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こんにちは、教育カフェテラス進行役の水野太一です。 こんにちは、アシスタントの高橋紗友香です。
この番組は、国内外の教育の最新情報や、学校現場の課題、身近な教育の話題を、優しく深掘りしていく番組です。
今回のテーマはどんなものなんでしょうか。 今回は、イギリスのガーディアンが2026年6月4日に報じた記事をもとに、
スマートグラスやレアイ内蔵イヤピースと試験の不正という話題をお届けします。 スマートグラスと試験の不正ですか、なんだか近未来っぽい話ですね。
でも、もう目の前の問題なんです。 イギリスにオフクオルという機関があります。試験の公正さを守るための規制機関です。
このオフクオルが警告を発しました。 オフクオルというのは、日本で言うとどんなところですか。
大学入試センターや文部科学省が試験の基準や公平性を管理する役割の機関に近いと考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
イギリスでは試験の設計から実施、評価の基準まで幅広く管理しています。 なるほど、そのオフクオルはスマートグラスやイヤピースについて警告を出したんですね。
はい。スマートグラスというのは、メガネのような見た目でありながら、ディスプレイやカメラ、AI機能が内蔵されているウェアラブルデバイスです。
すでに一般市場でも販売されています。
そういえば最近、普通のメガネに見えるのにAIと連携できるものが出てきていますよね。
そうです。そしてAI内蔵のイヤピース、要するにイヤホン型のデバイスも進化しています。
外見は普通のワイヤレスイヤホンと変わらないのに、音声でAIと対話できるものもあります。
確かに、見た目で判断するのが難しくなってきていますよね。
問題は、こういったデバイスが試験会場に持ち込まれた場合、外部の人間がリアルタイムで答えを伝達できる手段になるということです。
例えばスマートグラスで試験問題を映像として送信して、外の誰かが答えをイヤピース経由で教える、というシナリオが考えられます。
それはもう完全なカンニングになりますね。
しかも気づかれにくい。スマートフォンは試験会場で禁止されています。
でも、メガネをかけてきても、普段からメガネをかけている人なら不審に思われません。
イヤホンも補聴器との区別が難しいものもあります。
外見だけでは判断できないんですね。
これが今回の問題の確信です。
既存のルールはスマートフォンを想定して作られているので、スマートグラスやAIイヤピースに対して十分に対応できていない学校がほとんどです。
ルールが技術の進化に追いついていない状況ですね。
この期間はそこを指摘しています。試験のルールをアップデートする必要があると。
ただ、どこまで禁止するかという選挙も難しくて、
例えば補聴器を使用する生徒への配慮も必要ですし、一律に禁止すればいいというものでもない。
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難しい問題ですね。補聴器とAIイヤピースを区別するって試験監督の方には難しそうです。
そうなんです。この問題は技術と公平性の攻め合いとも言えます。
テクノロジーが進化すればするほど、試験の公正さを守ることが難しくなっていく。
日本でも大学入試や資格試験がありますが、同じような問題が起きてくる可能性はありますか?
十分に考えられます。日本の試験でもスマートウォッチの持ち込みが問題になったことがありますが、
スマートグラスやAIイヤピースはさらに発見が難しい。日本でもルールの見直しが必要になってくると思います。
じゃあ、この問題にどう対応していけばいいんですか?
記事では、いくつかの方向性が示されています。まず、試験ルールの明文化と定期的な見直しです。
使用禁止デバイスのリスト、技術の進化に合わせて更新していく必要があります。
毎年ルールを見直す仕組みが必要ということですね。
それから、試験監督者への研修も重要です。新しいデバイスの見た目や特徴を知っておかないと、現場で判断できません。
監督する側にも知識が必要になってくるんですね。
そして、根本的な問いとして、暗記や知識の再現を試す試験の形式そのものを見直すべきかという議論もあります。
AI時代に、情報を覚えていることの価値はどこにあるのかという問いにつながってきます。
そこまで広がる話なんですね。知見の意味そのものを問い直す必要があるということですか。
そうです。カンニング対策を強化するという方向もあれば、そもそもカンニングできない試験の設計、つまり知識を問うよりも思考や判断を問う形式にするという発想もあります。
知識を持っているかどうかより、どう使えるかを問う方向ですね。
日本でも探求学習や記述式問題の導入が進んでいますが、こういった国際的な流れとも重なっています。
テクノロジーが試験の形を変えていく時代に、私たちは何を評価するのかを問い直すタイミングに来ているのかもしれません。
スマートブラスとイヤピースの話が、試験の意義そのものにつながるとは思いませんでした。すごく深い話ですね。
今回のイギリスのケースは、いわば先に来た問題として、日本でも参考にできると思います。
ルールの整備と試験の本質的な見直しを同時に考えていく必要がありそうです。
今回の話を聞いて、テクノロジーの進歩って、いつも社会のルールより先を行くんだなと改めて感じました。
まさにそうです。技術は止まりませんから、制度や教育の設計が常にそれを追いかけていく構図になっています。
その追いかけ方が問われているんですね。
今回お話したイギリスの事例は、私たちが当たり前だと思っていた試験の形が、実は世界で由来でいることを示しています。
視点を広げることの大切さを感じます。
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視点を広げることって大事ですね。本当にそうですね。
そろそろ今回はここまでにしたいと思います。
最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
次回も、世界の教育事例から学べることをお届けします。
教育カフェテラスでまたお会いしましょう。