初代ゴジラはやっぱりゴジラも被害者であり加害者であり、
セリザ博士っていうゴジラをやっつける博士も
戦争で加害する側だった人でもあって、
その戦争は被害を受けるということではなくて、
自分たちが加害する側に回ることでもあるんだっていうことに対する恐れが
描かれている話にはなってて、
そこはやっぱりゴジラマイナスワンにはないとは思ったんですね。
ゴジラマイナスワンの戦争はやっぱり自分たちが嫌な目に合う、
自分たちが被害に合う側のものっていう感じで描かれてたと思うんですけど、
そうじゃなくてやっぱり戦争って加害する側になってしまうっていう恐ろしさがあって、
そこに対するテーマ性みたいなところはやっぱり僕は
一作目のゴジラがむちゃくちゃ好きだなと思いました。
ゴジラ対ヘドラなんですけど、
正直ね、すっげえいい映画だとは言わないんですけど、
一作目のゴジラに通ずる精神性が一番あるのも本作だなと思ってて、
一作目のゴジラって水爆実験に巻き込まれた
第五福流丸の事件の直後ぐらいの公開なんですけど、
だから水爆実験とかがすごくタイムリーな時期の作品であって、
ゴジラ対ヘドラって本当に公害がむちゃくちゃ問題になってた時期、
60年代後半の作品なんですけど、
そういう公の目的のもとに個人が内側にされたものを怪獣として登場させるって意味で、
すごい初代ゴジラに通ずるものがあると思うんですよ。
本作のゴジラってもう結構子供のヒーローになりかけてるぐらいのゴジラで、
もう怪獣の中ではゴジラが一番好きさみたいな感じで子供が言ってるぐらいの感じにはなりつつ、
同時に人類の味方でもない感じがして、
それは公害を生み出したお前たちってやっぱダメじゃんっていうのをゴジラが言ってくる感じがするんですよ。
本作のゴジラむちゃくちゃかっこいいんですけど、
ヘドラがまずむちゃくちゃ強いんですよ。
基本的に全身毒なので攻撃したらこっちがダメージ食らうんですけど、
ゴジラ、ヘドラと戦う中でボロボロになるんですよね。
でもゴジラは何度も立ち上がってヘドラを倒すんですけど、
それはやっぱりこの地球を汚すものに対する怒りみたいなものがあるような気がして、
最後ヘドラをゴジラを倒すんですけど、
人間の顔をキッと睨みつけるんですねゴジラが。
それはお前たちまたこんなことを繰り返すのかと、
俺にかつてやったようにそれでもまだやるのかっていう、
そのゴジラの怒りの矛先がこっちに向くシーンがあって、
それはすごく初代ゴジラに通じる部分だと僕は思ってるんですね。
そのヘドラ以上に人間に怒ってる感じがするっていう、
それはすごい大事な要素だなと思ってるんですけど、
僕これ大学の時初めて見たんですけど、
環境破壊とかをしない方がいい理由って、
ゴジラを怒らせたくないからとかでもいいんだなってちょっと思ったんですよ。
わーいいなー。
ノエ、ギャスパー・ノエ、はい。
監督も実際いらしてて、ちょっと僕行くの遅れちゃって、
東京開催の場合は監督と塚本真也監督の対談から始まったんですけど。
めっちゃいいなー。
すごー。
結構その半分ぐらいしか聞けなくて、その後映画が上映になってっていう感じだったんですけど。
認知症患う妻と、あとは心臓病を抱える夫。
かなり牢牢介護みたいな状態の2人っていうのが、
本当に映画の画面を真っ二つに分けてそれぞれの視点で描かれるんですよ。
同時進行で。
片方は夫のことを描くし、片方は妻のことをずっと撮り続けるんですよ。
同時進行で2人がある意味時々シンクロしながら、
時々相反する行動をしながら、
それぞれの生活の中で徐々に徐々に彼らが死に向かっていくんですけど。
まあなんていうかな、こんなに無情感ある作品あるかなってぐらい、
なんかすげードライなんですよ、この作品。
なんていうか、全然エモーショナル。
まあエモーショナルではないとは言えないんですけど、
でも人が死ぬってどういうことだってことを、
すごいなんかドライな視点でずーっと撮ってる感じがして、
それがなんていうかな、まあ寒々しくもあるし、
でもこうだよなーっていう感じもあるっていう。
いやーちょっとえげつない作品だなって感じでしたね。
今回は目がチカチカするような演出はないんですか?
あっ一切ないです。
あの本当にこれギャスパーノエンなの?ってぐらい静かです。
すいませんね、ちょっとギャスパーノエンイコール目がチカチカするってイメージしかないもんで、
それだけじゃないぞって言うと思うんですけど、そうなんですね。
ある意味ギャスパーノエンっぽさってわけじゃないですけど、
今回旦那さん、夫役をダリオ・アルジェントが演じてるんですよ。
あ、そうなんですね。
このダリオ・アルジェントの、まあ心臓病はずら夫ですけど、
彼がねいいんですよ、とにかく。
なんか監督の最初のインタビューで僕ギリギリ聞けたところで、
ほとんど脚本がなかったんですってこの作品。
すごいストーリーの大きなシナリオぐらいはできてて、
ただセリフとかは特になく、もうほとんどダリオ・アルジェント監督に
ギャスパーノエンがあなたに任せますと。
この役を自分で解釈して、自分でやってくださいって言ったらしくて。
すごいな。
なんかすごいんですよ、そこも含めて。
なんか本当に、まあもちろんある程度シナリオというか、
こういうプロットはあったとは思うんですけど、
なんかちょっとドキュメンタリーにも近いような感じがして、
女性役のフツマ役のフロンサ・ルブランさんもものすごい本当に、
本当に患ってる方だなってぐらいの演技もされますし、
なんか演技とそこの淡いがどんどんなくなっていく感じも、
ちょっと怖いまであるというか、
なんかとにかく人生の最後ってこうなんだろうなってことをずっと見ながら考えちゃいました。
えー。
疑似体験できる、死後疑似体験できる映画ですね、これは。
むしろ見たことによって、
ニック・フューリーはなんで問題を放置して地球を後にしてしまったのかなみたいな感じに囚われるぐらいだったので、
あんま見る必要はなかったかなと思ったんですけど。
ミズマーベルに関してはすごく見ててよかったなというか、
ミズマーベル、カマラ・カーンっていう女の子なんですけど、
キャプテン・マーベルがめっちゃ好きな女の子ってことなんですよね。
オタク、推しなわけなんですよ。
推しとようやく会える映画という意味で、
カマラちゃんよかったね、みたいな気持ちずっと思いながら見ていましたね。
しかも、今回3人、マーベルズというか、スーパーヒーローたちが出てくるんですけど、
能力使っちゃうと入れ替わっちゃうみたいな話になってて、
その人とその人の場所が入れ替わっちゃうっていうのがあって、
それがちょっと厄介なことになるんですけど、
戦っている最中に別の場所へ動いちゃってみたいな、
ややこしい事になるんですけど、
どうあがいてもカマラがパワー使うと、
キャプテン・マーベルと入れ替わっちゃうので絶対会えないんですよ、しばらく。
ああ、切ないなと思ったらようやく会えて、
ああ、会えてよかったね、みたいな風になるみたいな、
そういうね、カマラちゃんよかったねの一言に尽きるような。
というか、カマラカーンの二次創作なのでは?みたいな感じでしたけど、
そういう一本楽しい感じで見れるような映画で、楽しかったですね。
フリーバックの方は、元ドラマの方は僕見てたので、
話もシーズン1の話と大体一緒なことが描かれてるんですけど、
舞台だと完全に一人で喋り倒してるっていう感じなので、
スタンドアップコメディーみたいなのでも見てるのかな、みたいな感じに見えましたね。
それで終始、観客に対して、
私のこういう話聞いて、みたいなのをずっと喋ってるみたいな、
大爆笑かっさらっていくみたいな、
ひたすら喋っててびっくりしましたけど、
あとめっちゃ変顔するなとか。
ドラマともちょっと違う話の出し方で同じ話を語ってるので、
ドラマでは引っ張っていたような、ちょっと落ちみたいなというか、
実は彼女にこんなことがあって、みたいなことが早々には舞台では分かってたりとか、
そういった違いとかも楽しみながら見てて、結構楽しかったですね。
なかなか映画館で見てて、日本の観客って笑わないじゃないですか、やっぱり。
あんまりは笑ってはないんですけど、笑うとこは笑ってるんですけど、
実際舞台のほうの、向こうの観客は本当に大爆笑してて、みんな。
終始どこでも爆笑してるみたいな感じだったので、
なんかすごいなっていうか、もっと英語とかああいうへんのニュアンスとかが分かったら、
もっと笑えたのかなとかね、めっちゃ考えたりはしたんですけど、
見てみたい舞台作品の一つだったので、今回見ることができてすごい良かったですね。
フリーバックドラマも良さそうですよね。
ドラマもね、すっごい良いんですよ。