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みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。
教育問題の提起
紗友香さん、今日は現在放送中のドラマ「御上先生」について話していきたいと思います。
ああ、そのドラマ、私も見てます。松坂通りさん演じる文科小官僚が高校の先生になるやつですよね。
そうです。今回は、東洋経済オンラインに2025年2月16日と23日に掲載された記事を中心に、このドラマが提起する教育問題について考えていきましょう。
はい。でも先生、このドラマって普通の学園ドラマとは違うんですよね。
その通りです。記事によると、このドラマは今までの学園ドラマとは異戦を隠しているそうです。
特に注目すべきは、教育界で有名な工藤祐一さんと西岡一生さんが、監修として関わっていることです。
えぇ、工藤祐一さんと西岡一生さんですか?どんな方なんですか?
工藤祐一さんは、千代田区立高島地中学校や、市立横浜総営高等学校の元校長で、教育業界では知らない人がいないほど有名な方です。
宿題廃止や定期テスト廃止など、大胆な教育改革を行ってきたことで知られています。
すごい、でも宿題や定期テストを廃止するって大丈夫なんですか?
そこが重要なポイントなんです。工藤さんは、日本の子どもたちが過度に手がかけられていて、学びは与えてもらうものだと思っていると指摘しています。
なるほど。確かに与えられることに慣れすぎると、自分で考える力が弱くなりそうですね。
そうなんです。一方、西岡さんは、ドラマの教育監修として、実際の教育現場への取材も踏まえて、ドラマから得られる教訓について解説しています。
へえ、ドラマと現実の教育現場が繋がっているんですね。
はい。例えば、西岡さんは、ドラマに登場する間違い探しという授業手法について解説しています。
三上先生がわざと間違った内容を番書し、生徒に勘愛させるという場面があります。
確かにありました。あれってどういう意味があったんですか?
三上先生の言葉を借りると、ただ書き写すだけだったら、スマホで黒板の写真を撮って終わりにすればいい。
でも、どこか間違っているところはないかと思って考えながら書き写していくと、自然と頭に入ってくるというんです。
なるほど。考えながら学ぶことの大切さを教えているんですね。
そうなんです。このように、工藤さんと西岡さんの視点を通して、ドラマは現代の教育課題に切り込んでいるんです。
新たな教育方法の探求
へえ。ドラマを見るだけで教育について深く学べそうですね。
その通りです。ドラマを通じて、私たち自身も考えることの大切さを学べるかもしれませんね。
そうですね。先生はこのドラマを見て何か新しい発見はありましたか?
はい。特に印象的だったのは、生徒とのコミュニケーション方法です。
ゲームセンターで対戦ゲームをしながら生徒と対話するシーンです。
あれってちょっと斬新でしたよね。
そうなんです。これはキャッチボールをしながら対話するという古典的なシーンの現代版ともいえます。
教育の形も時代とともに変化していくことを感じさせますね。
なるほど。私たちが教師になる頃には、もっと新しいコミュニケーション方法が出てくるかもしれませんね。
そうかもしれません。でも、どんな方法であれ、生徒と紳士に向き合う姿勢は変わらないでしょうね。
はい。私も将来、生徒一人一人としっかり向き合える先生になりたいです。
今回の教育カフェテラスはいかがでしたか?
工藤さんと西岡さんの視点を通して、ドラマ三上先生の奥深さがよく分かりました。とても勉強になりました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回の教育カフェテラスでお会いしましょう。
