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2025-10-19 30:18

150. 星野源が抱くMAD HOPEと山下達郎のPerformance

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今回は今週見た星野源さんの「MAD HOPE」と山下達郎さんの「Performance 2025」のライブについて。

達郎さんの「全く変わらない」パフォーマンスに対して、星野さんの歌い方やMCからは「人は死ぬ、だから今を楽しむ」な人生観「MAD HOPE」な変化を強く感じ、2つの対称的なライブについて話してみました🎙️

その他、今週の美味しいものニュースから「吉はし」から栗きんとんについても。


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サマリー

このエピソードでは、星野源と山下達郎のライブパフォーマンスについて語られています。特に、星野源の「マッドホープ」ツアーが際立っており、彼のライブは人生観や音楽の変化を反映し、観客との対話を重視したスタイルに進化している様子が伝えられています。『マッドホープ』では、人生感や死生感をテーマにした演出が印象的で、未来に希望を感じさせる内容です。一方、山下達郎のパフォーマンス2025は、50周年を記念して変わらぬスタイルで歌い上げ、多世代に響く楽曲が特徴です。星野源が抱くMAD HOPEと山下達郎のパフォーマンスに焦点を当てたこのエピソードでは、二人の音楽的影響やスタイルについて深く掘り下げられています。彼らの演奏は聴く人々に感動を与え、聴覚だけでなく心にも響く特別なものです。

ライブの感想
久しぶりにライブに行ってきたんですよね。
行きました。
今週、山下達郎さんのライブと、星野源さんのライブ。日本のキングオブポップですよ。
キングオブポップだけど、ちょっと、なんか、今、現時点でさ、現在地がさ、なんか結構大局にあるのかなっていう感じが。
そうですね。
したね。
そうですね。
まあ、日本のトップオブトップの2人ではあるけど。
はい。
演奏とかクオリティー、やっぱすごいお互い高いなと思ったんだけど、割と結構見え方というか捉え方が結構違ったなっていう感じが。
そうだね。
印象に残りましたね。
うん。
今週はですね、この2人のライブについてちょっといろいろ話をしていこうかなと思っております。
星野源のマッドホープ
はい。
こんにちは、katsumaです。
こんにちは、daikokuです。
dining.fmは、katsumaとdaikokuが、映画・ドラマなどのコンテンツの科学を中心に、ファッション・スペース・ホテル・マンションなど、我が家で話題のトピックをお届けします。
はい。
はい。
というわけで、久しぶりに音楽の、ライブのコンテンツについて話をしたいかなと思います。
はい。
今週見たライブが、冒頭で話した通り、山下達郎さんのパフォーマンス2025っていう、毎年やってる全国ツアーの東京公演ですね。
はい。
と、あと、星野源さんのマッドホープっていう、今年やってたライブの全国ツアーのファイナルっていうところを見てきましたっていうところですと。
先に、記憶に新しい星野源さんの方を話をしていこうかなっていうふうに思うんですけども。
今回が、源っていうアルバム、このアルバムが出たっていうことを記念してというか、それのツアーでしたと。
6年ぶりだったんですよね。
久しぶりだね。
そうですね。我々が前回見た星野源さんのライブが、多分東京ドームのやつかな。
そうだね。
多分そうだと思うんですよね。あれコロナギリギリ前だったのかな。前だったのか後だったのか、記憶があやふやなんですけど。
東京ドームと、埼玉でも見たね。
埼玉スーパーアリーナっすね。ドームが多分ポップウィルスのアルバム出たときで。
確かに確かに。
埼玉スーパーアリーナがイエローダンサーから、あのアルバムが出たときかなっていうふうに思うんですよね。
それ以来の、我々としては星野源ライブっていうことだったんですけど。
この源っていうアルバムが、いろんなインタビューとか見てると、もう僕は伝えたいものは何もないですとか、完全に悟りを開いた感じの言葉をよく言われてて。
アルバムの中にも入ってるこのマットホープっていうキーワード、曲ですね。
これをそもそも最初は仮タイトルにしてたらしいんだけど、マットホープっていうのは、よくも悪くも結構キャッチーな言葉で、
この言葉がひとり歩きすると、伝えたいものがあるというふうに捉えられてしまうっていうふうに思ったらしくて、やめて源っていう名前のものにしたらしいですね、これは。
そうだね。意味深だもんね。
そうだね。だし、この後も話すんですけど、割と本市野源さんの今の感覚みたいなところが、すごい表現された言葉がこのマットホープなんだなっていうところは、すごい感じたところがあるんですよね。
ライブの実際の話をしていくと、演奏はやっぱりめちゃくちゃかっこいい感じなんですよね。いつものような感じで。
そうだね。
なんだけど、僕個人的な感想を言うと、音楽ももちろんいいんだけど、音楽以外に終始この星野源さんの今の人生感みたいなところが、あらゆる場所ににじみ出てる。
そうだね。
ライブ演出、演奏、歌い方みたいなところが多かったなっていうふうに思ってて、本当にもうずっとですね、人は死ぬと。
なので、今を楽しむ。なので、楽しむために、もう僕は好き勝手にやらせてもらいますっていう、なんかそういう姿勢をめっちゃ感じちゃったんですよね。
だから、最後に見たライブからすると、観客、オーディエンスとすごく対話してる感じがしたんですよ。
たびたびさ、このポッドキャストでも言ってるけどさ、夜音の時の星野源にちょっと近い感覚のライブの仕方というか、
割とそのね、私たちすごい最上階のさ、8階席って言われるところにいたんだけど、
今回めっちゃね、めっちゃ遠かったよね。
遠いから、すごく気にかけてさ、星野源から語りかけてくれるような感じとかさ、結構そういう時間が長くて、結構時間とってくれたじゃない。
しっかりこっちにさ、気を使ってくれてて、オーディエンスに対する気の使い方っていうのが、最後に見た時よりもさらに強くなってるような印象はちょっと受けてて、
たしかに。MCみたいなところも、やっぱりdaikokuさんの言う通り、結構変わったなっていう。
いや、そうなのよ。
変化する音楽スタイル
今までは、前回の6年前の話になっちゃってあれではなんですけど、やっぱりポップスを作ろうとするというか、ファンを楽しむためのものを作ろうとする、そういうMCみたいな感じの温度感が多かったかなっていうふうに思うんだけど、
今回とか、自分が今感じたこと、思ったことっていうところを、しっかりお客さんに対峙しながら話をしようとしてるみたいなところが強いなと思ってて、結構沈黙というか黙るときが多かったじゃないですか、今回。
ラジオっぽいっていうか、すごいしっかり考えて話をしようとしてるっていうのが、なんか感じたんだよね。
だから、しっかりお客さんの顔を何回も確認してたじゃない。だから、一期一会じゃないんだけれども、今までって割と振興があって、それに合わせてMCをこれを言って、あれを言って、決まったことをこなすみたいな感じではあったんだけれども、
今回感じたのは、そこにいるお客さんに合わせて、しっかりそのときに伝えたいこと、言うことっていうのを自分の言葉で伝えようとしてるんじゃないかなみたいなのがちょっとあって、だから、しゅうし、真剣なのよ。
そうそうそうそうそう、わかるわかるわかる。
今までって、うわーみたいな感じでやってた時間長かったんだけど。
どうもー、節の元でーす、みたいなの。
ああいうノリが少なかったよね。
めちゃくちゃだから、しっかりこっちと会話しようとしてる感じがちょっとしてるっていうのと、
そうだね。
なんだけど、なんか物悲しさ、諦めみたいな、ちょっとした絶望的な、言葉にしちゃうと本当にネガティブになっちゃうから、言葉にしていいのかわかんないんだけど、そういうちょっとネガティブな気持ちが少し表情に出てるというか、
そうだね。
不安になっちゃう感じは少しあったんだよね。今まで、ポップに音楽をただ単に星野源の音楽を楽しむみたいなライブだったんだけど、本当に星野源自身と対峙させられてる感じはちょっとしたんだよ、私は。
わかるわかるわかるわかる。
だからなんか、いろいろあるんだろうな。
そうだね。いろんなインタビューでも、コロナ禍は本当にいろいろあったみたいなことをすごい言ってたので、詳細何なのかはよくわかんないんだけど、そういうところの言ってたことが、ライブでもなんかにじみ出てるっていうところが多かったね。
顔にも出てると思う。
表情が全然違ったもんね。
隠そうとしてない。
確かにね。
ありのままの星野源を多分見せてくれたんだと思うんですよ。だからこそ、今まで取り繕っていたであろう部分との落差が激しくて。
そうだね。なんか演じてた星野源が全部なくなったところがあったね。
だけど、ライブの中盤で弾き語りしてたんだよね。あそこでデビュー当時の曲を2曲ぐらいしてくれてさ、ギターの弾き語り、あれを聞けただけで私はすごく満足したんだけど、なかなかしっとりした感じで歌ってくれることって最近なかったからさ、
あれが生で聴けたっていうのはすごい良くて、ただ歌い方とかも年を重ねて、こっから先っていうところで変化があったりとかしてさ。
歌い方とか演奏の仕方みたいなところもちょっと変わってきてるなっていうところは思ったところがあって、
少し前で話した、今を楽しむために僕は好き勝手にやらせてもらいますじゃないけど、演奏も基本原曲ベースっぽくはあるんだけど、
例えばソロパートみたいなところはかなり大きく崩してきて、ギターソロガンガン入れたりとか、サックスガンガンソロパート入れたりとか、その辺とかは今までのアレンジともちょっと違うかなっていう風な印象があったりとか、
あと一番僕は大きく違うなって思ったのは、星野芸人さんの歌い方が明らかに変わってて、
その抑揚の付け方とかメロディーの当て込み方とかが原曲よりなんかちょっと8分の1、16分の1ずらして歌うみたいな感じの、
そういう歌い方が1曲2曲とかじゃなくて、結構大半の曲はそういう歌い方してたなっていう風に思ってて、
好き勝手僕は歌わせてもらいますみたいな、なんかこういう歌い方今まであんまなかったなっていう風に思ったんですよね。なんかその辺がすごい変わったなって感じだったかな。
なんか今回そのKアリーナでやったんだけれども、会場の規模感とかも相まってさ、今まで結構あの星野源ってすごいやっぱ遠い存在になったんだなみたいな、
ちょっと寂しい気持ちあったんだけど、なんかまたぐっと距離が近く感じたというかさ、今回のライブに。
そうだね、ある意味人間味があるっていうところなのかもしれないですね、これは。
なんかちょっとなんかドキッとしたというかさ。
そうなんだよね。なんかね、やっぱ全体を通じて曲だけを純粋に楽しみきれなかった自分がいるんですよ。
なんか大丈夫かみたいな。
いやそうなんだよ。
不安というかなんだろうね、なんかよくわかんない感情が50%くらい自分の中にあって。
締めてるんだよね。なんかその楽しみきれないっていうかさ、楽しいは楽しいんだけれども、これを単純に楽しんでいいのかっていう疑問符がやっぱり心のどこかにある感じではあったんだよね。
だから、なんかやっぱりさ、歌ってる表情とかを見てると、なんか大丈夫なのかなってちょっとした不安がよぎったりとかはする感じではあったんだよね。
そうなんだよね。
今回のそのアルバムの中に入ってる曲で、ユリーカ、エウレカっていうタイトルのものがあるんですけど、それはなんかこう言い見合いとして、なんか分かったみたいな感じのニュアンスの言葉だったり。
星野源のマッドホープ
この分かったってだから結局その人生感じゃないけどさ、もう人は死んじゃうんだからさ、みたいな感じのところのニュアンスがやっぱあるのかなみたいなことだったりとか。
一番最後が歌ってもなかったんですけど、SEで光のあとホワイっていう曲が最後流れてて、消えてゆくのになぜとか、ただ忘れたくない思い出を増やすなど、出会いは未来だみたいな感じの、なんかちょっとこう絶望感の中で、少し未来があるかもしれないみたいな感じのところで終わっていくっていうようなその構成だったりとか。
なんかやっぱりそのアルバムの中に入ってる人生感の考え、死生感つってもいいかもしれないけど、なんかその考え方みたいなものがそのライブの全体の構成の中でも滲み出てるなみたいなところが、やっぱすごく感じたライブだったなってところですね。
もう何があったのっていう感じになっちゃうんだけれども。
まさにマッドホーブだわっていうふうに思っちゃったんですよね、ほんとに。
でも、伝えたいことはないんでしょ?
ない。ないっていうことがすごい伝わったって感じだったな。なんかたっかんしちゃったなっていうところが。
だからいろんなインタビューを見て、それは認識してたんだけど、それをなんかまざまざとより実感したみたいなところがあったなっていう感じでしたね。
そうね。なんかちょっと心配をしながら広に着くっていう、ちょっと不思議な体験にはなっちゃった。
不思議な感じだった。なんかもう会場としてはすごい盛り上がってね、だいぶいい場ではあったんですけど、我が家はちょっと心配になるところがあったなって感じでしたね。
っていう、星野源さんのマッドホープっていうライブだったんですけど。
一方で、山下達郎さん、パフォーマンス2025、このライブにも行ってきたんですけど。
このライブは達郎さんがシュガーベイブでデビューしてからちょうど50周年だったんですね。今年は全然じゃなかったんですけど。
それを記念してみたいなところで、ちょっと昔の曲とかもやりつつみたいな感じだったんですけど。
達郎さんはですね、星野源さんの、ある意味対局と言ってもいいかもしれないんですけど、昔から何も変わらない方みたいなものをずっとリピートし続けながら、今に至るみたいなところ。
そこを改めて強く感じたっていうところがあるよね。
この人は最初からデビューした当時から、やりたくないことはもう一切やらないって決めて、我が道を行ってるから。
だからなのかわかんないけど、ずっとポジティブな気しか発してないっていうかさ。
そうだね。だから自分のやりたいやり方でファンに対峙するっていうのはすごい感じたところはありましたね。
でもツンデレ具合がすごいじゃん。ライブ聞かないとちょっとわかんないんだけどさ。
漫談家でしょ、完全に。
達郎漫談がすごいじゃん。
綾野康二、気ままローだったからね、完全に。
初めての人はびっくりすると思うんだけどさ、達郎漫談がすごいんですよ。
そうだよね。若干皮肉めいた感じで、シニガルな感じで。本当ツンデレだよね。
達郎さんのライブ、我が家的には3,4年ぶりぐらいだったのかな、多分。
だけど何も変わってなかったね。
本当に声がまず変わらないし、声量は本当にね。
やばいよな。
本当に何も変わってない。意味がわからないよ、マジで。
数年前と全然変わってないけどみたいな。
この歳でまだ何も変わらないってどういうことやねんって感じだったけどな。
なんかちょっと高音が出にくくなるとか、普通だったらあると思うのに、伸びやかな高音をガンガン出しててさ、やらすごかったね。
達郎さんは本当に変わらないっていうことが、変わらないすごさっていうのが各所で感じましたね。
まだいけるみたいな感じだったもんね、最後の方ね。
余裕は全然感じたなって。
だからさ、言ってたのがさ、途中でシュガーベイブの曲をやったんですよね、何曲か。
その時に大抜き太鼓さんと一緒にやってた曲をやりますと。
ただ、大抜き太鼓さんは本当だったら呼びたかったんだけど、このツアーにずっと連れ回して、何十カ所呼ぶのは無理だから。
俺が歌うけどなみたいな感じで言ってたじゃないですか。
だから今回はツアーのバンドメンバーがコーラス、大抜きさんパートを歌ってたらしいんですけど。
あれもさらっと言ってるけど、なんかすげえこと言ってるなって感じはあったよね。
だからさ、大抜き太鼓さんとパンフレットで対談してる。
知ってたよね。あれ変えればよかったな。変わらなかったんだけど。
山下達郎にいじめられてた話をずっとしてるみたいな。
言ってたよね。
言ってたじゃん。
本当に面白かったな。
演奏は本当に相変わらず、これはCD音源買うぐらいの感じの。
そうなのよ。あれがすごいよね。
完璧な演奏で。
演奏も完璧なんだけど、やっぱり生で歌ってる歌声がCDかと思う。
異なるスタンスの二人
錯覚してしまうぐらいいいのよ。
CDのゴリを上げただけなのかなぐらいの感じだったからね。
本当に声の質とかも全部音源と一緒の状態でライブで聴けるってなかなかないよ。
達郎さん自身もね、変わらずギター上手いんですよね。
そうなのよ。
最初の1曲目のスパークルのカッティングは相変わらずカリッカリだったし。
よくこんなカッティングをずれずにちゃんと歌いながら弾けるなって僕はずっと思うんだけど。
本当に素晴らしいライブだったなってところは思いますね。
僕が達郎さんの他のインタビューで見て、なるほどなって思ってるものが1個あって。
達郎さんのポリシーとして、最近だとね、海賊版なんかで海外でも達郎さんすごい人気が増えてますから。
海外でのライブ活動とかやんないんですか?みたいなことよく言われるんですけど、絶対やらないです。
配信は僕は一生やんないみたいな感じで、海外の活動もやんないと。
それは何かっていうと、日本のどこかで真面目に働いているファンのために僕は演奏したいし歌いたい。
それが僕に課された責務だと思ってますっていうのをいろんな場所で言ってて。
そこは自分に課してるようなところがあると思うんですけど、自分がそれをやるべきだと思ってるからそこに尽くしてるっていう。
そのスタンスは星野源とちょっと変わってきてるというかさ。
確かにね。
星野源は今どんどんどんどん自分自身に向かってると思うんですよ。
ファンのことも見てるけど、自分がやりたいことに徹しますよっていうところに。
だからそこがお互い二人とも日本のキングオブポップであるけど、やり方みたいなところはちょっとずつずれてきてるというか。
違うところを向いてるんだなっていうのが、二つのライブを見て感じたところではあったなってところでしたね。
ヤマシタ達郎のツンデレで難しいところが、海外にではやりませんって言いつつも、海外から指示されるとか評判がいいっていうことに関しては。
気にしてるよ。
気にしてるし、ちょっと評判いいですよって聞けば嬉しいし、なんだけどサンプリング音源が出ちゃう。
MCで言ってたりとか。
この曲は一番サンプリングされてるみたいで。
めっちゃちゃんとチェックしてる。
実際達郎さんはスポーティファイで配信しないけど、スポーティファイの最新チャートとかはめっちゃチェックしてるらしい。
そうなんだ。だからトレンドは気にしてるってことだね。
トレンドはめっちゃ気にしてるらしい。
でもね、ヤマシタ達郎の曲って色褪せないっていうか、どの年代の人が聴いても違和感のない作詞をしてるんですよ。
だからポケベルが鳴らなくてじゃないんですよ。
確かにね。時代を象徴するアイテムみたいなものが出てくるわけではない。
トレンドにこびてないから、歌詞が。
だから曲調はちょっと取り入れることはあるかもしれないけど、作詞する時のルールとかあるのかな?
気にしてる部分はあると思うんだけど、全世代が受け入れられる作詞にしてるんだなっていうのは、すごく強く感じたかな。
そうね。それはあるね。
50年前とかって言われても、今聴いたって結構新しく感じちゃうじゃない?
そうなんだよね。
いいものって年代問わず、何年経ってもいいっていう、それの最たる例なんですね、ヤマシタ達郎。
確かにね。
今回のライブ聴いてて、改めて。結構振り返りみたいな感じで、デビュー当時の曲とかやってくれたんだけど。
70年代から10年ごとに1曲ずつやるみたいな感じのことやってたんですよね、今回は。
デビュー当時の曲とかも全然新しく感じたし、かっこよかった。ほんとよかった。
そんな感じですかね。お互い2つともいいライブではあったけど、感じ方はね、当初期待してたより多く違ったなっていうところがあったのが、とても印象深い1週間だったなって感じでしたね、今回は。
1日しか明けてないもんね。
結構連続して聴いたんで、より差が激しかったというかね。
感じたところがあったね。
そうだね。
そんな感じですかね。という2つのライブでございました。
で、続きまして。
今週のおいしいものニュース。
今週はですね、たびたび出ております和菓子縁日。
今年最後の和菓子縁日が先日ありましてですね、こちらでちょっと購入した商品を紹介させていただきたいんですけれども、
石川県の金沢にある和菓子屋さんのヨシハシさんっていう、こちらのお菓子屋さんはですね、お茶席とかでね、よくね、常生菓子使われてて人気が高いんですけど、
こちらの栗きんとんをですね、今回運んでいただいて、購入してきたんですけれども、
なんと材料が栗とお砂糖のみっていう、
本当にどシンプルな栗きんとんだったんですけど、容器を開けた瞬間に香る栗の香り。
もうね、本当に石川県のお菓子屋さんなんで、もしかしたら石川の栗使ってんじゃないかなと思うんだけど、
私がそのちっちゃい時に親戚が拾ってきた栗を茹でて食べた時の香りそのものなんですよ。
だからちょっとね、
なるほど、石川が詰め込まれた。
おいしん坊第8巻の京極マンタロウのような感じになりました。
なんだこれは、そういうシーンあるんですかこれは。
はい、ちょっと調べていただきたいんですけれども、
これね、すごく有名なシーンなんですよ。
カイバラユーザンが対決してるわけなんですけれども、
あゆの場合なんですね。
そのあゆの産地、取れた産地が違うんですよ。
京極さんの生まれ育った土地のあゆを使ったのがカイバラユーザン。
そのカイバラユーザンのあゆを食べた瞬間の京極さんの顔。
そう、これが今回クリキンとも食べた時の私の顔ということで。
なんちゅうもんを食わせてくれたんやってっていうことでね。
なるほど。
その時の顔になったと。
いや、ほんとそうなんですよ。
だからもう香りだけで、
古の、私の幼少期のですね、
記憶が呼び起こされて、
もうちょっと香りだけで30分ぐらい、
めでていたっていう。
だいぶやな。
状態ではあるんですよ。
これが私にとっての至高のクリキントン。
ではありまして。
なるほど。
幼少期にシカワの栗を飲んで食べてないと、
ちょっとこういう気持ちにはならないと思うんで。
そりゃそうだろう。
その思い出補正めちゃくちゃある状況に、
とざまはなれんやろ、それは。
なんだけれども、
クリキントンってなると、
結構栗の扱いって難しくって、
結構パサついちゃったりとか、
口入れた瞬間にさ、
口の中で水分吸われちゃったりとかする感じすると思うんですけど、
この吉橋さんのクリキントンは、
ほんとになめらか。
口当たりがもうほんとに、
ヒヌ食ってんのかみたいな感じの。
ヒヌ食っちゃいかんけど。
なるほどね。
本当に常生菓子を食べてるかのような舌触りなんですよね。
だからお菓子としての完成度も非常に高くてですね、
これはぜひ今週のおいしいもの入手で、
ご紹介させていただきたいと思いまして。
これは僕もいただいたやつですよね。
一口だけ。
本当にワンピースですよ。
小さじ3分の1ぐらいだけいただいたんですけど。
でもね、クリそのものを食べてるような感じはあって、
明らかにそこら辺のクリキントンとは別格ではあった。
そこは感じましたよ。
石川のクリの特徴とすると、
結構野生みあふれる香りしてるんですよ。
長野とか他の産地のクリで言うと、
結構フルーティーな香りしたりするクリもあるんですね。
だけど結構独特な香りがしていて、
山を感じるって言ったらいいのかな、どちらかというと、
そういうちょっと土臭さみたいなのが含まれてるクリの香りではあるので、
ちょっと香った瞬間にガクンと幼少期を、
幼少期までちょっとタイムスリップするみたいな感じではありましたよ。
すごいクリキントン。
多分あんまり石川のクリって市場に出回らないと思うんで。
石川とクリがあんま繋がらないというか。
繋がらないでしょう。
クリあるんだって感じだったもんね、話し聞きながら。
多分石川だけで消費してると思います。
そういうやつな。
和島の山にもクリ結構生息してて、
のとぐりっていうブランドで出してるところあるんですけど、
それはもう予約で買えないんですよ。
年間通して予約でもう締め切られちゃってるんで、
一瞬で高島屋とかに出したりとかしてる期間あったみたいなんですけど、
今はもう完全に出してないんじゃないかなと思いますね。
あんまり世に出てこないものにはなると思うんですけど、
吉橋さんのクリも石川のクリ使ってるかはちょっと表記がなかったから、
わかんないんですけど、
もし食べる機会ありましたら、
石川のクリの香りに近いよっていうお伝えだけはしておきます。
石川っぽいぞと。
以上でございます。
吉橋さんのクリキントン食べる機会あったら、
ぜひぜひ石川のことを思い出していただきたい。
石川のクリってこういう香りなんだからみたいな感じでね、
食べていただけるといいかなと思います。
ありがとうございます。
じゃあ今週はこんな感じですかね。
このエピソードを聞いて番組を気に入ってくださった方は、
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エピソードの感想はYouTubeのコメント欄や番組概要欄からリンクしているお便りのホームからもお願いします。
では今週はこんな感じでございます。お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
30:18

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