レシテーション(暗唱法)にチャレンジしたきっかけ/通訳者のトレーニングでも使わるリテンション力UPのトレーニングとは?/感想→リテンション力は試験でも超役に立つスキルです/やっぱり英語にはマインドセットとレジリエンスも大事💪
💡今回ご紹介したフレーズ
The unglamorous work
地道な作業、仕事、華やかではない仕事など 退屈で労力を要する本質的な業務や作業を指す表現
💡今回ご紹介したメソッドについて
・英語力を飛躍させる通トレ入門 ~リテンション力を高める~
(T’z英語ラウンジさんのサイトより)
https://tz-eigolounge.jp/news/20260830/
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サマリー
本エピソードでは、通訳トレーニングのエッセンスを取り入れたリテンション力向上講座の体験談を共有。リスニングの課題克服や試験対策に役立つ記憶保持力の強化法として、チャンクでの記憶、構造把握、意味のネットワーク化などを紹介。地道で労力を要する「the unglamorous work」の重要性と、英語学習におけるマインドセット、レジリエンスの必要性を強調している。
通訳トレーニング講座受講のきっかけ
言葉と身体性の実験ログ、この番組は、英語学習をメインテーマに、言葉と身体性を行き来する表現循環の場所、
舞台の本番前の通し稽古、ドレスリハーセルのように、机の上での勉強だけでなく、声や身体を通した言語体験からの気づきなどをシェアしていく実験ログのような番組です。
はい、前回はレシテーション、暗唱法の学習についてお話ししましたけれども、そのきっかけとなった、また違ったメソッドについて今回はお話ししようと思います。
それは、リテンションという記憶保持力を高めるための講座を受講したことです。
どんな講座かというと、現役同時通訳者の方が講師で、まさに通訳トレーニングのエッセンスを使って、
リスニングやスピーキング、読解の土台を強化して、読んだり聞いたりしたものを保持する力をアップするというものなんですけれども、
ちなみに通訳でもなんでもない私がなぜその講座を受けてみようと思ったかというと、私自身、英語学習のスキルの中でリスニングにずっと課題を感じていたことがあります。
例えば、音理解はできているし、意味取りも大体出来ているんだけれども、話の全体像、結局何が言いたいんだっけ?という風になったりとか、
あと話や文章が長くなると途中で追い切れなくなるということが多々ありました。
これ、普通の会話とかだったら聞き返したり確認をすればいいんですけれども、試験とか緊張感のあるビジネスシーンとか、聞き返せない場面ってそうはいかないですよね。
試験でいうと、またリスニングだけに限らず、問題の文章だったりリスニングの問題の話の内容だけじゃなくて、その設問をどれだけ覚えていられるかというのもすごく大事じゃないですか。
そこにそのリテンション力、記憶を保持する力があればすごく有利だなと思って、これはリスニングの弱点克服以外にも幅広く役に立つかもしれないと思いまして、このリテンション力を高める通訳トレーニング入門という講座を受けてみました。
リテンション力が弱い原因と解決策
そもそもそのリテンション力、記憶保持力が弱い原因、それは何なのかというのがその講座の中で3つ挙げられていました。
1つ目が単語や文法や発音を同時に処理していて、それは脳にめちゃくちゃ負担がかかりすぎているということです。
2つ目、知らない単語で止まってしまったり、単語単独で、要は細切りで捉えているということ。
そして3つ目、意味付けが表層的。日本語訳だけで止まっていて、その話のもっとコアの部分で因果関係だったり、その話者の意図や本筋的なことをつかめていないというその3つがそうです。
そしてそれを解決する方法を伝授していただきました。
まずそれが、チャンクで覚えること。
あと、要点をキーワードとして拾って、全体を構造として捉えること。
そして、その意味をただ聞くのではなくネットワーク化するということでした。
そのネットワークというのが何なのかというと、漠然と話を追うんじゃなくて、”誰が、何に対して、どういう目的、意図で何をして、それによってどんな結果や影響がどんな範囲であるのか” というふうに意味のつながりを意識して捉えていくということです。
具体的なトレーニングメソッド
それらを踏まえた、通訳トレーニングにも使われているというメソッドを実際体験しました。
まず、”チャンクリコール” というもので、それは英文を聞いて、チャンクだから塊ですよね。
それを塊ごとに再現するというトレーニングです。
それは、話を聞いていてすごく細かく捉えすぎちゃって、全体像が見えなくなること、あと単語とか小さな単位だとやっぱり処理負荷がすごくかかるので、それをもっと塊で大きなものにして負荷を調整するというのが狙いだそうです。
そして、”意味保持型シャドーイング” これは音声の模倣型シャドーイングとは目的がまた違うもので、その名の通り意味を保持しながら追いかける構造重視のシャドーイングです。
これは追いかけるので集中力と記憶力はもちろん必要なんですけれども、流れとか展開を想像するトレーニングにもなるというものです。
そして、私が通訳トレーニングらしいなと思ったトレーニングメニューが ”ジストリコール” といって、骨子要約というものです。
骨子要約なので、骨の子と書いて骨子要約なんですけれども、要点のみを再生するというトレーニングになります。
そのコツとしては情報の重要度をいかに選別するかということと、またそれを自分の記憶から再生する。
そのことで意味の表層的理解からもっと本筋の理解へと深めるというトレーニングになります。
あとは、これは読解とかにもなるんですけれども、”サイトトランスレーション” で文章をチャンクごとに訳出したり、
あとは ”チャンクサマライジング” といって2、3文のものを1文で要約したりというトレーニングもありました。
保持力強化のポイントと教材
そのトレーニングメニューを通じて、保持力を強化するポイントとして教えていただいたのが、やっぱり声に出すこと。
あとは話の展開とか、それをただ聞いているだけじゃなくて、意味ネットワークのようにイメージをすること。
そしてそれを自分でアウトプットして思い出すという行為が、記憶を強化するということでした。
ちなみにこれをやる時におすすめなのが、練習素材としてはTOEICのPart4とか7、あとは結構メジャーなところではDMM英会話のデイリーニュースなんかがおすすめということでした。
トレーニングの感想と学び
こんな感じでですね、リテンション力を高めるトレーニングをいろいろしてみたんですけれども、
正直どのメニューにしても労力も時間もかかるし、何といっても脳のリソースも結構使うんですよね。
一言で言ってしまえば面倒くさい作業なんですよね。
でもその分、体全体を使うことで、実際ただの表層的な知識とかじゃなく、実際に血肉になる感覚が私の中ではありました。
やっぱりそういう効果があることっていうのは、大体そういうふうに地味で面倒なことの積み重ねなんだなというのをつくづく感じました。
でもリテンション力がつくことで、試験だったり会話だったり、読解にも役立つ場面が増えるなというのがすごく実感としてあったので、
その記憶力っていうのをすごく大切だなっていうのを改めて感じたことで、また違った形でそれを応用する形でどんどん伸ばしていきたいなという気持ちが芽生えて、
それで前回お話ししたレシテーションっていうスピーチを暗唱するっていうメソッドにもチャレンジしようと思ったっていう、そんな流れになります。
通訳者からの学びとマインドセット
リテンションの講座の話に戻ると、講師でもある通訳者の方がお話しされていて印象的だったことがありました。
それはですね、途中で話を見失っても、あんまり細部にこだわりすぎないで、背景や意図を想像することも駆使しながら、とにかく最後まで諦めないこと。
結局は、結構そういう泥臭い部分というか、そういうマインドセット的なことっていうのがすごく大事なんだなというふうに思いました。
なので、これは特に試験の場とかでもすごく大切で、例えばリスニング問題とかで少しでもわからない部分があったりすると、そこで止まってしまって結構心が折れそうになることもありがちなんですけれども、
それでもその時に気持ちをすぐに立ち直して諦めないで、その時の自分の持てる力でどれだけ食らいついていくかっていう、そういうマインドですよね。
もうそれは、試験に限らず英語学習すべてに当てはまることで、どんなに楽しみながら学ぼうって言っても、本質的に語学学習ってやっぱり残念だけど時間がかかるものなんですよね。
実際、日々の地味な努力とか時間とか、そういう積み重ねでしかない部分がすごくあると思うんですけれども、なのに途中で伸び悩んだりとかもするわけですよね。
そうだけれども、それでもやり続けるっていう、それを支えてくれるのが、どんなに心折れてもレジリエンスで戻ってくる力、それがめちゃくちゃ大事だなというふうに改めて思いました。
紹介フレーズとまとめ
そこで、今日ご紹介したいフレーズがあります。それは、The unglamorous work、意味は「地味な作業、仕事、華やかではない作業、退屈で労力を要する本質的な業務や作業」を指す表現です。
ネガティブとポジティブ両方の文脈で使えるんですけれども、特に良い意味で使われることの方が多いらしいです。
例えば、ビジネスやリーダーシップの文脈では、成功に不可欠なリスペクトされるべき大事な基盤という重要性を強調するニュアンスで使われたり、
あとは、語学習得の文脈だと、例えば、Mastering English requires a lot of the unglamorous work.
「英語をマスターするには多くの地味な作業が必要です」というような、本当にまさにしっくりする表現なんかもあります。
というわけで、今回は、リテンション記憶保持力を高めること、そしてその大切さについてお話をしました。
ちなみにまたその講座開催されるようなので、詳しいことは、show notesにリンクを貼っておきますので、もしご興味があれば見てみてください。
それでは、また次回のエピソードでお会いしましょう。最後までお聞きいただきありがとうございました。さようなら。
14:34
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