00:00
拒絶されて歓迎?
国内大手動画投稿サイトのニコニコを運営するドワングは
2月13日、出願していた「ゆっくり実況・ゆっくり解説・ゆっくり劇場」が
特許庁より拒絶理由通知をもらっていたことを発表しました。
これを受けて、ネットでは歓迎の声が上がりました。
と言いますのも、個人が安心してこれらのワードを使い
創作活動ができるようになって
それでは早速学んでいきましょう!
おはようございます。クリエイターの加賀です。
いつもご視聴ありがとうございます。
それでは今日のお品書き。
ドワングが提出した商標とは?
今、なぜ「防衛的出願」?
Yahooやボイシンなども「防衛的出願」です。
それでは早速こちらの記事をご紹介しましょう。
ネトラボの2月16日の記事です。
ゆっくり実況。商標出願が特許庁から拒絶。
ドワンゴ。弊社の見解と概ね一致。判断を歓迎。
ドワンゴが商標を特許庁に出願していたと
それが拒絶されたということを報告したのです。
拒絶されると何が良いのかというと
ドワンゴでさえその単語が登録されなかったわけですから
他のどんな人が申請をしたとしても
まあまあ登録されないだろうと
つまりみんなの財産になったということを
歓迎したということなんですよね。
いやーこれ本当にようやく何か決着したなあ
という感じですよね。
引用します。
2022年5月、東宝プロジェクトの
二次創作ゆっくりシリーズの派生
ゆっくり茶番劇という単語を
商標登録した騒動がありました。
ということなんですね。
はい、これいろんなワードが並びますが
一つずつ紹介していきますね。
まず東宝プロジェクトの二次創作というのは
東宝プロジェクトというゲームのプロジェクトがあって
そのキャラクターを範囲内であれば
多くの人が自由に使っていい二次創作が
ある程度許されたみんなに愛されたキャラクターがあるんですよね。
そのキャラクターたちを使って作られた動画の
一つのジャンルにゆっくりシリーズというのがあるんですよ。
ゆっくりというすごく一般的な単語から派生して
ゆっくり解説とかゆっくり実況とか
ゆっくり茶番劇とかいろんな派生バージョンがあったんですよ。
だから何でしょうね。
例えばお笑いの世界で言うと
ツッコミとかボケっていう一つの手法があると
ツッコミでも乗りツッコミとか
あとボケだったらすかしボケとか
いろんなパターンがあるじゃないですか。
それらを商標登録しようとしたやからがいたわけですね。
当時ネットではものすごく話題になって
結果としては本人が筆願を抹消したということで
03:04
一応は決着したんですけども
とはいえ商標がいとも簡単に筆願が通ってしまうということで
当時は多くの方が衝撃を受けたんですね。
それに対して捜索活動を支援する度案語としては
防衛的商標筆願ということで
このゆっくり実況ゆっくり解説ゆっくり劇場というものを
商標筆願していて
そしてそれが今回晴れて拒絶されたということですから
これでもう多くの方が筆願しても取れないようになりましたよ
ということで歓迎の声が上がったということなんですね。
商標というのは誰でもが特許庁に申請をすることができます
もちろん特許庁が認めないフレーズもあるんですけども
一方で一部の人たちがこれはものすごく一般的だなと思っている単語であっても
特許庁が判断を下して認めてしまうケースもあるんですよ
ただ特許庁も一定期間それを公示して公開して
特に異議申し立てがなければ晴れて認めるというような制度をとっているものですから
それで通っちゃったんですよね
ゆっくり茶番劇という単語がねそれで話題になったんですよ
でもTwitterのアカウントとかで自動的に公開されている商標を流すようなボットもあったりして
多くの人たちが実は目にしていたはずなんですが
まさかこんな単語を僕たちが見逃していたのかみたいなことも相まって本当に当時話題になりました
いやーでもねこんだけ多くの人が見てもね意外と見逃しちゃうもんだなって当時は思いました
異議申し立ての期間はあると言ってもやっぱりなかなかねこう見つけるのは大変なんだなと思いましたし
でもだからこそ今回ドワンゴを始めこの防衛的商標出願という動きが注目されることになったんですね
ではドワンゴ以外にもどんな企業がそういう防衛的出願をしているのかというのをご紹介していきます
まずはこちらYahoo!マーケティングソリューションの2019年の公式リリースです
「商標法改正の背景とYahoo!の商標出願の方針について」という公式リリースです
こちらにはこう書いてあります引用します
これまでYahoo!でもサービスに使用する商標につき先取りとなるような商標出願が行われている事例が多々あり
こうした問題が改善されることを期待しますが残念ながら依然として行われている状況です
これらを踏まえて先取り防止の観点から積極的に商標出願を行っています
またこれにとどまらずインターネット業界全体においても先取りがなされると影響が大きい商標についても
同様に防衛的な観点から商標出願を行っていますということなんです
06:04
特許庁も全部のジャンルに詳しいわけではないですから公開期間が設けられているということで
比較的ネット界隈ではごく一般的な単語なんだけども結構通してしまうということがあるらしいんですよね
やっぱり新聞語とか既存のメディアで使われてないとなかなか通っちゃうというのは当時よく話題になっていました
さあそのYahoo!の出願した防衛的商標出願実際見てみましょう
では特許庁一時ソースを見てみましょう
やっぱりすごいですよYahoo!株式会社で検索するとまあゴソッと出てきます
もう全部これチェックするのが大変なくらい出てきて本当にねYahoo!すごいなという感じです
例えばお手軽配送
AIアシスト予約
ゆっくり払い
持ち物リスト
スマートパネル
読み放題プレミアム
トップパネル
テキスト補足オプション
シネマビュー
オークション出品
知恵袋
振り間出品
などなどです
これらのどれが防衛的出願かというところまではさすがに私も全部調べきれなかったんですが
振り間出品ですとかオークション出品あたりはもうこれは確実に防衛的しとくかなというふうには思います
特に問題になってませんもんね
なんだかんだねYahoo!日本ではこういうことも含めてなんか立派ですよね
それから音声配信業界ではこちら
2020年12月3日のボイシー公式リリースです
株式会社ボイシーは
ボイスメディアの名称が特許庁より登録商標として正式に認可されたこと
またこの名称を当社以外の企業やメディア個人等が自由に使用していいことを発表します
彼らはこのボイスメディアという商標をオープン化します
ということで大々的にリリースを打って当時話題になっていました
ボイスメディアも普通に皆さん使っていいわけですね
そうなので何でしょうねこういう社会的貢献社会的活動ということを
多くの企業がね今している中では
防衛的商標出願もその一つになっていくのかなということを思います
そして今回ゆっくり関連の拒絶がねされたということで
こういったゆっくり関連の動画をね作っているクリエイターたちは
胸を撫で下ろしたのではないでしょうか
いやドワンゴさん素晴らしいですね
はいというわけでアフタートークです
昨日人気アニメ人気漫画のジョジョの最新作が
ウルトラジャンプという漫画雑誌でスタートしました
でですねうちの娘も非常に大好きなんですが
近所のコンビニではドキナミも売り切れていたということで
09:01
先ほどですね車を飛ばして大きな本屋さんに行ってきました
そしたらですね本当に閉店ギリギリだったんですけど
漫画雑誌があるコーナーに行って一角本当にこう雑誌が
丸々売り切れているような一角があったんですよ
で2人して顔を見合わせてあーまさかここまで来たのにって思ったんですけど
なんとその一角をちょっと曲がって奥の方に行ったら
ちゃんとウルトラジャンプが置いてあってですね
いやーなんかこれドラマでよくこういうパターンあるなと思って2人して笑っちゃいました
なんかでこう実は点々みたいな展開あるじゃないですかまさに本当あれで
このじゃあこの一角で売り切れた漫画って何だったんだろうって
2人してずっとで帰り道言ってましたこういう何気ない日常に本当感謝ですね
一日ソースをちゃんと確認するメディアクリエイターエコノミーニュースではカグアが毎日
クリエイターエコノミーに関するニュースをブックマークしていく中で心揺さべられたものをお届けしています
毎日の収録配信と週に1回の無料のニュースレター2つの媒体で情報を発信していますので
是非フォローしていただけますと励みになりますどうぞよろしくお願いします
今日はあと仕事でも重たい仕事がですねちょうど一か月したので本当に気持ち的にもほっとしています
これで来週1週間準備をして入院に向けて新規1年頑張れるなという気持ちになりました
皆さんも素敵な週末をお過ごしくださいそれではいってらっしゃい