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始まりました映画の話したすぎるラジオ第145回になります。この番組は大阪の南門林町にあるイベント型カフェバー週刊マガリンで、映画トークバーイベント
映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
前田さんちょっと到着遅れてますので、3人で始めたいと思うんですけれども、ではそれぞれの近況、マリオンさんいかがされていました?
そうですね、今週はナポレオンとエクソシスト信じるもの、それを見るために一作目のエクソシストも見たりとかしたと、
あとはマイナイトっていう映画を見ました。そうですね、ナポレオンとエクソシストはちょっと物足りないなみたいな感じがどっちもするような映画ではあったかなっていう映画でしたね、どっちもなんか。
ナポレオンの方は確かに映像めちゃくちゃすごい、やっぱさすが超大作って感じの素晴らしい映画ではあるんですけど、
なんかリドリー・スコット的なドライで冷静な視点みたいなのを通してナポレオンを解体しようというか、そういう心はたぶんやろうとはしてるんですけど、なんか半端だなぁみたいな気持ちになってしまうというか。
なんかそれはまあたぶん一個理由としては、その前の週とかに首を見てるからっていうのもあると思うんですけど、なんか首の方がまあやりたい放題やってたのを見た後に、なんか結構ナポレオンを見ちゃうと結構なんか硬いなぁみたいな風にちょっと見えちゃうっていうところはちょっとあったりとかしたりとか。
あとはまあ、一個その戦争シーンとか以外にやっぱり妻との、ジョセフィーヌとのやりとりみたいなのが結構クローズアップされるんですけど、そこがまあいわゆる英雄と呼ばれるナポレオンのなんかちょっとしょうもないところみたいなのが深み上がるみたいな感じっていうのはわかるんですけど。
うーん、なんかでもそれ、最後の決闘サイバーの方がうまくやってたしな、みたいな気持ちにもなり、ちょっとまあ出来はいいんだけどちょっと半端だなっていうふうにちょっとどうしても思っちゃうっていうのがちょっと正直な感想としてはありましたね。
戦争シーンマジですごかったんで、アウステルリッツの戦いとか、うわーって感じでしたし、あとナポレオンめっちゃ大砲ばっか撃ってるなって感じでしたけど。大砲の撃てっていう指揮しかしてないみたいな感じでしたけどね。そんな描き方しててまあそういう意味でちょっと馬鹿らしくは描いてはいるんですけど、ちょっと真面目すぎるよなっていう気がしてしまうような感じでしたかね。
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なるほどー。
エクソシストの方はそうですね、なんかわざわざ一作目頑張ってみたんですけど、なんか一作目の様子は結構そんぐらいかみたいな感じなのがちょっとあってですね。
えー。
一作目に登場してくるお母さんとかが出てくるんですけど、出てくるんですよね。同じ役者さんがやっててっていうのがあるんですけど、まあそんな感じなんやって、見た人にはわかると思うんですけど、あんまりちょっとあんまり燃えるようなというか熱くなるような感じではなかったかなっていうのはちょっとありましたね。
結構テーマもなんか結構真面目だなって感じはしてたんですけど、テーマの扱い方とかっていうのは。
監督がハロウィンシリーズの人なんですけど、デビッド・ゴードン・グリーンっていう直近のハロウィンの3部作の監督さんですね。
やってて、でも僕ハロウィンはちゃんと見てないんですけど、たぶんハロウィンと同じようなことやってそうななって思ったのは、戦いの構図が悪魔対コミュニティの話みたいな感じになってるんですよね。
一人のエクソシスト、悪霊払いの人が頑張るみたいな話じゃなくて、むしろそういうのが全然役に立たなくて、家族の娘2人が悪魔に取り憑かれてしまって、2つの家族がてんやわんやするって話あるんですけど、
その家族とそこのコミュニティに所属してるような人だったりとか、あと民間伝承みたいな感じの全く別系統の払い師みたいな人とかも出てきたりとか、
あとなんか、修道士になろうとしたんだけど、修道場になろうとしたんだけどなれなかった女性とかがそこに出てきたりとかして、そこで一緒に払うとか。
そういう一種の集団として頑張るみたいな話になってるのが、この人らしいのかなっていうのはちょっと思いはしたんですけども。
だからなんだっていう感じではあったんですけど、結局。あんまり印象に結局残ってないっていう感じになっちゃうので。
やっぱり一作目のショッキングな展開とかっていうのがどうしても印象に残ってしまうところはあったので、ちょっとあんまり印象には残らなかったかなっていうふうには落ち着いちゃいしたんですけど、真面目だなってこれも思いましたね。
なるほどな。
マイナイトの方はデートセラピストっていう職業の人の話で、そのデートセラピスト、男性キャストをやってるのがエグザイのランペイジですか?っていうグループの人がやってるみたいな。
いわゆるファンムービーみたいな感じではあるんですけど、ただ監督が中川龍太郎っていうことでこれは見なきゃいけないって僕は思ってまして。
私は光を握ってるとか、4月は長い夢とかの人なので、これはなんかあるんかなって思ったら、確かにこの人らしい映画になってたっていうのが1個あって、いい広いものだなっていうふうには思いました。
デートセラピストっていうかレンタル彼氏的なやつだと思うんですけど、おそらく。それの中でリアルかどうかはちょっとあんまり一回置いとくとして、リアルではそんなないと思うんですけども。
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なんか1個、仮染めというか全く偽りというか仮物のような関係性の中に、そこの関係性の中でちょっとだけそれぞれの人生の重荷みたいなが下ろせるような瞬間があって、
あの関係性の感じがすごくいい大人のおとぎ話みたいな感じがすごくして、僕は結構良かったなっていうふうに思ってますね。
なんかいろんな境遇の女性がいたりとか、彼女たちを癒す側の男性にもいろいろあってっていう、双方お互いに人生の重荷をちょっとだけ下ろせるようなというか、ちょっと振り返っていくような内容になっていたりとかして、
なんかやっぱりさすが中川龍太郎らしい優しいまなしのある映画だなっていうふうにはすごく思って見ていて良かったですね。
あと舞台が横浜なんですよね、今回。
横浜、今度行くぞーって思いながら、ここやなーって、今度行くねーそこねーっていうのを読みながら。
まあこれはちょっとどうでもいい話じゃないですか。
やったらなんか撮り方がちょっと凝ってる感じがして、たぶんこれモンカーワイオマージュかみたいな感じかな。
まあ中華街もありましてね、なんかそれっぽい確かのちょっと生めかしい感じっていうの。
なんかそこがちょっとなんかこっぱずかしく見えるとあるんですけど、
けどなんかやろうとすることは結構ちゃんと心に染みるような映画になってて、僕は結構いい映画だなというふうにすごく思いました。
今年はこんな感じでした。
はい、なるほど。
ナポレオンね、なんとなくどんな映画かっていう感触がわかっちゃった気がします。
だいたいまあなんかみたいなのが見えた気がしますね。
まあ決して悪い映画じゃないし、これでいいっていう人は全然いると思うんですけど、
まあ僕ちょっと物足りないなみたいな感じにちょっと思ったのと、
まあロリスコット最近そんなばっかり?みたいな気はしてしまうというか、
間にハウスオブグッズとか挟んでますけど、最後の血統裁判もあったしナポレオンもあって、
グラディエーターの続編もやるじゃんって思うと、
歴史の中にある男ってしょうもないようなシリーズみたいなのなんか、
めっちゃやりたがるな最近どうしたみたいな感じがすごくしてしまいますけど。
ずっとやってるっちゃずっとやってるテーマではあると思うんですけど、
なんというか既存の良きとされている価値観の回帰はやっぱり最後の血統裁判上手かったなと思うんですよ。
その幕構成にしているのがバチッとハマってたなとは思うので、
それに比べるともしかしたらっていう疑念はずっとあったんですけど、
もしかしたらそれその通りだったのかもしれないっていうのをマリオさんのお話を聞いて、
よりちょっと確かなものになったっていう感じは今あります。
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ちょっと切れ味が落ちたなみたいな感じがね。
巨匠に対してなんてものの良い言い方だって感じですけど、
僕はちょっとそういう風に見えたって感じでしたね。
失礼しました。
では大石さんいかがされてましたか?
この週ちょっとめちゃくちゃ映画見てるんですけど、
作品名だけパッと挙げると、
ポットジェネレーション、
あと北朗誕生ゲギゲの謎、
あとホカゲ、
あとさっきマリオさんがおっしゃってたナポレオン、
あと先行上映会で秋かおりすまきの新作のカレハを見てきました。
ナポレオンに関してはもうマリオさんとほぼほぼ同感なんで、
もうここでは言及させますけど。
やっぱそうなんだ。
大石さんはそうなんだ。
やっぱそうなんだ。
そうだったんだ。
首で見たなって感じもありつつ、
首の方が何なら面白かったなとか思いつつ、
で、ちょっと今回言及したいのが、
北朗誕生とホカゲの2作なんですよ。
両方とも戦後のお話なんですけど、
戦後すぐの昭和で、
戦後なかったとされたものは何なのかっていうことを描いた映画だったなと思って。
まず北朗誕生、めちゃくちゃ今ファンダム的にすごいヒットしてますけど、
確かにキャラ、映画的にもすごい面白く見れるような作品ではあるなとは思うんですね。
あともちろん北朗としての怪奇譚、妖怪怪奇譚としてもすごくまとまっているし、
そういう意味ですごいまとまりのいい映画ではあるんですけど、
背景に描いている昭和あるいは戦後感っていうのはすごいノワールな感じでめちゃくちゃ良かったんですよ。
お話としては昭和31年、とある村のある一族に起きた謎の怪奇事件に、
北朗の父と東京から来た男が挑んでいく物語。
基本それは犬神家の一族的な横水精子的な感じのお話なんですよ、いわゆる。
そこらへんのミステリーとして楽しめるかっていうと、ちょっとそこはそうかなって感じではあるんですけど、
特に東京から来た男の方に、戦争の十分経験者なんですね。
なので、ある種水木さん、水木茂本人がまさにそうだったように、
戦争っていうものの加害者性みたいなものをすごい描くんですよ。
北朗誕生の事件の大きな背景にあるもの自体も、昭和的価値観みたいなもの。
それはおそらく戦争を経て出来上がってきたものなんですけど、
それっていうのが社会をどう蝕んできたか、それが何なら現代でも続いてるよねっていうような、
そういう描き方をしていて、そこらへんが上手いなっていう感じですね。
で、もう一方の穂影の方ですけど、これ塚本真也監督の新作ですけど、
これは闇市に生きる人たちを描いた作品なんですけど、
こっちはこっちで、穂影って火の影って描き、まさに伸びの大秘になってるんだろうなと思うんですけど、
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塚本真也監督の前作。
火っていうのがまさに戦争のメタパーではあるわけですよね。
その影に追いやられた人たちというか、影にあるいは入ってしまった人たちっていうのが、
戦後どういう風に過ごしていくかっていう。
これもまた伸びに、あるいは残に続いて、
戦争の加害者性、とりわけ人を謝らなきゃいけないっていう状況自体の恐ろしさを描くんですよ。
それが人をどう不可逆に変えてしまうかということを描くんですね。
で、穂影のキャッチコピーは、戦争が終わったんだってキャッチコピーですけど、
見てると、いや、終わってないなってわかるっていう。
この人たちの中では全然まだまだ終わってないなっていうことが痛いほどわかってくる。
まさにその、塚本監督って新体制の作家だと思うんですけど、
身体に刻まれた、あるいは脳ではなく、
本当に身体の記憶として刻まれた戦争っていうのが、
人をどう壊すかっていうことをすごい描いた作品で、
これもめちゃくちゃ良かったなと思います。
あえて作品名は出しませんけど、
何かには描かれてなかった戦後っていうものが、
しっかりこの2作には描かれてるなとか思いました。
僕も穂影はちょっと試写で見てたんですけど、
取りこぼしていたものがちゃんとここには描かれてるなっていうのが、
すごく本当に僕も感じましたよね。
闇市って復興の象徴的な感じで歴史の教科書で習った覚えがあるんですけど、
そんなもんじゃねえぞって、そんな簡単な話じゃねえぞっていうのが、
すごくあの映画にはちゃんと刻まれてるし、
ままならないものっていうのが、
戦争って本当に何もかも変えてしまうんだなっていうのが、
改めて感じるような映画でしたね。
やっぱゲゲゲのアニメ作品とかも同じ時代だったりとか、
あの作品とかも同じ時代だから使ってるとか、
なんでここで別に隠さなくてもいいんだけどな。
ゴジラマイナスなんですけど。
なんか結構最近重なってるのとか、
なんかの因果なのか何なのかわかりませんけど、
今の状況とちょっと重ねてる部分って、
多かれ少なかれあったりするんじゃないかなっていう、
作り手たち側にもっていうのはすごく思うところはありますよね。
そうですね。
作り手同士の共鳴じゃないですけど、
その時代とその時代の神言というか、
雰囲気みたいなものをしっかり感じ取って、
もしかしたら描かれてるのかもしれないなっていうのは、
この2作を見て、まさにゴジラも含めて、
なんか思うことではありましたね。
で、あともう1個だけ、
枯葉について話させてもらいたいんですけど、
秋香里様姫監督の作品って僕初めて見たんですよ。
なんか確か今泉力也監督がお好きと言っていたようなぐらいの、
すごい淡い記憶で、
確か街の上でかなんかのインタビューでおっしゃってたと思うんですけど、
で、なんか聞いたことある名前だなって思って見たんですけど、
すーごい良かったっす。枯葉。
なんか舞台はフィンランドのヘルシンキで、
孤独にお抱えで生きるその結構10年ぐらいの男女が、
まあひょんなことからこう惹かれ合って、
名前も知らないまま恋に落ちてくっていうお話なんですけど、
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なんかまさにその今泉力也映画がすごく影響を受けているのはすごく納得できる感じの、
ロマンチックでユーモラスですごくオフビートな笑いが詰まってるっていう、
なんかそういう映画でこれもすごい好きな映画でしたね。
なんかすごくその世の中というか、
彼ら結構そのキャラクターとしてすごい独特だなって思ったのが、
女性も男性も両方とも結構ブルーカラーとか現場で働かれている方々なんですよ。
工場だったりとか、あるいはスーパーの消費券切れた食品を捨てる係だとか。
で、そういうある種厳しい状況みたいなのもけっちり描きながら、
なんかそれでもキャッチコピー、愛を信じるってキャッチコピーですけど、
なんかラットウィンプスの、てか天気の子じゃないですけど、
愛にできることはまだあるかいっていう感じの、
本当にそんなテーマをなんかちょっとこうフフって感じるような、
日常がちょっと明るくなるような、そういうふうな作品で、
なんかちっちゃいけれどすごく好きというか、
ほんと街の上でみたいな感じのお話で、
僕はすごい枯葉はおすすめですね。
こちら12月15日公開となっているのでぜひぜひという。
はい、今週は以上です。
真枝さんが到着されました。おつかれさまです。
おつかれさまです。
おつかれさまです。
おつかれさまです。
真枝さんの近況いかがされていました?
私の近況は、
今週はリドリー・スコット監督の ブラック・レインを見てきました。
なぽれよんだと思った? っていう。
午前10時の映画祭で、ちょっと今やってて、 見たことなかったので、どうしても見たくて、見に行ってきたんですけど、
ほぼ満席で、本当におじいちゃんおばあちゃん ぐらいの年齢層の方も来てて、
その空間自体が熱気あるなって感じだったんですけど、 作品も大阪が舞台っていうのは知ってたんですけど、
全然自分が知らない大阪だったんで、 そういう意味でもすごく面白かったです。
松田裕作の映画もあんまり見たことなくて、 今回あんまりストーリーも知らずに見てて、
勝手に日本の組織とアメリカの組織の対立 みたいな話かなと思って見てたんですけど、
松田裕作が悪役というか、すごいキレキレで、 顔がすごい男前っていうわけじゃないのに、すごくかっこよくて、
結構印象的なシーンが多い映画で、面白かったです。
あともう一つは、怪物の木こり。
来ましたね。
怪物の木こり見られた方います?
見てないっす。
見てないです。
いや、これはね、見なくていいと思う。
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なんで?あれ?あらら、あれ?
え?
いや、なんて言うんすかね。
まあまあ、前もちらっとサイコパスの感じが 2006年ぐらいだよねって話をしてましたけど、
本当に2006年ぐらいの映画でしたね。
2006年ぐらいと思ってみたら、 ギリ面白いかどうかみたいな。
なるほど。そんな感じなんだ。
でも私はミイケは悪くないと思ってる。 多分脚本が悪いんちゃうかもしれない。
ミイケは悪くない。ミイケの話は悪くないんですよ。
でも、もし見られた方がいたら、 それはそれちょっと話したいなっていう感じの作品ではあります。
お題にしなかったら見ないかなっていう気持ちは ちょっとあります。
だからお題にしなくてよかったなって思いました。
年末までの貴重な残り少ない回の1回を これで潰す必要はないんじゃないかなって思いました。
なるほど。
そんな感じです。
松田裕作の映画あんまり ご覧になってないんだったら、
ぜひ、やじゅうしすべしを 一度見ていただきたいんですけど、
めちゃくちゃかっこいいです、本当に やじゅうしすべしは。
見たことないんですよね、僕も。
めちゃくちゃかっこいいです。
ドラマだったら、やっぱり探偵物語は めちゃくちゃいいです、本当に。
超かっこいいですよ。
人気ですよね。
80年代当時のかっこよさのエッセンスが ギューってたまってます。
めちゃくちゃいいです、あれは。
本当に彼が、松田裕作という役者さんが カリスマ性を帯びていることはすごくわかりました。
でも、ブラックレインはそれ以外でも 日本の出てる俳優さんがすごく豪華で、
ガッツ石松とかも出てます。
そうなんだ。
そうなんですね。
あと、高倉健とか。
ブラックレイン、配信でも見れると思うんですけど、
ぜひ、大阪のこれどこなんやろうなっていう。
阪急のコンコースが回送される前が 出てるよっていうのは聞いてたんで、
こんな感じだったんだなっていうのは 思ったんですけど、
それ以外と撮影をどこでしてるのかっていうのが、
どうとんぼりぐらいしかわからなくて。
あれでしょ、京橋で撮ってるんでしょ?
京橋なんですね。
あれ、小西さんが言ってました。
週刊前の小西さんが、この番組に出てくれた時に、
GIジョーの時に、1回ゲストに出てくれたじゃないですか。
あの時に、ブラックレイン京橋で撮った っていう話をしてたんですよ。
だから、京橋のシーンはあるらしいですよ。
なるほど。
そういえば、最初、重曹も出てました。
重曹はあるんや。
重曹もあんま変わってなかったな。
重曹?
重曹と。
あんま変わんないですよね、あそこ。
変わらない街、重曹っていう。
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いいですね。
なんか、重曹とどうとんぼりは 本当に全然変わってなかったですね。
はい、なるほど。
っていう感じですかね。
はい。
僕はですね、まず1個お知らせさせてください。
12月の28日の木曜日に、週刊曲がりで、
映画なんしたすぎるバーとは別に、
僕1人で店長で映画のバーやります。
映画忘年会2023ってめぐって。
店長、僕だけです。
マイドさんもマリオンさんもいらっしゃらないので、
ちょっと申し訳ないんですけど、
僕1人でやりますんで、よかったら来てくださいって
お知らせをちょっと挟んどきたかったんですけど、
見た映画としては、今日のお題以外だと、
北原担当芸芸芸の謎と、
こまだ上流女へようこそっていう、
どっちもアニメなんですけど、
こまだ上流女へようこその方は、
チケットが余ってたんで、
時間が合うから見たって感じだったんですけど、
まあよかったっていう感じでした。
ウイスキー作りの話なんですけれども、
制作がPAワークスっていう、
白箱とかの会社ですね。
お仕事アニメなんですけど、
ウイスキー作りをしていくっていう話とは並行して、
主人公がライター、ゲグのライターなんですけど、
この主人公がうんこ野郎なんですよ。
マジでプロ意識のかけらもない、
どじょもないやつなんですけど、
それが仕事と出会って、
ウイスキー作りと出会うことで、
仕事に目覚めていくって話なんですけど、
ちょっと思い出したのが、
ウチョブっていう映画を思い出してですね。
あれも染谷翔太が主人公で、
どうしようもない大学生が林業の現場に住み込みで働いて、
職業意識に目覚めていくっていう話で、
あれもなんかちょっと近いものを感じました。
ダメなやつが目覚めていくって話で。
あと思ったのが、ウイスキーもそうなんですけど、
林業もそうなんですけど、
仕事っていうもののスパンが長いんですよね。
ウイスキーを寝かせて実際に出荷できるようになるまでって、
10年とかっていう年月がかかったりとか、
もっと言うなら林業って、
植林してから実際に木材が取れるまで、
自分の台ではできないんですよね、あれって。
そういう長いスパンで動いてる、
個人よりももっと大きいスパンで動いてる仕事っていうものを見つめる仕事、
お仕事映画として、
結構良かったなとは思いました。
なんかちょうどウイスキーをストレートで飲んで、
ほっこりするぐらいの気持ちで映画館を出れたなっていう、
良い映画だったかなとは思いました。
鬼太郎誕生ゲーゲーゲーの謎に関しては、
これは素晴らしかったと思います、本当に。
今、映画館でやってる映画で何をお勧めですかって言われたら、
僕はこれをお勧めたいなと思います。
まずね、本作鬼太郎出てこないんですけど、
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鬼太郎ってめちゃくちゃかっこいいんですよ。
鬼太郎ってめっちゃかっこいいんですよね。
戦い方が泥臭いのがいいですよね。
基本的に自分の身につけてるもの、
あるいは自分の体そのものを使って戦うっていうので、
結構強敵と戦った時、体ボロボロになるんですよね、鬼太郎って。
そこがかっこいいなと思ってて、
子供の時から鬼太郎は好きだったんですけど、
本作をいっさんがおっしゃってたように、
妖怪の伝承物っぽさがあるんですけど、
あと同時に、
教区夏彦の教区戸シリーズっぽい感じがあるんですよね。
主人公って鬼太郎のお父さんの若い時なんですけど、
教区戸シリーズご存知の方だったらわかると思うんですけど、
なんとなく教区戸感があります。
鬼太郎のお父さんが。
なんかちょっとわかる気がしますね。
本作の中に出てくる教骨っていう妖怪が出てくるんですけど、
教区戸シリーズでも取り上げられてた妖怪ではあったりはしてっていうので、
教区夏彦自身が鬼太郎というか、
水木先生の作品好きっていうのもあるんですけど、
水木先生の作品好きっていうのもあって、
そこの繋がりは感じるんですけど、
やっぱりより色濃いのは横溝聖史の近代一耕介のシリーズかなと思います。
それは戦前から繋がる、
陰臭にとられた一族、呪われた一族の呪いを解いていく話なんですけど、
その呪いを解く過程って、
もう惨劇に次ぐ惨劇なんですよね。
近代一耕介シリーズって。
例えばそれって犬神家の一族とかもそうですし、
あと悪魔の手回り歌とか、
極門刀とか多分そのあたりは
そっち系の話やったと思うんですけど、
僕はちっちゃい時、たまにドラマでやる近代一耕介のドラマが
むちゃくちゃ好きだったんですし、
それから連なる近代一少年の事件本も
むちゃくちゃ好きだったんで、
この雰囲気めっちゃいいなっていうのがありました。
その雰囲気、あとちょっと現代的な
アップデートもされてると思います。
基本的に近代一耕介シリーズって、
女性がむちゃくちゃ悲惨な身に合わされる話なので、
そこに対するアップデートというか、
ある種のリベンジがなされるっていう風な話にもなってて、
特に近代一耕介シリーズを
今来たろっていう形で復活してくれたっていうことが
僕は嬉しくて嬉しくてしょうがないっていう感じですね。
ぜひ見ていただきたいです。
あとアクションシーンがめっちゃ頑張ってるっていうところも、
ちょっと話全体の
ボルテージがずれちゃうぐらいに
アクションシーン頑張ってるんですけど、
逆にそこも見どころだと思います。
っていう感じですね。
そんな感じでテーマトーク入っていきたいかなと思います。