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今日のテーマトークは、エックスです。はいじゃあ前田さん解説お願いします。 映画ドットコムより、史上最高齢の殺人鬼夫婦が住む屋敷に足を踏み入れてしまった
3組のカップルの運命を描いたホラー。1979年テキサス。 女優マキシンとマネージャーのウェイン、ブロンド女優のボビーリンと俳優ジャクソン、自主映画監督の学生
RJとその恋人で録音担当のロレインラ、6人の男女は、新作映画 農場の娘たちを撮影するために借りた農場を訪れる。6人を迎えた見素晴らしい見慣れの老人ハワードは、宿泊場所となるナヤへ彼らを案内する。
マキシンは、おもやの窓ガラスからこちらをじっと見つめる老婆と目があってしまい、 出演はリメイク版サスペリアのミアゴス、ザ・ベビーシッターキラークイーンのジェナ・オルテガ
ピッチパーフェクトシリーズのブリタニー・スノウ、サクラメント・死の楽園のタイ・ウェストが監督脚本を手掛けた。
はい、ではここからネタバレ込みの話が入っていきます。 見てから聞きたいという方がいらっしゃったら一旦聞くのを止めていただけたらなと思います。
はい、では各々の触りの感想を伺っていこうかと思うんですが、原宿さん本作の触りの感想はいかがでしょう。
そう、前作サクラメント・死の楽園がイーライ・ロスがプロデュースで、カルト宗教の実話も結構聞いてて、
で今回が舞台テキサスがやっぱりテキサス・チェンソー・マカサ、悪魔の生贄のオマージュがたくさんありながらも、ホラー映画の応答を程よく外してて、最終的にお前が生き残るんか思ったら意外なオチがあってさらに続編もそういう展開なんていうのがあって、
なかなか意外性のある作品展開で結構気に入ってます。
はい、前田さんいかがでした?
あ、前田さんいかがでした?
あ、聞いてます?前田さん。
あ、あ、聞こえてます。
あ、なんか接続悪いのかな?はい。
あ、山口さんとずれ、ずれてるかも。私だけ?
ちょっとずれてるっぽいですね。
いけてますか?
あ、僕が重いと思います、たぶん。
ちょっと待ってくださいね。
聞こえます?
あ、聞こえます。
なんかドア開けた方が良くなりました、電波が。ドア開けていきます。
ホラー映画の構図なんよ、それ。
ホラーかな?
あれ、僕聞こえんな。
怖っ。
ちょっと待って。
僕もこの画面見てんの嫌ですからね、これ。
怖い。
これリモート接続系ホラーの画面になってますから、今。
聞きます。
あ、マリオさんが。
一人一人いなくなるやつやん。
一人また一人消えていく。
あ、聞こえた。良かった良かった。
すみません。
いけるかな?
一応補足しとくと、私、山口の回線がむちゃくちゃ不安定で、収録中途切れ途切れになってて、音声もかなりずれてます。
あと、Wi-Fiの回線を安定させるために山口の後ろのドアが開けっぱなしで収録してるんですけど、リモート画面がむちゃくちゃ怖いんですよね。
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ドアがずっと開いたまま収録してるっていう状況で収録してるっていうのを前提に聞いてください。
いろいろタイミングとかずれてると思うんで。
はい、じゃあ前田さんの感想から再開でいけますか。
はい、私はもうど真ん中に大好きな作品、ジャンルもそうですし、作品自体も大好きな感じだったんで。
ちょっとホラージャンルでは今年1位取るかもぐらい良かったですね。
正当派な感じで勝負してくれたのも嬉しかったですし、ホラーの中でも特にスラッシャー映画だなっていう感じで最高でした。
はい、マリオさんいかがでしょう。
僕はそうですね、70年代のスラッシャーホラーとかへの熱いオマージュというか、ものすごいそこに愛を込めたような映画なのは、
僕あんまりそんな見てるわけじゃないんですけど、そういうのは全然伝わってくるような映画で、見ててすごく面白かったですし、
物語を通じて描かれる若者と老人たちの対立っていうテーマって、物語のテーマもすごく練られているような映画だなと思ったので、
単純に人が死んでは楽しいみたいな映画でもあるし、意外と物語のことをちゃんと考えると結構いろいろ考えることがたくさんあって、
深読みというかいろいろ考えることがあって、面白い映画ですごく楽しかったです。
僕もですね、この映画むちゃくちゃ好きで、本当に今年ベスト級に好きなんですよ。
悪魔の生贄オマージュなんですけど、レザーフェイスのパロディモンスターが出てくるとかじゃなくて、
やっぱあの質感みたいなものを再現しようとしてるって感じがものすごい好ましく見てたんですよね。
スラッシャー映画がある程度もう類型化して、こういう殺人機出しときゃなんとなくわかりますよねとかじゃなくて、
殺人する側の出自が丁寧とかっていうのが見ててすごい好ましく思いながら見てました。
ゼロベースからあの恐ろしい世界を作ろうっていう気概が見えるというか、
こういうもんですっていうルール共有から始まってない感じはむちゃ良かったですね、本当に。
あと結構この映画公開から時間経って収録少し遅かったかなっていう気もしてたんですけど、
いいニュースが入ってきましたよね、本当に。
確かに。実はすごくいいタイミングですよね。
良かったなと思って。その辺り後ほど触れるかもしれないです。
はい、じゃあ各々のトピックを掘り下げていけたらと思うんですけども、はるふさん本作ここがっていうとこありますか?
本当、俺これパンフレット買って気づいたんだけど、パール婆ちゃんってミアゴスが演じてるのって結構びっくりしてんけども。
全然気づかんかった。だから一人二役で婆ちゃんあんな特殊メイクやってたのが結構衝撃だったんですけど、
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皆さんこれは結構気づいてたんですか?
いや、エンドロールで。
オンラインで見てたからちゃんとしっかりとエンドロール見てなくてあれだったんですけど、
作品のホームページだとハテナになってるんですよね。
で、パンフレットを見て、婆ちゃんやってたのって結構衝撃だった。
僕も最後までは気づかなかったですね。見てる間は本当に。
確かに見てて、あのおばあちゃん本物のおばあちゃんじゃないなっていうのは思ってたんですよね。
メイクっぽいというか、動きとかがもうちょっと動ける人が老人を演じてる感じだなっていうのは見てて思ってて、
シワとかも特殊メイクっぽさを感じてたんですけど、
話の中身的にもミアゴスの一人二役に意味があるものにはなってましたよね。
テーマ的にこの二役をやってることってすごく意味があることですよねっていうのは思いましたよね。
で、あとはストーリー展開で、いわゆるこの報道ホラーっていくと、いわゆるバージンが生き残るっていうのがよくあるパターンなんですけど、
それでいくと録音担当のロレインが残るんかって最初思っていたらやっちゃうし、
で、ミアゴス演じるマキシーンが生き残るんだっていうのが結構思ったりして、その外し方が上手いなというか。
だからストーリー後半がちょっと変則的なことをやっていくっていうのが面白いというか。
そのあたりちょっと僕はあんまり詳しくないんですけど、この手のファイナルガールがバージンっていうのって、悪魔の生贄の頃にはできてたものでしたっけ?
悪魔の生贄のあの女の人がバージンとかってあんまそういうイメージなくって、
どっちかというと、ハロウィンのローリー、彼女はバージンというか産部な感じではありましたけど、
なんかそのあたりの文脈っていつできたんだろうって。
13日の金曜日も結構大きい。
どうなんでしょうね。むしろ時代的にはフリーセックスの時代というか。
そうですね。
むしろ若者がセックスしてるからこその話でもありますしね。
だからセックスしている若者が生き残るからこそこの話は意味があるっていうものにはなってましたし。
だからそのセックスに対する抑圧とかそういう総観念みたいなものに対するアンチテーゼが本作の結論にはなるわけじゃないですか。
だからむしろ彼女が生き残るのは必然かなっていう感じはしますかね。
そうですね。今回の登場人物の中で別に産部な人みたいなんてあんまりいないと思っていたので、正直。
そういうものではっていう感じ。やっぱりポロノエが取り行きましたみたいな感じのノリだし。
それが別に悪いことでもないというか、それでのし上がってやろうぜって思ってる人たちの話なので、
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全然当たり前のように人生切り開こうとしている人たちの話であってっていう。
それが残念ながら断絶してしまうんですけどねっていう話になるのが今回のミストだなと思いますね。
だからアシスタントの女の子も、おそらくバージンかどうかわかんないですけど、
おそらくパートナーとしては監督の彼だけだったと思うんですけど、
そこから性に対する解放の憧れを覚えて撮影に参加していく。
だから本作の持っている倫理観でいうと、
あのおばあちゃんとじいちゃんに殺される側のルールに入っていく存在になっちゃいますけど、
いやでも私たちただ殺される存在じゃないんでっていうのを、
主人公のミアラゴスの子が生き残ることで示すみたいな感じはあるかなっていうのがあって、
バージンだから生き残るみたいなそういう感じには着地してないというか、
僕はそこもなんかいいなというか、やっぱ大人にペッてツバ履いてる感じが好きだなとは思ったんですよね。
最後の本編のオチでたびたびテレビが映し出される牧師の話の最後で行方不明になったかなの子が
巻きシーンだったのっていうのがオチがおーって思ってしまう。
あのオチが結構スキルあるんですけど。
そうか、だから殺されなかった。
なんかこう理由付けをしてるのかなって。
ひょえーって何か見終えたっていうのがある。
あれうまいですよね。
やっぱ彼女は性的な抑圧に対する反逆心が強いのかなっていうのが出自から想像されるというか、
あのばあちゃんの名前、続編で名前出てたから、何だったかな。
パール。
パールばあちゃんは抑圧されてそのまま来て、それが殺人衝動になっちゃってる人でしたけど、
私はそうはならないというか、そういう球体全途した抑圧に対する反抗心みたいなのを強く感じるキャラクターで、
彼女が生き残る必然性みたいなのを強く感じるラストで、僕すごい良かったなと思いましたね。
それで今言ったように劇場ではその後に続編のパールの予告が流れて、
それの主人公を見起こすっていうのが、なんかこう因果的なものを感じさせて、
一本としてちゃんとまとまってるなというか、流れがいいですね。
あのポストクレジットむちゃくちゃ良かったです、本当に。
まさか続き作るの?って思ってたんですけど、っていう感じだったんですけど。
でもこれ三部作って言われてるからね。
だから次がパールで、次って放っていくとしたらマキシーンと父親との関係とかになったりするんですかね、とかいうのは色々考えますけど。
確かにね、あの父親はどっかで殺さんとダメな存在ですからね。
だから一応このアメリカ配給のA24としては初のシリーズもんなんかな。
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だからそれがどう展開してくるのか。
結構いろんな意味で楽しみなシリーズかなと期待してます。
楽しみなシリーズできちゃいましたよ、本当に。
でまたね、話題として出ちゃったので言いますけど、ちょうどポスターと横編が出たんですよね、ちょうど。
向こうでは。
で今度のベネチアでコンペティション外ですけど、出展されるらしいので。
そうか、ほうほうほう。
どんな映画になるかすごく楽しみですね。
ある種の流れを言ってしまったようですが、どうぞお好きな方もご自由に喋ってもらえますと。
私の方はまずはこんなところで。
じゃあ前田さんトピック上げていただけたら。
なんか結構本当にこの作品結構夢中で見ちゃってて、あんまり何も考えずに見てたんで。
なんかここっていうよりかは全体として見てたところはあるんですけど。
やっぱりキャラクターの話で言うと、なんとなく主人公のミアゴスに関しては特別な存在っていうような意味付けは感じてたっていうのはあるんですけど、
基本的にそれこそさっきのファイナルガールがバージンだって話もありましたけど、
なんとなく生き残りそうとか死にそうみたいな基準がすごい曖昧で、そこがすごい良かったなと思ってて。
特にブロンドの女優さんの子とかも普通にいい子っていう、おばあちゃんを助けようとしてたり、
ああいういい子なんだけど理不尽に殺されちゃうっていうような、その辺がこれこれって感じで。
なんかそこにそういうあんまり因果がないっていうか。
結構ああいうキャラクターをフラットに扱ってるところも好きでしたし、
なんせそのホラー描写っていうか、表現の緩急の付け方がすごい上手いなっていう印象があって、
特に最後、あの女監督、カメラやってた女の子が走って飛び出て、あの感じとか大好きなんですよね。
見せ場の作り方と終わらせ方っていうのが素晴らしいなと思って。
あとは老夫婦の関係に関して、なかなかあのおばあちゃんは、若さとか過去の自分っていうものにすがっているっていうところもある反面で、
やっぱりその誠意とか誠意欲、それもすごいテーマのひとつだなと思ってて、
そこをなんかこう、おじいさんに求めて受け入れてもらうことが、自分の特別さであったり、自分を保っているもののひとつ。
それをなんか女性で表現することってなんか結構珍しいなと思ってて、思ってみてて。
結構男性だったらなんかそういう、それによって受け入れられている感覚っていうことって結構共有されてるのかなと思うんですけど、
若さに対する執着っていうのはすごいイメージしやすいですけど、それをああいうふうに自分の性欲であったり、
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女性としてああやってチェックスをすることで、それを認めてもらったり受け入れてもらおうとすることまでを描いたのって結構なんかセンセーショナルだなとか思いながら。
あのおじいちゃんは男の中の男だなとか思いながら。
結構参ってましたからね、求められているとき。
だって死ぬって言ってるやんって感じですもんね。
いやもう私死ぬって言ってるやんみたいな。
心臓が言ってましたもんね。
それでも妻を抱くっていう、あれに勝る愛ってあるんですかって思いましたもん。
見ててあの夫婦のパワーバランスがだんだん変わっていってるなって思ってるとこがあって、
はじめあのおじいちゃんがあのおばあちゃんのことを全部抑圧してるように見えてたんですよね。
あのババア、もう私が面倒見てらんとダメなんじゃみたいな感じかと思ってたら、
どうも裏っかわであのおばあちゃんがコントロールしてるというか、
実は気を使わせてるっていう感じが見えてきて、
なんかまああのおじいちゃんが持ってるパワーバランスの若さとか性欲とかっていうものをないがしろにしてしまった時間があったっていうことに対するひけめにつけ込まれ続けてるみたいな感じがあるなぁと思って。
この二人の過去っていうのはまあ劇中で匂わされてる感じのことだったんですけど、
やっぱすごくなんか第一次世界大戦や第二次世界大戦やっていうなんかもう時代の激動の時代の中でこう生きてきた人みたいなふうに言われてて、
やっぱりこういろいろ今のその主人公たちの若者たちとは違うような人生をやっぱり歩んできてるんだろうなっていうのがやっぱりまあ一個あって、
まあもうすごくいろんなことを強いられて自由にはできなくてみたいな、そういったなんかこう抑圧されたものっていうのがやっぱこの二人にはあって、
余計に旦那さんの方もそのひけめってのがめちゃくちゃあったんじゃないかなっていうのは思いますよね。
意外とね、あのおじいちゃんの立場の強くなさみたいなのが独特の味わいになるというか、仲いいじゃないですか。
仲いい。
で、初め仲悪いと思ってたから、で、あの僕見てて思ったんですけど、殺人者側が仲悪いより仲いい方が怖いなって思ったんですよね、やっぱ。
悪魔の生贄とかもそうですけど、あの一家むっちゃ仲いいじゃないですか。
なんかもう殺すために存在している殺人マシン一家とかじゃなくって、やっぱあの自分たちの関係性っていうものはあって、それとは別にその外部の人は殺します、自分の人生とって必要だからみたいな選択をしてくるっていうのが、
あの家族同士では微妙に仲がいいところが、コントラストが効いてめっちゃ怖いなっていう。この人たち家族のことしか考えてねーわっていうのがめっちゃ際立って怖いんですよね。
だからそれが次の前立さんになるのかなっていうところもあるんですけど、結局あのおばあちゃんはその若さとか美しさだけじゃなくて、その旦那さんに抱かれることまでがセットで女性であるっていうことを完結させてるというか。
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なんかそれがすごい面白いなと思いながら、怖いですって。やめてくださいよ。
いや僕このリモート画面の自分の後ろのドアが開いてるのが怖くてしょうがないんですよ。
おももろに振り向いてみたりするのやめてくださいよ。
なんかある種の審査めちま事件になってんねんけど。
なんかXよりこっちの方が怖くなってきたもん。
やっぱホラー映画はシュルコウ好きもんやな。
あと本作基本的には悪魔の生贄オマージュじゃないですか。
あとサイコのオマージュシーンもあったと思うんですよね。
サイコの話した後、監督がシャワー浴びて、その後パールばあちゃんにナイフでピッピッって刺されて殺されるじゃないですか。
まあちょっとシャワーシーンで完結はしてないですけど、あの一連の流れでサイコだなって思って見てたんですけど、
他にももしかしたらオマージュあんのかなって見てて。
なんかやっぱり実際オマージュしてるかどうかはわかんないですけど、
ワニが出てくるあたりとかは同じくトビーフーパー監督の悪魔の沼とかを連想する人は多かったのかなと思ったり。
初めて聞きました。
ワニが出てくるやつがあるんですかね。
ファンフレットを見ると、Xの撮影監督の人がトビーフーパーワニ映画レプティリアでも撮影監督をやってるっていう。
そうなんだ。ワニって結構必然あるんだな。
あれ?悪魔の沼って誰でしたっけ?訪ねてきた若者を殺してワニの餌にあげてる人の話でしたっけ?
だった気がする。なんか結構色混じってきて、結構見たの前なんで。
ちょっと見直しときます。
見直さなくてもいいですけどね。
たぶんそんな感じですね。
そうだったような気が。
似たような話がちょっといろいろあるから。
たぶん泊まりに来た人を殺してワニの餌にしてるみたいな話ですよね。
それ現実の事件の方だったっけな。現実にそういうのがあった気がする。
テキタスってあんなに熱そうなのにワニもいるのかって思いますよね。
確かに。
オマージュ系だと、ポルノ映画撮影系だと、ポール・トーマス・アンダーソンのブギーナイツのオマージュは熱かったらしかったり。
そうなんだ。
そっか。あれポルノ業界か。ポルノ業界の話ですもんね。
実際に作中で撮られている農場の娘たち、ファーマーズ・ドーターズっていうのも同名のポルノ映画が存在するらしいです。
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じゃあ結構要素は多いんですね。
本作ワニ使い良いですよね。
ワニ使い良い。
ワニも出してくれるのか。なんてオーバンブルマイなって思いながら見てすごいテンション高く上がってたんですけど。
ワニ映画じゃん。やったーっていうぐらい。
最初泳いでるシーンではワニは出なかったよね。
出てます出てます。
確かに出てました。
あ、そうっすか。でもワニ視点のアングルで。
でもあんだけ豪快に食うとはなぁと思いながら。
実はちゃんとワニが出ますよって匂わされてましたけど、看板にね。
いやもう使うよねーって思って。もうあの、あそこ使うよねーって。
あそこめっちゃ嬉しくなった。
あそこね。しかも結構溜めるじゃないですかあそこ。
桟橋のところにおばあちゃんがいて、ボロンドの人が大丈夫?って。
そしたらめっちゃ罵倒されて、何よあんたみたいな。
言ってたら結構ね、溜めて溜めていつやるのかなと思ったら、
ちょっと飽きそうっていうのからもうちょっと溜めてするから、
あーなんかいいなーって思ってあそこ。
すごい良かったですね。
あと僕もアメリカ中南部のああいう沼とかで泳げる気がしれないんですけど、
僕絶対あのあたりってワニいると思ってるので、
あんなとこで泳げんわと思って見てたんですけどね。
いやでもほんとなんかミヤゴスが最初あの、
うわーなんか話したいこといっぱい思い浮かんできた。
どうぞ出してくださいよ。
はいはい。
まずミヤゴスのね服装。
あのオーバーオールっていうかサロペットみたいな。
オーバーオールですよね。
いいですよね。あれいいなってみんな思いましたよね。
思いました。
でね、ああいう裸にオーバーオールみたいなのもね、
着てる奴らいるんですよ。
何に?
あの、ハチェットっていうホラー映画に出てくるんですけどね。
たぶんそのホラー映画のこと一切別にオマージュとかしないと思うんですけど、
ハチェットっていうのに出てくる殺人鬼も裸にオーバーオール着てるんですよ。
そいつはなんか大男みたいな奴なんですけど。
それまた違うジャンルですよね。
違うジャンルというか、
でもなんか結構私的にその裸にオーバーオールを押してたんで。
押してた。
なんかいいなと。
でもなんかそれってもともとオーバーオールといえばやっぱチャッキーみたいなとこもあるんで、
なんかそういう意外とオーバーオール着てる奴いるぞとか思ってきて。
ちょっとミヤゴスの奴は全然違う感じなんですけど、
なんかいいなと思って。
そのミヤゴスが浮かんでる池というか沼に浮かんでるときは、
それこそなんか流浪の月みたいななんかめっちゃいい感じに撮られてるのに。
いきなりあのブロンドの人に変わったときの、
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あの本当にもうB級感というか、
それがすごいなんかその大ヒットというか、
あの人の使われ方のかわいそうさがすごいと思って。
だから結構どこまでもそういう意味でミヤゴスのこと特別扱いはしてるんですよね。
まあ確かにね。
特別な存在として。
彼女だけやっぱ違う重力を帯びてますよね。
そう単に死なないとかじゃなくて、やっぱり存在感として、
存在としてあなたたちとは違うの予感がやっぱ出てるなっていう。
それはそう。
でも個人的にあのブロンドの人すごい良かったです。
いや良かったです本当に。
やっぱホラー映画にもああいう人がいるんだよって思います。
やっぱビッチ的な存在がね。
でもブロンド女優とベトナム官兵はポリアモリスト、
だから複数恋愛主義者の人らしいんだけども。
だから結構当時としては珍しい方向は思うね今日ね。
ポリアモリーって考え方ですよね。
そうか昔からそういうのあるんだと思いながら。
あとなんか若者たちのいけつかない感も、
なんかちょっと昔のスラッシュ映画とはまた違ういけつかない感っていうか、
特に私あの学生監督のRJでしたっけ、
彼がなんかこの作品はもうアートなんだよみたいな、
ポルノじゃないからみたいな、
作品なんだよとか言ってるけど、
自分の彼女がいざ出ようとしたら、
すごい機嫌が悪くなる感じとか、
すごいなんかいいなあって、
人間のなんか嫌な部分っていうか、
さっきまで言ってたことなんだったんだっていう感じがいい。
そうなんですよね。
さっきサイコのオマージュっていう話でシャワーが出たと思うんですけど、
あれって要は多分なんですけどレイプシャワーってやつですよねと思って、
女性がレイプされた描写の後、
だいたいシャワーシーンでああやって、
一人でうずくまってるみたいなシーンが差し込まれるみたいなやつだと思ってたんですけど、
それがRJになってるっていうのが、
なるほどそういう返し方するんやっていうのは見ながら思ってましたね。
あとやっぱ本作って性的な屈折、
表面上を口にしている性に関する捉え方と、
根っこが違うっていうの結構重要じゃないですか。
ああいう狭義の厳しいキリスト教原理主義のテレビ番組見てても、
どんだけ歳とってもセックスしたいんですよねっていうのを抱えている人が殺人鬼だったりとか、
なんかその性に対する観念の複雑さみたいなものが、
やっぱキャラクターたちが持ってて、
そこにこのいざこざの端を発してるっていうのがわかるっていうのが、
やっぱあのRJの嫌なところに含まれてるなって思って、
やっぱ必要なキャラ好きだったんだろうなと思うんですよね。
セックスすると殺されるっていうセオリーに対して、
結構しっかりとした意味付けをしましたよね、本作においては。
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なんか私、昔13日の金曜日の1のDVDに入ってる監督インタビューで、
なんかセックスする若者が殺されていくのって、
ちょっとうろ覚えなんですけど、
特に深い意味があるというよりかは、
キリスト教とかの教えの、そういうことしてダメだよみたいなとこから、
なんとなく来てるみたいな、
そんな深い意味はないけどぐらいの感じで、
なんか言った記憶があって、
それってなんとなくわかるじゃないですか。
それこそ諸情勢を重んじるというか、
そういう流れっていうのはなんとなく想像つくんですけど、
今回はやっぱりおばあちゃんがそこに対する執着であったり、
自分が今得られないものを得ている人たちに対する、
こう、攻撃っていうところで、
だからこそセックスする若者が殺されるっていうのが、
すごい筋通ってていいなと思って。
うん、ですよね。
あんなおばあちゃん目指していきたいです。
どういう意味で?
殺さないでね。
え?
え?
いや、なんか私、年取ったらガタロウのババアみたいになりたいと思ってるんですけど、
それと同じレベルぐらいでいいなと思います。
確かに今年、コクヒンに続いて、いいババア映画続いてますね。
ババア映画、確かにコクヒンのババアもね、すごかったし。
なんか、ババアは怖くなるんですよね。
なんかあんまりジジイ怖いみたいなのないけど。
そうやな。
なんか、男性は年取ったらちょっとパワーダウンしてしまうんですかね。
女性の方が長生きするしね。
長生きするしね。
平均寿命が高いし。
長生きするからっていうのは何でしょうね。
寿命の話なのかなっていうのはあるんですけど。
確かに、溜め込んでたものを吐き出すっていうのは、
老女の方がすごく溜まってたものが多くて、
それを吐き出さないと、もうやっていけないみたいな気持ちになる映画って結構多いような気はしますよね。
本作、そこに対する説明もあるじゃないですか。
あの年までずっと溜め込んできましたっていうのがあるから、
だから恐ろしい殺人者になってるんですって。
若い頃からっていうのが後で分かるんですけど。
ポストクレジットで。
でもやっぱり、なぜ年老いた女性の方が恐ろしさがあるか。
なぜなら抑圧されてきたからですみたいな、
必然性のある話づくりになってるってところも上手いなとは思うんですよね。
じいさんになって殺人してるジジイとかいたら、
多分この人ずっとなりわいとか趣味でやってるんだろう感ある気がするんですよね。
そうですね。ただ視野が狭くて偏屈な価値観のまま進んできただけの人みたいに見えるというか。
そこに反動を感じるっていうのはやっぱり女性の方があるような気がするんですよね。
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この中で可能性があるのは私だけってことですね。
えー。
どうだろう。僕年取ったらどんな殺人者になるんかな。
やっぱり、昔教科書に載ってたラショウモンとかでも、
なんか絵は出てこないけど、やっぱすごいビジュアルって浮かぶじゃないですか。
あの感じがやっぱり世界に結構共通してあるんだなっていうのがすごいなと思って。
うん。なんかそれがいいなと思いながら、
結構、工画とか洋画とか問わず出てくるキャラクターというか、
そういう表現の仕方なんでいいなと思いますね。
そこでエイジズムというか、華麗差別みたいな話になりかねない気がするんですけど、
割とそこ、この話爽やかに見れたというか、
なんか、老いに対する嫌悪感を見てるこっちがあんま感じないというか、
なんだろうな、あのばあちゃんの生き様自体はなんか理解できて、
そこにぶつかっていってる気持ちみたいなのは、
ちょっと応援したい気持ちが少しあるんですよね。
いや、なんかもうその生き方してきたら、
貫こうぜみたいな、少し背中を押したくなるというか、
やっぱババーって怨念抱えてて怖えよな、
年取るって最悪だよな、みたいな感じじゃなくて、
なんだろうな、力強さを感じるというか、
老いたからとかではなくて、
あくまであの人自身のパーソナリティの力のような気がするっていうか、
うまく言えないんですけど、
僕はそんな感じで見たんですよね。
結構なんか若さとか見た目に対する執着だけだったら、
ちょっとありがちやなって思っちゃったんですけど、
私本当今作に関しては、そこに性欲っていうものまで含めたっていうのが、
やっぱいいところだと思ってて、
そこでこう、なんて言ったらいいのかな、
力強さとかいうのも変なんですけど、
だから若さと美に嫉妬してる、
だから他人が持ってるものを羨んでて、
女の人ってそういうとこがモンスターになりますよねとかじゃなくて、
やっぱ私セックスしたいみたいな、
その自分の内側にあるものが、
やっぱ原動力っていうところに、
ちょっとバイタリティを感じるとこはあるんですよね。
歳とってもしたいみたいな。
だからこそ対象が女性だけじゃなくて、
男性にも向かうというか、殺す対象が。
その中で自分が特別だって感じるところに、
ミアゴスっていうキャラクター、
そのミアゴスに対する執着っていうのは、
女性云々とか若さ云々ってことじゃなくて、
やっぱり自分と同じ特別なものを持ってる人っていう。
そういう結構いろんな軸があの人の中にあるから、
あんまりその一辺倒な見え方に見えなくて。
そうですね。
そこで一人二役がめっちゃ生えてきますよね、本当に。
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そうですね。
あったかもしれない未来のパールの姿だったのかもしれないですもんね。
やっぱマキシンっていうのがやっぱり。
もしかしたら私もそうなっていたかもしれないのにっていう、
やっぱ思いっていうか、
多分パールの中に絶対あったと思うので、
そこまでしないとやっぱ、
あそこまでの執着には至らないんじゃないかなっていう。
あと、あ、ごめんなさい。いいです。
自分のターンで話します。
ちょっと話、流れ変わりそうやったんでごめんなさい。
マリオンさんは何かあります?本作。
そうですね。
今までちょっと話してなくかで言うと、
いわゆる双方どっちもなんか完全に悪い人じゃないし、
むしろいい面とかもあったりもする。
ちょっと複雑な人間性をちゃんとあったりするし、
この2つの対立候がどっちが悪いとかっていうふうに
やっぱりなってないみたいな話。
単純に老人って怖いよねみたいな話もなってないしとか、
っていう話にちょっと関係するのかなって思ってたことを
自分でもちょっと考えていて、
やっぱりなんかどっちも双方のことが怖いし、
ちょっとバカにしてるというか、
っていう側面がお互いちょっとずつにじみ出てるからなのかな
っていうのがちょっとあるというか。
若者はやっぱり老人たちの何というか
ちょっと古臭い価値観とかっていうのに
なんとなく嫌悪感を抱いていたりとかはなんとなくするし、
そもそもやっぱ老いに対する潜在的な恐怖みたいなのが
やっぱなんとなくあるんじゃないかなってやっぱ思っていて。
もうどうせ老いるんだったら今のうちに人生切り開いて
自由にやってなんぼでしょみたいな。
っていうふうな価値観がやっぱちょっとどっかあってやっぱり
今頑張っているというか。
老いるとわかっているけど知らない振りをしているみたいな
ふうに僕はちょっと見ていて。
で一方老人は老人でこの若者たちのそういう考え方が青臭かったりとか。
でそういう彼らのその若さみたいな
そういった特権にやっぱめちゃくちゃネタんでいるみたいな。
っていうのがやっぱどっかにやっぱあって。
めちゃくちゃ嫉妬深いというか。
それがやっぱりこの映画に関わらずですけど
やっぱ世代間にその断絶っていうのはやっぱどっかあるったりすると思うんですけど
そういったものがちゃんとやっぱ丁寧に描かれてるからこそ
なんかどちらが怖いよねとか
どちらがなんかめっちゃ悪いよねみたいな風にならないような
考え方にならないんじゃないかなっていうのはちょっと思いましたかね。
そうですね思いっきり世代間断絶の話ですよね。
でそのどっちかがモンスターになりきってないっていうのもその通りで
なんかあくまでこの事情の中で殺人が起こったって感じに
見える範疇になってるような気がするっていうところ。
あと若者連中のもちろん年寄り鬱陶しいし
なんかあの価値観嫌だなって思ってるけど
助け求められたら助けるし可能な限り親切にしようとするみたいな
嫌な人ではなさみたいなところが
なんかこの単に殺すために存在している殺人鬼キャラ
単に殺されるために存在している被害者キャラみたいな感じじゃなくて
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やっぱり彼らが生きてて
その上で殺しが起きましたみたいな感じのものとして見れるっていうところが
なんかそういう類型化されてないものとして見れるというか
ちょっとそこにね真剣味を感じれるっていうところがあるかなと思うんですよね。
やっぱちょっと死んでほしくなかったなって思える
いや馬鹿が知りましたイエイみたいな感じには思わないっていうところ
この映画の質感としてすごい大事なところだと思うんですよねそこって。
そうですねなんか本当に基本的にはやっぱり
エロもグロもてんこ盛りでとても景気のいい刺し合い映画なんでしょうけど
実はやっぱすごく丁寧に考えられているというか
やっぱ今の映画なんだなっていうふうにはやっぱ思いましたすごく。
あと今までの話で結構老いに対する話とか
性欲の話は結構出たと思うんですけど
僕これにあと1個プラスでちょっと入れたいなって思ったのがやっぱ
自由の話なんじゃないかなっていう
解放というか話が結構大事なんじゃないかなって思っていて
自由というか可能性かな可能性の話だと思っていて
やっぱりパールとマキシーンの鏡合わせな関係性というか
マキシーンがやっぱりパールのあり得たかもしれない未来だったかもしれないというか
可能性をつかめたかつかめてないかっていうのに対する引け目
っていうのが彼女の中でやっぱすごくあったんじゃないかなって思っていて
人生それは可能性はいっぱいあるけれども可能性が全部つかめるわけでもないし
それを全面的に肯定できるものでもないっていうこともあるよね
ちょうどだからなんかオープニングトークでマインドゲームの話も出ましたけど
可能性の話だっていうのがちょうど出たのでそれはちょっと思っていたというか
パールもやっぱり可能性をちゃんと選び取れていたら
本当にこういうことにはならなかったのかなって思うとすごく切ないというか
いうふうに思うし
可能性を選べなかった人に対してやっぱマキシーンはもう
知るかって言ってやるわけですけどそれもまたちょっとどっか切なさもあるというか
しょうがないことなんだけどそれはっていう
やっぱりそういう人生の可能性をちゃんと選ぶこと
そして選べなかった時どう思うのかみたいなのっていう話でも
ちょっと今回あったんじゃないかなっていうふうには個人思いながら見てました
急にグサグサさしてきますね
グサグサ
なんかやっぱりいつだってなんか
ああ時ああすればよかったのにって思うじゃないですかやっぱり
いろいろ後悔というかあの時ああすれば変わってたのかなって思うんですけど
けどやっぱ選べなかったことばっかりじゃんみたいな
それに対してどう落とし前を自分の中でつけるかみたいなのって
パールはやっぱりそこがうまくいかなかったからっていうのがあるのかなとかも思っちゃうし
あれでついてるかもしれないですけどある意味ね
なんかそう言ってつけられなかった人の悲劇と思うとちょっと切ないというか
まえださんなんか言おうとしたことは
いやマリオさんの話聞いてたら自分がパールになる見えないしか見えなくなってました
39:04
やべーなー
いやー応援してますいっぱい殺しましょう
いっぱい殺しましょうって
なるほど
まあまあそういう風なことは今まで出てた中以外で言うんだったら
僕はそういうのを感じたりとかしましたかね
まあでもやっぱりさっきワニの話出ましたけど
要所要所でやっぱめっちゃテンション上がりながら見ていたというか
ワニも最高やしRJが死ぬときの
鮮血が車のライトにブシャーってかかるところとか
いいねかっこいいねーと思ったし
RJ一番死に方良かったですよねそういう意味では
うん死に方めちゃくちゃいいと思う
あとあの誰でしたっけおじさん
絶対覗いたらあかんとこ覗くやんと思って
目クサッてなるところとかもね多かったし
その前に釘踏む下りの意味ないみたいな
いやもう
まあ言いたいところ
あの釘のシーンも一番嫌でしたね
いやもう絶対踏むやんってわかるじゃないですか
もうこんな踏まないわけがないんですよ踏むんですよ
わかってるものをなんか見なきゃいけないのを
いやいやいやって思いながら見ちゃうっていうか
あれも最高でしたし
あとその録音担当のロレインですか
だった子の恐怖に怯える顔最高じゃないですか
うまかったですね
この子も新世代のホラークイーンではっていう
いい驚き方してるというか最高な顔してたし
ちゃんとジャンル映画的にも見どころたっぷりだったんだな
っていうのはめっちゃ思いましたね
あの辺のシーンとか言うたらもろいシャイニングだしね
そうですねドアの方から確かに
でも本当にもう一個鍵に近い方を開けろよって思いませんでしたか
思いました
なぜそこって思いました
鍵に近いところを開けろよって思いました
わかるわかる
しかも来てるの見えるやろみたいな
早く引っ込めろよって思いましたね
わかるわかる本当やっぱわかりやすい
なんかもどかしさもホラーのいいところ
全てが本当わかりやすくできているというか
伏線もすごい丁寧じゃないですかやっぱり
これこういうもんですよみたいなのがすごく丁寧で
おもてなしの心ですよねこの辺に来ると
やっぱすごいなって思いましたし
もうちょっとオマージュ元とかが自分の中でちゃんとわかっていたら
もっと楽しかったんだろうなっていうのは思いましたね
でもあんまオマージュに頼ってない作品だなと思うので
なんかこれはこれでって感じはするんですよね
今ぐらいのわかり具合で全然楽しめてるなっていうのもあるし
それはそうですけど全然めっちゃ楽しんでますから本当に
あと何言おうとしたかな
何言おうとしたか忘れちゃったので大丈夫です
了解です流れでまた
僕は本当に好きなところがいっぱいあるんですけど
42:03
まず初殺人シーンが結構遅めなんですよね
終盤からかいやもんね
本当に終盤に入るまで殺人起きないんですよね
昔のホラー映画って
本当に人が死ぬシーン結構遅かったりする記憶があって僕
最近ってもう仕上がってるからやっぱ早めに殺人シーン出さないと
ホラー映画じゃないよねみたいなので
かなり早めに人死ぬと思うんですよ
前半3分の1ぐらいで人死んで
もうそっから人死ぬ原発ですみたいな感じだと思うんですけど
雰囲気作りに重きを置いてるっていうのが
昔の映画っぽさを感じる
この気持ち悪い世界に入っていくという下準備の方が大事ですみたいな感じがあって
僕がそのためを一番有効に使ってるなって思った映画が
ハロウィンの一作目なんですけど
ハロウィンの一作目って本当に殺人起きるのめっちゃ遅いんですよね
それまで何するかっていうと
マスクかぶったマイケルが洗濯物陰にチラッて映ったりとかっていうのが
ずっと繰り返されるだけなんですよね
その不穏さだけをため続けてるっていうのがいいというか
人が死ぬということが目的ではないっていうことだと思うんですよ
恐怖をためてためて
表面張力が溢れる瞬間までをためるっていう
これがホラーですっていう感じが僕を受け取って
やっぱそこの作りが最近のホラー映画とちょっと違うような気はしたんですよね
早めに人殺しますってここから始まりますみたいな
特にスラッシャー映画とかって
殺人者ってそういうもんなんでみたいな了解が取れてるから
早めに人殺さないともう話始まんないですみたいな
もうみんなスパイダーマンの設定するのに
おじさん死ぬとこからやらなくていいでしょみたいなとこあると思うんですよね
そこをちゃんとした準備から始めてるっていうところがすごくいいなっていうのと
あんまりジャンプスケアに頼ってないところもすごいいいなと思って
いきなりバンって出てきて殺すとかというか
もうどう考えてもこの流れこの後死にますよねみたいな
でも分かっててもそっちにだんだん行ってしまうみたいな感じ
僕ジャンプスケア苦手でそんなびっくりしたら怖がるの当たり前やんみたいに思うんですよ
でもそれはびっくりしてるだけやからなみたいなのを思って
やっぱジェットコースターに乗ってる時というか
もうこの後大変なこと起こるんですけど
もう乗っちゃってるんですよねみたいなあの感じがいいなと思って
もう逃れられない運命に吸い込まれていってる感じというか
もう死ぬしかないみたいなのを見せさせられる
あの感じが僕はホラー映画としては好きな方向性だなと思って
びっくりするのはいいですっていう
45:02
それがあんまりなかったのがすごく良かったなって思いました
そのバランスで全体的に作られてたと思うので
好きです本当に好きですね
セダイカン断説の話っていうのマリオンさんの話の中であったと思うんですけど
結構僕ねあのイージーライダーみたいな話やなってちょっと思って見てたんですけど
自由な若者が南部の農民のところでひどい目合いまわすみたいなのって
ちょっとイージーライダーみたいなと思って
まあこれは強引ですけど
リズムは近いっていうところかなっていう感じ
なんか要素だけ抜き出したらイージーライダーっぽさあるっちゃあるなと思って
あとちょっと象徴的に取り上げられてたのが
農場に行く前に寄ったショップで
そのミアゴスが将来おもんなりたいみたいな
プロデューサーのいかつい男と話してる時に
ワンダーウーファーの話が出てきたんですよね
リンダカーターになるみたいな
結構僕はあのセリフ印象に残ってて
当時ワンダーウーマンのテレビシリーズが流行ってた頃ですかね確か
ワンダーウーマンってやっぱりヒロイックだけど
でも同時にやっぱ性的な存在でもあるんですよね
太ももとかがっつり出してて肌の露出多いし
なんかその成功者として何者かになろうとしてるけど
それでもやっぱりいわゆる女性としての武器を使ってるみたいな側面を
併せ持ってる立ち位置としてワンダーウーマンっていうのが
なんかその今から彼女が目指そうとしてるものの
象徴としてすごいわかりやすいなっていうのは
ちょっと思ったりはしてましたかね
っていうところでしたね
本拠地に行く前にどっか寄るとかってね
悪魔の生贄っぽさあっていいなとかで
ああいうワンテンポのためがいいんだよな
いきなり到着するとかじゃなくみたいなのがね
好きだなって思って
あと階段の下から覗く悪魔の生贄のカメラのシーンって
本当美しいですよねって前も話したんですけどこれ
本当いいなと思ってあれ
階段の下
2階に登る階段と玄関を覗くで
人が玄関に入ってきてる絵を同時に映してる絵あるじゃないですか
あのシーンって誰目線やねんみたいなのあるんですけど
やっぱ家目線というか向こう側目線っていう感じ
なんかいろんなものをギュッと収めて映ってるシーンだなっていう
ここを越えたらあっち側ですよみたいなのが見えてるし
玄関から入ってきた人から見て見えないところがある
階段の下とかっていうのがあるっていうのも
なんかいいなって思うんですよね
全部見通せてるわけじゃないですみたいな感じ
48:02
2階があってこの家の中は複雑ですよって
いろんなものがありますよみたいなのが
ワンカットでわかるみたいな感じがするなと思って
ただその玄関と廊下だけだと
あそこまでの良い情報量にならないんじゃないかなと思って
なんかそういうことを思ったりは
いいよなと思ってね本当に
あのカットですね
そういえばこの映画の始まり方も
結構印象的な感じしませんでした?
農場のなやから前景が広がっていくみたいなのって
あれもちょっと似たような思考があったりするのかなっていうのは
向こう側に向かっていって
そこからなんかすごいとんでもないことが起こりましたよ
っていう広がり方をしていくっていう
なんかそういうのにも近いのかなって
今ちょっと話を聞いていて思いました
そうですね
でも本当めっちゃ好きな映画です
間違いなくベスト10入ってくるなっていう感じですね
本当なんかこのXとあとブラックフォンと
縦続きにホラー映画見て
面白いホラー映画いいなって思いました本当
楽しいと思って
良かったですね
めっちゃ怖かったけど
めっちゃびっくりしました
見る前は僕も勘弁してくれと思いながら
映画館入って行ってますからね
面白いホラー映画作りやがってと思いながら
見たくないのにって
同じような気持ちで
僕もめっちゃビクビクしながら見てました
次女神の継承どうなるのかな?
7月は素晴らしいラインナップですね
激アツでした
鳥も最高だし
そんな感じで終わっとこうかなと思います
女神の継承対面収録はいけそうですか?
皆さん
予約各々で取っておく感じでいいですか?
あの時間で
はい取っておきます
あと次回の収録どうしましょう?
一応僕
ジュラシックワールドでいいのかなって
思ったんですけど
もうジュラシックワールドがいいなって
問題ないと思ってました
じゃあ映画バー当日は
女神の継承を見て話して
妹ではジュラシックワールドで
いく感じでいこうかなと思います
ちょっと山口そろそろやばいんで
離脱します
あとお任せしていいですか?
すいません
ちょっと割とマジでやばくなってきたんで
後の挨拶の流れお願いしときます
誰が?
ちょっとじゃあ山口止めちゃいます
すいません
はいお疲れー
お疲れ様です
お疲れ様です
お疲れ様です
じゃあ誰がまとめますか?
まとめられる人一人しかいないからな
いやたまには僕以外がやったらいいんじゃないかなって
51:01
もう読む原稿とかあるし
なんか面白い映画ほど話すことないですよね
面白いで終わってまうっていうのかな
基本面白いで終わってしまう
おもろかったー
カマリオンさんの分析がうまいなーって思って
さすがーって思うんだけど
いや別に特には
てかもうすでにみんながいっぱい語ってるしなって思ってた
でもアミ子おすすめですよ
うんいいよ
アミ子見てください
ちょっと気になるので見てみたいですね
どうしますまとめ
はい
はい
僕がやるんですかこれまた
お願いします
わかりましたじゃあ読みます
はいそれではお知らせになります
この番組ではリスナーの皆さんからお便りを募集しています
番組の感想次回テーマ作品の感想など
ご自由にお送りいただけると幸いです
また次回バー開催情報
ポッドキャスト次回テーマ作品の告知等も行っていますので
ツイッターのフォローもよろしくお願いします
次の映画バーの日程とかも決まったらまたツイッターに流すと思いますので
皆さんチェックしていただけたらなと思います
あとこの番組のイメージキャラクターの猫の話
猫じゃ話じゃないや
映画の話したすぎる猫かっこ狩りをあしらったグッズも
販売しておりますのでよろしければご購入ください
お便りの受付先やツイッターアカウント
グッズ販売サイトいずれも番組説明文に記載しておりますので
ご確認ください
あと僕マリオンからもお知らせです
バーバ&スタービスタデルマールウェイク夏休み上映企画のお知らせです
バーバ&スタービスタデルマールウェイクは
ブライズメイズ史上最悪のウェディングペランの
クリステンウィグとアニーマモローが脚本を手掛けたドタバタコメディなんですが
残念ながら日本ではちょっと劇場未公開になっている作品なんですけども
そんな楽しいコメディ映画を関東と関西でそれぞれ1回ずつ限定上映します
日時は8月5日の金曜日の夜に塚口さんさん劇場
8月12日金曜日の夜に横浜シネマリンという風になっています
また12日の上映時には映画ライターの村山明さんと
映画や音楽のイベントでのMCやライター活動もされていらっしゃる
奥浜レイラさんのトークイベントも開催する予定となっています
詳しくは公式ツイッターと公式サイトをご確認ください
バーバ&スターで検索したらおそらく出ると思います
貴重な機会となると思いますのでぜひ皆さん足を運んでいただけたらなと思います
それでは映画の話したすぎるラジオリニューアル第74回Xの回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さようなら