ブログでの作品感想
どうせ死ぬ三人。
年明けに1本目の公開の秒速5センチメートル回なんですけど、あれすごい好評でした。
なんか、ツイッター上ですごいね、コメント数はいつにもなくいろんなコメントいただきましたよね。
うん、本当にありがたい話で。で、ちょっとね、その回の感想ツイートをいくつかピックアップさせてください。
いいよ。
はい、ツイッターネームアランパーソンズプロジェクトさん。先にポッドキャスト聞いてあまりにも面白いので秒速5センチメートルを鑑賞。自分も、おい、お前、全然全然せや、いけや!ってラストで思いました。
やっぱ思うよね。
うん。
共感が得られててよかった。
うん。
全く二人は反応しなかったけど。
共感ないですけど。
ごめんなさい。
友野くんのね。
はい、続いてガンモさん。
エモノモとめっちゃ面白かった。かわいそうになるくらいムロさんの熱量が踏みにじられていてガイアから慰めたくなったけど、書ける言葉はきっと繊細なんだよね。よしよし、だと思う。
よしよししてくれてますよ。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、続いて佐藤さん。
竹富賢治先生への作品感想ブログとその展開
上水さんのバカ野郎が真っ当すぎて笑った。新海誠作品は割と好きで、ダイレクト味の素よりかは味濃くて脂多いラーメンって感じかな。みんなでガイア入れながら見る愛石食堂スタイル映画鑑賞。面白いのでおすすめです。
花束みたいな恋をしたって映画が盛り上がりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ見たことあります?
ないです僕は。
ない?
ないですか?
うん。
そんな有名なやつなんですか?
なんか話題になってましたよ。
うん。
何年か前に。
うん。
花束がなんですか?
花束みたいな恋をした。
どんな恋や。
まだ見てないからね。あんまりその。
そうだね。
まあまあそんな感じでね。映画ってやっぱり一緒に見て語り合うとね、面白かったりしますね。
映画って本当にいいですね。
いいですね。
映画っていいもんですね。じゃなかったですかね。
そうでしたかね。
モノマネがウロウボエってやつ。
結構前ですからね。
全体的に適当って。
まあまあそんな感じでね。今日はムロさんがお題を持ってきてくれてます。何でしょうか。
はい。今日は人の作ったものに対してあれこれ言うことについて。
もう言っちゃってました僕たち。
人の作ったものにね。
どんな恋やって早速言ってしまいましたからね。
あれもね、たぶんみんなすごい一生懸命頑張って考えたんですよ。花束みたいな恋をしたっていう題名を。
それに対してどんな恋やって作った人がいるんですからっていう話ですよね。
それをね、僕が生まれて初めて思ったのは2005年かな。6年かな。
なんで年号で覚えてるの。
たぶん2006年かな。
当時ブログみんなやってましたよね。
ああ、流行ったね。
はてなブログ?はてなブログやってたんですよ。2006年じゃないな。たぶん2007年だな。
はてなブログやってて、いろいろなことを書いてたんだけど。
当時ね、竹富賢治先生の鈴木先生っていう漫画。鈴木先生って長谷川裕樹さん主演でテレビドラマになってるんですよ。
結構リアルな中学校かな、学園モノの漫画で、リアル金髪先生みたいな感じの漫画だったんですよね。
リアル金髪先生って金髪先生はリアルじゃないの?
金髪先生リアルじゃないでしょ。
リアルじゃないっていうのはリアリティーがないってこと?
そうそう。リアリティー。
だって先生が泣きながら大声で演説してるときに、みんなボサーって立って人の話聞いたりしないでしょ。
シラーってならない。
なんこれ、みたいな。
感情移入してる人がクラスの5人とか10人いるのはわかるけど、40人みんな泣きながら聞くみたいなことってあんまないんだろうなと思うんだけど。
それはいいんですけど、鈴木先生の世界では結構いろいろなことがあるんですよ。
中学生ですよね、未成年のセックスの問題とか、描かれてたりとかして。
それでその主人公の鈴木先生もなんか出来ちゃった本かなんかをしようとして、それがクラスに波紋を読んだりとか。
優等生の人とクラスの不良みたいなヤンキーみたいな人みたいなのがどういうふうに評価されるかみたいな話があったりとかして。
で、結構面白い漫画で僕読んでたんですけど、それについての感想っていうか、拙い評論みたいな感じのブログを書いてたんです、結構長い。
多分一万字ぐらい。
そしたら、著者の竹富先生から一万字ぐらいのコメントが来て。
すごい。
あの、論争になったんですよね。
笑
で、もうね、本当ね、当時20、そこそこ19ぐらいの人間だったんですけど、
に、なんか非常に優しく接していただいて、もう本当竹富先生にはね。
優しく接していただいてっていうのは、なんかそのようなコメントを書いてくれる?みたいなこう、リスペクトフルな。
あの、相当厳しいこと書いてたんだけど、竹富先生。
口調も文明も厳しかったんだけど、その他方、それを書くみたいな労力を割くみたいなことにやっぱ優しさがあるなと僕は思ってて。
もう本当ここでね、特に届かないとは思うんだけど、お礼を申し上げたいと思うんだけども。
人の作ったものに対する言葉の恐ろしさ
あの、インターネットで何かを言うと、作った人に届いちゃうから、
その、届いた人から返事が来るっていうのはあり得るなと思って。
で、インターネット空間じゃなくても、別に友達同士でもいいし、一人言を言ってても、その日記帳に書いててもいいんだけど、
自分の考えみたいなものを何かに出す時って、それが原因で何かが起きてしまうことってあり得るじゃんってその時に思ったんですよね。
だから、もうあんまり何にも考えず、何か人の作ったものに対して、これクッソつまんねえなみたいなこと言うのは、別に自由だけどやってもいいと思うし、
何かその一言で、ある日突然道端で刺されてもしょうがないようなことをやってると僕は思うんですよ。
しょうがないことをやってるっていうのは、道端で刺すっていうことを肯定してたりとか、道端で刺してもいいよって思ってるわけじゃなくて、
因果が巡るよねっていう、原因と結果が起きてしまうよねっていう話。
だから人の作ったものに何かを言うっていうことは、恐ろしいことですよっていうふうなことを思ってるっていう感じですよね。
で、秒速5センチメートルの回を、面白かったんで何回も聞いてたんですけど、何回も聞いてる中でそのことを思い出したって感じですね。
いつ刺されてもおかしくないなっていうことを。
いつ刺されてもおかしくないなって思いましたね。
その時言いますよ、僕は村さんに。
なんて?
どうしたの?って。
血が出てるけど、どうしたの?って。
優しくしてって言いますよ。
刺されてるから優しくしてって言いますね。
それは優しくしたほうがいいね。
刺されちゃってるから。
そうだね。
確かにね。
ネットって本当にあれですもんね。
いろんな人が見てるっていう意識なく書いたりしちゃいますもんね。
今、エゴサとか普通っていうか当たり前のことですもんね。
それはいろんな作り手が感想を見て。
刺されるリスクはあんま変わんないけど、やっぱね、愛が大事ですよ、愛が。
愛が大事。
おお、愛。
愛が大事です。
つまり、この作品面白くない、みたいな。
そういう愛がないじゃん。
愛を持ってマイナスなことを言うとかは別にいいかなって僕は思ってて。
もちろん刺されるリスク何も変わんないよ、どっちも。
けど、生きて愛に死ぬならいいんじゃないかって思ってる。
なんてかっこいいこと言うんだ。
不要意にネガティブなこと言って刺されたら、もうさ、もともこもないけど、
愛を表現してるからさ。
死んでも仕方ないよね、それは。
やっぱり真剣勝負のつもりで言うしかないんですよね。
言う時にね。
それを言って刺されて後悔するんだったらやっぱ言わない方がいいみたいな感じですよね。
ただこの世界にはいないことになるけどね。
この世界に存在するということは、刺されるリスクがあるということだと。
インターネット上でね、例えば。
存在するということは、刺されるリスクがあると。
だからその時に、何も言わないってことは存在しないってことだし、
何か言うってことは刺されるってことなんだが、
愛を持って刺されるか、愛がないが刺されるかみたいなのが違いなので、
僕は愛を持って刺される人間でありたいと思った感じですね、今の話を聞いて。
違いされて刺されるみたいなね。
それ愛だったんだけどみたいな。
まあでも納得感ありそうですね、それだったら。
エコーチェンバーの危険性
あのね、ちなみにほら、僕、時々ネット上に名前が出てとか、
ツイートがすごいバズったりとかしてみたいなことってあるんですよ。
今のアカウントじゃない、昔のアカウントなんですけど。
それで、すげえめちゃくちゃなことを言ってくる人っているんですよね。
で、そのめちゃくちゃなことを言ってくる人に話しかけたら、
だいたい9割5分くらいの人間謝ってきますね。
本人なんですけどって言ったら謝る、だいたい。
怖いんだと思うんだけど、怖いだろうなと思ってやってるんだけど。
脅かしてるんですね。
どうなるかなと思ってやってるんだけど、だいたい謝る。
じゃあ言わなきゃいいのにって思うんだけど。
そうだね。
想像してなかったんだろうね、だからそういうそこまでね。
謝らない5分の人は、僕の観測だと、だいたいずっと何かに文句を言ってるみたいな。
あれですよね、その生き甲斐になってるとさね、文句の。
なんかね、生き甲斐とかじゃなくて、たぶん認知がおかしい。
なんかそういう、その時に謝らなかった人って、僕いくつかTwitterでフォローとかしてないんだけど、
僕あんまりそういう強烈なことって忘れらんなくて、頭の中にアカウントとか覚えてるんですよね。
で、時々検索したりとかしてるんだけど、
その5分の人たちって、だいたいが反ワクチン、ロシア支持なんですよ。
これすごいな、反を押したように全員反ワクチン、ロシア支持なんですよ。
から、まあ、押して知るべしって感じだなって僕思ってる。
なるほど。
なんか、そのワクチンを反対してる人も別に、なんかゆえあって反対してるんだったらいいんだけど、
なんかそういう人たちの反ワクチンの人たちって、たぶんね、同じ界隈でエコーチェンバーになってるから、
言い方が全部一緒なんですね。論理構成みたいなのが全部一緒で。
すいません、エコーチェンバーってビジネスパーソン語ですか?
エコーチェンバーは、もしかしたらギリギリビジネスパーソン語かもしれない。
もともとはね、違うかもしれないけど、ビジネスの場でも使うよね。
使う。
ああ、そうなんですか。どういう意味ですか?
エコーチェンバーって、なんか小部屋みたいな閉じたところなんだけど、
その中で声が反響するみたいな。小さい閉鎖空間で音が反響しちゃうみたいなので、
小集団でみんなが同じことを言うみたいな。そうすると全員同じことを言ってるような気持ちになっちゃうみたいな。
だからその反ワクチンの人たちは反ワクチンの人としか喋らないから、
なるほど、そっかそっか。
全員が反ワクチンのことを考えてるって思うんだけど、
それは少数の人たちがお互いの声が反響しているだけで、事実じゃないみたいなやつをエコーチェンバーって言う。
プロパガンダとリスク
なるほど。ツイッターとかで多そうですね。
多そう。
めっちゃ多いと思うよ。
多いと思う。
なるほど、ありがとうございます。
みんな論理体系が一緒なんで、なんか似るんだと思う。
なるほどね。そっか。恐ろしいっすね。
ロシア支持の人たちとかも、ロシア支持するっていうのは色々な立場があるから、全然僕はあり得ると思ってるんだけど、
なんかそういうアカウントの人たちって全員同じ動画を参照してるんだよね。
へえ。
回戦したばっかりの時にドネツク州にミサイルが落ちて、ロシア系の市民が亡くなってるんだけど、
それがウクライナの虐殺だっていうのをお話をしてて、
そのウクライナ政府がロシア系住民をすごく虐殺してるからロシアの信仰は正当なんだっていう論理構成、
まあだからロシアのプロパガンダ通りの論理構成をしてるんだけど、
その元となる動画がみんな一緒なの。その一つの動画しかない。
なるほど。
その、なるほどねっていう感じ。
刺されるっていう割にはリスク取りに行きますね。
確かに。確かにこれ現実的にありそう。
いや、なんかそのしょうがないよね。もう戦うしかないからさ、
その辺はなんていうかな、その辺はポジションポジションがあるから戦うしかないからしょうがないかなと思ってて、
僕が言ってんのは、僕がその刺されるっていうのは、
アレコレ言うことに関して
なんかもうちょっと人が一生懸命作ったものに対してなんか言うみたいなことに関して、
なんかその作った人みたいなのがどう思うかみたいな問題ってありますよっていう、
その人が傷つくかもしれないし、ただ傷ついてくれるみたいなんだったら、
その批判した我々みたいなものは儲けという槍毒だけど、
その人から突然報復されるみたいなことってあるからみたいなことを思ってるみたいな。
道端でただ刺されなくても、僕みたいにブログで一万字の評論書いたら、
その一万字の返事が来るみたいなことがあったら怖いでしょっていう話ですよね。
まあね、すごいエネルギーですよね、報復って。
帰ってくるつもりで書かないといけないですね。
そうそう、僕竹富先生と豪福ぐらいしたんだよね、コメントで。
ガッツリやり取りしてますね。
結構ガッツリやって。
どう着地したんですか?
なんかね、竹富先生のおっしゃっていることの方が論理的に筋が通ってますねっていう感じのラストだったと思う。
僕はこの点こう思うけど、それは僕の感想だからもうあれなんだけど、
その部分の描写に関しては竹富先生の意図はわかりましたみたいなラストだったと思う。
いい着地してますね、それ。
ここで折れたら負けるみたいな人もいるじゃないですか。
そうなるともうしんどいですよね。
しんどいね。
僕のわからない世界ですね。
復讐というのが。
そうそうそう。
全く僕の文化にないんだよ、復讐する文化が。
でも考えてみたら、例えば傷つくっていうか傷つけられることを恐れていたら何も意見の表明ができないですもんね。
なんか何かを言うっていうことはさっきもみずさん言ったけど、
アリーナに登っちゃうってことだから、リングに上がっちゃうってことだから、
突然殴られても別にルール違反じゃないっていう話になっちゃうんだと僕は思ってるんですよね。
けど僕たちがインターネットで何か言うときとかって基本的にリングの上に登ってる自覚がないから。
そうっすね。
それやべえよっていう感じ。
確かにな。
もっと言うとインターネットじゃなくても別に喫茶店で話してても隣に筆者がいないみたいなことって何の保証もないわけじゃんっていう感じ。
そうっすね。すごいなあ。
いやーなんか布人に関しての意見があれば言ってもらいたいっすね。
刺される覚悟でいいのみんな。
こんな感じですかね。
どんな感じなんだろうね。
一同 笑
お便りを募集しています
番組では皆さんからのお便りをお待ちしております。その際リングに上がるつもりでお願いします。
感想、普通のお便り、話してほしいネタなど何でも大歓迎です。
ハッシュタグ布人でツイートするか、概要欄に載せているメールやフォームでも大丈夫です。
特命希望の方はお便りフォームからどうぞ。
ではまた次回も聴いてください。ありがとうございました。
ありがとうございました。