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あの遊園地によくある噂で、ジェットコースターは一番後ろの席が一番怖い、みたいな話って聞きますよね。
今日はリスナーのあなたと一緒に、この話題について深掘りしていこうと思います。
はい。あれって単なる感覚的なものとか、思い込みだって思われがちなんですけど。
ええ、まさに。でも実はこれ、今回はプチメタ3.0というブログの考察記事をベースにしているんですが、
ガチガチの物理学で説明できちゃうっていう、かなり面白い内容になっているんですよね。
そうなんです。ただ、これを聞いて、いやいや、一番前が一番怖いでしょって思う人も多いと思うんですよ。
いや、本当にそうですよ。だって一番前だと視界が広く開けてて、これから落ちるレールが丸見えじゃないですか。
ええ、確かに視覚的な恐怖はありますよね。
それに、そもそも車両って全部ガッチリ繋がってるんだから、前に座ろうが後ろに座ろうが、スピード自体は全く同じになるはずですよね。
座る場所で怖さが変わるなんて、正直気のせいなんじゃないかって。
スピードについて言えば、全部繋がっているので、全体の速度はどこに座っても確かに同じです。
でも、ここで見落としがちなポイントがあって、ジェットコースターにはエンジンみたいな動力が積まれていないっていう事実なんですよね。
ああ、そうか。自力で走ってるわけじゃなくて、重力だけで下り坂で加速して、上り坂で減速する仕組みになってるわけですね。
その通りです。で、ここからがすごく面白いところなんですけど、加速とか減速のタイミングを決めるのは、実は先頭の車両じゃないんです。
え、違うんですか?先頭が落ち始めたら加速するんだと思ってました。
これが違うんですよ。連結された車両全体の重心、つまりだいたい真ん中あたりの車両が今どこにいるかで全体の動きが決まってくるんです。
ちょっと待ってくださいね。えっと、頭の中を整理したいんですけど、つまり先頭に乗っている人が頂上を越えて下り坂に入ったとしても、真ん中にある重心が頂上を越えるまでは、まだ全体としては減速している状態が
続くってことですか?
まさにその通りです。
なんかそれって、真ん中にいるリーダーがよし走れって合図を出すまで、先頭の人は下り坂の途中でずっと宙ぶらりんにされている、えっと綱引きみたいなものですよね。
あー、その綱引きのイメージすごくわかりやすいですね。真ん中の人が坂を下り始めるまで、前の人はまさに早く進ませてくれよって待たされている状態になるわけです。
なるほどな。重心が全体の動きを支配しているからこそ、コースのどこで加速してどこで減速するかっていうタイミングが座席によって全然違ってくるんですね。
そういうことです。だから最前列の人は頂上を越えてしばらく立ってから、下り坂の途中でやっと加速し始めることになります。
え、じゃあ一番スピードが出てるはずの谷底に到着しても、まだ加速しきってないってことですか?
はい。重心がまだ下り坂の途中にいるので、トップスピードに乗る前に一番深いところを通過してしまうんですよ。
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なんだかスピードのピークっていう一番おいしいところを最前列は微妙に逃し続けてる感じがしますね。
そう言えちゃうかもしれませんね。
じゃあ噂の最高日はどうなるんですか?
最高日は全く逆の体験をすることになりますね。
最高日の車両が頂上に差し掛かる頃には、重心はもうとっくに頂上を越えていて。
あ、もう車両全体が下り坂で目いっぱい加速してる状態になってるわけだ。
そうなんです。つまり最高日の人は頂上を猛スピードで下へ引っ張られるように通過するんですよね。
うわ、それはすごい。ということは頂上で体がふわっと浮くような感覚も。
はい。強烈なマイナス時、いわゆるエアタイムが生まれるんです。
そしてそのまま最高速度に達した状態で谷底に突入するので、今度はシートに体が強く押し付けられるような。
強い重力、プラスGも味わえるってことですよね。
そうですね。
頂上での強烈な浮遊感から谷底での押しつぶされるような重力まで、フルコースで味わえるわけですね。
そうなんです。
ジェットコースターの本当の醍醐味は、連結された車両全体の重心が生み出す物理的な魔法によって最高日で最大化されるというのが結論になります。
いやー、リスナーのあなたも次に遊園地で絶叫マシーンに乗る時、前の景色が見たいからって最前列に走るのはもったいないですよ。
一番ヤバい体験をしたいなら迷わず最高日を陣取ってくださいね。
単なる都市伝説じゃなくて、しっかりとした物理の裏付けがあったっていうのが本当に面白いです。
科学的な視点を持つと普段の体験がさらに面白くなりますよね。
でもちょっとふと思ったんですけど、もし遊園地側が意図的にすごく体重の重い乗客たちを一番後ろの席だけに極端に集めて乗せたら一体どうなるんでしょうね。
それは恐ろしいですね。車両全体の重心が本来あるべき真ん中から大きく後ろにずれることになるので。
ですよね。重心が極端にずれることで、いつものコースだが全く予測不能な別の乗り物に変わっちゃうんじゃないですかね。
加速のタイミングが完全に狂って設計者の意図しない恐ろしい動きをするかもしれません。
リスナーのあなたも次に列に並ぶときは周りの人の配置と重心の行方をぜひ想像してみてくださいね。きっと待ち時間もスリリングになるはずです。