1. デザイナーの給湯室
  2. #043 元面接官が教えるポート..
2022-10-20 33:57

#043 元面接官が教えるポートフォリオの作り方【決定版】

今回はポートフォリオの作り方について元面接官であるぱちぱちが割とガチで語っております。独立や転職を見据えて、これからポートフォリオを作りたいと思っている方は必聴! たかがポートフォリオ、されどポートフォリオ!! これで貴方が推し量られてしまう、、、、

 新作!子供の言い間違い
 ポートフォリオのお悩み
 許諾や著作権問題
 作品掲載の判断基準
 想定されるトラブル
 自主制作の場合
 良いポートフォリオの2つのポイント
 やっちゃいけないこと
 UTAから質問
 EDトーク

【※】クラウドソーシングサービスで公開されている落選作品(非公開は不可)をポートフォリオに掲載する際は、どのサイトの落選作品かを必ず明記し(できればURLなども表記)、チラシや名刺などはマナーとして企業の住所・電話番号・個人名などにモザイク処理を擬似テキストに変更するなどしましょう。また、著作権問題に発展する可能性はゼロではないため、あくまでポートフォリオの範囲で利用し、SNSでの投稿は控えましょう。

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【ぱちぱち】
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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:07
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
こんにちは。
あ、こんにちは。
こんにちは。
こんにちはと来たな。
そうか、こんにちはじゃないか。こんばんはか。
配信の時間を考えると。
そうなんでしょうね。給湯室に夜までいる二人って、いつまで仕事しておんねん。
残業しすぎですよね。
デザイナーあるある。
本当ですよ。このまま朝までいるっていうね。
何度目の給湯室休憩なんだって。
ほんとそうっすよ。下手するとずっと給湯室で話してたんじゃなくて。
給湯室。
そうです。仕事してないっていう。
全然見かけない。給湯室にもマシン持ち込んでこいっていう。
そうそう。
ここで仕事しようかなみたいな。
仕事しながら話してるみたいな。
ところで、ところで、うちの娘3歳になるんですけど、言い間違えの新作手に入りましたよ。
おー。待望の新作。
待望の新作。これがですね。
デザキューの第1話の時でしたっけ?
そうですね。
言い間違え選手権。
そう言い間違え選手権あって。
なんて言う第1回だったんだろうな。今考えると。
痩せちゃったなー。でもね、第1回の再生回数、なかなかいいんですよ。実は。
あ、そうなんだ。デザインの話全然してないのに。
そうなんですよ。実はいいんですよ。なかなか。
デザインの話しない方がいいのかな。
そうかもしれない。
意外に。
ごめんなさい。話をすぐ脇道に。
じゃあいいですか?一応、じゃあ、一応ですよ。簡単。今回簡単なんですけど、ちょっとクイズ形式でいきたいと思いますね。
あ、そっか。クイズでしたね。
じゃあ1つ目。
ペットボトル。
さすがに難易度はまたイージーですね。
そう、イージーですよ。今回全部イージー。
ペットボトルですね。
正解です。
やっぱ分かりますよね。
さすがに分かりましたね。
ボルト、ルが入っただけか。
そうそう。ボルトとルが逆になってルが足された感じですかね。
じゃあ続いて、スプラティーン。
スプラティーンはスプラトゥーンですか?
そうですそうです。
僕もやったことはないですけど。
僕もやったことはないですけど、なんかね、うちの息子の方がスプラティーン、スプラティーンじゃないや。スプラトゥーンやってて。
で、お兄ちゃんが好きなゲームってことで認識があるみたいで、スプラティーンってずっと言ってましたよ。
なるほどね、スプラティーン。それはまあそうですね、難易度はイージークラスかな。
イージーですよ。全くゲーム知らなきゃ分かんないですけどね。
03:00
あ、そうですね。スプラトゥーン知らないと思う。さすがに分かんないかもしれない。
じゃあ最後です。
鼻曲げ。
おっと、いきなりエクストリームきましたね。
あれ難しいですか?
鼻曲げ?
鼻曲げ。
鼻曲げ?
鼻曲げ。
鼻曲げ。
鼻曲げ?
あ、でもやっぱりそうか。僕も最初聞いた時、あれ何だろうと思ったんですよね。
今まさに、文字数的には合ってるんですか?4文字なんですか?
合ってます、合ってます。いや本当にニアミスなんですよ、これ実は。
ニアミス?
そう。
意外とエクストリームだった、これ。
エクストリーム級ですよ、今のところ。
本当ですか?
鼻曲げ。
全く道筋が見えないな、鼻曲げ。
見えない。
マは合ってますか?
あのー、4文字とも合ってます。合ってて、ちょっとこっちゃこちゃになってる感じ。
順番が違うんだ。
そうそうそうそう。
生ハゲ?
そうそうそうそう、正解。
生ハゲか。
そう、初めてこれ知った時、大げしちゃって。鼻曲げ。
鼻が曲がってる、なんかおじさんの顔が。
頭にこびりついてましたね。
鼻が曲がってる人かなって僕も最初思ったんですよ。
鼻が曲がるほど臭いっていう表現もありますからね。
生ハゲか。
そうなんですよ。
娘がもう鼻曲げが怖すぎて、鼻曲げが来るから寝るねって。
なんかどっちも怖いですね。鼻が曲がっちゃうから怖いっていう風にも受け止められるし。
もう、それを真実をした時に大受けですよこれは。
いやほんと、可愛いな。子供の言い間違いって。
というわけでじゃあ始めましょうか。
始めましょうか。
はい。
デザイナーの給糖室。
改めましてこんばんは。パチパチです。
ウタです。
今日はですね、コートフォリオっていうものについてお話をしたいなと思っているんですけれど。
お便りというか、これは僕の方に届いたまたお悩み、ご相談なんですけど。
そちらのお話をちょっとしながらやっていこうかなと思うんですが。
まずちょっとそのいただいた内容を読み上げますね。
今年で4年目になりますグラフィックデザイナーの方ですね。
来年度から今の会社を退職してフリーランスになりたいと考えてらっしゃるということらしいです。
06:07
来年度からなんですね。
そうですね。
フリーランスとして働いていくためにはコートフォリオが必要だろうということでコートフォリオの作成をしていきたいんだということなんですけれども。
今の会社はその会社員としてグラフィックデザイナーで働いていらっしゃるので、その業務としてデザインしているものは色々あるんだけれど。
それらをコートフォリオへの掲載の許可が出ないんじゃないかっていう。
なるほど。
おそらく多分掲載の許可が取れないっていうふうに思っていらっしゃるんですよね。
なのでフリーランスとして自分の技量を図ってもらうためのコートフォリオに自作の個人的な作品を掲載しても問題ないんでしょうかみたいなお話で。
あとはクラウドソーシングとか業務委託に向けよう上でコートフォリオっていうのはやっぱりどうしても必要になってくるんでしょうかということでですね。
フリーランスデザイナーとしてのコートフォリオの重要性みたいなものについてご享受いただければ幸いですみたいなお便りなんでしょうね。
これはまさに僕がやってたケースにほぼほぼ近いですね。
まさにそんな感じだったんですか。
そうだったんですよ。
もうこの会社の実績をそのまま使った方がやっぱり手っ取り早いじゃないですか。
そうですよね。
手っ取り早いしやっぱりそれなりの力があるというかその実績自体が組織でやってる分大きい仕事なんで。
やっぱり使いたかったので、僕の場合はなんですけど、お客さんに許可取ってまず。
で、会社にも許可取ったっていう形ですね。
両方とも許可取って検査しますということで。
そういうことですね。
問題は起きなかったということですね。
特に問題はないですね。
なるほど。
なんかこの方以外にもですね、いろんな方レッスンをされてる中でとか、
普通にコメントとしてご相談いただく内容でもよく結構あるんですよ、この手のお悩みというか。
会社員として、会社員じゃない方もいるかもしれないですけれど、契約社員的な感じでやられてる場合も、
その業務の中で作ったものを個人としてやっぱり作ったっていう風に公表しないでほしいって言われちゃってるんですけど、どうしたらいいですかっていう。
結構厳しいですね、その会社は。
そうなんですよね。
結構あるんだなっていう風に思ってるんですよ、ケースとして。
で、それ自体が結構なんて言うんでしょうね、無許可で勝手にやるっていうのは良くないと思うんですけど、
09:09
それ以前に何でダメなのかっていうのをもうちょっと明確にした方がいいんだろうなと思うんですけど、
個人的にはですよ、結構そういうのってなんかおかしいんじゃないかなと思うんですよね。
そのクリエイターの活動の妨げをその企業がしちゃってるっていう感じだと思うのでよろしくないんじゃないかなとは思うんですけど、
問題としては多分問題というか何が問題なのかっていうのは多分2つぐらいあると思うんですけど、
1つは著作権の問題というのが多分ありますよね。
クライアントが制作しているものを個人が特にフォートフォリオサイトとしてそのウェブで誰でもが見られるようになってて、
しかも画像はJPEGとしてダウンロードできてしまうみたいな状態でサイトを作ってしまうと、
あくまで業務の中でそのお客様のために作ったものが個人が発信してるっていう状態にデッドだとなってしまうから、
それはちょっと良くないのかもしれないなっていうのはわかるし留意すべきことだなというふうに思うので、
フォートフォリオサイトを作るんだったら知ってる人にしか見られない環境に置いてしまえばそういうのは解決できたりするのかなという気はするんですよね。
不特定多数の人に一番上の階層で誰でもが見られるっていう状態にしておくのは良くないのかなという感じですよね。
許可を取ってないんであれば、許可が取れないんであれば。
あとはPDF化して特定された人にだけ手渡せるような感じにしてしまうっていうやり方もあるかなと思いますし、
ネットじゃなくてあと普通に紙としてフォートフォリオを作るっていう人だったらこれは特に問題はないんじゃないかなと思いますね。
紙はそうですよ。
基本的には応募した企業とか問い合わせのあった人にしか見せないものになってくると思うので、
そこまでクライアントが制限する権利っていうのは基本的にはないんじゃないかなと思いますよね。
ちなみにちょっと僕の経験だけでお話ししてもあれなんで色々調べてみたんですけど、
レバテックさんがこの辺のことを記事にされてて、
基本的には世の中に一般公開されているデザイン制作物、
特定の人しかそもそも見られないようなデザイン制作物じゃない限りは、
出典元の表記をしておけば特に許可を取らなくても掲載は可能だっていうことらしいですね。
著作権法の第32条っていうのがあってですね、
12:03
そこで世の中に公表された著作物は引用すると利用することができますよっていうふうにしっかり書かれているらしいので、
一応その著作権法的には引用元を入れとけば、
ウェブでも多分大丈夫なんじゃないかっていう見解ですね。
それ僕、実はお客さんにそれ言われたんですよ。
そうなんですね。
一度ホームページで公開されているものなので、ご自由にどうぞって言われちゃったんですよ。
なるほど、そうなんですね。
そうなんです。確かに公開してる時点でそうだよなと思って。
そうですよね。
自分が作りましたって主張はしてもいいよな、引用しちゃんとしてねって言って。
とはいえ引用だけで不安だっていう人はやっぱりポートフルに掲載したいっていうことを、
うたさんのようにお客さんとお話ししてちゃんと許可をもらうっていう問い合わせをすると良いのかなというふうに思います。
これが僕最初に問題が2つあるんじゃないかなっていうふうにお話ししたうちの、
1個が著作権の問題で、
もう1個がクライアントがこう思うことあんまりないと思うんですけど、
製作会社とかデザイン製作に関わっている会社が製作した人間が特定されるとまずいみたいな感じで思ってしまうケースがあるんじゃないかなっていうパターンですよね。
ここに関しては、
何て言うんだろうな。
多分その会社に問題があるというか、
誰が作ったか分かってほしくないっていうのは製作会社の考え方としておかしいというか、
例えばなんか製作に関わったスタッフの名前が入ってない映画のクレジットとかないじゃないですか、その映画の最後のシーンで。
ないですね。
これだけの人がこの製作に関わってくれてるよっていうのは基本的にはクリエイティブには当たり前の話だと思うんですよね。
いろんな人の力でものが作られてるっていう話なので、
それを明らかにしたくないっていうのはちょっとあまりよろしくないことなんじゃないかなっていう。
やましい気持ちがあるのかなって思っちゃいますよね。
そういう立場にもしいらっしゃる方がいたら、
これに関してはちょっと解決策は僕見出せないので、
ちょっとこうするといいよっていうのはもう言いにくいんですけど、
なるべくそういう環境にならないようになるといいなっていうふうに願うばかりというかっていう気がしているんですよね。
そういうのって僕もあんまり実例、僕は知らないんですけど、
やっぱりもともと所属していた会社との揉めごとが結構多いのかなって個人的に思ってて、
15:03
お客さんは意外と寛大なんですよ。
どうぞどうぞって。
ただその関わってた会社が、通ってた会社がちょっとダメですよって言い出すっていう、
何の利害関係でそう言ってるかわかんないんですけど。
独立するときに仕事を持ち出すかどうかみたいな話にもうちょっと近いというか通じる話なのかもしれないですけど、
やっぱりその自分の会社としての手柄にしたいから、
そこを出てた人間が救ってるっていうふうに見られるとちょっと腹立つみたいな感じというか、
そういうマインドによって起こってる話なのかなっていう気がしますけどね。
そうかもしれない。
いろんなケースがあるんで一概には言えないと思うんですけど、
なのでちょっとそういう場合には多分話し合ってもあまり並行線パターンが多いのかなって気がするので、
ちょっと本題に戻すとですね、
ご質問者さんのお悩みとしては自主制作したものを載せるっていうことでも問題ないのかっていう話なので、
そこを自主自分で作ったものを入れていくしかないかなというふうに思うんですけど、
自主制作の作品でも僕は問題ないと思うんですけど、
それが何でしょうね、抽象的なアート作品みたいなものになりすぎると、
絵画みたいなものになっちゃうとちょっと困るかなっていう気はします。
そうですね。頼みづらくなっちゃいますね。
それを実務にどう落とし込んでくれるんだろうっていう感じがすると思うので、
その載せられる実績がないんだったら、こういう設定でこういう目的で作ったデザインなんですっていうのを、
仮に設定して作るっていう実務と同じレベルで表現すれば良いんじゃないかなっていう気がしますね。
そうですね。
あんまりちょっと気乗りのしない作業になるかもしれないですけど、
実務のように逆に言うと制限がない案件として楽しんで作れちゃうかもしれないので、
そういうつもりで自主制作を頑張っていただければ良いんじゃないかなという気がしております。
自主制作、チラシとかだとさすがに情報を集めるのが大変かななんてちょっと思ってて、
で、ここで使えるのがランサーズだったりクラウドワークスか。
クラウドワークス。
はい。そこでコンペ形式のやつ、コンペ形式のチラシをいくつか作って、実はそれをポートフォリオとして使ってるんですよ、そのサイト内で。
使えるんですか。
使えるんですよ。公表できてるんですよ。
そうなんですね。
そうなんすよ。
なるほど。
で、たとえ落選しても作品はちゃんと自分が作りましたっていう証なので。
なるほど。
公表されてるんですよね。
18:00
そういうのいいですよね、実際に。
でもし通ればね、それはそれで案件として受注することもできるっていう。
はい、できるってことなので。
で、もうそのサイト自体が公表されてるっていう先ほどの考え方で言うと、やっぱりそのクラウドワークスから自分が作った作品を引用すればいいのかなっていう感じですね。
どこでも、アカウント持ってれば誰でも見れるような状態になってるので。
そこにいるといいと。
そうなんですよ。クラウドワークス、ランサーズあたりを利用して実績をたくさん作るというのもありなんじゃないかなと僕は思いますね。
すごくいいアドバイスですね、それ。
ぜひ利用していただければ。あわよくばお金ももらえると。
ですよね。
最後にですね、良いポートフォリオを作るためにどうしたらいいんだみたいな話を最後にちょっとしておこうかなと思うんですけど。
聞きたい聞きたい。
ただそんなに長ったらしくは話さないんですけど、一応僕の動画でポートフォリオについて語ってる動画があるので、詳しくはそちらを見ていただければいいかなと思うんですけど。
最近思うのはですね、良いポートフォリオが何なのかっていうのをざっくり考えると2つぐらいポイントがあるかなと思っております。
ポートフォリオに掲載される制作物っていうのももちろん大事なんですけど、それ以外の部分が結構見られているっていうのを気にされた方がいいかなと思っているんですよ。
ポートフォリオ全体の世界観ですね。一貫性を持って始めから終わりまでデザイン仕切れているかっていうところもそれで判断することができるし、
自分でポートフォリオっていう制作物に対して適切なテーマみたいなものを設定して、それをデザインとしてアウトプットできてるか、ノンブルとかキャプションとかその辺の入れ方とか、あとは全体の構成とか扉があるかとか目次があるかとか、プロフィールのページはどう作られているかとか、
そういう制作物以外の部分の作り物がどういうテーマで作られているんだろうなっていうのを結構見る人は見ていると思うので、そこで結構その人のデザインの実力っていうのが割と浮き彫りになるんですよね。
制作物にその人がどこまでどう関わっているのかが、制作物だけを見ててもやっぱり見えてこないんですよ。しっかり仕事ができるディレクターの下で、全部管理された中でしか作業してなかった場合は、やっぱりどうやっても仕上がりは良いので、
21:15
実際その入社してみて、あれなんかあのフォートファイルで見たほどは作れないんだなみたいなケースって。
そういうことあるんですか。
あるんですよ結構。それで詐欺だとは思わないですけど、だからなるべく僕はその制作物以外の部分にどういう作り込みがされているかっていうのを見るようにしてましたね。
なるほど。
あとはデザインとこの人はどの程度どういう向き合い方をしているかどうかっていうのがポートフォリオを見ると結構わかるんですよね。
制作物以外の部分がどう作られているかっていう話にも近いんですけれども、人によってはそのクリアファイルに制作物の擦り上がりだけがただ差し込まれているだけの人っていう方もいらっしゃるんですよ。
なるほど。
そういうポートフォリオを面接とかで持って来られると非常に自分の作ったものに対して愛がないというか、デザイン愛がないなって思っちゃうんですよね。
なるほどね。
実物を見るとやっぱりわかりやすいっていうのはあるんですけど、ただそれがね、ただ挟み込まれているだけっていう。
そっかそっか、そういうふうに見られるのかやっぱり。
なんかそのポートフォリオ自体をやっぱり楽しく作ってほしいっていうか、そこで自分を表現してほしいというかいうふうに思っちゃうんですよね。
なんかその本当にどうでもいいところを一生懸命、そのノンブルとかそういうところを含めて作ってると、本当にこの人デザイン多分好きなんだろうなっていうのが一撃でわかるんですよね、なんか。
別にちゃんと作らなくてもいいところを一生懸命こだわってやってるんだなっていうのが、それがデザインとの向き合い方であり仕事の向き合い方っていうふうに見える。
どうでもいいところこだわるのがデザイナーですよ。
そうなんですよね。だからできるだけそうであってほしいっていうか。
それ、僕が考える、だから良いポートフォリオっていうのはその世界観があるかっていうのと、デザインとの向き合い方が見えてるかどうかっていうところですね。
その辺を意識して作っていくと、結構この人いいなって思ってもらえる気がします。
でもやっぱりどんな制作物作ってるかって、環境によっては自分ではどうしようもないから、そこだけで勝負するもんじゃないっていう感じかなっていうところですね。
24:04
なるほどね。でもそれって挟み込みのファイルでもしっかりとノンボル作ったりとか、木地をちゃんと作ったりとかすればまだ良しとされる感じですかね。
別にその現物が悪いっていうよりは、ヨレヨレでクシャクシャのクリアファイルの中にただ乱雑に、ルールもなく順番もめちゃくちゃでただ差し込まれてるっていう感じだと、見る人のことやっぱり考えてないし、
ちゃんとデザインしてくれなさそうだなってやっぱり思っちゃう。
なるほど。
仕事もこういう感じなんだろうなっていう気がやっぱりしてしまうと。
でもそれは分かるな。確かにそうだ。なんかね、全然デザイン業界の話じゃないんですけど、僕一回マンションの理事長やってて、そのタイミングで大規模修繕工事っていうのがあったんですよ。
それで業者を選定する期間の理事長だったんですよ、僕。
たまたまそういうタイミングで。
そういうタイミングですごい忙しかったんですよ。忙しかったんですけど、ただその業者を選定する際に先行基準がやっぱりあって、ポートフォリオですよ、業者にしてみたら。
説明の資料が来るんですよ。で、もちろん最初に見られるのがスピード。
すぐ来るかどうか。
すぐ来るかどうか。で、もう一個重要視されるのがやっぱりその資料の丁寧さなんですよね。
で、そこでいかに我々のマンションのことをちゃんと調べた上でしっかりと作り込まれてるかっていうところを見られるんですよね。
で、そこでいつもと同じようなそのテンプレの資料だけ送られてくるような業者は切られちゃうんですよ。
なるほどね。
そう。だから今の話に通ずるなと思って今話してみたんですけど。
そういう部分でやっぱり信頼度っていうのが測られるんだなっていうのがやっぱりあると思うので。
丁寧に作っていただけるといいのかなと思いますが。
あと最後の最後にですね、これだけはやらないでほしいっていうか、ポートフォリオを作るときにこうなっちゃうとちょっと悪い方向に行きそうだなっていう
おかしがちな間違いみたいなのがあるので、それをちょっと言っておきたいんですけど。
掲載するデザイン制作物にパワーがあまりないのにシンプル路線を目指しちゃうっていうやつですね。
すごいスッカスカのペラッペラのポートフォリオになっちゃうんですよね。
その素材の味がしないのに味付けもしないみたいなことをやっちゃう人が割と多いのかなっていう印象です。
いろいろ見てきた中で。
なるほどね。例えばだけど、僕もそうしてたんですけど。
27:04
結局紙面とか広報紙ってもうそれだけで結構味付け濃いんで、僕はもう全然周りのデザイン全然しなかったんですよね。
シンプル付ける程度だったりとか。ちょっと何ページの何っていうくらいしか情報載せずに作ることがペースだったんですよね。
そういうことですよね。そこの中にシンプルすぎる作品が入っちゃってるってことですかね。
その制作物として見どころがいっぱいあるものはそれ以上あまり語らなくてもいいじゃないですか。
でもそのこの作品の何をどう見たらいいかわかんないみたいな、例えばロゴみたいなシンプルなものって何も説明がないとか。
なるほど。
英語でロゴデザインしか書いてないみたいな。
いやーっていう何の店のどういうとこで使われるロゴでどういう経緯で作ったのかとか、これ何を表してるのかとかっていうのも説明がないみたいな。
そういうの知りたいですよね。
そうなんですよ。だからそういうバランスは大事にしたいなというか。
なるほど。
何でもシンプルがかっこいいわけではないという。
シンプルなのかっこいいんですけどシンプルに作れれば。
ただそのポートフォリオって伝えることが前提なので、技量を。
そこはなんかこう面倒くさがらないでというか、ちょっと勘違いしないでいただきたいなと思うという感じです。
橋本さん以前面接官やられてポートフォリオたくさん、たくさん見てるかわかんないですけど、ある程度見てらっしゃいますよね。
なのでちょっと質問なんですけど、これはすごいなって思ったポートフォリオございました。
ほんとね、即採用になった人が中途最悪の方でいらっしゃるんですけど、
その人は自分でイラストを描くのも好きみたいな感じで、
自分のデザイナーとしての売りもイラストが描けるっていうところに自分の強みをちゃんと理解されてる方だったんですけど、
随所に自分の似顔絵イラストみたいなものが描かれてたんですよ。
で、その自己紹介ページで最初ドーンと出てきたんですけど、それはいいじゃないですか、別に。
そういう人もいるかなぐらいの感じで見てたんですけど、
そのページを見ても見てもちゃんと自分の似顔絵イラストみたいなものがいろんなポーズ、いろんな表情でちゃんと説明してくれてるんですね。
これはこういう感じで。
なるほど、ナビゲーターみたいな感じですね。
そうそう、なんかその世界観もあるし、本当にこの人は好きなんだなと思ったんですよ、デザインをするのも。
案の定やっぱり入社していただいてお仕事をお願いしても、そういうスタンスで仕事をしてくださる方だったんで。
やっぱりそうなんだ。
そうなんですよ、ポートフォリオにやっぱり全てが出てたなと思いましたね。
30:04
いや、そういう話聞きたかった。なるほどねって思って今、なるほどねって。
はい、一例ですけどね。
で、もう一つ、時間を押してますけどもう一つ。
はい、どうぞ。
やっぱポートフォリオって性格出ますか?
性格出ますよ、先ほど言ったような感じで、この人雑だなみたいな。
そういう性格でちゃうんだ、そっかそっか。
分かりますね。
でもポートフォリオの段階でそれ押し測れるのはありがたいな。
今ちょっと野党側目線で考えてるんですけど、やっぱりそれ知れるといいよなって。
そうそう、さっきみたいにクリアファイルぶっ込んで終わり、それがしかも僕しゃくしゃで、
外側も事務用品的な薄いブルーのプラスチックの表紙のやつをそのまま持ってきてっていう感じもいらっしゃいますし、
服装とかは別にどうでもいいかなっていう気がするんですけど、
その人の仕事の仕方にあんまり関係ない話なんで。
ポートフォリオの方が多分よりその人のことを語ってくれるっていうのはありますね。
やっぱ貴重めの人は本当にちゃんとしっかり目次もあるし、
見てほしい順番でちゃんと並んでるなとか業種別にまとめられてるなとか、
あとはそのボリュームもそうですよね。
これ以上多く入れちゃうと多分見られないなとか、見る人も飽きるなとか、
何を見ていいかわかんないなっていうボリュームもちゃんと見る人のことを考えて作っているなっていうことを
伺い知れたりするので。
そうやって聞くといろんな人のポートフォリオをもっと見てみたいなって。
楽しい作業ですよ。
そういうご経験されてるってことは素晴らしいなと思って。
今はしてないですけどね。
ハイシャイ時代にしてたって話だったんで。
僕が将来デザイン事務所もし構えるようになったら、
ちょっとパチパチさんにいろいろとアドバイスを受けようかな。
面接の仕方みたいな本とかも見て結構勉強してました。
そういうのちょっとご教示いただければなって思いました。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室。
そろそろお別れの時間となりました。
今日はポートフォリオという題材で。
そうですね。僕的には目から鱗の話が最後の方に詰まってました。
33:00
最後まで皆さん聞いていただけてるといいんですけど。
結構興味のあるテーマでは。
そう、あると思いますよ。皆さん聞くと思います、きっと。
今回も再生数が伸びるといいな。
そうですね。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
ツイッターのDMやYouTubeのコメント欄などからどしどしを寄せください。
またハッシュタグデザーキーをつけて投稿していただければ、
リプライやリツイートをしに参りますので、お気軽に投稿してください。
次回は10月27日木曜日21時頃お耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お相手は私パチパチと
宇田でした。
バイバイ。
33:57

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