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2022-05-10 34:16

第61回(1) リニューアル1周年のごあいさつ

「映画の話したすぎるラジオ」は現メンバー構成となったリニューアルから1周年を迎えました。

前半では、1周年のごあいさつと、メンバーの近況について話しています。

■メンバー ・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

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00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第61回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わり店長によるイベント型カフェバー、
週間曲がりにて、映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています。代表の原口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今ゴーデンウィークの最中に収録しているんですけれども、ちょうどこの4人のメンバーで収録するようになってから1年が経った感じですね。
特にコメントが出てこないんですね。
続きましたねっていう。
いや、なんかよく届いてますね。ほんとに。ほぼ週1ペースで。
本当は前回の自己紹介会をこのタイミングでやればよかったんですけど、ちょっとすいません。僕がカモンカモン見れないかったせいでタイミング的には入れ替わってしまったんですけど、
このゴーデンウィークでちょうど1年経った状態になってまして、ほぼ週1回ペースで1年間続けてきた感じですね。改めて何かあります?原口さん。
いや、でも本当続いたなっていうのと、続けることが大事だと思いますので、今後も引き続きよろしくお願いします。
原口さんは続けることの重要さをよく説かれてますよね。
はい。
なんか思うとこあるのかなと。
要は結局続けたものが価値というか、意外と途中でやめるというのが結構多いので、世間では。
そうですね。
積み重ねは大事かなと。
なんでこんな続けてるのかあんまりよくわかってないかもしれないです。結構ね、4人それぞれに負担かけながらだと思うんですけど、ありがとうございます。本当に皆さん。前田さんなんかあります?
いや、たぶんこの中で私が一番不真面目なんで、ありがとうございます。
マリノさん、改めて。
改めてですか。改めて。いや、本当、なんか別に僕はあんま負担というか、いつも収録楽しく参加させてもらって、いつもベラベラ喋って、楽しかったって感じで終わって、いつも編集とか山口さんが全部やってくれてるし、
ほんと僕大々喋ってるだけなんで、こんなんでよければこれからもよろしくお願いしますっていう感じですね。
こちらこそよろしくお願いします。
リニューアルする前って僕一人でやってて番組名も違ったんですよね。その時って本当にリスナーさんって20人ぐらいだったかな。
03:02
一部のポッドキャストのプラットフォームではフォロワー数見えるんですけど、20人ぐらいっていうのが最近わかったんですよ。リニューアルする前は。
リニューアルして今1年経ちましたけど、だいたいフォロワー数推定で1400人ぐらいいるんですよね。
そんなフォローされてるんです。
フォロワー数が出ないプラットフォームもあるんで、正確なところはわかんないんですよね。
ただ複数プラットフォームで重複してフォローしてる方とかもいると思うんで、正確な数字はわかんないんですよね。
あくまで目安でしかなくて。登録したけど聞いてないみたいな方もいるんで、現役リスナーさんみたいなのは決してそんな多くないかなと思うんですけど、
本当に4人になってからむちゃくちゃリスナーさん増えました。
メンバーに対してもありがとうですし、リスナーさんに対しても改めてありがとうと伝えたいなと思いました。
1年間やってきてって感じなんですけど、特に別にイベント的な感じの企画は前回自己紹介終わらせてしまったので、
今回企画としてはいつも通りです。
挨拶をしたってだけなんですけど。
お便りいただいております。
ヤングカピバラさん、皆さんこんにちは。毎回楽しく聞かせていただいております。
先ほどハッチング不可解を聞き、お三方の異なる視点や作品に対する角度がそれぞれ個性的で、
どのお話も頷きながらうんうんと首を振りながら楽しく聞き終えました。
皆様の踏み込んだ考察、解説が素晴らしすぎて、映画鑑賞後に映画の話したすぎるバーで答え合わせをする流れは今ではなくてはならないものとなりました。
逆に映画の話、うんうん、で取り上げられない作品について自分の中で消化しきれなくなっています。
これからカモンカモンを見に行ってきます。これからも楽しみにしております。
それでは。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。お褒めいただいてありがとうございます。
何でしょうね、ちょっとあんまりベタモメされるとちょっと恐縮するというか、
そんなちゃんといろんなことを踏まえて喋ってるわけではないので、あまり期待されるとどっかで裏切ると思うので、
解説をしてるとかではなく、あくまで我々それぞれが持っているカードの中で話してるっていう感じかなと思うので、
おしゃべりをしてるって感じだと思うんですよね。
おしゃべりを楽しくしてるっていう風なものとして聞いていただけて、話にちょっとだけ参加してもらったような気持ちになっていただけたらいいかなと思うんですけど、
逆に我々の手札以上のことは喋れていないので、多分ずれたこととかいうことってきっとあるとは思うので、
ちょっとそのライトなものとして聞いていただけたら嬉しいかなっていう、かなとは思いますね。
06:00
ありがとうございます。
テーマトークに入る前にいつものように近況だけ伺っていこうかと思うんですけども、
ゴーデンウィークっていうのもあって、もしかしたらいつもよりちょっと内容多めかもしれないんですけど、
今日はゴーデンウィーク仕様で少し長めに時間とっても大丈夫なので、良かったら皆様お話いただけたらなと思います。
原口さんはどうされてます?今。
いくらか試写とか取材とか、鑑賞があるんですけど、
まず試写が、まず1個目が坂本隼次監督、伊藤健太郎くん主演、冬装備。
で、あと、ポール・トーマス・アンダーソン監督新作、リコーリス・ピザ。
楽しみですね。
ああ、いいなあ。
楽しみですね。
いいなあ。
で、あと、今日収録無事の前日にですね、翌日公開のドクターストレンジマルチバースオブマットネスを見てきました。
ああ、もう、安心してテーマに選べますね。
あの、結構ネタバレ厳禁要素とかが結構あるんで、
とまず、うん、あの、もう、初っ端からマルチバース、多次元宇宙の世界を繰り広げてて、
3Dで見ると楽しそうだろうなという作品なんで、ぜひぜひと。
MCUがあんまりそこまで、これまでの経緯をご覧になっていない原口さん的にどうでした?
一応わかるし、一応ちゃんとプレスとかもらって説明とかもあるんで、関係する作品とかの説明も。
はいはい。
で、あとですね、ちょうど収録無事の前日に、舞台挨拶付き試写会の取材をしてきまして、
はい。
先週ちょっと紹介しました。
はい。
ルローの月。
はい。
で、関西に広瀬すずさんと松坂とおりさんが来てました。
はい。
えぐい質問ってされました?
え?いや、だからそうじゃないから。
あ、そっかそっか。
舞台挨拶の取材なので、そういった大物は全然私はインタビューとかないんですけど、
とりあえず舞台挨拶最前提取材したんですけど、松坂とおりさんがね、シュッとした。
はい。
こんだけシュッとした人なんやっていう、もう体型が。
うん。
それ見るだけでもなんか十分良かったというか。え、生で見たことあります?
いや、ないですけど。
いや、ないですけどね。
松坂とおりさんのワイシャツ姿ってむちゃくちゃ良いと僕は思ってるんですよ。
はい。
シルエットむっちゃ綺麗じゃないですか、あの人。
はい。
そのスーツ姿、特にジャケット着てる状態よりワイシャツ状態がめちゃくちゃシルエット綺麗だなと思ってて、
実物見てみたいし、ジャケットのない状態を見てみたいですね、実物を。
今回、舞台札では、ベージュのセットアップのスーツを着てたんですけど、
一応、舞台札のレポートはキネ坊主のサイト上げてますんで、もしよろしければご覧くださいませと。
はい、わかりました。
で、あとちょっと多くてすいません。
今日話したかった作品がちょっとあって、公開規模は大きくないんだけども、
CMアート震災橋でやってる韓国映画、手紙と線路と小さな軌跡っていう作品を推したくて。
09:03
はい。
これどんな話かというと、1988年に開設された韓国初のワクタック施設設立の駅の作ったという実はを基にしたヒューマンドラマっていう。
はい。
いわゆる1988年っていうのが韓国ソウルオリンピックがあった年だけども、その前年まで結構国的に危険な状況だったっていう。
1989年とかみたいな。
だからそんな状況やから、国に田舎に電車の駅作ってって言っても作ってくれない中で、いかに住民らが駅を作るかっていう話なんだけれども、
それだけじゃないグッとくる話なので。
これは試されたと思って見てもらったら、グッとくる作品はちょっと見てもらえたらなあって思うんです。
騙されないってことですよね。
え?
いや、騙されたと思って見てくださいって言われたから、騙されないってことですよね。
だから途中まで見ててなんか違和感があって、これどういうことやろうと思ったら、あ、真相そういうことなっていう。
知らされていこうがいい話に仕上がっててより一層。
そういうちょっと伏線がまとまっていって、大きい感動に繋がるって感じなんですかね。
そうですね。やっぱりさすがにそういうよくできた韓国映画です。
なるほど。今やってるやつってことですね。
そうですね。
以上です。
はい。前田さんはゴールデンウィークいかがされてました?
いや、ゴールデンウィークはもうほとんど飲んで寝て起きての繰り返しなんですけど、劇場にはKKKをぶっ飛ばせ見に行ってきました。
はい。どうでした?
なんか、いや、勝手にちょっと社会派な映画なのかなと思ったんですけど、ただのゴア映画だったんで。
満足ですね。ただのゴア映画。
そうですね。まあまあスプラッター描写というか、ゴア描写なかなか良かったですね。
あとはなんか、家でだらだら、なんか見逃してた映画見たりとか、昔見た映画見直したりとかしてたんですけど、ミスミソ。
なんかミスミソ結構好きで、たまに見返すんですけど、漫画原作の実写化映画で一番いいんじゃないかなってちょっと思いました。
久しぶりに見て。
なんかストーリーもほぼ原作通りですし、それでいて、内藤監督のあの人の作品撮り方がいい方向にめちゃくちゃ出てる作品じゃないかなと思います。
ミスミソ、激推しです。
映画版評判員は結構聞こえては来てたんですよね。他ご覧になっている方います?
僕、見ましたね。劇場で見に行って。凄まじかった覚えは覚えてますけど。
評判もいいですしね。
キャスティングがめっちゃいいんですよ。まず。キャスティング良くて。原作の漫画もすごい好きなんですけど、あの世界観を結構崩すことなくというか、
12:08
むしろ原作の漫画って結構なんか画力的には、私は好きなんですけど、パワーはすごいあるんですけど、なんかすごい上手いっていう感じの絵じゃないので、
それを実写化した時に、結構内藤監督ってなんかこう、女の子とか撮るのやっぱ上手いなって思うんですよね。
すごい可愛く撮るというか、それがなんかすごいこういい方向に出てる作品やなと思って、ぜひ見てほしいです。山口さんに。
あ、そんなに?え、僕、名指しで?
好きやと思う。
あ、ほんとですか。
いや、うん、確かにこれ刺さる要素あると思ってますけど、山口さん。
あ、そうなんですね。
ストーリーとしても面白いです、ほんまに。
ちょっと頭のメモに入れておきます。
いや、ほんとなんかあの、実写化成功映画の回も作りたいぐらい。
いや、確かにそれ面白いですね。
成功と失敗、両方あるとは思うんですけど。
あ、じゃあもう前田さんは失敗の方はあれをあげられるわけですね。
失敗、失敗でもあげたいやつ多すぎて。
あ、そうか。最近話題にしてたあれもあるし、嫌いな映画の時にあげたあれもあるしですね。
そうですね。
なかなか成功してるやつも結構多いんじゃないかなと思いますし、
あと評判悪くても個人的に好きなやつとかもあるんで、
ジョジョとか。
確かに。
ジョジョね、僕の知り合いもめっちゃ推してるんですよ。
いや、結構私はね。
あります。僕もあの、実写版のジョジョ案外好きっていう。
やったー。
でもあれ、続編のメド立ってないよね、よく聞くのは。
そうなんですよ。
多分立ってないんでしょうね、あれはね。
今やったらネットフリックスとかのドラマでできたんじゃないかなと思うんですけど、
ちょっと映画でやっちゃったから。
いや、映画よりドラマとかの方が良かったかもしれないですね。
それやったらそのNHKで岸部エロハンは動かないとか評判いいじゃないですか。
はいはいはい。
でも、
そうですね。
なんだろう、そんなに違うのかなっていうのが、
僕どっちもちゃんと見てないからわかんないんですけど、
岸部エロハンが許されて、
確かに。
ジョジョの実写映画の方が許されてない理由って何なんだろうっていうのがね、
ちょっとよくわかってないんですよね。
その視点ちょっと面白いかも。
うん。
予算の回収の問題かな。
単純に映画とドラマに対する期待値の違いなのか、
見てる層の違いなのか、
っていうのはあるかもしれないですね。
そうですね。
テレビドラマに求められるクオリティと映画に求められるクオリティちょっと違いますもんね。
うんうんうん。
いや、でもこれほんまその回撮ってちょっと話したいですね。
うんうんうん。
これからもちょうど漫画の実写化作品ってあるじゃないですか、
これから公開されるやつって。
それを取り上げるタイミングとかでやるのとかいいかもしれないですよね。
15:02
いいですね。ぜひお願いします。
切り口何個かありそうですよね。
4社それぞれの漫画原作実写映画プレゼンとか、
あるいは成功と失敗っていう対比の切り口もできそうだし、
もしかしたら成功と失敗プレゼンみたいにするんだったら、
誰かが成功入れてんのにお前失敗入れてんのかみたいな。
バトっちゃうのね。
ある。
可能性はゼロではないですよね。
あるかも。
いやそうあると思うよ。
あえてっていうのもできますしね、その切り口やったら。
あえて入れましたみたいな。
うんうん。
あ、めっちゃ思いついた。
あえての方法めっちゃ思いつきました。
めっちゃ気になる。
企画が実現したら。
はい。
実現させましょうよ。
いやまあ。
できるんでこの4人やから。
そうですね、仕事でお茶を濁すときの言い方しちゃいました。
4人しかいない。
決めれるから。
はい。
了解です。
スケジュール決めるときにまた話しましょう。
はい、そんな感じでした。
ではマリオさんいかがされてました?
僕はそうですね、友達と飲み行ったりとか、
親戚の結婚式行ったりとかいろいろライベートな方でも忙しくやってるんですけど、
まあでもせっかくの長い休みなんでちょっと映画をいっぱい見ようと、
映画館にいっぱい足運んでますね。
チタンを2回目見に行ったりとか、
あとシネマーと震災橋と、あと東京だと池袋、
グランドシネマサンシャインでやってる中国映画を重点的にやるみたいな電影祭っていうのがあるんですけど、
それここでやってた中国産の3Dアニメーション映画のライオン少年、少年と空に舞う獅子っていう、
なんかちょっとなかなか見る機会がないような映画をちょっと見たりとかしたりとか、
あとはパリ13区っていうジャック・オディアールの新作とか、
ベルイマン島にてっていう映画とか、
あと潜水艦クルスクの生存者たちっていう実録ものの映画を見たりとか、
あと正式な名前忘れちゃいましたけど、マール・ピング・ドラムの映画前後編の前編の方をさっき見に行ったりとかしてました。
僕も詐欺てきました。
マール・ピング・ドラムは直前までちゃんとテレビシリーズの予習をして、
それを見た上で見に行ったんですけど、
まだ前編は本当に途中やなって感じで、
まだ評価はしにくい感じではあったんですけど、
でも細かいところめちゃくちゃ調整されてるし、
なんか結構わかりやすくなってる部分も多くて、個人的にはすごく楽しかったですね。
僕もマール・ピング・ドラム見てきたんですよね。
で、テレビシリーズをご覧になったわけですよね。
はい、ちゃんと見終わりました。
僕も見て、ちょっと総集編すぎるかなっていうところはあるかなとは思って、
そうですね。
18:00
基本、作画がテレビシリーズの時の状態なんで、
劇場のスクリーンサイズの情報量にちょっと足りてない感じはあるんですよね、やっぱり。
絵力が持ってないというか、そこはやっぱあったかなっていうのと、
あと、立ち位置的にやっぱ、これ伝わるかわかんないんですけど、
伝説巨神イディオンの接触編と発動編の接触編の側なんですよ。
伝わらない言い方しちゃいましたけど、総集編だけなんですよね、本当に。
一応、後編に向けての伏線を張ってるけど、やっぱ総集編でしかないけど、
後編の方で爆発するはずっていうのを期待してる状態かなと思ってて。
そうですね、本当に。
まだまだ前振り段階って感じのところなので、後編に来たいって感じですね。
あとちょっと、パリ13区とベルイマン島にての話をちょっとしたいんですけど、
何て言うんですかね、久しぶりに映画を見て、あんまりよくわかんない映画やったなって気分だったんですよ、正直。
何て言うんですかね、まだ僕ちょっと子供過ぎで、その映画について考える資料が足らないみたいな感じになっちゃって、
すごく大人な映画やなと思いながら見てたんですけど。
パリ13区は、雰囲気は愛が何だ的な要素があったりするんですけど、恋人でもないけど、好きでみたいな、
そういう中途半端な大人の関係性みたいなのをパリを舞台にした割り込みラインにして、
人種も結構アジア系とか黒人とか色々な人種を取り揃えていて、それを描くみたいなのはいいんですけど。
なんかめちゃくちゃびっくりするくらい毎回セックスしてるんですよ。
大半映画セックスばっかりやってて、こんなセックスばっかりなのかみたいな。
もう全然見てる世界が違いすぎるみたいな感じで、ちょっと置いてきぼりを食らってしまって、
すごくオシャレな映画やなと思ったんですけど、ちょっと全然よくわかんないみたいな感じに陥ってしまって。
ベルイマン島にては、物語の構造がちょっと特殊な入れ子構造みたいになってて、
途中から劇中劇みたいなのが始まったりするし、
ベルイマン島にてというのは、ベルイマン監督の床にある島で起こる出来事なので、
そういうタイトルがついてるんですけど、ベルイマン監督のことも全然知らなければ、
今回のベルイマン島にてを作った監督のことも結構、自分のパーソナル部分というか、
今の現状の人生みたいなのがめちゃくちゃ反映された映画で、そのこと全然知らないでみたら、
全然ピンとこないというか、深く楽しめないんですがみたいなぐらいの超難解な映画になってて、
久しぶりにすいませんよくわかりませんでしたみたいな白旗をあける映画に遭遇したなっていうゴールデンウィークでした。
なんかいいですね。わかんない映画を見るっていいなと思って。
21:05
映画見てて、ちょっと最近わかったふりして見てるとこあるなって思っちゃうとこがあって、
これこういうことやろうなみたいなのを、自分の持ってる範囲でわかった感じにちょっと仕上げちゃうみたいなのがあるなって最近思うことがあるんですよね。
そこで、俺わかったけどみたいなことを言いたくなっちゃうんですよ。
でもやっぱりそのわかんないものにわかんないって言えるっていいなと思って、
あとまあそういう自分がわかんない映画を見に行ってるっていうこと自体もなんか豊かだなと思うし、
なんかいつか見直して、そういうことってなったらいいですよね、それで。
そうですね。もうちょっと人生歩んでからもう一回見直してみたら、あ、なるほどねって思うかなっていう気はちょっとしますね。
イング・バール・ベルイーマン自体は結構見てないとダメなんですかね。
うーん、なんかもうちょっとやっぱり見とった方が、あ、なるほどこういうことかみたいなのがわかったと思うし、
ベルイーマンとお似ての監督のミア・ハンセン・ラブっていう監督さんなんですけど、
オリビエ・アサイエスっていう監督とパートナーというか結婚してて、
なんかその夫婦関係みたいなのがもろにその映画に反映されてるみたいな感じなんですけど、
それ知らないでみたら全然なんだこれみたいな映画になってて、
もうなんかほんと途中、現実と劇中劇がごちゃ混ぜみたいになっちゃってよくわかんないみたいになっちゃって、
久しぶりにちょっとポカーンとしたまま、何もわからないまま映画館を出るっていう体験をしまして、
ちょっとわかったふりはできないのでわかりませんでしたっていう降参をしましたっていう。
なるほど。
そんな感じでしたね。
僕はですね、さっきも言ったんですけど、ピンクドラムの劇場版の前編をついさっき見てきて、
あとその前にアンラッキーセックスまたはイカレタプールの監督自主検閲版を見てきたんですよね。
これはね、なかなかの劇役映画でしたよ、ほんとに。
なかなかの劇役でしたね。
この頃中の状況っていうものを踏まえながら撮られてるんですけど、
学校の教師をやってる女性が夫とのセックスを撮った映像が流出してしまって、
教師を続けるのが難しくなってる状態。
その保護者との面談、保護社会との面談に向かうっていう話なんですけど、
三部構成で一部がその女教師が保護社会との面談に向かうまでの道行きみたいなのがただ淡々と描かれるんですよね。
そこでね、特に意味もなく街中の光景をカメラ寄せて撮ったりしてるんですけど、
どこまでそういう意図かわかんないんですけど、
そういうポルノ的なものを流出させてしまったっていうことで裁かれようとしてる人がいて、
24:00
ポルノ的なものは良くないっていうのを言いたいけど、
街中の看板とかあれちょっとそういう意図でしょみたいなのをちょっと撮るんですよね。
セクシャルなもの入ってるじゃないですか、あの看板とか。
この話、そういうセックスにまつわるある種の疑問みたいなものを捉えていってる話なんですけど、
それとは別にその倫理観そのものが疑問に満ちてますよねっていうもうちょっと大きい視点も捉えてる話で、
あの街中の広告いいこと言ってるけどただの金儲けですみたいな、
そういうセックスの捉え方の疑問性のもうちょっと一個上のレイヤーを語ってるんですよね。
ただ女教師が歩いてるだけでも街中の広告っていうのは歪んでるし、
あとただ道歩いてるだけで店員にちょっと声かけられたりとか、
あるいはその歩道に車を止めてる人に歩道に車止めたらダメでしょって指摘したら、
下品な罵倒を投げかけられる、そのセクシャルな罵倒を投げかけられるとか、
街中に転がってるそういう倫理的な歪みみたいなものをただ歩いてる中で描いていくっていうのが第一部なんですよね。
結構ここはね、あんまり面白くはないんですよ。
そういうことを言いたいんだなっていうのが続いていくので、別に山もないしっていう感じなんですけど、
第二部がドキュメンタリー映像みたいな感じで、いろんな映像がこう短くカットされたものがどんどん挿入されてって、
そこになんか皮肉を投げかけるような。
現実のいろんな映像、これはこの映画用に撮られたものではなくて、
別の映像を短くカットしたものに、そういう批評とか皮肉を加えたものをタンタンと流していく。
それって欺瞞ですよねみたいな。
例えばその教会で国の一神みたいなものを讃えてる歌をそういう女性のみんなに歌わせて、
それを聴いてる側は嫌いづけられた男性みたいな、そういう皮肉な構造みたいなのをタンタンと映していくっていう風なのが第二部なんですよ。
これ第一部と第三部に全く関係なく挿入されてるんですよね。
だから世の中って欺瞞だらけですよねっていうことを言ってる。
第三部が女性共主体保護社会なんですけどね。
ここがムナクソ悪いことをこの世代流出したセックス動画を、
じゃあ実際どういうことかみんなで見て確認しましょうみたいなのをみんなで見るんですよね。
男性保護者がこれはけしからんですなーみたいなことをもうちょっと最後まで見せないとダメだとか言いながらじっくり見てたりね。
その気持ち悪さ。文句言ってる側も無茶苦茶なんですよ。
これが本当にムナクソ悪いし現実であるんですよね。
何かを正しく裁こうとかではなく単にいじめの構造になってるみたいなことをマジマジと見せつけられるっていうのが。
27:01
そこに対して結構女性共主がリベラルな考えを持ちなかったので、
その夫とのセックスのことをグダグダと他人に言われる筋はいないですよねみたいな反論しても、
いやもうこのインバイガーとか言われるんですよ。
むっちゃムナクソ悪くて本当に。
それに対してもなんかまたその構造が現実でもあるし、たまに見かけるやつなんですよね。
その話の通じなさ。皆さんがよくご存知のやつですよ。
それをカリカチャしたものとして見せられるっていうのがエグいというか、結構皮肉を描いた映画として面白いというか、ちょっとドギツい映画でしたね。
監督自主権一番ってことなんですけど、セックスシーンが隠されるんですけど、その隠し方がむちゃくちゃダサいんですよ。
一番下手くそなパワポで隠してるみたいな感じです。
この映画は皮肉を歌ってる映画だからこれでいいのか、あるいはちょっとやってることに対して茶化しすぎだろうっていうのか、どっちで見るかは人によるかなと思いました。
僕はちょっといくらなんでもふざけすぎだろうと思いましたね。
もちろん世の中がふざけてることは大前提ですけど、にしてもふざけすぎだろうとはちょっと思って、
一番ダサいフォントで描いてるパワポみたいなイメージの背景が虹色なんですよね。
その中に検閲イコールカメっていうのが常に載せられてるんですよ文字で。
検閲してるのは公開するためのお前らの事情でやってるんだぞみたいなのを常に出し続けるっていう隠してる部分に。
面白いものだとは言わないです。
ただ、見てドキツイもの見たなっていう1回の大きな体験にはなるかなって気はします。
ちなみにフォローをしますと、フォローというか宣伝があるんですけど、
一応この作品はハイキューさんからシャンの案内をもらってキネ坊主でも紹介してるんですけど、
これやってるジャイフォーっていう配給さんというか配信サービスやってるところ。
これ配給会社のツインさんがやってまして、
配給会社の人に、近々の掲載と報告かねって言ったら、
一応ジャイフォーはアーティスティックな作品を推していきたいと言ってます。
アーティスティックじゃないですか?
こんなメッセージ性の強い作品、アーティスティックだと思いますけど。
基本配信がメインなんですけど、今後も映画館でやりやすく日もあって、
次がストーリーオブヒルム111の映画旅行っていう作品を今度6月にやるんですけど、
それは毎日映画を見て過ごして、
人生で見た映画が1万6千作以上のスコットランド人の映画監督が、
過去10年に制作された有数類の111本の作品を紐解くっていう映画です。
だから数々の有名作品とかミニシアターキャノン作品が監督独自の目線で紹介されるっていう、
30:05
映画好きにはたまらん作品がまたリーブルとかでもあるんで、もしよければどうぞ。
多分それ見ても僕ほとんどの映画わかんないと思いますけど。
いや結構わかる作品多そうやけど。
劇場ポスター貼ってるの見てみると。
そうなんですね。
もしよければどうぞ。
なるほど。
あともう1本山内君言ってましたよね。
ピングドラムなんですけど、
ちょっとさっきも触れたんですけど、総集編なんですよ。
そこは期待を大にするとちょっと良くないかなって気はしてて、
やっぱりおさらいかなっていう。テレビシリーズを見てた人のおさらいを前編は。
後半でやっぱりその語り直しというか新しいものを見せられるっていうのになるのかなとは思ってはいるんですけど、
この監督、生原邦彦監督は本当に僕好きな作家なので、
正直ちょっと総集編見たの残念だったなと思っちゃいました。
なるほど。
本当に好きな作家で、やっぱり語ってることがすごい好きなんですよね。
マリオンさんわかると思うんですけど、この監督の作品の敵って、本当の敵って出てこないんですよね。
そうですね。
姿形を持ったものが本当の敵ではないんですよね。
マリオンさんが見てるのだと、ゆりくもあらしだと、
例えば断絶の壁であるとか、ピングドラムだと子供ブロイラーっていう世の中の残酷さとか、
悪、あるいは無関心と言われるようなものが、抽象的な現象としてあるっていうことが語られてて、
目先の敵として出てくる人は、そういう現象としての悪い物事に当てられた、落ちた理想主義者なんですよね。
この人の描く敵って。
そこが僕すごい刺さるなと思って、何でかっていうと、僕らがそうなるからなんですよ。
理想側を描いていた人が落ちて、最も直接的にこっちに危害を加えてくる人になるっていうのは、
現実に往々にしてよくあることじゃないですか。
そうっすよね。
またね、このピングドラムの直接的な敵になるやつ、おそらく後編の方で代々的に出てくるキャラクターだと思うんですよね。
こいつはね、現実によくいるやつなんですよ。
はいはいはい、そうですね。
それに対してどう戦うかっていうので、やっぱりこの作品というか、この監督の作家性として、そこが大事にされてるっていうのは思うし、
あと、やっぱり主人公がね、世界を変えられないんですよね。
そう、もう本当にもう、ずっと本当、きっと何者にもなれないお前たちに告げるって言われてるっていう、
本当ね、もうその通りなんですよっていう感じですけど。
そこがあの、やっぱ刺さるし、僕がピングドラムを10年前に見たときに、むっちゃ喰らったとこなんですよね。
33:01
何者にもなれないし、世界変えられないけど、どう生きますかっていうことを問うてる作品だなと思ってて、やっぱ後編には期待してますね、はい。
あと、マリオさん、ぜひ、とりあえずウテナ、劇場版1作だけ1回、よかったら見てみてください。
劇場版少女革命ウテナ、アドレセンス目白っていう作品があって、とりあえず1本だけ見てみて、もしよかったらテレビシリーズも見てみてください。
まあもう、ピングドラムもゆりこもあらわしも2本だけしか見てないですけど、大好きなやつやったんで、たぶんウテナも大好きだと思うんで。
でもやっぱまだピングドラムは咀嚼できてないところも多いかもしれないので、またじっくり自分の中で考えたいなと思いますけど。
意味わかんないですからね、いろんなことが。
ちょっとね、ゆりくまあらし以上にメタファーだらけというか、これは何のモチーフ概念でみたいなのが多すぎて、ちょっとね、困惑はしてますけど、
まあ愛の話だったなっていう話には落ち着くんでしょうけどね、あれがね。
すいません、2人しかわからん話を続けてしまいました。
じゃあそんな感じで、ではテーマトーク入っていきたいなと思います。
34:16

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