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始まりました映画の話したすぎるラジオ第253回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ではまず近況の話から入っていきたいと思います。マリオンさん、いかがされてました?
そうですね、今週はいろいろ映画見てるんですけど、とりあえず1本ちょっと話したいのが、嵐が丘を見てきまして。
はい。
ちなみにお二人って嵐が丘見てます?
見てないですね。ちょっと見たいなと思いつつって感じです。
そもそも嵐が丘ってどんな話とか知ってました?
知ってます?
名前だけ。
古典なんだろうなとは。
僕もそんな感じで見たんですよ。古典らしいじゃないですかと。何も知らんけどっていう感じで見たんですけど、僕が知ってる映画に例えるんだったら寝ても覚めてもに近いのかなって思いました。
へー。
なんかすごい純愛みたいな感じでもないんですよね。
うんうんうん。
もう猛烈に惹かれ合ってる、すごい情熱的な愛の話なんですけど、なんかそれがすごい分強烈な分執着もめっちゃすごいことになってて。
ほうほうほう。
なぜあの時待ってくれなかったんだいみたいな感じで、あることがきっかけで結ばれるべき二人が道を抱えてしまい、ある年月を経てまたその二人が愛まみえ、
そこでなんかお互いをあるし呪い合うかのようにでも愛し合ってもいてみたいな、ちょっと複雑な関係性になるみたいな話なんですね。
うんうんうん。
っていう映画だったので、結構寝ても覚めてもっぽいなっていうふうに。
なるほど。
近いなというふうに思ったって感じだったんですけど、でそれを作っているのがプロミシングヤングーマンでおなじみのエメラルドフェネルっていうことで。
うん。
で、なんて言うんでしょうね。とにかくねちっこいっす。なんかねちねちしてるって言ったじゃないですかね。
ほうほうほう。
ねちっこいっす。で、いかにジェイコブ・エロルディを感動的に撮るかっていうのに命をかけているみたいな映画だったんですね。
で、なんか監督のインタビューみたいなのを読んだんですけど、なんかこの映画を初めて自分が嵐が丘を読んだとき、14歳らしいんですけど、そのときに初めて読んだときの感覚を映画にしたんだみたいな。
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って言ってて、だからよっぽど彼女に、エメラルドフェネルにとってヒースクリフって言うんですけど、男性役の名前がね。
ヒースクリフにめっちゃときめいてるなっていうか。すごいなと。けど結構嫌なやつだけどな、こいつみたいな。
けどなんかその嫌さも含めて、愛って複雑だよねっていうのを描いてる小説ではあるんですけど、なので三角関係みたいになっていくんですけど、これって。
本当は結ばれるべき二人だったんだけど、階級とかの問題があったりとか。で、ヒロインは別の裕福な男性と結婚しちゃうんだけど、ただその結ばれるはずだったみたいな男性は姿を消した後、何年か後に裕福な感じになって戻ってきてみたいな。
それでもまた、おいどういうことやねんみたいな感じで、相手を誘惑するじゃないですか、という感じになってて。
すごい、だから安定を取るか、私を揺るがしてくれるかもしれない男に傾いちゃうかみたいな。ので全力でヒースクリフの方に傾いちゃうみたいな話になってて、めっちゃときめいてるなっていう感じがすごいなというふうに思ったっていう感じでした。
あの、映画ドットコムの紹介記事みたいなので、こじらせ男女の恋愛みたいな紹介のされ方をしてたんですよ。
で、まあ、古典のイメージじゃないですか。
で、古典でこじらせっていう、その文脈をつなげたことがなかったから、どんな話だろうってなってたんですよ、その絵を見て。
で、こじらせって概念と古典がひも付いてなかったんで、ただその切り口で見るとちょっと面白そうだなと思って。
そうですね、こじらせっていうワードを使うのであれば、確かにこじらせていますねっていう、いろんな人がっていう感じはします。
だし、結構執着っていうか嫉妬とかって、かなりある種の暴力性も込みで描いてるので、そこがちょっとただのこじらせとかでは進むのかな、みたいな部分はあるかなっていう。
ちょっと執着が行き過ぎた果てに、なんかもうちょっとおかしな関係性が生まれたりとかするんですけど、こいつら何してるんだ、みたいな。
ドン引きなんですけど、みたいな展開もあって。
僕、エメラルド・フェネルだとソルトバーンっていう映画があるんですけど、ソルトバーンも大変変な映画だったんですよね。
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あれも執着の映画として捉えられるなと思ってたし、欲望の映画でもあるしっていうので、たぶんソルトバーンとかを作る原点って、たぶん嵐が丘にあったんだなっていうのは何となく今回見て思えたというか。
本当に変な映画だなと思いつつ、すごいな、エロさ、ダダ漏れやな、みたいな映画に撮ってて、これはこれでよくやりきってんなっていう感じでしたね。
なんか、エメラルド・フェネルってプロミジング・ヤングーマン一番話題になった作品かなと思うんですけど、
割と社会派メッセージを強めの監督なのかなって思ってる方も割とまだ多いような気がするんですけど、実はあの人結構変な映画を撮りたい人ですよね。
そうですね、変な映画を撮りたいし、結構自分の欲望に忠実な映画を撮っているなっていう感じがすごいして、それはそれで大変よろしいじゃないですかっていうか、
いいぞ、もっとやれって僕は思いますし。
逆にそこから振り返って考えてみると、プロミジング・ヤングーマンはある意味自分の欲望というか、怒りという感情そのものに振り切って描いた映画だったんだろうな、今思えばっていうふうにも思えますよね。
そうですね、確かにそうかもしれない。だから結構パッションというか、エモーションに全振りして映画の拡張をしていくみたいな部分はなんかあるのかなという気はしますね。
なるほどなるほど。
いやでも大変ね、ちっこくて、あとまあ本当絵作りとか美術とかも素晴らしいので、すごい金かけて作ってるなっていう感じで素晴らしかったですね。
ちょっと初めて僕は嵐が丘という作品に触れたので、ちょっとドン引きしてる部分はあるんですけど、こんな話になったのみたいなという部分はあったんですけど、あと原作はもうちょっと先の話までやるから結構途中なんだなっていうのとかもパンフレットを読んでそれは学んだんですけど、
いろいろね、嵐が丘もいろいろ映画化何回かされてたりとか作品も多いので、見比べてみても面白いのかなというふうには思いましたし、日本でもね、撮られてますしね。
その辺はあれですね、だいちゃんさんのポッドキャストにも取り上げられてるので、シネマの前で論じることをぜひそちらお聞きいただけたらいいんじゃないかと思うんですけど。
もうぬかりない。
さすがだなっていうかね。
でもいいと思うんですよね、見比べてみると多分ね、全然違うと思いますよ、描き方も何もかも。
なんか同じ脚本というか脚色というか原作でどう映画が変わってくのかっていう一個のいい教材でもなるかもしれないですよね。
そうですね。
で、なぜその時はこういうアプローチだったのかなとかっていうのも考えてみると、まだより面白くなるかなというふうには思いますし、結構やっぱシンプルになんかいいラブストーリーだったね、では終わらない愛と執着の物語なので、すごく深いテーマ性も持った原作であり今作っていう感じだったので、
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ぜひちょっとあのみんなで見ていただいて、これは何だったんですかとかっていう話が僕はしてもいい映画だったなというふうには僕は思ってますね。
なるほど。
なるほどな。
ちょっとあのぜひ見てキョトンとしてもいただきたいですしっていう感じですね。
はい、今週こんな感じです。
はい、大石さんいかがされてました?
今週映画見たかったんですけど、花粉がひどくてですね。
大石さんって花粉症でしたっけ?
もう花粉症です。あのしっかり中学校ぐらいに発症してそっからずっと春になると体で感じるタイプの人間なんですけど。
辛い時期ですね、しばらくじゃあ。
辛いんですよ。で、本当だからレンタルファミリーとか見たかったんですけど、見に行こうと思って勢いよく家出て10分間でもう、なんていうか穴という穴から水が出てきたんでやめようと思って。
それで結局見れてないんですよ。
なんでこの週ちょっと課題作、課題作は先週というか先々週見ているのでそれ以外の映画が見れてない状態なんですけど。
すごいヨタ話をすると初めて競馬に行きまして。
え、いいですね。
はい、あの友人に誘ってもらって中央競馬の中山競馬場に行ってきたんですけど。
はい。
なんていうか大人なエンタメだなっていうのをすごい感じたというか。
ある意味映画にお見に行くのに近いのかもなってちょっと思ったりはしました。
というのも競馬って偶然性を楽しむ遊びじゃないですか。
どこまでも確率とかあるいはこれまでの予想とかからなんとなくこう読みみたいなのを探るんですけど。
でも馬なんで相手が。
点でコントロールできない存在っていうかめちゃくちゃ乱数がそこに発生するんですよ。
なのでなんていうかその本当に蓋開けてみないとどうなるかわからないんですよね。
それって僕らが映画見に行くときに予告とか情報はある程度仕入れたり監督とか液体調を高めていくけど。
見に行った時にあれってなったり逆に期待してなかったけど面白いの見れたみたいな。
その感覚に近いなって感覚がすごいあって。
なんかその偶然を楽しむ遊びの究極系が競馬だなっていうのをちょっと見に行って思ったっていう。
なるほど。
確かに映画もやっぱりある種賭けなところあるというか。
面白いと思って見に行っているが面白くないものを引くときだってあるっていうか。
そうそうそうそう。
っていう部分もあるし。
僕の友達とかでの映画好きの中でもうちょっと今関西でやらなくなっちゃったやつで。
未体験ゾーンの映画たちっていう特集というかなんかそういうのあるじゃないですか。
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ありますね。
ちょっと僕はよくわかんないなんとも知れん映画をまとめてやっちゃうぞみたいな回って言ったらいいんですかっていうのもあると思うんですけど。
あれをね足しげく通っていた友達がいて。
映画って確かに結構博打なとこあると思うんですけど。
より博打に近い領域の映画を果敢に挑むっていう人がいて。
しかもねだんだんね面白いのがいつもね見に行くやつが同じって言ってて。
同じ。
いつも同じやつがいるなっていうなんか感覚。
そういうが。
なるほどね。
別に仲良くなったりとか名前も知らないんだけど今日もあのおじさんいつもいるよみたいな同士みたいな言ってて。
何の結束が生まれてるんだっていう感じもしましたし。
さすがにそれは博打すぎるんで僕は行きたくないですっていうことをやってる人がいて。
それをきて博打だなと思ってたんですけど競馬も一緒か競馬と一緒かっていう部分だと思います本当に。
僕今聞いててむちゃくちゃシンクってるなって思ってたんですけど。
事前にめっちゃ期待する映画って面白くてもあんまり跳ねないんですよ。
期待通りだなってなるんですよ。
それって要素に倍率が低いってことですよね。
そうそうもうオッズが低いんですよ。
まあまあそうですねオッズが低いね。
で偶然見た映画って大穴なんですよだから。
確かに確かにね。
でもうそれにもうその大穴当たっちゃったらもう博打やめれないでしょ。
そっか。
僕らギャンブル中毒なんですね。
そうなんか競馬場とかでも本当にもうあのまあ中央競馬結構綺麗になったし子供とか親子連れもたくさんいるんですけどとはいえやっぱりメインリューサーさせえさせえっていう非常にどこが飛び交うんですよ。
殺伐としてね。
殺伐として。
そうですね。
生活かけてきてる人たくさんいるんで。
そうですね。
でもなんか映画館のなんか空気感でこういう時あるなって思って。
いやあるありますよ。
もう絶対面白いもの見せてくれよなって言って。
そう。
で見終わった後こうね光がこうね明るくなった瞬間部屋が明るくなった瞬間にはぁーみたいな。
なんじゃこりゃみたいなのを心の中で叫ぶみたいなねことですよね。
肩を落として帰ってる人がたくさんいるみたいな。
分かるぞその気持ちみたいな。
なってる場合もあれば最高じゃんみたいな。
最高の当たりを引いたぜみたいな瞬間もやっぱあるわけですよね。
劇場もう5人ぐらいしかいないのにその5人が全員こう北西見ながら帰ってる瞬間とかね。
あるあるある。あります。
あーなるほど。
だからあれですねその僕らが名作映画の話してる時って競馬ファンが成田ブライアンがインパクトがあって言ってるのと同じなんですよね。
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同じだと思います。
そうですね。
あの時のね試合っていうか大会っていうかね。
あの時の有馬記念ガーみたいな話をしたいわけでしょみたいなことですよね。
一方で自分が勝った件も期待して勝った件が外れとったらもう裏でアホボケかすって言ってるわけじゃないですか。
そうなんですよ。
言ってる言ってる言ってます。
なるほどね。
そうだからまあ映画館まあ今その映画っていうエンタメがまあある種こうまあいろいろ栄光精々ありますけど
とはいえやっぱりギャンブル性っていうところってあんまりむしろ注目されてこないというか
最近むしろみんなカチューマに乗りたいんだろうなっていう映画体験多いじゃないですか。
そうですね。
なんかだからもっとこうある種競馬的なというかこう大穴を狙いに行くみたいなのももうちょっとやってもいいのかなっていうのはすごい
自分のこれからの映画選びとかもなんか変わるんじゃないかっていうぐらい結構センセスな体験だったんで面白かったです。
我々シネマハスラーですよ。
そっか。
シネマハスラーか。
懐かしいなワードとしてはっていう。
変わっちゃったからな今っていう。
まあでもガチャシステムというのはまだ同じですね。
まあまあまあ。
継続してますからね。
たぶん似たようなところはあるんでしょうけども。
いやそうなので競馬と映画館に行くという行為のなんか類似性を感じましたというそんな週末でした。
はい僕はですね家族で映画ドラえもんシン・ノビタの開庭祈願状を見てまいりました。
でまあここ数年ドラえもんの映画公開されるたびに僕はここで喋ってるんですけども2年連続傑作だったんですよね。
はい。
2年前の地球シンフォニーと昨年の異世界物語がそれぞれ別種の傑作で僕としても期待値を上げてしまっている状態で本作を見に来ました。
で本作シーンがついている通りリメイクなんですね。
元がノビタの開庭祈願状っていう藤子F藤男先生が実際に漫画を描かれてた頃の初期の原作なんですけど、
特に油が乗ってる時期と言っていいんじゃないかなと思うんですけども本作が大長編ドラえもんって言われている中で4作目にあたるんですけども、
この開庭祈願状から7作目の鉄人兵団に至るまでが僕一番大長編ドラえもんが油乗ってる時期だと思ってて、
でその中でもノビタの開庭祈願状はすごい作品だと思ってるんですよね。
元々ドラえもんって日常と非日常がドラえもんっていうファクターによってクロスする面白さを描いている作品だと思うんですけど、
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特に大長編ドラえもんってそれが冒険になるんですよね。
危険を伴った非日常とドラえもんとノビタの日常がクロスしていくっていうそのスリルを楽しむシリーズだと思ってるんですけど、
本作特に開庭祈願状はそこが顕著だと思ってて、
片方では夏休みのキャンプにどこ行こうかっていうむちゃくちゃ日常の話をして、そこからじゃあ海底にキャンプに行こうよっていうドラえもん的な方向からその海底に行くっていう話が日常側から進んでいく一方で、
その非日常の側からは謎の幽霊船が見つかったとか、謎の海魚が暴れているとか、そういう恐ろしい事態がドラえもんたちを全く観測しないまま別で描かれていって、それらがザッピングしながらだんだん接近していって、ある瞬間に開港するっていうそのスリルを描いてて、
しかもこの題材が太平洋のムーと太西洋のアトランティスクスっていうのをそれぞれ冷戦時代の東西陣営に例えて、最終的に核攻撃による自動報復システムの話になるっていう。
すごいな、そんな話なんですか。
そうなんですよ。
すげえ。
むちゃくちゃすごいんですよ、本当に。
それはすごいわ。
実際この頃の大長編ドラえもん、特に海底機関場から鉄鎮平壇あたりに至るまでの、敵ってだいたい軍事政権か独裁国家なんですよ、敵がだいたい。
だからその敵のフォルムがこの冷戦時代の文脈なんですよ、この時代って。
それへのある種シンプルさがあって、しかもキレキレなんですよね、本当に。
だからそのあらゆる日常と非日常がクロスしていく展開っていう部分と、あとSF的な要素、そして現実にどうなぞらえるかっていう部分が、最もキレ味鋭いのがこの海底機関場っていう作品だと僕は思ってて、
大長編ドラえもんの最高傑作の一つと思っている作品ではあるんですけど。
で、今回その期待値をガンガンに乗せて見に行ったんですけど、まあまあです。
おー。
まあまあでした。
まあまあ、はい。
さっき本作の長所として挙げた、ドラえもん側の日常とカイイの側の非日常がだんだん接近していって開口するのが面白いっていう風に言ったんですけど、
この構造がむちゃくちゃ弱点も帯びてて、いわゆるゲストキャラがいるじゃないですか、今回もいるんですけど、それと後半までドラえもんたちは会わないんですよね、話の構成的に。
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はい、確かに確かに。
これによって関係性が薄いんですよ。
あー、なるほど。
で、これがすごい弱さとしてなってるとこがあって、最近の作品って割と序盤からゲストキャラが出てきて、その関係性の中でストーリーが進むっていうのが多いんですけど、あんまりそこの関係性がないから他人のまま終わっていく感覚がある作品ではあって、そこがすごい難しい作品でもあったんですけど、ちょっとその弱点を引き継いでしまっているかなっていうとこはありました。
昔の方のドラえもんだと藤子F藤代先生が原作直接書いてるってこともあって、F先生っぽい淡々とした展開みたいなのがあるんですよね、初期ドラえもんって。なんか展開淡々としてるなーって。でもF先生の漫画もこんなんやからなーみたいなのがあるんですけど、最近のドラえもんって割とやっぱりエモーション高めてくるんですよね、演出とかでも。
はい。
関係性でもしっかり濃い関係性を作るし、何かセリフを話すときもエモーショナルな演出がかかるんですけど、エモーショナルだけど関係性は十分じゃないんだよなーみたいなところがちょっとなるというか、もともと淡々としてたからこそ許容しやすかった部分が、少しエモーションが強まることで、むしろ足りてないのが決まったんじゃないかなっていう感覚で見終えたとこがあって。
あと、さっきも言った通りむちゃくちゃ要素が多いんですよ。太平洋のムーと太西洋のアトランティスクを東西人員になぞらえるってどんなセンスしてるんですか?みたいなのなんですけど、これを結構セリフで説明していく作品ではあって、
実際の映像描写というよりも、こういう存在なんだみたいなゲストキャラが出てきてそれを説明してくれるとか、そういう展開が多いので段取り臭くなる作品でもあるんですよね。
で、それがものすごい説明されっぱなし感覚もあって、しかもリメイク元よりも説明をちょっと端折ってるとこもあって、あれ、さっきの何だったんだろう?みたいなのが強まってる。
もともと描写せずにセリフで説明してたストーリー展開だったからこそ、その説明を端折ったら何だったんだっけ?みたいなのになるところもあるとか、結構、もともと快適感情が持ってた弱点をリメイクすることで、ちょっと顕在化してしまったところがあったかなっていうところと、
あと、この映画ドラえもんって結構リメイクやってるんですよね、もともと。過去の作品のリメイク、シーンをつけた形でのリメイクみたいなことをやってることはしばしばあって、そこにいかに再解釈を加えるかっていうのが、映画ドラえもんのリメイクの肝っちゃ肝なんですけど、
今回は丁寧、よく言えば。リメイク元の展開にそんなにプラスもしないし、そんなにマイナスもしないってなってるので、逆に知ってる側としては物足りなく感じましたね。いかに再解釈するかみたいなのに面白さの一つがあったんで、映画ドラえもんのリメイクするときはね。
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そこがちょっと真面目というか固い、手堅い。でもその手堅さゆえに本来の弱点が顕著になっている部分もあったかなっていうところで、いや辛くなりましたね。辛い評価になっちゃいました。
なので、これは今年は万人には勧めないです。お勧めしたいのは、おととしの地球シンフォニーと去年のエスカイ物語で、今年は家族がいるとかドラえもん自体を元知ってるとかっていう方は見ていただいていいかなと思うんですけど、
ちょっとフリーハンドというか空手で行くと、まあまあまあみたいな感じになるかなっていう。
なるほどなるほど。
海底奇願城自体そんなにご存じないですかね。
なんか幼少期見たことあるような気がするんですけど、多分見てないなーっていう。
僕の古いドラえもんの記憶は、たぶんあれなんですよね。ねじまき島だっけ。
あ、ねじまきシティ。
あ、そうだねじまきシティかな。
を、たぶんビデオで見た記憶があるなっていう。
それはたぶん、でも僕が生まれる前にやってるはず。
あれはね、96年だったと思います。
あ、じゃあ生まれてるわ。生まれてるやん。
まあそんぐらいとかなんで。
なるほど。
いやでも初期ドラえもんは本当に面白くて、パルプフェクションなんですよねやっぱり。
海底に行って、そういう地球を滅ぼそうとするやつと戦うとか、未開の魔境に行くとか、悪魔と戦うとかっていう、なんかあの古い冒険小説っぽさがあるんですよね。
で敵もえげつないし、これちゃんと話で人死んでるやつやなみたいな感じもあって。
その結構ジャンルとしての味が濃いんですよね初期って。
そこが魅力の一つであって、最近ってやっぱりその辺りの鉱脈ってもう掘り尽くされてるから、いかに新しいアイディアを入れ込むかっていうのが軸になってるところでやっぱり初期はもう、
まだやれる範疇が広いからこそパンチの強いテーマの作品が多くて。
でそのパンチの強いテーマ作品群が終わった次が、
8作目が竜の騎士なんですけど。
あーそうなんですね、なるほどなるほど。
一気に渋くなるんですよ、竜の騎士で。
めちゃくちゃ渋いっすよ、この話ね。
いやでもSFとしてはね、むちゃくちゃいいんですよね、竜の騎士。
そうなんですよ、その説明可能性というか、SF的な説明の上手さがまあ見事であの話。
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全部踏み落ちるのがすげえなって思ってました。
だからあそこで冒険ものからSFものへちょっとフェーズが移ってるというか。
確かに確かに。
え、海底機関状ってあのバギーちゃんのやつでしたっけ?
それは違う?
あ、やっぱそれですよね。
なんかそのシーンだけなぜか覚えてて、何も中核は覚えていないんですけど。
まああの、すいません、熱子漏れました。
すいません、あの、42歳になって本気でドラえもん見てるんで。
いいじゃないですか、それは。
それはいいですよ、別に。
9歳の時の僕は、9歳の時の僕として本気で見てたんですけど、
42歳の僕は、42歳の僕として本気でドラえもん見てるんで。
でもずっと終えるコンテンツってある意味すごいっちゃすごいですけどね。
すごいですよね。
普通に生まれる前からやってますからね。
はい、すいません、あの、そんな感じで終わっとこうかなと。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。