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  2. 第114回(2)『東京映画』愛しく..
2023-05-04 57:21

第114回(2)『東京映画』愛しくも憎らしい、概念の街「東京」。

『東京映画』について話しました。

メンバーそれぞれが思う『「東京」とは何か』が映し出された映画を起点に、メンバーが考える東京という概念について話しています。

※無知かつ偏見をもとに話しています。東京圏在住の方はなにとぞご容赦ください。

■メンバー

・山口 https://twitter.com/awajicinema ・まえだ ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke

■映画の話したすぎるBAR東京開催決定

日時:2023年5月27日(土)

場所:『イベントバーエデン日暮里』文京区千駄木3-44-9パレ・ドール千駄木B102 https://eventbareden.com/bar-list/nippori

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2023-5_in_tokyo

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日時:2023年6月24日(土)

場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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00:00
今日のテーマトークは、「東京映画」です。
よっ!
はい、ではまぁ、今回の企画は、映画の話したすぎるBAR東京開催記念企画ということで、
我々の東京感みたいなのを、東京舞台にした映画の話をすることで、
あなたの中の東京ってそんな感じなんですね、みたいな話ができたらいいのかなとは思ってます。
はい、まず今回お便り結構いただいているので、お便りの紹介から入らせていただきますね。
じゃあ、マリオさんお願いします。
はい、無回転観覧車さん。
店長メンバーの皆さん、こんにちは。
映画の話したすぎるBAR東京開催を踏まえた、東京の映画特集ということで、
私が推したい作品は、2019年公開、中川隆太郎監督の、
私は光を握っているです。
父の友人を頼りに、東京の下町に住むことになった主人公が、
その町や人たちと触れることで、自身の生き方を見つけていく物語です。
区画整理を目前に、閉店することになる主人公が住み込みで働く銭湯などの街並みが印象的な作品です。
ロケ地は東京都葛飾区にあり、実際に再開発による立ち抜きが決まっている場所なんだそうです。
渋谷や六本木など華やかな東京を象徴する街とは正反対の、昔ながらの場所をまだあるのだということ、
建物の老朽化もさることながら、街の再開発で消えていくそんな街並み、
それも歴史とした東京なのだということにノスタルジックな気持ちになりました。
登場人物たちがどこか寂しげながら、すすましやかで、なおかつ一生懸命生きている姿がとても素敵な映画だと思いました。
皆さんの東京映画がどんな作品か楽しみにしています。
東京開催の成功をお祈りしています。
推進・中川龍太郎監督の最新作、私の見ている世界がすべて、今年ベスト級に素晴らしい作品でした。
ぜひ皆さんにも見ていただきたいです、と書いてあるんですけど、
多分、監督は中川龍太郎さんじゃないんですけど、
多分、佐根圭太郎さんみたいですね。
なるほど。
ありがとうございます。
私は光を握っている、いい映画ですよね。
僕、めっちゃ大好きなんですよね。
めっちゃ大好きで、今回もあげようって思ってたんですけど、
もう言われてしまったっていう感じですね。
松本智子さんでしたっけ、主人の方。
すごい好きな役者さんで、本作で一番初めに意識したかなっていう感じでした。
とても良かったなっていう記憶があります。
ほんとに。
なかなか人とのコミュニケーションが苦手な主人公が、
新しい環境で新しい絆とか繋がりを見つけていきながら、
でもその場所はどんどんなくなっていってしまうみたいな感じが、
僕、ずっと見てて好きで。
監督のインタビューとか読んでたら、
ある意味魔女の卓球便っぽさみたいなのとか、
監督も言ってましたけど、そういう感じもあるような映画ですよね。
めっちゃいいんですよね。
好きなんですよね。
03:00
良かったです、ほんとに。
私の見ている世界が全て評判いいですよね。
すごい評判いいんですよね。
気になってます。
ちょっと見てみたい気持ちはありますけど、いけるかな。
ていうかまだやってるのかな。
まだやってるとは思いますけどね。
なるほど。
ちょっとうまく機会を作れたら見てみたいかなと思います。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、次。
きまともまやさんからいただいてます。
店長メンバーの皆さんこんにちは。
私にとっての東京映画は花束みたいな恋をしたです。
端的に言うと、東京サブカルボーイミーツガールといったところでしょうか。
主演は津田まさきと有村かすみ。
学校が極端に似ている大学生の二人がひょんなことから出会い、
付き合い、そして社会人になってというのが大まかなあらすじです。
好きな場面はいくつもあるのですが、
中から一つだけ終電後の公衆街道沿いを缶ビール形に二人で歩くシーンがあるのですが、
エモいの一言につきます。
このような情景が扱われる作品は他にもあると思うのですが、
それらとは異なる魅惑のエモーションがそこにはあります。
道中口ずさむ曲がキノコ帝国のクロノスタッシスなども
全体出しと光景がリンクしており、相まってとても印象的です。
東京で暮らすということ、そこにはありとあえる希望が詰まっていて、
一見順当でベタな展開かと思いきや、考えさせられる部分が随所にあります。
好きな人と普通に生きていたいだけなのに、
普通でいることの楽しさ、そして難しさを終始痛感させられる映画です。
最後に、エブエブ会のお便りにより、
東京開催をフライング告知させてしまった不甲斐なさと同時に
沸き上がる東京で店長メンバーに会えることの喜び、
いつになく上野空です。バーの参加状をしかと胸に刻み、
当日お会いできることを改めて楽しみにしております。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
バーでお会いできるの、我々もむちゃくちゃ楽しみにしてますよ。
映画が花束みたいな恋をした。
まあ、上がりますよね。
これもあげようかなって思いました。
なんかね、僕の東京のイメージって、
私鉄沿線なんですよね。
山手線じゃなくて、私鉄なんですよ。
山手線って基本的には中心すぎるというか、
あんまり生活感ない場所だと思うんですよ。
ビジネス街も多いし、
ごめんなさい、これ東京イメージですよ。
今回、我々東京イメージでしか語らないですからね。
実際にどうかという視点は一切ここからないですっていう。
概念としての東京の話ですけど、
やっぱり実際に生活圏って私鉄沿線だと思うんですよ。
多分。
私鉄の終電から始まるとかっていうのが、
東京憧れが詰まってるなと思って。
大学生の話ですけど、
僕の地元で東京の大学行った同級生というか、
06:01
幼馴染とかいて、
やっぱりその人たちのエピソードって、
そういう感があるんですよね。
やっぱり住んでるのって、私鉄の方なんですよ。
山手線沿いに住む大学生って多分いないと思うんで、
なんかね、生っぽいのがすごく憧れを感じるんですよね。
東京の私鉄何があるかすら分かんないですけどね。
営業線?ちょっと分かんない。
もう分かってないけど、
でもなんかああいう感じは分かりますし、
あと河川敷の散歩するシーンとか、
ああいうのとか見るとすごい東京っぽいなみたいな。
あれはどこの川なんでしょうね。知りませんけど。
ああいう河川敷あるよね、みたいなイメージありますよ。東京で。
花束ってこのラジオで取り上げました?
いや、取り上げてないです。
まだ僕が一人でやってた時期なんで公開。
本当?
そうです、そうです。
嘘や、絶対。
2021年の初頭かな、2月ぐらいだったと思うんですけど、
2月か3月かで。
本当ですか?
なんかあの子は貴族と同じぐらいのタイミングなイメージがあって。
タイミングは近いですよ。
じゃあ我々があの子は貴族について話したのはちょっと後やったってことですか?
後でしたね。
そうそう。前田さんが見るの後になって、
後からあの子は貴族の話したんですよね。
そっか、花束、なんかね、いかにも話してそうなもんね。
そうそう。
絶対盛り上がったと思う。
絶対盛り上がりますよね、なんか。
後後退、言いまくってそうな。
いや私ね、あのね、ちょっと振り返しますけど、
花束と猿学長は表と裏の関係じゃないですか。
うん。
あれはちょっと一緒に語りたいところはありますよね。
この番組を当初4人で始めるのが、
数ヶ月早かったら花束の話できたと思うんですよね。
でもさ、そんな始めたての時に花束の話してもさ、
なんか気まずいことなりそうじゃないですか、なんか。
え、そうですか。
でも我々結構、街の上での回から打ち解け始めた感じないですか?
そうなのかな。
いやなんか、あの回で僕結構出し始めたと思いますよ。
何かを。
何かを。出してはいけない何かを。
何かを出し始めたきっかけの映画も、ある意味東京映画じゃないですか。
そうですね。
東京映画って大事ですね、我々にとってなんか。
確かに。
そういう意味では。
憧れですからね。
いやなんか、東京で恋が始まる場所、
全部下北沢と思ってますからね、私。
花束は調布ですよ、ちなみに。
花束は調布ですから。
調布?
調布。
調布ってどこにあるんですかね。
まあどこにあるか知らんけどっていう。
調布らしいですよっていう。
調布?
調布がロケ地でみたいな。
ちょっと西です、中心より。
西?新宿の方ってことですか?
より西。
新宿より?西?
はい。
じゃあ、高円寺より西?
高円寺ほど西じゃないんじゃないかな。
ちょっとずつ進む?
09:00
もう分からん。
当然のごとく地理も分かりませんので、我々。
概念としての東京の話ですからね、今回は。
きまとむまやさんありがとうございました。
ありがとうございます。
じゃあ、次お願いします。
中尾久美さん、皆さまこんにちは。
毎回の映画鑑賞、フリートークとともにとても楽しく拝聴しております。
さて私の東京映画といえば、富山出身、東京在住の身に染みたあの子は貴族。
作品の魅力は皆さんがお話しされた通りです。
数十年ぶりの同窓会で都会人として血が増やされ、
得意になって飲みすぎた愚かさが本作によって炙り出された気恥ずかしさよ。
同窓人物たちのような極端な境遇や根性は持ち合わせていないものの、
閉塞的な田舎をぜが火でも飛び出したいと、東京しか願中なかったかつての自分、
そして現在の自分は東京に消費されているのか、
いやもっと他の表現はないだろうかと根っこを探るように余韻深く残る映画でした。
そんな江戸暮らしも30年を超え、大阪生活も2年半経験しました。
東京にお世話になっている山手線が活躍するシン・ゴジラでは初めて電車模様を感じるなど、
住人ならではの東京舞台を堪能しております。
そして高校生の息子の通学カバンには秒速5センチメートルのストラップがキラリ、
新宿通学路の彼にはまた違う物語の見え方があるのでしょうね。
それでは日暮りのバー開催大変心待ちにしております。
はい、ありがとうございます。
中尾久美さん、結構イベント場合で日暮りお近くみたいなので、
もし可能であればお越しいただけたらなとは思っております。
作品があの子は貴族とは、これもね、出ますわね。
最高の東京映画ですよね。
フレゾって感じですよね。
ある意味東京っていう概念を描いた映画ではトップクラスの描き方なんじゃないかなって気はするんですけど。
あとあれですね、花束もそうですし、新海誠作品もそうですし、
私は光を握っているもんもそうですけど、田舎の対比としての東京ですよね、どれも。
そうだね。
東京在住の人にとって東京って概念を言語化する必要ってあんまないじゃないですか。
自分たちの日常の話であって、生活の延長だと思うんですけど、
我々にとってまず東京に行くということ自体がむちゃくちゃ意味を帯びてるじゃないですか。
それは我々みたいに今回だけ上京するみたいなのもそうだし、移住するみたいなのってより意味として大きいと思うんですよ。
概念としての東京ってそこにこそありますよね。
東京に行くであるとか、地方との対比としての東京の中にこそ概念としての東京は色濃く描かれるんだろうなと思って、
やっぱりそういう作品がどれも今回お便りにあげられてるんじゃないかなって気はしましたね。
確かに。例えば田舎から、高知県からしたら大阪とかもすごい都会なんですよ。
12:03
だけど東京ってまだ全然違うんですよね。
それは大阪に住み慣れたからとかでもなく、逆に東京に長く住まれている方は東京が地元というかそういう感覚になるもんなんですかね。
どうなんですかね。
なんか不思議な想像がつかない感覚ですね。
東京出身の方にとっての東京感ってどういうものなのかなっていうのは少し興味ありますけど、そこを名分化する必要があんまなかったりするのかな。
なんか東京の人の思う東京と京都の思う人京都もなんかちょっと気になるんですよね。
なんかわかります?言いたいこと。
わかりますよ。
どちらもね、日本の首都を争っている。
争ってないか。
なんかでもそういう、そこが自分の人生の普通の基準になってるって、どんな感じなのかなって思いましたね。
そうですね。確かに。東京出身の人による東京の映画ってあるのかなって今ちょっと思ったんですけど、それを聞くとなんか。
コチカメ?
コチカメ?
どうなんだろう。
映画に関わらずでもいいと思うんですけど、東京が舞台の作品でなんかそういうのってあるのかな?みたいなことはね、考えますけどね。
あとこのシン・ゴジラ出されてますけど、そうなんです。私もね、そういう壊される街としての東京、ガメラとかもそうなんですけど、それもなんか結構いいよなと思ってて。
そうなんですよ。
特に特撮とかってなったら、やっぱ象徴的なものがあって、建物でそれがどこかってわかるような場所があって、それが壊されていくっていうのがやっぱちょっとゾクゾクするというか、やっぱそれはどこでもいいんだけどやっぱりその東京で知ってるところっていうのが、なんかその面白さっていうのはありますよね。
それは本当にそうで、だからこそシン・ゴジラでスカイツリーは破壊されるべきだったんです、絶対に。
スカイツリーって使用量がめちゃくちゃ高いから使えないみたいな話聞きますよね。
そうなんですか。
だからいまだに毎回東京タワーが出てくるみたいな。
カビシャの野郎だ。
結果的に東京の象徴っていまだに僕東京タワーだと思ってて、東京タワーが何回怪獣に壊されたかっていう話なんですよね。
ありますよね。
で、それは僕怪獣にランドマークが壊されるのって聖戦争みたいなものだなと思って。
そのランドマークの最後をもうすでに彩っているっていう。
15:00
だから物語の中で花々しく最後が描かれることで、そのランドマークは永遠さえを帯びると思うんですよ。
ただもう古くなって朽ちて使い道もないからじゃあ取り壊しますとかじゃなくて、先に東京タワーは最高の花道を用意されてその上でド派手に破壊されてるわけじゃないですか。
もうモスラダのギャオスダの他にもいっぱいいると思うんですけど東京タワーを破壊した怪獣って、スカイツリーがもういらなくなった時にどうなるんですか。
ただ忘れられるだけでしょ。
確かにね。
映像に残るっていうだけでやっぱ大切だよなって思うんですよね。そういうのって。
資料量が高いせいで出せなくてみたいなとかでほとんど記録に残ってないみたいな。
それってどうなんみたいな感じはね、すごいしますよ。
もったいないですよね。なんか象徴に確かにいつまでもならないですよね。結構できてからもう結構経つのに。
あんまりスカイツリーピンとこないですよね。
それこそその広告費と思っておまけしてあげたよね。
まあその方針じゃないから別に我々がどうこういう話じゃないんですけど、でもまあ好きにはならないよって思うんですよね。
そうだよ。ならないよ。
やっぱ映像とかなんかそういったメディアとかで初めてそこがいい感じに映ることで初めてなんかそこがよりランドマーク感が増すみたいな場所って多分あると思うんですけど
例えばことの葉の庭における新宿御苑とか、ロストイントランスレーションにおける渋谷のスクランブル交差点とか、そういうのってやっぱ大切ですよ。
特にね、田舎の人にとってはそれが全てみたいなとこありますからね。
それでしか見たことがないっていうのが、今聞いて思ったんですけど、秒速5センチメートルも新宿なんですか?
新宿駅から栃木まで電車に乗っていく話なんで、東京から始まるし、2部は種ヶ島ですけど、3部は東京で働いている業者になるので、東京映画。
面白い。
すでに結構、東京とはっていう話をしてるなと思うんですよね。
新宿が通学のってすごいですよね。だって、我々が新宿行くのどれだけビビってることかって感じじゃないですか。
そうですよ。めっちゃビビりますし。
新宿駅のあのダンジョンぶりやばいぞみたいな風に思ってましたけど、行ったことありますけど。
たまにね、人生で数回新宿駅行ったことありますけど、大阪駅さえ目じゃないぞってなりますもんね。
本当に。
本当に。
俺たちの中で最強の大阪駅がやられましたか。
いやー、ちょっとね、勝てないですね。
はい、まあ、そんな感じで。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、もう一つ最後にお便りいただいてます。
はい、ふたたさんからです。
いつもラジオ楽しみにしています。
私の東京はこれだと思う映画は、岩井俊治監督の映画です。
18:05
私は10代の時に四月物語、花とアリスあたりを見て、東京のイメージに思いを馳せていました。
岩井監督のすべての作品を気に入っているわけではないのですが、監督の映像に触れなければ、私の人生に上京はなかったように思います。
私にとって大きなきっかけをくれた映画です。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
僕、全くの岩井俊治弱者で、弱者っていう表現あんまり望ましくないんですけど、
ラストレターだけ見たことあるんですけど、
結構ラストレターキワモノだったなっていう印象があって。
ああ、そうですね。
そこは一旦置いておきます。
でも90年代の方がといえば、やっぱ岩井俊治監督だったと思うんですよね。
本来的にはこの話をするにあたって、見ておいた方が良かったんだろうなっていう気持ちはちょっとあって。
皆さん見てます?岩井俊治監督作品。
私、どれだったっけ?チャラが出てくるやつ。
あ、スワロウテイル。
スワロウテイルだけ見ました。
あれって東京でしたっけ?
いや、あれは何か架空の…
架空の町みたいな感じでしたよね。
町っていう感じだと思います。
僕はラブレターとリリーシシュの全てとアナとアリスとか見てるんですけど、
でもリリーシシュは東京じゃねえなって思ってたし、
ラブレターは調べたら北海道と神戸だったなみたいな感じだったので、
アナとアリスも東京なんにゃっていうのを今ちょっとお便りを聞いて、
お便りを読んで気づいたぐらいだったので、
あんまり岩井俊治から東京みたいなイメージが実は僕なかったんですけど、
こんだけ見といてあれなんですけど。
逆に僕なぜか東京の映画だと思ってて、概念の話してたんですね、僕じゃあ。
繋がるものというか、
新海真子と岩井俊治が近いところにあるので、
すっごい東京感のある映画撮ってるみたいな感覚はすごい分かりますけど。
あとちょっと繋がりあるっちゃあるかもですけど、
ラブ&ポップとかも見ときたかったなと思ったんですよね。
庵野秀明の。
あれ東京ですよね。
ラストレターにも出てたし。
カシカリみたいなやつですよね。
出てもらったんで出てくださいよみたいなやり取りですよね、あの辺って多分ね。
でも確かに東京のイメージはありました。
実際、双田さんはご自身が上京されたきっかけのひとつなのかなっていう感じですかね。
おっしゃられる限り見ると。
結構映画とかの影響で東京行くってありますよね。
絶対ありますよねそれは。
あるでしょうね。
やっぱりそこに場所への憧れみたいなのが植え付けられるというか、そういうのやっぱりありますね。
21:02
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ、我々の東京映画の話をしていこうと思うんですけど、
どうです?絞り切れてます?
いや、なんかめっちゃいいテーマやんってなったんですけど、
後々考えてめっちゃ難しいなと思って。
そうなんですよね。
正直思い浮かんだのが、ワイルドスピードの東京ドリフトしかなかったんですよ。
僕もでも思い浮かんで、でも東京ドリフトって最高だなっていう。
東京ドリフトは最高なんですよ、本当に。
わかります。めっちゃわかります。
シリーズの中で一番好きなんですよ。
なんかね、私あの映画見て初めてドリフトが日本の技術というか技だって知ったんですけど。
そうなの?
そうなんだよ。
技術というか、ドリフトを楽しむ文化みたいなというか、競技性とか含めてですけどって感じかなと思うんですけど、
ああいう走り方自体は向こうでもあると思うんですけど、
でもアメリカだったら基本ドラッグレース直線だったりとか。
狭いから日本が山とかあるし。
なるほどね。
だから東京ドリフトでも駐車場でドリフトで上がっていくシーンとかあるんですけど、
それがもうめちゃくちゃかっこいいんですよね。
なんかワールドスピードシリーズってどんどんどんどんド派手になっていって、
そのアホっぽさも楽しいんですけど、
なんか結構東京ドリフトぐらいの街中を走るシンプルにその感じがすごい好きで、
あとちょっとだけ出演している北川圭子と、誰でしたっけ?
北川圭子。
ゴーってスタート切るだけって言うんですけど。
その辺も何回見ても面白いんですよね。
そう、何回見てもあれ面白いんですよね。
学校の先生に柴田理恵がいて上書き上書きしてくれるとか。
そうなんですよ。
上書きわかるみたいな話してくるのめっちゃおもろいんですけど。
東京とか日本なんでしょうけど、そこ辺は。
日本の感じを入れてくるのがよくて、
東京が日本にあってよかったなみたいなアホなこと言っちゃいますけど、
東京っていうのがローマ字で書いてるだけでテンション上がるというか、
ローマ字で書いてる東京好き説ありますよね。
そうですね、そういうのがいいですよね。
今なんかちょっと言語化ができたことがあるんですけど、
外国の人にとっての日本って東京じゃないですか。
ローマ字での東京が外国の人にとっての日本だと思うんですよね。
僕らにとっては漢字の東京が東京っていう街。
それが概念としてあると思うんですけど、
東京に住んでる人ってたぶん自分の住所が実感としてあるんじゃないかなと思って。
24:01
何区とか、23区がやったら何市とか。
東京って駅ごとの色濃いって言うじゃないですか。
街の特性が結構駅ごとで違うみたいな話があって、
大阪って割と結構金質なんですよね。
そうですよね。
あんまり駅で色がないというか。
確かに。
綺麗か汚いかぐらいの違いしかないですよね。
そうなんですよ。なんかリズムはそんなに変わんないかなって気はしてて。
今回ね、イベントバーエデン・ニッポリっていう店を選ぶにあたって、
ちょっといろいろ店とか探してて、人の話とかも聞いてたんですけど、
これ東京の人全員がそうだとは言わないですけど、
この辺りで飲んでる人は別のとこで飲まないみたいなのが聞いたことがあって、
それって要は、なんていうか、そのエリアごとで縄張り意識というか、
自分が帰属してるのはここだみたいな意識があって、
東京全体にその意識が多分ないんですよね。
何区とか、この街、この駅とか、何市とか、自分が住んでる市とか、
自分が普段乗降してる駅の周辺とか、
多分土地の認識がそういう範囲なんじゃないかなと思って、
だから東京っていう範囲にないと思うんですよね。
でも確かに東京の人と話してるときに、
例えばどこに住んでるんですかとか、会社どこにあるんですかっていうときに、
地名がわからなかったときに、何々区って言われるでしょ。
余計わからんけどって思うんですけど、
何々区っていうのが確かにもうすでに個性としてあるんでしょうね。
そうなんですよね。
僕今大阪在住ですけど、大阪に住んでるって意識あるんですよ。
でもそれって大阪であるってことがアイデンティティになってるのって、
僕、東京の大市としての大阪があるとは思ってて、
だから東京があるから、その比較対象としての大阪っていう分母で、
アイデンティティを作ることができるんですよね。
それはもう東京が圧倒的に中心だからだと思うんですよ。
でもその中心にいたら、東京にいること自体はアイデンティティ足りないんですよね。
もっと細分化しないと、自分はどこにいるってならない。
すでに東京に住んでるから、比較するものがないんですよね。
東京の中で、東京の中の他のところっていう風にしないと、
一族意識があんまり生まれないんじゃないかなって気がして。
かもしれないですね。
港区ぐらいしかわかんないですね。
イメージついてる区。
渋谷区とかめっちゃ色っこいそうじゃないですか。
渋谷区がどこまで、渋谷しかわかんない。
何が渋谷区に含まれてるかがわかんないですね。
渋谷区、新宿区。
区なのかな。でももうちょっと細かいエリアとかもいるわけがあるのかな。
神戸町とかやったら、お部屋がいっぱいあるみたいなとかっていうイメージとか。
27:00
上野。知ってるうちに名所言ってるだけ。
科学博物館があるな。
神戸町は僕、東京行ったらよく行くんですよ。
奨学館と就営者のビルを見に。
出版社のビルがあるんですか。
神戸町の駅を行ったら、わりとすぐ奨学館と就営者があるので、
僕の中にとってあまりに偉大な存在なんで、その2つを拝みに行くっていう。
お参り。
生話だっけ。
東京ね。
東京とはっていうので、外国の人にとっての東京が東京って感じが、ドリフトとかっていう感じってことだと思うんですよね、きっと。
それでやったら、さっき言ってた田舎との対比としての東京っていうジャンルと、ローマ時代の東京っていうジャンルがあると思う。
ローマ時代のジャンルの東京が好きなんですよね。
好きですよ、それは。
そっち好きですけどね。
好きですけどね。ウルバリン、侍とかそういうのとかですよね。
あとなんかイメージが渋谷が前世紀だった時の東京。
ちょっとそんな具体的にいつのどうとか、たぶん90年代とかなんかな。
ギャルとかが日本を回していましたみたいな。
そういうイメージの東京。
それはね、たぶんカタカナなんですよね。カタカナ東京結構いいなと思って。
そうなんですよね。そういう東京もすごい重要な気がするんですけど、そういう映画がたいと浮かばないんですよね。
あれ、そのシオンとかどうなんですか?僕そんなシオン詳しくないのであれですけど。
そのシオンの自殺サークルとかじゃないですか。
そのあたりね。
そのあたりはカタカナの東京ですわ。
女子高生もカタカナなんですよ。そのくくりの女子高生も。
女子は感じて、高生がカタカナなんですよ。
90年代や。
そう、それなんですよ。
だから、前にキライな映画特集とかでやったときに、何であげたのかな?青春?青春映画かな?
はいはいはいはい。前田さんあげてた?青春映画で。
そう、えんじょこうさい、ぼくめつうんどうっていう。
あの辺がそういう東京なんですよ。私の好きな。
カタカナの東京、90年代の東京みたいな。女子高生がいる東京みたいな。
あの辺の映画はだいぶ好きですね。
なるほどね。そっかそっか。確かに90年代ですよね、それって。
なんかちょっとカオスな感じもするっていうか。
そうですね。
なんかむちゃくちゃな活気があるっていうか。
僕のイメージですけど、2000年代入ると新宿が真ん中になるイメージがあるんですよ。
30:03
どういう意味?新宿?
いや、そんなことないか。
わかんない。新宿が私の中でほんまに怖いってことしか思ってないんで。
でもなんかそんな気がちょっとしてるような感じがするというか、
2000年代の渋谷みたいな部分がフィーチャーされてたときから、
ちょうど新宿みたいなのがフィーチャーされるみたいなときの間ぐらいに、
ロストイントランスレーションがあるんかなって思って。
どっちも出てくるんですけど、渋谷も新宿もどっちもいい感じの場所が出てきて、
そのあとは秒速5センチメートルとかに入っていくみたいなイメージが個人的にはあるんですけど。
だから新宿魚園?5点。
新宿魚園ね。
新宿魚園。
私の中での新宿のイメージって、殺し屋市みたいな、
ごちゃごちゃしてて暴力的で、裏路地でドラッグ売ってますみたいなイメージなんで、
新海誠の世界観がそこに入るのっていうのがすごい衝撃なんですよ。
その新宿魚園になるものがどういうふうに存在してるんですかっていうのが、
私の中でもう組み合わせることができない。新宿と新海誠。
それは完全に断絶してるんです、空間が。
新宿の中で?
そう。めちゃくちゃ浮いてるんですよ、本当に。
浮いてる。行ってみたい。
っていうか東京ってそういう場所多いですけどね。
そういう庭園みたいなとこ多いですけどね。
庭園?
庭園というか、
公居周辺とかも自然のある感じというか。
そうですね、公居周辺は。
自然と都市景観が一体となってる感じっていうのはちょっとありますよね。
確かにめっちゃでかい公園ありますもんね。
関西はそういうとこあんまないと思うんですよ。京都がそうですけどね。
でも京都は逆に東京ほど都会がないから、ビルがそういう意味では。
だから混ざってる感はあんまないかも。
高さの制限があるから京都は。
その意味では確かに東京はいきなりあるんですよね、本当に。
でも確かにそうかも。
代々木公園、もっとでかい公園。
代々木公園も結構大きい公園ではある気がしたけど。
とにかくめちゃくちゃでかい公園に行ったときに出れなくなって、ほんまに困りましたもん。
どうやって出るの?と思って。
めちゃでかかったです。
でも確かに90年代は渋谷が中心だった気がします。
でも今は僕、新宿が中心だと思うんですよね。
そうなんや。
違う?そんなことない?
ちょっと分かんない。
今はどうなんだろう?
なんか今どうかな?
あれ?中心か。
中心って言い方じゃないか?
いや分かんない。
僕的にはですけど、場所というよりかはやっぱり東京イコールでっかい高層ビルみたいなイメージなんですよ。
なのでどっちかっていうと六本木とか豊洲の再開発とかでビルがどんどん建ってるみたいな、
33:02
ああいうのが出るとすごい東京っぽいなって思うようになってきたんですよね。
やっぱ港区じゃん。
港区とかそうそうそう。
もうとにかく冷たい高いビルがそびえ立っているイメージっていう。
高くて1億円とかするのにめっちゃちっちゃい部屋しかないマンション。
それが港区って感じのイメージですよね。
なんかもうデザイナーズマンションって言うんですか?みたいな。
タワーマン?みたいな。
その辺はもう牛島くんの世界ですからね。
牛島くんも大概東京なんですよ。
あれは東京ですよね。
東京すごいな。
なんていうかあり住国としての東京じゃないですか、牛島くんは。
生きてって言ったらその先は沈んでいく場所でしたみたいな人たちが出てくる話でしょ?
そう。しかもどの街にもあるんですよ、それが。
牛島くん呼んでると。
ここだけにあるとかじゃないですよ。
どんな街にも光と闇があるんです、東京には。
辛いところですよね。
僕が新宿が中心って感じるのって、
新宿が圧倒的に東京という街のハブの役割をしてるからっていう感覚があって、
山本線の駅であって、
あと西側への施設のアクセスの中心でもあって、
世界最大の乗降数を誇る駅っていうので、
政治の中心ではないじゃないですか、東京にとっては都庁が輪廻で。
だから東京っていう概念っていろんなところに散らばってると思うんですよね。
上野だって東京だし、東京駅がそもそも東京だし、スカイツリーが東京だし、
マリオさんがおっしゃってた六本木とかあるいは港区の方とかも東京的なものだと思うんですけど、
いろんな人の思惑が渦巻いてる場所としての新宿っていうものがあるなと思って、
だから西の方の毎日山本線沿いの中心部に通勤通学してる人たちにとってもアクセスする場所だし、
本当にいろんなものがあそこに接続してると思うんですよ。
いろんな東京っていう概念が新宿を通過するようにできてるなと思って。
かつ、日本最大の観楽街があるわけじゃないですか、そこに。
欲望が渦巻く街としての東京っていうものを体験してると思うんですよね。
欲望じゃないな、思いですね。
思いが通過する場所としての新宿っていうのがあるなって気がしてるんです。
思いかー。
本当にいろんな人がいて、いろんな思いがそこにうごめいているというか、すれ違うっていう場所ですよね。
観楽街はやっぱり新海誠作品の中心に据えられるんじゃないですか。
新海誠を包括している場所ってことでしょ。
そうそうそう。
そうですね。
36:00
すごいよ。
秒速5センチメートルと殺し屋市をつなぐ場所でもあるってことを考えますよね。
怖い。
え?
怖すぎる。
しかもなんかいっぱいありますもんね。
なんかJRとセイブ?
自信がない。
いくつか。
もう自信がないから。
いくつかあります。
いっぱい路線ありますよ。
いっぱい路線あそこ付属してますよ。
多分。
多すぎてよくわかんないんですよ。正直。
わかんないです。本当に。本当にわかんないんで。
地下鉄とかあるじゃないですか、東京でと。わけわかんなくないですか。
わかんない。
わかんない。
東京の人はみんなどうやってんの?みたいな感じがめっちゃするんですけど。
確かに。
なるほどね。
でも前田さんの東京感ちょっと見えました。90年代の渋谷にあるっていう。いいですね。
そういえば前田さんそこ好きだったっておっしゃってました?そういえばかつて。
言ってた?
あとやっぱりなんか僕やったら東京にそこのアンダーグラウンドの方よりかはやっぱ高層ビル群と対比して人間関係がすれ違うみたいな話がやっぱどうしても好きなので。
やっぱりもうここでも何回も上がってますけど、秒数5センチメートルだったりとか、あの子は貴族だったりとか、そういったのがやっぱ僕は好きかなっていうふうにはなるかなって感じですかね。
ロストイントランスレーションもそこに入ると思いますけど。
一応なんか何か1本あげるみたいな感じなのかなぁと思って探してたんですけど、個人的に作るかなっていうやつでジオラマボーイパノラマガールって映画があるんですけど。
似てはないですね。
岡崎京子原作の漫画の映画家なんですけど、まず岡崎京子ってだけでなんかすごい東京の人感があるじゃないですか。
それはそう。
東京の映画何かなって考えた時に、この人ずっと東京が舞台の作品ばっかだなみたいな人と巡り合うことが結構多かったんですけど、
岡崎京子という人も東京ばっかりだなっていう。リバースエッジとかクラシックは僕みたいなことないんですけど、エルタースケルターとかも東京って感じですよね。
なのでそういう意味でもこの人の作品はまず東京っぽいなって思うところがあるし、
作品自体そのジオラマボーイパノラマガールも、これも高校生ぐらいの男の子と女の子の話で、恋に落ちるんだけどお互い思いがすれ違ってしまってみたいな。
ベースは結構深海誠に通じる感じはするんですけど、けどやっぱりどこか生っぽくてちょっとなんか切な的でみたいな感じがするのがやっぱり岡崎京子っぽさみたいな感じなのかなみたいな。
そんな詳しいわけではないですけど、なんかそこがちょっと違うなっていう感じがするし、しかも結構すごいことやってるなって思うんですけど、舞台が最近にしてるんですよちゃんと。
現代設定にしてて、岡崎京子の作品どうしても90年代とかになっちゃうと思うんですけど、あれをなんか現代と置き換えてて、重ねてるのがやっぱすごい高い豊洲のビル群というか高層マンションとか、
投稿を重ねてたりとか、東京オリンピック前の選手村になる予定の高いビルみたいなマンションみたいなのが、そこに忍び込んでパーティーするみたいな話とかがあったりするんですけど、
39:08
そういうところに切な的でムズムズするような感覚にその東京の空虚なビル群が重なることで何とも言えない感じになるみたいな感じの描き方がすごくうまいなと思って、
これは結構お勧めしたいぐらい好きな作品の一つですね。
なるほどね。岡崎京子は確かに東京感めっちゃ強いですね。
なるほどなぁ。
ちょっと苦手意識あったんですけどね、岡崎京子に対して。
分かりますよ。
けどジオラマボーイパノラマガールはめっちゃ良かったんですよ。
初めていいと思ったっていうぐらい好みにめっちゃ刺さりました。
アニオンさんのそういう好きな東京が高層ビルの中にある物語っていうファンダムでしょうけど、それが結構違いで、
どっちかというともっとなんかフォワッとした、それこそ下北沢とか、なんかそう柔らかい方が好きなかなと思ったんで、そっちなんだと思って、ちょっと意外。
確かにその下北沢のああいう空気感みたいなのとかも好きですけど、僕のやっぱ東京感はもう完全に高層ビル群って感じなんですよ。
そこに多くの人が行きかったり住んでたりみたいな、そこでやっぱすれ違ったりみたいな、基本的にはすれ違うばかりで、
そういったこんなに数が多くてすれ違ってばかりだけで、そこでなんか誰かと出会うみたいな瞬間みたいな、
そういうのになんか良さを感じるんだなーみたいなのがずっとあるかなって思いますね。
なるほどね、いやーわかるな。
すごく視点がマリオンさんっぽいなっていうのもありますし、感覚的には僕はわかります。
僕の好みとしてはもうそういう感じですけど、
まあでもなんかいろいろ何か東京映画あるかな調べた時に、この人ずっと東京ばっかやなーみたいな感じがしたのは大根ひとしとかですかね。
そうなんですよ。
やっぱり。
僕大根ひとし監督の作品あんま見てないんですけど、やっぱり僕、奥田亜佳美雄になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールがやっぱり僕の中での東京映画やなとは思ってて、
やっぱこれが一番だなって思いました。もう既にだいぶ話してるからちょっと掘り下げないですけど、やっぱどこかに行きたい何者かになりたいっていう思いの集合体としての東京っていう話し感があるなとは思って、
僕にとっての東京ってそれなんですよね。何かになりたいから東京に行くっていう、そのための東京って概念があるっていう意識があって、
そこで何かになりたい。しかも奥田亜美雄っぽく片肘張らずに自然体のまま成功したいみたいなのが、その自意識さあみたいな。それこそ東京やなと思ってて。
田舎で成功するってマジで泥臭いことせんとダメやなと思ってて。
でも何か東京に行ったら自分っていうパズルのピースがぴったりはまる穴があって、そこに自分がうまく当てはまったら、社会的な成功も金銭的な報酬も全てが手に入るんじゃないかみたいな。
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しかもその自分の形を変えずにみたいな。自分という形のパズルのピースのまま俺は東京という街にピットできるんじゃないかみたいな都合の良い思いがある気がするんですよね。
確かにな。東京って特別な感じってある感情を僕たちは抱いてたりとかしますけど、東京って何でもあるからこそ特別なものって何もないよなって思う場所でもあるなっていうのは思うんですよ。
全て揃ってるからこそ全てが均一っていう。そこって東京映画っぽいなみたいな気がするんですけど。
そうですね。やっぱり僕はあの映画が一番かなっていうのと、でも一回あげたからいろいろ考えたんですよ。
それ以外だとちょっと思い出しただけとかもやっぱりあげたくなるかなっていうのはありましたからね。
あれも今の東京っていう時代を切り抜いたという意味ではこの上の映画かなとは思うんですけど、あれもだいぶ喋りましたからね既に。
確かに。なんなんや。東京ってあんな恋愛できるのって感じですよね。東京で恋愛してみたかったです。
東京で恋愛するとは何なのかって感じなんですけど、だいたいそうイメージありますよね。
それ、そういう思いって牛島くん世界のあり時刻にパクッと行かれる人の思考じゃないですか。
違う。もっとピュアな思考です。
いやそのピュアな思考っていうのがあり時刻側からしたら都合がいいっていうのは。
いやでも東京で恋愛するにはなんか少なくとも大学で東京に行っとかなあかん気がしてるんですよね。
それはわかる。わかるわかる。
あーそうですね。そんな気もしますね。
その同じ土俵に立ててない感じがしますよね。
そんな戦い方を学んでいるとはみたいなことがいっぱい出てきそうじゃないですか。
確かに確かに。社会人になって出てきても戦い方わかんないですもん。
あとその東京ってやっぱイメージは、東京って言ってもいろいろあるんでしょうけど、知ってる東京で言ったらやっぱ家賃がめちゃくちゃ高いイメージがあるんですよ。
イメージじゃないと思うんですけど、本当にこれ効率的に貸していいのみたいな大きさの部屋とか貸すじゃないですか。
これ人権守られてなくないかっていう大きさの部屋を4万とかで貸すじゃないですか。
東京に行って仮にお金なくてそういう生活しなかった時に、やっぱちょっと学生とかじゃないと無理な気がします。体力的に。
そこから東京のいろんなところなじんでいくっていう体力とメンタルが今からはないですね。死んじゃいます。
わかる、それ。なんか今、風呂なし物件のニーズ上がってるって言いますからね。
ニーズというか、仕方ないからですけど。借りれるところがないっていうね。
45:07
それ聞くと本当になんか怖い場所だな、東京っていう風になるんですよ。
貸してる時点で怖いんですよ、本当に。私からしたら。
貸していいのっていう、法律で取り締まった方がいいんちゃうかっていうレベルでしょ。
あとこれも東京の一側面かなと思うんですけど、さっき話にも挙がりましたけど、破壊される場所としての東京っていう側面あるじゃないですか。
だから今回僕ゴジラあげようかなってちょっと思ってて、一番初めのゴジラね。
一番初めのゴジラあげたいかなっていうのと、あとアキラね。
そっか、アキラもそっか。
アキラはもう破壊された東京から始まりますから。
アキラは思いましたね。
そっか、アキラのことすっかり忘れてましたね。
しかもね、オリンピックとかあって。
僕のちっちゃい時の東京のイメージってアキラでした、本当に。
ネオ東京でした。
ネオ東京でした。
漢字の東京じゃなくて。
僕の中の東京はネオ東京だったんですよね。
大敗したイメージの東京っていうのもありますよね。
確かにな、そっか。
東京ゴッドファーザーズは思い出したのになぜアキラは思い出せなくて。
東京ゴッドファーザーズね、なるほどなるほど。
で、僕その中で破壊される場所としての東京側面で
この映画を上げたいなっていうのが
太陽を盗んだ男っていう映画なんですけど
沢田健二がプロトニウムを盗んで
なんか次元爆弾
そうそう、原爆を作るっていう話なんですよね。
で、怪獣映画って
ぶっ壊したいって思い基本的に乗っかってるじゃないですか。
でもそれは擬人化されてない
単なる脅威としての怪獣だから
純粋に破壊そのものを楽しめると思うんですけど
この街壊してっていう思いを人間がやるっていう話
手後の話なんですよね。
太陽盗んだ男って。
それを組織だってやるとかじゃなくて
個人の歪んだ思い出しかないんですよ。
だから原爆一つで
東京という街を脅すっていう話になってるんですけど
僕すごい好きで
沢田健二がむちゃくちゃかっこいいっていうのもあるし
それと相対する菅原文太のキャラが濃いとかっていうね
いろいろ見どころはあるんですけど
主人公がかつて情熱的だった科学の教師なんですけど
もう完全に心が折れてるんですよね。
もう世の中に生みきってて
そこで原爆を作るんですけど
原爆を作った後で原爆に向かって
お前は何がしたいんだって語りかけるんですよ。
遠征館の言語化として見事すぎるなって思うんですよね。
世界を滅べする力はあるけど
それでじゃあ何がしたいのって別にないっていう
それはもうなくしちゃったっていう
48:00
すごい幼いんですよね。
幼い話なんですけど
正直わかるなって思うんですよ。
世界滅んだらいいのにって思ってて
それはそれを怪獣に預けるとかじゃなくて
俺がやるんだってこの力でっていう
この街滅んでほしいわみたいな
いろんな思いを預けてる映画として
やっぱりそれに対して裁かれるんですからね。
その行為であるとか
その思いを抱いてしまったことそのものを裁かれるんですけど
でもやっぱみんなが何も考えてなさそうに見える
浮かれポンチで生きてそうに見えるこの街は
俺の世界じゃない否定したいっていう思い
わかるなと思うんですよね。
だからやっぱそういう滅んでほしい街としての東京みたいなのって
むちゃくちゃ僕はあるなって気はしてて
そんなことないですか?
僕だけが嫌なやつですか?
いやいやいや
いやいやいや
何もかもあるからこそ壊したくなるっていうのがあるんでしょうね。
そうそうそうそう
壊すにふさわしいというか
ここを壊したら世界を壊したのと同じ意味を帯びてるからこそ
東京を壊したいってなると思うんですよね。
そうですね。何か一つ象徴ある東京みたいなものを壊すって
やっぱそんだけで多分全体の精神がグサッとやられるというか
例えばフランスでノートルダム大聖堂が燃えましたとか
結構現地の人めっちゃつらそうみたいなとか
同じことだと思うんですけど
やっぱり東京という場所が壊れるみたいな
多分僕らも東京映画好きな身としても
多分めちゃくちゃ応えるだろうなっていうのはありますよね。
いやなんか話せば話すほど東京への敗北感がすごいと思いました。
思ってたよりも東京が絶対的やなって思いました。自分にとって。
でもそういう存在であり続けて欲しいですよね。
まあ分からんでもないかな。
そうですね。これからも憧れさせてくれよ東京ってことですよね。
そう。俺が破壊するその日までそのままでいてくれって感じですよ。
破壊する気満々なんやろっていう。
東京って政治形態の中心すぎて
あまりに一極集中であることって問題視されてるじゃないですか。
地方に分散しようみたいな話もありますけど
あんまり進まないっていうのがあって
もちろん手続きがめんどくさすぎてとか
どうなるかわからないことが多すぎて
そこまで踏み切れないとか要素はいろいろあると思うんですけど
今ある東京じゃなくなるっていうのも結構でかいなと思うんですよね。
真相真理としては。
そうですね。分かる。
パワーが分散したら今僕らが話してた概念としての東京ってなくなっちゃうじゃないですか。
あくまで一都市としての街でしかなくなってしまうっていうので
なんというか日本の中の強烈なアイデンティティを喪失しちゃうのかなって気はしてるんですよね。
51:01
それが怖いっていうのもあるんじゃないかなって気はしてて
東京がある限り日本の田舎がどれだけ廃れようが
東京がある限りは日本という国は日本であり続けますみたいな感じがあるかなって気はするけど
いやそれはそう。
やっぱり心の支柱みたいなとこあるじゃないですか。
ただいきなり唐突なちょっとディス入っちゃうんですけど
東京ってちょっと雪降ったぐらいですぐ右往左往しますよね。
同じぐらいの雪他で降ってて全然平気な感じなのに
東京めちゃめちゃニュースやるやんと思って。
東京ってなんかそういう変なとこで弱さあるようなと思って。
まあ災害時はむちゃくちゃ弱いですよね。
弱いでしょうしね。
絶対いつか大きいやつが来るぞって言われてるじゃないですか地震に関して。
そういう意味でも東京住むの怖いなみたいな
日本どこ住んでても地震の恐れってありますけど
こんなになんか絶対来るぞみたいなぐらい言われてるやつが
ある中で住むのってなんかちょっと怖いなみたいなというか
東京旅行行った時にたまたまそんな震度が高い地震じゃなかったですけど
結構揺れる地震があったんですけど
僕だけめっちゃビビってて他の人みんなさーってどっか普通に歩いてて
すげー東京の人すげーみたいなことがありましたけど
慣れてるみたいな。
私も東京で仕事でビジネスホテル泊まってる時に地震があって
結構上の階泊まったんでめっちゃくちゃ揺れたんですよ。
で私その時めっちゃ明け方やったんで
なんかもうひどい格好で寝てたんですけど
わーって起きてとりあえずそーってロボットから覗いて
誰も出てこないんですよ。
なんで?と思って。
もうなんか泣きそうでした。
この階自分しかおらんのかなと思ってきて。
すごいですねそれ。
めっちゃ怖かったです。
結構いろいろ東京というものに関して好きかってしゃべってきましたけど
偏見をねぶちまきましたね。
偏見をね。
憧れ相偏見。
怒られてもしょうがない気がしますけど
東京被在住者としての感覚的な本音ではあります本当に。
しかも関西圏。
結構これも悪くないですか。
関西圏の人からの東京のイメージってまた他のエリアからの東京のイメージと違うと思うんで
ありますよ。
ここはもう多めに見てください本当に。
リスナーさん6割東京圏なんでね。
お前ら言ってること間違ってるよみたいなの多分あると思うんですけどね。
めっちゃあると思いますよね。
すごいですね。ある意味6割のリスナーに喧嘩売ってるみたいな。
これ大丈夫かリスナー減るぞみたいな。
こういう人がいるから東京映画って作られるっていうのもありますよね。
顔にされてる。ターゲットにされてる。
東京っていう看板に意味が持ってるのって多分東京に住んでない人の方が色濃いんじゃないかなって気はしてるので。
54:03
そうですね。
ちょっとそろそろ時間なのでなんか面白かったです僕話してて。
なんか今日何話そうかなと思ったんですけど結構楽しかったですね。
東京っていう鏡を見て喋ってるような感じでしたけどね。
東京って書いてある鏡に映ってる自分の話をしてますけどみたいないつもの感じですけど。
東京に対する偏見だけでこんなに喋れるんやと思いました。
イメージだけで。
だから東京って魅力的なんですよね。
まだまだ喋れます。
そうそう喋る喋る。
あのタイトル出さんかったなーとかねありますよね。
再現ないので今日はこんな話しとこうかなと思うんですけど。
逆にねバーの時にでもね本当の東京ってこうっすよみたいなことを言ってもらえたらなとは思いますそこは。
確かに。優しく教えてください。
こうだぞって丁寧に教えてください。
こうだぞ?
えーって感じじゃなくてコラーって感じでねコツンみたいな感じで。
じゃあまあその感じで東京映画の話は終わっておこうかなと思います。
で次回はもうスーパーマリオブラザーズザムービーだったっけ?
イエーイ!
でいいですよね。
と思います。
めっちゃ楽しみ。
これはこれでねそれぞれのマリオ感みたいな話ができそうかなというか
多分映画の中身の話よりマリオとはみたいなそれぞれのマリオ感というか
マリオ歴の話になるんじゃないかなって気はしてます。
ゲームの話だけして終わりそうな感じしますもん。
もうマリオから飛びしてゲーム全体の話とか。
まあなんかそういう映画な気もするし楽しみです。
ではそんな感じで終わっておこうかなと思います。
はいではお知らせになります。
5月に映画の足立切場の東京開催が決定しました。
場所はイベント場エデンリッポリ。日時は5月27日の土曜日。
オープンが18時、クローズが23時となっております。
オープニングでも申し上げた通り予約とか申し込みとか特に受け付けておりません。
フラッと来ていただいてっていう感じで行きたいと思いますのでぜひ遊びに来てください。
またこの番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想、次回テーマ、作品の感想などご自由にお送りいただけると幸いです。
また1日以外の開催情報、ポップキャスト、次回テーマ、作品の告知も行っておりますので
Twitterのフォローもよろしくお願いいたします。
あとこの番組のイメージキャラクター、映画の話しさすぎ猫、仮は知られたグッズも販売していますので
よろしければご購入くださいませ。
お便り、受付先、Twitterアカウント、グッズ販売サイト、ネームも番組名分に記載しております。
はい、それでは映画の話しさすぎラジオ第114回東京映画の会を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
57:21

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