そもそも同じ発音のものにひらがなが2個もあるのっておかしいと思いません?
そうですよね。本来であれば1対1対4であってほしいですよね。
日本語学習者からしたら、なんで同じ発音なのに2つもひらがなあんねんっていう気持ちになるじゃないですか。
そうですね。 これ歴史を辿ると1文字1音じゃないのって結構当たり前だった時代の方が長いんですよ。
これについてまずちょっとお話ししておこうかなと思ってます。
はい、そこでキーワードになってくるのが変態ガナです。 古文で一瞬やりましたかね。
そうですね。変態っていうのはエッチの方の変態ではなくて、変な形の意味ですね。変な体のカナですね。
まずこの変態ガナについてなんですけど、もち子さん、天ぷら屋さんとかうなぎ屋さんとかお蕎麦屋さんで変なひらがなが使われてるのって見たことありません?
うなぎとかあと土壌鍋とかもありますね。うなぎの名は読めないですね。
ですよね。これなんかフみたいなひらがなが書いてあるけどなんだろうみたいな感じしますよね。
絵文字かなって思ってました。
あれは実は昔はちゃんと名だったんです。
大昔の時代ですね、ひらがなって、昔皆さん国語の授業で習ったことあると思いますけど、漢字からひらがなを作っていたので、一つの音に対して複数の漢字からひらがなを作るってことができたわけですね。
なんかこの漢字からこういううよ曲折ってこのひらがなになりましたみたいな、由来のありますよね。変形の歴史みたいなやつ。
なのである意味結構カオスなひらがな五重音標が作れた時代があったわけですよ。
もうあって何個あんねんみたいな、あんみかさんみたいな時代があったということですね。
そうですね。それがこれから教育をして近代国家に動いていくのによろしくないっていうので、このカオスに終止符を打ったのが1900年ですね、明治33年。小学校で施行規則、そういう政府の方針を打ち出すわけです。
近代国家としての国民への教育を徹底するために、明治政府が一つの音につきひらがな一個だけっていうふうな政策を敷いて、それによって今の五重音標ができたわけですね。
なるほど。
おとおに関しては元々の漢字も違うし、一番おもたただすと発音が異なっていたので、変態がなではないんですけれども、そういうルールの中でおとおっていうのは生き残ってきたひらがななわけですね。
で、なんでおとお2つ残ったかっていうと、漢集的に女子のおであるとか、あと女子のわですよね。わって書いてわって読むあれとか。
私はのわですね。
はい。とかあとは誰誰ちゃんえのえですね。へって書いてえって読むあれですね。
っていうのを漢集的に女子はそっちを使うよねっていうのがあったんで、一旦それは残しといてもええんちゃうって言って、ある意味例外のルールで残した結果、そいつらが生き残ってきたと。
保留にしてくれたというか。
なので、女子のおと女子のわと誰誰ちゃんえのへは発音と統一しちゃっていいんじゃないかと。
一個でいいんじゃないかと。
いう説も出てはいたものの、それを免れてルールの例外として残ってきたという過去があります。
どっちが幸せだったんでしょうね。
では今日の101号室の原話区はこんなところで次のコーナーに行ってみましょう。
持ち子の持ち込み。このコーナーでは持ち子やリスナーの皆さんが日常生活で発見した奇妙な言い回しや新しい若者言葉謎のビジネス用語そんな日常にあふれる不思議な言葉遣いをKさんに分析してもらうそんなコーナーです。
今日は私持ち子がですね持ち込みたいものがございます。最近のタイトルが長くなっている件についてです。
その言い回しがすでにそれですね。
はいおっしゃる通りです。
私これアニメがスタートだと思ってアニメというかライトノベルがスタートかなと思ってるんですけれども。
転生したらスライムになった件でしたっけ。
転生したらスライムだった件かな。わからない。
まあそういうライトノベルがあったりとか一定の時期から本のタイトルであったりアニメのタイトル小説のタイトルに文章でもokみたいな感じになってきたなと思っていて。
それこそ昔だったらそういうのって名詞だったと思うんですよね。ドラマのタイトルも何でしょう。
1リットルの涙とか世代がバレそうなんであれですけれどもロングバケーションとかあと何かありますかパッと思いつくもの。
ドラゴン桜とか。
はいはい極泉とかね。
名詞だったと思うんですよ。
それがまあ令和になってくらいからですかね逃げるは恥だが役に立つっていう寛容句になっていったりとか。
本も前回けいさんが出していたのも文章ですよね本のタイトルが。
そうですね僕には鳥の言葉がわかる。
省類の言語学とかではなくてここが文章になっていたり同じくらいで流行った働くとなぜ本が読めなくなるのかみたいな本とかも読書離れの哲学とかではなくて。
そこがこう問題文であったりとかいわゆる書語と述語が入っているセンテンスになってきているなというふうに思っていまして。
月曜の夜にやってる番組もそうだと思うんですよねほにゃほにゃを調査してみた件。
確かにそうですね。
ほにゃほにゃな説みたいな形で文章で言い表すことが多くなってきているなっていう変化を感じておりまして。
これの理由に潜む仮説の部分であったりとかこういったところがあるんじゃないかみたいな話を言語学者のけいさんに伺いたいなと思って持ち込んでまいりました。
なるほどこれまた難しいところだと思うんですけど面白い観察ですね。
タイトルに関して何かこう特別なその言語学の論文とかっていうことを読んだことがあるわけでもないですし見たことがあるわけでもないので何か明確なことが言えるかどうかわからないんですけど。
一つ思うこととしてはそのいわゆる語用論ですねどういうふうにその人間が言語を使うかっていう視点から見たときにグライスという方が提唱した会話のルールみたいなものがありまして。
まあ無意識にこういうのに従ってるんじゃないかっていうルールなんですけどそれが4つありまして詳しいことはまた来週お話しようと思ってますが。
その中の量の降臨が少し変化してきてるのかなっていうような気がします。量の降臨っていうのは基本的に必要以上の情報を与えるなっていう。
やりすぎ厳禁みたいな話だったんですけど多分それを人間ちょっと最近待てなくなってるじゃないですか。
なのでそのなるべく早く結論を出すであるとかなるべく早くその情報を多く手に入れたいっていう欲求なのかわからないですけど。
みたいなのがその本とかドラマとかに対しても強くなってきてそういうその視聴者とか読者の要望に応えて少し長いタイトルが流行りになっているのかななんてことをぼんやり思ったりしました。
タイトルとか表題ってもう凝縮に凝縮を重ねたエッセンスというか。なんかそういったものだったのかなと思うんですが、なんか最近って希少転結の期くらいまではタイトルで教えてくれると言いますか。
その本の鳥の言葉がわかるもそうでしたっけ。一番の主張をそこに乗ってるじゃないですか。
というような形で、以前だったら開いてみて読んでみて進んでいく中で主張が出てくるものだったのをやはり省エネ退出と言いましょうか。それぐらいはこだしにしてあげないと読んでくれないとか手に取ってくれないみたいな。
なんかそういった人間の怠け癖と言いましょうか。変化があったりするのかななんて思ったりしました。
あとはあれかもしれませんね。情報化社会の中でやっぱり処理しなきゃいけない情報が多いから、端的に話してほしいみたいな欲求はあるのかもしれないですよね。
埋もれちゃうんでしょうね。あまりにもぼやかしすぎちゃうと。
だから今度逆張りでそういうぼやかしたタイトルが売れたりするかもしれないですよね。最近のドラマでもありましたけど、春のなんかさ、冬のなんかねみたいな。
ありましたね。
あとみなとかなえさんの告白みたいな、もう本当にそれのタイトルだけじゃ何の告白なのかもわからないみたいなのとか、そういうぼやっとしたのも意外と今度逆張りで流行ってきたりするかもしれませんね。
はい、ありがとうございます。じゃあそういった変化感だったりに合わせて、語用の部分も、量の部分もやっぱりかつていいとされていた、適切だと思っていたところに変化があるみたいな、そんな感じですかね。
そうですね。なんか要求される量がもしかしたらちょっと増えつつあるのかもしれませんね。
適正値がね。
うん。
分かりました。ありがとうございます。
このコーナーでは皆さんが日常で感じた言葉の違和感を大募集しています。街中で聞こえた変な会話、職場の謎ルール、あるいは私言い間違えましたという実習でも構いません。
あなたが確保した生きたサンプルをぜひ持ち込まれお知らせください。優秀な報告書はKさんが分析して当番組のアーカイブに永久保存しちゃいます。
報告フォームは番組の概要欄にてご確認ください。皆さんの投稿お待ちしております。
さて、そろそろ101号室の明かりを消す時間です。
もちかさん、今夜のおと思うの話第2弾いかがでしたか。
はい、非常に面白かったです。やっぱり国の力がかかるっていうのはすごいことなんだなというふうに思いまして、代表的なのは私ハングルの訓民声音だと思うんですよ。
あー、そうですね。
やはり国が文字を作った、制定したっていうところとか、あとはトルコでもやってるんですよね。
こう表記をみんなの識字率を上げるためにアラビア語ではなくてほぼアルファベットに変えたっていうそのやっぱり教育の改革。
近代国家のところでやっぱり文字に手を入れるってやってたりっていうのがあったりして、テフテフを長調にしようみたいなところもそうですけれども。
やっぱりその何かのモチベーションのために国が文字に手を入れるっていうアクションをすると、そこは一個後から振り返ったときに大きな転換点になるというか。
結構やっぱり整理が進むというか、今までぐちゃってたものをある種国すら出てこさせない限りは収集つかないぐらい難しいところなんだなというところも含めて文字の面白さであったり、
国の強さであったり、そういったことを感じながら聞いておりました。
そうですね。でまたそういう生定がありながらも、それを生き残っている変態がなたち。
サバイバーがね。
サバイバーがいるので、それこそウナギの名もそうですし、そういうのを街中で見つけてみるっていうのも非常に面白いですし、
その生定で本当はボもね、いつかオにしたいって多分思ってた人たちいると思うんですけど、それを乗り越えてきた。
そうですね。そこの危機を乗り越えてきているっていうタフなやっぱりサバイバーと言うのが適切なんじゃないかなと。
女子の特殊性というか、サバイバル技術の高さと言いますか、そこにはちょっと目を見張るものがあるなぁなんてことも思ったりしましたね。
はい。
非常に面白い回になったのではないでしょうか。5歳さんのお便りには改めて感謝を申し上げたいと思います。
ありがとうございます。番組ではこうしたリスナーの皆さんからの素朴な疑問や番組の感想などをお待ちしております。
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それでは皆様からのお便りお待ちしております。また次回お会いしましょう。
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言語学者のKでした。