときてですね、他の生徒たちがすごい若々しい肉体、8キレんばかりの筋肉が躍動してる中で、
そこに一人もう愛しのトム・クルーズが、その年齢としては信じ難い肉体で一緒に躍動してるっていうのがね、何か僕泣きそうになっちまって。前作のトップガンでもそのビーチバレーやってるシーンとかあって、キンコツリルリューとした若者の筋肉が躍動しますっていうのは、それはそれでまあすごいことなんですけど、
肉体性だけじゃなくて、やっぱりあのトムの体には精神性が宿ってると思うんですよね。あの年齢であの肉体を維持してるっていうのは、やっぱ若さとかその肉体だけじゃなくて、やっぱり精神的な何かがないとやっぱあれはできないから、やっぱその肉体の中に一人だけ精神があるみたいな感じがして。
18:11
そこに蒸気を逸した信念とある種の狂気みたいなものを見て、これは無くなってちょっと僕はなってたんですよね。
そういうポイントがあるんですね。
そこにトム・クルーズの精神性があるっていうのって、この映画の肝ですよね。やっぱりね。この映画自体がトム・クルーズなので、それはもう全てに宿っているって言って過言ではないんですけど、あのシーンは確かにそこが際立ってるシーンですよね。
本当に今おっしゃられた通り、全体的にトムの精神の映画だっていうのはありますよね。前作トップガン途中までしか見てないんですけど、基本的に若さしかない話じゃないですか。
若者が生きてる話ですよ。やっぱりそこの精神性っていうものはそんなにないというか、やっぱりその未熟さがドラマになっている話だったと思うんですよね。
でもやっぱりその若さとかじゃなくて、若くあろうとするというより置いても置いたなりの限界を極め続けるという精神性が前作のトップガンでやったことの上に乗っかってるんですよね。若さプラス精神みたいなのをやってて、なんか隅から隅まで集中力が張り巡らされているような映画だなって思って。
最初のマッハ10に挑戦するところからもうぶちかましますよね。
だってよく考えたらですけど、いきなりもう共感やってって始まってもいいじゃないですか。普通の始まりで言うんだったんですよ。
けどやっぱりあの挑戦のシーンがあるって、もうそれはトム・クルーズの生き様というか境地でしょ。そこはもう。それはもう感動するしかないのでは?みたいな風になりますよね。
でもこの映画あれですよね、セリフの全部がトム・クルーズの映画人生を語ってるような感じで。
自分でやってその年までCGなしで頑張る映画スターはいらないっていうかと、パイロット、実際のパイロットがいらないってかけてあったり、不可能な作戦に挑戦して背中で後輩に見せていくとか。
なんかもうね、全体が確かにトム・クルーズの映画人の生き様が話のストーリーの腰にずっとある感じがしますよね。
本当にそのトム・クルーズの映画人としての生き様みたいなのが刻まれてるっていう話で思うんですけど。
やっぱりある時期からトム・クルーズってそういう自分のメタな視点を込みで映画作ってるみたいな感じが出てきてるような気がするんですけど。
21:04
いつからっていうのがどうなんでしょうね。きっかけが多分僕的にはナイトアンドデイぐらいからなんじゃないかなと思ってたんですけど。
あれはもうもろにイーサンホークっぽい男に恋をしてしまったらみたいな。
それをアメリカ映画を代表するジェームズ・バンゴールドが撮ってるみたいなところからスタートしてるような、ちょっと自分が今気がしていて。
その後ぐらいにミッション・インポッシブルのゴースト・プロトコルとかが公開されることになって、ミッション・インポッシブルって続いてきてましたけど、
やっぱりあそこで大きく飛躍するのってやっぱりそこは自分がやるべきことをそこで見出したかのような気がするし、
アクションをそれこそバスター・キートンぐらいまでさかなぼるぐらいの超度級アクションをやるみたいな。
で、そこでその後ぐらいにアウトローでクリストファー・マッカリーというパートナーと出会い、どんどんそれを極めていくようになったみたいな流れがあるんじゃないかなって思ってるんですけど、
今回もクリストファー・マッカリーが脚本に関わってるっていうのがあるだけあってか、やっぱりトム・クルーズという映画人としての生き様とか、
トム・クルーズがやってきたキャラクターとはみたいなところとかも含めてそれを全部話の醍醐味に持っていくっていうのがすごくいいなというか、
ちょくちょくなんかその顔やめてって言われるじゃないですか。
もう本当にもう。
そうそう、あれね。
もうトム・クルーズがトム・クルーズをやめることができないってことのそのものじゃないかと。
何も別に普通の顔じゃないか。
いやもうあなたのその顔がトム・クルーズなんですよみたいな。
そういうのがやっぱ一緒に出てるっていうのに感動的というか、
僕こんなにトム・クルーズ好きだったんだみたいな。
っていう風に改めて思い直すような映画だったんじゃないかなって思うんですよね。
やっぱあの表情の下りってそういう意味ですよね、あれ。
うん、そうですね。
だから結構トム・クルーズの特に笑顔って爽やかすぎて逆にうさんくさいみたいなところがあると思うんだけど、
それって多分言われてきたことだろうし、
ちょっと調べたけど見つけれなかったんですけどね。
トム・クルーズ表情うさんくさいで検索したけど見つけれなかったんですけど。
でも多分そこは何がしか言われてるだろうなとは思って、
やっぱりその歯をカッて出してにかって笑う。
爽やかすぎて何考えてるんだろうこいつって思われかねないみたいな。
それに対してその顔やめろって言われても、
いや俺はこれしかできないからっていうのはやっぱねすごい力強い宣言だなって。
俺はトム・クルーズを演じるぜっていう宣言ですよね。
そこがやっぱかっこいいでしょっていう。
よくキム・タクとかでもいいですけど、その人しか演じられないみたいな役者さんっているじゃないですか。
でそういう人ってちょっとやっぱり舐められがちなところがあるじゃないですか。
24:01
あの人いつだって同じじゃんみたいな。
そういう言われ方されることも結構多いと思うんですけど、
やっぱそれ極めたら、いやもうそれ伝統芸能みたいなもんで、
もうこれ唯一無二なんですよねっていう。
それが今回のトップがマーレックで花開いたんじゃないかなっていう。
しかもまだミッション・インポッシブルの新作を残している状態でですよ。
まだこの先があるのかと。
もうちょっと本当にトム・クルーズに一生ついていきますみたいな気持ちになりますね。
そんな感じですかね。
そうですね。
喋るだけ喋ってください。
喋るだけ。どうしようかな。
そうですね。トム・クルーズ以外の役者さんの話ちょっとしたいなというか。
やっぱりマイルズ・テラーっていいですよねっていうのがあって。
いいですよね。
毎回なんか弟子役が多いなって人ですけど、弟子とかセッションの時とかのやつとか。
同じジョセフ・コシンスキーで言うんだったら、オンリー・ザ・ブレイブとかもそういうポジションでしたけど。
なんかすごくいい顔するなっていう。ちょっとなんかナイーブなところも含めてすごいいいというか。
もちろんやっぱ軍人さんなので、マッチョだしビーチルのシーンの体振るシーンとか最高だと思うんですけど。
やっぱちょっとどこかナイーブな面みたいなのが表情から出てくるあたりがやっぱりちょっとこう。
トム・クルーズ演じるマーベリックとの間に角質みたいなとかを感じさせるような。
絶妙なニュアンスの演技とかがすごくうまいなって思いましたし。
マイルズ・テラー演じるルースターのライバルポジションであるハングマンを演じたグレン・パウエルがやっぱりもういいキャラすぎでしょっていう。
もうなんて言うんですかね。この今作の一番のMVPぐらいの勢いでいいところ持っていくキャラクターでやっぱすごくいい大好きなキャラクターでしたけど。
やっぱ前作のアイスマンポジションですよね。
そうですね。
トップの実力者かつ嫌な奴っていうので、それに食ってかかる主人公みたいな立ち位置というか。
僕前作トップガン見てびっくりしたんですよ。
あ、マーベリックトップじゃないんだと思って。
そうですね。
いや本当現役メンバーみんな良かったですよ本当に。
みんな良いキャラですしね。
ハングマンやっぱね、やっぱ嫌な奴はずっと嫌な奴のままで終わるんかなって思ったら最後いいとこ持ってくるじゃないですかもう最後。
泣いちゃいましたもんなんか助けに来たところ。かっこよすぎでしょみたいな。
もうハングマンかっこいいなって思って。
いいとこ持ってきましたね。
なんかもう優しい男じゃねえかっていう。嫌な奴じゃねえよなってそりゃあっていう。
もうあそこちょっと泣いちゃいましたね。
ほんと最終決戦出撃直前ぐらいからちょっと結構涙腺がウルウルしてましたね僕は。
トップガンのメンバーでいうとモブあいつヤバくないですか。
あの超絶マッチョ集団のトップガンの中であのキャラ続けられるって相当ヤバい奴だと思うんですけど。
27:03
なんかズボンのところに食べくず落としちゃってアワアワみたいになってるキャラでトップガン息抜くって逆にヤバいでしょ。
強いですよね。いいキャラクターでしたね。
彼ルイス・プルマンっていう役者さんでお父さんがビル・プルマンなんですよね。
インディペンデンスでの大統領かつパイロットの絵。
だからそこ繋がりでのちょっとパイロット映画っていう感じも。
なんとか失神せずに行きましたけどGのところ。
僕以外に喋りたい人たぶんたくさん一応なんでこれくらいにしときますね。
僕は本作見てて思ったのが続編映画ってこうやって欲しいなって思いながらずっと見てたんですよね。
僕はさっきも言った通りトップガン前作を見ないまま本作を見たんですけれども。
冒頭のクーボーの発着間シークエンスとかはトップガン見てなくても知ってますよって感じのシーンなので。
見てなくてもこれは前作のやつやってるんだろうなっていうのはなんとなくわかるっちゃわかるんですけど。
逆にノスタルジー前回のシーンってそれ以降あんまなかったなって僕は思ったんですね。
僕はですよ。見てないなりに思ったんですけど。
要はこれ前作の要素だなっていうところはもちろんあるんですけど、そこを前作を知ってる人向けですっていう感じがあまりないなとは思って。
結局前作の要素を知ってなければなどではなく、当然書籠に差し掛かった男が生きてきたら過去はあるよっていうことだと思うんです。
それは前作ネタなどではなく男の背中には過去が背負われているっていう当たり前のことをやってるだけっていう感じがして。
そこに前作を見てないからわからないよね。
じゃなく、例えばバイクで戦闘機と並走するシーンあるじゃないですか。
僕がマーベックの時にもやってて、後で前作でやってるのを知ったんですけど、この男は昔からずっとこういう飛行機に乗っててもバイクに乗っててもスピードを追い求めてる男なんだなっていうのがわかると思うんですね。
あそこを前作ネタとして楽しむのは僕はもったいないと思うんですよ。
あれは前作ネタなどではなく、あの男の生き様を描いてるシーンだなと思うんですよ。
全体的にこの映画はそうだと思うんですよね。
かつて亡くした自分のパートナーの息子を見て思う。
それは前作を見てたらわかります。
などではなく、人間ある程度長く生きたら当然失うものもある。別れもある。それでそれで残された人のことを思ったりするっていう。
それはただ当然そこにある人生だと思うんですね。僕は。
30:01
そこは前作ネタではないんです。過去なんですよ。
男が背負った過去なんですよ。そこは。
正直僕は最近そういう過去作であるとか、他のところからの引用を楽しむっていう文脈にちょっと疲れてきてるっていうのがあって。
例えば映画見た後にメディア座ってたら、あの映画の中にはこんなネタが埋め込まれてた。
これを見ればもっと楽しめるとかって言われたら。
僕が楽しんでたの100点満点じゃなかったんですかって思っちゃうんですよね。
でも映画って基本的に前作を見てようが見てなかろうが、その見た人が感じたことがその時点での100点なんですよ。
それをあなたのは100点じゃなかったですよみたいなのを言ってくるのは正直嫌なんですよね。
それがトップガンマーベリックには僕はないと思って。
前作はあります。でもそれはあくまで過去です。その過去をこの男は背負ってます。
その過去を知ってようが知ってないが、この男が必死に生きてきたことは伝わりますよね。
あなたっていうのをスクリーンからビシバシ感じて。
もうねこういうのだよと本当に思って。
小ネタが楽しいのはそうなんですよ。
僕もすぐこれはこういう陰陽だよねって言いたくなるんですけど、
それは知らない人にとっては決して好ましいことだけではないっていうのは自覚したいなと思うし、
やっぱり映画はまずこの一本の中で100%楽しんでくれというメッセージが映画の作り手から伝わってくるので、
もうねこれこそって感じなんですよ。映画に求めていることは。
劇場に入って明かりが消えて映写機が灯って映写機が消えて劇場に明かりがついて出ていく。
その間だけで完結しているものとして僕はやっぱり映画を楽しみたいっていうのはあって、
それをやってるんですよね。続編映画なのに。
やっぱそれは映画ってこうやって欲しいなって本当に思って。
いやー素晴らしいと思うんですよね。
その上でトム・クルーズという役者の人生とか前作要素っていうのも別のものとして楽しめる。
ただそれはトップガンマーベリックの鑑賞体験とは別の概念だというふうには思うんですよね。
劇場体験っていうものに全別途しているからこそのやっぱりこの完成度だなと思うんですよね。
山口さん見られた後、アバター依頼だとかおっしゃってましたよね。
そうですね。結構前後を気にする映画が増えたなって僕は思ってて。
あと例えば原作が別であって原作要素みたいなのを気にしないといけないみたいなのも増えたなと思うんですよ。
アバターとかトップガンはやっぱり映画から始まった。トップガンは元の原作になる書籍があったりはしてますけど、やっぱり物語としてはトップガンが映画から始まったものだとは思うので、
33:00
やっぱり作りが背後関係を気にしなくていいように作られてるなって思うんですよね。
僕はやっぱりそこが一番いいなって思って。前後関係、背後関係を気にしなくていい。
それってやっぱり僕らみたいな年に何回何十回何だったら100回超える回数映画館に行く人だってもちろんこの映画楽しめるんですけど、
年に1回とかこの10年映画館に行ってなかった人が行ってむちゃくちゃ楽しめる映画になってるっていうことが本当に素晴らしいことだと思うんです。
その人たちに対してこのネタ知らないから楽しめなかったでしょうとか言ったら殴られますよそれは。
そうですよね。本当に2時間今日その作品世界のフィクションの世界だけに没頭して、何の心配なく映画館に座れて終わった後も何の心配なく喋れるっていうか、
そういう抜けのいい感じはすごいしましたね。僕は古いんでちょっとアルバゲドンとかインディペンデンス・デイを見たときもそんな感じもあるし。
もしかしたらETとかバック・トゥ・ザ・フューチャー、あれを見たときの感触さえなんかあるようなマスターピースな感じがあって、とにかくただ面白いと。
でもそれは映画世界でも完結してる映画体験っていう感覚は本当になんか久々で、それが本当に喜びですよね。
なんかこういう映画減った気はしてるはいるんですよね。
なんかこういうちょっと無邪気でするあるぐらいのこういう明るいザ・アメリカ映画みたいなのってないなってやっぱ思うというか、そういうのを本当忘れてたわって思いました。
政治的要素のあまりの無邪気さも含めてハリウッド映画だと思うんですよ。
そこどうするんかなって思ったらあまり変えてないっていうあたりもやるなって思いましたけど。
トム・クルーズはあくまでこれを戦争映画じゃなくてスポーツ映画と言ってはいるのよね。
前作もねそういうふうに捉えたっていう話でしたよね。
本当部活みたいですもんね。
ただまあ戦争をスポーツとして撮るっていうことはそれはそれで危険なことではあるとは思うんですよね。
むしろ政治的な要素がある方がある種の安全点というか俯瞰視点になり得ると思って。
もちろん軍隊である以上行き死にの話が含んでくるし絶対に実際に軍隊入ったら政治的な存在にはなるわけだと思うので。
いやもう軍隊をスポーツ的に楽しむっていうのは現実ではもちろんやってはいけないことだとは思うんですけど。
やっぱ本作はそれはそれとしてやっぱり当然アメリカにはああいう若者が軍人としてたくさんいて。
そこをそういうスポーツをやるかのようにこの若さというものを全力で生きているっていうこと。
そこにあまり暗い背景っていうものを問わない。
36:01
彼らは彼らとして全力で生きているっていうことを描いているっていうのは見てる側がある程度それの功材っていうものを理解した上でやっぱり全力キャッチしたいなって思うんですよね。
あの描き方は。
そうですね。
字幕だとならずもの国家って書いてましたけどオーグネーションかよって。
ミッションインポッシブルの5作目じゃねえかみたいなって思いましたけど。
あれ便利な言葉なんですよね。
ならずもの国家って便利な言葉やなって思いましたよ。
軍事行動をとっていいっていう楽言。
そこの無邪気さもなんか久しぶりだなと思って。
例えばMCとかってめちゃくちゃ政治性みたいなのが熟慮されている話だと思うんですよね。
例えばアイアンマンはアメリカの軍事産業の象徴ですよねみたいな。
キャプテンアメリカはアメリカの理想の体現者ですよねみたいな。
彼らがどう行動するかっていうのはアクションシーンの面白さとは別に絶対的に政治的な意味を帯びるじゃないですか。
当然MCはそういう風に作っているので全然それでいいし、そういうものとしてむちゃくちゃよくできてるし楽しいんですけど。
なんか無邪気さというか、昔の映画ってそういう無邪気なものを描いてたよねっていうのを
あ、そうだったわーと思って。
そうだったわー思い出したわーこれくらい雑やったわーと思って。
それをやっぱりやりきっちゃうっていうのがこの映画のすごいところなんだろうなと。
特に最後F14があそこにあるっていう設定もどうかしてるんですけど、
あれを双眼鏡で二人を見て爆撃の後小バシーに走っていって乗って帰ってくるって
本当に昔の戦争娯楽アクション、もうフィクションたっぷりのそういうノリもちょっとあって懐かしいなっていうか
ちょっとそういう感じはありましたよね。
そういう意味でそれありなんて思ったけど奪って帰ってくるっていうのが。
で、いわゆる敵の飛行機に合図して分かんないよっていうあのノリとかね。
あれもそうです。軽いですね。
それこそインデペンデンス・デイのノリや。
インデペンデンス・デイとかね。
あとそうですね、そういうローテクノロジーが大活躍するとかっていうのを聞くと僕バトルシップみたいな思いました。
セリフでもね、だが今日じゃないって言いますしね。
同じセリフ言ってるなって思いましたけど。
大きなミッションやった後でそうやるのって正気があってやっぱり見てて。
あとあのどういう作戦やるかっていうのはむちゃくちゃわかりやすいですよね。
これ今回のハクビですよね。
やっぱこの作戦ってスターウォーズエピソード4のデス・スター攻略を見出すし、
39:03
僕は見てないんですけどさらにそのデス・スター攻略は赤月の出撃って映画の引用なんですよね。
なんか聞いた話だと。
それと633爆撃隊とトコリの橋もちょっと入ってると思うんですけど。
なるほど。流石。頼りになるわ。
ただ正直デス・スター攻略とかってよくわかんないと思うんですよ。
デス・スターの中が入り組みすぎっていうのもあるんですけど正直ノリだと思うんですよ。
ノリでやってると思うんですけど。
事前に説明されるし何をやらないといけないのかっていうのが。
それが事前説明が丁寧なことで逆に実際の作戦実行中にそれを解説する必要がないっていうのが。
だってこの映像になってるってことは作戦はこの段階に入ってますっていうのが分かりになりますよねっていう。
そこで解説が入ることでテンポが悪くならないというか。
物語動き始めている戦闘機が飛んでしまっているので。
そういう冷静になるタイミングみたいなのがあんまりないみたいな感じがあるなと思って。
その展開に持っていくための事前の説明。
メンバーに説明するかのように観客に説明するかのように。
時間が勝負だって始まってですね。
後ろにシミュレーションボードがあって。
それを話してたら実際の訓練の映像に変わっていってですね。
実際どこでどういう感じでやると危ないかとかそういうのがあって。
そこで失敗したら1回1回実際のブリーフィングじゃないですけど。
トム・クルーズがツッコミが入って。
僕らがあの作戦を頭に叩き込まれているような感じがあってですね。
この映画良かったのは、じゃあ実際の舞台がどうなんだっていうのを最後まで出さなかったところがいいと思ってて。
下手すると具体的な映像を出しちゃったりするんですけど。
今回作戦とかミッションの最後は分かっているんだけど
一体どういう場所かっていうのが具体的にあんまり分かっていなくて
あそこに行くんでものすごく最後、パイロットの気分でリアルな戦場に来たっていう感じがするし。
確かに訓練中では橋はあるんだって気づかなかったですもんね。
訓練中のシーンだけだと。
いざ見るとこんな橋のなんかスレスレ通るんかみたいなとか感じます。
でもこれ、実際の戦闘機使って撮ってるんでしょう?
頭おかしくないですか?
だってだから、いわゆる大きい戦闘機か儒女にみんなでトムがメンバーを訓練していって
最終的に儒女とか乗せていくっていう。
プロデューサーとしての力入れ込みは凄まじすぎるんだけど。
だから現実と作品の中がもう一心苦労してるっていう。
見終わった後で実際に戦闘機乗って撮りましたっていうのを知って
マジかと思ったんですけど。
42:02
よく思い出してみたら、このシーンCGだなって思ってるシーンがなかったんで。
見てる時にこれ実際に乗って撮ってるのはすげえなって見方をしてなくて
ただこのシーンCGだなみたいなそういう冷静になるシーンがなかったんですよね。
後で実際に乗って撮ったっていうのを知って
マジか。でも言われてみたらCGって思ったシーンなかったわと思って。
そういうCGってある種のノイズというか
ここ嘘ついてますよっていうものじゃないですか。
どんなに面白い話でもそれって多少のノイズになると思うんですけど
やっぱそのノイズがなかったなとは思うんですよね。
だからそこってこれ実際にやってるからすげえとかじゃなくて
そういう考えない感じないそれが本当とか嘘っていうのを見てて
撮らないっていう風に作ってるっていうのがすごいなって思うんですよね。
だからこそやっぱり実際にやってる価値があるというか
実際に乗って撮ってるって分かってみようが分からずに見ようが
同じように凄さを感じられる同じように面白がれるっていう感じがするっていうところが
やっぱりこうじゃないと撮れなかったなと思うんですよね。
実際に戦闘機に馬鹿でかいIMAXカメラ置く場所どこなのって思うんだけど
置いて俳優にカメラを動かしてるんだよね。
凄まじいことしてるなって思うんだけど。
あれですよね。ソニーと一緒に開発した小型のIMAX級のカメラを
前に4台後ろに2台入れた。
そんなに積んでたの?
で、アップは中央のが撮ったり
前の4台を合成してIMAXでも大丈夫な品質で出したり
ヤバいですね。
金のかけるとこ違うな。
前はノーランが大きいの抱えて
あのイメージがあるからどう置くんやろって思ってたら
あんな馬鹿でかいもん担いでって思ってましたけど
ダンケルくんの時は何か壊してたように思うんですけど
今回はそういうの開発したみたいですけど
この役写真むちゃくちゃ大変やったと思うんですよ。
訓練せなあかんし、カメラも扱わなあかんし。
本作でトップガンのメンバーが作戦実行するにあたって
本来やったらほぼみんな死にますみたいな作戦だったわけじゃないですか。
それをトム・クルーズ…マーベルが
もうどっちでもいいですよ。
どっちでもいいんですよ。この話は。
作戦成功させた上で全員生かして帰りますと
そのためには地獄の訓練をしますっていう
これが現実ってことですよね。
この映画を大ヒットさせるし
お前ら全員とんでもない俳優にしてやるから
地獄見せるぞっていうことじゃないですか。
地獄を体験させられる。
45:01
いやもうほんとすげえんだよなあ。そこかなあ。
なんかお前が可能を教えてるんじゃなくて不可能を教えてるって言われてましたよ。
一生インポッシブル。
あれ仕事にも同じこと言えるんじゃないかなと思って
とんでもない量のタスクを8時間で終われるように
お前を鍛え上げるって残業するよりしんどいじゃないですか。
そうですよね。しんどい。
いっぱい生産性上げるか。
残業した方が楽なんですよ。8時間で終わらせる技能を見つけるより。
僕はそんな残業なんて生優しいことはさせないと。
お前ら全員どんな量の仕事だって8時間で終わらせる人間にしてやるって言って
地獄のブートキャンプと開始ですよ。
いくらでも10日下手るぜと。
寝上げそうそれ。
そりゃ吐くよね。
マイルズ・テラーがインタビューで
トム・クルーズが平然とやることが他のメンバーには地獄だみたいなことを言ってて
トム・クルーズが60近かったっけ?50だっけ?
59ちゃいましたっけ?
59歳ですね。撮影時は57、8ぐらい。
その年でですよっていう。
会社の役員がむっちゃ頑張ってるっていう。
本当はF-18自分で操縦して撮りたかったみたいだけどストップがかかったらしいですけど。
やばいんだよな。
話の部分でここ気になるかなってなったところが
ルースターが選ばれるところなんですけど
ルースターが選ばれる理由があんまり見受けられなかったとは思ったんですよね。
技術的には絶対にハングマンの方が上じゃないですか。
ハングマンの方が冷徹な判断をする傾向があってそこがマイナス評価されたっていう風に見えることもないですけど
逆にルースターは全体の歩調を合わせることを重視しすぎてスピードが低かったじゃないですか。
あれって決して評価できるポイントではなかったとは思うんですよね。
どっちかというと単純な技能で言ったらフェニックスボブチームの方が上だったと思いますし
そこの説明があまりなかったと思いますし
正直エンコ採用にしか見えなかったというか
もう身内だから選んだんじゃねーのっていう風に見えた。
ストーリー構成上ね。
見えなくもないですけどね。
けどあそこで選んだ時って結構打っときますよねみたいなもう本当完全に心情面ではね。
感情全の解ですけど。
ちょっと確かにワンエピソードってワンシーンなかったような気もするんですけど
ただあのアイスマンに会いに行って彼がIt's time to let goっていう最後に打つじゃないですか
あれが過去を忘れるって意味とルースターに飛ばせてやれっていうか自由にさせろって意味も
言葉的にはかかってる感じがあって
48:01
あそこの翻訳ちょっと難しいんですけど
途中やっぱりルースターの話中心もあったんで
それでトムはあそこで決断してたみたいな感じは何回か見てるうちに感じましたけど
話の全体的な流れみたいなのは細かい部分は正直
このマーベリックがこのトム・クルーズがいるからっていう引力で全部持っていけるとこはあるなと思って
あの嫌味なハングマンが作戦を飲み込むあるいは選ばれなかったことを承諾するっていうのも
マーベリックが言うことならトム・クルーズが言うことならっていうのはあると思うんですけど
どうしてもルースターが選ばれたことだけは僕は説明不足にはなきはしました
そこはやっぱりルースターの物語を描くために選んだように見えるところはあって
作戦開始前にルースターにもう一個成長のワンエピソードが必要だったような気がするんですよね
でも他はなんかね本当に多少の目の荒さも
ああいう映画ってああいうもんだからっていうので
なんかね案外引っかかりはないんですけどアクションシーンが終わったらもう解決してるっていうか
チームが仲良くなったもビーチでフットボールやったからってなってましたけど
流れで見るとすごくいい感じで引っかからずにいけるんですよね
確かにビーチバレーで仲良くなるの誤魔化された感はだいぶあるんですけど
やっぱ同じ地獄をくぐったら団結が生まれるっていうのは理解できるんで
あの作戦が終わった後全員仲間になるのは理解できるんですけど
いきなりマーベリックがやってきてお前らビーチフットボールやぞとか言い出しても
は?ってなりそうじゃないですか
確かになりそうですね
結構割とねノリノリでみんな楽しんでるから楽しんだったらいいかって
楽しんだったらまあ仲間だよねっていう
そうですね
っていう感じにはちょっとねそこだけですかね
多少強引さもそういうこの話が持ってるポテンシャルで乗り切れるけど
ポスターが選抜される理由だけはちょっと説明が不十分だったような気は僕はしました
他はまあそういうものとして全然ありだったような気がしてますね
てな感じでした
タウルさん本作に関して
そうですねもうなんかだいぶ出てきましたけど
若手じゃないんですけどサイクロン十条とウォーロック少々のあのコンビもなんか
見れば見るほど味が出て面白くて
そのツンデレなんですけどもどっかでマーベリックを信じてるところがサイクロンにはあって
でコードの話したらトム・クルーズがコードの計画表をバーンと出して
ちょっとうるうるっとなんていうか驚いてたり
トム・クルーズが2分数秒で作戦やった後
思わせぶりに窓見ながら決定をしてるところとかもなんかすごくその人の深みっていうかねそういうのも分かって
51:01
でトム・クルーズがこうありがとうって言いかけたらウォーロックが止めて
ここは彼の言うことを聞くんだぞっていう場面ね
あれも面白かったですし
であとF14が飛んでるって言った時にマーベリックだっていうのはねサイクロンが言うんですよね
だから彼がやっぱり彼もなんか戦闘機能いてねトップガンだったんで
マーベリックのこうやりそうなこととか彼を信じてるところっていうのをすごくあそこで理解してるってところが分かってね
なかなかいいキャラクターだって思いますけど
ちょっとどのシーンか忘れたんですけど
基本的にあの作戦ってメンバー4死ぬ前提の作戦だったじゃないですか
でマーベリックのプランだと基本的に全員の生還を目指すっていうので
その作戦を実行できるっていう可能性が見えた時だからあるかな
マーベリックが実演して見せた後のシーンかな
見直しなせない方法があるんだっていうことが
サイクロンの鬼を外したような表情が晴れるようなシーンがあって
おーってなったんですよね
でツイッター見ててサイクロンが役職に就いたマーベリックの威負みたいな解釈ができるっていう意見を見て
役職を与えてそういう人を率いる立場に就いてしまったマーベリックの姿
っていうことを見たことがあって
それいい見方だなって思ったんですよね
で役職に組みつく中でやはり全体としての成功確率みたいなものを考慮していく中で
自分だったらできるかもしれないことを
人はできないという判断をする方が妥当みたいなことが多分
あまたあったと思うんですよね
その中でやはり消極的な判断をするようになっていくっていうので
この作戦やったら結構みんな死ぬなーみたいな
分かりながらやらざるを得なくなるみたいな
でやっぱりマーベリックも天真爛漫な圧倒的天才っていう人物として
描かれてもなかったとは思うんですよね
やっぱり喪失とかも経験してるし
なんだったら場合によっては役職によって
がんじがらめになって身動き取れなくなってた可能性も
ちょっとある存在だと思うんですよね
マーベリック自身が
アイスマンがそこを守ってたから
彼は自由にやっていけたけれどもっていうのがあって
アイスマンがいなかったマーベリック
役職を得てしまったマーベリックとしてのサイクロンみたいな
可能性がちょっと匂わされてるっていうのは
エモいよねっていうのがいいんですよね
ジョン・ハム良かったですよなかなか
めちゃくちゃ良かったです本当に
声もいいし
そうですねやっぱりツンデレな役どころっていうところも含めて
やっぱみんなトム・クルーズに恋をしてしまうというか
放たされてしまうみたいな感じになるじゃないですか
ミッション・ポッシャーとか県庁だと思うんですけど
54:01
チームメンバーみんなイーサン・ハントのことが好きみたいな
そういう流れみたいな感じですごく良かったです
あと真ん中
そうですねだいぶ出てると思うんですけど
そうなんですよ先ほどちょっと出ましたけど
このモロ・デス・スター戦をやるということで
そこのやっぱりこれ面白いなっていう感じと
ちょっと去年たまたまですね
このデス・スター戦の元ネタの映画を見漁ってたんですよね
先ほど言った赤月の湿気液とか
633爆撃隊とこりなしとか
だからなんかもう来たっていう感じがあって
爆撃落とした後急上昇して逃げるやつとか
なんか本当に昔からの戦争映画でも見たことのあるような
やつがいっぱい入ってて
そういう意味でもすごく楽しめましたし
あと1点
トム・クルーズ映画だっていうことで何回も言ってますけど
モロ・キメノエとか多かったんですけど
一番なんか上がったのがですね
航空母艦でいよいよ出撃っていう前に
ワーロックが来てですね
海を背景にトム・クルーズが立ってるところで
本領発揮だ期待してるっていう
なんかもう映画の絵のためだけのシーンがありますけど
なんか横長の暗い中のスクリーンみたいな感じで白い
そこにトム・クルーズが入っていって
上に消えていくっていう
スクリーンの中に消えていく
トム・クルーズっていう感じがあってですね
もうそれが撮りたかったんだろうなっていう感じがね
すごくいい絵でしたねあれは
なるほどそういうことか
かっこよかった
あともう5回も見てるんで
セリフもなんかもう何回も味わってるんですけど
字幕版だと最後のルースターの言葉が
マーベリックにありがとう君が命の恩人だって言ったら
父の代わりですって言うんですよね
あれが実際は父でもそうしたでしょっていう英語みたいなんですけど
ちょっと字幕が良くて
あれあの父の代わりにっていうことと
マーベリックあなたは父の代わりですみたいな
ちょっとかかって感じるんですよね
なるほど
ちょっとこれ気づいてたらそう言ってくる方もいましたけど
ちょっと二重掛けのアイスマンの先ほどのね
言ったIt's time to let goとか
こういった案外キメのセリフが面白くて今回ね
すごく印象的なセリフが多い映画のようにも思います
遺族に説明できるかとかね
あれね重い言葉ですよね本当に
悪かったな
そんな感じですかね
やっぱこれは今年間違いなく最大の話題作と言っていいんじゃないかなと
思いますのでここまで聞いた方は
多分見てると思うんですけど
もし見ずに聞いた方がいらっしゃったら
見てくださいよ本当に
そんな感じでドップガンマーベリックの話は終わっておこうかなと思います
57:05
次回どうしましょうかね
わりと男女で色々意見分かれそうで語りがいのある作品で
関西17巻公開ね私たちは大人
であと山口くんの過去のプロフィールとかから聞くと
メタンモールフォーゼの映画は山口くん非常に刺さると思います
そうなんですか僕もメタンモールフォーゼの映画はいいなと思ってました
多分話盛り上がるタイプの映画だろうなと思ってたんで
山口くんは刺さると思う
俺も試乗がかかりたいとこがあるので17公開だと
私たちは大人ねちょっと僕行くのは難しそうなんですよ時間的に
上映時間的にかなり少ないですよね回数
テアトラとかね
村田さんはシネコを飲んでメタンモールフォーゼ映画がお勧めしますよ
そうですねフリーとかも良かったけどな
フリーもちょっと見に行きづらいかもしれないですね
秋さらぎ駅でも言っちゃいいですけど
あんまり喋っちゃダメな作品なんですよね
だからね今日冒頭で山口くんが喋ってる具合が丁度いいですよね
あれ以上喋るとねちょっともうダメかなって感じがして
そうですねどうしましょうかね
メタンモールフォーゼ映画にしますか
いろいろ気になる作品多いので結構何でもいいです僕はって感じなんですけど
恋は光とかもめっちゃ楽しみだし
あとプラ75もあるけど他もありますけど
ナイトオブザリビングデッドとか見に行けるんかなとか
リマスター版とか気になってますけどね
ナイトオブザリビングデッド別にありですよ大好きなんで
大好きですか
あれはなんかもうちょいちょいいろんなとこやりそうやから今回リマスターやけど
どうしましょうかね
悩みますね
メタンモールフォーゼいろいろある
僕もメタンモールフォーゼいいかなと思います
やまぐちくんが熱くなるっていうのを期待してるね
マジですか
俺は超グッときたよ
そこまで言うんやったら楽しみにしておきます
今週また公開作品頑張ってコメント書いてて
ちょっと気づいたこれやまぐちくん刺さるなって思い出した
どうしようかなちょっと前田さんにも確認しますか
そこは
一旦保留で
案投げて選んでもらう感じでいきましょうか
ではお知らせになります
この番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています
番組の感想次回テーマ作品の感想など
ご自由にお送りいただけると幸いです
受付先は番組説明文をご確認ください
また次回バー開催情報
ポッドキャスト次回テーマ作品の告知も行っておりますので
ツイッターのフォローもよろしくお願いいたします
タオルさんありがとうございました
ありがとうございました失礼しました
1:00:01
知識面情熱面両面で非常に強力に語っていただいて非常に助かりました
ありがとうございました
また何かあったらお呼びさせてください
ちょうどお呼びするのにふさわしいタイミングがあればまたぜひ
よろしくお願いします
映画の話しさせる場もまたよかったら来てください
それでは映画の話しさせるラジオ
リニア第68回トップガンマーベリックの回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら
ありがとうございました
01:00:57

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