例えば、マーケティングの人とかだったら、このCMめちゃめちゃ流行ったおかげで何人新規の人掴みましたとか、機能の改善をするような人とかだと、この機能を変えたことによって、昔よりも10%人が残ってるので、その人たちが使ったお金がいくらだから、僕は1億円の売り上げ貢献をしました。みたいなね。
そうなんですよ。目に見えて結果が出てくるんですよ。
でも、データ分析してる人たちって、そのマーケティングの人たちからお願いされてデータもらって分析する、そしていろいろモデルとか作って、こんな結果出ましたよっていう仕事の仕方をしてる人が多いと思ってて。
うん、いますね。たくさんいるでしょうね。
で、これって別に、その会社の事業を続けていくことにおいて、別にデータ分析の人材って別にいなくてもどうにかなるんですよ。
ぶっちゃけね。
ぶっちゃけ。それでもデータ分析には何かしらの意味があるよねって言って、各会社部門立ち上げて、チーム作って、どうにか継続させていこうっていう風にしてると思うんですけど、
分析屋さんとしてのその存在価値を上げて、社内でね、バリューを出していくためにはどうすればいいかっていうのを、今日は話していきたいっていうのが、この会のテーマですよ。
すごい真面目会になりそうな雰囲気が、いもたれしてきました、もう。
でも、安心してください。みんなハッピーにしていきたいと思うので。
今日はなんか広げるね、風呂敷をこうバッサバッサするね。
いやまあ、そうでもしていかないと、この不安は拭いきれないですよ。
おじさんに話してごらん。
大阪ガスっていう会社のデータ分析事例が、巷では少し有名で、この話をもとにデータ分析を事業、会社でうまくワークさせる、ドライブさせていく方法論、みたいなことを話していければなと思ってます。
この間たまたま聞いたわ、会社で。大阪ガスの話。
本当ですか?なんか有名らしいっていう。
それまでは知らんかった。
ガス会社ってあんまピンとこないじゃないですか。
何をしているかというか。
こないね。
データ分析がどう使われているのかとか。
レモンガスね、レモンガス。
契約してたわ。
レモンガスってなんだっけ?
なんか地域のガス会社?
あ、そうそうそうそう。
あれ?めちゃ池のCMの子が出てたやつもガス会社じゃなかったっけ?
ガス会社なの?あれ?ガス会社のCMじゃなかった?
マジ?
お金モンでしょ?
お金モンはテレビション。
あれ?
うちうち、うちはめちゃ池。
土曜の8時だよ。
はいはいはい。
あの子がやってたCMガス会社だった気がする。
あ、そうなんだ。
じゃあ絶対レモンガスだね。
確かね。
いや、まあだから、ガス会社何してるのって話ではあんだけど。
うん。
なんで大阪ガスが有名かっていうと、
ここのガス会社でデータサイエンス専門の組織を作って、
そこの所長になった川本香織さんっていう人がいるんですけど、
この人がめちゃめちゃ有名。
イニシャル経験ね。
イニシャル経験。
で、また面白いビッグワード出てくるんですけど、
この川本香織さん、
データサイエンティストオブザイヤーの初代受賞者なんですよ。
なにそれ。
データサイエンティストオブザイヤーってのがあるの?
日経情報ストラテジーが出している、
年1回のデータサイエンティストの功労者に。
えー。
有名なところが出しているデータサイエンティストオブザイヤーね。
はい。
の初代受賞者。
の2014年かな?
じゃあ、21世紀一番クールな仕事であるっていう中のオブザイヤーだから、
クールストオブジャパンっていうことでいいね。
いいじゃん。データサイエンティストオブザイヤー受賞者ってだけで。
もう一個変な冠乗っけないで。
クールストジャパン、
in 2016みたいな。
そういうことだ。
何でもいいんだけど、とりあえず。
欲しい、それ。
いや、いらないだろ。
いや、いらないとか言うな。
ごめんごめん。
それで一つ有名になったし、
それくらい大阪ガスでのデータ分析の事例が上手くドライブしたってところが、
多分ポイントで受賞されてる。
えー。
すごい人だ。
そうなんですよ。
この人が作り上げたデータ分析組織がすごすぎるっていう、そんな話。
えー。
からヒントを得ていきたいよねっていう。
そこのね、川本さんのやった活動を聞いて、
自分の今いる会社との違いだったり、
自分の働き方の違いみたいなところを感じたら、
そこを少し変えていったり、マインドを寄せていったりとか。
おー。
っていうヒントが出てきたらいいんじゃないのっていう話ですね。
ヒント得た?
ヒントは得た。
気がする。
いいポッドキャストの使い方してるね。
うん。勉強してるからね。
だから話でいきますよ、早速。
うん。
で、大阪ガス、
まあ、そもそもどんな会社なのってところを先にお伝えしておくと、
名前の通り近畿地方、大阪の方に本社を置いてるガス会社で、
略称は大ガスっていう名前で、
半ガスじゃないんだ。
半ガスじゃない。大阪の大都って大ガス。
へー。
日本の4大都市ガス会社の1つで、
東京ガスに次ぐ2番手ですね。
我らが東ガスね。
そうですよ。
そんなガス会社が大事にしてることとしては、
やっぱり技術で競争力をつけていこうってところは、
会社の方針としてあるっていうことから、
1990年の後半から、もうデータ分析、データ活用に乗り出してるんですよ。
だいぶ早いっすよね。
早いね。
いや、そう。だって90年後半だ、Windowsの96とか。
あー、そういうことか。
だから早いっすよね。
確かに。何ができるんだろうね、Windowsのその頃の。
当時は紙データかもしれないけど、
はいはいはいはい。
でもやっぱり、ちゃんとデータで事実を抑えて何するかっていうところを考えて、
データを集めていこうっていうところで取り組んでて、
で、ここの技術チームっていうのが、ビジネスアナリシスセンターっていうのを立ち上げて、
うん。
社内の中でデータ分析するためだけの組織を最初から作ってるんですよ。
すごいね。
会社の中での構造が面白くて、
この分析チーム、ビジネスアナリシスセンターって長いんで、
分析チームっていう風に言っちゃいますけど、
その分析チームは一つ独立した組織として存在していて、
何か分析してほしいってなったら会社の中から、
その分析してほしい事業部門の人が、
その分析チームに依頼をかけて分析をしてアウトプットをいただくっていう、
そういう構造なんですね。
はいはいはいはい。
だからお金の扱い方も、
その分析チームに予算を渡して、
で、人件費としてそのお金を使ってもらって、
で、その予算で渡したお金を元にアウトプットを出していくっていう、
会社の中に会社があるみたいな、そんな感じ。
分析するための会社がある。
なるほど、はいはいはいはい。
同じ会社だけど、なあなあにせずに、
お金のやり取りを明らかにさせるっていう仕組みを作ってるんですよね、最初っから。
うわあ、それいいのか悪いのか結構どっちにも転ぶよね。
まあでもこれ、よくも悪くもでは確かにその通りかなと思っていて、
いい面をまずお伝えすると、
まあそのリソース、お金のその判断っていうのは事業部門がやりますよっていう。
会社の中の事業部門が、
そこのデータ分析のチームにお金を渡すかどうかってまず判断をする。
だから、
分析依頼をする時にお金を払うんだ、会社の中で。
そう。
そういうことか、そういうことか。
さっきのあれだと、普通にそういう分析チームみたいな部署があって、
そこに一定の会社の中の予算が振り当てられてっていう意味かと思ってた。
ああ。
ではなくて、もう会社の中の事業部門と分析チームがあって、
事業部門が分析チームにお金を払う。
そう。
だから、お金払ったんだから、ちゃんとアウトプットは出したよ、出してよねっていう。
はい。
何だろう。
首根っこ掴まれてる状態だ。
そうそうそうそう。
分析チームが首根っこ掴まれてる状態でもあるけど、
事業部門はそこの判断をしたからには、
どうにか分析チームと一緒になって、