皆様こんにちは、Nishiharaです。 サイボーズ株式会社は、開発本部にありますコネクト支援チームに所属しているものです。
こちら流氷交差点は、日本各地のITコミュニティの方々にインタビューをして、 いろんなコミュニティの現状を記録に残していきましょうというプロジェクトになります。
それぞれの地域性を感じたり感じなかったりしながら聞いている皆さんが、 日本各地のITコミュニティに行きたくなって仕方がない状況にできればと思っています。
さて今回、シャープ2は、北海道旭川市近郊で活動しているITコミュニティ ゆるい勉強会について、共同代表の宮前さんをお呼びしてお話ししました。
この勉強会は、私西原が始めたものですが、世代交代しながら9年目を迎えています。
長く続いていく秘訣を探り続ける対談になりました。 それではどうぞ。
では、今回は流氷交差点のシャープ2。
ゆるい勉強会あったさっきから、これ正式名称なん?
もともとゆるい勉強会でしたよね?
そう、多分そう。
ゆるい勉強会はゆるいので、正式名称もゆるいので、 たぶんゆるい勉強会でいいですね。
その宮前さんにお時間をいただきました。
ありがとうございます。
名前からもゆるいんですけど、普段どんなイベントをやっているか教えてもらいましょうか。
オフライン時代の話からでいいですかね。
オフライン時代は、やりたい人にやるというスタンスは ゆるい勉強会全体に変わらずなんですけど、
勉強会の場所をとってから、13時ぐらい、午後1時でみんな集まって開始をして、
午後1時、18時ぐらいまで、会場の関係もあるんですけど、 それぐらい終了めどいということで活動をしています。
内容としては、事前に発表をやりたい人がコンパス上で申し込んでくるので、 それを入れ込んでタイムスケジュールを組みます。
その順番通りに発表していくという感じですね。
中には飛び入りの人もいるので、それ用にLT枠を確保したりとか、 来てからスライド作るRTA勢。
スライドRTA勢だ。
発表することさえも行ってから決める。
何か名前が入っているので、今から発表します。
スライドも作ります。
というノリが許される勉強会。
あと重要なのがオフライン時ですね。
おやつタイムが真ん中にセットされていまして、 地元のあたひ川のおやつをみんなで食べましょうみたいな。
中には大人が差し入れをしたりとか、 学生が自分で持ち込んだお菓子を食べるというのもありますけど、
そういう時間を地元の勉強会として大事にしているというのがありますね。
そんな感じでゆるく進んでいって、
全部の発表が終わったら懇親会に参加する市内の申し込みはあるんですけど、
その場で一対一を聞いて、大人は大人でまとまって飲みに行くと。
子どもは子どもでまとまって松屋とか。
そうだね。高校生は松屋懇親会とかやっててね。
食べてると画像が上がるみたいな。ツイッター上に。
懇親会は別れてるんだもん。あんまり例として聞かないな。
学生の懇親会は大人取りしきっている感じではないんですけど、 学生でまとまって交流が発生していて、
学生主導の勉強会って名が打ってましたけど。
彼らが勝手にやってるんだからね。
っていう動きがありますよって言葉で。
一応認識だけしとくぐらい。
お任せでしたね。
っていうルールでやってます。
オンラインになってからはオンラインと長らく変わらない?
そうですね。おやつタイムの時間がちょっと微妙になったぐらい。
雰囲気は変えないでやろうって個人的に思いがあって、
時間は同じ1時開始の18時くらい終了。
最近はちょっと忙しくて時間はないっていう人に関しては前座で。
前座っていうの斬新だよな。
ただひたすらプログラムのコードを配信する。
そうだよね。
なんか分かんないけど、30分前にZoom入ったら前座っていう。
前座ちゃんと用意されてる勉強があんまりない。
割とがっつりめなプログラムの話しようかな。
前回なんだっけ、P5ですかね。
画面描画系の。
今こういう学校で教えてますみたいな新人室が。
前座の意義を超えてるんだよね。
確かにゆるい勉強会らしい感じですよね。本編を超える前座っていう。
たまに内容がゆるくないんですよね。
雰囲気だけゆるいんですけど、たまにすごいガチガチの内容をぶっこんでくる人がいる。
オンラインとかだと東京から人も来たりして、
AWSの人が来てギャンの話してくとか。
3月だっけあれ。
コロナでオンラインに直後ですね。
2020年の3月7日かな。
本当はあの人は朝日から来るつもりだったみたいですよね。
言ってたな、言ってたな。
でもちょうどあれぐらいのタイミングで3月第1週とか、
ちょうどあれぐらいのタイミングから移動はちょっとみたいな感じできたもんね。
確かに確かに。
オンラインでもゆるい状況はずっと続いてるっていう感じですね。
ただ懇親会が流れが一緒になったぐらいですか。
学生も一緒に大人の話を聞くみたいな。
お財布事情関係なくなったから別に別れなくても学生は来るしかないっていう。
お酒とかなんとかっていう問題も絡まないし。
そこは良いとこ、悪いとこなんかあんまりわかんないけどね。
学生は学生同士っていうのもあるのかもしれないけど、
一緒にできるのもまた人と面白い感じですよね。
人の割合ってどんなもんでしょうね、いつも大人、学生。
大人は決まった人が数人来るっていう感じなので、
いつも参加する人に2,3人。
ちょっと時々参加の人含めると5,6人ですか。
10はいかないぐらいだよね。
あと残りは学生って感じなんで、毎回。
だから30人とか集まっても多分25人学生とかですね。
この前やったとき15人ぐらいでしたけど、
多分10人ぐらいは学生。
オンラインの会員ですね。
オフラインのときはそうだよね、
本当に20ぐらい高校生とか高専生。
そういう考え、大学ないわけじゃないけど、
工学系の大学って今ない?
ないですもんね。
ないですね。
ないですよね。
そう考えたら高校生、高専生でその人数になってるっていうのはなかなか。
他にはない。
そうですね。
メインが高専生になっちゃいましたけど。
今はね。
そうですね。
数年前から。
朝日川工業の子とか、
あと僕が連れてきてたフラの旅行で最近いないですもんね。
オンラインになったからその卒業生たちが舞い戻ってくるっていうのはあるんだけど。
そうですね。
朝日川の箱立て参加とかいますからね。
だって広島からも来てなかった、いつだっけ。
去年じゃなかったっけ。
シンプルト君久々に来ましたみたいな。
はいはい、いました。
そうね。
13年とか14年とか6年ぶりですみたいな。
そうか。
改略くらいからですね。
6年ぶりすぎなみたいな。
でもそういうことが起きたりとかって、オンラインの良さは良さでそういうところで学生とかがやってきてって感じですよね。
長くやってるとそういうことがあって。
起きるね。
なかなか他にもそういうのはあるのかもしれないけど。
外人になりましたとかね。
そういうのもあるのかみたいな。
今何やってるのって話が楽しいみたいな。
同窓会っていうか、親戚の集まりみたいな。
良いか悪いかはちょっと別に言いますね。
正月みたいな。
王道ぶりは正月みたいな。
よく来たねみたいな感じですね。
立派になってみたいな。
完全にそんな感じです。
本当そうだ。
ずっと残っている大人勢からすると、母みたいな、あの時のみたいな。
ちなみに場所の話をすると、オンラインはZoomだけ?
そうですね。
割とこんなところ、緊急事態、まん延防止、緊急事態、まん延防止みたいな感じですから。
言っていいかあれですけど、地元でやって集めて何かあると。
去年の3月のコロナの時の話も考えてありましたけど、
集めて何かあったら。
やっぱり学生メインな参加者の方もあって、
ちょっと周囲にお詫びのしようもないというか。
だなーって思って、結局開催に踏み切れないという事があってね。
自己責任で済まない年齢も多い。
大人だけだったら、黙々会とかで集まりましょうかみたいな話もできるかもしれないですけど、
無理のない範囲でできるオンラインが一番いいですね。
それまではどこが一番多かったんですかね、オフライン会場だったら。
私が主催になってから、ほとんど時は市民ホール。
時々黙々会招きめくとかでやりましたけど。
カラオケ屋さんシリーズあったな。
ちょっと試してみようみたいな。
HDMIケーブルもカラオケ屋だったら借りれるしみたいなね。
東京の方とかってこういうプランみたいなので用意されたりするんだけど、
北海道っていうか、朝日川だとあんまりレジュラーじゃないのか、
ちょっと店員さんも何度もそれをあげて、HDMIを貸せみたいな。
そういうのあったけど、あれは面白かったけどね。
あれは地下だし、電波来ないみたいな。
なかなか厳しい環境でしたね。
手元の資料の上で戦うみたいな。
発表台みたいなのがないんで。
パソコンに置けなくて、前に座ってHDMI、椅子しかないみたいな。
合コンの席替えみたいな。
確かにクーラーもあるし、食べ物とかも頼めるしとか、
いろいろいいところはあるんだけど、
お立ち台みたいなのは自分で用意しなきゃいけないっていうのが。
時は市民ホールになった理由って採算が取れるっていうか、
予算的に一番安くできるところが多分、時は市民ホールだったっていうのがありますね。
公民館だと基本安く住むっていうのと、
あれってさ、時は市民ホールって原面利かせてるとかじゃなくて、
普通に借りてましたよね。
そうですね。
何割原面とかやってたのって、ここでの時。
ここで。でもここでって、確か市民団体登録してないと安くならないんでしょ?
だからあれは、コーダードッジ朝日川で。
そういうことですか。
その時代を知るのは今僕の方なんだな。
コーダードッジを緩い勉強会は登録してないはずなんだ。
してないね。
島口さんが一生懸命やってくれたときは、
確かコーダードッジ朝日川もここでやってて、
実際コーダードッジに来てくれてる人も緩い勉強会に顔出してくれてっていうので、
いい人の交流みたいなことができるって言って、
共同開催してたような記憶もあるんですよね。
そうですね。確か場所も変わるがあるでしてね。
ここでと、もう一個コワーキングスペースでした。
ああ、そうだそうだ。
あの37ね。
2012、2013年くらいの時かな。
一番最初は時休みホールだったんだよね。
緩い勉強会で申し込みしたら、本当に壁に緩い勉強会って書かれたのがスタートだから。
37、できて1年とかあったんですよ、あの時って確か。
朝日川にもコワーキングスペースができたみたいな感じ。
そこ行ったりとか、ここでもできて2、3年とかあったと思うんで、
新しい式でやったりとか。
会員さんの勉強会とかはそっちでやったのかな。
なんで緩い勉強会で時休みホールでいいなったのって、安いのも。
あと学生数ですか。学生たくさんいるので、べきに近いのがいい。
ここでちょっと遠いよねって話も確かにありました。
バスで行けないじゃんみたいな。
バスで行けるけどめっちゃ乗り過ぎとかしなきゃいけないとか。
でもフラノゼイが行きづらかったんだよね。
時休みホールみたいに駅から20分かかんないくらいですよね。
15分とかで歩いて行けるっていうのがあって。
懇親会会場も歩いて近いし。
そうなんだよ。今オンラインなんかあんま考えてないけど、
懇親会までの距離とか、遠方から来た人が電車で来れるか。
エチカか。
車で来るなら駐車場がどうかとかね。
そういう意味だと本当に限られてくるんですよね。
いくら料金が安くてもちょっとアクセス悪いねってなると、人来ないんじゃないかみたいな。
大人だったら自力で。
サッカーだったら車文化だから。
現地集合、現地会社も全然。
それこそフラノでもいいし。
全然中フラノまで来たもんね。
車で40、50分かかるとこまで簡単に来るじゃない。
高校生はなかなか来てたけどね。
そうっすね。
お父さんお母さんに送り迎えとかしてもらったとか。
2時間に1本のJRを捕まえたとかで来てたけど、大変なことは大変でしたよね。
でも一応交通費の支給が効くんでしたっけ?
ローカルに学生交通費支援っていう制度があるから、
それを頼めば出る。
朝日川はもう人が来ないことはない。
人来ることは来るけど、自由にいろんなコンテンツも出てくるし。
わざわざ人を呼ばなくてもなんとかなるんだもんね。
人はいますからね。
人数がいるから。
朝日川コンテンツでなんとかなる。
この空気がいいって言って帰ってくるパターン多いと思うけどな。
フライトの話かな、多分ごちゃんってかもしれないけど。
フライトに似てるじゃないですか、だってやってるのはほとんど面と同じだから空気的には。
外の人ってもう同じテンションでやるじゃない。
別に。
これは両方共通ですね。
誰が来てようが俺らの二人でやる。
なんかハッシュタグの説明とかしないで遊べばフライトですみたいなとか。
え?みたいな方言い始めた。
でもそれでもすごいなんだこれはって怒る人はあんま来てない。
そうじゃない人にしか届いてないからかもしれないですけどね。
見た感じでもわかりますからね。
発表できれば他何でもいいみたいな。
こんな感じでやりますみたいな。
で最終的に忘れてましたってシャープ書き始める。
そういう手作り感は求めてる人は求めてるんだろうなって思うよね。
求めた側の人間だったわけですから。
外のもうちょっとしっかり整った勉強会で発表するってなったらやっぱりハードルが高くなる。
仕事レベルで準備してません。
仕事レベル。
なるほど。
発表の練習とか一回やってストップ落ちて時間かかってくる。
緩い勉強会だとそれは必要ない。
時計みたいなの一応見ますけど、外時間かなぐらいの話ここぐらいで切り上げるかみたいな感じで
きっちり準備しないと発表しちゃいけないと思ってる人がいっぱいいたらもったいないよね。
ネタ出てこない。
次回発表しますって発表でもいいじゃん。
もはや。
そうやって高校生とかも気が出なくいろんなちょっと勉強したこととかを発表してくれることで
こっち側の大人サイドも最近のフルマークみたいなのあるんだとか分かるじゃないですか。
全然違う分野とかだったら。
あの環境って学生だからすごいねとかっていうのはあんまり起きないですよね。
学生なのにここまでできるんだみたいなコメントが出るような場所じゃないから。
言い方おかしいかもしれないけど、ものすごい強い人って。
そもそも。
すごいねみたいな。
俺こんなことできないわみたいな感じの称賛の仕方ですから。
そうだよね。
よくある学生だからみたいなこと言って下に見るのはとかっていう話
外出たらさちょっと聞いたりするけど
なんかね、分かんなくはなかったんですけど
そういう現場にあまり遭遇することがなかったってような気がして。
アサイコもフラノもこうなんですけど。
だけど考えてみれば当たり前な話で
だって自分の知らないことやってるから学生も年寄りも大人も社会人も関係ない。
真摯にネタに向き合う会なのね。
で、真摯に吸収をする会です。
こんなこと俺もやってみようみたいな。
いい刺激ですよね。
そういう偏見がある人がいないっていうのは確かに特色というか特色かもしれないですね。
どうか分かんないけど、ゆるい勉強会で発表しちゃって拍つかないもんね。
つかないしね。
確かに。
ゆるいってなんだみたいな。
指切り残されても。
だからなんかそれがいいのかもね。
どっちかっていうとちょっとあそこで発表しなきゃいけないから
事前にここで発表しとくか。
練習の踏み台だよね。
権威づけ不能だもんね。
不能ですね。
権威づけしたくないですね。
ちゃんとやると格式だからさっきのフライトじゃないけど
いろいろ勝手に制限を真面目な人は貸していくけど
ゆるい勉強会無だもんな。
だってこうやってインタビューして
ゆるい勉強会のコンテンツ残そうって言って
一生懸命思い返してみても
あんまり出てこない。
苦労してやってることって。
苦労してやってる。
労力をかけないことに労力をかけてるみたいな。
そこにガードされてるからさ
試行錯誤とかなくはないけど。
変化しなきゃなっていうときは変化しますけど
結局どうやってそこの限られた場所で労力をかけずにできるか
そこに向いちゃう。
ただ場は残したいっていう気持ちはありますから。
結構シンプルだなと思ってそう考えた。
いろんなこれをやってみてあれをしてとか
そういう試してみて良かったダメだったとかっていう思い出がないのさ。
逆にすごいかもしれないな。
それで残ってるっていう話だね。
普通8人残そうと思ったらどこに協力してもらおうとか
呼ぼうとかね。
お金の管理はとかいろんな
あると思うけどなくない?
そうですね。
例えばでも
Zoomのお金払ってるみたいな話じゃないですけど
そういうことやっても続けたいなっていう気持ちがある人がいる。
確かにコミュニティー管理するというか
みんなの持ち出しで全てなんとかなってるんだよね。
一時期プロジェクター使えなくなるんじゃないかみたいな話が出たときに
加藤さんがプロジェクター買いましたみたいな。
そうだよね。
あれまた生還できてないですけど。
みんなだって本審会のときに500円余分に払うとか
別に一気に生産するんじゃなくて
マジで毎回積み立てみたいな感じで生産しようとしたから
集まらないと永遠に終わらないの。
そこはオンラインみたいな。
大丈夫かみたいな。
Zoom代もそうでしょ。
一人で家庭払ってるから
集めないとあれだけ。
私がやりたくてやってますからね。
私がやりたい間を払い続けるんじゃないですかね。
OSCのITコミュニティの勉強会みたいな場でも
言いましたけど
やっぱり人依存なんで
いなくなったら終わりなんですよね。
そうなんですよ。
最近思うのは
引き継ごうとすること自体が傲慢だなと思います。
引き継ぎって