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ポッドキャストの作り方
誰でもできるポッドキャストの作り方
シーズンさんは、ポッドキャストを知らないサムライ斉藤さんと一緒に
ラジオディレクターのでんすけが、番組立ち上げから配信までをサポートしていきます。
みなさん、こんにちは。ラジオディレクターのでんすけです。
この番組は、誰でもできるポッドキャストの作り方ということで
ポッドキャストの制作のお話をしております。
アシスタントはこの方です。
ギターリペアマンのサムライ斉藤です。
今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
サムライ斉藤さんは、もう早速番組をスタートされて
第1話の配信が終わったところなんですが
番組の中身も気になるところではありますが
まずは配信に関するいろいろな注意事項をお伝えしていこうと思います。
サムライ斉藤さんも配信される中で
いろいろと歌詞であったり音楽であったりというのを
著作権的にどうなのかなというのが
いろいろ気になってたところがあるかと思います。
この辺り、やはり配信とか番組企画を考えるときは
結構難しかったりしますか?
どこまで使っていいのか、全く使っちゃダメなのか
何ならOKなのかっていう線引きが
なかなか難しいなって思いますね。
まずは今日は本当に配信に関する
誰でもできるということで
初心者向けのこういうところを配信に注意してくださいね
というのをたくさん挙げていこうと思います。
まず最初はサムライ斉藤さんも気になっている
音楽とか書籍の著作権に関してです。
基本的には勝手に人のコンテンツを使用することはできません。
著作権というもので書籍や音楽を作った方の権利が守られていますので
それを何か自分の番組の中で使うには許可であったり
使用料の支払いとかが必要になってきます。
ただですね、その中でも一部例外というのがありまして
著作権の中でも引用というのは自由に使用できる部分になっています。
ただしこの引用という部分にはいくつかの条件がありまして
基本的に著作物に関しては無断で使用はできないんですけども
引用というものに関しては無断で使用できる例外という規定がありまして
5つポイントがあります。
1つ目は引用というのは批評とか報道研究とかで
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正当な理由が目的であれば使用ができるということ。
2つ目はポイント、最低限の必要な部分だけを選んで引用する。
3つ目が自分の作品が主役メインで
引用部分があくまでサポート補足の割合になる。
4つ目が引用した部分をここからは引用していますなど明確に区別すること。
そして最後に引用元、例えば著者、タイトル、出版年、出版会社、
ウェブサイトやアクセス日などをきっちり明示すること。
この5つのルールを守れば引用というのが利用することが可能になります。
ただ引用できる範囲というのもケースバイケースになっていますので
あくまでポイントとしては自分の主張の補足サポートに
引用を使うというところを押さえておいてください。
特に正当な理由が目的の批評というところは何かを評価したり
自分の意見を言ったりすることです。
例えば本とか映画を見た後にその感想を言ったり書いたりすることが批評になりまして
批評というのはいい点とか気になる点を伝えたり
自分の考えとかを共有したりします。
批評というのはこういうのを通じて物事を深く考えたり
他の人と意見を交換したりすることができるので
あくまでそれに関する引用として他人の著作物を使用することは
例外として許可されているという認識になります。
侍斎藤さん、引用については理解できましたでしょうか?
はい、そうですね。これ5つのポイントを挙げて
大体は分かったって感じなんですけど
この3番目のメインとサポートの割合っていうのが
割合ってどれぐらいなんだろうっていう
細かいことですけどね。すごく曖昧だなと。
そうなんですよね。なので侍斎藤さんの
ミュージシャンの歌詞の部分を紹介したいってなった時に
じゃあ何行だったらOKなのとか
ここからここまではOKなのっていうのは
やはりそこの引用の部分によるんですよね。
ご自身の主張するものに対しての補足
あくまでサポートであったりっていうところになるので
きっちりこの割合ですよというのではなくて
個別ごとに判断というケースになってきます。
なのであくまで引用元は補足サポートの部分で
自分の意見や考えを表明するために
そういった著作物を使わせてもらうということを
ポイントで覚えておいてもらうといいと思います。
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はい、わかりました。
では続いていくつかですね
他にも配信に関する注意事項をお伝えしていきます。
まずは先ほどお伝えしたように
配信に関しては著作権、音楽、書籍、歌詞などは注意してください。
2つ目、このPodcastというのは
インターネットを通じて世界中に公開されております。
テレビとかラジオとかの放送局ではないので
ご自身の意見であったり主義主張というのを
表明しても問題はありません。
ただしそれは世界中に配信されているということを
きちんと理解した上で
番組内容であったり発言、意見の趣旨というのを
きちんと述べてください。
Podcastは本当に世界中で聞かれていますので
誰か1人だけに届けているというわけではありませんので
そこはご注意ください。
はい、大丈夫です。
今の時代、やはり多様性の時代になっています。
いろんな意見を受け入れて
断定的とか否定的な言い回しというのは
なるべく避けましょう。
ご自身の主義主張を述べることはもちろんOKですが
他人の意見、主義主張というのも
受け入れるスタンスで配信していきましょう。
はい、言葉は相手に寄り添ったり
共感を生むこともできますけれども
時にはナイフになったりもします。
今の時代、いろんな人がいて
いろんな意見があるという前提で
世界中に番組を配信してください。
同じように、誹謗中傷であったり
差別用語というのもなるべく避けてください。
やはり楽しくPodcast番組を配信していく中で
他人を傷つけるような言葉というのは
使わないほうがいいですね。
配信するあなたのイメージも下がりますし
そんな番組はなかなか人気が出ないと思います。
もちろん同じように
犯罪を助長するような内容もNGになっています。
嘘とか偽情報の発信もNGですので
何か先ほどの著作権の中で引用をするのであれば
引用元の事実確認、ファクトチェックなども
きちんと怠らずにやっておきましょう。
その情報を発信するあなたの信頼度が
ここで測ってくるような形になります。
特にわからないことなどは
きちんと調べてから紹介するのがおすすめです。
憶測や推測だけで紹介したり
意見を述べたりするというのは
なかなか危険な行為になっていますので
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ご注意ください。OKですか?
はい、大丈夫です。
あとはですね、ポッドキャストというのは
声や感情が伝わるメディアだと
でんすけは思っています。
なので、なるべくお話をしていく上では
ストーリーなどに嘘をつかないのが
おすすめしています。
ポッドキャストのラジオネームのところで
設定であったりキャラクターというのを
イメージしてもらって
そのキャラクターなどで通していくのであれば
OKですけども
番組内容や配信していく上で
無理して嘘をついても
いずれこういった声の響き、感情や
長い間番組を配信していくことによって
辻褄が合わなくなったりということがありますので
嘘をつかないことも配信していく上では
ポイントになってきます。
ここもご注意ください。
あとはですね、最近の
テクノロジーの発展もあります。
この言葉の発信において
現実世界に影響を与えることがあるというのも
注意してください。
例えばですね、収録中の救急車やパトカーの音
もちろん番組を聞いている人は
うるさいなと思って騒音に感じることもありますが
その音を聞いたことによって
聞いている人の周りで今現実に起こっているんじゃないのかな
と勘違いする恐れがあります。
収録中にもしこういった音が入った場合は
例えばリテイクで撮り直ししたりするほうがベターですね。
同じように
今ですね、AIとかで
オッケーグとかヘイジとか
音声アシスタントサポートがあると思います。
これを番組内で発生することによって
聞いている人の実際のスマートフォンであったり
そういった電子機器が反応する恐れがあります。
この言葉は番組中で使わないようにしましょう。
もちろんそれ以外にもモールス信号であったり
緊急速報の音であったり
こういったものが番組内で収録中に入ってしまった場合は
撮り直しもしくは編集でカットするという形で
番組配信をしてください。
特にさっき言ったような音声サポートサービスは
テレビのタレントさんとかでもついつい発言してしまうようなところになっていますので
特に意識して注意してくださいね。
はい、わかりました。
あとはですね、昨今やはりSNSの時代になってますので
プライバシー、個人情報なども気をつけておきましょう。
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住所であったり生年月日であったり
普段の会話の中で例えば家の周りを
特定できるような話の内容であったり
近所のコンビニにどことこにあって何軒目のあそこにあるところなんですが
とか自分のマンションの1階が
などを特定できるような話はなるべく避けた方がベターです。
他にもメッセージで届いたリスナーの方の個人情報にも注意をしてください。
お名前をそのまま本名で読み上げたりとか
メールアドレスを読み上げるというのは
この辺りは個人情報になってきますので
もし番組内で取り上げる場合は
リスナーもそうですし自分もそうですし
プライバシーというのを注意してください。
番組は世界中で配信されている形になります。
番組によってはゲストの方とか
出演者が1人2人複数いる場合もあると思います。
こういったゲストの方でお話が盛り上がって番組が盛り上がることは
非常にいいことなんですけども
その中でもついつい知ってる情報っていうのを
相手の許可を得ずに勝手に公開してしまうということもあったりしますので
許可を得たものだけ公開するようにしましょう。
例えばオフレコで2人で話してた内容を
本番の収録の時に
サムライ斎藤さんってそういえばよくなんちゃらされてるんですよね
とかいうのを番組で相手の許可を得ずに配信してしまうと
それももちろんプライバシーや個人情報になってきます。
もし収録中にこういったものが入ってしまった場合は
編集でカットするとか
ぼかし音を入れるとか
場合によってはもう番組をお蔵入りするとか
してしまった方がいいですね。
こういった内容に関しては
もちろんゲストさんや出演者の方に
事前に内容をシェアしておくことが大切です。
言われてみたら
そうだなと思うところが多いと思うんですけども
実際に番組を収録して配信していく上では
なかなかこれ以外のことに
考えが入っていて
ついつい忘れがちな部分もあると思います。
なので配信前に改めて
こういったところを注意して配信するということを
覚えておいてくださいね。
はいわかりました。
どうですかサムライ斎藤さんこのあたりというのは。
そうですね。
確かに番組の内容とか
のことにばっかり頭が行きがちだと思うんで
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まあ気をつけて気をつけて
まあでも僕の場合
ライブ配信じゃないんで
聞き直してあまずいなって思ったら
消しちゃえばいいっていうのは
それは楽かなって思いますね。
編集ができるっていうのは。
なので今その編集する上でも
私がお伝えしたことをポイントに
そういえばこういうとこも
ついしないといけなかったなというので
まあ誰でもできるということなので
改めてこういったところも知っておいていただけると
いいかと思います。
はい。
ではですねここからはちょっと話し方のポイントを
お伝えしたいと思います。
はい。
今までは配信に関する注意事項
ここからはさらにワンランク上といいますか
話し方のチェックポイントになります。
声のボリュームっていうのは
収録した後に編集で機械の中で
何とかすることができますので
話し方の上では早口っていうのを
特に気をつけてください。
早口で話してしまうと
そこは編集でどうすることもできませんので
声のボリュームやトーンは小さくてもいいので
聞き取りづらくなるこの早口っていうのを
まずは気をつけてください。
はい。
あとはお話の中でですね
無理に笑いを取りに行ったりとか
無理に話を伸ばしたりする必要はありません。
やはりこの辺りですね
聞いてる上でも
無理したり無駄に話を伸ばしてるところっていうのは
リスナーも聞いててしんどくなってくる部分がありますので
自分のできる範囲で
自分の熱い思いを語ったり
考えを述べたりするようにとどめておきましょう。
はい。
収録配信するときは
必ず自分でイヤホンであったり
ヘッドホンをしながらモニターチェックをしてもらうか
もしくは配信する前に一度自分で聞き直してから
配信するようにしてください。
うん。
これは自分がどんな風に聞こえてるのかな
というところでチェックすることもできますし
先ほど侍斎藤さんがおっしゃったように
一回聞き直すことで
ここは配信しちゃまずいな
というのでカット編集ができたりしますので
必ず配信する前にモニターチェック
というのを忘れずにやってくださいね。
はい。
侍斎藤さんもシリーズの中でご質問がありましたが
この音質ですね
音質、もちろん音質がいいほうがいいです。
音質はある程度リスナーに配慮してあげてください。
できるだけ聞きやすいほうがいいなということで
録音する前にこの音声のボリューム調整であったりとか
周りが静かなところで収録するほうがいいですね。
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あとは話し方の中で
あまり過度な広告は入れすぎないほうがいいです。
ぜひうちのサービスを利用してください。
とてもいいですよ。
絶対に買ってくださいねっていう番組では
聞いているリスナーがしんどくなってきてしまいますので
しつこい自己宣伝などはあまり入れないようにしましょう。
あとはポッドキャスト自体は長らぎきなメディアになってますので
長すぎるエピソードなどは分割して配信するのもおすすめです。
隙間時間に聞いてもらうのも
ポッドキャストの魅力の一つになってますので
特にこのあたり分割して
あまりこだわって配信時間に1分1秒までというところを
目指す必要は特にないかと思います。
そして話し方の一番大切なポイントは
やはりご自身が楽しんで配信することです。
配信する上でこの声に感情が乗ってきますので
いろいろ考えたこのコンセプトを忘れずに
番組を聞いた人にどうなってほしいか
どういう人に聞いてほしいか
あなたの配信の目的は何だったのか
最初にお伝えした誹謗中傷や言葉がナイフになる
ということを忘れずに
多くの人に嫌われたり憎まれたりすることが目的ではないはずなので
日本人にあるこのおもてなしであったり
心遣い気遣いという気持ちを忘れずに
自分が一番楽しんで
配信のポッドキャストライフというのを楽しんでください。
サムライ斎藤さんみたいに
いろんな楽しい個性的な番組が
どんどん出てくることを期待してますので
今述べた注意点を参考に
ぜひ皆さんも配信楽しんでみてください。
ではサムライ斎藤さん
私からの配信の注意事項は以上になります。
何か気になったこととかご意見とかどうですか?
そうですね
収録したやつのモニタリングっていうのは
イヤホンの方がやっぱりいいんですかね
スマホスピーカーとかよりは
このポッドキャストの番組のリスナー自体は
やはりイヤホンやヘッドホンで聞く方が多いです
あまりスマートフォンをスピーカーにして
再生される方っていうのは多くはないです
なのでいくまでリスナーと同じ環境で聞いている方がいいですね
結構イヤホンやヘッドホンで聞いている方が
細かい音が聞こえてきたりします
そうですね
わかりました
では配信の注意事項のお話は以上になります
次回は侍斎藤さんが配信スタートした
自分の番組のフィードバックです
21:00
ぜひ皆さんも聞いてください
お楽しみに
ポッドキャストの作り方
誰でもできるポッドキャストの作り方